From Seattle, WA, USA
by Alex
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シアトル在住のAlexです。
ソフトウェアデベロッパーをやっていましたが現在は休憩中。日本にいるときには役者をやってたりしました。歌ったり踊ったり、食べたり飲んだりが大好きです。

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マヤ文明の遺跡たち: 攻撃的な蚊
攻撃的な蚊 6月29日(火)

ガイドブックにも載っていないカバーの遺跡


 Meridaでの2日目。この日はカバー(Kabah)の遺跡と、ウシュマル(Uxmal)の遺跡、それにメリダ考古学博物館を見学することになっていた。ウシュマルの遺跡の方はどんなガイドブックにも載っているのに、カバーの方は全然載っていない。規模が小さいからなんだろうか。

 Merida市街から約2時間。ウシュマルの遺跡を通り越して、バスはカバーの遺跡へと向かう。バスの中で宮下さんが言ってたけど、本当にユカタンの人々はみんな一様に似た特徴を持っている。ずんぐりむっくりの体形で、首がほとんどない。壁画に書かれているマヤ人のような特徴を全て兼ね備えているようだ。大昔からユカタン人の血は守られていたのだろうか。

 カバーの遺跡に到着。ビデオカメラの料金を払い、カバーの遺跡に入る。やはり前日のテオティワカンに比べれば本当に小規模な遺跡。1時間もあればゆっくりと見学できるだろう。ここで印象に残っているのは、マヤ・アーチの建造物と、その回りに施された雨の神チャックの彫刻。象の鼻のように上に向かってカールしているチャックの像は、雨乞いのしるしなのだという。ユカタン半島の内陸は石灰岩大地で、海は遠く河もなく、雨が唯一の水の供給源。その雨に対する熱望がそのまま雨の神チャックへの信仰だったのだろう。この後わかったことだが、ウシュマルのチャック像の鼻はここのチャック像とは逆に下に向かってカールしている。これは雨が降ったことに対する感謝の気持ちを表す形らしい。ガイドの宮下さんの説明を聞かなければたぶん見落としていたであろうこともたくさんあった。こんなときはツアーの便利さを痛感してしまう。まぁ、カバーの遺跡はこれから始まるマヤの遺跡へのイントロダクションといった感じかな。1時間くらいで切り上げて、ウシュマルに行くべくバスに戻った。

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蚊・蚊・蚊と魔法使いのピラミッド … ウシュマル

 カバーの遺跡の後はバスで10分ほど来た道を戻り、ウシュマルの遺跡へ。到着して歩いて行くと目の前に突然そびえる魔法使いのピラミッド。魔法使いによって1日で建てられたという伝説が残っているが、実際にはかなりの年月をかけて建てられたものらしい。階段がかなりの急勾配で、ロープがわりの鎖が階段にかけられている。とにかく登ってみる。コワイ、恐すぎるっ。手をつかなければ登れないほどの急勾配で、階段も幅が狭い。後ろを振り向く勇気はなかった。階段の途中(下から全行程の2/3くらい登った所)に穴が開けられているが、これは中に前の時代のピラミッドが確かにあったということを示すために、研究者によって開けられたものだという。そこから残りの1/3の階段を登り切って頂上に到着! 下を見下ろすと……よくこんな所を登ってこれたなぁという感じ。ピラミッドの裏側にまわってみると、そりゃもう恐いのなんのって、これがハンパじゃない。ピラミッドの高さ、足場の狭さ、風の強さで、もうほとんど映画『ダイ・ハード』のBruce Willis状態。高い所でこんなに恐かったのは、もしかすると生まれて初めてかもしれない。高さにだいぶ慣れた頃に回りを見渡してみると、絶景が広がっていた。灌木のジャングルの中に点在するウシュマルの遺跡群、その向こう360度全てに霞んだ地平線が見える。危険を冒してまで登ってきて(そんなに大袈裟じゃないけど…)本当に良かったと思った。帰りはピラミッドの裏にあるもう一つの階段を使うことにした。表の階段よりも段数は少なく、それだけに傾斜が急なのだ。さすがに鎖につかまらずに下りることはできなかったけど。

