From Seattle, WA, USA
by Alex
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シアトル在住のAlexです。
ソフトウェアデベロッパーをやっていましたが現在は休憩中。日本にいるときには役者をやってたりしました。歌ったり踊ったり、食べたり飲んだりが大好きです。

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メキシコシティ2010: 市内観光 (Day 5)
 今日はメキシコシティ内部の観光の日。昨日と同じガイドのLucianoとVictorが一緒にまわる。まずはチャプルテペック公園から。大きな顔のトラロック噴水は、雨の神を模したもの。17年前に来たときには正面からしか見ることができなかったんだけど、今回は裏にまわってみてビックリ。裏にも顔があるじゃないですか! 今回は工事中で水は入っていなかったんだけど、裏の顔の存在とか、実はこれがフリーダ・カーロの旦那さんだったディエゴ・リベラが作ったものだったとかを知ることができてよかった。

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トラロック噴水はすごい迫力

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裏にも顔があった!

 お次はオルメカ文明の水の神を想像で芸術家たちが造ったもの。様々な顔があって面白い。この前でみんなで記念撮影。

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雨の神の前で記念撮影

 国立人類学博物館は、今回はスケジュールがぎちぎちだったので、アステカ文明の部屋しか見ることができなくて残念。でもチャック・モールにコアトリクエ像、それに太陽の石は、みんなに感嘆の溜息を起こさせるほどの迫力だった。17年前に来たときにも感動したコアトリクエ像。これは何度見ても、何かしら不安に似た不思議な気持ちを胸に起こさせる像。

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入り口の噴水は、巨大な一本柱で天井を支えている

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コアトリクエ像。怖いよ

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太陽の石は、アステカ時代のカレンダー

 次はチャプルテペック公園でボラドーレスを見た後、チャプルテペック城へと向かう。中は国立歴史博物館になっていて、昔の調度品が並べられている。あまり歴史に興味のない僕は、ここから見える素晴らしいメキシコシティの景色の他にはあまり感動するものはなかった。城の下から真っ直ぐに伸びるレフォルマ通りと、その途中に見える独立記念塔。今は周りに高層ビルが並んでいるけど、昔はどんな景色だったんだろうか。

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ボラドーレス

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チャプルテペック城

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真っ直ぐに伸びるレフォルマ通り。遠くに独立記念塔が見える

 この後はバンに乗り込み、ソカロ近くへと向かう。人ごみをかきわけながらみんなで歩いて、青い「タイルの家」の中にあるSanbornsというレストランに到着。ここでランチなのだ。昨日ほど遅くはないけど、ここに着いた時点でもう2時過ぎ。ランチを食べ始めたのは3時過ぎになってしまった。やっぱりこのくらい遅い昼食って、メキシコでは普通のことなのかなぁ。今日も8時にディナーの予約が入っているので、お腹具合が心配だった。

 タイルの家の中は、やはり地盤沈下のためか妙に歪んでいるようで、床もところによってはかなり坂道になっている場所もある。一階にも二階にもダイニングルームがあるんだけど、僕らは人のあまりいない二階のバーの横のテーブルで食べることになった。僕はスイス・エンチラーダなるものを注文。これはエンチラーダにチーズクリームソースがたっぷりとかかっているもので、最初は「げ、重そう」とか思ったんだけど、チーズクリームソースが思いのほか軽い感じだったので、結構パクパクと食べられてしまった。でもあと5時間でディナーなので、半分くらいは残さなきゃいけなかったけど。

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どこか歪んでいる建物

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スイス・エンチラーダ

 お腹がいっぱいになった後は疲れも出てきて眠たくもなってた。でもまだ観光のスケジュールが残ってるので、みんな結構嫌々歩いている感じだった。最初に入ったのは、土曜日に外観だけ見た、タイルの家の前の教会。外から見るとかなり古ぼけた教会なんだけど、内部は思いのほか豪華だった。でも考えてみると、こういう歴史的な場所の教会ってみんなこんな感じなのかもね。

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古ぼけた教会でも中は豪華絢爛

 土曜日にも通った道をソカロへと向かう。この前に比べれば人ごみは少ないけど、やっぱりソカロの周りだからなのかかなりの人が行き来していた。ソカロには相変わらずサッカーのイベント会場が鎮座している。メキシコは負けてしまったんだけど、これはワールドカップが終わるまでここにあるのかな。

