From Seattle, WA, USA
by Alex
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シアトル在住のAlexです。
ソフトウェアデベロッパーをやっていましたが現在は休憩中。日本にいるときには役者をやってたりしました。歌ったり踊ったり、食べたり飲んだりが大好きです。

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運命を感じた東欧への旅: 東ヨーロッパへの旅立ち
東ヨーロッパへの旅立ち … 2006年8月16日(水)~8月17日(木)

 んー、なんでいつもこうなるかなぁ。なんだか最近の旅行の始まりって、体調が悪くなることが常みたいな感じがする。コーラスでニュージーランド・オーストラリアに行ったときもそうだったけど、今回も結構そんな感じ。まず朝起きるときに、体がダルいことに気づく。なんとなく節々も痛い気がするし。旅の始まりだってのに風邪を引いちゃったのかな。それに鏡を見ると、鼻の右側がなんだか腫れているみたいな感じ。触ると痛いし。大きなニキビができようとしてるのかもしれない。あーもう最悪。まるでシアトルが僕を旅行に行かすまいと、いろんな手段を使ってきてるみたいだった。気持ちよく旅に出させてくれよー。

 シアトルからアムステルダムまでは約9時間の旅。前の席に子供連れの夫婦が座って、その小さな子供が「大」をよく漏らすのかどうかわからないけど、とにかく時々臭くて臭くてたまらなくなる。まあ始終ってわけじゃないのが救いだけど。各席にはエンターテイメントシステムがついていて、好きな映画を選んで観ることができる。寝ようとしても子供が大きな声を上げて起こされてしまうので、仕方なく僕は『Mission Impossible: 3』、『Friends with Money』、『Lucky Number Slevin』の三本を観た。『Mission Impossible: 3』はやっぱり金がかかってるだけあって、満足できる出来。1や2よりも好きだったかな。『Friends with Money』はJennifer Anistonが主役のやつで、『Desperate Housewives』になりそこなったドラマって感じだった。でも、なんか暗くて重い主題が根底にあって、観てて疲れるんだよな。『Lucky Number Slevin』はBruce Willisとかいい役者が出てるみたいだったから観たんだけど、これが大ヒット! 最初は単に人違いから始まるドラマなだけかと思いきや、どんでん返しがスゴかった。着陸のせいで最後の最後を観ることができなかったのが残念。帰ったらOn Demandかどこかで探して観なければ…!

 そんなこんなでアムステルダムに到着。ここで約3時間待った後、ブダペスト行きの飛行機に乗り換える。アムステルダムの空港は色々な店があって楽しかったな。免税店でいろんなコロンを試してみたりして時間を潰してた。ブダペストまでは2時間ちょうど。事前にガイドブックを読んで地図が頭に入っていたせいで、着陸前に見えた景色がどこのものだとかわかって楽しかった。

 着陸後、簡単に入国審査を通り抜け、荷物が出てくるのがかなり遅かったりしたけど、ロストバッゲージになることもなく、順調にホテルまで行く……はずだった。僕としては、シアトルからのツアーガイドの人が空港で待っていてくれるものと思い込んでいたんだけど、いつまでたってもそれらしき人が見あたらない。人気も少なくなった到着ラウンジで約1時間も待った後、紙を片手に誰かを探しているらしき人がどうも怪しいってことで話しかけると、なんと彼がドライバーだった。紙にはシアトルのツアー会社の名前が薄く書いてあるだけで、その前に“Teur”とかいう単語が書いてあるもんだから、違うと思ってその先を読まなかったんだよね。彼は11時到着の人もピックアップするハズだったんだけど、結局見つけることができなくて、僕たちが最初だったらしい。それに彼としては、空港とホテルを何度も往復するなんてことは会社から聞いていなかったらしい。ただ一回ピックアップすればいいだけだと思ってたんだって。うーん、連絡がどこでおかしくなってたんだろう。とにかくもう疲れも限界。これ以上他の人を待つわけにはいかないので、ホテルまで連れて行ってもらうことにした。

