From Seattle, WA, USA
by Alex
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シアトル在住のAlexです。
ソフトウェアデベロッパーをやっていましたが現在は休憩中。日本にいるときには役者をやってたりしました。歌ったり踊ったり、食べたり飲んだりが大好きです。

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世界一周2011: トルコの文化を体験しまくり (イスタンブール2)
さあ、いよいよ本格観光の始まりだ。今日は僕の友達Brianの知り合いEthem(エテム)と会うことになってる。Brianに2月にパームスプリングスで会ったときにトルコに行くかもしれないと言ったら、以前知り合いになったトルコ人がイスタンブールに住んでいるということを聞いて、Brianが彼にメールを送ってくれた。この旅行に来る前に何度かメールをやりとりして、今夜彼が仕事が終わってから会うことになった。午後6:30にタクシム広場というとこだったので、今朝あまり早くホテルを出ると後で時間を持て余してしまうことになるので、ゆっくりと9時半ごろ観光を始めた。

まず最初は昨日すごい混雑ぶりだった、チェンベルリタシュ・ハマム。そこに行くために、ちゃんとムースとヘアブラシもカバンの中に入れておいたんだ。ハマムに着いてみると、ガラガラっぽい! 入場料と垢すりがセットになったものを頼むことにする。

垢すりのための新品のブラシと、コース名が書いてあるプラスチックの札をもらい、2階に行けと言われる。2階にはベッドのある個室がずらっと並んでいて、タオルを渡されて、中で着替えるようにとのこと。ここは鍵がかかるので、荷物も全てここに置いておける。服を脱いでタオルを巻き1階に下りていくと、タオルだけ巻いたマリオみたいなおじさんに先導されて、ハマムの内部に入った。中はムアッと暑く、真ん中には大きな円形の台があって、そこに寝ろと指示される。ガイドブックに書いてあったから知ってたんだけど、ここでしばらく汗が出るのを待つんだよね。

この台はかなり熱かったんだけど、そのまま寝ることができた。確かにここでずっと寝てたら汗が出るよ。蒸気はないけど、まるでスチームバスみたいな感じかな。ドーム型の天井には丸い穴がたくさん開いていて、そこから太陽光が入ってきていてとても綺麗。時々明るさがフワーッと変わるのは、太陽が雲に隠れたりしてるんだろう。暖かい空気に包まれながら天井の光を見ていると、幻想的でなるほどこれはリラックスできるわ。他にも何人か台の上にはいるんだけど、観光客っぽいのは僕の他にあと一人くらいしかいなかったな。みんなトルコ語でケセジ(垢すりする人)のおじさんと喋ってるみたいだったし。朝のハマムってのは、結構狙い目かも。

しばらくそこに横になって顔とかから汗が伝い落ちるようになった頃、さっきのマリオおじさんが戻ってきて、準備はいいか?みたいな感じでジェスチャーしてきたので僕も頷く。ここで彼は新品のブラシを取り出して、いきなり足の方から垢すり開始。強くやるのかと思ってたら、結構そうでもないんだよね。韓国で垢すりやったときには体が赤くなるくらいまで擦られたんだけど、ここのは本当にスクラブって感じ。途中でひっくり返るように指示されて、最後は台に腰掛けて肩から首筋と顔の垢すり。5分ちょっとで垢すりは終わったんじゃないかな。えっ?これだけ?って感があったのは否めない。

でもこの後また横になるように言われて、今度は泡を持ってきて全身に塗りたくり、結構強くマッサージしてくれる。特に胸の辺りをマッサージしてくれたときには、あまりの圧迫感でちょっとむせそうになっちゃったよ。ひっくり返った後は背中をマッサージしてくれたんだけど、もう台が泡でヌルヌルになってるから、滑り落ちそうになって笑ってしまった。台の上の泡が鼻とかにも入ってくるし(笑)。最後はまた座らされて、髪を洗ってくれる。いやー、こういうの、人にやってもらうのって気持ちいいもんだねぇ。体全体が泡だらけで、なんか清潔になった感じ。何度も頭からお湯をかけられて全身の泡を洗い流して、この場所での作業は終了。スリッパを履いてついて来いと言われる(言葉じゃなくてボディランゲージで)。

