From Seattle, WA, USA
by Alex
プロフィール
シアトル在住のAlexです。
ソフトウェアデベロッパーをやっていましたが現在は休憩中。日本にいるときには役者をやってたりしました。歌ったり踊ったり、食べたり飲んだりが大好きです。

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世界一周2011: 「きよしこの夜」の生まれた場所 (オーベルンドルフ/ザルツブルク3)
この日は予定ではハルシュタットに行く予定だった。高い山と綺麗な湖があって、すごくいいという話を聞いていたから。でも、なーんか片道2時間もかけて行きたい気分じゃない。やっぱり結構疲れてたのかな。切符を買って、途中で乗り換えて、向こうでは塩鉱に行って、とか考えてるとゲンナリしてしまう。そのかわりガイドブックに書いてあった、もっと近くのオーベルンドルフという町にサイドトリップに行くことにした。

オーベルンドルフは「きよしこの夜」の歌が生まれた場所らしい。クリスマス間近にオルガンが壊れてしまったので、神父が作った詩に小学校の先生が曲をつけ、それをギターで歌ったらしい。本来ならばこの一回で忘れ去られるはずの歌が、春にオルガン修理にやってきた人によって他の地方に伝えられて、それからドイツ各地に広がっていったという話。シアトルで僕が歌うコーラスでも、ホリデーコンサートでは「きよしこの夜」を必ず手話つきで歌うので、僕にとってもとても愛着がある歌だった。

オーベルンドルフは、ザルツブルクからLokalbahnhofというローカル線に乗って約25分の場所。切符をどこで買うのかわからなかったんだけど、電車の中で買えるんだね。たった二両の小さなローカル線は、バスのように自分の降りたい場所でボタンを押して止めてもらう。オーベルンドルフに着くまでに見えた、緑の大地に黄色のたんぽぽが一面に咲いている風景が忘れられない。

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こんな風景、いいよねー

さて、オーベルンドルフに着いたものの、どっちに行ったらいいのかさっぱりわからない。どこにもサインは出てないし(帰る頃になって小さなサインがあったことに気がついた)、周りには人もいない。どうしようと思って歩き回っていたら、80歳くらいのおじいちゃんが歩いてきた。地元の人っぽかったので、「”Stille Nacht”のチャペルに行きたい」とガイドブックを見せながらなんとか聞くと、満面の笑顔で僕の腕を引っ張って、案内してくれるみたいな雰囲気。すごくフレンドリーなおじいさんで、自分はセルビアから来たんだとか、胸の手術を二回してるとか(手術跡も見せてくれた)、彼は英語を話せないし僕はドイツ語は話せないから、ほとんど単語の繋ぎ合わせで会話をしながら、ゆっくりと二人で歩いていった。あぁこういう旅の出会い、本当にいい。特におじいちゃんの人のいい笑顔を見ると、やっぱり人間ってこうじゃなくちゃいけないよなって気になる。自分は他の人を、こういう気持ちにさせてあげられているんだろうか? 半分くらいの道のりを一緒に歩いてくれた後、「ここをずっと歩いていって、ピザ屋のところを左に曲がればすぐだよ」と教えてくれて、そこで暖かい握手をして別れた。あのおじいちゃんに、幸ありますように。

チャペルはそこから本当にすぐ、5分くらいしかかからなかった。小さな丘の上に、かわいい礼拝堂が建てられていた。ここにあった教会は以前洪水で流されてしまったらしく、この礼拝堂は後に建てられたものらしい。中は10人も入ったら一杯になってしまいそうなくらい小さい。作曲した教師と作詞した神父の姿がステンドグラスになっていて、本当に「かわいい」という言葉がピッタリの場所だった。

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「きよしこの夜」礼拝堂

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これは作曲者のステンドグラス

礼拝堂のすぐ近くには、「きよしこの夜」博物館を兼ねたギフトショップがあった。博物館といっても、単に民家の中に展示物を並べただけのような場所。僕一人だったから、ゆっくりと見ることができた。各国語バージョンの「きよしこの夜」も、ヘッドセットで聴くことができる。オリジナルの楽譜も見ることができてちょっと感動。他はあまり「きよしこの夜」には関係のなさそうな展示ばかりだったけど、本当に可愛らしい博物館だった。博物館を出てからは、礼拝堂の真ん前のカフェでコーヒーを飲みながら、すごくいい雰囲気をのんびりと楽しんだ。

