From Seattle, WA, USA
by Alex
プロフィール
シアトル在住のAlexです。
ソフトウェアデベロッパーをやっていましたが現在は休憩中。日本にいるときには役者をやってたりしました。歌ったり踊ったり、食べたり飲んだりが大好きです。

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カリブの休日: チチェン・イツァと久石譲
チチェン・イツァと久石譲 … 6月21日(土)

 朝6時半起床。また夜中の3時頃目が醒めて2時間近く寝付けなかったもんだから、ちょっと寝不足気味。シャワーを浴びていると、昨日は気がつかなかった体のヒリヒリ部分がハッキリしてきた。まずは足の甲。足だけ海に浸かった時に日焼け止めが流れちゃったのか、サンダルから隠れてない部分だけが真っ赤になってる。それと腋の下の前面も赤くなってヒリヒリしてる。あんなにしっかりとローションを全体に塗りこんだはずなのに、ここだけはミスってしまったらしい。まぁ他はちゃんと均等に焼けてるみたいだから上出来かな。

 本当は何も食べずに行こうかと思ってたんだけど、バスで酔ったらいけないしということで、ホテルのレストランでバフェスタイルの朝食を速攻で食べることにする。集合時間の7:50の5分前にはフロントに居たんだけど、結局バスが来たのは15分後くらい。やっぱりノンビリだよなぁ。

 バスはあちこちのホテルで人を乗せていって、結局総勢30人くらいになった。チチェン・イツァの前にちょっとした村に立ち寄って、そこでトイレ&スナック休憩らしい。ランチはチチェン・イツァを見終えた後だから3時過ぎになってしまうそうな。朝食を食べておいて本当によかった! 寝不足だったので、結局その村まで泥のように眠ってた。村に着いたのが11時くらい。30分ほどそこで買い物タイムを取った後(僕はアイスクリームを一本だけ食べた)、いよいよバスはチチェン・イツァに。ガイドさんに、以前来たことがあるから自分で回りたいんだけどっていうと、快く承諾してくれた。チチェン・イツァ到着は12時5分。観光は3時間なので、3時5分までにバスに戻ってくればいいと言われる。

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チチェン・イツァ到着!

 10年前のツアーの時には自由時間が30分だけだったし、旧チチェンを見る頃にはもう疲れ果てていたので、今回はその旧チチェンから見ていくことにした。ここでショックだったのが、旧チチェンや、新チチェンの戦士の宮殿とかも、3年前くらいから全部中には入れないようになってるんだそうな。んげーっ。ってことは以前登ったカラコルの中にも入れないし、今回中を見たいと思っていた尼僧院なんかもダメなわけ? 戦士の宮殿が入れなくなってるってのはガイドブックにも書いてあったけど、これも痛かったなぁ。まっ、限られたところだけでも十分に見ておかないと。何せ今度は3時間もあるんだから。

 ひどく混んだ入口を抜けて100mほど進むと、お馴染みの「エル・カスティージョ」が見えてきた。ああ懐かしい。チチェン・イツァ、帰ってこれたよ。それにしても10年前にも増して人の数が増えているような気がする。階段を上り下りしている人たちが、まるで飴に群がる蟻のように見えた。今回はエル・カスティージョは最後にしようと思っていたんで、横目に見ながら一度さようならして、最初は旧チチェンに向かう道を歩いていく。

 10年前は疲れと暑さと頭痛で朦朧となっていたんでカラコルくらいしか覚えてなかったんだけど、なんだ、旧チチェンってすごく遺跡らしい遺跡がたくさんあるじゃん! 道から最初に見える大きな遺跡は「高僧の墓」。この名前で、思わず大学の時に遊んだ『太陽の神殿』っていうアドベンチャーゲームを思い出す。10年前にはこんなところ来たんだっけか? 覚えてないや。まるでエル・カスティージョのミニバージョンという感じのピラミッド。いい味出してた。周りには「円形の台座」、「金星の台座」、「墓の台座」といった小さな遺跡群があって、すごく雰囲気がいい。暑いんだけど、木陰に入って一休みすると、木々の間をさわさわと流れていく風の音が聞こえて、本当に気持ちがいい。

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「高僧の墓」

 次に見えたのは「赤い家」。これも全然覚えてない。結構大きな遺跡なんだけどね。その前を通り過ぎるといよいよ「カラコル」。なるほど、遺跡の前にはロープが張られていて、中に入ることができなくなってる。前回来たとき、カラコルの上の方まで登っちゃって怖い思いをしたことが忘れられない。カラコルの前は全然木陰がなかったから暑くて死にそうだった~! カラコルの横に見えるのは、「尼僧院」、「教会」、「付属の尼僧院」などの遺跡群。本当は尼僧院の中に入って、映画『カリブの熱い夜』で見たような風景を見る予定だったのに! ここらへんはまだどのツアーグループも到達していないらしく、僕だけでじっくりと見て回ることができた。やっぱりいいよ、遺跡って。僕は歴史学的な意味は遺跡ではあまり重視しない方で、どちらかというとその雰囲気を体感する感じが好き。そりゃガイドさんが建物の建てられた背景とかを説明してくれると、その雰囲気にプラスすることはできると思うけど、それだけ一人でじっくりと心を開いて楽しむ時間がなくなってしまう。やっぱりこういう場所は静かに一人で楽しみたい。遺跡って何かエネルギーを発しているような気がするし。