 残念だったのが、今年の9月にあるメキシコ200年記念イベントのためか、国立宮殿が工事中で入れなかったこと。17年前に来たときに、ここの内部にある壁画に感動したのを覚えてる。今ではその壁画がディエゴ・リベラの手によるものだと知っていたので、もう一度見てみたい気持ちでいっぱいだったのになぁ。

 ソカロには、200年記念カウントダウンのディスプレイも設置されていた。9月にはかなり大きなイベントになるんだろうな。

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メキシコ独立200年記念カウントダウン

 ソカロのカテドラルの裏にあるのが、テンプロ・マヨールと呼ばれるアステカ時代の中央神殿跡。アステカ時代にはソカロの辺りは湖に浮かぶ島で、その中心に神殿が建っていて、そこで生贄などの様々な祭事が行われていたらしい。今回はテンプロ・マヨールの内部に入る時間はなかったのが残念。こういう遺跡的な場所は僕は大好きなのに。

 お次はこのソカロの目玉ともいえる、メトロポリタン・カテドラル。17年前に来たときには、ここは鉄パイプで天井が崩れてこないような仕組みがなされていたんだけど、今回は何もなかった! ちゃんと床や柱を補強するとかして、支えがなくても大丈夫になったのかな。不必要なものが何もないカテドラルの中は、とても大きく荘厳に見えた。

 思うんだけど、大きな教会って、信仰心の拠り所というだけじゃなくて、素晴らしく大きな美術品だよね。もちろん神聖な空気は感じるけど、教会の中の美術品からくる感動も大きい感じ。窓から差し込んだ日の光が絵画や彫刻の一部を照らし出していて、何か教会が僕にメッセージを送っているような気になってしまった。

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まるで「ここを見ろ」と言っているかのような太陽光

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この彫刻にもメッセージが?

 教会の天井からは大きな振り子がぶら下がっていて、教会の傾き具合を記録できるようになっているみたい。なるほど、ちょっとでも教会が傾くと、振り子の先も動くよね。ということは今でもやっぱりまだ地盤沈下は収まっていないのかな。

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大きな振り子の下には、どれだけ傾いたかを示す記録が

 この後はみんなでバンに戻り、ホテルへと帰る。一日中フル観光だったからクタクタだけど、今日はまた別行動でレストランの予約が入っているから、あまり休んでもいられない。ちょっとだけベッドに横になった後はシャワーを浴びて、タクシーで今日のレストランBiko(ビコ)へと向かう。

 Bikoは昨日と同じくポランコ地区にあるスペイン系のレストラン。英国の “Restaurant” というレストラン雑誌で、今年の『世界のトップ50レストラン』に46位にメキシコとしては初登場して、かなり脚光を浴びているレストランらしい。Bikoの入り口はまるで美術館か博物館のよう。壁に二人のシェフの写真が展示してあったり、料理に対するコンセプトが壁にびっちりと書いてある。ここからエレベーターを使ってレストランへと上がる。

 Bikoのインテリアはモダンそのもの。昨日のレストランもモダンだったけど、Pujolの方がもっと落ち着いてる感じ。Bikoはもう少し明るく、シックな印象を受けた。まずはもちろん、テキーラとサングリータで喉を潤す。ここにも7コースメニューがあったので、それを飲み物のペアリングと一緒に頼むことにする。

 最初にアミューズとして出てきたのは、コロッケ、白身魚のフライ、それに豆のスープ。コロッケと白身魚のフライはすごく美味しかったけど、どちらもちょっと脂っぽくて、アミューズとしては重たい気がした。豆のスープは爽やかでとても美味しかった。

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アミューズの三種

 最初のコースは、フォアグラのパテを丸くしたものに、砕いたピスタチオをまぶしてある。左側の赤いのは何かのフルーツをゼリー状にしたもの。真ん中の白いつぶつぶは、触ると崩れて粉になる。何かのスパイスを混ぜたような感じかな。フォアグラはネットリと舌にまとわりつくような感じで、とても味わい深い。それとピスタチオのコリコリが口の中で対比をなしていて、とても面白い。この左側のゼリーは本当に儚い柔らかさで、触るとフルフルとふるえる。味的にはほんの少し酸味を感じるくらいで、甘みは感じない。なんなんだろうな、これ。フォアグラと一緒に食べると、ほんの少し重さを軽減する働きがあるみたい。ワインはスペインのMoscatel de la Marina。甘すぎないマスカットの味と香りが、フォアグラのバターのような美味しさとよくマッチしてた。

