From Seattle, WA, USA
by Alex
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シアトル在住のAlexです。
ソフトウェアデベロッパーをやっていましたが現在は休憩中。日本にいるときには役者をやってたりしました。歌ったり踊ったり、食べたり飲んだりが大好きです。

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カテゴリ:旅行記( 463 )
FinalSpin in Chicago: 「BattleTech初体験」
8月5日(水) 「BattleTech初体験」

 シカゴの本格的な観光も2日目。この日は以前からフォトニアンの間で噂になっていたBattleTechをプレイすることになっていた。朝食を食べた後Kerryとホテルで待ち合わせて、みんなでBattleTechのあるNorth Pierまで歩いて行った。徒歩15分くらいかな。

 North Pierは観光者向けのちょっとこじんまりしたショッピングセンターって感じ。レストランやら土産物屋やらが入っていて、BattleTechは2階にある。なんとなくフォトンと同じような未来的な造りで、結構カッコいいと思った。Macintoshでゲームの進行管理をやっていて、その日に行ったかつおくん、kei、MASAさん、れんた、Kerryと僕の6人でプレイするにはしばらく待たなければいけないとのこと。しょうがないのでまずメンバーズカードを作り、この日の3ゲームと次の日の3ゲームの計6ゲームを予約に入れて、それぞれに時間をつぶすことにした。もっともほとんどみんな1階のゲームセンターに行ってたみたいだけどね。

 さていよいよプレイ開始。プレイ前にコックピットの操作方法を教えてくれるビデオを見るが、なんだかいまいちよくわからない。本当に動かせるんだろうかという不安と共にコックピットに乗り込んだ。案の定やっぱりうまく動かせなかった。要するに普通のビデオゲームってのはジョイスティックの方向だけで移動と照準合わせと両方を兼ねてるんだけど、このBattleTechは自機の移動はフットペダルで、照準合わせはスティックと、2つをうまく使いこなさなければならない。でも右に動こうとして照準を右に持ってっちゃったり、照準を合わせようとして自機を動かしすぎたりと、うまく動かせないモヤモヤが最初から最後までつきまとってしまった。せっかく「やっぱりロボットアニメはバイファムだよね」ってことで縁起をかついでコードネームをRODDYにしたのに…(ちなみにかつおくんはFRED、keiはBARTSだった)。そんなこんなで最初のゲームの得点は原点(1000点)を僅かに割った程度(なんだかフォトンの時と似てるよなぁ)。最後にプリントアウトされるゲームのログを見ながら「あー! ここでれんたに撃たれてるー。ひっでー」とか騒ぐことしきり。まあ全体的には面白いゲームなんでないかい?って感じ。

 用事があるというのでKerryは1ゲーム終わった後すぐに帰ってしまったが、僕達は昼食にピザを食べた後、残りの2ゲームをプレイしたのでした。結果は全部似たようなもんだったけど。


「ゆったりした午後。Navy Pier」

 そんな感じで1日目のBattleTechのプレイを終えた後は、みんな解散して別行動ということになった。僕としては特に予定は組んでいなかったので、しばらくN.Michigan Ave.をまたうろうろしてみることにした。途中American Expressのオフィスでトラベラーズチェックを現金にしたりしながらJohn Hancock Centerのあたりまで行ってみると、ビルのちょうどはす向いあたりに赤い2階建てバスが停まってる。「あれが尾山さんが言ってたやつかー」とか思いながらノンビリしてたら発車してしまった。聞いてみると今日の出発は今のでおしまいだそうな。うーん残念、でもまぁ明日の朝乗ればいっか。ってなことで次の日の朝の便の時間だけ聞いて、その場を後にした。

 歩くのはいいんだけど、これといった目的地がないままに歩いてるのもなんだかツライ。だいたい僕はいきなり時間がぽっかり空いちゃったりすると、その対処に困っちゃう方なんだよね。時計は4時を回っていて何をするにも中途半端な時間。仕方がないからお登りさん丸出し状態で、歩きながら「地球の歩き方」に目を通す。と、見つけたのがNorth Pierから歩いてすぐの所にあるNavy Pierという場所。ここは前日ホブ達が行って良かったって言ってたよなーとか思い出して、急遽Navy Pierに向かって出発。John Hancock Centerからだと歩いて15~20分くらいだったかな。

 のんびり歩いてNavy Pierに着くと、そこはミシガン湖の中に1km近くも突き出したながーい桟橋。ナイトクルーズに出港する観光船がいくつも停泊している。天気も良かったし、カモメの鳴き声とミシガン湖の波の音に囲まれて、人気のない桟橋をゆっくりゆっくり歩いてるってのは本当に贅沢に感じた。普通僕なんかは観光っていうと、きちっと時間をきってどことどこに行くぞ!みたいな感じなんだけど、時にはこういう何もしない時間っていうか、ボーッとするのを楽しむ時間も入れたほうが絶対いいなーって感じた。その方が気持ちが本当に和やかになるし、ゴージャスな時間の使い方だよなとか一人で納得できちゃったりするもんね。

 30分くらいNavy Pierでボーッとして過ごした後、ホテルの近くの酒屋でまたもやビールを買って、ゆっくり歩いて帰りました。まだみんなとの集合時間までには間があったので、ホテルのプールで泳いじゃった。そしてここでもまた贅沢な気分に浸ってしまったのでした。


「げー、ナイトクルーズができないぃ」

 ホテルのロビーにみんなが集合するのを待って、ミシガン湖のナイトクルーズに行きたいことを提案した。みんなも大乗り気だったので、その日の晩のクルーズを予約しようと電話をかけると…甘かった。ナイトクルーズは金曜の晩まで空きがないとのこと。金曜は日本に帰る日じゃんかよー。ってことでナイトクルーズ案はミシガン湖の泡と消えてしまったのでした。会社の部長からもナイトクルーズはオススメされてたから本当に行きたかったんだけどなぁ、ぐすん。

 落ち込んでいてもしょうがないので、気を取り直して「全米で5本の指に入るステーキハウス」として有名なChicago Chop Houseにディナーを予約することにした。しかしこちらも13人全員というのは無理があったようで、電話で聞いたところかなり待たされることになるらしい。それをみんなに告げると半分くらいがドロップアウトして日本食料理屋に走ってしまった。少なくなったからどうかな?ってことでまた電話をしてみると「なんだ。7人だったらすぐにでも大丈夫ですよ」ということだったので、ちょっと経ってから出発。

 場所はホテルからすぐそばの(本当にこのホテルはロケーションが良かった)、Hard Rock Cafeの真ん前。行くと外にも人が並んでる。やっぱり予約は正解だったなー。中は高級なレストランって感じで、なんとなくノータイはためらわれたんだけど、他の客もみんなフランクな服装だったから大丈夫みたい。ここで僕はフィレミニオンのミディアムレアとベイクドポテト、それに赤ワインをみんなで頼んだ(ToRpyとジュニアがどっちも21歳以上だって嘘ついてごめんなさい>ウェイトレスのお姉ちゃん)。やはり「全米で5本の指に入る」と唄われているだけあって、味はまさに格別。最初はアメリカの大味なステーキを予想してたんだけど、完全にこれを外されてしまった。肉は分厚くて大きく、柔らかい(ちゃんとミディアムレアだった)。味もすごく美味しくて、もー最高ってな感じ。料理の美味しさと店の雰囲気とワインとですっかりいい気分になっちゃった。シカゴにまた行く機会があったら、あそこはまた絶対行くと思うな、うん。

 完全にいい気分になっちゃった後は、尾山さんとかつおくんと僕の3人でJohn Hancock Centerの展望ラウンジで飲もうってことになったんだけど、タクシーを飛ばして行ってみると、かつおくんの着ていたTシャツがネックになって入れなかった。Tシャツくらいいいじゃんかよ、ケチ、なんて思ったりもしたけど、それよりもその展望ラウンジからチラッと見えたシカゴのダウンタウンの夜景に圧倒されてしまって、感動したりしてたんだよなー。ラウンジがダメなら…ってことで、昨日と同じExcaliburですごい迫力のライブを観ながらビールを飲んでこの一日を終わった。でも今から考えてみるとJohn Hancock Centerで断られてよかったかな。Excaliburであんなライブを観れたんだもん。すごくアメリカンな雰囲気に包まれてて、本当に良かった。もー感動。
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by alexsea | 2001-02-08 05:00 | 旅行記 | Trackback | Comments(0)
FinalSpin in Chicago: 「本格的観光」
8月4日(火) 「本格的観光」

 前日は本当にイントロダクションみたいな感じだったけど、今日からは気合いを入れて観光をしなくちゃ。というわけで、今日はシカゴのダウンタウンのそのまた中心のループ地区をメインに観光することにした。

 まずは朝食。かつおくんとkeiと3人で、ホテルの目の前にあるRock'n'roll McDonaldに食べに行った。ここは名前の通り、50年代か60年代のような装いをしたマクドナルドで、Laurieたちもオススメの店。中に入ると、映画とかで見た昔の店の感じそのまま。ちょっとキレイ過ぎる気もしたけど、昔のアイテムとかピンボールマシンとかが置いてあったり、音楽も昔っぽい。"Love Potion No.9"とか流れてたな。広々として結構いい感じ。ここでブレックファストメニューお約束のソーセージマフィンとマッシュポテトを食べ、ダイエットコークを飲んで、いざ出陣!