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天体観測所「カラコル」

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「尼僧院」

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「付属の尼僧院」

 旧チチェンから戻る道でハッと気がついた。今回の旅行には野望があったんだった。それはこの遺跡の風景に、久石譲の音楽を組み合わせること。だから宮崎アニメのサントラから好きな曲をMDに録音してきたんだった。高僧の墓の前でMDをセットしてスイッチオン。まず最初は『千と千尋の神隠し』から“One Summer’s Day”。………いい! すごくいいっっ!! 哀愁を帯びたメインテーマが、この遺跡群と見事にマッチしてる! いやー、車で運転してるときにも風景に合わせて音楽とかを替えて楽しんだりしてるけどさ、まさかここまで感動するとは思わなかった。野望、大成功!

 『千と千尋の神隠し』の音楽を聴きながら、この間は見なかった方の「セノーテ」を見て、そこからまたエル・カスティージョを横目に見ながら、今度は前回行くことのできなかった「市場」のエリアに。ここは「千本柱の回廊」の一部みたいな感じで、柱がたくさん並んでいるところに、ぽこんと正方形のエリアがある場所。なんか昔の人たちがここで物を売り買いしている情景を想像して楽しんでた。ここも僕一人だけだったし。この裏にあるのが、「スチーム・バス」。これはここらへんの遺跡の中では、珍しくどんな使われ方をしていたかはっきりしている場所らしい。3つのブロックに分かれていて、最初の部屋は待合室、2つ目の部屋は熱した石に水をかけて蒸気を出すスチーム部屋だったみたい。生け贄とか、宗教行事の前に体を清める場所だったんだって。だからセノーテの横にもスチーム・バスの跡が残っているそうな。なるほどー。こんな場所がチチェン・イツァにあるなんて全く知らなかったから、余計に感動したよ。やっぱり遺跡は前知識を仕入れて行って、現場では一人歩きをするに限るなぁ。BGMも最高にマッチしてるし。

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小さい方のセノーテ

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「市場」

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ここにずらっと商人が出てたんだろう

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「スチーム・バス」

 スチーム・バスのエリアから、「千本柱の回廊」のエリアに入り、「戦士の神殿」の前にたどり着く。ここは以前は登れたんだけど、今はロープが張られて階段が使えなくなってる。有名なチャック・モールも遠くから小さく見えるだけ。悲しいけど、観光客が増えてきたから遺跡を保存するためには必要な処置なのかもしれないな。この柱の一つの後ろに子供を立たせて、「柱から顔だけ出して。そうじゃないでしょ! 体を全部隠して顔だけ出すの!」などと、カメラを片手に怒鳴っているコントロール母をここで発見。スゴすぎるぜ。

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「戦士の神殿」

 さて、この後はまず「球技場」を見ようかと思ってたんだけど、やっぱりかなりの暑さでそうとうバテてきてる。エル・カスティージョにはエネルギーが残ってるうちに登りたい。ってことで、エイヤッと正面の階段から後ろも振り向かずに、途中で止まることもせずに登ってしまった。足がすごく疲れてたんだけど、途中で止まると怖くて動けなくなってしまいそうで(笑)。なんでだろうな、前回はこんなに怖くなかったと思うのに、今回はとてつもなく高さが怖い。やっぱり友達と一緒だと違うのかな。でも以前の旅行では登ることに夢中で忘れてた階段の数、今回はちゃんと92段あることを数えたぞ。さすがに頂上から見たチチェン・イツァは絶景! でもやっぱりすんげーコワイんだわ、これが。周りの人の目もあるので、何でもないよみたいな顔をしてるんだけど、実のところ心臓バクバク足はガクガク状態だったりして。本当はどこかに腰掛けてゆっくりと景色を楽しみたかったんだけど、あまりの人の多さに座るどころの騒ぎじゃない。仕方なく立ったまま20分ほど四方の風景を楽しんだ後は…降りなきゃいけないんだけど…怖くて降りられない! 人が怖そうに降りていくのを見てると、余計に怖くなってきてしまう。ロープのついてる側の階段で降りようと思ったんだけど、いつまでたっても人の途切れる気配がない。おまけにお父さん、乳児を片手で抱えてもう片方の手でロープを掴みながらゆっくりゆっくり降りていったりしてるし。見てるだけで怖いっす。仕方がないので、いくらか人の少ない、登ってきたのと同じ階段を降りることにした。こっちにはロープはついてないんだけど、迷っていてもしょうがない。どんなに怖くても降りなきゃ何もできないんだから。後ろを向いて、登ってきたときと全く同じポーズで景色を見ないようにして降りていく。途中でクソガキが同じラインを登ってきて、僕の降りている約10m下で座って一休憩してやんの。おい! お前がどかなきゃ僕が降りれねーだろーが! まぁすぐに動き出したからよかったけど。マジで泣きたくなっちったよ。本当におかしいぞ。前回はこんなに怖くなかったと思ったのに! やっぱり高所恐怖症だよぉ。

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「エル・カスティージョ」

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こーんな急な階段なんだよ?

