From Seattle, WA, USA
by Alex
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シアトル在住のAlexです。
ソフトウェアデベロッパーをやっていましたが現在は休憩中。日本にいるときには役者をやってたりしました。歌ったり踊ったり、食べたり飲んだりが大好きです。

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メキシコシティ2010: コヨアカン (Day 6)

 メキシコシティで一日フルに使える最後の日。この日はコヨアカン地区をまわることになっていた。コヨアカン(Coyoacan)とは、「コヨーテのいる地」といったような意味らしい。昔はこの辺にたくさんコヨーテがいたんだろうか。

 この地域で一番有名なのは、女流画家フリーダ・カーロの美術館。ここに来るとわかっていたので、メキシコシティに来る前に映画『フリーダ』と、フリーダ・カーロに関するドキュメンタリーのDVDをNetflixで借りて観ておいた。これは観ておいて大正解だったと思う。フリーダ・カーロのことを知っていたからこそ、コヨアカンを10倍楽しめたもの。

 前夜、みんなかなり遅くまで騒いでいたらしく、今日の出発は12時。僕もゆっくりと眠れてよかった。ランチが近いとわかっていたから、ホテルでの朝食は食べなかった。

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センテナリオ公園の中にあるコヨーテの噴水

 コヨアカンについてすぐに、センテナリオ公園のすぐ脇にあるAve Mariaというレストランに入り、公園側の屋外席に座る。ここで僕はパスタを注文。だけどBenとFredはみんなのために、ある特別なものを二品、アペタイザーとして頼んでいた。何だと思う?

 一つはマゲイのサボテンにつく芋虫。もう一つは蟻の卵。

 どっひゃーー!!って感じ。旅程に「揚げたコオロギを食べるからデンタル・フロスは忘れないで」なんて書いてあったんだけど、昆虫の形をしているものは絶対に食べないぞ!って僕は誓ってた。でも出てきた芋虫と蟻の卵を見てみると、そんなに気持ち悪くなさそげ? 芋虫はオーストラリアでも食べるらしいし、レストランではスープにするなんて話も聞いたことがある。メキシコに来る前にネットで旅行記を調べてたら、ある人の旅行記に蟻の卵がすごく美味しかったなんてことも書いてあったし。いざ食べ物を目の前にすると、なんだか不快感が薄れてきて、これだったらトライできるかなって気にもなってきた。

 というわけで、いざ。一緒についてきた薄切りのポテトに炒めた芋虫をくるんで、口の中にレッツゴー! んー…、なんかポテトの味しかしないんすけど(笑)。ちょっと芋虫だけを食べるってのには抵抗があったし。まぁ一応、僕も芋虫を食べたということで! サンフランシスコから来たBobは果敢にも芋虫だけを挑戦してたけど、口に入れた瞬間に雷に打たれたようなリアクションをして、即座に皿に投げ出した。彼は芋虫はカリカリに調理されてるものだと思ってたけど、「グチャッてした~!!」とのこと。これには全員大爆笑だった。

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芋虫はポテトと一緒に供された

 さて、蟻の卵。こちらはBenの勧めるように、トルティーヤにスプーン一杯くらいの蟻の卵をくるんで、口の中にレッツゴー!卵自体は固くなくて、「弾ける」感覚もない。あ、今度は味がする! なんかね、上品なクリーミーな味で、微かな甘みも感じるかな。これは僕も美味しいと思った。意外な発見だなぁ。挑戦してみてよかった! やっぱりトルティーヤの味が余分に感じたけど、これもダイレクトに蟻の卵だけ食べる気にはちょっとなれなかった。芋虫と蟻の卵は食べられたとはいえ、やっぱり揚げたコオロギは絶対に食べられないと思う。虫の形を留めているものは、たぶんどんなに頑張ってもダメ(笑)。

