From Seattle, WA, USA
by Alex
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シアトル在住のAlexです。
ソフトウェアデベロッパーをやっていましたが現在は休憩中。日本にいるときには役者をやってたりしました。歌ったり踊ったり、食べたり飲んだりが大好きです。

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カテゴリ:旅行記( 442 )
イタリア・クロアチア・パリ2015: ドゥブロヴニクからパリへ
朝8時に起床。チェックアウトは10時って書いてあるけど1時間くらい遅れてもいい?と宿のお兄ちゃんに聞いたら、全然平気!と快諾してくれてよかった。空港に向かうまでゆっくりできるぞ。

ちょっと朝市を見たりした後、9時頃プラツァ通り沿いの店で朝食を食べた。昨日のところに行こうかと思ったけど、なんか門の外まで歩く気になれなくて。オレンジジュース、コーヒー、パンとチーズ、それにバターやマーマレードなんかがついたセットが56Kn(=$8)。やっぱり高いけど、プラツァ通りを歩く人たちをピープルウォッチングするのも楽しかったから、よしとする。この景色も、またここに来るときまで見納めだなぁ。今度はクロアチアの北西部の方にも行ってみたいな。

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朝市はかなり小規模

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プラツァ通りで朝食&ピープルウォッチング

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アパートの窓からの景色もこれで見納め

11:45の空港行きシャトルバスに乗るために、11時にアパートを出た。バス停の前にある店でチケットを買ったら、11時のバスが遅れていてそれが先に来るらしいので、それに乗ることに。5分くらい待っただけでバスが来たのでよかった。空港までは約30分くらいだったかな。チェックインした後は、カフェテリアでサンドイッチとビールのランチ。不味くはなかったけど、美味しくもなかったなぁ。

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空港でのランチは不味くもなく美味しくもなく

4年半前に来たときに、ここからの飛行機が揺れに揺れた覚えがあるのでちょっと緊張したんだけど、今回はあまり揺れなくてよかった。ガイドブックによると、この空港は風が強いことで有名で、天候によっては着陸できずに他の空港にまわされることもあるとのこと。離陸時にはそれほど影響はないみたいだけど、飛び立ってすぐにグラグラ揺れるってのは、あまり精神衛生上いいものじゃない。

パリまでは約2時間半の旅。飛行機の中では温かいサンドイッチが出てきた。短い飛行時間だけど、一応国際線なので食事のサービスがあるのかな。シンプルだけど、空港のサンドイッチよりもずっと美味しかったのには笑ってしまった。

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飛行機の中で出てきたサンドイッチの方が美味しかった

パリには17:30に到着。荷物は結構すぐに出てきたけど、パリ市内までの電車の切符を買うのにかなり時間がかかった。券売機がいくつか壊れている上に、アジア人旅行者グループが手間取って係員の助けを求めてたり、ノンビリした白人女性が切符を買った後、券売機の前で荷物を広げて何かしてたりとか。周りの人たちもイライラしてたみたい。ここで電車の切符を買うの、スムーズに行った覚えがないんだよなぁ。

ラッシュアワーなのか電車もかなり混んでいて、パリ市内まで立ったままだった。一度電車を乗り換えてSaint-Paulで下車。今回泊まるHôtel Le Compostelleに到着したのは、もう19時近くになってからだった。ここはパリのホテルにしては、値段の割に部屋が綺麗。でもここでノンビリしているわけにはいかない。20時にはレストランで日本人友達と会う約束なので、さっと顔を洗ったり歯を磨いたりした後、また地下鉄に飛び乗った。さっきは気づかなかったけど、Saint-Paul駅の近くにはカルーセルのようなものが置いてあって、なんとなくお祭り的な雰囲気がある。今までせかせかしてたけど、落ち着いて周りを見てみると、あぁパリに来たんだなって実感する。この土地から感じられる落ち着いたエネルギーは、ドゥブロヴニクのプラツァ通りのそれとはまったく違う。やっぱり僕はパリが好きだ。

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Saint-Paul駅の近く。ああ、大好きなパリの景色

地下鉄の駅を出たところで、日本人友達のユージくんと合流。2年前にパリに来て体調を崩したとき、彼には本当にお世話になった。彼のお気に入りのレストランに行って、パリでの最初のディナーを堪能! ステーキ・タルタルを頼んだら、サーバーに「それが何か知ってる?」と聞かれた。知らないで注文する人も多いのかな? まぁ生肉と生卵の組み合わせは、ハードル高い人が多いかもね。

アペタイザーのタコとチョリソーの炒め物は最高に美味しかったし、ステーキ・タルタルも澄んだ味わいでトレビアン。ただ、ここのレストランがかなり良さそげなので、ステーキ・タルタルなんてシンプルなものを頼まずに、もっと凝った調理法のものを頼めばよかったなとちょっと後悔した。デザートにはアイスクリームにエスプレッソを注いだ、僕の大好きなアフォガト。素晴らしいパリでの初ディナーだった。ちなみにお値段は、この3コースで€27.20。

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タコとチョリソーのグリル

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ステーキ・タルタル

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デザートは僕の大好きなアフォガト

この後は、すぐ近くのユージくんのアパートでお茶。実はここに僕は2日後から3泊泊めてもらうことになってる。楽しみだー! しばらく話し込んでたけど、翌日も予定がぎっしりと詰まっているので、後ろ髪を引かれながらホテルに戻った。
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by alexsea | 2015-10-20 00:00 | 旅行記 | Trackback | Comments(0)
イタリア・クロアチア・パリ2015: ドゥブロヴニク最後の一日
8時ごろ起床。今日はあまり予定を立てていない。もし天気が良くて、ちょっとした旅行気分だったら、ロクルム島に行こうと思ってたくらい。でも外は曇り空だし、天気予報でも降水確率がどんどん高くなるとのこと。まぁどうするかは朝食を食べながら決めればいっか。

プラツァ通りで朝食を食べようと思ったら、やっぱり高いし、心に響くメニューがない。またパン屋でパンを買ってもいいと思ったんだけど、Koreyは座ってコーヒーが飲みたいらしい。もしかすると旧市街から出たら少しは安くなるかな。ということで、ピレ門を出てカフェを探すことにした。

ピレ門を出てすぐのところにあるDubravka 1836というレストランは、眺めもいいし、レビューサイトを見ても評価の高い場所なので高いんじゃないかと思ったけど、朝食セットはプラツァ通りの店よりも安い価格設定。それなら、ということで、海に近い眺めのいい席に座って朝食セットを頼むことにした。

ここからの景色は、4年半前に入ったNautikaというレストランからの景色にそっくりだ。旧市街の壁と要塞のような場所に挟まれて、アドリア海が見える。天気が良かったらもっと気持ちよかっただろうけど、波の音が押し寄せる観光客の群れの騒音をかき消してくれて、それなりに気持ちがいい。朝食はシンプルなものだったけど、この景色であの価格だったら許せちゃうと思うくらいの朝食体験だった。

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海を見ながらの朝食は、また格別に美味しい気がする

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すぐ下ではカヤックのツアーが出発しようとしていた

ゆっくりと朝食を楽しんだ後は、すぐそばにある観光案内所で、明日の空港へのシャトルバスの時間をチェック。ロープウェイの駅のすぐ前から出るシャトルバスは40Kn。明日のフライトは15:05発だから、11:45か12:55のバスということになる。時間でハラハラするのもイヤなので、11:45のシャトルを使おうということになった。

この後はまたプラツァ通りをゆっくりと歩いて旧港へ行き、ロクルム島へのボートの時間をチェックすることにした。ガイドブックには9時からだと書いてあったんだけど、10時からだと言われた。まぁまだ行くことになるかどうかもわからないので、どうでもいいんだけどね。

明日のシャトルバスが出発するロープウェイの駅までは、アパートからだったらブジャ門から行くのが早いんだけど、重い荷物を持って長い階段を上るのはツライ。プローチェ門から出ると少し遠回りだけど、なだらかな坂道を上るだけでいいので、その予行演習をしてみることにした。これくらいなだらかだったら、荷物を引きながら上るのも大丈夫だろう。予行演習の後は、ブジャ門から入って階段を下り、アパートで少し休憩することにした。暑くはないんだけど、今日は湿度が高いから歩いていると結構疲れてしまう。

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プローチェ門の近くから見た旧港

まだあまりお腹は空いてなかったけど、12時過ぎに予定していたPizzeria Mirakulに昼ごはんを食べに行くことにした。今回の旅行では食べ物に緩急をつけたかったので、時々はちょっと軽めのピザでもいいかなと思って、このピッツェリアを予定に入れておいたんだ。一人分のピザを二人で分けることにしたんだけど、人気が高いだけあって、すごく美味しかった。トマトソースは絶妙は軽さだし、その上のチーズもとても美味しいし、なんといってもピザの生地の味が最高! 僕にとって美味しいピザってのは、具の味も大切なんだけど、一番重要なのはピザの生地の味だと思う。ここのピザはその全部をクリアしていて、ちょっと感心してしまった。サービスもよかったし。帰ったらTripAdvisorで、いいレビューを書いてあげなきゃいけないな。

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Pizzeria Mirakulはこんな路地裏にある小さなピザ屋さん

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「カプリチョーザ」(トマトソース、チーズ、ハム、マッシュルーム)(68Kn)

2日前に総督邸で買った100Knの共通チケットの元を取りたかったので、予定していなかった民族学博物館に行くことにした。1階はヒマラヤに関する特別展示みたいであまり興味をそそられなかったけど、2階、3階は、ドゥブロヴニクの近辺の昔の衣装や暮らしぶりが展示してあって、なかなか面白かった。食卓を展示してあるところがあったんだけど、そのテーブルの真ん中にあったのは、スプリットの宿のおばさんからもらったあのピンク色のお菓子!クロアチア版マカロンって感じなんだけど、あれって伝統的なものだったのかな? あと、3階に上ったところにある窓から見えたドゥブロヴニクの街並みが、とても綺麗だったなぁ。城壁とスルジ山の方まで見渡すことができて、とても気持ちがよかった。

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民族学博物館までの路地には洗濯物がたなびいていた

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博物館の1階はヒマラヤに関する特別展示

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3階の窓から見えたドゥブロヴニクの街並み

この後は歴史博物館に行こうと思ったんだけど、結局見つからなかったので諦めた。ロクルム島の方も、いつ雨が降り出すかわからない状況だったので、こっちも諦めることにした。

4年半前に来たときには行かなかったドミニコ会修道院に入ったと思ったら、そこは実はスポンザ宮殿だったので笑ってしまった。ここには20年前の戦争で亡くなった兵士たちの記念展示があったりして、ちょっとしんみりしてしまった。

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スポンザ宮殿の回廊は落ち着いた雰囲気

やっぱり二人とも旅の疲れが出ているみたいなので、またアパートに戻ることにした。僕が昼寝している間、Koreyはまたあちこちを歩き回ってるみたいだったけど。そんなに押せ押せのスケジュールでもなかったのに、こんなに体に疲れが来てるってのは、やっぱり歳を取った証拠なのかなぁ。これからは少しずつ、旅のプランも変えていかなきゃいけないのかもしれないなぁ。悲しいぞ!

