From Seattle, WA, USA
by Alex
プロフィール
シアトル在住のAlexです。
ソフトウェアデベロッパーをやっていましたが現在は休憩中。日本にいるときには役者をやってたりしました。歌ったり踊ったり、食べたり飲んだりが大好きです。

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ポルトガル2016: 大成功のポルトガル
午前1時に起床。結構ゆっくり眠れた感じだからよかったかな。2時にはホテルを出て、まだ暗い中歩いて空港に向かう。シャトルもあるらしいけど、こんな朝早くは運行してないみたい。でも徒歩10分くらいだから、大きな荷物を持っていても全然気にならない。

ホテルには朝食がついてるんだけど、チェックインのときに朝早く出発することを言っておいたら、朝食のパックを用意しておいてくれた。シンプルなサンドイッチに、リンゴ、2種類のビスケットと、水のボトル。ゲートで椅子に座って食べたんだけど、サンドイッチが3枚のパンにチーズとハムを挟んだヤツで、マヨネーズもマスタードも塗ってないので、モソモソしてとても食べにくい。結局半分くらい食べたところで、あとはごめんなさい。まぁ何もないよりはましだけどね。

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ホテルでこんな袋入りの朝食をもらった

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かなりシンプルだったけど、腹の足しにはなったな

リスボンを出た飛行機は、まずアムステルダムへ向かう。ここでまた乗り継ぎが1時間しかないので焦った! でもそういう風にちゃんと予定を組まれているらしく、パスポートコントロールでは専用の列に並べたし、あちこちでちゃんとガイドする人がいたので、パリでの乗り継ぎほど不安ではなかった。ゲートに着いたときにはもう搭乗が始まっていて、ちょっと並んだだけですぐに飛行機に乗りこめた。やっぱり待ってる時間が長いとストレスたまるよね。

トラブルも全くなく、予定通りにシアトルに到着。少ししっとりとした天気がとても気持ち良かった。

考えてみれば、今回のポルトガル旅行は大成功だった。まぁ行けなかった場所は何カ所かあったけど、ほとんど予定通りに進むことができたし、天気もとても協力的だったし。ポルトガルのリズムというかエネルギーは大好きだったなぁ。ここだったら住めるかも、って思った場所がいくつもあったもん。今度はいつ行けるかわからないけど、今回たくさん楽しい体験をさせてもらったポルトガルに、大声でありがとうを言いたい。
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# by alexsea | 2016-10-26 00:00 | 旅行記 | Trackback | Comments(0)
ポルトガル2016: ユーラシア大陸の最西端へ
いよいよ今日はポルトガル最後の日。明日の早朝には飛行機でリスボンを離れなければならない。

ちょっとゆっくりめで起きて、9:20頃チェックアウト。コインブラに別れを告げて、ここから車で20分ほどのコニンブリガの遺跡(Ruínas de Conímbriga)へと車を走らせる。なんでもここはイベリア半島最大の都市遺跡なんだそうな。

入場料を払った後、遺跡の方へ向かう。開館直後なので、僕らの他には年配のカップルが2~3組いるだけだった。遺跡のエリアは思ってたよりも大きくてビックリ。イタリアのポンペイのような巨大規模じゃないとはいえ、保存状態がいいものもたくさんあって、遺跡大好き人間としてはとても見応えがある。中でも床のモザイクは素晴らしい保存状態で、色とりどりのタイルが様々な幾何学模様を描いているモザイクがたくさんあった。壁や柱はかなり朽ちた感じなのに、なぜ床のモザイクだけがこんなにも綺麗に保存されているんだろう? 床のモザイクはギリシャのデロス島でも見た覚えがあるけど、ここのはもっと綺麗な気がする。

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壁や柱はかなり朽ちた感じだけど…

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床のモザイクは見事に保存されている

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遺跡の中には小さな花がたくさん咲いていて綺麗

思っていたよりも大きな遺跡だったけど、それでもコンパクトにまとまってる感じがするな。市場のあった広場とかは当時の姿を再現していて、商人が並ぶ姿を想像してみたりした。どこの遺跡でもそうなんだけど、水まわり、風呂まわりって結構保存度が高いような気がする。水まわりで使うレンガは風化スピードが遅いのかな? お風呂って、どの時代の人にも大切なものだったんだなぁ。

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風呂のエリアはかなり保存状態がいい

順路の最後には『噴水の館』があって、素晴らしいモザイクに囲まれた庭園が見事だった。緑も植えられていて、50セントを入れると噴水が出るようになってる。綺麗だったけど、当時は噴水の技術なんてまだないよね?(笑)

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『噴水の館』はモザイクの床が素晴らしい

一通り遺跡を見てまわった後は、レストランでランチにすることにした。ここのレストランは結構クオリティが高いことを聞いていたので期待してたんだけど、なんと昼過ぎにならないとオープンしないとのこと。えー、そりゃないよー。リスボンのTime Out Marketもそうだったけど、そういう情報はちゃんとウェブサイトに書いておいてほしいなぁ。この後は予定が詰まってるので、開店まで待つことはできないし…。カフェの方で軽食ならできるらしいので、ツナサンドを焼いたやつを注文して、遺跡が見える外のテーブルに座って食べた。美味しかった! レストランの下ごしらえをしているのか、キッチンの方からはすごくいい匂いがしてた。

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焼いたツナサンド。美味しかった!

食事の後は、遺跡に併設されている博物館に入る。ここには遺跡から出た彫刻や陶器なんかが並べられていて、モザイクの床も何種類か展示してあった。当時の文化がうかがえる感じで、歴史に興味のない僕にも面白い場所だった。

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ひっそりとした博物館の中

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かなりの金持ちが住んでいた場所だったのかな

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迷路と悪魔(?)のモザイク。いくつも種類があったけど、なぜ悪魔なんだろう??

