From Seattle, WA, USA
by Alex
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シアトル在住のAlexです。
ソフトウェアデベロッパーをやっていましたが現在は休憩中。日本にいるときには役者をやってたりしました。歌ったり踊ったり、食べたり飲んだりが大好きです。

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アリゾナ&テキサス2010: セドナ (Day 5)
 朝7時起床で8時にはホテルを出る。途中でセーフウェイに寄って、ランチ用のサンドイッチを買い込み、スターバックスでアイスラテとクロワッサンの朝食(そういえば後日チェックアウトする直前になって気がついたんだけど、ホテルでは無料の朝食が出されていたらしい)。その後は一路ベル・ロック(Bell Rock)へ!

 行き過ぎてUターンしなきゃいけなかったりしたけど、なんとかベル・ロックのすぐ南にある駐車場に到着。最初はBig Parkというトレイルをまわってみようかと思ったんだけど、歩き始めてすぐに道がわからなくなってしまい(2方向あるのにサインが出てない!)、もういいやとリタイヤ。ダイレクトにベル・ロックの方に歩いて行ってみることにする。そしたらBell Rock Trailという標識があるじゃないっすか。このトレイルは観光案内所でもらった新聞の地図には出てなかったんだけど、昨日のエアポート・メサのOverlook Pointと同じようにベル・ロックに登れるものらしい。昨日のようにケージに入った岩を目印に、登っていくことにした。
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 トレイルは途中からBell Rock TrailとUpper Bell Rock Trailに分かれていた。僕はUpperの方を選んでどんどん登っていった。途中すごく急なところを登らなきゃいけなくて、「げー、こんなところ登るのかよ。手をついて登らなきゃいけないし、下りるときは大変だろうなぁ」と迷っていると、また言葉のインスピレーション。今回は “Confidence(自信)”。本当にポンと頭に浮かぶ感じ。これがセドナのパワーだってわけじゃないと思うけど、こういうひらめきは大切にしたい。そのアドバイス通り、自信を持って急な岩肌を登っていった。結局、目印がなくなるところまで登っていって、ちょうどお隣のコートハウス・ビュート(Courthouse Butte)に近い場所に座って、しばらく景色を眺めていた。
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 うん、ここは昨日のエアポート・メサとは違った気持ちよさがある。青空と赤い岩のコントラストが本当にキレイだ。どこからか聞こえてくる鳥の声が心地よいし。持ってきた水を飲みながら、20分くらいは同じ場所でのんびりと景色を眺めてたんじゃないかな。あー、セドナに来ることができて本当によかった。

 この後はゆっくりと岩肌を下りて駐車場に向かい、今度はカセドラル・ロック(Cathedral Rock)へと車を走らせる。このときもまた途中でサインを見落として、Uターンしてこなきゃいけなかったけど(笑)。

 大きめの駐車場に車を止めて、いざカセドラル・ロックに登る。最初のうちこそなだらかな登りだったけど、その後はもう急なんてもんじゃないような場所ばかり! ガイドブックの「多少の急勾配」ってのは真っ赤な嘘で、「かなりの急勾配」ってしたほうがいいんじゃないのって感じ。とにかく両手両足を使って登らなきゃいけないような場所ばかりだったもん。岩の裂け目みたいな場所を登らなきゃいけないときには、嘘だろー??って唖然とした。普段運動していないせいか、体力も限界まで酷使した感じ。所々で休憩しながら、でもかなりの急ペースで登っていった。
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 約30~40分かけて、やっと視界の開ける場所に到着。この場所をコンスタントに吹きぬける風が汗を乾かしてくれて、最高に気持ちよかった! 12時まであとちょっとというところだったので、ここの岩の上に座ってランチタイム。ただのセーフウェイのサンドイッチだったけど、こういう場所で食べると何倍も美味しく感じた。食べてる間はその場所を独占できたから嬉しかった。景色を見ながらまた頭にポンと浮かんだ言葉は、”Acceptance(受け入れ)”。これは今までのような具体的なコンテキストで出てこなかったから、僕にとってどんな意味があるのかわからないけど、もしかするとこれからの人生でその意味がわかるときが来るのかもしれないな。
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 この気持ちのいい場所から、実はもうちょっと上に行くことができるんだけど、僕はもう上に行かなくてもいいかなって思ってたんだ。足もガクガクし始めてたし、この場所の気持ちよさが格別だったから。でも上から下りてきた人たちの話を聞くと、「絶対行くべき!」とのこと。あまり長いと体力的に無理だけど、なんか5分くらいでゴールに到着するみたいだし。それじゃ行ってみますかと、重い腰を上げた。