十分に休んだ後は、そのままベッドの上でダラダラしていたくもなかったので、どこか安いバーで旅行記書きをしたくなった。ドゥブロヴニクで安いバーを探すのは大変なんだけど、いくつかまわった後にビールが20Knという場所を発見! ワインも安かったので、このMirageというバーでしばらく過ごすことにした。最初は外にいたんだけど、急に雨が降り出したので、店の中に逃げ込むことにした。煙草を吸う客のせいで体中煙草臭くなっちゃったけど、ワインを飲みながらゆったりとした時間を過ごせたのはよかったかな。

ディナーは予約しておいたRestaurant Dubrovnik(訪問記へ)で、ドゥブロヴニク最後の晩に相応しい食事を楽しんだ。

ディナーの間に強い雨が降ってきたりしたんだけど、食事を終えて外に出てみたら雨は止んでいた。ただでさえドゥブロヴニクの夜は輝いているのに、雨に濡れた街はよけいにしっとりと輝いて見える。ドゥブロヴニクの最後の夜を楽しみつくすために30分ほど散歩した後、ほんわかとした気分でアパートに戻って眠りについた。

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この夜景も今夜で見納め

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すべてがライトアップされるドゥブロヴニク

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この街は夜にすごく輝く

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鼻がピカピカになった彫像を発見。後で調べたらクロアチアで有名な劇作家らしい

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僕らも触らせてもらった。酔っ払いにとっては何をしても楽しい

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アパート前の路地はひっそりと静まり返っている

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by alexsea | 2015-10-19 00:00 | 旅行記 | Trackback | Comments(0)
イタリア・クロアチア・パリ2015: ボスニア・ヘルツェゴビナのツアー
6時に起きて、昨日買っておいたパンを朝食として食べた。やっぱり少しドライになってるけど、まあまあの美味しさだったな。

外に出ると、プラツァ通りにはほとんど人がいない。4年半前に来たとき、早朝のプラツァ通りは人がいなくて映画のセットみたいだと思ったけど、本当にまさにそんな感じ。日中の混雑を知ってるから、余計にそう思うのかもしれないな。日の出直後の朝の光が石畳の道に反射して、本当に綺麗だった。

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まるで映画のセットのような早朝のプラツァ通り

と、気がついたら今朝食べたパンを買ったパン屋がもう開いていた。なんだー、こんなことだったら昨日買うんじゃなかったな。翌日の開店時間だけ聞けばよかった!と思っても後の祭り。

7時半すぎにヒルトンホテルのガレージの前でツアーのピックアップ。他のツアーの人たちも、旧市街に泊まっている人たちはみんなここからのピックアップらしいので、たくさんの人たちが集まっていた。

僕らのツアーは、自分たちを含めて8人。クルカ国立公園に行ったときよりも一回り小さなバンだったので、運転手の隣の真ん中の席に座った僕は、足を開けなくて結構窮屈だった。ドライバー&ガイドは1988年生まれのイヴァン(Ivan)。少し英語が訛ってるし、知識の量もスプリットのダリオに比べたらちょっと少なめ。でも悪いガイドではなかったと思う。

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ドライバー&ガイドのイヴァン

まずドゥブロヴニクの入り口の、モダンな橋がかかっているところでフォトストップ。それからネウムでコーヒーブレイクの後、最初の目的地メジュゴリエ(Medjugorje)へと向かう。国境は1回またぐだけかと思ったら、3回もまたぐルートを行くらしい。その度に検問でパスポートがチェックされてた。まぁざっと見るくらいなので、どの国境でも5分以内だったからよかった。「国境では写真を撮らないで」という注意を忘れた人がいて、カメラを向けようとした瞬間イヴァンに「ダメダメダメ! 刑務所行きになっちゃうよ!!」と注意されてたのがおかしかった。その人は本当に申し訳なさそうに謝ってたけど、やっぱり本当にそんな大事になるのかな?

何カ所か丘のような場所を通過するところがあったけど、ほとんどが平地だったと思う。あちこちにクロアチアワインの看板があったり、葡萄畑もたくさん見えた。ワインにかなり力を注いでるみたいだな。フランスやイタリアのワインに比べたらシンプルな味わいだけど、それはそれで美味しいと思うので、これからクロアチアワインにはもっと頑張って有名になってほしいな。

メジュゴリエには10半頃到着。1981年にここの丘で子供たちが聖母マリアの姿を見たということから、カトリック信者たちの非公式な巡礼の場所となっているらしい。僕は宗教には全く興味がないんだけど、これがツアーに組み込まれているってことは、やっぱりここに来たいと思っている観光客もたくさんいるんだろう。ただ、ツアーではメジュゴリエの教会だけを訪れて、聖母マリアが目撃された丘はかなり遠くらしいので、それでガッカリする人も多いみたいだ。教会は外も中も結構シンプル。別の場所には懺悔室がたくさんあって、ものすごい数の人が並んでいる。一つひとつの懺悔室には赤と緑のランプがあって、それで列に並ぶ人たちをコントロールしているみたいだ。なんだか入国審査みたいな感じで、ちょっと笑ってしまった。あと、外には大きなステージとその前にベンチがたくさん並んでいて、ここで大々的なミサが行われるらしい。横の電光掲示板には、何時にどの言語でミサが行われるかが表示されるようになってる。すごいなぁ。違う意味で感動してしまう。信者じゃない僕としてはちょっと居心地が悪かったので、この後は集合時間まで近くのカフェでカプチーノを飲んだりしてた。

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メジュゴリエの教会

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教会の裏には大規模なステージが

モスタル(Mostar)で他のツアーの客と合流するらしく、その車がちょっと遅れているらしいので、モスタルの直前の丘の上でフォトストップしたりした。結局モスタル到着は12時半頃。他の小ツアーの人たちと合流して、ここからはモスタルの女性ガイドが45分間案内してくれた。最後は土産物屋で、モスタルのシンボルともいえるスターリ・モスト(Stari most)という橋が、戦争中に攻撃されて壊される瞬間を捉えた短いビデオを見せてもらった。言いようのない怒りがこみあげてくる。こんな綺麗な小さな橋を壊して何の意味があったんだろう? これじゃテロと同じじゃないかと思った。

女性ガイドによるツアーの後は、約2時間ちょっとの自由時間。橋が見えるレストランでランチにしましょう。ずっとまた食べたいと思っていたチェバプチチ(ćevapčići)が食べられるぞ! これはボスニア・ヘルツェゴビナの伝統料理で、ちょっと細長い形をしたミートボールといった感じのもの。そのまま食べてもいいし、パンの間に挟んで食べてもいい。僕は刻み玉ねぎや赤いペースト(アイヴァル)と一緒に、全部パンの間に挟み込んでから食べた。元々僕は肉団子好きなんだけど、これは色々なスパイスが効いていて最高に美味しい! また食べることができて本当によかった。シアトルでこれを食べられるところってあるかなあ? 探してみなければ。

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橋が見えるレストランでランチ

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チェバプチチとサラダとビール。美味しかった~!!

食事の後は、観光用のモスクにお金を払って入った(€2.50)。たぶん実際には使われてないんじゃないかな。でも中はちゃんとモスクの様相で、ちょっとした異文化体験ができる。ここの庭からはスターリ・モストがすごく綺麗に見える。なるほど、入口の看板に「橋を見るのに絶好のポイント!」とか書いてあったのが頷ける。

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観光用モスクの中

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その庭からはスターリ・モストがとてもよく見える

この後は橋の下の方まで行って写真を撮ったり、帰り道のカフェでスプライト休憩なんかをした。土産物を買わない僕らとしては、ちょっと時間が余っちゃうんだよね。

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橋の上は滑りやすいので結構歩きにくい

モスタルを離れた後は、そこから車で1時間ほどのポチテリ(Počitelj)で30分の自由時間。あまり見るものはないけど、なんかゆったりとした時間が流れてる場所だったな。

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ポチテリで小休憩

ポチテリから40分ほどの渓谷でちょっとしたフォトストップをした後は、ドゥブロヴニクまでノンストップで帰る。帰り着いたのは18時半。途中で日没が見えて、最高に綺麗だった! 長いツアーだったけど、やっぱりドゥブロヴニクまで来たら、ボスニア・ヘルツェゴビナにも1日は割くべきだと思う。

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途中の渓谷のパノラマ

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ピレ門に帰り着いたとき。夕焼けがまだ少し残っていてとても綺麗

今晩のディナーは、4年半前と同じTaj Mahal。やっぱりボスニア・ヘルツェゴビナに行った後は、そこの料理で締めなくちゃ! 1リットルの白のハウスワインから始まって、僕は仔牛のスープとシシケバブ。仔牛のスープはすごく美味しかったけど、シシケバブが少しだけドライな気がした。Koreyの頼んだ仔羊のケバブはかなりドライで、端の方の肉は硬くて食べられないほど。まぁそれなりに美味しかったけど、4年半前の時の方がよかったなぁ。サーバーが皿を下げにきたときに、Koreyのケバブが硬かったことを一応伝えておいたら、後でサーバーが戻ってきてKoreyのケバブは勘定から外してくれるという。どうやらキッチンで試してみて、あーこりゃ本当に硬いやってことだったらしい。さすがドゥブロヴニクでは有名な店だけのことはある。チップは弾んでしまった。

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肉と野菜のケバブ。ちょっとドライだったけど、まあまあだったかな

お腹がいっぱいになった後は、プラツァ通りを少し散歩した後、ルジャ広場前のカフェでカクテルタイム。ここは最初の晩に、いい生演奏をしてるなーって思ってた場所。3人組のバンドがフォーク&ライトポップ調な音楽を演奏していて、カクテルを飲みながら1時間半もの間、彼らの演奏を楽しんでた。音楽がある街って、本当に僕は大好きだ。

