From Seattle, WA, USA
by Alex
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シアトル在住のAlexです。
ソフトウェアデベロッパーをやっていましたが現在は休憩中。日本にいるときには役者をやってたりしました。歌ったり踊ったり、食べたり飲んだりが大好きです。

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ポルトガル2016: ポルトガル版ストーンヘンジと、オビドス、ナザレ
今日も予定が満載なので早起きして、7時半にホテルで朝食。食べ物のセレクションはあまり多くなくて、一人€6。でもホテルだから仕方ないか。

もう一日くらい居たかったエヴォラに別れを告げ、車に乗っていざ出発。今日の最終目的地はナザレだけど、その途中にオビドスにも立ち寄る予定。旅行のプランを立てているときに、エヴォラの近くにポルトガル版ストーンヘンジがあることをネットで発見。『アルメンドレス環状列石』(Cromeleque dos Almendres)と呼ばれるもので、エヴォラから車で30分ほどの場所にあるらしい。こういうものがすごく好きな僕としては、ぜひ行かねばなるまい!

小さい村を通り抜けてアルメンドレス環状列石へ向かったんだけど、なんと途中から舗装されていないダートロードだということが判明。かなりスピードを落とさなければならなかったので、到着までは45分くらいかかってしまった。ダートロードの周りはコルクの木だらけ! ポルトガルはコルクの産地として有名だもんね。つい最近表面を削り取ってコルクを収穫したらしく、木の幹が赤茶けた色になっていて数字の6が書いてある。あの数字はなんだろうねって話してたんだけど、他の数字が書いてある木は幹が再生しつつあることもあって、これはコルクを取った年の最後の一桁なんじゃないかっていう結論に達した。後で人に聞いてみたら、まさにその通りだったらしい。コルクは9年に一度収穫することができるんだって。

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収穫された後、丸裸になったコルクの木

ダートロードはかなり狭いので他の車とすれ違ったら大変だなと思ってたんだけど、観光客にはあまりよく知られていない場所なのか、誰ともすれ違うことはなかった。唯一到着直前の駐車場で、入れ替わりに他の車一台が出て行ったくらい。だから現地では僕らだけ。貸し切り状態でこれを見れるなんて、本当に嬉しかった。

アルメンドレス環状列石は、紀元前4,000~6,000年の間に立てられたものらしい。1960年代に発見されたときには列石のほとんどが倒れてしまっていたんだけど、70年代から90年代にかけての考古学者たちによる研究の成果によって、今のように立て直されたらしい。東西に長い楕円形であるということや昼夜平分の位置関係などから、太陽と月の動きに深く関わっているということはわかっているらしいけど、詳細はまだ不明とのこと。ただ、『自然のサイクル』を祝う神聖な場所だったんじゃないかという説はあるらしい。いくつかの石には、円や蛇、コップなどの彫り物がされているものもあるけど、長年の浸食によってほとんど消えてしまっているとのこと。

なだらかな坂になっている広場に人の背ほどもある大きな岩が何十個もそびえ立っているのは、本当に壮観だった。僕ら以外誰もいないこの場所、聞こえてくるのはサワサワという葉擦れの音と、僕らの足音だけ。今から6,000年以上も前の文化がどんなものだったのか、そんなことを考えるのにピッタリの舞台だったな。本当に気持ちのいい場所。ここに来ることができてよかった。エヴォラに行くことを決めたのはアルメンドレス環状列石のことを知る前だったし、こんなにも感動するっていうのは、もしかするとこの場所に呼ばれたのかもしれないな。

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本当にストーンヘンジだ。すごいー!

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6,000年も前の昔に、この場所で何が行われていたんだろう?

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帰り道にあったコルクの木。本当に幹がコルクなんだ!

この後はまたダートロードをゆっくりと運転して、西へと車を走らせる。約2時間でオビドス(Óbidos)到着。11時過ぎには、なだらかな丘の斜面を抱くように白い壁の家々が見えてきた。城壁のすぐ外には大きい駐車場があって、人の多さからここが観光地であることを再認識させられる。車を止めてまず目に入るのは、外側の駐車場の向こうにずっと長く延びている水道橋。静かに佇む無数のアーチは、悠久の時を感じさせてくれる。人の多い城壁側とは対照的な感じ。

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オビドスの水道橋

観光案内所で地図をもらった後、いよいよ城壁の中に歩いていこう。町に続く城壁の門は、ポルタ・ダ・ヴィラ(Porta da Vila)と呼ばれている。中のアーチのところはアズレージョで覆われていて、とても綺麗。18世紀のものであることを感じさせない、はっきりとした色だった。

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ポルタ・ダ・ヴィラのアズレージョはとても綺麗

この門からは、オビドスのメインの通りであるディレイタ通り(Rua Direita)がまっすぐ延びていて、その両側はレストランや土産物屋で溢れてる。白い壁に青や黄色の縁取りがしてあってとても綺麗。所々には大きなブーゲンビリアの木があって、赤紫色の花が白い壁と青空に映えて息を呑むような美しさだった。

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この色のコンビネーションが何とも言えない!