 N.Michigan Ave.から南下するとすぐに、まるで教会の聖堂を縦に伸ばした感じのTribune Towerが見えてくる。ここはChicago Tribuneっていう新聞を作っているところらしいけど、まだ朝の9時頃だったので、働いている人もまばらだった。そこからWrigley Bldg.やMarina Cityのトウモロコシのような双子ビルを横目に見ながらさらに南下して、Daley Plazaのピカソの彫刻を見に行った。「無題」というだけあって、なんだかわからない彫刻。でもビルの下にかなりのスペースをとってあって、そこに彫刻を置くなんて、やっぱりシカゴらしい。それからケバケバしい出で立ちのState of Illinois Centerをチラっと見て、さらに南下。途中でかつおくんもkeiもコンピュータショップに寄りたかったらしいので、Tektronicsというショップに入った。ここの入口にあったような自動回転ドアには初めてお目にかかりました。中をいろいろと見てみたけど、特に面白そうなソフトもなかったから結局何も買わなかったんだよな。ウィザードリィの新作もまだだったし。まあ20分くらいいろいろと見たあと、結局誰も何も買わずに店を後にして、Sears Towerへと向かった。その途中で薬局にちょっと寄らせてもらって、喉の薬を買いました。この日が一番強烈に体調が悪くて、喉はすげー痛いわ咳は出るわ熱っぽいわで、もー大変。舌が麻痺してしまうようなMaximum Strengthのドロップを買ったんだけど、一日中舐めててもあんまり回復しませんでした。動けなくなるほど悪い風邪じゃなかったから、ま、いっか。


「世界一高い Sears Tower」

 薬局で買ったドロップを舐めながら、Sears Towerに到着。やっぱりシカゴの見所の一つだけあって、観光客でゴッタ返していた。チケットを買うのに15分。エレベータに乗るのに20分で、やっと103階の展望台へと登ることができた(Sears Towerは110階建て)。前日にJohn Hancock Centerから街を見下ろした経験があったから、あまり感動はしなかったなぁ。人混みもスゴかったし。でもまぁ前日よりも天気が良くて、青い空に青い湖(やっぱりここでも海としか思えない)と建ち並ぶビルの群れを見ると、やっぱりいい気分になってしまう。上から見下ろすと、あっちこっちのビルの下に彫刻があるのがわかる。今まではシカゴはただの都会であまり見所がないんじゃないかと思ってたんだけど、いざその街に来てみると、やっぱりどことも違う味を持っていることがわかる。後で話してわかったんだけど、これは尾山さんも同じ意見だったらしい。

 20分くらい展望台で街を眺めた後、エレベータで下に降りて、Sears Towerの地下で昼食をとることにした。エレベータを降りてすぐの所にあったレストランはセルフサービスの店。トレイを持って好きなカウンターで好きな食べ物を頼み、レジでまとめてお金を払う。個人的にはなかなか好きな方式だ。ここではオプションを「全て」入れたホットドッグとフレンチフライを食べ、オレンジジュースを飲んで、かなり満足した。店を出るときに食べ終わったゴミをゴミ箱に捨てに行ったんだけど、ゴミ収集係の黒人のおっちゃんがノリがよくて最高に面白かった。かつおくんもノリでコミュニケーションしてたけど、いいよね、こういうのって。

 さーて満腹になったことだし、どこに行こうかということで決まったのが、Adler Planetarium。観光ガイドにも書いてあったけど、3D Sky Showなるものをやっているらしい。「地球の歩き方」で調べると開演時間がもうスグだ。というわけで、Sears Towerの前からイエローキャブに飛び乗って、Adler Planetariumへと向かったのでした。タクシーの運ちゃんものほほんとしてて、いいヤツっぽかった。


「……これ…が3D??」

 タクシーで飛ばして約10分、ミシガン湖沿いのAdler Planetariumに到着した。Sky Showは普通の映画館のようなところで見れるらしい。偏光式の3Dメガネを受け取ってから中に入る。かなり歩き疲れたせいか、椅子に座ると気持ちよくって眠たくなってしまったが、寝る暇もなくSky Showの始まり始まりー。Sky Showのテーマは「人工衛星」で、衛星に関することをいろいろと教えてくれた。画面はスライドショーにレーザー光線による図形のオーバーラップがされている感じ。で、途中まで気がつかなかったんだけど、このレーザー光線が3Dしてるんだわ。…全く3Dに見えないこともないんだけど、やっぱり以前他の3Dでスゴイのを見ちゃってるから、なんだか子供だましって印象しか受けなかった。でもまぁあんなもんで喜ばれるのかな。ストーリー自体はなかなか面白かったけど。

 20分くらいのSky Showが終わると、まわりに星を散りばめたエスカレータでプラネタリウムのドームへと向かう。プラネタリウムなんて見るのどのくらいぶりだろう。ひょっとしたら、90年の3月にBackSlashでアメリカ遠征したときに行ったスミソニアン博物館以来かもしれない。このプラネタリウムはよかった。解説もまわりの反応も面白かったし。リクライニングの椅子でのんびりできたし。3Dはイマイチだったけど、全体的には満足できたんじゃないかな。

 プラネタリウムも終わり、展示を見たりショップで土産物を買ったりして、Adler Planetariumを後にした。外には透き通るような青い空とどこまでも青いミシガン湖。「まるでバスクリンを入れたみたいだね」などと冗談を交わしながら、Grant ParkのBuckingham Fountain(ものすごく高く水を吹き上げてる噴水)とかを見ながら、ホテルまで歩いて戻った。

 歩いてるとわかるんだけど、本当にシカゴってニューヨークの街の雰囲気と少し似てる。ビジネスマンと観光者、それと高いビル達が一緒にひしめきあってる感じ。何もかもが豪華でビッグで、こういうのって結構好きだな。


「"Nerd"って『バカ』?」

 ホテルに戻って、Laurieたちが迎えに来てくれるのを待つ。これからComisky Parkっていうスタジアムで野球観戦なのだ。野球の試合は、テレビとかでは少しは見たことがあるけど、本物を見るのはこれが初めて。しかもアメリカの大リーグの試合をシカゴで見れるんだからスゴイよね。

 LaurieやKerryたちがやってきて、まずは夕食を食べに行くことにする。今夜はLaurieたちオススメのEd Debevics's。ここもホテルから歩いてスグの所。改めてホテルのロケーションの良さを実感する。Ed Debevic'sは50年代風のちょっと変ったレストラン。中はやけにふざけた感じで、おまけに店員もふざけてる。メークとかビシバシにしちゃって、なんだかテレビのコメディアンみたい。客の対応も変ってて、わざと「失礼に」振舞うようにしてるらしい。ここでは"Atomic Burger"なる、辛口のハンバーガーを頼んだんだけど、結構美味しかった。途中でVampireがサングラスをウェイトレスの姉ちゃんに取られて「あれってちゃんと返してもらえるのかなー」とか不安がってたのが面白かったな。でもやっぱりアメリカ人に混ざって食事してると、本当に面白い。日本とは全然違うことを思い知らされる感じ。高校とか大学とかをアメリカで過ごしたら、きっとこんな友達と一緒にこんな所にいたんだろうなーとか想像しちゃった。「Kerry、あの紫の髪の女の子を見てただろ」「えっ、どうしてわかった?」とか、「隣のHootersってとこのウェイトレスは、バストがみんなスゴイんだぜ」とか(「ほらAlex、あれ見てみろよ!」とか言って、窓から見えるHootersのウェイトレスを指さしてるし)。こういう賑やかなのって本当に大好き。やっぱりアメリカって良い!

