From Seattle, WA, USA
by Alex
プロフィール
シアトル在住のAlexです。
ソフトウェアデベロッパーをやっていましたが現在は休憩中。日本にいるときには役者をやってたりしました。歌ったり踊ったり、食べたり飲んだりが大好きです。

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アリゾナ&テキサス2010: ビズビー - トゥームストーン (Day 2)
 ホテルで無料の朝食(色々あったんだけど、今日はコーンフレーク、シナモンロールとコーヒー)を食べた後、車に乗ってCVSというドラッグストアに寄って日焼け止めを購入。その後約2時間ちょっとのドライブで、ビズビー(Bisbee)という町を目指す。ここは最初は予定に入ってなかった場所なんだけど、カイロプラクターの先生にツーソンに行くってことを告げたら、ビズビーにも行くべき!と言われて急遽予定に入れた場所。ラジオでカントリーの局を見つけて、ドライブ中ずっと聴いてた。アリゾナの風景にはカントリーミュージックが似合う気がする。

 ビスビーには10時ちょっと過ぎに到着。観光案内所のすぐ横の駐車場に$5を払って車を止める。この時は知らなかったんだけど、町の奥の方には無料で駐車できる場所が山ほどあったんだよね。でもまあ知らない町でそれを探すのもなんだから、$5はそんなに高くない出費だったのかも。観光案内所では、どこを見たらいいかとか、ランチはどこで食べたらいいかとか、僕の質問に全部丁寧に答えてくれた。観光案内所の入っているビルの道を隔てた向かい側にある、Bisbee Mining & Historical Museumから見ていくことにする。

 ビスビーはその昔、銅の採掘で栄えた町。この博物館には、ビスビーの歴史や、採掘場のことなんかが詳しく展示してあった。とても小さな博物館なんだけど、昔のアイテムを効果的に展示してあって、僕も興味深く見てまわることができた。銅の採掘場で働いている人たちが、中で見つけたクリスタルみたいな石とか、銅線の束なんかをランチボックスに隠して持って出ていたなんて話は結構おかしかった。写真やビデオが禁止だったのが残念だったな。

 博物館から出た後は、その裏手にある1902年に建てられたCopper Queen Hotelに入ってみたりした。ロビーには昔からの家具をそのまま置いてあって、100年以上の歴史が感じられる場所だった。

 さて、今夜は5時半にレストランを予約してあるので、ランチは早く食べなきゃいけない。というわけで、11時に観光案内所の隣のレストランがオープンすると同時に入って、手早くハンバーガーを食べることにする。普通っぽいバーガーだったけど、結構ジューシーで美味しかったぞ。
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 お腹がふくれた後は、町をゆっくりと歩いてみる。町並みはまるで映画セットのよう。なんでも「ヨーロッパの町並み」として映画のロケが何度も行われた場所らしい。ここにはギャラリーが多くて、アート好きにはたまらない町。いくつかのギャラリーに入って、色々なアートを楽しんだりしてた。それと、ちょっと高地にある町なのかな、肌を焦がす日差しはそのままだけど、ツーソンあたりよりは随分気温が低い気がする。お陰でゆっくりと一時間くらい、町並みを歩いて楽しむことができた。
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 ガソリンが底をつきそうだったので満タンにした後、ツーソン方面にちょっと戻ってトゥームストーン(Tombstone)という町に向かう。Tombstoneとは墓石のこと。ここは西部のならず者たちが決闘なんかで数多く死んだ町らしい。映画『OK牧場の決闘』は、まさにこの町で起こった本当の話をベースにしたもの。この映画は観たことがなかったので、旅行に来る前にNetflixで急遽借りて観た。西部劇にしては面白かったな。この町に来る前に観ておいて本当によかった。観てなかったらこの町の面白さが半減していたかもしれない。
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 トゥームストーンは見所はそれほど多くない。メインの通りは4ブロックくらいで後は何もないし。でもその雰囲気はまさに西部劇そのもの。ここをワイアット・アープとかドック・ホリデーが本当に歩いていたのかと思うと、ちょっと興奮してしまう。ここでの一番の見所はOK牧場。「牧場」といっても、元の言葉は “corral(牛囲い)” なので全然小さい。一軒の家の敷地くらいの大きさの場所。ここがちょっとした博物館のような感じになっていて、ここで毎日午後2時から『OK牧場の決闘』をベースにしたショーをやってくれる。