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オリジナルの楽譜

ローカル線でザルツブルクに戻った後、駅の近くの道を歩いている途中で、中華料理屋に目が行ってしまった。そういえばもうすぐ12時だし、そろそろお腹も空いてきた。チャーハンが食べたい!というわけで、吸い込まれるように入ってチャーハンとビールを頼んでしまった。チャーハンは単にまあまあって感じのクオリティだったけど、チャーハン熱を抑えることができてよかったかな。

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まあまあだったけど僕が食べたいチャーハンとはちょっと……

この後はホテルに一度戻ってもっと涼しい服に着替えた後、カプツィーナーベルクという丘の方に向かってみることにする。途中でハッと気がついた。そういえばメンヒスベルクの方にまだ行ってない! メンヒスベルクとはホーエンザルツブルク城塞の向かい側にある岩山のことで、ここにはエレベーターで上がれるらしい。んで、ここの上の階段は『サウンド・オブ・ミュージック』で、マリアと子供たちが「ドレミの歌」を練習していた場所でもある。思い出してよかった。そっちに行ってみよう!

僕のザルツブルクカードは今日の午後2時半まで有効だったので、それでエレベーターを使うことができた。このエレベーターの中には僕の他に二人。ここで日本語が聞こえてきたので、「あっ、日本の方ですか?」と僕が切り出して会話が始まった。彼らも今日がザルツブルク最後の日なんだそう。そういえば旅が始まってから日本語で会話するのって初めてだな。

上からの景色はやっぱり最高だった。また違った角度からザルツブルクを見ることができる。メンヒスベルクの階段も、『サウンド・オブ・ミュージック』からなんとなく覚えてるし。こういう場所に来るの、ミーハーだけど好きなんだよな。さっきの日本人ご夫妻にお願いして、ここで写真を撮ってもらうことにする。この旅で初めての、僕が入った写真が撮れた(笑)。

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初めて自分が入った写真

ご夫妻にお別れした後は、当初のプラン通り、カプツィーナーベルクに行ってみることにする。ここは新市街の南の小高い丘で、中腹にはカプツィーナー修道院もあるらしい。急な坂道を上りながら、「なんでまた僕はこんな坂を上ることにしちゃったんだろう?」とか自分に悪態をついてみる。それでも足が動かなくなるくらい長い坂道じゃなかったからよかった。展望台も、誰もいない修道院の教会も、すごく落ち着いた雰囲気でよかった。

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ここから坂を上っていく

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展望台からの景色

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修道院の教会の中にあったマリア像

さてホテルに戻って少し休むことにしましょうか。部屋に戻ると、まだ掃除されてない?? もう午後2時過ぎだというのにこれはないでしょう。フロントに苦情を言いに行くと、「だってあなたは今日チェックアウトのはずでしょう?」と言われる。いや3泊のはずだけどと言うと、僕は2泊分と3泊分の二つの予約が入ってるという。確かに最初2泊で予約して、その後予定を変えて3泊することにしたから、2泊分のをキャンセルして3泊の予約を新たに入れたけど、ちゃんとキャンセルしたときには確認のメールも来た。そのことを告げると、Expediaに問い合わせてみるという。困っちゃうなぁ、もう。仕方がないので、新しいタオルだけもらうことにして部屋に戻り、僕の方からもExpediaに問い合わせメールを入れておいた。