 みんな食べ終わった後、いよいよ球場に向かって出発する。僕はGeorgeたちと一緒の車だったんだけど、Ed Debevic'sを出発するときに、「Alex、"Nerd"って日本語でどう言うんだ?」とか聞いてくる。いい言葉が思い付かなかったので「うーん、『バカ』かなぁ」とか言ったら(後で考えたら日本には『オタク』っていうピッタリの言葉があったのに…)、窓を開けてKerryに「バカー、バカー」とみんなで叫んでる。これには結構笑っちゃったよね。

 球場に向かう途中で、フリーウェイの横に群れをなして建っている団地のような所があった。「ここはAnother worldなんだ。刑務所によく出入りするような人達が住んでるとこだよ。ここは俺たちでも入る勇気はないね」とGeorgeが言う。階段の踊り場で子供達が遊んでいるのが見えた。アメリカの明と暗を同時に見たような感じで、なんとなく複雑な気分だった。


「生まれて初めて野球見物」

 ダウンタウンを出発して約30分。Chicago White SoxのホームベースのComisky Parkに到着した。球場の近くは観客でゴッタ返してたけど、なんとかみんな迷うことなく合流することができた。席に向かっている途中で試合開始の音楽。ピッタリの時間に来れてよかったー。座席は3塁側の中ほどでそれほど観やすいって場所じゃあなかったけど、初めて観る野球の試合と球場の大きさに圧倒されてしまって、それほど不満は感じなかった。目の悪いぶるまとかは全然見えねーって言ってたけど。

 球場は設備もスケールも雰囲気も、映画で見るのと全く同じだった。通路側で売ってるビールを中ほどの席にいる人に渡すためのリレー渡しも面白かったし。一番すごいと思ったのはスコアボードの横にある大きなディスプレイ。バッターボックスに立っている打者のプロフィールとかがカッコよく表示されている。日本の球場で野球を観たことがないからわからないんだけど、やっぱりアメリカって、ああいうデザインとかがすごく凝っててカッコいい。なんだかすごく感動してしまった。

 試合が進むにつれてどんどん面白くなってくる。ホームランもかなりたくさん出て、それも僕達が座っている3塁側にビシバシ飛んでくるもんだから結構興奮してしまった。イニングの間にディスプレイに表示されるクイズとかも面白かったし。「今日の入場者数は次のうちどれ?」っていう3択の問題とか、球場のノイズに反応するノイズメーターみたいなのが表示される。ノイズメーターの時には観客のほとんどが狂ったように声を張り上げてメーターを上げようとしてたし。こういう野球以外のことでも観客を楽しませてくれようとするその心意気が気に入っちゃったね。休憩時間にはWhite Soxのグッズを売ってる店まで行って、ジャケットとメモパッドを買ってきてしまった。ちょっと高かったけど、野球チームのジャケットを買うなんて今までになかったことだから、本当に買っておいてよかったと思う。いい記念だよね。

 さて試合はWhite Soxの圧勝に終わり、みんな興奮した面持ちでそれぞれ車に分乗してホテルへと向かう。ホテルでは尾山さん、かつおくん、MASAさん、ぶるまと僕の5人で、買い込んでおいたビールで乾杯! この一日あっちこっち動いてかなり疲れたけど、このビールの一杯で疲れも吹き飛ぶ感じ。やっぱり気の合う仲間と酒を飲んでる時が一番だよなって心底思ったのを覚えている。途中からこの日観た試合をテレビが放送し始めて、これもまた話のネタになったし。てなわけでビールを5缶くらい飲み干した後、眠りについたのでした。
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by alexsea | 2001-02-08 04:00 | 旅行記 | Trackback | Comments(0)
FinalSpin in Chicago: 「"City is confusion!"と尾山さんの大失敗」
8月3日(月) 「"City is confusion!"と尾山さんの大失敗」

 さて、2日間のフォトンも終わり、シカゴでの観光に突入する日がやってきた。いつものDenny'sで朝食を済ませ、ホテルで清算した後、フォトンセンターに集合。OMEGAフィールドがライトアップされていたので、しばしの見学をした。その後、FinalSpinのメンバーが、コードネームViperことKeithのプレイにいたく感動したということで、彼にFinalSpinTシャツを12枚もプレゼント! これには喜んでたなぁ。後でみんなで分けたんだと思うけど、あの独り占めできたような顔が忘れられない。彼っていくつなんだろう??

 GeorgeやLaurieに尾山さんがプレイ料金を払おうとすると、「あなた達はゲストなんだから」ということで受け取ろうとしない。「どうしようか?」と途方に暮れているときの、Gargoyleの「ブチのめしてやりましょうか?」の発言には笑ってしまった。結局向こうのお言葉に甘えて、「タダゲー」とさせていただいた。本当にありがとうございました!>フォトンセンターの人々。

 フォトンセンターの外での、Anthonyとかつおくんとの交流を見物した後(ブーメランで遊んでたんだよね)、何台かの車に分乗していざシカゴのRiver North Hotelへと出発! 僕が乗ったのは、空港から乗せてもらったときと同じくKerryの車。日本のアニメのこととか(Kerryはどうもアニメおたくらしい…あなどれない…)、Kerryも近いうちに日本に来たいとかいうことを色々と話しながらシカゴのダウンタウンへと向かった。

 一波乱起きたのがシカゴのダウンタウンに入ってから。どうもAさん達が乗っているJakeの車が、僕たちを見失ってしまったらしい。他の車は続々とホテルに到着するが、やはりJakeの車だけが迷っているようだ。Laurieが携帯電話でフォトンセンターと連絡をとったりして、ホテルのロビーで待つことになった。そこでまたまたトラブル発生。ハーベイのホテルをチェックアウトするときに、みんなの面倒ばかり見ていた尾山さんが、なんと自分の部屋をチェックアウトするのを忘れていたのだ。「あっっ!」と言いながらポケットから鍵を取り出す尾山さん。僕たちは笑っていいのやらアセっていいのやらわからなかった(みんな笑ってたけど)。Laurieにお願いしてホテルに連絡して、Laurieにチェックアウトをお願いした。でもビックリしたよなぁ。そうこうしているうちにJakeの車がやっと到着。Jakeは"The city is confusion!"などと叫びながら運転してたらしく、Aさん達は結構面白がっていた。心配なんかしなきゃよかったと、ちょっと後悔。

 その後、みんなで尾山さんの部屋に一度集まって部屋決め。僕は最初はGargoyleと一緒の部屋だったんだけど、Aさんが替わってほしいとのことで、僕はかつおくんと同室。部屋に入って驚いたんだけど、すんげー広い。かつおくんが途中でメイドさんに部屋がどこにあるかを訪ねたところ、「スイートルームだよ、そこは」だそうな。どーりで広いわけだよな。冷蔵庫も付いてるし、ベッドは(ソファベッドも含めて)ちゃんと2つあるし、なかなか良いかも。みんなも部屋の大きさに驚いているらしく次々と訪ねてくる。僕たちも他の部屋が気になったので、全部訪ね歩いてみました。うーん、みんなの部屋もやっぱり広いけど、僕とかつおくんの泊まった部屋が、明るくて広くて、一番良かったような気がする。尾山さんも部屋に訪ねて来たとき驚いてたもんな。

 ホテルの探検が一段落した後、僕とかつおくんは、初めてのシカゴの観光に出発した。


「初めて歩くシカゴの街」

 フォトンの次に楽しみにしていたシカゴの観光。初めての街の観光はやっぱり心が高揚してしまう。時間ももう午後3時を過ぎているのであまり長くは遊べないけど、とりあえずは「ニューヨークの5番街、パリのシャンゼリゼ大通り」と呼ばれるN.Michigan Ave.という大通りへ向かう。ここはホテルから歩いて5分くらいの距離。前日のトーナメントで全身が痛く、風邪もひいていたので喉がヒリヒリしていたが、精神的なウキウキ気分が体の不調を凌駕してしまっている感じだ。

 その大通りは「魅惑の1マイル(Magnificient Mile)」という異名を持つだけあって、かなりの迫力だった。道の両側にはブティックやらデパートやらがいっぱい。北にはJohn Hancock Center、南を向くと世界一高いビルSears Towerがそびえ立っている。まわりもお登りさんだらけなので、片手にハンディカムを持って思いっきりお登りさんを楽しめてしまった。シカゴにも治安の悪い地区はあるらしいけど、ここらへんはものすごく治安がいいと感じた。警察官もあっちこっちにいるし、ホームレスもほとんどいない。治安の悪そうな地区を歩くときのあのピリピリした感じが全然ない。やっぱり観光名所となってるだけあるよね。

 とか話しながら、最初に訪れたのは「魅惑の1マイル」の北の終端あたりにある、John Hancock Center。100階建てで世界で第5位の高さなんだそうな。急な加速で気持ち悪くなりそうなエレベータに乗って94階の展望台に登ると、目の前に広がるシカゴの街! 吹きっさらしじゃないけど、足元までガラスなのでかなりの恐さだ。屋上が青いビルがたくさんあるなーとか思ったら、全部プールだった。屋上にプールがあるビルをあんなにたくさん見たのは初めて。シカゴの夏は蒸し暑いっていうからなー。飛行機からもチラッと見えたけど、東に広がるミシガン湖はまるで海のよう。「これで湖ってのは偽りがあるよなー」とかかつおくんと話しながら、これから観光をするシカゴの街を一望してしまったわけ。

 John Hancock Centerからの帰り道でAbby'sに寄って、ローストビーフサンドを食べてたら、なんと外を尾山さんが歩いてる! 気づいたのは尾山さんが最初らしく、お互い手を振りあってしまった。ウェルカム・ディナーの集合時間も迫ってきたので、帰りに酒屋でビールをしこたま買い込んでホテルに戻りました。


「ウェルカム・ディナー」

 さてさて、嬉しい楽しい大好きなウェルカム・ディナーがやってきた。今回のディナーに限っては、僕たち自費参加組もPSNにご馳走してもらえちゃう。場所はホテルから約2ブロック離れたCarson'sというリブの店(ちなみにニューヨークに行った時もリブの美味しい店だった。尾山さんってばリブが好きなんだからぁ)。ところが現地に行ってみると、店の中にかなりの行列ができていて、30~40分待ちとのこと。仕方がないのでそれまで自由行動ということになった。尾山さんとかつおくんと僕は、Carson'sから2ブロックほど離れたExcaliburというパブでビールを飲んで待つことにした。

