From Seattle, WA, USA
by Alex プロフィール
シアトル在住のAlexです。
ソフトウェアデベロッパーをやっていましたが現在は休憩中。日本にいるときには役者をやってたりしました。歌ったり踊ったり、食べたり飲んだりが大好きです。 ● 詳しいプロフィール ● 旅行記メニュー (個人的に連絡を取りたい方は、メールアドレスの入ったメッセージを非公開コメントとして残していただけると嬉しいです) カテゴリ
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世界一周2011: 素晴らしい歌声と旅の出会い (レーゲンスブルク2)
今日はそんなに予定が入ってないから、昨日は目覚ましはかけずに寝た。起きたら8時近かった。よく寝たもんだ。ホテルで朝ごはんを食べた後は、まずドナウ河にご挨拶しようかと思ったんだけど、何かに導かれるように大聖堂の中に。
と、ミサをやってるじゃないですか! それにDomspatzen(大聖堂のツバメ)という名前の合唱団も出てる! 日曜日のミサにはこの合唱団が歌うとガイドブックに書いてあったので、あー今回は日曜じゃないから見れなくて残念だなーとか思ってたんだけど、まさか見ることができるとは! たぶんイースター(復活祭)のイベントの一環なんだろう。男の子だけの合唱団だと思ってたんだけど、大人の男性もいるんだね。年齢を問わない男声合唱団って感じ。彼らはミサの途中で5曲ほど歌った。 もう、なんていうか、感動の一言。聖なる音が大聖堂の中に反響して、単なる音じゃなくなる。キラキラした光の粒子を含んだ優しい風が吹き抜ける感じ。その風が体を通り抜けるときに、心や体の中にある汚いものや悪いものを、全部優しく取り除いてくれる感じ。体の中の琴線が同調して震えだして、内側から光で満たされる感じ。自然と涙が溢れ出てしまった。すごい体験をしたと思った。心が洗われるってこんな感じなんだろうと思った。 心から幸せになった後は、大聖堂の裏にあるPorta Praetoriaという場所へ。ここは僕の日本語ガイドブックには書いてなかったんだけど、レーゲンスブルクの中で一番古い建造物らしい。ローマ時代のものとか? その後はドナウ河へ。本当はヴァルハラ神殿に行きたかったんだけど、そのクルーズは土日しか運行していないらしい。仕方がないので、Strudelrundfarhrtという遊覧船に乗り込むことにした。11時出発の船は、まずドナウ河を上流にちょっと遡ってからUターン、そして下流に向かってしばらく進んでからレーゲン河に入る。所々でポイントを説明してくれるアナウンスが流される。45分間の船旅だった。ドナウ河のクルーズはブダペストのナイトクルーズに続いて二度目だけど、素晴らしい天気のせいもあって、最高に楽しめた。 クルーズの後は、石橋を渡って向こう岸をちょっと探索してみることにする。レーゲンスブルクの旧市街よりももっと整然とした感じで、道の向こうに見える3本の塔を持つ教会が印象的だった。 さて、お昼の時間なので、またHistorische Wurstkücheに向かいましょうか。レーゲンスブルクにはここのソーセージが食べたくて来たようなものだから、思いきり楽しまなきゃ。席に着いて昨日のようにソーセージ6本とビールを楽しんでいると、真ん前に男の人が座ってきた。彼の名前はMaximo。ペルー人でドイツに来て6年ほど。機械のエンジニアの仕事をしていて、今は休暇を取ってドイツをあちこち一人で旅行してるんだそうな。僕は自分からはなかなか話しかけられないシャイな性格なんだけど、彼がとてもにこやかに話しかけてくれたもんだから、食事の間中話し込んでしまった。人生に対してすごくポジティブなアウトルックを持った人で、話していてすごく共感してしまうようなことばかり。たぶん彼の方が少し年下なんじゃないかな。でもなんだか教えられるようなことばかりで、この出会いに心から感謝してしまった。こういう出会いを経験すると、心が拡がる思いがする。 Maximoと別れた後は、レーゲンスブルクの街の探索にでかける。聖エメラム教会は観光客があまりいないせいかすごく重鎮な感じがした。トゥルン・ウント・タクシス城はガイドツアーでしか入ることができないらしく、ちょうどその時間を逃してしまったので今回は入らなかった。