シャワーと昼寝の後は、ディナータイム。今日はどうしようか迷ったんだけど、予定通りTripAdvisorで評価の高かったZum Fidelen Affenに行くことにしよう。レストランに歩いていく途中で、ミラベル宮殿の前辺りに大勢の人が集まっているのを発見。あー、原子力反対のデモか! ミラベル宮殿と旧市街の両方でやってるのかなーなんて考えながら通り過ぎた。レストランに辿り着くと、開店時間のはずなのにまだ開いてない? ガラス戸から中を覗くと、25日の月曜日は休みみたいなことが書いてある。えー。イースター後の月曜日はやっぱり閉まってるところが多いのか…。でもいいもんね、第2候補だってちゃんと考えてある。TripAdvisorでやっぱりかなり高人気だった、Alter Fuchsというレストラン。近くだったのですぐ歩いて行けた。ここはちゃんと営業中でホッとした。外のテーブルに座って、ビールを頼んでメニューを眺めると、やっぱりアスパラガス主体の料理が多い。今が旬のアスパラガスは、どこに行ってもひっぱりだこだな。その中で、アスパラガスのカレーってのが目に入った。へー、オーストリア料理の店でカレーを出すのか! 昨日タイカレーを食べたばかりだけど、それがどんなものなのかすごく興味があったので頼んでみることにした。……結果は可もなく不可もなくといった感じ。味付けにオレンジを使ってあって少し非凡だけど、美味しいことは美味しい。粘り気もあって日本のカレーみたい。ただ、ちょっと味に奥行きが足りない気がしたのが残念だったな。

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アスパラガスのカレー

この後は、昨日パスしたAugustiner Bräuでビールを飲むことにしよう。ここはやっぱりザルツブルクでは外せない場所らしい。旧市街に行こうと橋の方に歩いていくと、すごい大きなデモ隊が橋を渡って旧市街の方に向かってる。原子力反対のデモがこんなに大きく! 何百人、もしかしたら何千人というレベルかもしれない。そのために警察が出て、全ての交通がストップしてる。すごいなー。うん、僕も今となっては原子力には反対かもしれない。安全性もあるけど、核廃棄物の問題がねぇ。結局廃棄された核燃料は地球を汚し続けることになるし。もう21世紀なんだし、もっとクリーンなエネルギーにしようよ。

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ザルツブルクで原子力反対のデモ

Augustiner Bräuは、最初の晩行ったEsszimmerのすぐ近くにあった。小さい看板のところから中に入ると、なんとなく教会の中に下りていくような感じ。入口には誰もいなかったから、本当にここでいいのか??とか思いながら進んでいくと、食べ物のブースが現れてホッとした。外に出ると、木々の下でビールを楽しんでいる人の山! あぁ、本場のビアガーデンだ! 一息感動した後は、まずビールを飲むことに。サイズを選んで(僕はまず1リットル)お金を払い、自分で棚からマグを取り出して、それをレシートと共にビール注ぎの人に渡して、なみなみと注いでもらう。さすが慣れてるもんで、受け取った後に泡がぎりぎりでこぼれるくらいの注ぎ方をしてくれる。背の高いテーブルのところに立って、まずビールを飲んでみる。美味いっ! 味は濃すぎもしないし薄すぎもしない。マグでグビグビ飲むと、いかにもビールを飲んでますって感じですごくいい。ここは食べ物は自分で出店に行って買ってくる形式。僕は食べた直後だったので、周りの人たちを眺めながらビールを美味しく飲んでた。

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いいよねいいよね、この雰囲気

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レシートとマグをここに持っていくとビールを注いでくれる

さて帰ろうかもう一杯飲もうかと迷っていると、昼にメンヒスベルクで会ったご夫妻が目の前にいるのを発見! 「またお会いしましたね!」と声をかけて、僕も向こうもビックリ! せっかくだからビールを一緒に飲むことにする。彼らの名前は中平(なかだいら)さん。イタリアを含めた旅も、明日終わるそうな。本当に話のしやすいお二方で、ビールを飲みながら色々な話をしてしまった。こういう旅の出会い、本当に大好きだ。素晴らしい時間を共有してくださってありがとうございました!

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中平さんご夫妻

ビールと中平さんご夫妻のお陰で、最高のザルツブルク最後の夜となった。やっぱり昨日の夜Augustiner Bräuに行く気がしなかったのにはわけがあったんだな。昨日行ってたら、本当に一人で飲むことになってたかもしれないもん。こういう偶然が、とても嬉しい。

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黄昏時のミラベル宮殿&庭園もまた美しい

明日は初めての国、スロヴェニアだ!
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by alexsea | 2011-04-25 00:00 | 旅行記 | Trackback | Comments(0)
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