 やっとのことでK+K Hotel Operaにチェックイン。このホテルはブダペストのオペラハウスのすぐ裏で、モダンな内装、対応のいいサービス、キレイな部屋で、かなり気に入ってしまった。それに部屋でもロビーでもインターネットが無料で使い放題! 今回の旅行ではネットは使えなくても構わないんだけど、あるにこしたことはないもんね。

 プランとしては、ホテルに着いたらちょっとだけ休んだ後、ホテルの周りを散策する予定だったんだけど、フライトで疲れている上に体のだるさもかなりキてる。このまま出かけるわけにはいかないので、お風呂に入って体を休めた後は、ちょっと昼寝することにする。外は30度近かったんじゃないかな。東京ほど湿気はないにしても、シアトルに比べたら絶対にドライとは言えない。こんな中この体調で散策したら死んでしまう~。

 エアコンの効いた部屋の中で一眠りした後は、体調もだいぶ戻ってきたということで、ホテルからすぐの聖イシュトヴァーン大聖堂(Szt. István Bazilika)まで歩いていくことにした。大聖堂までは徒歩10分くらいかな。足を踏み入れてすぐに聞こえてきたのは、思いもよらず素晴らしい男声合唱。進んでいくと、5人の男性が聖歌を歌っているのが見える。こんな綺麗な歌声で感動したのは初めてかもしれない。全ての人の声が素晴らしいんだけど、特筆すべきは一番上のテノールを歌っている人の声。もうほとんどアルトの音域で、とにかくピュアでストレート。揺るぎは微塵も感じられない。そのパワフルな声が大聖堂の中のもの全てに反響して、素晴らしい音の波を作り出している。本当にスゴかった。コーラスの指揮者Dennisがいたらさぞ感動したことだろう。これって毎日のミサでやってるのかと思ったら、毎週木曜日の午後5時からだけなんだって。偶然とはいえ素晴らしい巡り合わせをくれた神様、ありがとう!

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聖イシュトヴァーン大聖堂の中
やっぱり豪華!

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思いもよらない素晴らしい歌声が!

 聖イシュトヴァーンからの思いもよらないプレゼントに感動した後は、どこにも寄らずにホテルに戻ることにする。7時半にロビーに集合して、ブダペストの最高のレストランの一つ、Gundelにツアー参加者全員で行く予定なのだ。

 ちょっといい服に着替えて(Gundelはジャケットが必要)ロビーに下り、ツアー参加者との自己紹介。

まずシアトルからは、ツアーの提案者でSeattle Men’s Chorusのアーティスティック・ディレクター兼指揮者のDennis。コーラスで歌っていて役員もやってるBob。Dennisの長年の友達で以前コーラスにいたこともあるらしいGary。シアトルの別のコーラスで歌っていたことのある女性Gabbriella(通称Gabby)。彼女の友達Ann。今回の旅行の企画ディレクターのMichael。コーラスで同じバリトンのセクションにいるAdamと彼のお母さんのAnn。それと僕と、ルームメートのKorey。サンフランシスコからは、Dennisのいるアパートの別のユニットに住んでいたことのあるScott。ダラスからは、ウチのコーラスととても仲のよいTurtle Creek Choraleというコーラスから来たMike。この12人。大きすぎも小さすぎもしないちょうどいいグループだと思う。普通は名前を覚えることが苦手な僕だけど、今回は心してしっかりと覚えたぞ。みんなでひとしきり歓談した後は、空港から送ってもらった大きなバスに乗り込む。アンドラーシ通りを北上して、ライトアップされてキレイな英雄広場を通り越して、市民公園の脇にあるGundelに到着。ここは1894年に開業した由緒正しいレストランで、ブダペスト一のレストランと呼ばれることが多いらしい。各国の要人はもちろん、ローマ法王もこのレストランからテイクアウトを取ったとのこと。レストラン好きの僕としては、ツアーの最初の晩からこんなレストランが組み込まれていることに喜びを隠せなかった。