レストランの外でジンジーニャをチョコレートカップに入れて売ってるところがあったので、一杯飲んでみた。飲んだ後にチョコレートを食べると、サクランボの風味とチョコレートがとてもよくマッチしてすごくいい。ケーキとかでもチョコレートとサクランボの組み合わせはよくあるもんね。

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チョコレートカップ入りのジンジーニャは納得の美味しさ

この後は、町の中心にあるサンタ・マリア教会(Igreja de Santa Maria)に寄ってみた。こじんまりとした教会で、壁はアズレージョに覆われ、祭壇の向こうには数々の宗教画が見えた。教会のすぐ前の広場には屋外のバーがあって、とても気持ちよさそう。後で時間があったら来てみることにしよう。

またディレイタ通りに戻って、その一番終わりまで行ってみることにした。行き止まりのサンティアゴ教会の隣には、城壁にアーチの門が開いていて、その向こうから城壁に上れるようになってるみたいだ。この門のところにはまたミュージシャンがいて、ちょっとビデオを撮っていたらダメダメと言われた。仕方ないので€1をギターケースに入れて立ち去ろうとしたら、(お金をくれたから)撮ってもいいよとのこと。なるほど、チップ抜きの撮影はダメってことだったんだね。僕はいつも撮影するときにはチップを忘れないようにしてるんだけど、この時はいい曲を演奏してたから、それをまず撮ってからチップを渡そうと思ってたんだ。皆さんも撮影時にはチップをお忘れなく。

ちょっとだけ城壁に上ってみたけど、やっぱりいい景色。周りにはのどかな風景が広がっていて、とても気持ちいい。城壁の上を歩いてオビドスを一周している人たちもいたけど、僕らはこの風景だけで十分な気がしたので、パスすることにした。

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城壁から見える、のどかな景色

さあオビドスの城壁内はここが終点なので、今来た道を戻ることにしよう。さっきの門のすぐ横には、ずっと前は城だったんだけど今はホテルになっているポザーダ・カステロ・オビドス(Pousada Castelo Óbidos)がある。豪華絢爛というわけではないけど、落ち着いた高級感のある場所だった。僕のように、ホテルは場所がよくて清潔なら安い方がいいという人間には向いてないけど、ホテルの高級感も重視する人にはいい場所なんじゃないかな。

さっき通り過ぎてきたサンティアゴ教会に入ってみると…、あれ、ここ教会じゃなくなったのかな? 中は本屋になっててビックリした。昔祭壇だったであろう場所の方まで本棚があって、結構面白い雰囲気だった。

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こんな風情のある小路がたくさん

お昼までには少し時間があるので、さっきのサンタ・マリア教会の横の屋外バーで、ちょっとビール休憩。この日は日差しが強くてちょっと暑かったので、日陰のテーブルでくつろいだ。その後レストランの開く時間になったら、調べてきたPetrarum Domusという場所でお昼にすることにしよう。あれ、ここはさっき店の前でジンジーニャを飲んだところだ。石造りの店内は、なんとなくワインセラーを彷彿とさせる感じ。僕はここでビーフ・ストロガノフを頼んだんだけど、これが大当たり! パプリカが効いていて、なんとなくハンガリーのグラーシュを思い出させる味。肉も臭くないし、こんな美味しいビーフ・ストロガノフは初めてかもしれない。観光地のレストランで心から美味しいランチを食べられることって結構稀なんだけど、今回はとてもラッキーだったな。

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予想外に美味しいビーフ・ストロガノフ

ランチの後はディレイタ通りを外れてサン・ペドロ教会(Igreja de São Pedro)に行ってみたんだけど、なぜか閉まっていてガッカリ。この辺りは歴史地区に指定されているらしく、昔僧侶が住んでいて19世紀には市庁だった建物とかがあって興味深かった。観光客もあまりいなくて、静かなオビドスを楽しむことができたし。

さて、この裏道を通って再びポルタ・ダ・ヴィラを通り抜け、車に戻ってナザレに向かうことにしよう。オビドスは確かに可愛い町だったけど、あまりにも観光地化されている気がして、のんびりしようという気にはなれなかったなぁ。観光客と土産物屋の多さに、なぜかここがアミューズメントパークのように「作られた」場所のようにも思えてしまった。まぁ僕らも観光客だから文句は言えない。やっぱりこういう場所が本当の顔を見せるのは、日暮れの後なのかもしれない。

オビドスからナザレ(Nazaré)までは結構近くて、約30分の車の旅。あれよあれよという間にどんどん家が多くなってきて、気づいたらビーチタウンの様相だった。サレマのような小さな漁村に比べたら、ナザレは都会だー!

