From Seattle, WA, USA
by Alex
プロフィール
シアトル在住のAlexです。
ソフトウェアデベロッパーをやっていましたが現在は休憩中。日本にいるときには役者をやってたりしました。歌ったり踊ったり、食べたり飲んだりが大好きです。

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世界一周2011: 初めてのクロアチア (ザグレブ1)
ホテルでまずい朝食を済ませた後(パンがなんか乾いてて美味しくない!)、8:15発の電車でクロアチアのザグレブへ。1等車両にはほとんど僕一人だった。途中で何度か同じコンパートメントに人が乗り込んできたけど、検察に来た人にここはファーストクラスだと言われて他の場所に移っていったし。お陰で約2時間半の旅は、とてもゆっくりと過ごすことができた。途中の駅でパスポートコントロールが乗り込んできて、パスポートのチェック。次の駅でもまたパスポートコントロールがあった。たぶん最初のがスロヴェニアの出国チェックで、次のがクロアチアの入国チェックだったんだろう。

電車はザグレブに10:35に到着。ATMでお金を下ろして、シアトルから予約できなかったザグレブからスプリットへの電車の予約をしてしまう。やっぱり座席指定があった方が気が楽でいい。自由席を取り合うのって、個人的にすごく苦手なんだ。

ザグレブ駅の内部はすごく古くて汚い感じだったんだけど、駅の前にはトミスラフ広場がバーンと広がっていて、すごくオープンな雰囲気。トラム(路面電車)がたくさん走っていて結構いい感じ。駅から歩いて5分ほどのPalace Hotelにチェックインするも、まだ部屋は用意できてなかったので、大きな荷物だけ置いて観光に出かけることにする。

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ホテルのすぐ前の景色。道路の上にはトラムの線路がある

ザグレブの中心イェラチッチ広場までは、駅から3つの広場が連なっている。トミスラフ広場、ストロスマエル広場、スリンスキー広場。どれも芝生は青々としていて、色々な花が咲き乱れていて、すごく綺麗な憩いの場所といった感じ。イェラチッチ広場はすごく大きな広場で、中心にはイェラチッチ騎馬像がある。周りはビルに囲まれていて、本当に都会の中心!って感じの場所。でもなんとなくのどかな雰囲気を感じるのは、広場の大きさとトラムたちのせいなんだろうな。

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イェラチッチ広場は大きくて気持ちがいい

イェラチッチ広場から花売り屋台で溢れるスパラフ通りの階段を上がると、新鮮なフルーツの香りが鼻に飛び込んできた。青果市場はフルーツやチーズ、花なんかの屋台で溢れてる。大勢の買い物客でごった返しているってことは、地元の人がよく利用する場所なんだろう。

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いい匂いの青果市場

いい香りに体を包まれながら北東に歩いていくと、聖母被昇天大聖堂の尖塔が見えてきた。右側の尖塔はどうやら修復作業中らしく、工事の枠組みに覆われていてちょっと残念。でもこの大聖堂の前もかなり広くスペースが取ってあって、とても気持ちがいい。近くの花壇には、イースターの残りであろう大きな卵のアートがいくつも置かれていて、すごくほんわかした気持ちにさせてくれた。大聖堂の内部はやっぱり豪華で荘厳。一番奥の祭壇エリアには司教か誰かの棺があって、多くの人たちが祈りを捧げていた。

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聖母被昇天大聖堂

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卵のアートたち

時間はお昼近く。そろそろお腹も空いてきたということで、予定していたレストランに行きましょうか。また青果市場を抜けて、トカルチツェヴァ通りに歩いて行く。ここら辺はカフェの密集地帯。道の両側は数え切れないほどのカフェで溢れていて、みんな外のテーブルに座ってそれぞれの時間を過ごしている。この雰囲気いいなぁ。後でまたここに帰ってきて、カフェでゆっくりしたいな。

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この通りは本当にカフェだらけ!

TripAdvisorでNo.1を獲得していたレストランAgavaは、僕が最初の客だった。トカルチツェヴァ通りを見下ろす感じのレストラン。Fužiというクロアチアの伝統的なパスタにトリュフソースをかけたものはとても美味しかったけど、ところどころパスタがゆで不足で少し硬かったのが気になった。仔牛のスキャロピーネはセロリのソースが利いていてなかなか美味しかったけど、ちゃんと調理されているのにちょっと血の味がした。肉の質の問題なのかな。まぁ美味しいレストランだったけど、No.1ってのはちょっと「?」な感じ。

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Traditional Croatian Pasta "Fuži" with Light Truffle Sauce

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Veal Scalopines with Cream Celery & Lemon Sauce

ランチの後は「石の門」を見に行く。この中には、城門が焼け落ちたときにも奇跡的に無事だった聖母マリア像があって、たくさんの人が熱心に祈りを捧げているようだった。やっぱり信仰心ってすごいな。教会でもなんでもないところなのに、やっぱり神聖な空気が感じられるような気がした。そういう「気」っていうものがあるんだろうな。

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「石の門」で祈りを捧げる人々

ここを抜けてすぐのところには聖マルコ教会がある。これはモザイクの屋根がかわいい教会で、ザグレブが紹介されるときには必ず出てくる映像。横にある扉から中に入れるんだけど、中の鉄格子が閉ざされていて、中はちょっと覗き見ることしかできなかったのが残念。