 Gundelの中に入ってみると、一階のメインダイニングルームの他に、いくつも小さなダイニングルームがあるらしい。外から見たらどこまでがレストランなのかわからないような建物だったけど、どうやらこの建物全部がGundelみたい。うーん、でもこんなに大勢の人に調理しなきゃいけなくて、クオリティを保てるのかなぁ。何も出てくる前からちょっとだけ不安になってしまった。僕たちのダイニングルームからは外の庭園が見える。テラスでは結婚披露宴みたいなものが行われているらしく、大勢の人で賑わっていた。

 今回はツアーだということで、全員同じメニューらしい。まず最初にワイングラスに注がれたのは、Gundel Tokaji Furmint 2004という白ワイン。ハンガリーというと、Tokaji Aszú(トカイ・アスー)という貴腐ワインが有名。なんでも世界三大貴腐ワインの一つだとか。今回のこの白ワインはそのTokajiで作られた、ドライなワイン。香りはとてもフルーティーで甘い味を予想させるんだけど、味はキリリと引き締まったSauvignon Blanc系。香りと味のミスマッチが面白かった。

 最初のコースはPalócと呼ばれる羊のチーズの乗ったサラダ。ドレッシングはヴィネグラットにボルサミコ酢が少しだけ混ざった、きわめて一般的なもの。羊のチーズは全然臭みがなくて、とても美味しかった。このチーズがなければ、どこのレストランでも出てくるハウスサラダとあまり変わりないかもしれない。美味しいことは美味しかったけどね。

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Green Salads with “Palóc” Sheep Cheese

 次のコースの前にグラスに注がれたのはGundel Egri Cabernet Sauvignon。Cabernetというよりも、どちらかといえばSyrahに近いような、まるで胡椒のようなスパイシーさを感じるワイン。

 メインコースはアヒルの足。すごくいい香りで、肉もホロホロと分かれていい感じ。深い味が出ていて美味しいんだけど、皮と一緒に食べるとしょっぱいんだよなぁ。なんとなく大味な感じも否めないし。これが本当にブダペスト一と呼ばれるレストランの料理なのかな。

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Ovenbaked Leg of Goose with Champagne-Cabbage and Château Potatoes

 デザートはアプリコットのプリン。下には緑色のクッキーが二つ敷いてあって、ちょっと可愛らしいプレゼンテーション。プリンはババロアみたいな感じで、すっきりさっぱりして美味しかった。

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Apricot Pudding Gundel Style on Pastry Leaf

 ツアーのセット料理だからなのか、大きすぎるレストランのせいなのかわからないけど、美味しいことは美味しいけど、感動には程遠いといった感じの料理だった。個人で来て色々と頼んだら違うのかもしれないけどね。パリのトゥール・ダルジャンの鴨料理と同じように、食べ物のクオリティよりも伝統と歴史が大事な場所なのかもしれない。だから“ブダペスト一のレストラン”っていう言い方は誤解を招いてしまうかも。ブダペスト一、有名なレストランであることには変わりないけど。

 お酒が入ってお腹もふくれて気分がよくなった後は、予定には入っていなかったゲッレールトの丘に夜景を見に連れて行ってくれることになった。ゲッレールトの丘はブダ側にある丘で、ここにはツィタデッラ(Citadella)と呼ばれる要塞が残っていて、ここからブダペストの街を一望できる。夜景も最高! 王宮とくさり橋がライトアップされていて本当にキレイ。夜遅かったけど、たくさんの人で賑わっている場所だった。

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ツィタデッラから見た王宮
ライトアップされた街はため息が出るほど美しい

 旅が始まったという気持ちが体の不調を治してくれたのか、以前ほどだるさはない。ただ長い長い一日で疲れているだけ。ホテルに戻ったら、時差ボケで何度も途中で目が覚めたけど、ちゃんと体が回復するまで眠れたと思う。
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by alexsea | 2006-08-16 01:00 | 旅行記 | Trackback | Comments(0)
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