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ドゥブロヴニクの夜は、こんな路地も魅力に溢れている

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カクテルを飲みながら音楽を楽しむ

アパートに帰り着いたのは11時半をまわってから。本当に充実した一日だった!
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by alexsea | 2015-10-18 00:00 | 旅行記 | Trackback | Comments(0)
イタリア・クロアチア・パリ2015: アドリア海の真珠
今日は朝一でスルジ山(Srđ Mountain)に行こうと計画していた。ガイドブックにはロープウェイは9時からと書いてあったので20分前くらいに乗り場に行くと、もうかなりの人が並んでるじゃん! ロープウェイももう動いてるみたいだし、人が多いときには早くスタートするのかな? 別の時間にまた来ようかと一瞬思ったけど、いつでも混んでいる気がするので、仕方なく待つことにした。結局待ち時間は15分ほどだったのでよかった。ロープウェイから下を眺めると、どんどん待ち行列が長くなっているみたいだったので、並んでおいてよかったと心から思った。やっぱり朝一はツアー団体で混みあうのかな。

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ロープウェイの駅では列がどんどん伸びていく

ロープウェイでスルジ山の上に着いた後は、お腹も空いたことだし、混む前にPanoramaというレストランで朝食を食べることにした。クラブサンドイッチは84Kn(=$13)なり。かなり高めの値段設定だけど、この景色を見ながら食べられるんだから、それだけ払っても惜しくないと思ってしまう。サンドイッチのクオリティもなかなかで、ちょっとビックリした。

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この景色は最高の調味料だ

外に出たら、まず白い十字架のところで記念撮影。雨は降ってないけど、空は雲がかなり多い。その間から日が差して、とてもドラマティックな雰囲気を作り上げてる。その空をバックグラウンドにして荘厳な雰囲気の十字架が立っている姿は、まるで映画のワンシーンのようだった。

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なんか映画音楽でも聞こえてきそう

しばらく景色を楽しんだ後、前に行ったことのない独立戦争展示館に行ってみることにした。ここは戦争の時に破壊された砦を再利用したもので、独立戦争当時の写真やビデオを展示してある。戦争で無残な姿になった旧市街の写真を見ると、こんなことが約20年前に起こっていたなんて信じられない感じ。今はあんなに観光客で一杯で光り輝いているような街なのになぁ。あまり人は入っていないようだったけど、ここは個人的にかなり見応えのある場所だった。

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展示館は、昔の砦を再利用したもの

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戦争中の旧市街の様子。たった20年ちょっと前の事だなんて信じられない

独立戦争展示館から、階段を上って屋上に出ることができる。屋上からは『アドリア海の真珠』ことドゥブロヴニクが、最高に綺麗に見える。4年半前に来たばかりだけど、ここに帰ってくることができて本当によかった。観光客が多い場所だけど、僕が今まで訪れた中で5本の指に入るくらいのお気に入りの場所になってしまった。この美しさには、何か神がかったものすら感じられる気がする。

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アドリア海の真珠

また15分ほどロープウェイのところで並んで下山した後は、War Photo Limitedという展示館へ。ここは日本語のガイドブックには載っていない場所なんだけど、独立戦争展示館と同じような感じで、独立戦争当時の写真が数多く並んでいる場所。ただこっちの方が、もっとアーティスティックな感じかな。常設の独立戦争の写真とは別に、期間限定でその他の展示も行ってるらしい。今回僕らが見ることができたのは“Unholy War”と呼ばれる写真のシリーズで、2013年の中央アフリカの宗教戦争の様子が、一人の写真家によって撮影されたもの。戦争で家族を亡くして泣き叫ぶ人たちの写真とかを見ると、心の中にどうしようもない不安が生まれる。平和な世界に思えても、少し何かが狂えば僕らもこんな状況に飲み込まれてもおかしくはない。以前は性善説を信じていた僕も、近頃は性悪説の方に傾きつつある。人間だって、野生動物の醜い本能を抑えているだけなのかもしれない。

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War Photo Limitedの展示物

さて、ちょっと重くなっちゃった後はランチタイム。リミニで中華を食べたように、ちょっと違った食べ物が食べたくなるだろうと思って、インド料理の場所を事前に調べておいた。Incredible Indiaという店で、仔羊のカレーとチキンのブリアニを注文。アメリカで食べるのと同じくらいの値段だったけど、やっぱり観光名所のドゥブロヴニクだから仕方ないのかな。まぁ美味しかったから、よしとする!

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ランチはインド料理

長旅で体も疲れているので、ドゥブロヴニクにいる間にマッサージでも受けようかな。ということで、ネットで調べたマッサージ屋の場所を確認することにした。予約を取りたかったんだけど、一階の旅行代理店みたいなところで聞いてみたら、「(マッサージ師は)上でマッサージ中だから、テキストかメールで予約を取るといいよ」と教えてくれた。それじゃテキストを送っておくことにしましょうか。

城壁の時間もついでに調べると、17:30までらしい。今はまだ人がいっぱいいるから、もっと後で来ることにしよう。フランシスコ会修道院はなんとなくパスして、プラツァ通りをぶらぶらしながらアイスクリームを買って食べたりした。聖母被昇天大聖堂の前では、また新郎新婦の撮影会が行われていた。ドゥブロヴニクで結婚式をする人、すごく多いんだろうなぁ。

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ドゥブロヴニクで一番と評判の、Dolce Vitaのアイスクリーム

この後は以前行ったことのない総督邸へ。チケットはなんと100Kn(=$15)。高いけど、まぁいくつかの博物館との共通チケットだからしょうがないかな。総督邸は、ゴシックとルネッサンスとが融合したユニークな建物らしい。一階に置いてある美術品や牢屋のような場所も面白かったけど、やっぱり目玉は二階の部屋に並べてある家具や絵画だろうな。撮影は禁止だったから写真はないんだけど、昔のリッチ層の生活感を感じることができてとてもよかったと思う。

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総督邸の階段は吹き抜けになっている

この後は共通チケットで入れる海洋博物館に入ってみたり、旧港から埠頭の方まで歩いて、ベンチに座ってちょっと休憩したりした。海洋博物館は、船や昔の海図に興味のある人は面白いかもしれないけど、僕にはちょっとベクトルが違う感じだったな。今日は昨日と違ってとてもいい天気になったので、埠頭で波の音を聞きながら休むってのは最高だった。

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観光客で溢れたプラツァ通りと違って、埠頭はのんびりとしたリズム

さて、天気もいいことだし、ドゥブロヴニク観光のメインと言ってもいいくらいの城壁に行くことにしましょうか。ピレ門のところから城壁に上がると、旧市街のオレンジ色の屋根とアドリア海の青が素晴らしく調和して、ため息が出るくらい綺麗。また体験することができて本当によかった。この景色は何度見ても飽きないよ。ブラジル人らしき女性軍団がちょっと歩くごとに集合写真を撮りまくっていたので、その度に歩く足を止めなきゃいけなかったけど、思い切って彼女たちを追い越してからは、景色を思う存分楽しみながら歩くことができてよかった。一番空いているといわれる15時過ぎでもかなりの人がいたので、クルーズ客とかが押し寄せる午前中は芋洗い状態なのかもしれない。

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これこれ、この風景!

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なんて美しい街なんだろう

もうすぐで城壁を一周という頃、スプリットのバスターミナルで出会ったオーストラリア人のおばさんたちとバッタリ遭遇! 思わず記念写真を撮ってしまった。旅先でのこういう出会い、大切にしたいよね。

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オーストラリア人のおばさんたちと記念撮影

ドゥブロヴニクの景色を思う存分堪能した後は、プラツァ通りのパン屋で明日の朝食を買い込むことにした。明日はまたツアーで早いので、朝食のレストランはまだ開いてないだろうと思ったんだ。その後は夕食の時間までアパートで昼寝することにした。元気なKoreyは、どこかのバーに行ってテレビでスポーツ観戦していたらしい。

Restaurant 360°(訪問記へ)でのディナーは素晴らしいものだった。さすがにドゥブロヴニクで一番景色のいいレストランの一つだけのことはある。ディナーでかなりワインを飲んだので、この後はもうどこにも行かずアパートに帰って寝てしまった。明日はボスニア・ヘルツェゴビナのツアーだ!

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旧港を望むRestaurant 360°では、素晴らしい景色を見ながら食事できる

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by alexsea | 2015-10-17 00:00 | 旅行記 | Trackback | Comments(0)
イタリア・クロアチア・パリ2015: いざドゥブロヴニクへ
7時に起床。大きな荷物を抱えて4階のアパートから階段を下りて、昨日行ったZinfandelで8時頃朝食にした。開いたばかりで、最初客は僕らだけだった。卵とハムのオープンサンドイッチはとても美味しかった。

今日はこれからバス会社のサイトで予約しておいたバスに乗って、ドゥブロヴニクに移動する。ちょっと早目にバスターミナルまで行って待っていた。同じくドゥブロヴニクに行くらしいオーストラリア人のおばさん二人組と話し出したので、待ち時間もそれほど苦痛じゃなかったな。

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スプリットのバスターミナル

バスは10時にスプリット発。このバスはかなり古くて、最初に座った席は背もたれが最大限に倒れたまま直せないので、違う列に移動しなきゃならなかったくらい。まぁこのバスで夜を越すわけでもなかったし、4時間半くらいは我慢我慢。途中で二度休憩が入った。最初は5分だけのトイレ休憩。次はボスニア・ヘルツェゴビナのネウム(Neum)で15分の休憩。お腹が空いてたので、ここでピザを一切れ買って食べた。お金を払おうとしたら、いらないと言われてしまってビックリ。どうやら直前に来たアジア人の団体旅行客の一人と間違えられたらしい。正直者の僕は、違うと言ってちゃんと払ってきた(笑)。

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アパートのおばさんからもらったお菓子をバスの中で食べた。甘そうに見えるけど美味しい!