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男性のシンボルを模ったお守りらしい

さて、この後はリスボン方面へ車を走らせよう。午後5時頃までに空港で車を返さなきゃいけないんだけど、それまでにちょっと時間があるので、ユーラシア大陸の最西端であるロカ岬(Cabo da Roca)に寄り道してみることにしよう。シアトルから持ってきたGarminのGPSに道案内を任せてたんだけど、途中から高速道路を外れてどんどん山道に入っていってビックリ。スマートフォンの地図で見てみると、ちょっとだけ遠回りになるけど高速を使って行けるらしいのに! でもそれに気づいたときにはもう山道に入ってしまっていて、スマートフォンのGPSもそこからだったら山を越えた方が早いという結論に達しているみたい。このGarminのGPS、本当にダメダメだったなー。ポルトガルの地図データを買ってダウンロードしなきゃいけなかったのに、そのデータがかなり古いらしい。スマートフォンのGPSに任せるべきだったなぁ。対向車が来たらお互いに横に除けなきゃいけないような山道をノロノロ運転しながら、GarminのGPSの悪口ばかり言ってた。

ロカ岬に到着したのは午後3時ちょっと前。駐車場は車でいっぱいで、観光バスもたくさん止まってる。やっぱりかなり人気のある場所みたいだね。最西端の場所には大きな十字架を乗せた塔があるだけで、当たり前だけど普通に海が見える場所。でもやっぱり気持ちいいや! 十字架の塔の前では観光客が写真撮影待ちをしてるんだけど、団体らしい中国人観光客のマナーの悪さには閉口! 列があるにも関わらず塔の前でいきなり写真撮影を始めるし、前で撮影している人を手のジェスチャーと大声でどかせたり、もうやりたい放題。他の人たちはみんな目を丸くして驚いてたもん。あんな人たちと一緒に見られたくないなぁ。同じアジア人として恥ずかしいよ。ガイドはちゃんとマナーの説明をしないのかなぁ?? すごく気持ちのいい場所だったけど、これで一気に気分が悪くなってしまった。

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あの十字架のあるところがユーラシア大陸の最西端!

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かなりの観光客で賑わってた

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横入りするマナー違反の観光客にもめげず、僕らも写真撮影!

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遊歩道もあったけど、僕らはあまり歩かなかった

十分に海の景色を楽しんだ後は、リスボンに向かうことにする。時間があったらカスカイス(Cascais)にも寄ろうかと思ってたんだけど、ちょっと厳しい感じだったので、そのまま空港に向かうことにした。今度はスマートフォンのGPSを使ったんだけど、やっぱりちゃんと大きな道を通って行くことができるじゃん! 観光バスはあんな山道は通れないもんな。空港の直前でガソリンを入れた後、レンタカーの返却口で10日間お世話になった車とお別れ。何の問題もなく、とてもスムーズに返却できた。自分たちのペースであちこち観光できたので、やっぱり車を借りて大正解だったな。

明日の早朝5時のフライトでポルトガルを発たなければいけないので、今夜は空港から歩いて行ける場所に宿を取ってある。TRYP Lisboa Aeroporto Hotelは今までのホテルに比べるとかなり高いけど、背に腹は代えられない。レンタカーの返却口から徒歩10分以内でホテルに到着。かなり新しくて設備もよく、旅の最後を締めくくるにはピッタリだったかな。レストランが開くまではバーで飲みながら旅行記を書いたりして、レストランではタコライス(Aroz de Polvo)をやっと食べることができた。似た料理は二度食べたけど、タコだけってのはここが初めて。かなりのクオリティで、大満足な味だった。

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やっぱり最後は庶民的な味わいで締め!

ポルトガル最後の夜だけど、とにかく朝が早いので、夕食の後は速攻で寝ることにした。午前1時には起きて支度しなきゃいけない!
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# by alexsea | 2016-10-25 00:00 | 旅行記 | Trackback | Comments(0)
ポルトガル2016: コインブラでファド体験
夜中に目が覚めて長い間寝つけなかったので、今朝はちょっと寝不足気味かもしれない。昨日の夜は雨が降ったり止んだりだったんだけど、外を見ると快晴なのでよかった。今朝はポルトを離れる前に、ネットで見つけた店で朝食を食べる予定。ポルトガルの美味しいレストランを探してたときに偶然見つけた店で、ローストポークのサンドイッチが美味しいらしい。

宿のチェックアウトは11時なので、荷物はまだ置いたままアパートを出た。レストランはここから歩いても20分くらいなんだけど、サン・ベント駅やMajestic Caféよりも東側に位置してる。ということは、あの急な坂をまた上らなきゃいけないわけ。朝から汗をかきたくないので、1ブロック離れたホテルの前からタクシーで行くことにした。上り坂ばかりなので、車で行くことにして本当によかった。

さてCasa Guedes(訪問記へ)に着いてみると、8時半開店のはずなのにまだ開いてない! えー、どうしよう。シャッターの下りた店の前で5分ほど待ってたんだけど、開く気配がない。仕方なく帰ろうと道を歩き出した時に、店のドアが開いて誰かが出てきた。あっ、あの顔はネットの記事で見たことがある、ここの店のオーナーだ! 人の気配がしたと思って出てきてくれたらしい。「今日はちょっと開けるのが遅くなっちゃったけど、入って座って!」と言われて、まだ開店途中の店のカウンターに座らせてもらった。あーよかった。メニューを見るとローストポークのサンドイッチの他にも、ハムサンドイッチやローストポークにチーズを載せたものもあるらしい。僕はそのローストポークとチーズのサンドイッチを注文。深い味わいのローストポークととろけたチーズのコンビネーションがもう最高! ファーストフードなんだけど満足度は高い。ここに来てよかった!