外に出たら全部ジェスチャーで、まずあっちでシャワー、次にここに帰ってきてタオル、そして2階に上がって着替え、1階に下りてきて……人差し指と親指を擦り合わせてる(お金のサイン)。いや、チップは最初からあげる気ではいたけどさ、こんなにあからさまにねだられるとは(笑)。シャワー室は個人個人で鍵がかかるようになっていて、そこにちゃんとしたシャンプーもあった。ここで全身をよくリンスして、濡れたままさっきのところに出ていってタオルを取ろうとすると、マリオおじさんがまた現れて、古いタオルはそこに入れろとジェスチャーして、新しいタオルを広げて待っていてくれる。そして腰、肩から、頭と3つのタオルに巻かれて、2階に上がれと言われる。なるほど、これで終わりですか。

うん、よかった! 垢すりがメインと考えるとガッカリするかもしれないけど、全体的なリラックス体験としては二重丸。初めてだったから結構緊張してたけど、身も心もすごくリフレッシュできた感じ。服を着替えて1階に下りようとすると、2階の入口でタオル番をやってるおじさんが手にいい匂いのする液体をくれる。顔とかに濡れとのジェスチャー。レモンの香りのするアフターシェーブって感じかな。1階ではマリオおじさんにチップを10TL(=$7)あげた。その後は売店で水を買って、そこにある英語新聞を読みながらちょっと休憩。コーヒー牛乳が欲しかった!(笑)

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チェンベルリタシュ・ハマムの入口

大満足の初ハマム体験の後は、グランド・バザールまで歩いて行く。っていっても、ここからは5分もかからない場所だった。門をくぐると、そこはいきなり別世界。革製品、宝石、スカーフ、絨毯、ランプなんかを売る店でひしめきあっていた。秋葉原のパーツ街を連想しちゃうな。でも、たくさんのチャイを皿に載せて運ぶ若い男の子がいるってのは、やっぱりトルコならではのことだろう。昨日スルタン・アフメットのあたりで呼び込みに遭ったので、グランド・バザールではスゴイことになるんじゃないかとちょっと危惧していたんだけど、それほど強い呼び込みには遭わなかった。Noと言えばすぐに諦めてくれるような人ばかり。やっぱり観光客が嫌がって来なくなると困るから、そこらへんはちゃんと協定ができているんだろうか。バザールの中にはかなり古いエリアがあって、柱がアーチのようになっていて、それだけで観光地になっちゃいそうだった。迷路のようなバザールの中を歩きながら、母にお土産のスカーフと僕のシャツを一枚購入。値切ったけど、絶対かなり高く払っているはず。その辺りは向こうはプロだもんね。

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グランド・バザール

その後は、Ethemがメールで勧めてくれたイスタンブール大学の中をちょっと通って、シェフザーデバシュ・ジャーミィの方に向かう。お腹も空いていたしトイレにも行きたかったので、この近くにあるはずのŞehzade Mehmed Sofrasıというレストランにまず行こうと思ったんだけど……、見つからない! マップ系は得意なんだけど、なんかそれがイスタンブールでは通用しないんだよなぁ。昨日も地下宮殿の入口に行くのに迷ったし。それにねー、『地球の歩き方』のマップの悪いところは、ほとんどの見どころに入口が書いてないこと。シェフザーデバシュ・ジャーミィみたいな大きな建物になると、どこから入ったらいいのか全然わからない。ほとんどぐるっと一周しちゃったよ。まぁ、見ようと思っていたヴァレンス水道橋を最初に見れたのはよかったけど。

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ヴァレンス水道橋

サイドのほうにシェフザーデバシュ・ジャーミィへの入口があって、やっと中に入れた。ここは観光客は僕一人みたいで、それ以外にも3~4人いるだけ。中は他のモスクほど豪華じゃなかったけど、なんだか洗練された静けさのようなものがあって、リラックスのひとときを送れた。

この後はまた大学の横を通って、スュレイマニエ・ジャーミィの方に向かう。車が両側にたくさん駐車されているような細い道で、しかも歩道もないようなところを車がびゅんびゅん通ってるもんだから、こういう状況に慣れていない僕は戸惑うばかり。他の人たちは、車にクラクションを鳴らされても構わないって顔でのんびり歩いてるんだけど、僕は車に通行権を譲っちゃうところがあって、そうするといつまでたっても動けなくなってしまう(笑)。やっぱりここでは少し図太くならないとダメみたいだ。