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バスの窓から見えた景色。湖に反射してなんて綺麗なんだろう

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ネウムでの休憩時間には、ピザを一切れ食べた

ウトウトしたり外の景色を見たりしながら、結局ドゥブロヴニクに着いたのは、予定よりも15分だけ遅れて14:45のこと。ポツポツ雨が降っていたので、以前来たときと同じようにバスを探さないで、そこからタクシーで旧市街へと向かった。旧市街のピレ門の辺りは観光バスでごった返していて、タクシーが止められる場所がない上に警察が見張っていたので、仕方なくちょっと離れた場所で降りなきゃいけなかった。

今回僕らが泊まるのはRooms Stellaという、レストランの上にあるSobe。旧市街の目抜き通りであるプラツァ通りからすぐの場所。レストランはあまり繁盛してる様子がなかったなぁ。そこを経営する家族の息子らしい感じのいい男の子に案内されて部屋に通された。すごくシンプルな部屋だけど、寝に帰るだけなので不満は全くない。4泊で€156という破格の安さも嬉しい。やっぱり旅はオフシーズンに限るなぁ。

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Rooms Stellaの部屋

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窓の外の景色

顔を洗ったりしてちょっとリフレッシュした後は、観光に出かけることにした。大降りでもないけど雨がポツポツ降っているので、予定していた城壁歩きは後回しにしよう。まずはリラックスしたいということで、以前行ってとても気に入ってしまった、崖っぷちバーことBuža Barに行くことにした。やっぱり雨のせいでそんなに混んでいないみたい。ビニールの屋根があるので、端の方じゃなければ雨に濡れずに座っていることができる。重く立ちこめた雲のせいでちょっと暗い感じだし、猫のオシッコの匂いが時々流れてくるのも気になった。それにビール1本45Kn($6.75)ってのは、ここではかなり高い。それでも長いバスの旅の後には、こんな風に海を見ながらリラックスするのが一番だ。隣にカリフォルニアから来たおばさんが一人で座っていたので途中から話し出して、彼女も食べ物好きだったのでちょっと盛り上がってしまった。彼女の家は、僕がずっと行きたいと思っているレストランFrench Laundryのすぐそばらしい。

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Buža Barでしばしリラックス

結局Buža Barには1時間以上いたんじゃないかな。途中で10人くらいのアジア人団体が入ってきた他は、あまり長居する客もいなかったみたい。この後は聖イグナチオ教会の方を通って帰ることにしたんだけど、教会の中に入ると結婚式が終わった直後のようで、客がみんな出ていくところだった。少し中を見学してたら、照明が落とされてしまった。どうやらもう閉まるらしい。こっちの教会って、何かイベントがあるときだけしか開かないみたいだよね。外ではまだ新郎新婦が写真撮影を行っている途中だった。お幸せに!

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聖イグナチオ教会の内部。結婚式の直後だったみたい

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外では新郎新婦がまだ撮影していた

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以前来たとき「ローマのスペイン階段みたいだ」と思った場所

この後はアパートで一休み。夕食は19時にD’Vino Wine Barという場所を予約してある。ここもスプリットのワインバーと同じくかなり人気の高い場所で、TripAdvisorでもRick Stevesのガイドブックでもオススメとのこと。クロアチアのワインのことを知ってもらおうという強い志が、メニューからも伝わってきた。ワインのフライトにもいくつも種類があって、クロアチアのあちこちのワインを楽しめるものや、一つの葡萄の種類に絞ったフライトなどなど。クロアチアのワインのことをわかりやすく説明したカードも一緒にくれるので、それを読みながらワインを味わうことができる。僕らはチーズや生ハムなんかが乗ったプレートを頼んで、フライトを何種類も頼みまくった。フレンドリーなサーバーが各フライトについて丁寧に説明をしてくれる上に、質問にもちゃんと答えてくれるので、すごく勉強になって本当によかった。クロアチアの赤ワインで有名なPlavac Maliという葡萄の種類は、アメリカでポピュラーなZinfandelの祖先らしい。なるほど、そう言われてみればシンプルな味わいがよく似ている。個人的にはZinfandelはシンプルすぎて飲まないんだけどね(笑)。

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夜のプラツァ通り。ため息が出るほど綺麗

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チーズや生ハムを食べながら、クロアチアワインの勉強!

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クロアチアワインの説明をしてあるカードもくれる

色々なワインを味わって気持ちよくなった後は、夜のドゥブロヴニクをあちこち歩いてみることにした。プラツァ通りの一角のカフェでは音楽の生演奏をしていて、すごく人が集まってる。4年半前に来たときにお気に入りだったTroubadourでジャズを聴こうと思ったんだけど、ピアノの音が狂いに狂っていて、全然楽しめないレベル。このピアノ、野ざらしなのかなぁ。あのバンド、よくあの狂った音に我慢できるな。僕らは到底我慢できるレベルじゃないので、別の場所に行くことにした。

ドゥブロヴニクの夜はどこも綺麗だけど、旧港の方は輪をかけて素晴らしい気がする。その一角のPoklisarというレストランでも、ピアノと歌の生演奏をしていたので、そこでモヒートを飲みながら音楽を聴くことにした。やっぱり4年半前に比べると、音楽の生演奏をする店が確実に増えた気がするぞ。どこに行っても音楽が聞こえてくる街っていうのは、すごくいい。ライトジャズ系の演奏は、ドゥブロヴニクの景色にすごく合う。ここで1時間以上はノンビリしてたんじゃないかな。アパートに帰った後には、もう何もせずに寝てしまった。寝る前の音楽は、「いい一日だった!」と思わせてくれる最高の睡眠薬だ。

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夜の旧港もいい感じ!

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ピアノの弾き語りは、かなりクオリティが高かった

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by alexsea | 2015-10-16 00:00 | 旅行記 | Trackback | Comments(0)
イタリア・クロアチア・パリ2015: のんびりと過ごす一日
今日はスプリットでの最終日。一日目でできなかったことをしようと思ってたんだけど、全部予定通りに行ってしまったので、今日はポッカリと空いてしまった。まぁ何も予定がない一日ってのもいいだろう。

朝はゆっくり起きて、9時ごろ一昨日調べておいたModrulj Laundretteというランドリーまで歩いていって、洗濯物をドロップオフ。この後はリヴァ沿いにあるAdrianaというレストラン(ここはホテルもあるのかな?)に入って、朝食にオムレツを食べた。出てきたのは、かなり薄いオムレツで、全体的にきつね色に焼けている。ちょっと見には、これ焼き過ぎなんじゃないの?と思うけど、そういえばスプリット一日目にNo StressというカフェでKoreyがオムレツを頼んだときも、こんな感じだったっけ。これがこの辺りの一般的なオムレツなんだろうな。食べてみると、卵でクレープを作ってその中にチーズなんかの具を入れたって感じで、すごく美味しい。一緒についてきた赤いペーストをつけて食べると、また雰囲気が違って面白い。このペーストはクロアチアの伝統的なもので「アイヴァル(Ajvar)」と呼ばれていて、パプリカやナスなんかを煮込んでスパイスを加えたものらしい。こういうその土地ならではのものが食べられると、嬉しくなってしまう。オムレツとコーヒーやパンがついて50Knっていう朝食セットは、量とクオリティを考えると、とてもお買い得だと思ってしまった。

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Adrianaでの朝食。オムレツはとても美味しかった

朝食の後は、ポツポツと降り始めた雨の中、考古学博物館まで歩いていくことにした。ここは僕も初めてで、SPLIT CARDで割引入場できるから行く気になった場所。行く途中で高校らしき場所の前を通ったんだけど、いきなり大量の男子学生たちが流れ出してきてビックリした。どうやら休み時間なので、道を渡ったところにあるパン屋に食べ物を買いにいくところらしい。そういえば僕も高校のとき、休み時間に焼きそばパンとか買いに行ったよなぁとか思い出して、ちょっと微笑んでしまった。

考古学博物館は、立派な前庭を持った豪邸といった感じの場所。その前庭の周りを囲むように、あちこちから掘り出されたらしい美術品の数々が並んでいる。中に入ると、受付には誰もいない。白衣を来た人たちが展示場で何かやってるのが見える。あれ、今日はもしかして閉館日なのかな?とか思ったとき、作業をしている中から50代くらいの男の人が出てきて、「あ、ごめんごめん。こちらにどうぞ」と受付に導いてくれた。なんかいい人っぽいけど、せかせかしていて神経質そうで、いかにも考古学の教授か博士って感じの人だなって思ってしまった。コンピュータのシステムの入れ替えが最近あったらしく、入館料を払うのにかなり時間がかかったことを申し訳なさそうに謝ってくれた。博物館はこういうレイアウトだから、こっちから見ていくといいよと親切にアドバイスもしてくれた。すごく微笑ましいおじさんだった。

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考古学博物館は、まるで豪邸のような感じ

この博物館、なんとクロアチア最古のものらしい。館内はそれほど広くないけど、かなりの数の展示物が並べられていて、歴史に興味のない僕でもなぜかとても楽しめた。古代エジプトの展示物のところにサイコロを発見したときには本当にビックリした。サイコロって、なぜかもっと近代のものだと思ってたんだよな。そういえば「賽は投げられた」って、随分昔のことだよな。

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小さな館内は、展示物の密度がスゴイ

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サイコロってそんなに昔からあったものなのか!

館内もそうだけど、前庭の周りの展示物もすごい。結構無造作っぽく置いてあるんだけど、時代を感じさせるものばかりで、これはどういう場所に置いてあったんだろうとか、いろいろ想像力を掻き立てられてしまう。元々遺跡好きだから、結構こういうものがツボにハマるのかもしれない。

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大きな展示物は、庭の周りを囲むように置いてある

考古学博物館を堪能した後は、中心街とのちょうど中間点くらいの場所でカフェに入ってカプチーノ休憩した。リヴァでは観光客値段だけど、ここら辺まで来ると地元価格になるらしく、リヴァで飲んだカプチーノよりもかなり安かった。

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カプチーノで休憩。ここら辺まで来ると地元の人ばかり

この時点でもうお昼近くだったので、ランチにすることにした。朝食のせいであまりお腹が空いてないし、今夜いいレストランを予約してあるので、それほど高い場所には行きたくない……。ということで、近くのPizza Cut Planetというピザ屋で、一切れだけビザを買って食べることにした。8Kn(=$1.20)って、最高に安くて嬉しくなってしまう。ピザ自体も悪くなかったし。

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安いピザだけど、なかなか美味しかった

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飲み物付きのセットでも安い安い!

旅の疲れを癒すために、この後は夕食までゆっくりと休むことにした。Koreyはあちこち出歩いてたみたいだけど。

17:45くらいに、リヴァの端でタクシーをつかまえてレストランに向かった。この頃には雨も上がっていて、とても綺麗な夕焼けが見えてラッキー。Dvor(訪問記へ)でのディナーも最高だった!

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海と夕焼け。なんでこんなに合うんだろう?