 ExcaliburはLaurieやKerryたちもオススメの場所で、なかなか雰囲気のいいパブ。1階にパブとビリヤード場とバンドのためのステージがあって、地下1階はダーツとかいろんなゲームが置いてあった。そんなに時間もなかったので、1階のパブでBudを頼んだ。パブの横にExcaliburグッズを売っているところがあった。なかなかデザインも良かったのでシャツみたいなのを1枚買ってしまった。時間がなくて結局ビール1本しか飲めなかったのが残念だったなぁ。

 Carson'sに帰ってからもさらに10分くらい待ったけど、13人で一緒に座れるテーブルをちゃんと作ってくれたので良かったよね。僕も含めてみーんなかなりワガママな注文の仕方をしたので、ウェイトレスのお姉ちゃん大変だっただろうなー。尾山さんがリブのフルサイズを注文してくれちゃったもんだから、モノが出てきたときにはみんなビックリ。見るだけで「こんなにたくさん食べられるかよー」って感じだった。でも半分以上の人が全部平らげちゃったんだっけ? ビールもたくさん飲んだし、サイドオーダーのポテトもたくさん食べちゃったから、僕はやっぱり1/3位残してしまいました。うー、今から思うともったいなかった気もするけど、仕方ないぢゃん。残した人はドギーバッグに入れてもらって、ホテルに持ち帰りました(結局僕は捨てちゃったんだよね、コレ。もったいないことをしました)。

 ビールでいい気持ちだったし、お腹もいっぱいだったし、結構疲れたしで、ホテルに帰ると結構すぐベッドに倒れこんでしまいました。しっかし観光に来て風邪をひくのは初めての経験。思えば成田に向かうバスの中でもなんか喉がいがらっぽかったもんなぁ。明日は思いっきり歩き回るんだから寝なきゃいけないと思うんだけど、喉がヒリヒリしてたのであまりよく眠れなかった…。
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by alexsea | 2001-02-08 03:00 | 旅行記 | Trackback | Comments(0)
FinalSpin in Chicago: 「朝エッグ」
8月2日(日) 「朝エッグ」

さて翌朝。僕は時差ボケのためか、ダブルベッドに2人寝たせいか、ちょっと風邪っぽかったせいかわからないが、あまりよく眠れなかった。体中を疲れの膜が包んでる感じ。シャワーを浴びて、尾山さんとかつおくんと3人で近くのDenny'sへ朝食を食べに向かう。

 そうそう、Denny'sに行く前に知ったことなんだけど、この朝ぶるま達の部屋(?)で鍵が壊れてしまったそうな。前日僕もそこの部屋の鍵を回してみて、なんか堅いなとは思ってたんだけど、鍵が中にささったまま折れてしまったんだって。すぐにホテル側が修理してくれたけど、アセっただろうなぁ…。>その部屋の人達

 Denny'sは日曜の朝ということもあって、かなり混んでいた。こっちは3人だったから結構早く座れたんだけど、後から来たホブ達の団体はかなり待たされたみたい。その時にToRpyが言った「ホテルで朝エッグ食っといてよかった」との言葉は、今でも何故か語り継がれている。ちなみに僕はエッグじゃなくてハンバーガーを食べたぞ。サラダと一緒ですごい量だった。

 でも一年ぶりのアメリカ。「僕はやっぱりアメリカが好きなんだ」ということを心底思い出せるような雰囲気の朝食だった。

 朝食の後、水着を持っていない人は、近くの店までLaurieが連れて行ってくれることになっていた。せっかくホテルにプールがあるんだから、遊ばなきゃ損だというわけ。水着買い出し組はフォトンセンターでLaurieと会うことになっていた。でも「ちょっと待っててくれない? 12時からここがテレビに出るのよ」ということ。話を聞くと、何週間か前にテレビ局がフォトンのことを取材に来て、それが今日放送なんだという。「家族で楽しめる」ってのがテーマの番組だったかな? 映りの悪いテレビでその放送を見ていて、Laurieが画面に映ったら「きゃー恥ずかしい」とか言ってそこらへんを走り回ってたのがかわいかったな。その後Laurieともう一台の車で近くのショッピングセンターへ行き、僕は水着となんとなくハデな色のシャツを一枚買って、ホテルのプールへと直行。

 既にプールにはぶるま達が来ていて、もうひと泳ぎしたらしい。尾山さんもサングラスをかけて、プールサイドで本を読んでいる。シブイぜ、尾山さん。

 プールに入るのも一年ぶり。一年前にはサンフランシスコのアパートで毎日入っていたから、その頃が懐かしく思い出された。30~40分遊んでたんだけど、まだ全然疲れが取れていないせいか、しばらく泳いでたら気分が悪くなってきてしまった。今日はトーナメントのある日だし、体力はできれば温存したい。というわけで、プールサイドで少しの間寝てた。ちょっと寒かったけど、気持ち良かった~! 3時にフォトンセンターに集合するまで、大多数の人がプールにいたようだ。


「えっ? OMEGAタイプでプレイできるの?」

 フォトンセンターに行くと、Laurieが話しかけてきた。「今日はみんなのためにダンスフロアの椅子やテーブルを取り払って、OMEGAフィールドでプレイできるようにするわ」とのこと。日本と同じタイプのフィールドではプレイできないと思っていた僕たちにとって、これは思いもかけない朗報だった。既にセンターの人はフィールドに置いてあるテーブルや椅子を次々と運び出しているところだった。僕たちのためにやってくれてるんだから手伝わなければ、ということで全員で運び出しの流れ作業。椅子やテーブルは思っていたよりも数が多く、また重さもかなりバラバラだったので、全部運び出した頃にはなかなか疲れてしまった。でもまたこのタイプのフィールドでプレイできるということを考えると、心の底からワクワクした。

 オープンスペースになったフィールドを眺めてみると、昨日見たときよりも一段と日本との違いがはっきり目に映ってくる。αベースよりもかなり大きくダイナミックなこっちのOMEGAフィールド。アッパーレベルのベースに入ると、まずTボーンが無いことに気づく。その代わりに、少しフロントランプ寄りにYウォールが設置されている。ベースの壁には大きな切り込みが入れられていて、そこから下のフロアを見渡せるようになっている(これはたぶんダンスフロアにするときに改造されたものだろう)。またサイドアタックは、日本の2倍は広い。αベースではサイドアタックに誰かが居るときには、そこを通り抜けるのも一苦労だったが、こっちでは3人くらい楽々入ってしまいそう。スパイラルもやっぱりそれくらい大きかった。フォワードデッキにはセンターサークルがなく、ガンデッキの横についていた壁もない。いつかトーナメントの決勝でのFARANCS戦で、ここからベースの中を撃ち放題だったことを思い出して、なんだか懐かしい気持ちになった。ガンデッキからはロワーレベルがよく見渡せる。バンカーがないので本当に景色がいい。でもロワーレベルで乱戦になったら、隠れる場所がないのに、どうやって敵の攻撃をかわせばいいんだろう。あと気がついたのが、フォワードデッキの傾斜がαベースよりも大きいこと。最初は1年ぶりだから感覚が鈍って傾斜が急に感じられるのかとも思ったんだけど、みんなの意見を聞いてみてもやはりそうらしい。ここを走って上がったり下がったりするのは大変だろう。INOKOやHOLMESはどうすりゃいいんだ。

 そんなこんなでOMEGAタイプのフィールドの見学を念入りに終えた後、これから始まるトーナメントのための準備を始めたのだった。


「やっぱり総当たりトーナメント」

 まずやらなければいけないことはチーム分け。こっちは12人で、6人のチームを2つ出さなければいけないので、半分半分にメンバーを分けなければいけない。一つのチームはFinalSpinとして、もう一つはBackSlashが多いということで、BackSlashという名前になってしまった(ごめんねー。>BackSlash側のFinalSpinのみんな)。チーム分けは、Aさんと僕がじゃんけんをして、勝った順に好きな人を一人一人取っていくという形式。じゃんけんの苦手な僕としてはかなりツラかった。結局FinalSpin側が、Aさん、GARGOYLE、ジュニア、ぶるま、MASAさん、ToRpy。BackSlash側が、HOB、VAMPIRE、れんた、kei、かつおくん、そして僕という分け方になった。

 アメリカのトーナメントっていったらやっぱり総当たりなんだろうなぁと思ってLaurieに聞いてみたら、やっぱりそうだった。でも2年半前のボルティモアでの恐怖の11チーム総当たり戦とは違い、今回は僕たちを含めて7チームでの総当たり。結果的に6試合すればいいことになる。ちょっと安心。

 さて、どの順番で戦うかを決めるくじ引きをした後、いよいよトーナメントに突入! 「どちらのフィールドを使ってもいい」ってことだったので、BackSlash組は2回戦目でOMEGAフィールドで対戦した。日本で培われた「地の利」を今こそ活かすぜっっ!と意気込んで試合に臨んだ。……が、考えてみればOMEGAフィールドもあちらにとっては地元のフィールド。始まってみるとこちらの意気込みはどこへやらって感じで、しっかりと鬼畜されてしまった。なまじ地形を知っているもんだからあっちこっち動くけどいつも撃たれて、ALPHAフィールドの試合よりも数倍疲れたような気がする。トーナメントが終わってみれば、FinalSpin組もBackSlash組もシカゴチームに全敗。ただ一回だけ、FinalSpin対BackSlashの試合で、れんたが試合終了15秒前にベースを奪取して、見事BackSlash組の勝利をしたくらい。やっぱりツライわ、アメリカチームとの戦いは…。