スュレイマニエ・ジャーミィの横にDarüzziyafe Türk Mutfağıというレストランがあるので、ここでランチにすることにする。ここはスュレイマニエ・ジャーミィの神学校の建物を利用しているらしくて、綺麗な庭の周りに回廊があって、すごくいい雰囲気。普通のレストランよりもやっぱり高いんだけど、ファーストフードで済ませちゃったら時間が余っちゃうし、なんとなくゆっくりしたい気分だった。ここでは彼らのスペシャルらしいミートボールを注文。なんだろう、小麦粉か何かでできた皮に包まれた肉が切ってあって、とても美味しかった。付け合せのライスもすごくよかったんだけど、ポテトピュレには全然味がついていなくて、塩をたくさんかけなきゃダメだった。でも全体的には美味しいレストランだったといえると思う。ランチの途中に、スュレイマニエ・ジャーミィで祈りの時間が始まったんだろう。すごく大きな祈りの放送がスタート。回廊の中、綺麗な庭を見ながら、祈りの放送を聴きながらのランチ。すごく異文化を味わってるなって感じがした。あ、そうそう。ここで初めてチャイ(紅茶)を飲んだんだ。なんでも現地の人は、一日に10杯以上飲むときもあるとか。ガラスの容器に入ってきて、角砂糖を2つ入れて飲む。普通の紅茶よりも少しどっしりとした味で、異文化を味わったランチの後には最高だった。

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気持ちのいいランチ

ランチの後はそのモスクに行ってみたんだけど、”CLOSED”と書かれた札が出ていて、あと1時間は開かないらしい。えー、もう祈りの放送からかなり経ってるから大丈夫かなって思ってたのにぃ。仕方がないから、ここの中はパスすることにした。時間があったら別の日にまた来てもいいし。

この後は坂道をどんどん下りてリュステム・パシャ・ジャーミィを目指す。ここは途中から地元の人たち用のアメ横みたいな雰囲気になって、道の両側は色々な店でズラッと埋め尽くされている。この一角にリュステム・パシャ・ジャーミィはあって、石造りの門みたいな中の階段を上がると入口がある。ここはタイルで有名なモスクで、中に入ると壁という壁は美しいタイルでいっぱいだった。中には日本人の団体観光客がいて、ハーフみたいなガイドが完全ネイティブな日本語で説明してた。僕はツアー客じゃないから、聞いているのは失礼なので、ちょっと離れたところから写真を撮りまくってた。

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リュステム・パシャ・ジャーミィは青いタイルで埋め尽くされている

そして同じようなアメ横道を抜けて、今度はエジプシャン・バザールへ。ここもグランド・バザールと似た雰囲気だけど、ここで一番違うのは、スパイスとターキッシュ・ディライトのようなスイーツを売る店が多いこと。僕もターキッシュ・ディライトを試してみたかったけど、買っても一人じゃ食べきれないので泣く泣く諦めた。こういうときは一人旅ってツライと思う。

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スパイスの店

エジプシャン・バザールをガラタ橋の方に抜けると、すぐ横には大きなイェニ・ジャーミィがあった。ここもかなり豪華絢爛だったんだけど、なんかこうたくさんモスクを見ちゃうと何がなんだか(笑)。祈りの時間でもないというのに、かなりたくさんの人が祈ってたのは印象的だったな。普通のサラリーマンっぽい人が入ってきて、観光客は入れない前の方のエリアに入って、頭を床に擦り付けるようにしながら祈っていた。たぶんこういうのって、決まった祈りの言葉やポーズがあるんだろうな。

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イェニ・ジャーミィも豪華絢爛

エジプシャン・バザールとイェニ・ジャーミィの前はちょっとした広場のようになっていて、選挙カーみたいな車から大きな音楽が流れていた。演説じゃなくて、普通のポップのような音楽だったのが面白い。時間によっては演説とかもするのかもしれないね。

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ガラタ橋の前の広場

さてこの後はガラタ橋を渡って、新市街の方に行ってみよう。……でもどうやって橋の方に行けばいいの? 目の前には大きな道路が通っていて、車がたくさん走ってる。これを歩いて渡るのは不可能だ。その中にトラムの駅があるから何か方法があるんだろうけど……とウロウロしていたら、地下道への入口を発見! これを使って橋の方に渡ることができた。この地下道にもたくさん店が並んでいて、シャツとかはじっくり見たら楽しそうだったな。

ガラタ橋では、ガイドブックの写真で見たとおり、釣りをする人がわんさか。手のひらくらいの銀色の魚がたくさん釣れているみたい。魚を焼くような香ばしい匂いもどこかからか漂ってくるし。この匂いが有名なサバサンドなんだな。イスタンブールにいる間にトライしてみたいぞ。橋の上からはガラタ塔と新市街が見えて、振り返るとたくさんのモスクがある旧市街が広がっている。そしてその間には、青い青いボスポラス海峡。一番忙しい港として有名らしく、たくさんのフェリーやボートがひっきりなしに行き来してる。よくぶつからないなぁって感心してしまうくらい。そんな風景を見ながら、階段を使ってガラタ橋の下層に行って、そこのカフェでビールを飲んでちょっとのんびりしてた。目の前に釣り糸がたくさん垂れているのでちょっと怖いけど、ときどき銀色の魚がたくさん釣り上げられていくのを見るのはとても楽しかった。

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釣れますか?