帰りは下り坂ばかりなので、アパートまで歩いて帰る。月曜の朝!って感じの雰囲気がビシバシ伝わってきて、観光客で溢れてた週末のポルトとは雰囲気が違う。うん、ポルト、僕の感性に合う街かもしれない。ここにはちょっと腰を据えて、長期間滞在してみるのもいいかもしれないな。

アパートから荷物を出して、鍵をカウンターの上に置いてチェックアウト。さあ車に乗って南下することにしよう。今日の目的地はコインブラなんだけど、その前にちょっと寄ってみたいところがあった。これもネットで見つけた場所で、ポルトから車で20分ほどのところにあるらしい。

ミラマール(Miramar)という町を通り抜けて、海岸のちょっと前に車を止めて海の方に歩いて行くと…、あったあった! セニョーラ・ダ・ペドラ礼拝堂(Capela do Senhor da Pedra)! 波打ち際の岩の上に、遠くから見るとまるでミニチュアハウスのような可愛い礼拝堂が立ってる。近くまで行ってみたかったんだけど、とにかく波がすごいんで遠くから眺めるだけにしておいた。大きな波が岩で砕けて、礼拝堂を屋根から濡らすくらいなんだもん。僕らが写真を撮ってる間に、カップルが果敢にも中に入って行った。まぁ中に入っちゃえば大丈夫だとは思うけどね。それにしても、青空と砂浜の間に建つ小さな礼拝堂は最高に綺麗だったけど、この世のものじゃないような不思議な感じがした。なんだろう、テレビや映画のセットとかじゃなくて、なんかパラレルワールドみたいな? すごく現実離れしていて、僕が大好きな種類の風景だった。

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セニョーラ・ダ・ペドラ礼拝堂は素晴らしく現実離れしてた

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礼拝堂を見て帰る途中にあった廃墟。一体何の建物だったんだろう?

さて、ここからまた車を走らせること約1時間半。コインブラ(Coimbra)のHotel Almedina Coimbra Centroに到着。幸いにも部屋は用意できてたんで、すぐチェックインできた。一晩€40と格安だからちょっと危惧してたんだけど、フロントの対応はいいし、部屋も清潔でいい感じ。ただ建物が古いんだよね。全体的なデザインが1970年代って感じで、テレビで見た昔のドラマに出てきそうなホテル。

荷物を置いて、いざコインブラの観光へ出発しよう。大通りを南下して、サンタ・クララ橋(Ponte de Santa Clara)へと向かう。大通りを歩いてるのはほとんど地元の人ばかりみたい。橋の近くにはバス停があって、そこで待ってるのも地元民らしかったし。サンタ・クララ橋の辺りはかなり都会的な雰囲気で、ここにあるポルタジェン広場(Largo da Portagem)が旧市街の入口になっている。広場の周りの白壁の建物とそびえ立つ銅像が、なぜかオーストリアを連想させたな。なんでなんだろう?

この広場から旧市街の中の方に伸びるのが、フェレイラ・ボルゲス通り(Rua Ferreira Borges)。この通りにはカフェやレストラン、ショップなどが立ち並んでいて、観光客と地元の人が半々といった感じだった。このどこかでランチにしようかと思ったんだけど、お腹もあまり空いてないし、惹かれる店もなかったし、コーラ休憩をするだけにしておいた。

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フェレイラ・ボルゲス通りがまっすぐ伸びてる

フェレイラ・ボルゲス通りを北上して、この街の中心の一つである5月8日広場(Praça 8 de Maio)を通り抜け、市場(Mercado Municipal)の向こうのエレベーター(Elevador do Mercado)を目指す。5月8日広場は街の中心の一つにしてはかなりこじんまりした感じの場所で、広場であることも気づかずに通り過ぎる人もいるんじゃないかってくらいだった。市場はやっぱり朝が賑やかなのか、昼過ぎだと活気がない感じだったのでパス。その向こうにある、大学のある丘と地上を結ぶ透明なエレベーターの駅に入った。料金の€1.60を払っている間にエレベーターが来てしまったんだけど、僕らが払い終えるまで待っててくれたからよかった。普通のエレベーターで上がった後、そこでケーブルカーのように斜めに上っていくエレベーターに乗り換える。時間的には大したことないんだけど、この高さを足で上ったらかなりツライだろうなぁ。

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近代的なエレベーター

ここから大学の方にゆっくり歩いて行こう。大学の壁には落書きがあったり、建物の前でイチャイチャしてるカップルもいて、『学生の街』っていうエネルギーが伝わってくる。そんな大学の建物に囲まれたところにあったのが、新カテドラル(Sé Nova)。バロック様式のこのカテドラルは、品の良さと優雅さを兼ね備えた感じ。特に目を引いたのが、ラッパのようにパイプが水平に飛び出たパイプオルガン。天使が舞い踊るこの素敵なパイプオルガンは左右に一つずつあって、その場の雰囲気を優しいものにしていた気がする。背筋を伸ばされるような気になる教会もあるけど、この場所はもっと優しいオーラに包まれてた感じ。宝物庫は廊下に物が並んでるだけって感じだったけど、結構興味深く見ることができた。

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大学の街らしく、落書きがあったり…

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若いカップルがイチャイチャしてたり

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水平にパイプが伸びてるパイプオルガンには天使が群れる

この後はここから歩いて5分もかからない、コインブラ観光の目玉とも言える旧大学(Velha Universidade)へ。門のすぐ前にチケット売り場があって、そこで見たい場所がセットになったコンボチケットを買うことになる。僕らはその日開いてない場所だけを除いた€10のコースを選択。有名な『鉄の門(Porta Férrea)』から中に入ると、広々と気持ちのいい中庭に出た。観光の見どころは、この中庭をぐるっと囲むようにあるらしい。