 やっと最後の試合が終わってホッとしてたら、「BackSlash、エントリーだよ」とGeorgeが放送で呼んでいる。「えっ? そんなハズは…」と思いGeorgeに聞きに行くと、「君達がいいっていうまで何度でも繰り返すつもりだったんだけど」とのこと。まっさかー、もう一周したら死んじゃうよ。ということで、トーナメント自体は終了にしてもらった。FinalSpinが純正チームで試合をしたいと申し込んでいたので、FinalSpin対シカゴの選り抜きメンバーチームの対戦が始まった。

 まず最初はALPHAフィールドでの戦闘。途中までFinalSpinがじりじりと負けていたが、途中からその勢いが止まり、今度は逆にどんどん点差を縮め始めた。試合開始4分後にはFinalSpinの点数がシカゴチームを上回り、さらに上昇を続けていた。オブ・デッキは大歓声の渦。FinalSpin側から2人落ち、シカゴチームからも1人落ちという、人数では負けている試合だったのだが、FinalSpinが勝ち始めてから点数差は開くばかり。結局、約1400点差でFinalSpinが勝利を獲得した。みんな嬉しそうだったなー。その後のOMEGAフィールドでの戦いは大差で破れたけど、やっぱりALPHAフィールドでの1勝はとても大きいと思う。うん、本当にあの試合は凄かった。

 そんなこんなで、トーナメントの熱気に包まれてその日は終わった。あまりの忙しさに夕食を食べていなかったので、僕たちはそのままDenny'sへ直行(シャワーを浴びてから来るって人もいた)。夕食を食べてからホテルに戻った。この日の夜もみんなでどこかの部屋に集まってたらしいけど、僕はあまりにも疲れていたので、すぐにベッドに飛び込んで寝てしまった。
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by alexsea | 2001-02-08 02:00 | 旅行記 | Trackback | Comments(0)
FinalSpin in Chicago: 「旅の始まり」
8月1日(土) 「旅の始まり」

 いよいよ待ちに待ったFinalSpinアメリカ遠征旅行が始まる。今回僕は「ご招待」ではなく自費参加なのだが、1年間もおあずけを食らっていたフォトンを、またみんなとプレイできることが何よりも嬉しかった。初めてのシカゴも観光できることだし。

 参加者は、HOBGOBLIN(ホブ)、GARGOYLE、VAMPIRE、ジュニア、ToRpy、RED BUG(れんた)、BLUE MAX(ぶるま)、Aさん、MASAさん、kei、かつおくん、そして僕と尾山さん。最初の予定では森田さんが引率として行くはずだったんだけど、直前にバイクの事故で足を骨折。急遽、尾山さんが代行することになったのだ。

 空港のシカゴ直通便の搭乗口では、なんとエンジェル佐田さんが見送りに来てくれていた。彼女は成田で働いているらしい。「ノースウェストはサービス悪いからねー」ってことだったんだけど、後から考えてみるとそんなでもなかったみたい。でもオフの日に見送りに来てくれたのってのが嬉しいよね。

 オーバーブッキングのトラブル(僕たちのじゃないけど)とかがあったらしく、少々フライトは遅れたけど、順調な飛行だった。何よりも嬉しかったのが、アルコール類が無料だったこと(やってくれるぜ>ノースウェスト)。ウォッカソーダに赤ワインをクォーターボトルで2本飲んで(IDを見せなきゃいけなかったけど)、ちょっと良い気持ちになって寝てました。途中で『ベートーベン』とかいう犬が主役の映画とかやってたから観たんだけど、これがなかなか面白い。日本語の吹替えに中国語の字幕という変な組み合せだったけど、字幕を見てるだけでも楽しかったと思う(『牛先生』とか)。寝たり起きたり映画を観たりしてるうちに、オヘア空港に到着。

 空港にはシカゴのフォトニアン達が、フォトンのシャツを掲げながら出迎えに来てくれていた。ボルティモアのViperことKeithも来ていてビックリ。みんな分かれて車に乗り込み、一団は一路ハーベイのHoliday Innホテルに。僕はKerryっていう長身のヤツの車だったんだけど、彼は日本語を少し勉強してるらしく、日本語の辞書をいつも持ってたのが印象的(日本語自体はあまりうまくなかったけどね)。車の中で、フォトンセンターにはALPHAタイプとOMEGAタイプの2種類があるんでしょ?って聞いたら、今はOMEGAタイプはダンスクラブにしてしまっているので、ALPHAタイプでしかプレイできないという。日本と同じOMEGAタイプのフィールドでフォトンをプレイできることを楽しみにしてた僕は、ちょっとガッカリ。

 チェックインして部屋に着いてから気づいたんだけど、ホテルから徒歩1分の距離にあるフォトンセンターが部屋の窓から見えるんだよね。これにはとても驚いた。なんて素晴らしいロケーションなんだろう。部屋に荷物を置いて、戦闘服(チームのTシャツですね)に着替えて、いきなりフォトンセンターに向かう。


「2つのフィールド」

 フォトンセンターに入ると、いきなり目に飛び込んできたのがフィッティングスペース。ALPHAとOMEGAの2種類の入口と出口がある。薄暗い照明で照らされたフィッティングスペースはとてもカッコよく目に映った。

 階段を通って2階に上ると、そこはまるでゲームセンター。軽食やドリンクが飲めるIO BARのようなカウンターと、テーブルと椅子、そしていろいろなアーケードゲームマシンが置いてあった。ストリートファイター2のマシンの前には人が群がってるし。全世界的なブームなんだなぁ。

 バーの向かって右側にALPHAタイプのフィールドがあった。ゲームが行われているらしく、あの懐かしい音楽が聞こえる。見渡してみると、なんとなくボルティモアのフィールドよりも広い気がする。1年ぶりに肌で感じるフォトン、でもあまり懐かしいと思わなかったのはなぜだろう。

 バーの反対側には、今はダンスクラブ"JUBILATION"(後でKerryにどんな意味か尋ねたら「パーティーの時とかに感じる気持ちのことだよ」と言われた)として使われている、日本のよりも一回り大きいOMEGAタイプのフィールドがあった。ダンスクラブ用にフィールドもかなり改造されていることに驚いてしまった。まずバンカーが存在せず、アリーナが白と黒のタイル張りになっている。カタコンベの入口あたりにはテーブルと椅子が置いてあって、鏡も取り付けてあり、本当にディスコのようだ。両エンジンルームにも大きな穴が開けられて、まるで城のような姿になっている。ダンスフロアにするときに取り払われたのか最初からなかったのかわからないが、センターサークルも影も形もなくなっている。すっかり変わってしまったOMEGAフィールドを見て、あのαベースでプレイすることは二度とないということを思い知らされて、少し悲しい気持ちになってしまった。

 シカゴのフォトンセンターの連中に、日本から持ってきた土産(PSNからフォトンのジャケットとか、keiからハッピとか、ぶるまから水羊羮とか)を渡し、バーの奥にあるVIPルーム(!)に荷物を置いた後、さっそくALPHAタイプのフィールドでフォトンをプレイすることになった。1年ぶりのフォトン。さて、はたして体がついていけるんだろうか?


「1年ぶりのフォトン」

 やっぱり1年のフォトンおあずけはかなりキツかったみたいで、みんなワクワクした面持ちでフィッティングスペースへと入る。装備を身につけてみると、コントロールポッドとバッテリーパックを繋ぐケーブルが日本とは違う。日本ではポッドからのケーブルを直接バッテリーパックに接続していたけど、ここのはバッテリーパックからもケーブルが出ていて、ケーブル同士を繋ぐことになってる。聞いてみると、こうすることによってリセットを少なくできるということと、あとトーナメントの時の故意リセットを防ぐためだという。バッテリーパックに直接繋がっていれば片手でケーブルを抜くことができるけど、ケーブルの途中で接続されていれば両手でしかケーブルを抜けないからね(しかし足に引っかければすぐ抜けるということがFinalSpinの面々によって後に証明されることになる)。

 フィールドに入る……と、やっぱり広いわ。入り口がレッド側のサイドウォークのあたりにあるので、グリーンチームはぐるっとバックランプの方を通ってスタンバイすることになる。結構遠いぞ。

 というわけで、最初のパブリックをプレイしたわけなんだけど、やっぱり体が鈍っていることを痛感してしまった。特にフロントランプなんかのスロープを走る時が一番キツイ。プレイしてるときには全然大丈夫だと思ったんだけど、プレイが終わってみるとかなりあちこちの筋肉が悲鳴を上げてることに気づく。やっぱり1年のブランクは大きいよなぁ。あと、シカゴのフェーザーは当たりにくい! 初めは腕が鈍ったのかとも思ったけど、ヘルメットじゃなくポッドを狙えばすぐ当たるから、そうでもないらしい。何回かプレイしてみて、やっぱりヘルメットが当たりにくいことを認識した。う~む、これはちょっとキツイかもしれないなぁ…。

