From Seattle, WA, USA
by Alex
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シアトル在住のAlexです。
ソフトウェアデベロッパーをやっていましたが現在は休憩中。日本にいるときには役者をやってたりしました。歌ったり踊ったり、食べたり飲んだりが大好きです。

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イタリア・クロアチア・パリ2015: 密度の濃いヴェネツィアの一日
ずいぶん長い間聞いたことがなかった羽音で夜中に目が覚めた。蚊だっ! 夜になって窓は閉めたんだけど、すぐ裏は水路だし、開いてるうちに入ってきてたんだろう。壁に止まっているのをガイドブックで叩いて何匹も殺したんだけど、もう何カ所も刺されちゃってるよ…。あーもう最低。どこかで痒み止めと虫除けを買わなきゃ。

アパートを8時半ごろ出発して、ローマ広場に向かう。今日は早いランチの予定なので朝食は抜き。2番のヴァポレットでリアルト橋まで向かった。お目当ては野菜市場と魚市場。野菜市場の周りには果物のいい香りが漂っていて、お腹が空いていることを思い出してしまった。魚市場にも大小さまざまな魚や貝が並んでいて、こんなところで魚や野菜を買って、アパートで料理して食べられたら最高だなぁなんて話してた。旅行で現地の市場に行ったときには、いつも同じことを考えている気がする。いつかどこかで実現させなきゃいけないな。

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魚市場には美味しそうな魚介類がいっぱい!

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こういう景色、なぜか心に残る

魚市場のすぐそばのカフェでコーヒーだけ立ち飲みした後は、リアルト橋(Ponte di Rialto)を渡ってすぐのスクエアにある薬局で痒み止めと虫除けを購入。今夜はこれが効けばいいんだけど。

この後は昨日のレストランで使った道に入って、Libreria Acqua Alta di Frizzo Luigiという面白そうな本屋に行くことにした。店の中にボートとかが置いてあって、そこに本が山積みになってたりするファンキーな場所らしいけど、なんか入口にロケ隊みたいな人たちがいる…? 撮影はしてないみたいだったので中に入ろうとすると、大きな人が出てきて “Closed…” と言いながらほとんど押し出されてしまった。なんかちょっとカチンときた。撮影してるならしてるで、入口にテープくらい張っとけよー。残念だけど、仕方がない。もしまた時間があったら来ることにしよう。

やっぱり朝食を抜いたのはダメだったな。お腹がすごく空いちゃった。サン・マルコ広場にあるパン屋さんでチョコレートの入ったクロワッサンを食べて、ようやく落ち着いた。雨が降ったわけでもないのに、サン・マルコ広場にはあちこちに水たまりがある。どうやら排水溝からゆっくりと逆流しているらしい。満潮のときにはいつもこうなるんだろうか? サン・マルコ寺院の前にも、中に入る人たちが水たまりを歩かなくてもいいように、橋のようなものがかかってる。この橋や柵が昨日サン・マルコ寺院の脇に積み上げてあったのは見てたけど、何かのイベントのためなのかと思ってた。やっぱりこんな風に水浸しになるのは、日常茶飯事なんだな。

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サン・マルコ寺院の入口には橋げたがかけてある

高級ショップで有名な3月22日通り(Calle Larga il 22 Marzo)は、朝10時なのにかなりの人が歩いていた。午後になったら一体どのくらいの人で混雑するんだろう? 高級ホテルのグリッティ・パラスの横のトラゲット乗り場から、カナル・グランデの対岸までゴンドラに乗せてもらった。観光客は€2、地元民は€0.70。ほんの2分ほどだけど、ゴンドラを体験するにはこれが一番安上がりの方法だろう。ガイドブックには立って乗るのが普通みたいなことが書いてあったんだけど、座らされてしまった。落ちた人でもいたんだろうか?

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トラゲットでプチ・ゴンドラ体験

サンタ・マリア・デッラ・サルーテ教会(Santa Maria della Salute)は、外から見ても荘厳だけど、中はたくさん大理石が使われていて、「神聖な場所」という雰囲気がビシバシ伝わってくる。ドームの中心から吊り下げられた一つだけのシャンデリアに、なぜか目を引かれた。ここはサン・マルコ寺院とはかなり違う雰囲気だ。

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静かで神聖な雰囲気のサンタ・マリア・デッラ・サルーテ教会

この後はカナル・グランデ沿いを東に向かい、プンタ・デッラ・ドガーナ(Punta della Dogana)の先のポイントに行った。ここからは鐘楼やドゥカーレ宮殿、それにサン・ジョルジョ・マッジョーレ教会までも見渡せて、素晴らしい絶景ポイントだ。以前はここに『カエルを持つ少年の裸像』が立っていたらしいけど、ものすごいクレームがついて取り除かれたらしい。検索すればすぐにその写真が出てくるけど、確かにちょっと場違いな感じかなってのが個人的な感想。