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旧大学の『鉄の門』

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中庭は広々としていて気持ちがいい

一番有名なジョアニア図書館(Biblioteca Joania)は時間制で、チケットに書いてある時間まで10分ほど扉の前で待たなきゃいけなかった。この場所については前知識がなかったせいで、中に入った途端に思わず息を呑んだ。すごいっ、スゴすぎる! フィレンツェにあるミケランジェロがデザインした図書館も豪華だったけど、ここは格が違う感じ。デザインから装飾から、手を抜いてるような場所が一つもない。撮影禁止だったのが本当に残念だった。ネット検索でも写真は見られるけど、実際に見るのとは迫力が全然違う。

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ジョアニア図書館の入口

最初からすごい感動した後は、図書館の地下の展示を見たり、その隣の学生牢を見たりした。学生牢って確かドイツのハイデルベルクでも見たけど、学生専用の牢屋があったなんて、大学はそれだけで一つのコミュニティだったんだなぁ。図書館の隣にはサン・ミゲル礼拝堂(Capela de São Miguel)があって、ここは修復工事中だった。小さめの礼拝堂で綺麗だったんだけど、ここも撮影禁止だったのが残念無念。

この後は学生たちが利用するカフェテリアで一息つこうかと思ったんだけど、なんとなく惹かれる食べ物もなかったし、若い雰囲気の中におじさん二人で入っていくのもちょっと気が引けたのでやめておいた(笑)。建物の裏からはコインブラの景色を眺めることもできた。綺麗だったけど、やっぱり端の方は都会的なビルが立ち並んでいて、ちょっと残念な気がしたな。

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大学からコインブラの街を眺める

十分に観光した後は、旧大学の裏道に入って坂をどんどん下りていく。やっぱり大学の街だけあって、壁にもかなり落書きがされてる。でもギャングのタグのような落書きじゃなくて、反政府的なメッセージみたいなのが多かったのが印象的だった。

旧カテドラル(Sé Velha)の前には観光客の団体がいて、ガイドの説明を聞いてた。カテドラル関係はもう見飽きた感じだったのでここはパスして、そのすぐそばのカフェに入ってちょっと休むことにした。いつもの通りサイダーと、Tosta da Mistaというハムとチーズの焼きサンドイッチ。ランチ抜きだったんで、美味しかった!

ちょっと疲れが取れた後は、さらに坂を下って、Quebra Costasという坂の途中にあるバーでジンのオンザロックを飲んだ。今日観光を始めた頃は暑いくらいだったのに、なんだか寒くなってきたぞ。ホテルまで上着を取りに帰ろうかとも思ったけど、それをするには中途半端な時間なんだよなぁ。この後6時からファドの演奏の予約があるんだけど、自由席なのでチケットを貰った後は早目に並ばなきゃいけないから、結局僕は我慢することにした。Koreyは半袖のシャツでかなり寒そうだったので、近くの土産物屋でセーターを買ってた。バーから坂をすぐ下ったところにあるFado ao Centroでチケットを貰った後は、そのすぐ近くのカフェQuebra o Galhoに入ってホットチョコレートを頼んだ。

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雰囲気のいい坂の途中にあるバーで一杯

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コインブラは大きめの街だけど、裏通りはとてもいい感じ

カフェからはFado ao Centroの入口が見える。5時半くらいに3人くらい並び始めたのが見えたので僕らも並ぶことにした。ホットチョコレートを飲んだせいもあるかもしれないけど、店を出た時には少し暖かくなっていてホッとした。開演までの30分で列は結構伸びて、最後には20人くらい並んでたんじゃないかな。開館と同時に入場。僕らの前の人たちは最前列の右側に座ったので、僕たちは最前列の左側をゲット。舞台までは1mくらいしかない。これだけ近いと、なんだかこっちの方が照れくさくなっちゃうな。

開演時間になると、さっきのチケット係の女の人が舞台に出てきて、ファドについての解説をしてくれた。それに引き続いて、黒いマントに身を包んだ男性が3人登場。一人はシンガー、一人は普通のギター、もう一人は12弦ギターの奏者らしい。普通ファドは女性が歌うことが多いんだけど、ここコインブラでは男性がファドを歌うのが伝統的。もともとは男子学生が女性に歌を捧げていたのが始まりらしい。だから学生の黒マントを羽織ってるんだね。

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いよいよファドの演奏!

演奏が始まると…、やっぱりスゴイわ。リスボンで聴いた男性ファドシンガーよりも若いからか、もっと若い情熱、激しい感情が溢れ出てくる感じ。途中でシンガーが替わって、彼がほとんどの歌を唄った感じなんだけど、どちらのシンガーも音楽的に危ういところは何ひとつなく、安心して素晴らしいメロディーに身を委ねることができた。もちろんポルトガル語だから歌詞はわからないけど、歌の前にどんな曲かということをちゃんと解説してくれるので、その情景を目に浮かべながら聴くことができる。最後の方では観客に一緒に歌わせたり、昔は咳払いが拍手の印だったこともあるらしく、曲の終わりに観客がみんな咳払いしたこともあった。コンサートが終わった後は、裏庭でポートワインのサービス。そこでCDも売ってたので買ってしまった。音楽的に素晴らしかっただけじゃなくて、ファドに関する理解が深まるようなコンサートだったな。

この後はディナーに行くことにしよう。予定している Zé Manél dos Ossos(訪問記へ)は大人気でしかも予約が取れない場所なので、開店の30分くらい前だったけど店まで行って待つことにした。さすがに僕らが一番だったけど、開店時には10人くらいの列ができてたから、早く着いて正解だったな。店の壁は、まるでおもちゃ箱をひっくり返したような混乱ぶり。面白い置物がたくさんあって、壁という壁を埋めるかのように客からのメッセージの紙が貼ってあった。大学の街らしくていいなぁ、こういうの。ここで出る料理も気取ってなくて、とても素朴で、でも最高に美味しいものばかり。本当にいい店だった!