 でも久しぶりのフォトン。あまり点数は良い方じゃなかったけど、今まで眠っていたものが呼び起こされた感じで、すごく気持ち良かった。みんな口々に「やっぱフォトンだよな」と言ってたのが印象的だった。


「トーナメントへのお誘い」

 ゲームを何度かプレイするとみんな疲れが見えてきた。ほとんど全ての人がVIPルームで寝ていた時もあったし。やはり飛行機でシカゴに着いた当日というのに、1年ぶりのフォトンを何ゲームもするというのは、体にとって相当過酷なことだったんだろう。次の日からの体調がかなり気がかりだった。やっぱりシカゴのダウンタウン観光は、筋肉痛ビシバシの状態ですることになるのかなぁ。

 VIPルームでは、Laurieの子供(だと思うけど)のAnthonyがウロチョロしてた。空港にも迎えに来てくれてて、全然最初は近づこうとしなかったんだけど、しばらくすると慣れてきたみたいでしきりに話しかけてくる。年を聞いたら6歳だって。でも大人の英語でさえ集中しなきゃ聞けないのに、子供の英語ってのはマジでスゴかった。発音が曖昧で早口、しかも幼児語ビシバシって感じなもんだから、言っていることの半分もわからない。日本の子供と接するときと同じように、わからなくても相づちを打って答えるようにしてたんだけど、英語の襲撃はやっぱり疲れたわ。でもまあ彼の振舞いとかがすっげー可愛かったから許す!

 しばらく休んでいると、ここのオーナーのGeorgeとLaurieが、「明日何チームか集めようと思ってるんだけど、ミニ・トーナメントでもやらないか?」とのお誘い。最初は一昨年のトーナメントの苦しみを思い出してギクッとしたけど、聞いてみると来るのは4~5チームらしい。まぁその位なら大丈夫かなってことで、OKした。ずっとパブリックばっかりやっていてもつまらないしね。こっちのプレイヤーが12人ということで、結局1チーム6人編成で、こちらからは2チーム出すことにした。

 しかしユニットの当たり判定があんなに厳しくて、果して勝負らしい勝負はできるんだろうか? ボルティモアではALPHAタイプのフィールドに戸惑いはしたけど、当たり判定自体はαベースとそんなに変わらなくプレイできたと思う。でもシカゴのユニットは何度やっても本当に当たりにくい。一昨年と去年ボルティモアでプレイしているので、ALPHAタイプのフィールドには少しは慣れているつもりだったが、やっぱり地元の連中とは全然比べ物にならないだろう。期待と不安が同時に押し寄せてくる。


「ダンスフロアのスタート」

 さてしばらくすると、ダンスフロアの方からハウス系ミュージックが流れ始めた。ダンスフロアのスタートだ。Georgeから、ダンスフロアがスタートしたら帽子とかは被らないでくれとの注意。ここでは帽子が不良グループの目印になっているみたい。もしそんな格好で外に出て、そういうグループに目をつけられたらたまったもんじゃないからね、とのこと。んー、キャップにそんな意味があったなんて知らなかったなー。シカゴ・ローカルなルールなんだろうか。

 数時間後ぐらいにVIPルームからダンスフロアを覗いてみると、もうかなりたくさんの人が入って踊ってる。やっぱり日本のディスコとは一味も二味も違う雰囲気。みんなのノリが全然違う! なんとなく日本のディスコは、「他の人に見てもらうために踊る」みたいなちょっとスノッブな雰囲気だけど、こちらは本当に自分で踊ることを楽しんでるなって感じ。本当にスゴかった。あまりのスゴさになんとなくためらわれて、結局ダンスフロアが開いてるときには、中に一度も入りませんでした。

 夕食代わりのピザをオーダーしてくれて、それをVIPルームで食べながらGeorgeとLaurieの話を聞くと、このダンスクラブはすごく儲かってるとのこと。値段は一人5ドルと、ダウンタウンのディスコに比べて安めに設定してあるからかもしれないけど、ものすごい人の入りなんだそうな。一番多いときには、一晩で1600人くらい入ることもあるんだって($5×1600人=$8000!!)。一度には500人くらいしか入れないから、それが3度くらい入れ替わってるってことか。すっごいよなー。フォトンはあんまり儲からないけど、ダンスクラブが面白いくらい儲かってねー、とGeorgeが言っていたのが印象的だった。やっぱりフォトンのフィールドみたいな所で踊るのっていいよなぁ。すっごく斬新だと思う。日本でもやればいいのに…、と簡単に考えてしまっちゃダメ?


「LIQUER SHOPとピクショナリーと」

 さて、なんだかんだウダウダやってるうちに、時計はもう夜の10時を回ってしまっている。長旅の疲れがみんなの顔にも色濃く出てたので、今日はお開きということで、みんなでホテルに戻った。

 ホテルに戻ったのはいいけど、肝心の(?)酒がないっ。というわけで、尾山さんとかつおくんと僕の3人で酒を探しに行くことにした。ホテルのフロントのお姉さんに、この近くにグロッサリーストアはないかと尋ねると、時間も時間なのでしばらく困って「何が欲しいの?」と聞いてきた。「酒を買いに行きたいんだけど」と答えると、「なーんだ。LIQUER SHOPでいいのね。それならすぐそこにあるわ」と、あっさり教えてくれた。最後に「いいこと? ビールはパックで買った方が得よ!」と、アドバイス混じりのジョークも忘れない。

 教わった場所は、聞いた時にはすごく近く感じたんだけど、田舎の1ブロックってかなりある。たぶん教えてくれたお姉さんも、まさか歩いて行くとは思わなかったんだろう。片道15分もテクテク歩いてやっとLIQUER SHOPにたどり着き、ビールとバーボンを買ってレジに行くと、疑わしそうな目つきで「全員の年齢を足すといくつなんだ?」とおやじが聞いてくる。尾山さんがパスポートを見せると、おやじは「なんだいこりゃ?」だって。側にいた人が「知らないのか? そりゃ『パスポート』って言うもんだよ」とか教えてやってる。尾山さんの誕生日をおやじが捜し当てるといきなり"Get out of here!!(うっそだろー?!)"と、とてつもなく驚いている。日本人の年齢というのは低く見られがちだが、それにしても僕も尾山さんの年齢には驚いた。全然見えねー! そんなこんなで、全員21歳以上であることを証明して、やぁっとビールとバーボンを買ってこれたのでした。

 アメリカって、未成年者の飲酒に厳しいか厳しくないかが、州によってすごく違うみたい。印象として、都会ほど厳しくなく、田舎ほど厳しい感じ。ニューヨークやサンフランシスコのダウンタウンではIDを見せなくても全然大丈夫だったけど、ベルビュー(シアトルの郊外)やここハーベイではかなり厳しいみたい。ベルビューなんかではセブンイレブンでもIDを求められたくらいだもん。

 さて、酒を持ってホテルに戻り、ホブの部屋へと向かう。ホブの部屋ではピクショナリー大会が開かれる予定なのだ。僕は初めてこのゲームを知ったのだが、これがなかなか最高に面白かった。あまりに擬人化しすぎてわからなくなってしまった「いも虫」とか、頭の中が抽象的なホブがすぐにわかった「ソファ」とか、ポイントを押えた絵の「セントバーナード」とか、問題を完全に間違えていてToRpyが悔しがっていた「溶かす」とか、尾山さんがあんなに喜んだ顔を初めて見た「壷」とか…。面白いトピックには本当に事欠かなかった。詳しいことはビデオテープに収めてあるので、そちらを参照のこと。ピクショナリーというものを初めて見る僕は、今回はすっかりカメラ小僧になってしまってゲームには参加していなかったが、今度やる機会があったらぜひ参加したい。

 僕は途中12:30頃抜け出して先に寝たが、ピクショナリー大会は夜中の2時頃まで続いて、結局ホブ達のチームが優勝したらしい。それにしてもみんな、すごいパワーだ。
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by alexsea | 2001-02-08 01:00 | 旅行記 | Trackback | Comments(0)
FinalSpin in Chicago (1992)
FinalSpin in Chicago
August 1, 1992 - August 7, 1992


8月1日(土) 「旅の始まり」
8月2日(日) 「朝エッグ」
8月3日(月) 「"City is confusion!"と尾山さんの大失敗」
8月4日(火) 「本格的観光」
8月5日(水) 「BattleTech初体験」
8月6日(木) 「2階建てバスツアー」
8月7日(金) 「とうとう来ちゃった最終日」

記事の下の"<<"リンクを辿っていくと、時系列で読めます。
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by alexsea | 2001-02-08 00:00 | 旅行記 | Trackback | Comments(0)
ずっと行きたかった、タイ遺跡巡り: おもちゃ箱をひっくり返したような、バンコク
 次の日は電車に乗ってバンコクに向かう。この電車、スコータイからのときとは大違いで、もう激混み状態。ずっとバンコクまで立ってなきゃいけなかった。おまけに、前日食べた何かが悪かったのか(たぶんあのさつま揚げ。すごく油がキツかった)、お腹の調子が急に悪くなってきた。立ってなきゃいけないわ、トイレにはいけないわで、もう脂汗ダラダラ。よく我慢したと思うよ、自分。