タクシーで中心街まで戻った後は、スプリットも今夜で最後だし、夜のスプリットを歩いてみることにした。大聖堂の近くまで行ったときに、音楽が聞こえてきた。大聖堂の真ん前にあるLvxorというレストラン/バーの前で生演奏をしている人たちがいる。女性と男性の二人組で、70年代あたりのポップソングをジャズ調にして歌ってる。広場もライトアップされていてすごく綺麗だったので、大聖堂前の階段に腰かけて飲み物を注文して、しばらく音楽を聴くことにした。雨も上がって、暑くも寒くもない夜。綺麗にライトアップされた遺跡に囲まれながら音楽を聴いているなんて、なんて贅沢なんだろう。一切の悩み事が空気に溶けていくようで、本当にリラックスしたひと時を過ごすことができた。

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夜のリヴァも、ライトで明るく照らし出されてる

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大聖堂も鐘楼も、ライトアップされていて綺麗

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Lvxorの前で生演奏を楽しんだ

しばらくそこで音楽を楽しんだ後は、またアパートのすぐそばにあるZinfandelというワインバーで生演奏を聴いていた。こんなにあちこちで音楽を演奏してるなんて、知らなかったなぁ。4年半前に来たときもあったのかな? シーズン的なものなのか、それとも観光客のために最近やり始めたことなのか。どっちにしても、すごくいいよ、これ。音楽のクオリティさえよければ、生演奏は本当に客を呼ぶ効果抜群だと思う。その効果にまんまとハマってしまって、今夜はちょっと飲み過ぎた気がする。でもスプリット最後の夜だから、これくらいはいいよね。

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ライトアップされた遺跡は、シュールな感じで個人的に大好き

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小さな通りも散歩に最高

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Zinfandelで生演奏を聴きながらワインを楽しんだ

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by alexsea | 2015-10-15 00:00 | 旅行記 | Trackback | Comments(0)
イタリア・クロアチア・パリ2015: クルカ国立公園とシベニクのツアー
ぐっすりと寝た後、昨日買ったパンで朝食。やっぱりちょっとドライになっちゃってるけど、まあまあの美味しさだった。

以前にも使ったことがある、Viatorというサイトでスプリットからのツアーを検索していたら、クルカ国立公園(Krka National Park)とシベニク(Šibenik)の日帰りツアーがあったので、それを予約しておいた。シベニクには以前行ったことがあるけど、クルカ国立公園には僕は初めてだ。8:30にリヴァの端でツアーの待ち合わせ。リヴァを歩いているとカフェがもうオープンしてたので、昨日パンを買っておかなくてもよかったな。

フレンドリーなダリオ(Darijo)という運転手&ガイドに迎えられて、バンに乗り込んだ。車の中にはもうフィンランドからの家族3人連れが乗っていて、トロギール(Trogir)でドイツ人のカップルをピックアップするとのこと。客は全部で7人の小規模ツアー。これくらいが一番いいかもしれない。

ドイツ人カップルをトロギールでピックアップした後、ちょっと高台から見下ろせる場所で一度止まってくれて、写真タイム。重い雲が立ち込めていてあまり天気が良くないけど、トロギールの街や海を含めたパノラマ見渡せて綺麗だった。

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シベニクとアドリア海を望むパノラマ

ダリオによると、電話であちこちと連絡を取り合って、これからの天候によってクルカ国立公園に最初に行くか、それともシベニクに最初に行くか決めるらしい。今は雨が降っていないけど、このまましばらく雨が降らないようだったらクルカ国立公園に先に行った方がいいとのこと。シベニク近辺に着いた頃には少し青空も見えていたので、まずはクルカ国立公園に最初に行くことに決定。10:45頃ロゾヴァツ(Lozovac)というクルカの入口に到着。まだたくさん雲はあるけど、青空は見えてるし、太陽も顔を出したりしてる。天気の心配をしてたけど、クルカで雨が降らなくてよかった! 心の中で神様に感謝しまくってた。

クルカ国立公園は、4年半前に僕が訪れたプリトヴィッツェ国立公園のちょっと小さいバージョンといった感じで、公園の中をたくさんの川が流れていて、ここの一番の見どころは滝らしい。夏にはその滝の辺りで泳いだりもできるらしい。クルカの入口辺りにある川を見てみると、最近の雨のせいか、ものすごく増水していて流れも急らしい。ダリオは、こんなに増水しているのは珍しいといって、歩いている途中でしきりに写真を撮っていた。

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クルカ国立公園のトレイルは、水の上の場所が多い

まずはみんなトイレ休憩した後、いくつかのビューポイントで記念撮影。それから昔の暮らしを紹介している場所に行って、鍛冶屋や機織りの実演、水車による粉ひき小屋なんかを見学した。歴史には興味がないんだけど、昔の生活となると話は違う。ずっと前の時代の雰囲気が感じられるっていうのは、個人的に大好きだ。

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ビューポイントで記念撮影

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昔の鍛冶屋の実演は面白かった

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彼がガイドのダリオ(Darijo)。水車による粉ひき機の説明をしてくれている

この後は板張りのトレイルに入って、約2kmの道のりを歩き始めた。周り中水があるだけあってちょっと湿気が高いけど、天気もよくなってとても気持ちのいいウォーキングだった。そこら中が川だらけ、水だらけで、まるでずっと水の上を歩いているような感じ。増水した川は板張りのトレイルの上にまで水が来ているところもあって、ちょっと怖いけど面白かったな。

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8人でトレイルを歩いていく

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あの橋は大きな滝の前にあるらしい

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増水でトレイルにも水が!

ゆっくりと約45分歩いて、有名なスクラディンスキ・ブク(Skradinski Buk)という大きな滝に到着。増水のせいで、滝はかなりの迫力だった。こんなところで夏には泳げるのかなぁと思って後でネットで調べてみると、増水してるとしてないとじゃ全然違う! まるで別の場所のような写真に笑ってしまった。確かに水が少なければ、天国のような場所に見える。夏にここで遊ぶのは気持ちいいだろうなぁ。

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これが有名なスクラディンスキ・ブクという滝

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増水してないと、こんな感じらしい。これは天国だなぁ

さて、もう12時を過ぎているので、ランチの時間だ。大きな滝の近くにはレストランがあって、ダリオがそこを予約しておいてくれた。フィッシュスープと魚のランチは、シンプルながらにとても満足のいくものだった。食べているうちにポツポツと雨が降ってきてビックリ。さっきまで太陽が出てたのに! トレイルを歩いている間じゃなくて本当によかった。天気の神様に心から感謝!

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シンプルな魚のランチ。でも美味しい!

ランチの後は約45分の自由時間。天気もよくてここで遊べる日にはもっと長く自由時間をくれるらしいけど、今日は泳げるわけじゃないし、ここで早めに切り上げてシベニクで時間を使った方がいいんじゃないかというダリオの提案だった。ゆっくりと滝の前の橋を渡ったり、土産物屋とかにも寄ったりしたけど、45分でも長いくらいで時間を持て余しちゃった感じ。あまり早く駐車場に戻っても誰もいないだろうと思って、アイスクリームとかを買って食べたりしてたんだけど、車に戻ったら僕らが一番最後で恥ずかしい思いをしてしまった。他の人たちには追い越されなかったのに、どこか違う道を通って帰ったんだろうか?

シベニク(Šibenik)には、ほんの15分ほどのドライブで到着。もうこの頃には雨もかなり降り始めていたので、傘を差さなきゃいけなかった。まずは駐車場所からすぐ近くの聖ヤコブ大聖堂へ。中には足組がたくさんあって、大々的な改装工事が行われているようだった。僕らは信者の座るベンチに座って、ダリオが大聖堂の歴史とかを詳しく説明してくれた。ここには前にも来たことがあるけど、詳しいことは全く知らなかったので、とてもいい勉強になった。途中で高校生くらいの団体が入ってきて少しうるさくしてたところを、ダリオが何か厳しい口調で言って静かにさせていたのが印象的だった。ガイドはそういう面も必要なんだな。

聖ヤコブ大聖堂の見どころは、なんといっても洗礼堂。ここでもダリオが詳しく説明してくれたので、天井の素晴らしい彫刻だけじゃなくて、この前は気づかなかった洗礼台を支える天使たちのことも知ることができた。それに本来ならば撮影は禁止なんだけど、ダリオと一緒のときには大丈夫だと言われたので、写真とビデオを撮りまくることができた。名所に顔が利くガイドがいると違うなぁ。

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体を張って洗礼台を支える天使たち

外に出た後は、聖ヤコブ大聖堂を囲むように彫られている顔の説明もしてくれた。ダリオは先生のような感じで、説明のところどころに質問を入れてくるから面白い。「このたくさんの顔、普通の彫刻とはちょっと違うけど、何だと思う?」 僕はわからなかったんだけど、普通の彫刻は統率者やヒーローを形どってるのに対して、このたくさんの顔は「一般人」だということが違うとのこと。まぁ一般人だといっても、当時の市民の有力者ということで、お店のおじさんって感じではないんだけどね。

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大聖堂の周りを囲む、当時の市民たちの顔・顔・顔

説明をじっくりと聞いた後は、約45分の自由時間。雨がポツポツ降っているからか、歩いていても観光客はほとんどいない。僕らは聖ローレンス修道院の中世庭園まで階段を上って行って、そこのカフェでスプライト休憩した。庭園自体はそれほど大きくなく、アメリカの街角にある市民庭園って言われても驚かない感じ。

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裏道を歩いていると、どこからか犬が出てきた

16時に集合して帰途について、スプリットに到着したのは17:50。その間は車の中で寝てる人たちもいたけど、起きている人のために、ダリオは静かに色々なことを話してくれた。1990年代の戦争はダリオにとってもまだ記憶に新しいことで、生々しい話は僕にとってはまるで映画の世界のようだった。しっかし本当にこのダリオ、今までの旅行で出会ったガイドの中で一番じゃないかな。にこやかでフレンドリーだし、たくさんのことを知ってるし、客とコミュニケーションを取りながら観光を進めていくあの間合い。不満な点は何ひとつなかった。後で予約したウェブサイトを調べてみると、客からの「ダリオが最高だった」というレビューがたくさん! その人気も頷ける。最後にはチップをはずんでから、握手で別れた。

アパートで少し休んだ後は、予約しておいたWine & Cheese Bar Paradoxという場所でディナー。ここは名前の通りワインバー。クロアチアのワインを数多く集めてあって、ワインリストには「ドライで軽い白ワイン」、「ドライでフルボディの白ワイン」とかのカテゴリー別に、オススメのワインもシンボルで示してある。一杯のワインは$4~$6くらいととてもお得だし。僕らはチーズや生ハムなんかを食べながら、美味しいワインを飲みまくっていい気持になってしまった。TripAdvisorとかでも人気が高いのもわかる気がするな。

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Paradoxでのワイン・テイスティング・ディナーは最高だった!