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蟻の卵

 デミグラスソースで調理したようなペンネ・パスタを食べている途中で、雨がポツポツ降ってきた。僕たちのテーブルの上には一応傘があるけど、端の人は濡れちゃうということで、もっとガードされた別のテーブルに移動。…すると、いきなりザンザン降りに! 公園のベンチでくつろいでいた人たちも、みんなどこかに避難したみたいだし。いきなりのスコールに一同ビックリしてた。でも15~20分もすると雨も上がったけどね。やっぱりメキシコシティの雨季ってこんな感じなのかな。

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これは「ノーマル」なペネ・パスタ。ビーフが入ってる

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突然のスコール

 さて、挑戦的なランチを終えた後は、公園のすぐ前にあるサンフアン・バウティスタ教会へ。ここはそんなに煌びやかというわけではないんだけど、今までのメキシコシティのどこの教会よりも厳かな印象を受けた。こういう場所にいると、背筋を伸ばされる気分になる。

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サンフアン・バウティスタ教会

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どこよりも厳かで神聖な印象を受けた

 その後はみんなで歩いてフリーダ・カーロ博物館へ。ここはフリーダ・カーロが生まれ、息を引き取った家。「青い家」という愛称の通り、外壁は全て青に塗られていて気持ちいい。博物館内には、フリーダ・カーロのアトリエや、若い頃の事故の後遺症で、晩年あまり動けなくなってから体にはめていたコルセットやベッドなどがあって、フリーダ・カーロをとても身近に感じることができた。建物の中は撮影禁止だったのが残念。でも外の庭園はOKだったので、フリーダが歩いたであろう庭園をたくさん写真に収めてきた。特別展示で、フリーダと彼女の父が撮った写真展もあって、とても楽しめた。中でもフリーダの成長を追った4枚くらいの写真がすごく印象に残った。

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青い壁のフリーダ・カーロ博物館

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フリーダもここで遊んでたのかな

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こんな風な置物がたくさん

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フリーダ・カーロを身近に感じられる博物館だった

 フリーダ・カーロ博物館の後は、フリーダと夫のディエゴ・リベラが一時かくまっていたレオン・トロツキーの博物館。彼の歴史的なことは全く知らなかったんだけど、フリーダと一時情事関係にあったことだけは映画から知っていた。でもフリーダって、ディエゴ・リベラといい、レオン・トロツキーといい、ブ男専門だったのかなぁ(笑)。

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レオン・トロツキー

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彼は常に狙われていた。壁には銃弾の跡が

 さて、長い観光もこれで終わり。今夜はメキシコシティ最後の夜。みんなでどこかに食べに出ようということになってたんだけど、まずはアップグレードされたCaseyの部屋でみんなで飲もうということに。彼の部屋は最初は窓もなくひどい場所で、文句を言ったらバルコニー付きの部屋に変えてくれたんだそう。僕は屋上のバーで寿司ロール(スパイシー・ツナと、こないだ食べて美味しかったハマチ)を注文して、部屋に届けてもらうことにした。

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学生時代に戻ったかのような飲み会

 いやはや、さすがアップグレードされた部屋はすごかった! そんなに広いわけじゃないんだけど、バルコニーはゆったりとしていてリラックスできる広さだし、バスタブからも外が見えるようになってるし。さっそくみんなでビールやテキーラやウォッカを飲みまくり。僕も上のバーから頼んだマティーニを二杯飲んだ上にテキーラをぐいぐい飲んでたので、かなり酔っぱらってしまった。みんな酔っぱらってたんで、じゃあもう今日はディナーに出ないで、ここにルームサービスで食事を届けてもらうことになる。タコスやケサディアや色々あったんだけど、食事は一瞬でなくなってしまった。結局6時くらいから夜中の1時過ぎまで、その部屋でみんなで騒いでた。こういうノリって高校や大学のときみたいで、すごく楽しかった!

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Francはかなり出来上がっちゃってます

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ルームサービスで頼んだ食べ物も、テキーラの瓶も、全てカラに

 かなりフラフラになって部屋に戻り、ベッドに倒れこむようにして眠りについた。
by alexsea | 2010-06-30 00:00 | 旅行記 | Comments(0)
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