まぁ縁がなかったということで。その後はハイトプラッツという、ヨーロッパでも珍しい三角形の形をした広場を通ったりして、大聖堂の近くまで帰ってきた。 大聖堂の近くをよく見てみると、復活祭のミサのことが書いてあるじゃないですか。今日はこの後午後3時からもミサがあるらしい! 今朝のあの素晴らしい歌声が聴けるなら!とミサに参加したんだけど、結局今回は3人の男声合唱+コーラスが30分以上続いて、その後は司教(?)の説教が20分ほど続いた。 3人合唱はグレゴリオ聖歌みたいなもので、かなり延々と続いたものだから飽きてしまった。しかもその後は言葉がわからないお説教。この間でかなりの脱落者がいたみたいだった。僕も司教の説教が終わったすぐ後に大聖堂を後にした。やっぱり今朝のあの体験は、何物にも変えがたい。 大聖堂の中でちょっと寒くなった後は、ホテルの前にある大聖堂が見えるバーに座ってのんびりすることにした。こういう、何物にも縛られない時間って結構いいもんだ。 その後はホテルの部屋で一休み。夕食はL’Osteriaというイタリアンレストランに食べに行った。ここはやっぱり口コミサイトで見つけた場所なんだけど、市庁舎を見に行ったときに満杯のレストランがあって、そこがL’Osteriaだったと後で知ったんだ。市庁舎の時計が見える外に座って、ワインを半リットルとスパゲティ・ミートソースを注文。不味くはなかったけど、感動するってほどでもなかったな。スッキリとした味わいはなく、なんとなく濁った感じだった。でも若者で溢れている場所で、かなり人気があるみたいだった。 最後の夜だということで、ちょっとバーにも行ってみましょうか。近くのバーに入ったんだけど、なんかシーンとしてる。バーテンが言うことには、今日は復活祭の前なので、ババリア地方では夜中の12時までは音楽を鳴らしてはいけないという決まりがあるらしい。まぁ個人的に音楽はどうでもいいんだけど、復活祭って嬉しい楽しい系の祭日じゃなかったっけ?? 他に二人くらいしかいないシーンとしたバーで、ビールを一杯だけ飲んで帰ってきた。 そっか、思いのほか復活祭ってのはスケジュールに影響を与えるものなんだな。明日行くザルツブルクでは、それが足かせにならないことを祈りたい。
by alexsea
| 2011-04-22 00:00
| 旅行記
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Comments(2)
Commented
by
amy
at 2011-04-24 03:19
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いいなぁ、レーゲンスブルグ。
一度行ってみたいといつも思って増すがなかなかチャンスがないです。 絶対そのソーセージ屋、行きますっ。 あ・・・バイエルン州は国内一のコンサバ系カトリック州ですから宗教的行事が重なるとアウトです。 特に金曜は州をあげてキリストの喪に服してたと思いますよ。 ところでAlexさん、Apfelsaftそんなに美味しかったです??? それなら次回は是非秋口に絞りたてのApfelmostって言うの試しにいらしてください。 10倍は美味しいこと、保障します♪ 加熱してない圧縮絞りのジュースなんですけど露天で冷たいのか温かいの選べます。 しかも瓶に入れて放置しておくと勝手にりんご酒に変身して2度美味しいです。 酵母が入って少し濁った様な白ワインも同じ時期に飲めますし、秋は来時ですよぉぉ~。 花粉飛んでないし。。。
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by
alexsea at 2011-04-27 23:04
>amyさん
レーゲンスブルク、よかったですよー。都会的な楽しみ方も、田舎的な楽しみ方も、両方できる街だと思いました。Apfelmost! それはいつか絶対に試してみなければ!! 勝手にりんご酒に変身って…(笑)。でも僕はシードル大好きだったからなぁ。花粉が飛んでないってのは天国ですね。いまだに結構苦しんでます(泣)。
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