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お、釣れた!

さて、ガラタ塔の方に行ってみましょうか。橋を渡ったのはいいけど、またここで道に迷ってしまった。『地球の歩き方』の地図がいい加減なのか、僕のマップ能力が低下してしまったのか。しかもここからは塔が見えないから、正確にどっちの方角って言うことができないんだよね。だいたいどっちかっていうのはわかってるんだけど。ウロウロしているうちに、ガイドブックに載ってる道を発見。そこを基準にして、なんとかガラタ塔を見つけることができた。でもそこまでの道が急な坂でツラかった! イスタンブールがこんなに坂のある街だとは思わなかった!

ガラタ塔自体はあまり高くないんだけど、ここの上からの景色はかなり素晴らしい。この塔自体が丘の上に建ってるからね。でも頂上は一人か二人通れるくらいの狭い通路で、しかも時計回りに行けって表示があるのに、それを無視して進む人がいるから大混雑してた。急な坂とガラタ塔の階段で噴き出た汗を、涼しい風が乾かしてくれたのは嬉しかった。ガラタ塔のすぐ下には小さな広場になってて、ジャグラーが練習してたり、民族楽器みたいなのを演奏してる人とかがいて、ちょっとした憩いの場になってた。

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ガラタ塔から見るブルーモスク

新市街の目抜き通りであるイスティクラール通りへは、ガラタ塔からすぐだった。もっと高いビルが立ち並んでる都会的な場所を想像してたんだけど、もっとこじんまりした感じだったな。それでも大勢の人で溢れていて、真ん中はノスタルジック・トラムヴァイが通ったりしていて、すごくいい雰囲気だった。ここにも音楽を演奏している人たちがいて、すごく平和的な午後を演出していた。

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イスティクラール通りには古い路面電車が走ってる

ここからは、ちょっと横に行って、フランス風のカフェっぽい店が立ち並ぶジェザーイル通りに行ってみたり、またイスティクラール通りに帰ってきて、シーフードレストランで溢れているチチェッキ・パサジュにちょっと入って写真を撮ったりしてた。イスティクラール通りをちょっと外れるともう坂ばかり! ジェザーイル通りに行った帰りには死ぬかと思った。それにチチェッキ・パサジュの隣あたりにあるはずの魚市場が見つからなかったんだよなぁ。あれはどこにあったんだろう?

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ジェザーイル通り

ゆっくりとイスティクラール通りを歩いて、その終点のタクシム広場を目指す。ここでEthemと会う予定なんだ。時間が余ったので近くのカフェで時間を潰さなきゃいけなかったけど、6時半には無事Ethemと会うことができた。現地でローカルの人に会えるってのは感動! なんたって、住んでる人がその土地のことを一番知ってるからね。

何かやりたいことはある?と聞かれて、すかさず「水タバコ!」と答えた。これはRick Stevesも番組でやってたヤツで、大きいガラスの容器につながったパイプをボコボコと吸って、その味を楽しむもの。これはタバコとは全く関係がなく、ましてマリファナでもない(でも水タバコの起源はマリファナらしいけど)。煙はドライフルーツから出るらしく、ニコチンなんかは皆無らしい。水タバコの器具自体はガラタ橋の下のカフェで見かけたけど、一人じゃちょっと初めて使うだけの勇気がない。Ethemに会ったらすぐに頼もうと思ってたんだ。

二人でイスティクラール通りを南下して、ガラタ塔のすぐ下のカフェに入った。そこでまたチャイを頼もうとしたんだけど、トルココーヒーは試したことある?とEthemが聞いてきた。そういえばないや。ギリシャでは同じようなコーヒーは一度だけ飲んだことがあるけど。それじゃ試してみようということでトルココーヒーを注文。トルココーヒーは、コーヒーの粉末を入れたまま煮出したもので、粉も一緒にカップに入ってくるのでその上澄みだけを飲む。煮出す前に砂糖を入れるので、注文するときに砂糖を入れるかどうかを決めなければいけない。入れるか入れないかの二択だろうと思ってたのに、Ethemはミディアムで飲むのが好きだと言う。へー、そんなことができるんだ。それじゃミディアムで。

