From Seattle, WA, USA
by Alex
プロフィール
シアトル在住のAlexです。
ソフトウェアデベロッパーをやっていましたが現在は休憩中。日本にいるときには役者をやってたりしました。歌ったり踊ったり、食べたり飲んだりが大好きです。

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アンデス少年Alexの冒険: 失われたインカの都市、マチュピチュ
失われたインカの都市、マチュピチュ … 1月5日(月)

 朝6時に集合。マチュピチュ(Machu Picchu)行きの電車は6時にクスコを発つんだけど、僕たちは一駅先のポロイ(Poroy)という駅で電車をつかまえる。クスコからポロイまではスイッチバックばかりで景色もつまらないばかりか、同時刻に出発した僕たちの方が先に駅に着いてしまうらしい。6:40に電車はポロイに着いて、6:50にマチュピチュに向けて出発。目的地であるアグアス・カリエンテス(Aguas Calientes)までは3時間もかかるらしい。出発してみてなるほど、登山電車のためスピードがすごく遅い! 揺れもスゴイし。でも窓から見える景色は結構面白いし、電車の旅ってなんかいいよね。出発して15分ほどすると朝食が配られてきた。スナックとかは車内で買えるんだろうとは思ってたけど、まさか飛行機みたいに全員に配られるとは思ってなかったからビックリ。コカ茶と一緒に、美味しくいただきました。

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「朝一番のホームの冷えた静けさが好きさ」

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空いたお腹にはなんでも美味い

 約3時間のち、電車はアグアス・カリエンテスに到着。……雨が降ってるんですけど。まぁ雨季だってことはわかってたけどさ、やっぱり当日に降るとちょっとメゲるかも。大きな荷物は自動的にホテル(Machu Picchu Pueblo Hotel)に行くようになってるので、僕たちは傘を片手にマチュピチュへのバスへと歩き始める。駅を出てすぐに雨避け用のビニールポンチョの売り子たちがワッと沸いて出てきた。US$1らしい。ガイドのFreddyの勧めもあってほとんどの人たちが買い込んでた。駅からバスまでの道は、ピサックで見たような出店でギッシリ。しきりに声を掛けてくるのを振り切って古い線路の上を歩いていく。もう使われていないらしいけど、線路の上を歩くのってなんだか不思議な気がした。バス乗り場の横には川が流れてるんだけど、これが雨のせいか増水してとてつもない急流になってる。なんだかスゴイぞ。マチュピチュ行きのバスに乗って約25分、雨の中山道をどんどん登っていく。ほとんど一方通行としか思えないような道なんだけど、下りてくるバスがあるとお互いに譲り合ったりとかして対処してた。でももうちょっと道幅が広くならないもんかなぁ。バスとすれ違う度にハラハラしてたもん。

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すんげー激流なんですけど

 待ちに待ったマチュピチュの入り口に着くと、目の前に広がる山のような人ごみ。オフシーズンでコレなんだから、ピークシーズンはとてつもない混み様なのかもしれない。バックパックを背負いその上からポンチョを着て、左手に傘、右手にハンディカムの完全装備で挑む。視界が開けた瞬間に目に入ったとてつもない規模の遺跡は、全身に鳥肌を立たせた。とにかくデカイ! メキシコのチチェン・イツァも大きな規模だけど、ここは山の上に一つの“町”があるんだから。Freddyによると、山を切り出したその石で家々を作ったらしい。奴隷などというものは存在していなくて、みんな自分たちのために喜んで働いていたという。こんなに発達した文化なのになぜか車輪というものが存在せず、みんな切り出した岩を押したり引いたりして運んでいたらしい。それに驚くべきことは彼らの石組みの技術。石で作られたピッタリと隙間のない壁は、地震にも耐えられるように所々で引っ掛かりを作っている。切り出した岩の一つがあったんだけど、ピッタリと組み合わせられるように、壁の表面にいくにしたがって滑らかになるようにちゃんと削ってある。いったい一つの壁を作るのにどのくらいの時間が費やされたことだろう。

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すんげー人ごみ!!

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このクネクネ道を上ってきた

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遥か下を流れる川

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まさかこんなに広い遺跡だとは!