 やっと下に着いてからは、木陰でエル・カスティージョを見ながら水をがぶ飲み。さっきしまったMDも取り出して、今度は『天空の城ラピュタ』のテーマを聞きながら気持ちいい風を感じていた。うん、エル・カスティージョのエリアにはラピュタからの音楽がピッタリだ。以前栄えていた都市が遺跡になってしまったっていうテーマが一緒だし。あぁぁ、MD持ってきて本当によかった! ちなみに野望のもう一つ「遺跡での昼寝」は結局断念せざるを得なかった。こんな暑い中で昼寝してたら、すぐに火傷するか脱水症状になるかで死んじゃうよ。木陰でもかなりの暑さだし。もし今度またチチェン・イツァに来ることができるならば、今度はこの近くのホテルに泊まって、早朝や夕暮れを楽しんでみたい気はする。

 一休みした後は球技場へ(途中で音楽が「トットロ、トットッロ~♪」に替わってどうしようかと思っちった。遺跡にはトトロのテーマソングは合わないっす)。ここは以前も来た場所だったのではっきり覚えてた。勝利チームのキャプテンが首をはねられて、血しぶきが蛇に変わってるっていう壁画も覚えてたし。しっかし、いくら死後の世界を信じていたからといって、喜んで生け贄になっていたなんて驚きだよなぁ。宗教といい政治といい、教育の力というのはスゴイもんだ。

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「球技場」

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切られた胴体から血しぶきが…

 時計を見ると集合時間の30分前。もう少しだけラピュタの音楽を聴きながら、古代マヤ人がこの場所にいたことを想像してみる。今でもエル・カスティージョは、昔の輝きを放っているみたいだ。10年後にまたこの場所に来ることができたことを神様に感謝。いい天気だったことを感謝。気持ちよく遺跡を見れたことを感謝。

 バスに向かう前に、入口の本屋でチチェン・イツァに関する本とDVDを買ったんだけど、クレジットカードの機械が話し中だと言う。集合時間も迫っているしということで、ドルを含めた現金を見てみるとぎりぎり足りてしまった。これが後に不幸を呼ぶとも知らずに…。バスは昼食の場所、約2km離れたレストランへ向かう。ここはバフェ形式のレストランで代金はツアー料金に含まれているんだけど、飲み物は入ってない。この時点で僕の財布の残高は30ペソ(US$3)。ちょっと少ないけど、このお金はガイドとドライバーへのチップに当てなきゃいけない。ってことはレストランで使える現金はゼロ。悪い予感は当たるもので、案の定ここではクレジットカードは使えなかった。喉が渇いてたんだけどたった20ペソの飲み物も買えないなんて、なんかすごく惨めな気分。空腹だったから美味しく感じたランチをかきこむように食べて、デザートにフルーツを一杯食べて喉の渇きを癒してた。あー、情けない。レストランではちょっとしたショーをやってたんだけど、なんかやる方も見る方もダレてて、退廃的なムードが漂っていて、妙におかしかった。

 乗っていたバスのドアが壊れて閉まらなくなったらしいので、このレストランで新しいバスに乗り換えるみたいなことを聞いてたんだけど、バスに戻ってみるとドライバーがなんとか直したので大丈夫らしい。ちょっと不安ながらもバスに乗り込んで、槇原敬之をMDで聴きながら眠りに…つけない。ガイドは「それじゃカンクンに戻るまでおやすみなさーい」みたいなことを言っておいて、その後ドライバーと大声で喋りまくり。ウトウトしかかっていても、ドライバーやガイドが笑ったりするとすぐに起きてしまう。休めって言うんだったら静かにしてろよなー。だから帰りは行きよりも長く感じた。景色も全然面白くないしね。まっすぐな道の両側はジャングルが広がってるだけ。どこまで行っても同じ。でも最後の方はそれでも音楽を聴きながら外を眺めてたけど。

 7時半くらいにバスは僕のホテルに到着。この日はたぶん帰ってくるのが遅いだろうということで、外に夕食を食べに行く予定は入れてなかったので、シャワーを浴び着替えてから、ホテルにあるイタリア料理屋Prosciutto’sに食べに行った。想像してたよりも雰囲気や味は良かったな。でも昨日のThe Club Grillには敵わないけど。疲れていたので、食事の後はすぐにベッドに入って寝てしまった。明日も今日と同じピックアップタイムなので早起きしなきゃならない。
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by alexsea | 2003-06-21 00:00 | 旅行記 | Trackback | Comments(0)
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