すっかり満足して外に出ると、空の雲がすごく頻繁に光ってる。遠くの稲妻のようだけど、その頻度が半端じゃない。2秒に一度はビカビカ光るんだよ? こんなの見たことがないや。予期せぬライトショーに興奮した後は、どこにも行かずにアパートに戻って、ぐっすり寝てしまった。すごく密度の濃い一日だった。
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by alexsea | 2015-10-14 00:00 | 旅行記 | Trackback | Comments(0)
イタリア・クロアチア・パリ2015: スプリット到着
ぐっすり眠れて5時半に起床。窓の外を見ると、暗い中に陸の明かりが近づいているのが見える。シャワーを浴びて荷造りをし、到着直後すぐに下船できるように、ラウンジエリアでパンとエスプレッソを朝食にして待つことにした。予定通りに7時にスプリット(Split)到着。いい天気で朝焼けが綺麗だ! パスポートコントロールも難なく通り抜けて、いよいよスプリットの方に歩き出した。

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綺麗な朝焼けに出迎えられた

4年半ぶりのクロアチア。まさかこんなに早く帰って来れるとは思わなかったなぁ。いつもは人で賑わっている海岸沿いの「リヴァ(Riva)」と呼ばれるプロムナードも、朝早いのでほとんど人がいない。でも朝陽が海に映えて、とても綺麗だ。海好きの人には堪らない場所だろうなぁ。ゴロゴロと荷物を転がしながらホテル(っていうかアパート)まで行くけど、玄関のドアが閉まってる。7時に着くっていうことは伝えておいたんだけど、返信も来なかったからちょっと心配してたんだよな。そのときその建物から若い女性が出てきたので、ちょっと聞いてみた。「ああ、私の近所が部屋を貸してるのね。彼女はいつもお昼頃にならないと来ないわ」とのこと。うーん、しょうがないなぁ。荷物を預けられるところが近くにないかと聞くと、親切に教えてくれた。彼女もサービス業の人なんだろうか、笑顔で応えてくれてすごくいい気分になっちゃった。

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朝のリヴァはひっそり

荷物を預けられるところは、さっき船を降りた辺り。電車の駅やバスターミナルがあるエリアで、徒歩約10分の道のり。朝早いから開いてるかどうか不安だったんだけど、開いている場所が見つかってホッとした。荷物を一つ15Kn(約$2)で預けてきた。

さて、観光案内所やほとんどの観光場所も8時にならないと開かないので、まずはリヴァのカフェの一つに入ってカプチーノでゆっくり。その後は調べておいたランドリーの場所まで行って、値段とかを確認。大きな袋一つの洗濯・乾燥・アイロンを全部やってくれて75Kn(約$10)ってのは、すごくお得だと思う。その日のうちにできるみたいだし、明後日やってもらうことにしよう。

この後はやっと開いた観光案内所に行って、Split Cardというものをゲット。これはスプリット内の様々な観光場所の入場料が無料になったり割引になったりするもの。€5で購入できるけど、スプリットに3泊する人はそのホテルの予約票か領収書を見せれば、無料で貰うことができる。カードを使える場所にどれだけ行けるかわからないけど、タダなんだったら貰っておいて損はない。

スプリットの観光の目玉でもある、ディオクレティアヌスの宮殿の地下はもう開いてたけど、団体客が入口にたむろしていたので後回しにすることにした。午前中はツアーやクルーズの関係で、こういう団体客が多いみたいだ。地下道を抜けて大聖堂に行き、ここで大聖堂・宝物庫・鐘楼・地下室が一緒になった共通券を購入。まずは小さくてこじんまりした宝物庫をさっと見てから大聖堂へ。こういう場所の宝物庫って、宗教や歴史に興味のある人だったら面白いかもしれないけど、個人的には、ふーん、そう、くらいの印象しかない。息を飲むような綺麗で豪華な宝物って、なかなかないんだよな。大聖堂は、最初はディオクレティアヌス帝の霊廟として建てられたらしいんだけど、後にキリスト教の教会になったらしい。そんな使いまわししちゃっていいのかなぁ?(笑) 大聖堂の中はそれほど大きくはないんだけど、なかなか綺麗で見応えがある。写真撮影が禁じられていたのが残念だったなぁ。

その後はまだ空いているうちに、鐘楼に上ってしまうことにした。かなり急な階段を上っていくんだけど、ここの上からの眺めは最高。今日は天気もいいので、青空の下の海とスプリットの街並みがとても綺麗だった。

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鐘楼の上からの最高の景色。天気が良くてよかった!

高い場所から降りてきた後は、今度は大聖堂の地下室へと向かう。ここはちょっと小さ目の円形の場所で、ローマ時代を思わせるようなアーチが部屋を取り巻いていた。真ん中には聖母マリア像が置かれていて、その像が置かれた台の上にはたくさんの紙切れがあった。たぶん願い事とかを書いた紙なんじゃないかな。

地下室から出てくると、「前庭」と呼ばれる場所から歌声が聴こえる。クロアチアの伝統的なアカペラコーラス、クラパだ! 僕は前に来たときにもこれを聞いて、CDまで買って帰ったんだよな。上がドームになったような場所なので、コーラスが響いて本当に綺麗だ。すぐに終わってしまって、後は観光客との撮影大会になってしまったのがちょっと残念だったけど、今回もあの澄んだ力強い歌声を聴くことができてよかった。

洗礼室でメシュトロヴィッチによる洗礼者ヨハネの像を見た後、大聖堂の前の広場でちょっと休憩。カフェが階段に座布団のようなものを置いていて、そこに座って飲み物を注文することができる。この間来たときには天気が悪かったせいかやってなかったんだけど、歴史を感じさせる建物に囲まれての休憩はなかなか楽しかった。

この後はSplit Cardで無料で入場できる市立博物館へ。ここは僕は初めてだったんだけど、なかなか興味深い展示がたくさんあって、小さい場所ながらに思ったよりも楽しめたな。美術品も、結構心に響くものがいくつかあったし。無料だったってのが嬉しいよね。

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なんかちょっとアジア的な匂いのする美術品。こういうの好きだ

旧市街の北門にある、グルグール・ニンスキ像にも行ってきた。左足の親指に触れると幸運が訪れるらしく、そこだけピカピカになってる。アジア系の団体観光客がいて写真を撮る行列ができてたけど、僕は4年半前は触らなかったので、今回はちゃんと並んで触らせてもらってきた。幸運が訪れますように。

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そびえ立つグルグール・ニンスキ像

前庭のところにある民族学博物館にも、Split Cardで無料で入れた。ここはそれほど興味がないかなぁなんて思ってたんだけど、昔の各地方の民族衣装とか、昔の様々な道具が展示してあって、思ってたよりもかなり楽しめた。民族衣装ってのは、その土地のモットーみたいなのが具現した感じで、落ち着いたのもあれば派手なのもあって面白かった。

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各地方の民族衣装が飾ってある

この博物館を出るときにお礼を言って出ようとしたら、「前庭の上には行った? そこの階段を使って上れるわよ」と親切に教えてくれた。えー、あそこに上れるなんて知らなかった! 階段を上ると、前庭の上のポッカリと円形に開いた天井のすぐ横に到着。鐘楼もすぐ横に見える。このとき下でクラパを歌ってなかったのが残念だったなぁ。歌ってたら、ここの横に腰かけてゆっくりと聴けたのに! 民族学博物館に来る人自体が少ないのか、博物館の中も前庭の上も、僕たちで貸し切り状態だった。

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前庭の上。ここは隠された穴場かも!

いやはや、午前中からかなり飛ばして観光して疲れちゃった。もうすぐ11時なので予定していたレストランVilla Spizaに行ってみると、まだ開いていないという。えー、ウェブサイトには9時からって書いてあったのに! 12時過ぎにならないと開かないらしいけど、お腹が空いてるのでとてもそれまで待ってられない。仕方がないので、アパートのすぐ近くの広場にあるNo Stressというレストランに入って、サンドイッチとビールを注文した。サンドイッチを待ってる間に、アパートの人と連絡がついたのでKoreyが会ってくるという。僕はそのままテーブルで待ってたんだけど、すぐ隣の席に地元の人たちらしいおじさんたちが4人くらい座ってたんだよね。地元の人たちもこういうところでゆっくりしてるんだなーなんて思ってたら、そのおじさんたち、座ったままで静かにクラパをちょっとだけ歌い出した。前庭で聞くような張り上げた声じゃなくて、昔を懐かしむような、静かで綺麗なハーモニー。たぶん昔はみんなクラパのシンガーで、その時の思い出話をしてたんだろうな。ほんの1分くらいの出来事だったけど、いきなりの音楽のプレゼントに満面の笑顔になってしまった。Koreyがこれを聴けなくて残念だ!

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このおじさんたちが静かにハーモニーを奏でてくれた

食べ終わってすぐにアパートにチェックイン。古い建物の4階にあるアパートは、ピンクで統一されていてかなり少女趣味だけど、結構いい感じ。オフシーズンで客がいないのか、いくつか部屋を見せてくれて選ばせてくれた。預けた荷物を取りに行った後は、シャワーを浴びてちょっと休憩。そのときに気づいたんだけど、シャワーが壊れていて、シャワーを使っているときでも蛇口からの水を止めることができない。そのせいか小さな温水器のお湯をすぐに使い切ってしまって、シャワーの後半は冷水になってひどい思いをした。でもまぁオーナーのおばさんもいい人だったし、それ以外はなかなかの場所だったな。

午後はメシュトロヴィッチ三昧の観光の予定。以前は歩いて行ったメシュトロヴィッチ美術館だけど、今回はバスで行ってみることにした。リヴァの西の端から出ているバスは一時間にたった一本。10分くらい待つだけで来たからよかった。一人11Kn。乗る時に運転手にメシュトロヴィッチ美術館に行きたいということを伝えておいたら、その前の停留所でここかな?と思って出口から外を見てたら、「まだまだ! ここじゃないよ!」とバックミラーを見ながら声をかけてくれた。ありがとね、運転手さん。

メシュトロヴィッチ美術館(Meštrović Gallery)は以前も来たことがあるけど、豪邸のような建物の中にメシュトロヴィッチの作品が品よく置かれていて、僕はとても好きな場所だ。かなりデフォルメされた彫像の数々は、どれもこれも味のあるものばかり。4年半前にクロアチアを旅行したときに、一気にメシュトロヴィッチのファンになっちゃったくらいだもん。Split Cardで半額で入場できたし、よかったよかった!