 あいにくの雨と大勢の人ごみで思ったように観光できない。ぬかるみで靴はどんどん汚れていくし、階段はとても滑りやすいので気をつけないといけない。それでも雲と霧に覆われたマチュピチュは神秘的そのものだった。雲に包まれているこの古代都市は、どこから地上でどこから空かわからないほど。なるほど空中都市と呼ばれるのも頷ける。ガイドに連れられて(人ごみをかきわけながら)、マチュピチュの色々な面を見て回った。精巧な水汲み場。山の上の氷河を神格化したのではないかという神殿。天文学を正確に把握していたことを示す石。1.5階建ての住居など。インカの人々は星座を模って町を造ったという。昨日見たオリャンタイタンボの遺跡は遠くから見るとラマの形。マチュピチュはコンドルの飛んでいる形。だからコンドルを模った神殿もある。岩の本来の形と加工された形をどちらも賢く使ってある。本当にスゴイなぁ。

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水路があちこちに掘られている

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霧に浮かぶ幻想的な遺跡

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南十字星の形をした石は南を指している

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なぜ人々はここを去ってしまったんだろう?

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三段の階段には意味がある
一番下が内なる世界、真ん中がこの世界
一番上が魂の世界

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コンドルの神殿
頭を手前に両側に広げた翼

 約2時間の見学の後は、お腹も空いたことだし昼食をとるために出口に向かう。もし天気がよかったら明日も来て、今度は自分のペースで見学したい。マチュピチュには食べる場所が三つある。ファーストフードスタンドと、サンクチュアリ・ロッジの中に二つ。僕たちは何人かとサンクチュアリ・ロッジの中にあるTampuというレストランに入ることにした。僕が頼んだのはインカ・スープとスパゲティ。どちらもとても美味しかった! さすがマチュピチュを独占する高級ホテルだけのことはある。もう一つのレストランの方はバフェスタイルの食事ができるらしい。後で行った人に聞いてみたら、そっちの方もなかなかよかったそうな。

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インカ・スープは美味しかった!

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スパゲティもすっきりとした味わいで美味

 帰りのバスに乗って爆睡しながらアグアス・カリエテスの町に向かう。…そういえば『地球の歩き方』には“グッバイ・ボーイ”なるものの存在を書いてあったけど、全然見かけなかったなぁ。まぁ雨も降ってることだし、こんなにたくさんのバスが行き来してる中、一つのバスを追いかけて下まで降りるなんてことできないのかもしれない。でもちょっとだけ期待してたから残念だったな(笑)。

 アグアス・カリエンテスの一番の高級ホテル、Machu Picchu Pueblo Hotelにチェックイン。ここはキャビンタイプのホテルで、僕の部屋は川沿いで、窓を閉めていても川のせせらぎが聞こえてきてとても気持ちいい。敷地もかなり広く、レストランやギフトショップ、スパまであるらしい。時間があったらマッサージでもしてもらいに行ってきたいな。

 部屋に荷物を置いて、“Aguas Calientes”の名の由来の温泉に行ってみることにした。ホテルで貰った地図を頼りに坂を上っていく。クスコよりは標高は低いとはいえやっぱりここも高地。ちょっとの運動でも息が切れてしまう。でもここらへんの人はこの酸素の薄さに慣れてるんだろうな。このメインストリートの坂の両側には土産物屋やレストランが立ち並んでいて、しきりに呼び声がかかる。温泉の近くにはタオルや水着の貸し出しをしてるところがあったので、ここでタオルを借りることにした。3 Soles(=約US$1)。