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プンタ・デッラ・ドガーナの先の埠頭からは素晴らしい景色が見える

いい景色を堪能した後は、映画『旅情』で使われたいくつかのロケ地を訪ね歩きながらランチに向かうことにする。『旅情』はキャサリン・ヘップバーン主演の映画で、1955年に公開されたもの。僕は今回ヴェネツィアを訪れることになってから、初めて観た映画だった。キャサリン・ヘップバーンの悲しそうな顔しか印象に残らないストーリーラインだったけど、ヴェネツィアの魅力が余すことなく表現されていて、とてもいい観光映画だと思った。インターネットで調べると、どこでロケが行われたかが簡単にわかったので、いくつか行ってみることにした。僕らの歩く順路にもピッタリだったし。それにしても映画からもう60年も経っているにも関わらず、ヴェネツィアの風景はほとんど変わっていないことに驚かされる。ここは本当に時間が止まってしまったかのような場所だ。

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Ponte San Cristoforo

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Piscina Sant'Agnese

11時頃、Cantinone già Schiaviで軽くて美味しいランチを楽しんだ。こういう「チケッティ」体験は、まさにヴェネツィアならでは。

この後は僕も初めて行くアカデミア美術館(Gallerie dell’Accademia)。まだ改装工事中なのか1階がだいぶ閉鎖されていて残念だったけど、結構ゆっくり美術鑑賞できてよかった。ガイドブックを使って有名な絵を見て回ろうかとも思ったけど、よく考えてみると自分にとってはどれが有名かなんてあまり関係なくて、僕にとって感動できる作品に出会えればいいので、自分のペースで見ることにした。後でガイドブックを読んでみたら、「おおっ!」と思った作品は有名なものが多かったけど(笑)。

美術鑑賞の後は、また映画で使われた場所巡り。今度は『旅情』と『インディ・ジョーンズ3』で使われた、サン・バルナバ広場(Campo San Barnaba)。『旅情』では恋に落ちた相手が働く骨董品屋を撮影しようとして主人公が運河に落ちたり、『インディ・ジョーンズ3』では手がかりを見つけるために図書館に入る場所。映画で見たことのある場所を訪れるのって、やっぱりちょっと楽しいや。ここでカフェに入って、風景を見ながら少し休憩したりした。

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サン・バルナバ広場では映画と同じ景色が見られる

広場にあるサン・バルナバ教会では、レオナルド・ダ・ヴィンチの展覧会が催されていた。教会の中は、彼が発明した数々の品のレプリカが所狭しと並んでる。発明家でもあり素晴らしいアーティストでもあったレオナルド・ダ・ヴィンチって、やっぱり天才だったんだなと思わせてくれる展覧会だった。今回の旅行で、一番興味深く見ることができた場所じゃないかな。

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レオナルド・ダ・ヴィンチ展はとても面白かった!

この後はカ・レッツォーニコ(Ca' Rezzonico)に行って、引き続き美術鑑賞を楽しんだ。ここはアカデミアよりもずっと静かで、貴族の館のようなセッティングで美術鑑賞を楽しめる。アカデミアよりも、雰囲気的には好きだったかもしれない。カ・レッツォーニコを出て歩いている途中に、色々な仮装用のマスクを売っている店があった。そこで、スタートレックのボーグ的なマスクを発見。重そうだけどカッコいい~! こういうので仮装してみたいけど、値段も高いんだろうなぁ。

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ボーグ的仮装マスク。欲しかった~!

スマートフォンにオフラインの地図をダウンロードしてきたので、そのGPSを使いながら次の目的地まで歩く。スクオーラ・グランデ・ディ・サン・ロッコ(Scuola Grande di San Rocco)も、ドゥカーレ宮殿の大広間のような場所がすごく豪華で綺麗だった。やっぱりヴェネツィアは、昔から金持ちだったんだなぁと感じさせるような場所だった。

そこからすぐのサンタ・マリア・グロリオーサ・デイ・フラーリ教会(Basilica di Santa Maria Gloriosa dei Frari)にも行く予定だったんだけど、次の午後4時の予定まであと1時間しかなかったので、パスすることにした。スクオーラ・グランデ・ディ・サン・ロッコは実はアパートのすぐ近くだったので、アパートの前を通ってローマ広場に戻り、2番のヴァポレットに乗り込んだ。