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ちょっと怖いけど、このデフォルメ感が個人的にツボ

美術館の後は、そこから10分くらい歩いてカシュテレット(Kaštelet)へ。ここにはメシュトロヴィッチの木彫りによる、キリストの生涯のレリーフが飾られている。この前来たときも今回も、僕らだけだった。ゆっくりとその場所の雰囲気を楽しむことができて、本当によかった。

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なんとなく清貧感覚のカシュテレット

美術館の前のバス停まで歩いてバスの時刻表を見ると、バスに乗って帰るにはかなり待たなきゃいけないみたいだ。4年半前みたいに雨が降ってるわけでもないし、中心部まで歩いて帰ることにした。20分くらいのいい散歩だった。歩いた後は、リヴァのカフェでマティーニで水分&アルコール補給。リヴァを行き交う人たちを眺めながらゆっくりとするのは最高だけど、マティーニが甘すぎたのが玉に瑕だった。

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リヴァでゆっくりするのは、スプリットで最高の時間の使い方

この後は朝スキップした宮殿の地下に行こうと思ったけど、団体が入っていったのでまた後回しにすることにした。ここはやっぱり静かにじっくりと探索したいんだよな。ホテルでしばらく休憩した後、18時くらいに宮殿の地下を覗いてみると観光客はほとんどいなかったので、入ることにした。建設当時は、上の宮殿を支えるだけの役割だった地下も、その後は倉庫として使われたり、ワインやオリーブオイルを作るのにも使われてきたらしい。オリーブオイルを搾るために使われた石造りの装置なんかは、奈良の飛鳥にある酒船石を思わせたな。

今回面白いと思ったのは、この地下のあちこちの部屋にアートが置かれていて、ちょっとした美術館のようになっていたこと。大昔の雰囲気の中に、現代のアートが無造作に飾られていて、そのミスマッチ的なところが最高に面白かった。部屋の一つでは、モダンダンスのレッスンか何かがあって、若い学生たちが練習してた。宮殿の地下は、今ではこんなことにも使われているんだなぁ。

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いきなりモダンアートが飾られてたりして、このミスマッチ感がいい

明日の朝はツアーで早いので、レストランが開いているかどうかわからないから、今日のうちにパンでも買っておこうということで、リヴァ沿いにあるパン屋でいくつか購入。美味しそうな匂いだけど、もうすぐ夕食なので今食べるわけにはいかない。でも明日になったら味が落ちちゃうだろうなぁ。

スプリットで一、二を争う魚料理の店Konoba Matejuška(訪問記へ)で美味しいディナーを食べた後は、ゆっくりとアパートに歩いて帰った。途中の広場にある彫像には、誰がイタズラしたのかビール瓶を持たされていて笑ってしまった。「このビールの銘柄は何というんだったかな?」とでも言っているような感じ。こういうイタズラは本当はいけないんだろうけど、このユーモアは結構いいかもしれない。

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ビール瓶を抱えた彫像

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ヨーロッパの街の夜は、本当にどこも綺麗だよね

今日は朝早くから観光しまくったので疲れてしまって、アパートに帰り着いたらすぐに寝てしまった。明日はクルカ国立公園へのツアーを予約してある。天気予報は雨らしいけど、なんとかちゃんと観光できますように!
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by alexsea | 2015-10-13 00:00 | 旅行記 | Trackback | Comments(0)
イタリア・クロアチア・パリ2015: 青空とサン・マリノ
6時起き。チェックアウトして荷物を預かってもらって、7時にホテルで朝食を食べた。ここのホテル、ロケーションもいいしサービスもいい。朝食だって、セレクションも多くクオリティも高いビュッフェ。他のホテルよりは若干高めだけど、オフシーズンだから信じられないくらい安かったし。リミニのCard International、オススメです。

ホテルから徒歩5分以内の駅前から、サン・マリノ(San Marino)行きのバスに8:10に乗り込んだ。乗るときに一人€5を直接ドライバーに渡す形式。約50分でサン・マリノに到着。昨日とはうってかわって快晴だったので、青空の下、岩山のようなサン・マリノが見えたときには感動した。

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バスの中から、サン・マリノの岩山

サン・マリノには9時に到着。ここは世界で5番目に小さい国で、現存する世界最古の共和国でもあるらしい。人口もわずか3万人ほどらしいし、現在ではほとんど観光で経済が成り立っているんじゃないかな。バスを降りてからはずっと坂を上っていく感じになるんだけど、イタリアのヒル・タウン(Hill Town)と同じような感じで、細い道の両側に石造りの建物が並んでいて、とても雰囲気がいい。まだ朝早いから、たくさんある土産物屋はオープン直前の掃除中って感じだった。

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雰囲気のいい街の中。夏には観光客でごった返すんだろうなぁ

しばらく歩いていくと、クロスボウの競技場か練習場のような場所があった。ここで夏には実演も行われるらしい。クロスボウはサン・マリノの伝統的な武器なのかな。

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ここでクロスボウの実演も行われるらしい

観光案内所が開いていたので、ここで地図をもらうついでにパスポートにスタンプを押してもらった。イタリアとの国境には検問なんてないので、パスポートにスタンプが欲しかったら、ここで€5を払ってやってもらうしかない。サン・マリノの切手を貼ってから、その上に丁寧にスタンプを押してくれた。これはいい記念になると思う。

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国境とは違い、本当に丁寧にスタンプを押してくれたのが印象的だった

サン・マリノでの観光といえば、岩山を護るように建っている3つの城砦がメインらしい。ここで€10.50でマルチパスを購入。第一の砦のグアイタ(Rocca Guaita)は3つの砦で一番古く、11世紀に建てられたものらしい。戦争の後は1975年までずっと牢屋として使われていた場所で、監獄の中を見ることができた。壁には人物像や植物の絵が描かれていたんだけど、これは囚人が描いたものなんだろうか?

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牢屋の中の壁にはたくさんの絵が

ここからの眺めも素晴らしかった! ずっと海の方まで見渡すことができて、ここからの第二の砦の景色もとても綺麗だった。なんかこの景色を見ただけで、サン・マリノ来てよかったー!って気持ちになった。

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第一の砦からの気持ちいい景色! 海まで見渡せる

第一の砦から歩いて10分ほどで、第二の砦チェスタ(Rocca Cesta)に到着。ここの中は中世時代の武器や鎧が展示される博物館になっていて、RPG好きの僕としてはちょっと血が騒いでしまった(笑)。ここの砦はこの岩山の最高点にあるらしく、さすがに景色が素晴らしい! 中でも、ここから見える第一の砦は、サン・マリノの代表的な景色として有名。天気の悪い昨日来なくて本当によかった。砦が青空にとてもよく映えて、最高に綺麗だった。

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第二の砦への道のり

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武器博物館の鎧。プレート・メイル+2って感じ?

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第二の砦から第一の砦を眺める。サン・マリノでは一番有名な景色なんじゃないかな

第三の砦はちょっと地味らしいのでパスして、街の中心まで戻ることにした。途中でたくさんの中国人観光客とすれ違ったのが印象的だった。

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サン・マリノの中心部は坂だらけ

街の中心はリベルタ広場(Piazza della Liberta’)と呼ばれていて、サン・マリノ政庁と自由の女神像がある。ハイシーズン(5月から9月まで)にはここで30分ごとに衛兵交代が行われるらしいんだけど、今はオスシーズンなので残念。でも青空の下の政庁と女神像、息を飲むほど綺麗に見えた。

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青空の下のサン・マリノ政庁と自由の女神像。本当に綺麗だった!

サン・マリノ政庁にはマルチパスで入ることができる。石造りの大きな建物の中は、重鎮で歴史を感じさせるような凝った造り。建物に不釣り合いなくらい大きなエントランスホールが、とても印象的だった。議会の場所もとても豪華。各席にマイクとスピーカーがあって、部屋の真ん中にはコンピュータのモニターもあったりして、歴史的な建物の中で異色感があったな。

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歴史的な建物の中にもハイテクが一部

さて観光もほとんど終わったことだし、土産物には興味がないし、どこか景色のいいカフェでコーヒーでも飲むことにしましょうか。そう思って探してみたんだけど、開いたばかりのカフェやレストランはどこを見てもピンとくるものがない。値段も高いだろうし。それだったら一本早いバスでリミニに戻って、そこでゆっくりした方がいいかな。ということでサン・マリノの街をゆっくりと見ながら坂道を下って、バス停の方まで歩いて行った。途中で銃を売る店があってビックリ。ここの国でもたぶん免許が必要なんだろうな。途中でジェラートを買って食べながら歩き、11:45のバスに乗って、リミニには12:40に到着した。

さてお腹も空いたことだし、ランチにしよう。リミニでは「ピアディーナ(Piadina)」と呼ばれる食べ物が有名らしいことは、この街のことを調べているときからわかっていた。ホテルの人に、この近くで美味しいピアディーナが食べられるところはどこかない?と聞いて教えてもらったのが、La Piada Del Centroという店。ホテルから徒歩5分くらいのその店は、なんとなくピザ屋か何かのような雰囲気。カウンターのところがショーケースのようになっていて、色々な種類のピアディーナが並んでる。リミニ近辺独特の「カッソーニ(Cassoni)」と呼ばれるものもあって、これはピアディーナを折り畳んだようなものらしい。僕はチーズとトマトソースとピリ辛のサラミが入ったカッソーニを注文。店自体はとても小さいけど、テーブルもいくつかあって、そこで食べて行くこともできる。でも地元の人たちはテイクアウトしていく人が多かったかな。アツアツのカッソーニは、焼きたての香ばしさと、トロトロのチーズの味が見事にマッチして、素晴らしく美味しかった。この地方のファーストフードって感じだけど、レベルはすごく高い。書いてたらまた食べたくなっちゃったよ。

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カッソーニ。美味しかった~!

電車の時間まではまだまだ時間があるので、ヴェネツィアで飲みそこねたベリーニ(桃のカクテル)を近くのカフェで飲みながら時間をつぶした。リミニ、小さい街だけど、とても居心地のいい場所だったな。人でごった返していたヴェネツィアから来たもんだから、余計にそう感じたのかもしれない。偶然にもお祭りを体験することもできて、すごくラッキーだったしね。

15:36発の電車に乗って、アンコナ(Ancona)に16:26に到着。今夜ここでフェリーに乗って、クロアチアのスプリットに向かう予定。アンコナの駅から20番のバスでフェリーのチケット売り場に向かい、ここでインターネットで予約したチケットを発券してもらい、そこから再び20番のバスで11番ポートへ。ちなみにバスは無料。フェリー乗り場への行き方を事前に調べたんだけど、あまり詳しく書いてあるサイトがなかったんだよなぁ。どうなることかと不安だったけど、ちゃんと行くことができてよかった。18:00にパスポートコントロールが開くまで、通りの向かい側にあるカフェに入ってビール休憩してた。

パスポートコントロールを通り抜けた後は、フェリーの真ん前で待つんだけど、待てども待てども乗船許可が出ない! これはイタリア的なルーズさなのかとも思ったけど(失礼!)、地元民らしき人たちも係員にブーブー文句を言ってたので、普通のことじゃないんだろう。辛抱強く待ってたんだけど、もう日も暮れてきたし、コンスタントに風が吹きつける埠頭にずっと立っていたら、どんどん寒くなってきた。ビールのせいかトイレにも行きたくなっちゃったし。結局1時間も待たされて、乗船できたのは19時近くになってからだった。並んでいた客ほとんどが文句を言ってたのは笑ったね。

まずフロントデスクまで上がって、そこでキャビンの鍵をもらい、予約していた部屋にようやく到着! いやはや本当に疲れたよ。キャビンはかなり古びれた感じだったけど、今夜は寝るだけなので、清潔なだけで十分。まずは混み始める前にレストランに行って、不味いパスタをワインで流し込んだ後(いやホントに不味かった)、20:15の出航時間には外のデッキに出た。アンコナの街はなんか工業地帯って感じで雰囲気はあまりよくなかったけど、夜になると建物が照明で照らされて綺麗だったなぁ。

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キャビンはこんな感じ。トイレとシャワーがついて、一人€100

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クロアチアに向けて、いざ出航!