小さなカップに入ってきたコーヒーは、最初はまだ粉が落ち着いてなかったらしくてかなり粉っぽい舌触りだったけど、強い苦味にほのかな甘さがよく合ってこれは美味しい。でもカフェイン多いだろうなぁ。Ethemは夜飲むと眠れなくなっちゃうので、コーヒーは昼だけなんだそうな。えー、夜コーヒーを飲んだらカフェイン抜きのヤツでも眠れなくなっちゃう僕はどうしたらいいんだよう。まぁ今日はあちこち歩き回って疲れているから、ちゃんと普通に眠れることを祈ろう。

そうこうしているうちに、店の人が水タバコの器具を運んできた。上に炭が入っていてそれで真ん中辺に入っているドライフルーツ(僕はアップルを注文した)を熱して煙を出し、パイプから吸うとその煙が一度水の中を通ってフィルタリングされてから口の中に入るという寸法。大きな木製のパイプにはマウスピースを入れる穴が開いていて、プラスチック製のマウスピースは使い捨てで人数分くる。Ethemに最初に試してもらうと、ゲホゲホとむせてる(笑)。口の中に入れるだけじゃなくて、やっぱりちゃんと胸まで吸い込むものなんだね。僕も彼の後でトライすると……、口の中にアップルの甘い香りと味が広がって、それが煙を吐き出した後もしばらく続く感じ。確かに煙を吸い込むときには肺の中に違和感を感じるけど、想像してたほどきつくはない。Ethemみたいにむせなかったし。へー、これって結構いい。なんかガムを噛んでる感じかな。タバコを吸わない僕が、口から煙を出すのはすごく楽しいし。Ethemとトルコの文化について話しながら水タバコを吸うってのは、本当にイスタンブールに来たんだって実感がして、素晴らしい体験だった。地元の人にいろいろと質問をして答えてもらえるってのは、本当に嬉しい。

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笛を吹いているんじゃありません。水タバコです

Ethemには、僕が疑問に思っていたイスラム教についてのことに色々と答えてもらった。彼はモスクに行くほど熱心な信者じゃないけど、若い頃はやっぱり通っていたらしい。一日に5回祈らなくてはならないイスラム教だけど、それは7歳のときから始まる。それ以降にイスラム信者になった人は、遅れた分だけ余分に祈らなくてはいけないらしい。ちゃんと7歳から始めた人は、余分に祈ればその分クレジットみたいな感じで加算されるらしい。面白いよねー。

イスラム教であるラマダンという期間は、日の出から日没まで何も食べてはいけない期間だとは知っていたけど、水も飲んでもいけないし、その他の欲も抑えなければいけないと聞いてビックリした。彼は今はやっていないけど、あれはツラかったと言っていた。食べ物や飲み物を断って、欲や感情をコントロールするのが目的らしい。その点では、なんとなく仏教と通じるところがあるのかな。「他人を思いやる気持ち」を考えることも、その期間には重要なことらしい。過激派のせいで肩身の狭い思いをしているイスラム教だけど、元はといえば宗教って、基本の考え方は同じなんだよね。その基本以外のことで色々と余計なことがくっついてきて、それで争いがあるなんて本当に宗教って悲しいよなぁ。

そんなことを一通り話した後、結構肌寒くなってきていたので、レストランに行くことに。彼はそのカフェのすぐ近くのGalata Kivaという場所を選んだ。ここはセルフサービスじゃないんだけど、オーダーする前に料理が見れる場所で、一つひとつ説明してもらって面白かった。僕はトマトと大麦のスープと、Tutmaçというものを注文。トマトと大麦のスープは、結構トマトの酸味が強くて最初ビックリしたけど、慣れたら結構美味しかったかな。トルコって、ギリシャと同じく酸味を大切にする食文化なんだよね。Tutmaçはスープじゃないっていうから頼んだのに、やっぱりこれって僕の感覚からするとスープだよー。ラム肉とパスタをホワイトソースで煮込んである感じのヤツ。重いスープとしては美味しかったけど、なんかメインとしては物足りない感じだった。

あー、でも本当に現地人と一緒にたくさん話ができてよかった! Ethemには本当に感謝だなぁ。この後は彼にエミノミュの駅まで送ってもらって、握手して別れた。彼がシアトルか日本に行くことがあったら、僕も彼を案内してあげたい。

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帰途の美しい夜景

エミノミュの駅からトラムに乗ってホテルに帰った後は、トルココーヒーを飲んだことも忘れて、ぐっすり眠ってしまった。
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by alexsea | 2011-05-10 00:00 | 旅行記 | Trackback | Comments(0)
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