 ホテルは、世界中からの観光客が集まっているといわれるカオサン通りで見つけた。この通りは、本当に「混沌」っていう言葉がピッタリって感じのところ。世界中から旅行者が集まっていて、ありとあらゆる人種がひしめきあってる感じ。なんだか近未来のSF映画の中に入ったみたいだった。ここで赤星くんという日本人に出会う。彼は大阪出身で、オーストラリアに1年くらい滞在していて、これから日本に帰るんだけど、その途中にあっちこっちの国に寄っているそうな。久々に聞く関西弁はすごく新鮮だった。どうやら滞在期間も同じくらいだということで、あっちこっち一緒に行動してみることにする。

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バンコクで出会った赤星くん

 バンコクでは本当にあっちこっち見て回ったから書き出すとキリがないんだけど、印象に残っているところといえば、「暁の寺」で知られるワット・アルン。ボートでチャオプラヤー川を渡って行ったんだけど、着いてみてビックリ。これに登る階段がものすごく急。地球の歩き方にも急階段だってことは書いてあったんだけど、まさかこれほどとは思わなかった。手すりにしがみついて、たぐりよせながら登っていく感じ。手を離したらまっさかさまかも。登りきった後、川の向こうに見えるバンコクの街はすごくすがすがしかった。ここは夜になるとライトアップされて、暗闇の中に浮かび上がるワットを楽しむことができる。これを見るために、わざわざ暗くなるのを待って、眺めがよさそうな川の対岸を地図で見つけて歩いていったもんな。ライトアップされた暁の寺は、想像以上に美しかった。

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ワット・アルンの超急な階段

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ライトアップされたワット・アルン

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純金でできた仏像。重そう…

 次の日は半日ツアーに参加して、水上マーケットを見に行くことにした。朝早くとはいってももう9時を回っている頃で、水上マーケットの一番賑やかな時間はもう終わってたんだけど、それでもテレビで見たことのある狭い運河に並ぶ数々の店や、川べりに住む人たちの生活感とかを見れたのはとても嬉しかった。ここでは大蛇を首に巻きつけてる人がおいでおいでしてて、どうやらこの大蛇と一緒に写真を撮れるらしい。フリーだとかノーペイだとか言ってるから、本当かぁ?とか思いながら3人ともこの大蛇を首に巻いて写真を撮ったんだけど、撮り終えてすぐにギブミーマネーとか言い出して。手に500とか書いてあるの(笑)。最初はフリーって言ったじゃないかって口論になったんだけど、そんなことは言ってないとか毅然としてるし。最後は1人200ずつでいいって言ってきたんだけど、僕は頭に来てたから3人で100しか払わないってどなりつけてきた。んー、あれでも払いすぎだったかも。最初は無料だって言ってたんだから、さっさと払わずにその場を離れればよかったかな。みんなでそんなことをワイワイ話しながら歩いていると、目に入ったのがボート上のラーメン屋さん。ボートの上に色々な材料を置いてて、注文すると慣れた手つきでラーメンを作ってくれる。あのユラユラ揺れる中でしかも座りっぱなしで、よくできると思うよ。職人芸って感じ。このラーメン、また最高に美味しかった。

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水上マーケット

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大蛇と記念撮影

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ラーメン! ラーメン!

 最後の夜は豪華に決めようってことで、世界でも有数の最高級ホテル「The Oriental」に泊まった。さすがに服装とか気を遣ったけど、いやーさすがビジネスマンが選んだNo.1ホテルだけのことはある。チェックインのときにはすごく香りのいい花でできた輪っかみたいなのを渡されたし、チャオプラヤー川を臨む部屋に入ってすぐにウェルカムドリンクとしてジュースが運ばれてきたし、何から何まで行き届いてる感じ。一晩約4万円だけのことはある(泣)。チェックイン後すぐにカオサンで赤星くんと会い、前日行った洋服の仕立て屋さんで服をチェックすることになっていた。ここは自分で生地を選んでデザインも指定して作ってもらえるところ。最初はパーティー用の青いタキシードを作ってもらう予定だったんだけど、その青い生地が足りないってことで、なんと赤紫色のタキシードになってしまった。もうちょっと地味な色にしておけばよかった…。デザインはそこに置いてあったファッション雑誌に載っていたものに、ちょっと僕自身のアレンジを加えたもの。赤星くんは、会社用のスーツとシャツを仕立ててもらってたみたい。その仕立て屋さん、なんかちょっと時間にルーズらしく、最後の日のフライトに間に合うかどうかちょっと不安だったんだけど、まぁ一応大丈夫だったし、タキシード上下で2万円以下っていうのも感動的だった。日本であんな風にデザインを指定して仕立ててもらったら、どれだけ取られるかわからないもんね。このタキシード、色が色だけにあんまり使うことはないんだけど(笑)、今でもクローゼットにちゃんとあります。

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「The Oriental」の部屋

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タキシードを仕立ててもらってます

 帰りの飛行機が大揺れに揺れて、怖くて眠れなかったなんてこともあったけど、その他は全くといっていいほどトラブルのない旅だった。本当に楽しかったなー。遺跡の雰囲気もすごくよかったし。もし今度行く機会があったら、今度は南の方のリゾート地とかも行ってみたい。それから帰ってきてから知ったんだけど、バンコクにはなんと死体博物館なるものがあるそうな。怖いもの好きの僕としては、次回は絶対にチェックを入れたいところ。怖いけど(笑)。
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by alexsea | 2001-02-07 04:00 | 旅行記 | Trackback | Comments(0)
ずっと行きたかった、タイ遺跡巡り: トゥクトゥクでまわる、アユタヤ
 スコータイからアユタヤへの電車の旅は快適だった。窓が開け放されていたんでちょっとうるさいのが難点だったけど、それだけにタイの田舎の風を感じることができた。この電車の中ではお弁当を買って食べたと思う。まるで日本のお惣菜のようなオカズとご飯は、すごく美味しかった。

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電車の中

 次の日は本格的なアユタヤの観光。ホテルを出ると同時に、トゥクトゥクの兄ちゃんが客引きやってて、あっちこっちの観光ポイントに連れて行ってあげるという。ボラれることが不安だったんだけど、値段を聞いてみるとなかなかリーズナブル。まぁ観光ポイントもかなり離れてるってこともあって、この兄ちゃんを雇うことにする。

 最初に行ったワット(うー名前がわからない)では、いきなり子供に「ブッダ? ブッダ?」と取り囲まれてビックリ。なんのことかわからない僕らは「What?」って聞いてみると、「Five? Ok, five baht. One? Ok, one baht.」とか金のことを言っているらしく、どんどん値段を下げてくる。どうやらこのチェディの中にある仏像は真っ暗闇にあるらしくて、彼らは懐中電灯のレンタルをしているらしい。しかしすごい根性。しかもそのうちの一人はタバコをふかしてたりして。おいおい、大丈夫かお前ら。

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懐中電灯片手に近寄ってくる子供達

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悟りきった目をしてタバコをふかす子供
大丈夫か、お前

 懐中電灯で中の仏像を見た後は(上の方からキィキィいう音が聞こえてたけど、あそこってコウモリの巣になってるのかも)、寝仏で有名なワット・ロカヤスタ。これは写真でも見たことがあったけど、実際に見てみるとその大きさに驚いてしまう。大きな仏像がでーんと横になってる姿を見ると、「ありゃー、寝ちゃってるのねー」って感じ。なかなか感動。

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ワット・ロカヤスタの寝仏

 次のワット・プラ・マハタートは、顔面だけが切り取られた仏像がたくさん置いてあるところ。木の根に包まれた仏の頭もあって、なぜか『天空の城ラピュタ』を思い出してしまう。ワット・ヤイ・チャイ・モンコンは、何十体もの仏像に囲まれたチェディがあって、よくメインテナンスされているらしい。この数え切れないほどの仏像群は、すごく印象深かった。ここは遺跡っていうよりも、今でもちゃんと使われている寺院みたいな感じだった。でも遺跡と寺院の違いってどこなんだろう? 現地の人がお参りに行くかどうかの差なのかな? この後は日本人町跡に連れて行ってもらったけど(頼みもしないのに)、歴史に全く疎い僕はあんまり興味がなかった。最後にこのトゥクトゥクの兄ちゃんがノートを取り出して、これに日本語で宣伝してくれっていう。たぶんこのノートを他の日本人に見せて、ボラないってことを証明するんだろう。まぁ人の良さそうな兄ちゃんで、妥当な値段だったので、その旨をノートに書き込んだ。僕らのメッセージを見て、あのトゥクトゥクにどのくらいの人が乗ったのか、ちょっと興味があるな。