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かわいい聖マルコ教会のモザイク屋根

この後は、聖マルコ教会の前の道をずっと歩いたところの、ロトルシュチャク塔へ上ってみる。ガイドブックには正午にここで大砲が鳴るということが書いてあったんだけど、今日は鳴らなかった。なんでかなと思ってたんだけど、塔の受付の横の写真を見ると、どうやら大砲の使い手が2010年に亡くなってしまったらしい。次の使い手がまだ見つかってないのかな。木製の螺旋階段をどんどん上っていくんだけど、頂上からの景色はやっぱり素晴らしかった。ここから見ると、やっぱりザグレブってのは都会だなぁ。東京みたいに、四方は全てビルで覆い尽くされてるもん。

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塔の頂上からの眺め

景色を楽しんだ後は、ナイーヴアート美術館とメシュトロヴィッチのアトリエに寄ってみる。ナイーヴアートとはクロアチア独特のガラスに描かれる絵のことで、コミックのようなタッチの作品がたくさんあった。住民の生活に根付いたテーマが多いみたいで、特に僕は秋や冬の情景がすごく好きだった。メシュトロヴィッチはクロアチアを代表する彫刻家。ここは彼のアトリエだった建物らしく、彼の作品で埋め尽くされている。適度にデフォルメされた作品たちは、普通の彫刻にはないオーラを放っているように感じられた。面白かったのが、その中の3品には手で触ることができること。普通は美術品は絶対に触っちゃいけないことになってるけど、この美術館は「触感」も大事な感覚だと捉えて、メシュトロヴィッチの作品から独特の触感のある3品を選んで、ビジターが触れるようにしてある。これは僕にとっては初めての体験。有名なアーティストの作品をこの手で感じることができるっていうのは結構感動した。どちらの美術館も撮影禁止だったのが残念。あと、どっちも僕がたった一人の客だったんだよね。なんか今回の旅ってこういうことが多いなぁ。最近の観光客は、あまり美術館とかには行かないものなのかな?

この後はザグレブ博物館にも行こうかと思ったんだけど、結構疲れてるんで今日はパスすることにした。また土曜日にチャンスがあったら訪れればいいし。聖マルコ教会の横を通るときに、教会の東側の建物の前に報道陣が待ち構えているのが見えた。この建物は一体何なんだろう? 有名な人でも来るのかな?

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一体何があるんだ?

この後はイェラチッチ広場のビジターセンターに行って、明日のプリトヴィッツェ行きのバスチケットを今日買っておくべきか相談する。明日は金曜日なので、やっぱり前日に買っておいた方がいいとのこと。ホテルに戻り、部屋に入ってちょっとリフレッシュした後、バスターミナルまでチケットを買いに行くことにした。

長距離バスターミナルはちょっと離れた場所にある。トラムに乗っていくのが速いけど、歩いても行ける距離みたいだな。ザグレブの街の雰囲気を知るためにも、歩いて行って見ることにした。片道20分くらいかかったかな。途中にアートがたくさん描いてある壁とかあって、結構面白かった。バスターミナルで、おばさんに明日のプリトヴィッツェ行きのチケットが欲しいと言うと、「今日来たのは正解だったわ」とでも言うように親指を上げてニッコリ。すごくあっさりと買えてしまった。帰りも歩いて帰ったんだけど、駅前のキオスクで、明日のバスターミナルへの往復のためのトラムチケットを2枚購入しておいた。

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アートでいっぱいの壁がずっと続く

さて、ホテルまで戻って、部屋に入ってのんびりすることにしましょうか。ここのホテルは4つ星だけあって部屋もなかなか広いし、設備も整っていて感動。バスタブがあったので、まずお風呂に入ってゆっくりする。ネットにもすぐに繋がったので、今まで書き溜めていた旅行記をアップロードしたりして、のんびりとした午後を過ごした。

今日の夜はPrasacというレストランに行こうと思ってたんだけど、結構人気がスゴイらしく、電話してみると今日は予約でいっぱいだという。それじゃ土曜日はもっと見込みがないな。諦めることにして、ホテルからほど近いVinodolというレストランでディナーを食べることにした。

Vinodolは入ったときの印象はあまり良くなかったんだけど、結構いい体験ができたかな。最初はザグレブ風仔牛のカツレツを頼もうかと思ったんだけど、サーバーのおじちゃんは「こっちの方が伝統的でいいよ」と、他のものを勧めてくれた。美味しそうだったので、それとタコのサラダを頼むことにした。タコのサラダはリュブリャーナで食べたのよりも、もっと味が濃厚だった。何かに漬けおきしてあるのかな。その伝統的な仔牛料理はすごくシンプルだったけど、誰かの家庭のディナーに呼ばれたかのような味わいだった。一緒についてきたポテトも美味しかったし。なんでも何かで包んだ後、熱い灰の中に入れて調理するらしい。乞食鶏みたいな感じなのかな? サーバーのおじちゃんがすごくフレンドリーでよかった。

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Octopus Salad

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Veal Baked Under “Peka” with Potatoes

明日の朝は早いので、この後はどこにも行かずに寝てしまった。
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by alexsea | 2011-04-28 00:00 | 旅行記 | Trackback | Comments(0)
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