 ここもかなりの急勾配、しかも滑りやすくなっていて結構恐かったけど、確かに5分程度の短い道のりだった。最上部からは一本指のようにニョッキリと立った岩がすぐ横に見えるし、また別の方向の景色もキレイだった。ここではフィラデルフィアから来たという夫婦とちょっとの間話をした。奥さんの方が、「この流れていく風がエネルギーよ! 感じる?」としきりに言っていたのが印象的だった。確かにここにはコンスタントな風の流れがあって、気持ちいいことこの上ない。考えてみれば、こんな高い場所まで自力で登ったことなんて初めてじゃないかな。昨日の長いトレイルと同じく、「やり遂げた」っていう達成感で一杯だった。
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 結局この頂上エリアには合計1時間くらいいた。気持ちがいいのと同時に、これからあの道のりを下りなきゃいけないっていう恐怖もあって(笑)。んで、下りはじめると同時に問題発生。左膝を曲げると痛い…?! 登るときには全然気づかなかったけど、下りるときに左膝を曲げて体重をかけると、膝の外側から足の側面にかけて痛みが走る。げげっ、まずいなー。ここで動けなくなったら笑い話にもならないぞ。左足はピンと伸ばしたまま、右足だけを曲げるようにしてゆっくりと下りると大丈夫なことを発見。痛みは平坦な場所では起こらないみたいだし。たっぷりと時間をかけて駐車場まで下りることに成功。「行きはよいよい、帰りは恐い」みたいな感じで、かなりヒヤッとした一瞬だった。

 駐車場で、さっきのフィラデルフィアの夫婦に別れを告げ、ホテルに戻る。部屋に戻って真っ先にしたことは、バスタブにお湯をためて足のマッサージ。とにかく足の裏から、ふくらはぎから、全てが重い疲労の膜に包まれてる感じ。ゆっくりと疲れを解きほぐした後は、シャワーを浴びてからお昼寝モード。これでだいぶ体力が回復したと思う。

 今夜は6時に、セドナの最高級リゾートの一つEnchantment Resortの中にあるYavapai Restaurantを予約してある。窓際の素晴らしいテーブルからは、目の前にボイントン・キャニオン(Boynton Canyon)が広がっている。これは今まで訪れたレストランの中で、一番の景色を持つ場所かもしれない。
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 アラカルトにも美味しそうなものがたくさんあったけど、「シェフの6コーステイスティングメニュー」もかなり美味しそうだったので、サクッと頼んでしまう。夕食後は帰って寝るだけなので、各コースにワインもペアリングしてもらう。