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アルメディーナ門はライトアップされるととても綺麗

夕食後はかなり疲れていたので、僕はホテルに戻って寝ることにした。Koreyはさっきバーがあった辺りに戻ってみるとのこと。よくエネルギーが続くなぁ(笑)。
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# by alexsea | 2016-10-24 00:00 | 旅行記 | Trackback | Comments(0)
ポルトガル2016: ポートワインのテイスティング
今朝はちょっとゆっくり目に起きて、近くのパン屋で買ってきたパンとチーズとハムで朝食にする。今日は雨との予報だったから心配してたんだけど、窓から外を見ると晴れてる! このまま雨が降らないでいてくれればいいんだけどな。ポルトガルの、特にポルトのような北の地域では、10月くらいから雨が多くなってくるってことは聞いてたんだ。でも個人的に夏の旅行は大嫌い。ピークシーズンで何もかもが高いし、人は多いし、なにより暑いし! だから僕は10月くらいの端境期の旅行が大好きだ。

今日はドウロ川の対岸のヴィラ・ノヴァ・デ・ガイア(Vila Nova de Gaia)に行って、ポートワインのワイナリーをいくつか訪れる予定。ポルトに来たらポートワイン飲まなきゃ! カイス・ダ・リベイラは雨で地面が濡れてるけど、朝は人も少ないしとても綺麗に見える。ドン・ルイス1世橋を歩いて渡った後、ヴィラ・ノヴァ・デ・ガイア側から見たポルトの街は、絵葉書のような美しさだった。河岸には古い船がたくさん並んでる。ほとんどポートワインの会社の名前が掲げてあったので、もしかすると昔ポートワインを運ぶのに使っていたのと同じタイプの船ってことなのかもしれないな。

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朝のカイス・ダ・リベイラは清々しい

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ドン・ルイス1世橋を歩いて渡る

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対岸から見るポルトの街

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川沿いにはポートワイン会社のロゴがズラッと並んでる

最初のワイナリーSandemanに10時のオープンと同時に入ったら、コンピュータがダウンしていてツアーができないと言われる。1時間くらいしたら復旧するかもしれないし、もし直らなくても何か方法を考えるとのこと。今いる客は名前を控えておいて、11時にツアーが始まり次第優先的に入れてくれるらしい。そんなやりとりをしているうちに、日本人の団体観光客が到着して中に入っていった。たぶん彼らはもうお金を払ってあるし、登録済みだからコンピュータがダウンしてても大丈夫なんだろう。いいなぁ。

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Sandemanはポートワインの有名どころ。そういえばケーブルカーには乗らなかったな

仕方ないので近くのCálemからは始めようかと思ったら、こっちはもう観光客で溢れていて結構待つらしい。Sandemanと被ることになっちゃいそうなので、こちらも断念。ちょっと肌寒かったので、Sandemanの隣の売店の中でホットチョコレートを飲みながら時間をつぶすことにした。こんなに寒いのはポルトガルに来て初めてかな。もうちょっと暖かかったら辺りを散歩できるのになぁ。

さて11時になったのでSandemanに入ると、まだシステムダウンのままらしい。でもツアーはスタート。かなり人が待ってたけど僕らは名前が控えられていたので、優先的に入ることができた。

Sandemanのロゴの帽子とケープを身に纏った可愛い女性が僕らのガイド。スペインの帽子とポルトガルの大学生が身に着けるケープで、2つの国をロゴで表現したらしい。木の樽がたくさん並ぶセラーを歩きながら、ポートワインがどんな風に作られるかを教えてくれた。普通のワインとは違い、発酵途中にアルコール度数の高いブランデーを入れて発酵をストップさせるらしい。だからたっぷりと甘味が残るんだそうな。あと教えてくれたことで印象に残ったのが、普通のポートワインは寝かせちゃダメだってこと。普通のワインは一定温度で保存すると熟成するものが多いけど、ポートワインは熟成せずに壊れるばかりなんだって。ヴィンテージのポートワインは例外らしいけど、普通のポートは買ったら半年以内に飲むのがいいらしい。普通のポートとヴィンテージのって、どう違うんだろう? あと、大雨が降るとドウロ川は氾濫するみたいで、セラーの壁にはいつどこまで浸水したかというサインが掲げてあるところがあった。セラーが浸水しちゃったら大変だろうなぁ。

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可愛いガイドのお姉さんによるツアー

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ロゴにはスペインの帽子とポルトガルのケープが

ツアー自体は30分で終了。その後はポートワインのテイスティング。赤と白のポートワインを試飲できた。赤の方はいかにもポートワインの定番といった感じの味。若いルビー(Ruby)だったけど、僕はもっと年季が入ってオレンジ色がかったトーニー(Tawny)の方が好きだな。白のポートワインは初めて飲んだけど、こっちはその色の通り爽やかな感じ。でも貴腐ワインやアイスワインとは違って、やっぱりポートの味だった。美味しかったけど感動はしなかったんで、買うのはやめておいた。持って帰るの大変だし。