 温泉は川沿いの、橋を渡ってスグのところにある。橋のところで5 Solesを払って下に下りていくと、板とカーテンで仕切られた更衣室と、その向こうに茶色の温泉プールがあった。本来ならば温泉プールが何個もあるらしいんだけど、ほとんどが改装工事中で一番手前の一つのプールしか開いてなかった。早速服を脱いでプールまで歩いていく…んだけど、下が砂利道だから足が痛い痛い! こんなことならさっきタオルを借りたところで安いビーチサンダルを買ってくるんだった。なんとかプールまで辿り着いて温泉に入ってみる。あまり熱くなく、ちょっとぬるめな感じかな。匂いはなく、ぬるつきもベタつきもしない。透明度は低く水面から10cmくらいまでしか見えない。座るところがないから日本の温泉のようにリラックスはできなかったけど、マチュピチュで足を酷使した後だったから、この暖かな温泉はとても嬉しかった! 地元の人も何人か入ってるみたいだけど、僕が行ったときにはほとんどが観光客で賑わってた。若い男女のグループ6人くらいはパック入りのワインとお菓子を持ってきてて、温泉に入りながら飲んでワイワイやってた。しまった、僕も何か酒を買ってくるんだった(笑)。日本とは情緒が全然違うこの温泉だけど、傍らを流れる川の音、その川の向こうにうっそうと生えているシダ類らしき植物、目の前にそびえ立つ切り立った山と、いつもとは全然違う風景に感動。30分くらいゆっくりとお湯の中で遊んでた。いいなぁ、こういうゆったりとした時間。これまでのスケジュールがかなり行け行けだったもんだから、余計にこんな何もしない時間が嬉しい。

 お湯から上がってホテルに帰る途中に、レストランに寄って小さいピザを食べることにした。8時にDennisや他の人たちとホテルのレストランでディナーの予約をしてあるんだけど、それまであと2時間…とうてい我慢できない。たくさんあるピザレストランの一つを選んで、一番小さいペパロニピザと、クスコのビール『クスケーニャ』を頼んだ。このクスケーニャ、あるビールコンテストでドイツのビールに次いで二位に輝いたってガイドブックに書いてあったけど、なるほど本当に美味しいや。日本のエビスビールのような感じで、ホップの後味がとても心地いい。ピザはあまり美味しくなかったけど、このクスケーニャですっかり気持ちよくなっちゃった。あとホテルに帰るまでの店で、度々店先に見かけててすごく興味があった『インカコーラ』なるものを買ってみた。黄色の透き通った液体。一口飲んでみて「んー、これってなんかバニラコークみたい」って友達に言ったら、道に座ってた観光客の女の子が「あたしは液体バブルガムだと思うわ」と言ってきて、まさにその通りと思い切り頷いてしまった。本当にバブルガムをジュースにしたらこうなりましたって感じの味。甘いからあまり好みじゃないけど、いたる所に売ってるところを見ると、かなりの人気商品なのかもしれない。

 ホテルで1時間ちょっとグッスリ昼寝した後はレストランでディナー。僕はフレンチスタイルのオニオンスープとマスを注文。オニオンスープは想像以上の出来。シアトルで大好きなLe Pichetのオニオンスープには敵わないけど、かなりの水準の美味しさでビックリ。マスにはガーリックの薄切りを揚げたヤツがついてて、これが身の味とよく合うんだわ。ワインも6人で2本空けて気持ちよくなっちゃったし、4人のミュージシャンがペルー音楽の生演奏してるし、最高の気分。色々とペルー音楽の生演奏はあちこちで聴いたけど、この彼らは本当に上手くて、初めてCDを買おうって気になっちゃった。演奏も上手いけど、何人かで声を重ねる歌声もバランスが良くて、ウチらのコーラスディレクターのDennisもしきりにいいって頷いてた。

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オニオンスープは予想以上の出来

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マスはさっぱりした味付けでグー

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このグループはInkañanというらしい

 明日またマチュピチュに行こうかどうか迷ってたんだけど、このディナー中に行くことに決めて、ツアコンのAaronからチケットを買ってしまった(US$29)。またもう一度来ることができるかどうかわからないし、たとえ天気が悪くても、自分のペースであの遺跡をもう一度見てみたい。となるとクスコからの電車が到着して激混みになる前に行かなきゃいけないので、明日の朝も早起きしなきゃならない。部屋に戻ってすぐにベッドに入ってしまった。川のせせらぎの音が子守唄になって、昼寝をした後だというのに、すぐに眠りについてしまった。
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by alexsea | 2004-01-05 00:00 | 旅行記 | Trackback | Comments(0)
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