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ピスタチオに包まれたフォアグラ

 お次はカラマリのような小さなイカ。その胴体の中に玉ねぎをネットリと甘く調理したものが入ってる。右側のキューブはポテトのような感じだけど、ちょっと違うな。何かの根っ子? イカを口に含むと、まるで日本風な甘辛い味付けのイカの中から甘い玉ねぎが飛び出してきて、それにイカ墨の香りが加わって、口の中に素晴らしいハーモニーが流れる。ワインはチリのCasas del Bosque Reserva。あまり印象に残らなかったけど、可もなく不可もなくといった感じだったんだろう。

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イカの中には甘い玉ねぎが

 次はマッシュルームとケサディアのクリームスープ。マッシュルームのちょっと郷愁を呼ぶ香りが、このスープを非凡なものにしている。それとこの上にうっすらとかかってるオイルかな。とても美味しいスープだったことは覚えてるんだけど、あまり印象に残っていないのはなぜだろう? ワインはフランスのParteaguas。

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マッシュルームとケサディアのクリームスープ

 魚のコースはマグロの外側だけを焼いたもの。このままでもちゃんと味はついているので美味しいんだけど、真ん中の薄緑色の粉をつけて食べると、その味わいが一層深まるみたい。この粉の正体はマルトデキストリン(maltodextrin)と呼ばれるものにミントを混ぜたもの。マルトデキストリン自体、僕には全く知識がなくて、ネットで調べたらなんか糖のちょっと違う形みたいな? 口に入れると、すぐにサラッと溶けて密かな甘みが舌に残る。それにミントの香りがちょっとだけ加わってる。なんでこれがマグロの味を高めるのかわからないけど、このフワッと溶ける感触とミントの香りが、マグロの味を少し軽くしているんだろう。とても美味しかったんだけど、なんだか化学実験でもしてるかのような気になってしまった。どうもここの料理はそういうハイテクな感覚みたいだな。ワインはスペインのリオハ、Muga Rosado。

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魚のコースはマグロ

 肉のメインコースはウズラ肉。その上にネトッとしたゼラチン状のシートが被さっている。ゼラチン状のシートはちょっと酸味があって、なんか柑橘系のフルーツを使ってるみたいだな。それとウズラの肉を一緒に食べると、やっぱりその分軽く感じるみたいだ。ペアリングされたワインはスペインのリオハSierra Cantabria Cosecha。相性はとてもよかったことを記憶している。うーん、ここの料理、どの皿も文句のつけようがないくらい美味しいし、化学実験的な組み合わせも楽しいんだけど、なーんか感動しないんだよなぁ。心の底から「美味しいっ!」って叫んで全身で踊りたくなるような、あんな至福の一瞬が感じられなかった。たぶん感性の違いなんだろうけど、僕にとっては昨日のPujolの方がよかったかなぁ。

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肉のコースはウズラ

 デザートはバナナのケーキのようなキューブの上に、黄金色のシートが乗っている。このシート、どうやら米で作ったみたいだな。それにバーナーで金色をつけたんだろう。これもバナナの優しい甘い味がしてとても美味しかったんだけど、どうも感動しなかった。あまりに食材をいじりすぎて何がなんだかわからなくしてしまってるからなのかな。美味しくて綺麗なデザートだってことは認めるけど、なんか「妙」って感覚は否めない。ペアリングはポルトガルのポートワインBurmester Jockey Club Reserva。キャラメルのような香りがデザートのバナナの味とよく合って、デザート自身の印象を変えるだけの力があった。

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金色に光るデザート

 最後はプチ・フール。プラスチックに包まれているようなものはチョコレート・トリュフで、この透明な袋ごと全部食べられた。最後まで「これって何で作ってるんだろう??」っていう疑問を絶えさせない場所だった。

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プチ・フール

 んー。美味しいレストランだったけど、残念ながら僕には少しだけ合わなかった気がする。Pujolも「どうしてこの味になっちゃうの??」って驚きはあったけど、ダイレクトに心で味を感じることができた。Bikoの料理はなぜかその前にワンクッション入る感じなんだよな。どうしてなんだろう? まぁ感性の違いっていっちゃそれまでなんだけど、どういう料理で「世界のレストラントップ50」に入ったのか興味があるな。あ、でも誤解しないでください。すごく美味しいレストランだったってことは間違いありませんから。

 この日もどこにも外出せずに、ホテルに帰ったらすぐにベッドに入った。他の人たちはディナーから帰ってきた後、10人くらいでまたバーに繰り出したらしい。いやはや、エネルギッシュなおぢさん達だ。
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by alexsea | 2010-06-29 00:00 | 旅行記 | Trackback | Comments(0)
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