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いよいよテイスティング。普通に美味しかった

Sandemanから出た後は、川辺を離れて坂をどんどん上って、またポートワインの有名どころTaylorへ。同じ坂道だけど、ポルト側とはまた風情が違って、こっちの方がちょっとおとなしい感じ。それと大企業のワイナリーが近くにあるからか、どことなくゴージャスさと庶民さが入り混じった面白い感覚があった。雨が降ったり止んだりの中、そんなことを考えながら坂を上って行った。

Taylorの中にあるレストランRestaurante Barão Fladgate(訪問記へ)には12時半の予約よりもちょっと早く着いてしまったんだけど、テラスからポルトの街のいい眺めを楽しみながらレストランの開店を待ってた。ここのレストラン、やっぱり有名なワイナリーが経営しているだけのことはあって、眺めがいいのはもちろんのこと、高級感があってサービスもとてもよかった。食事の方はちょっと塩辛いものが多かったけど、全体的にはいいレストランだと思う。Taylorのワイナリーに来る予定の人にはオススメかな。

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レストランのパティオからの景色。夏はいいだろうなぁ

この後Taylorのワイナリーの見学をしたんだけど、こっちはSandemanとは違って、音声ガイドを借りて自分で見てまわる、いわばセルフガイドツアーだった。そのせいかどこか他人行儀で、ワイナリーじゃなくて博物館を見学してる感じだったな。その点で言えばSandemanのツアーの方が僕は好きだった。最後のテイスティングルームはバーみたいな雰囲気のところで、これはTaylorの方がよかったかな。ここでも赤と白のポートワインを試飲できたけど、食事のときに白ポートワインをサービスされたこともあって、美味しかったけど感動はしなかった気がするな。同時に飲み比べてないので、SandemanとTaylor、どっちが良いとは言えなかった。

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Taylorの中の超巨大なワイン樽

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これでワインボトルの先を切ることができるらしい。
コルクがボロボロのときに使うのかな?

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ここでも赤と白のポートワインをテイスティング

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ヴィラ・ノヴァ・デ・ガイア側も坂が多いけど風情が違う

さて、宿に歩いて帰ろう。雨が降ったりしたせいか、急に気温が下がったみたいで肌寒くなってきた。ポートワインの試飲でちょっといい気持ちになってたので、僕は宿で昼寝。Koreyはまたバーに繰り出してた。よくエネルギーが続くよなぁ。目が覚めてもベッドでゴロゴロしてたんだけど、外からは雨音が聞こえてきた。観光中に雨にならなくてよかったなとか考えてたら、いきなり耳をつんざくような雷鳴! どこか近くにでも落ちたような音だった。窓の外の路地からは、「きゃー、ビックリしたー!」みたいな声も聞こえてくる。強い雷雨は5分ほどでどこかに行ったので、夕立ちのような感じだったのかな? それにしてもあの雷にはビックリしたぞ。

今日はお昼が普段より遅かったので夜のレストランの予約も遅めに入れてたんだけど、手持ち無沙汰になってしまった。だからちょっと早目にアパートを出て、カイス・ダ・リベイラのバーで食前酒を飲みながら時間をつぶすことにした。雨が降ったせいか日曜の夜のせいか、カイス・ダ・リベイラは昼間の混雑が嘘のようにひっそりとしていて、それに対岸のライトが川に反射してとても綺麗。一気にロマンティックになった感じ。

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夜はすっかりロマンティックになったカイス・ダ・リベイラ

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広場に溢れていた人たちもどこへやら

9時に予約していた Jimão Tapas e Vinhos(訪問記へ)では、本当に素晴らしいポルトガル風タパスを食べた。ここのマダムのサービスがまた格別。肩の張らない気軽な店なんだけど、彼女は一流レストランで働いてそうなサービスを提供してくれる。僕らが何皿か料理を頼んだ時に、「3皿が豚肉ですが本当にいいんですか?」と、出しゃばらず適格なアドバイスもくれた。食事の後には、店が面する広場の大昔の写真を持ってきてくれて、川の氾濫の話もしてくれた。食事も非凡で最高に美味しかったけど、このマダムのサービスが満足度を何倍にも高めた感じ。ここで食事することにしてよかった!

この後はどこにも行かずに、アパートに帰ってベッドに入った。ポルトの街、よかったなぁ。もう1~2泊くらいしたかったな。
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# by alexsea | 2016-10-23 00:00 | 旅行記 | Trackback | Comments(0)
ポルトガル2016: ポルトの散策
8時にモンサントを出発するために、ちょっと早く起床。7時半頃ダイニングルームに下りると、僕ら専用の朝食が用意されていた。ハムやサラミやチーズなんかのプレートに、パンが2種類、フルーツ数種に、ポットに入ったコーヒー。覆いをかけてくれてたんだけど、パンは少しだけドライになっちゃってる。でも何も食べないで出発するよりはずっといい。おばあさんたちの親切に感謝!

8時の教会の鐘を聞きながら宿を出ると、かなり雨が降ってる! ポルトガルに着いてから、こんなまとまった雨は初めてだな。雨の中を車まで歩いて、ポルト(Porto)に向けていざ出発。今回のドライブが一番長くて、だいたい3時間半くらいはかかる予定。途中雨は降ったりやんだりで、すごく霧が濃いところもあったりした。モンサントからは高速道路に乗るまでが結構長くて、一度乗ってしまえば後はスムーズ。2回くらいトイレ休憩したのかな。ポルトの景色が見えてきたのは12時近くになってから。ヴィラ・ノヴァ・デ・ガイア(Vila Nova de Gaia)という川の対岸の町からポルトが見えたときには感動した。全体が丘になっていて、その斜面に所狭しと建物が並んでる。かなり大きな街なんだけど、ゆったりとして見えるのは、やっぱりドウロ川(Rio Douro)があるからなのかな。でもドン・ルイス1世橋(Ponte de Dom Luis I)を渡る頃になると、観光バスと共に観光客もたくさん見え始めた。橋から見るポルトの街は綺麗だったー!