 まず最初はアミューズとして、ムール貝のフライにポン酢ソースをかけたもの。ちょっと重そうだなと思ったんだけど、ポン酢ソースが印象を軽くしていて、ムール貝も新鮮で臭くなく、とても美味しかった。この分ならディナーも期待できそうだ。
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 最初のコースは、引用符つきの “フレンチ・オニオン・スープ”。なぜ引用符つきかというと、この料理はフレンチ・オニオン・スープを解体して、シェフの思うとおりに組み立てなおしたもの。だから見た目はフレンチ・オニオン・スープに似ても似つかない感じだけど、食べてみると「なるほど!」って感じ。これにはかなり感動。サーバーの言うことには、これはシェフの料理の中でも大ヒットのものらしい。これに合わせたワインは、Varichon & ClercのBlanc de Blancsスパークリングワイン。
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 次のコースはフォアグラに、アヒル肉のクレープ、ブルーベリーとシャンペンのソース。それとピスタチオをまとったチーズのシャーベットがついてきた。アヒル肉のクレープはちょっと重たい気がしたけど、フォアグラ自体は舌触りもよくブルーベリーの酸味のあるソースとよく合って上々。特筆すべきはこのチーズのシャーベット。チーズ自体はそんなにたくさん使ってないと思うんだけど、底にほんのりとしたチーズの美味しさを感じる。それがピスタチオの味と合わさると、…ああっ、もうって感じ。これについてきたワインはオレゴンのWillamette Valley VineyardsのRiesling。このリースリング、甘味がほとんどないんだけど、リースリング独特の風味と酸味が口いっぱいに広がる。普通フォアグラにはソーテルヌとかの甘いワインを合わせるのが常識なんだけど、今回はブルーベリーソースもワインも甘みを控えて酸味をきかせて、甘みはチーズのシャーベットからといった方向性のようだ。僕にとってはアヒル肉のクレープがちょっと余計だったけど、この味の組み合わせ、とても面白かった。
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 お次はStrawberry Grouperというハタの仲間の魚。それにタスマニアのカニ、コーン、アルグラ、チェリートマトが添えてあって、ソースはポテトとポロネギ。このコースのワインにはカリフォルニアのシャルドネが予定されてたんだけど、急遽変更でDaniel ChotardのSancerreが出てきた。シャルドネよりも、もっとソーヴィニョン・ブランに近い感じで、この料理にはとてもよかった。グローパー自身も外はパリッと中はしっとりと仕上がっていてとても美味しかったんだけど、その下のカニとアルグラを主体にした付け合わせも最高だった。ポテトとポロネギのソースはちょっと淡白な感じであまり好きじゃなかったんだけど、アルグラのゴマのようなパンチのある香りがこの料理を救ってた感じ。ソース以外は最高だった。
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 パレット・クレンザー(口直し)として、ブラッド・オレンジのシャーベット。柔らかな風味で味覚をリセットしてくれる。
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 肉のメインコースは子羊。マスタードとオリーブを表面につけてある。付け合せはリマ豆とエスカロールの「シチュー」。ソースはオーブン・ドライのトマトから。マスタードとオリーブのクラストのせいで、子羊の肉もかなりどっしりとした印象。トマトベースのソースは、言われなければトマトとは気づかないほどの軽さ。それが子羊の肉にさらなる味わいを与えていて最高。リマ豆とエスカロールの「シチュー」は、それだけで料理の一品になってしまいそうな雰囲気。家庭料理!って感じの味だった。アルゼンチンのワイン、Paul Hobbsの “Felino” Malbecがすごくよく合った。
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 にこやかなHermanというサーバーはすごくプロフェッショナルで、このリゾートのことや景色のことなんかを色々と教えてくれた。トレイルのことを質問したら、それに詳しいスタッフを呼んできてくれて地図を見せながら説明してくれたりとか。やっぱり最高級リゾートのサービスってのは半端じゃない。

 料理の合間にはすぐ外のパティオに出てボイントン・キャニオンの風景を楽しむことができた。傾いていく太陽によって刻々と変わっていく風景は最高にキレイだった。一人でもこんなに退屈しない食事は初めてかも。
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 チーズのコースはフランスのブルーチーズとイタリアのチーズ。これにはワインがついてこなかったのが残念だったけど、どちらも美味しいチーズでペロッとたいらげてしまった。
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 デザートはパッションフルーツのクレム・ブリュレと、チェリー・ビスケットの上にホワイト・チョコレートのムースが乗ったもの。個人的にホワイト・チョコレートがあまり好きじゃないので、出てきたときには「げっ」とか思ったけど、食べてみてビックリ。このムース、ほとんど甘くない! すごく控え目な甘さで、いくらでも食べられてしまう。アメリカって高級なレストランでも、口が曲がるような甘さのデザートを出すところが多いので、これには本当に驚いた。クレム・ブリュレもパッションフルーツの酸味が感じられてとても美味しかったし。素晴らしいディナーを締めくくる、最高のデザートだった。
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 いやー、本当に心から楽しめた。このリゾートに泊まるとなると最低でも一晩$300はかかるけど、ここは食事だけでも素晴らしい場所。普通景色がいいレストランは味の方がイマイチなことが多いんだけど、このリゾートの全てに妥協しない姿勢に感服した。またセドナに来るときには、絶対に来たい場所だ。

 幸せに全身を包まれたまま、かなり暗い道をゆっくりと運転してホテルに帰り、幸せな眠りについた。
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by alexsea | 2010-05-24 00:00 | 旅行記 | Trackback | Comments(0)
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