2時過ぎにAdega Océano Hotelにチェックイン。海沿いのレストランの上に宿があって、一晩€30と超お得だった。僕らの部屋は横の路地に面しているので海はちょっとしか見えないんだけど、海に面する側に共用のデッキがあって、テーブルも椅子も置いてある。これはなかなかいいかも。

今日は何も予定を入れてないし、朝から観光続きで結構疲れてしまっていたので、Koreyが外をぶらついてる間に昼寝することにした。歳も歳だし、こういうブレイクがないとやっていけないや(笑)。

1時間ちょっと休んだ後は、ビーチ沿いを歩いてみることにした。いやー、やっぱりナザレは大きい。サレマとエヴォラの後だから、いきなり都会に来てしまった感じがする。ビーチ沿いの道には波の模様にタイルが敷いてあって、ブラジルのコパカバーナビーチを思い出させてくれた。リオデジャネイロはもっともっと都会だけど、ナザレはそのミニバージョンみたいな感じかな。それでもかなり大きい街だけど、まだ少しは田舎っぽさも残ってる気がする。

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ナザレの海岸沿いは、コパカバーナビーチのミニバージョンって感じ

ビーチに張り出すようにバーがあったので、そこに入ってサングリアを飲みながらしばらく海を見ていた。さっきまで青空が広がってたのに、かなり雲が出てきたな。それほど暑いって気温じゃないので、海辺で遊んでいる人は数えるくらいしかいない。たぶん水が冷たいんだろうな。帰ってきたらしい漁船には、たくさんの鳥が群れていた。大漁だったから、そのおこぼれを貰おうとしてるんだろうな。さっきまで水際で遊んでいた人が素っ裸になって着替えてたりして、ヨーロッパの感覚の違いを思い知らされたりもした(笑)。

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美味しいサングリアを飲みながら、ビーチ沿いのバーでリラックス

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晴れた日には夕陽が素晴らしいんだろうな

曇ってきたら風が冷たくなってきたので、ホテルに戻って上着を着ることにした。今夜の食事は Taverna “do 8 ó 80”(訪問記へ)。僕が昼寝している間に、Koreyが歩いて行って7時半に予約を入れてきてくれたんだ。ナザレはもちろんシーフードの街だけど、ここは肉料理が美味しいと聞いてる。旅行プランを立てているときに、たぶんポルトガルではシーフードばかり食べると思うから、この辺で肉料理を入れておこうと思ったわけ。でも考えてみたら昨日エヴォラでも肉を食べたような。

結果的に、すごく美味しかった! 仔牛肉(といっても仔牛と成牛の中間ぐらい)のステーキは、自分たちで焼くこともできるし、キッチンで焼いてもらうこともできるんだけど、僕らは焼いてもらうことにした。表面だけを焼いた肉をテーブルまで持ってきて、目の前でスライス。それをまたキッチンに持ち帰って、好みの加減にまで調理してくれる。完成品と一緒に色々なソースやチャツネが出てきたんだけど、この肉は何もいらない! ジューシーで肉の旨みが溢れていて、それだけで最高の美味しさ。なるほど、肉料理が美味しいと評判のレストランなわけだ。美味しい肉を頬張って、美味しい赤ワインを飲んで、すっかり気持ちよくなっちゃった。

レストランを出たら、昼間はあんなに活気がある感じだったビーチ沿いの道が、暗くなったら結構ひっそりとしてる。たぶん夏場は夜も賑やかなんだろうな。ナザレのシティオ地区に上るケーブルカーが、3色にライトアップされていてちょっと綺麗。明日は周辺の観光をした後に、シティオ地区にも上ってみる予定。

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夜のナザレは、季節がらなのかとてもひっそり

ホテルに戻った後Koreyはまた飲みに出かけたけど、僕は部屋で旅行記を書いた後、おとなしくベッドに入って寝ることにした。
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by alexsea | 2016-10-19 00:00 | 旅行記 | Trackback | Comments(0)
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