 ショーはこの屋外の、ちゃんとベンチの客席があるような場所で行われる。100人くらいは入れるんじゃないかな。かなり列の最初の方に並んでたので、一番前に座ることができた。最初に酔っ払ったドック・ホリデーが出てきて、それから物語が進む。面白かったのが、映画の『OK牧場の決闘』とは似ても似つかぬストーリーだったこと。「実際に何が起こったか」については色々な説があって、彼らは自分たちの解釈が正しいと思っているらしい。演技はまあまあな感じだったけど、大きな音のするガンファイトは予想以上にエキサイティングだった。銃撃戦がいきなり始まったので、慌ててビデオに撮ろうとしたんだけど、結局スタートボタンを押し忘れたか何かで撮れてなかったのが残念(笑)。楽しかったけどね。
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 OK牧場を見た後は喉も渇いたので、「昔ながらの」という雰囲気の酒場に入ってビールを一気飲み。普段はビールはあまり飲まない僕なんだけど、暑くて喉が渇いたときのビールって本当に美味しいよねー! この後はまた運転するんだけど、アリゾナではアルコール血中濃度0.08%までは大丈夫。個人差もあると思うけど、僕はこのくらいでは全然平気。それに飲んですぐ出発するわけじゃなくて、しばらく町をウロウロしてたし。こういう西部劇の雰囲気、結構好きなんだよなぁ。
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 3時半過ぎにトゥームストーンを出発して、町外れにあるBoothill Graveyardという墓場を訪れる。これはトゥームストーンで死んだ人たちが埋められている場所で、例の『OK牧場での決闘』で死んだ彼らもここに眠っている。墓石には「道で殺された」とか「撃たれた」とか色々書いてある。周りの風景が素晴らしかったから、墓場の重い雰囲気があまりなかったのが印象的だった。
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 さて、この後は一気にツーソンまで約1時間半のドライブ。GPSが示す今夜のレストランの近くまで行ったんだけど、なんか駐車場らしき場所がない! えーん、どうしよう!って焦りながら周りをドライブしてたら……、あれ? ここって昨日来た場所じゃなかった? ということはここを1ブロック進むと……、やっぱり! 昨日の駐車場! 昨日と今日のレストランがこんなに近いなんて思わなかった。昨日の陽気なおじさんも僕のことを覚えててくれた。ここから今日のレストランまでは約4~5ブロック。実際にレストランまで歩いて行ったら、目の前に大きな駐車場があるじゃないですが。うーん、なんでここを見落としたかなぁ。

 今日のレストランはEl Charro。1922年にオープンした、アメリカで最も古いメキシコ料理のレストランらしい。ここもカイロプラクターの先生のオススメで決めた店。なんでも天日で乾かした肉の料理があるみたいで、それがお目当てだった。

 今は何店かツーソン近辺にあるらしいんだけど、僕はオリジナルの店に行った。そのせいか、店の中は普通の民家のような雰囲気。マルガリータと、毎週金曜日にしか出さないという伝統的なトマト・スープ、それにその天日で乾かしたビーフを裂いて玉ねぎとピーマンと一緒に調理した “The Famous Carne Seca Plate” を注文。トマト・スープは、なーんかちょっと不自然に甘い感じ? 砂糖を入れてあるんだろうな。まぁ奥行きのある味なんだけど、甘さがちょっと僕には合わない感じで、残してしまった。
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 Carne Secaは、見た目ではドライな牛肉を「摩り下ろした」感じ。そのまま食べてみたんだけど……、これ、見た目だけじゃなくて味わいもドライなんですけど(笑)。なーんかボソボソしてて、なんだろう、金属的な味がする。これをトルティーヤに乗せて、その上にサルサソースもかけてから巻いて食べると、なるほどって味になるのが救い。えー、これが伝統の味なんすか? まぁ「伝統の味」が美味しいものばかりではないってことは、パリのトゥール・ダルジャンで証明済みだったけど。でもまぁ不味いってほどじゃなかったので、トルティーヤを全部使って食べることができた。それでも結構残ってたけどね。まあいい「伝統的」経験をしたということで。
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 一日中歩き続けて汗だくなので、ホテルに帰ってシャワーを浴びてから、今夜はツーソンのカントリー・バーに出かけることにした。カウボーイ・ブーツを履いて、レッツゴー! 今夜も夕焼けに染まる町がすごくキレイだ。やっぱりアリゾナは夕日なのかな。ここのカントリー・バーは、なんかヘボいショッピングモールの一角って感じで、あまり見目はよくなかったし、客層もいまいち。ちょっと飲んだ後は、あまり長居をせずにホテルに帰ってきた。
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by alexsea | 2010-05-21 00:00 | 旅行記 | Trackback | Comments(0)
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