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 魔法使いのピラミッドの次に訪れたのが尼僧院(近くにはイグアナが何匹かいたりして結構楽しかった)。尼僧院は本当は何に使われていた所かは未だに不明だけど、部屋がたくさんあるので尼僧院と名付けられているらしい。中庭をぐるっと取り囲むように建っている4つの建物は、それぞれ基段の数が違っていて、それ故に高さも異なる。基段の高さが高いほど高級な場所なんだそうな。なるほど、確かに基段の高さが低い建物は、浮き彫りなんかもちょっと貧弱な感じがする。尼僧院から球技場に抜けるマヤ・アーチの内部には、赤い手型がいくつもついていた。これは天から神が下りて来た時につけたという伝説があるらしいが、本当の意味はわからない。ただ当時のマヤ人の手型なんだと思うと、なんとなくその時代がすごく近くに感じられて不思議な気分だった。

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 次は亀の家の前を通り、大ピラミッドへ。この頃から攻撃的な蚊とのし烈な戦いが始まった。大きめの蚊がブンブン飛んでいて、しかも盛んにアタックしてくる。この日は間が悪く短パンをはいてきてしまい、それに成田空港で買った虫よけスプレーもホテルに置いてきてしまっていたため、梅谷嬢にスプレーを借りるしかなかった。スプレーでガードしていても、奴らの攻撃は一向に衰える気配を見せない。ちくしょう、虫ごときに遺跡観光を台無しにされるなんて…!

 大ピラミッドは、魔法使いのピラミッドに比べて全然登りやすかった。階段数も少なく、高さもそんなに高くないのだろう。しかし頂上から見渡したウシュマルの遺跡は絶景この上なし!(蚊の攻撃は続く…) よくガイドブックに出てくるウシュマルの遺跡の写真は、このアングルから撮られているものが多いようだ。ここから尼僧院を見ると、基段の高さが違うために、全ての建物を見渡せる。マヤ人はこんなことも計算して作っていたのであろうか。

 大ピラミッドに登った3人(僕、HOB、梅谷嬢。沢田嬢は今回はパス)を待って、一行は総督の宮殿へ向かう(蚊の攻撃は一向に止まない…)。総督の宮殿は大きな建物で、浮き彫りも一段と見事だ。スペインの侵略によって首から上を切り取られた彫像が、建物の入口のすぐ上から見下ろしている。建物の前にはジャガーの玉座(「地球の歩き方」にはチャックモールって書いてあったけど、玉座の方が正しい雰囲気)。オスとメスのジャガーが後ろで繋がっているというもの。その玉座のすぐ前には男性のシンボルの彫像(?)もあることから、子孫繁栄を願ったものらしい。ウシュマルでの観光はここが最後。みんなで出口に向かい(蚊の攻撃が激しい…)、昼食に出発する(やっと蚊から逃れられる! ふぅ…)。

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まるでリゾートのような…

 ウシュマル観光後の昼食は、遺跡近くのホテルでとった。このホテルは魔法使いのピラミッドに登ったときにも頂上から見えて、遺跡とは違ったオレンジ色の建物がポツンとあるので何なのかと疑問に感じていた。昼食のメニューはチキンを頼んで、ビールを飲んだ。食べ始めてから気づいたんだけど、手足が全然かゆくない。あんなに蚊に群がられて、通常なら刺された所がすごく腫れてかゆくなるだろうに、この時は全く何も感じなかった。刺されてないのかなとも思ったけど、ホブがつぶしてくれた蚊は僕の血をタップリ吸ってたもんな。日本の蚊とはどうも性格が違うらしい(でも何日か後にかゆくなることを僕は後で知ることになる)。今回の昼食はデザートもついていて、結構満足。