船が動き始めた後は、僕はキャビンに戻ってコンピュータに写真をアップロードしたりして、21時半にはもう寝ることにした。船好きのKoreyは、あっちこっち船の中を探検してたみたい。僕は全然見なかったんだけど、クルーズ船と同じようにカジノとかの設備もあったらしい。夜が明けたら、もうクロアチアだ!
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by alexsea | 2015-10-12 00:00 | 旅行記 | Trackback | Comments(0)
イタリア・クロアチア・パリ2015: リミニのお祭り
朝4時に目が覚めて、蚊に刺されたところが痒くて、眠れなくなってしまった。まぁ今日の出発は早いし、新たに蚊に刺されたところがないのが救いかな。ヴェネツィアで、それも10月にこんなに蚊で苦労するなんて思わなかった。シアトルには蚊はいないので、余計に憎たらしく感じる。

5時過ぎに本格的に起きて、出発準備を始めた。今日はサン・マリノへのゲートウェイの街リミニ(Rimini)へ、電車で南下する予定。3泊お世話になったこのアパートに別れを告げ、6時半にアパートを出てサンタ・ルチア駅まで歩いていった。外はまだ真っ暗。朝食にどこも開いてなかったらどうしようと思ったんだけど、駅のカフェテリアは結構な賑わいだったので安心した。サンドイッチみたいなのを頼んだんだけど、なんだかちょっとベジタリアンな感じ? 個人的には好きじゃない山羊のチーズの味が前面に出ていて、あまり美味しいとは思わなかったな。でもまぁお腹に何か入れられたのはよかった。空腹状態で電車や車に乗ると、酔っちゃうんだよね。

以前イタリアで電車に乗ったときにはチケットに刻印するのを忘れないように気をつけてたんだけど、今回はインターネットで買ってプリントアウトしてきたチケットだったので、どうするのかわからなくて戸惑ってしまった。プリントアウトした用紙を折り畳んで機械に差し込んでも刻印してくれないし。駅員に聞いてみると、プリントアウトしたチケットには刻印はいらないらしい。それどころか、電車の中で検札にも来なかった。まぁこういうのは、抜き打ち検査があって罰金が怖いんだろうな。

ようやく明るくなってきた7:25発の電車に乗って約1時間半。ボローニャ(Bologna)で乗り換える。今度の電車は在来線らしく、とても古めかしい二階建て。座席指定がないから荷物のことが心配だったんだけど、電車内はガラガラで、4人掛けの席を荷物と一緒に占領することができてよかった。リミニには約10分遅れて、11時ちょっと前に到着。直前には、電車の窓からサン・マリノが見えた。

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最初の電車はすごく近代的で綺麗だった

今回泊まるホテル、Card Internationalは駅から歩いて5分。街の中心部と駅の中間にあって、ロケーション的にとても便利。チェックインしたけどまだ部屋が用意できてなかったので、大きな荷物だけ置いて観光に出かけることにした。部屋が用意できたら携帯にメッセージを入れてくれるらしい。

リミニはサン・マリノへの中継点として考えてただけだったんだけど、なんか街を歩いていると居心地がいい。海がすぐそばなので夏は大リゾート地として知られているらしいけど、街の中心部は海岸からはちょっと離れていて、結構落ち着いた雰囲気でよかった。街の中心部に行く間にマラテスタ寺院(Tempio Malatestiano)があったけど、昼休みなのか閉まっていて入れなかった。ここにはまた後で来てみることにしよう。

ホテルから大通りを歩いて行くと、リミニの中心部にある二つの広場の一つである、トレ・マルティーリ広場(Piazza Tre Martiri)に辿り着く。ホテルから徒歩5分。この広場からは四方向に道が伸びていて、その一方の向こうには大きなアウグスト凱旋門(Arco di Augusto)が見える。広場にはユリウス・カエサルの銅像や、昔々に彼が演説の際に上ったと言われる土台のようなものがあって、リミニがかなり長い歴史の街であることを物語っていた。

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アウグスト凱旋門(Arco di Augusto)

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ユリウス・カエサルの銅像

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ティベリオ橋(Ponte di Tiberio)

雨がぱらつく中、街のあちこちを歩いて観光してたんだけど、お腹が空いてしまったのでランチにすることにした。本当はネットで見つけた、Vicolo Wine & Foodっていうワイン中心の店に行こうと思ったんだけど、正午にオープンするはずなのに全然開く気配もない。オフシーズンは夜しかやらないのかな? 仕方がないので、カヴォール広場(Piazza Cavour)にあるピザ中心の店Spaziに入ることにした。そういえばイタリアに来て、今回はピザはまだだったよね。

ここの店、ピザが€4~€7とかなり安い。だからかなり小さなピザか大きな一切れが来るくらいだろうと思ってたんだけど、かなり大きなピザが出てきたときにはビックリしてしまった。えー、これって一枚を二人で食べてもいいくらいなんですけど! 頼んだサラダもかなりのサイズだし、これは絶対に食べきれないぞ (笑)。物価が超高いヴェネツィアから来たので、リミニの物価の安さに戸惑ってしまった。僕の頼んだのはソーセージが入ったピザ。広場にあるレストランだから味は期待できないと思ってたんだけど、これがまた美味しかったんだ。全部は食べられなかったけど、かなり満足できたランチでよかった。

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この大きなピザが€6.50なんて、なんてお得なんだろう!

もう部屋が用意できたらしいので、ホテルに戻ってちょっと休憩。30分ほど昼寝してまだ眠かったんだけど、これ以上寝たら夜が大変な気がして、まだ昼寝中のKoreyを置いて再び観光に出かけることにした。さっき閉まっていたマラテスタ寺院に再挑戦。ここは15世紀に昔からあった教会を改装してたんだけど、建築家が完成の前に死んでしまったので、工事もそこで中断。いわば未完成の寺院ということになる。ここには「必見」のフレスコ画があるらしいんだけど、信者が座るベンチのすぐ前辺りにロープが張られていて、そこから先に進めなくなってる。えー、これじゃフレスコ画が見れないじゃん! イタリア人の団体なのかな、そのガイドが教会の人に何か尋ねてたんだけど、たぶんこのロープのことを聞いてたんだろう。結局その団体もロープより先に進むことができなかったみたい。これっていつもなのかなぁ? それとも今日はたまたま運が悪かっただけなのかな? と思った頃に、告知のポスターを発見。なんでも今夜9時から、ここでコンサートがあるらしい。あー、いつセットアップやリハーサルが始まってもいいように、それでロープを張ってあるのかな。まぁ今夜コンサートがあるってのはラッキーだけど、それでフレスコ画が見れなかったのは残念だな。

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奥の方まで見ることができなかったのは残念!

ホテルに戻った後は、ネットで周りのレストラン情報をゲット。ホテルのすぐ近くに中華料理屋があるじゃないですか! ちょっとイタリアンにも飽きてきたころだったので、そこに行くことにした。Ristorante Sole Cineseでは、蒸し餃子、ワンタンスープ、広東風チャーハン、ビーフとピーマン、フライドチキンを食べた。まぁ不味くもなかったけど、それほどとりたてて美味しい!って感じでもなかった。二人では多かったので、かなり残しちゃったのが残念だった。

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イタリアで中華ディナー

夕食の後は、教会のコンサートまでにまだまだ時間があるってことで、街をぶらついてみることにした。地元の人たちも夜の散歩をしてる感じで、こういう雰囲気って好きだな。昼間行かなかったPorta Montanaraという昔の門のような遺跡の辺りまで行くと、向こうの方の教会にライトが照らされているのが見えた。なんだろうと思って歩いて行ってみると、周りは人でいっぱい! 教会の前には小さいステージが作られていて、その上ではバンドがマイクチェックをしてる。もうちょっと後に本格的な演奏が始まるのかな。周りには出店みたいなのがたくさん出てて、地元の家族連れで賑わってる。これはお祭りみたいだ!

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Porta Montanaraの向こうには、ライトアップされた教会が見える

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バンドがマイクチェックしてるみたいだ

ここからずっと道には、食べ物屋やアクセサリーを売る店なんかが並んでいて、すごく楽しい雰囲気。後でポスターを見て知ったんだけど、これはFesta Del Borgo Sant’ Andreaというお祭りらしい。このお祭りを狙って来たわけじゃないんだけど、ものすごくラッキーだったなぁ。あちこちでバンドが色々な種類の音楽を演奏してるし、公園のようなところには子供たちが遊べるような施設も作ってある。いやー、こりゃゆっくり歩いてるだけで楽しい気分になれる。日本のお祭りとは毛色が違うけど、お祭りが楽しいってのはどこに行っても変わらないよね。偶然このお祭りのときにリミニに来ることができたことを、感謝感謝だった。

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道には出店がズラッと並んでた

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あちこちでバンドが音楽を演奏してる

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音楽の種類も様々

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ゴムを体に装着してトランポリンの上で宙返りできる仕組み。楽しそうだったなぁ

この後はKoreyがトイレに行きたくなったらしいので、カヴォール広場の近くまで戻ってBar Juliusというバーに入って、僕はフルーツベースのお勧めカクテルを作ってもらった。種が多くて飲むのが大変だったけど、これが美味しかった!

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夜のトレ・マルティーリ広場は、やっぱりヨーロッパらしくとても綺麗

ホテルへの帰り道にあるマラテスタ寺院に寄ってみると、まだコンサートをやっていてビックリ! お祭りで随分時間を使っちゃったから、もう諦めてたんだよね。1曲か2曲だけだったけど、教会の中に響き渡る綺麗な音楽を聴けてよかった。本当に今回はリミニの街に熱烈歓迎された感じだった。明日も楽しい一日になるといいなぁ。

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コンサートの終わりを聴くことができてラッキー!

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by alexsea | 2015-10-11 00:00 | 旅行記 | Trackback | Comments(0)