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ポルトが見え始めた!

ボルサ宮の目の前の地下駐車場をネットで予約しておいたので、そこに車を止めて地上へ。まだ宿にチェックインはできないと思うので、荷物は車に残しておく。駐車場のすぐ隣のO Mercadoの中にあるレストランでピザのランチ。あまり美味しくなかったなぁ。このO Mercado、昔はその名の通り市場だったらしいんだけど、今ではイベントスペースとして使われているらしい。コンサートとかのポスターがたくさん貼ってあった。

この後はすぐそばのボルサ宮(Palácio da Bolsa)に行ってみた。ここはツアーでしか入れないところで、入口のディスプレイに何時にどの言語でツアーがあって、何%予約済みということが表示されてる。すぐ入れることを期待してたんだけど、英語のツアーが3時からと6時半からしかないので、今日は諦めることにした。

次の観光候補は、お隣のサン・フランシスコ教会(Igreja de São Francisco)。中は写真撮影禁止だったから残念なんだけど、あらゆる全てのものが金色で3Dな感じで、豪華なことこの上なかった。写真撮りたかったなぁ…。宝物庫やクリプトの方は写真撮影OKだったのになぁ。クリプトの中には床の下の人骨が覗ける場所があった。ここといいエヴォラといい、ポルトガルってこういうの好きだなぁ。エヴォラでのこともあったし、死者の怒りに触れるんじゃないかと、僕はちょっと怖かったりした。

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サン・フランシスコ教会の中が撮影禁止で残念!

ここを出てすぐに、宿から部屋が用意できたとの連絡があった。Oporto Golden Viewというアパート。ポルトの中心部はホテルもすごく高いんだけど、ここはドウロ川沿いの繁華街まで歩いて5分という素晴らしいロケーションなのに、2日で€144。ネットで見て即決してしまった場所。車に荷物を取りに行って、アパートまで3分くらいの道を歩いて行くと、建物の入口の前でオーナーのEduardoとElisabeteが笑顔で出迎えてくれた。建物の中に入ると、工事とかペンキの匂いがする。部屋に入ると、何もかもが新しくてすごく綺麗! このアパートの建物全体を改装したんじゃないかな。街中のアパートだからそれほどゆったり広いわけじゃないけど、キッチンからリビングは広々してるし、ベッドルームも快適なサイズだし、バスルームも広いしで、感動してしまった。それにオーナーの2人がすごくいい人たち! ウェルカムドリンクとしてポートワインをカラフェで用意しておいてくれたし、地図もちゃんと用意してどこに何があるかを教えてくれたし。この宿を選んでよかったと思う。

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新しくて居心地のいいOporto Golden View

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宿のすぐ外。ここから川辺の繁華街までは徒歩5分以内

ポートワインを飲みながら一服した後は、街に繰り出すことにしよう。まずは坂を上ってクレリゴス教会(Igreja dos Clérigos)の方へ歩いていく。ポルトは本当に坂が多い。こんなに坂が多いとは思ってなかった。やっぱり大都会だけのことはあって、広場になっているような場所では多くのレストランやカフェがテーブルを外に出してるし、通りを歩く人の多さも新宿を思い出させてくれるくらい。それでも変にせかせかしたところがないのは、古い建物と新しい建物が違和感なく融合してるからかもしれない。こういう雰囲気、前にエディンバラで感じたな。あそこも新旧がいい具合に混ざった場所で、僕にとってはとても居心地がよかった。

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こういう雰囲気いいよなぁ

いくつかの坂をゼーゼーいいながら上って、やっとクレリゴス教会に到着。と、教会の外には花びらと一緒にたくさんの米粒が落ちてる。結婚式の直後なんだ! 教会の中にも結婚式用と思われる白いブーケが飾ってあったし。式自体は見られなかったけど、教会の外は結婚式に参加したらしい人たちで溢れてたし、車を待つ新郎新婦も見ることができた。教会自体はバロック様式でドーム状の天井が綺麗だけど、そんなに大きい教会じゃない。ここの本当の名物は、クレリゴスの塔(Torre dos Clérigos)。この塔に上ると、ポルトの全てが見渡せるらしい。でも受付に行ったら30分待ちと言われて、あえなく玉砕。やっぱり週末の午後だからなのかな。30分も時間を無駄に使えないし、ただでさえ坂を上ってきて疲れてるのに、76mもある塔に上るのはキツそうだし。まぁポルトを離れるまでに来る時間があったらしいけど、別に上らなくてもいいやってのが本音だった。

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こんな感じの坂をどんどん上がっていく

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クレリゴス教会は結婚式の直後だった

次はここから歩いて5分ほどの、レロ・エ・イルマオン書店(Livraria Lello & Irmão)へ。世界で一番美しい書店として有名らしい。ハリーポッターの作者のJ. K. Rowlingも、ポルトに住んでいたときにここで執筆したこともあるとのこと。中に入るにはチケットが必要で、道の反対側の落花生を横に倒したようなブースで買うらしいけど…、20人以上の人が並んでるのを見て、ここでもまた玉砕。やっぱり週末の午後の観光は、こういうことを覚悟しなきゃいけないなぁ。中に入っても写真撮影は禁止らしいので、まぁいいや。