 この食事の時に梅谷さんや沢田さんといろいろ話をして、職業でポケベルを鳴らされることがあると聞いて、「もしかして看護婦?」と沢田さんに聞くと、「言ったの?」と梅谷さんが沢田さんに尋ねている。沢田さんは首を横に振って「ポケベルは他の職業でも持つでしょ」とかごまかしてたけど、どうも図星らしいことはなんとなくわかってしまった。二人は同じ職場ではなく、しかし同じ職業らしく、学生時代に知り合ったということを聞いたので、二人の出会いはもしかして看護婦学校かな? 他に「花とゆめ」の愛読者だという話とかでも盛り上がった(HOBは「わからねー」って言ってたけど)。知り合ってまだ間もないのに、共通の話題で盛り上がれるって結構いいよねー。

 レストランのすぐ脇には水色に輝くプールがあって、そのずっと向こうにウシュマルのピラミッドが見えている。素晴らしい景色に、みんなワイワイはしゃぐことしきり。「まるでリゾートに来たみたいだね」とか言いながら、みんなで記念写真。ここのプールで泳ぎたかったけど、時間もないし、水着もないし、実は水にはゴミがいっぱい浮いてたりで、残念ながら諦めた。でも遺跡を眺めながら泳ぐなんて贅沢、なかなかできることじゃないかも。

 リゾートのような昼食をとった後は、バスで一路Merida市内へ! 蚊との戦いと遺跡観光とでかなり疲れていたらしく、バスの中では気絶したように眠ってしまった。気がついたときにはもうMerida市内だった。


メリダ考古学博物館

 メリダ考古学博物館はホテルのすぐそばにあった。概観がとても豪華。残念なのがカメラやビデオカメラが一切禁止なこと。他のもっと大きな博物館でも許されていたものを、こんな小さな博物館でダメだなんて、なんだか変な気がしたけど仕方がない。

 博物館の中はこじんまりとしていて、冷房もなく(扇風機のみ)、まるで普通の家に博物館をとってつけたかのような感じがした(実際そうなんだからしょうがないけど)。ここにはユカタン半島の遺跡から発掘された様々な品々が陳列されていた。発掘品じゃないけれど一番目を引いたのが、マヤ暦の計算方法。2つの歯車を噛み合わせたような絵がパネルに書かれていて、月の名前なんかもちゃんと書いてある。マヤ暦に関してすごく興味がある僕としては「あぁ…ここでビデオカメラが許されていればちゃんと録れるのにぃ…」と悔しくてしょうがなかった。ここでちゃんと資料を手に入れられれば、マヤ暦のことをもっと知ることができたのにな。あとは特に目を引くものはなかったような気がする。遺跡観光でとにかく疲れてたし、早くホテルに帰ってマクガイバーを見たい気持ちで一杯だったし(こらこらメキシコまで来てテレビを見ててどーする)。まぁとても小さな博物館だったので、一通り目を通した後、ホテルに帰ったのだった。


あぁ久々のマクガイバー

 ホテルに帰って一番最初にしたことはテレビをつけること。最初はUSAのチャンネルが映らなくてどうしようかと思ったけど、少し経ったら映るようになって一安心。マクガイバーもちゃんとやってるやってる。ストーリーはちょっと陳腐だったけど、相変わらずマクガイバーの「閉じこめられ癖」は直ってなくて安心した。やっぱりあれがなきゃマクガイバーじゃないよね。

 マクガイバーの後はホテルで夕食。この日のメニューは分厚いステーキ! 最初にコーンクリームスープみたいなのが出てきて、乳製品のダメな梅谷嬢はひきつってたなー。ステーキはかなりの量があったけど、ここでもメキシコのワインをボトルで頼んで、ワインで流し込んだって感じ。あまり肉が得意じゃない柿沢さんが分けてくれたステーキは、ついに食べられずに残してしまった。ごめんなさい。

 てなわけで結構波乱万丈な一日も終わり、次の日のチチェン・イツァの観光に備えて眠りについたのだった。HOBは女性陣の部屋にタバコを吸いに行ってたみたいだけど(ウチらの部屋は禁煙だった)。
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by alexsea | 2001-02-09 04:00 | 旅行記 | Trackback | Comments(0)
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