次の予定の場所は、ヴァポレットのカジノ駅で降りるのが一番近いんだけど、船内の路線図を見てみるとカジノ駅の名前が括弧の中にある…? これってどういう意味なんだろうと思って住人らしい人に聞いてみたんだけど、あまり英語をよくわからないらしくて意思の疎通ができなかった。カジノ駅で止まらなかったら、リアルト橋まで行くことになって、そこからだとかなり歩くことになってしまう。安全に行きたかったので、鉄道駅前でヴァポレットを降りて歩くことにした。焦ったから速足で歩いてたんだけど、なんとか午後4時ちょっと前に到着することができてホッとした。かなりヒヤヒヤしちゃったよ。

午後4時からの予定というのは、ヴェネツィアでゴンドラのようなボートの漕ぎ方を教えてもらうこと。最初は普通のゴンドラに乗ろうと思ってたんだけど、旅行前に調べていたら、ボートの漕ぎ方を教えてくれる場所があることを発見。Row Veniceという非営利団体。TripAdvisorでの評判も上々だった。1時間半のゴンドラ漕ぎのレッスンが€80。普通にゴンドラを雇うと40分で€80なので、同じ値段じゃん! ゴンドラに乗るのもヴェネツィアのハイライトの一つかもしれないけど、実際に漕ぐことができたら忘れられない体験になるなぁ、ということで申し込んでおいた。

最初はまだ繋いである「バテリーナ」というボートに乗って、二人の女性インストラクターに基本的な漕ぎ方を教わる。立ち方やオールの握り方、それにオールが水の中では垂直に、水の外では水平になるように手首を動かすことなんかを習った。その後はバテリーナを岸から外して、運河で漕ぎだす。インストラクターの一人が後ろで舵を取ってくれているので、僕は漕ぐことだけに専念すればいい。でもねー、やっぱりこれが慣れるまで大変なんだわ。ちょっと油断するとオールがボートの支点から抜けちゃうし。上半身だけを使わずに体全部で漕ぐことにも慣れが必要だった。

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バテリーナの漕ぎ方の基本を教わってる

最初は、「あちゃー、動くことあまり好きじゃないのに、なんでこんなレッスン受けることにしちゃったかなー」なんて思ってたけど、コツがつかめてくるとちょっとは楽しくなってきた。最初は周りの景色も目に入らないくらい集中してたんだけど、慣れてきたら運河沿いを通る人たちが笑顔で見守ってるのが見えたりして。ちょっと恥ずかしかったけど、すごく面白い経験だった。うん、このレッスンを受けることにしてよかったと思う。

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ヴェネツィアの運河でボート漕ぎなんて、忘れられない体験になると思う

レッスンの後は疲れたし、お腹が空いてしまった。今日のレストランの予約は9時半なので、まだまだ時間がある。こんなこともあろうかと、おやつを食べる場所を決めておいたんだ。リアルト橋の近くにあるRosticceria Gislon。AMO ITALIAの堂さんが、ここのMozzarella in Carrozzaが美味しいとFacebookで勧められていたのが頭から離れなかった。Mozzarella in Carrozzaは、揚げパンのようなものの中にモッツァレラチーズが入ったもの。プロシュート(生ハム)が入ったものと、アンチョビが入ったものがある。僕はアンチョビを選んだんだけど、これが最高に美味しかった! サクサクでホクホクのパンの中のモッツァレラチーズは伸びる伸びる! 時々感じるアンチョビの味と塩辛さは、多すぎも少なすぎもせず、まさにピッタリの量。お腹が空いてたのでもう一つ食べたいくらいだったけど、今夜の夕食があるので我慢しなきゃいけなかった。

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途中でもう一か所、『旅情』のロケ地に寄った

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Mozzarella in Carrozzaはおやつにピッタリ!

リアルト橋の近くの店で目を引いたシャツを買った後は、1番のヴァポレットでサン・トーマ駅まで行ってアパートまで歩いて帰って、ちょっと休憩。8:50頃アパートを出て、真っ暗な中レストランに向かう。スマートフォンのGPSがなかったら、完全に迷っていたかもしれない。Antiche Carampane(クリックで訪問記へ)で素晴らしいディナーを食べた後は、また真っ暗な中アパートまで帰った。すれ違う何人もの人がスマートフォンをGPS代わりに使っていて、みんな同じことをやってるんだなぁと、なんだかおかしかった。

いやはや、色々と満載の一日だったけど本当に楽しかった! 周りに蚊はいないようだけど、今朝買った虫除けをたっぷりと塗りたくってからベッドに入った。
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by alexsea | 2015-10-09 00:00 | 旅行記 | Trackback | Comments(0)
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