なんだか一筋縄ではいかない感じだけど、めげずに観光を続けよう。ここからまた繁華街を歩いて、次はサン・ベント駅(Estação de São Bento)に向かう。ここはただの電車の駅なんだけど、ポルトに来たら絶対行かなきゃいけない場所とまで言われている場所。とにかく駅構内のアズレージョがスゴイ! まるで美術館にでも来たかのようなスケールの大きさに、しばらく見入ってしまった。ただ綺麗なだけじゃなくて、それぞれにストーリーがある感じ。地元の人たちは気にも留めてないみたいだけど、観光客にとってはやっぱり堪えられない場所だった。

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サン・ベント駅の素晴らしいアズレージョ。これは一見の価値あり

この後は休憩も兼ねて、有名なMajestic Caféに行ってみることにした。この1921年創業のカフェは、ポルトの大ショッピングストリートであるサンタ・カタリーナ通り(Rua de Santa Catarina)にある。通りに入った瞬間にすごい人ごみ! これは新宿や秋葉原の歩行者天国を思い出させるな。だからMajestic Caféも観光客で溢れてて、こりゃダメかなと思った頃、ラッキーなことに通りに面する外のテーブルの一つが空いたので座れた。カフェの中でもいいけど、やっぱり外でピープルウォッチングしながら休憩したいもんね。ビールを頼んだんだけど、さすがにここは観光地価格で高かった。でも日本ほどじゃないかな。リスボンを出て以来こんな都会は久しぶりなので、リズムに慣れるのにちょっと時間がかかった気がする。ここでのピープルウォッチングで、感覚を調整できたんじゃないかな。

しばし体を休めた後は、カテドラル(Sé do Porto)まで歩く。中に入ると、今まさに結婚式が終わったところだった。なんだか今日は結婚式づいてるな。さっきの結婚式とは違って、今度は新郎新婦がカテドラルの奥の方から歩いてくるのが見えた。二人とも入口の脇のテーブルのところに立って、結婚式の客に挨拶をしてるみたい。そんな様子を眺めながら、カテドラルを見学しようと前の方に歩いて行くと、いきなりパイプオルガンから曲が流れ始めた。すごいー! なんだかこういうことが多い気がするなぁ。教会で突然音楽が流れ始めるの。音楽の神様が歓迎してくれているような気持ちになって、涙が出そうになってしまった。

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カテドラルでも結婚式が終わったところだった。お幸せに!

お金を払って回廊と宝物庫にも入ってみた。回廊は小ぶりだけどアズレージョの壁が見事だったし、屋上にも上ることができて気持ち良かった。宝物庫は小さかったし、修学旅行っぽい少年少女たちがたくさんいて激混みだったけど、まあまあ面白かったんじゃないかな。

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カテドラルの屋上から回廊を眺める

カテドラルを堪能した後は、そこから坂をどんどん下って川沿いに戻ることにした。カテドラルからちょっと下ったところには小さな広場があって、そこから見た街はすごく綺麗だった! やっぱりこの街、リスボンとはちょっと違う、しっとりとした魅力があるな。下っていく階段も、地元の人たちの家々も、すごくいい雰囲気を出してた。

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都会なのに落ち着いた雰囲気

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どんどん階段を下って川辺へ行こう

カイス・ダ・リベイラ(Cais da Ribeira)という川沿いのプロムナードに出たときには、あまりのギャップにビックリした。レストランやカフェがびっしりと川沿いに並んでいて、とにかく観光客だらけ。ここに来る地元の人はいるんだろうかって感じの大混雑状態。まぁ大都市だもんね。カイス・ダ・リベイラからはドン・ルイス1世橋が綺麗に見えて、川の対岸にはポートワインのワイナリーのサインがたくさん見える。明日はいくつかのワイナリーに行く予定なんだ。ドウロ川のクルーズもここから発着するみたいだけど、天気もいまいちパッとしないし、観光客で混みあった船に乗りこむのもちょっとためらわれたので、今回はパス。まぁ明日そういう気分になったら行けばいいかな。

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カイス・ダ・リベイラから見るドン・ルイス1世橋

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とにかく観光客だらけ!

歩き通しで疲れたので、川沿いのレストランのテラス席に座ってマティーニを注文。でも忘れてたよ、ヨーロッパでマティーニ頼んでいいのはイギリスだけだって…。ベルモットが入りすぎで甘くてまずーい。チビチビと飲みながら、カイス・ダ・リベイラを行き来する人並みを眺めてた。本当にポルトは新旧がうまく融合した街って感じで、僕にとってはとても居心地がいい。ポルトガルだったら住めるなぁって、本気でちょっと思った。

さてこの後は徒歩5分で宿に戻って、30分ほど昼寝。今日はポルトで一番という評判のレストランを予約してある。ちょっと街の中心から離れたところにあるので、部屋のオーナーに教えてもらったように、アパートからちょっと坂を下ったところの角にあるホテルの前でタクシーを拾った。15分くらいで到着。O Paparico(訪問記へ)は評判の通り、とてもいいレストランだった。でもやっぱりリスボンのBelcantoで食べた後だから、どうしても比べちゃうんだよね。ちょっと垢抜けてないというか、なんというか。美味しいことは美味しいけど、感動の薄い料理だったかもしれない。それでも十分に来た甲斐はあったけどね。

帰りのタクシーを呼んでもらって、外に出てビックリ。バケツをひっくり返したような豪雨! 本当にスゴかった。地面に叩きつけるような雨だったもん。こんな雨が昼間に降らなくてよかったー。アパートに着く頃にはだいぶ普通の降りになってたけど、入口の前の道は川のようになってて靴が濡れちゃったよ。明日は雨じゃなきゃいいけどな。

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宿の前の道は豪雨で川になった

Koreyは近くのバーにまた遊びに行ったけど、僕は部屋でちょっと旅行記を書いた後、すぐに寝ることにした。
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# by alexsea | 2016-10-22 00:00 | 旅行記 | Trackback | Comments(0)