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ワット・プラ・マハタート

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これにはちょっと感動

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ワット・ヤイ・チャイ・モンコン

 さて主要な観光も昼過ぎには終わり、ホテルの近くで昼食にする。なんか大衆食堂みたいなところがあったのでそこに入って周りを見ると、みんなラーメンみたいなものを食べてる。地球の歩き方に載ってた「あれと同じものをください」っていうタイ語を使ってみたんだけど、その人は中国系の人だったらしく、他の人を呼びに行ってくれた(笑)。チャーシューみたいなのとか、ミートボールみたいなのとかが入ってて、でもスープはすごくあっさりしてて、とってもグー。お好みによっていろいろな調味料を入れることもできる。すごく美味しかった。

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あっさりしたタイ風ラーメン

 夜は川のそばのレストランに食べに行って(ここで注文を取りに来てくれた兄ちゃんが女装してて完全な「ウェイトレス」だったのにはビックリ)、その帰りにメコンっていうウィスキーと、タイ風さつま揚げみたいなのを露店で買って帰る。このさつま揚げみたいなのを買うとき、とにかく言葉が通じなくて苦労した。これが欲しいってしきりに指差すんだけど、向こうは「ファー」とかなんとか言って何もしてくれない。こっちが「ファー?」って聞き返すと、露店の客たちもみんなで「ファー?」とか言って笑ってるし(笑)。んでそこにいたおばちゃんが見かねて5つくらい取って袋に入れてくれた。もしかすると自分で取れって言ってたのかな? ホテルに帰ってそれを食べてみると、これがもう最高! 日本のさつま揚げみたいに厚くはないんだけど、唐辛子とか薬味が一緒に練りこまれてて、これがなんともいい味を作りだしてる。ピリッとした辛さはお酒のツマミに最高って感じ。ウィスキーも全然キツさがなくて、すごく飲みやすかったし。盛り沢山の一日は、すごくハッピーに終わったのでした。

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屋台で買ったタイ風さつま揚げ

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by alexsea | 2001-02-07 03:00 | 旅行記 | Trackback | Comments(0)
ずっと行きたかった、タイ遺跡巡り: 「寂びれた」という雰囲気がピッタリの、スコータイ
 チェンマイからバスに乗って、スコータイに向かう。これは一日がかりの旅だったんじゃないかな。スコータイに着いてすぐに、ゲストハウスの客引きおじさん達に囲まれる。まぁスコータイでの宿も決めてなかったことだし、一度ゲストハウスってのも体験してみようかってことで、OKしてしまった。値段はなんと一日50バーツ(日本円に換算すると300円くらい?)。着いてみると、普通の木造の家に部屋がいっぱいあって、その中にマットレスと蚊帳、それに扇風機がついてるだけのとても簡素なところだった。最初はゲゲッこれは失敗か?とか思ったんだけど、ただ寝るだけだったら全然構わない感じ。隣の家の犬が夜中まで吠えててうるさかったのがちょっとナンだったけど。ここのゲストハウスのキッチンにいた女の子が人懐っこい感じでかわいかったな。食事も家庭的な感じでなかなかだったし。でもここでタイの伝統的な紙なしトイレに遭遇したのはどひーって感じでした。ちょっとアレだけは勘弁ぷりーず。

 さて肝心の遺跡観光。次の日は朝早く起きて、バスに乗ってムアン・カウって呼ばれる遺跡の町に出かける。朝の澄んだ空気がすごく気持ちよかった。ここで自転車を借りて、遺跡の中をかけまわる。なにを隠そう、タイに遺跡観光しに来ようと思ったきっかけが、「地球の歩き方」に乗ってたスコータイの遺跡の写真なんだよね。何本もの石の柱が立っている向こう側に静かに座る仏像。なぜかこの風景に呼ばれるようにしてタイまで来てしまったわけ。自転車に乗ってあたりを見回してると、…あったあった、あの柱の間から見える仏像。これはワット・マハタートって呼ばれる遺跡にあって、ここはスコータイの遺跡の中でもやっぱり目玉らしい。タイの遺跡って、こういう柱がいっぱい立ってるのが多いけど、これって何を意味してるんだろう? なんとなく神秘的に見えて、個人的には大好き。歴史には全く興味がないんだけど、遺跡に来ると、全盛期にはどんな風景だったんだろうって思ってしまう。チェンマイの寺院みたいなピンと澄んだ空気はないんだけど、荘厳で神秘的な場所だった。あとすごく気に入ったのが、ワット・スィー・チュムっていう遺跡。ここは屋根のない高い狭い建物の中一杯に、巨大な仏像が所狭しと座ってる場所。なんでも悪魔を鎮圧している仏像だそうな。登っちゃダメって書いてあるこの仏像にちょっとだけ登って写真を撮っていた秋山さんに、「鎮圧されちゃいますよ」とか言って笑ってたのを憶えてる。でもこのDo Not Climbの看板は小さくて、最初見えなかったんだよね(笑)。午後になると、さすがに暑くなってくる。あんまり暑くなる前に遺跡観光を終わらせて、ゲストハウスに戻って休んだのでした。夕食はスコータイの川沿いを歩いて行ったところにあるレストランで。ここで『Awakenings』っていう映画(Robin WilliamsとRobert De Niro主演のヤツ)のビデオを流してたんで、夕食ついでに最後まで見ちゃいました。

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ワット・マハタート

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ワット・スィー・チュム

 その次の日も、またまた遺跡観光。今度はスコータイから60kmも離れたところにある、スィー・サッチャナーライ(Si Satchanalai)にバスで向かう。後で知ったんだけど、ここは皇太子のどっちかのお気に入りの場所らしい。秋篠宮の方だったかな? ここでも自転車を借りて遺跡を見て回る。かなり規模が大きくて、公園の中にあっちこっちに遺跡が点在してる感じ。ムアン・カウよりも緑が多かったし、遺跡の雰囲気もなんとなく違うみたい。こっちの方がもうちょっとのんびりしてる。ここでは生まれて初めて象に乗ってしまった。背中に椅子みたいなヤツが乗っかってるんだけど、これは一人乗り。秋山さんがその椅子に座ることになって、僕は御者の前、象の頭付近に乗っからなきゃいけなかった。すっげーーー怖かった(笑)。とにかく揺れる揺れる。両手で象の頭にしがみついてないと振り落とされちゃいそうな感じ。とてもとてもビデオなんかを撮ってる余裕はありませんでした(泣)。でもあれは得がたい体験だったとと思う。『インディ・ジョーンズ2』のシーンを思い出しちゃったりして。遺跡を観光した後は、スィー・サッチャナーライの中にあるレストランで昼食。結構アップスケールな場所だった。

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スィー・サッチャナーライの入り口

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この象に乗った!!

 さて、スコータイでの観光を終わらせた僕たちは、蚊帳の中に入ってしまった蚊にしこたま体を刺された翌日、電車に乗ってアユタヤへと向かった。
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by alexsea | 2001-02-07 02:00 | 旅行記 | Trackback | Comments(0)
ずっと行きたかった、タイ遺跡巡り: タイ北部の中心、チェンマイへ
 タイの遺跡への興味をいつ頃から持ち始めたのかは憶えてない。もしかすると最初はテレビの番組かなんかで見たのかもしれない。朽ち果てたような仏殿跡に散らばるように置かれている様々な仏像の頭。そんな景色がずっと頭の中にこびりついて離れなかった。いつものように本屋で物色しているときに、「地球の歩き方」タイ編が目に入り、その中の写真でそれがタイにあることを知ったのだった。

 ちょっと話はそれるけど、アメリカの本屋に行って驚いたのが、アメリカの旅行ガイドブックって字ばっかりで写真がほとんどないこと。最近になってやっと写真の載ってるガイドブックもちらほらと見かけるようになったけど、大半のガイドブックは写真が一枚もないことが多い。確かに自分で行きたいところが完全に決まっているなら、その方が情報満載でいいかもしれない。でも「どこに行こうかなぁ」って段階の人には、文字だけのガイドは全くといっていいほど役に立たない。その点日本のガイドブックは、どこに行くかまだ決まってない人にも、写真で訴えかけることができる。僕の旅の大半は、「地球の歩き方」の写真を眺めながら、「あ、ここ面白そう」って感じで決めることが多い。文化の違いなのかね。でも「地球の歩き方」の写真と文章のバランスは絶妙だと思う。これからも頑張れ。>「地球の歩き方」(笑)

 そんなわけで、たまたま会社の大先輩の秋山さんと飲んでいるときにこの話が出て、二人で行こうということになったのである。詳しい旅行計画も飲み屋で(笑)。二人でウォッカを二本近く飲みながら、遺跡観光をメインにすること、バンコクに入った後すぐにチェンマイ(Chang Mai)に飛んで、スコータイ(Sukhothai)、アユタヤ(Ayutthaya)、バンコク(Bangkok)って感じに南下することなんかを決めた。

 バンコクではのっけからタクシーでボラれたりして笑っちゃったけど(空港で値段を確認したのはいいけど、降りるときにそれは一人分の値段だとか言われた)、無事ホアランポーン駅近くのホテルに到着。近くのファミレスっぽいところで、鍋物に挑戦。いろんな具をダシの入った鍋で煮て、タレをつけて食べるってヤツ。これがもう大ヒット。タレがピリッと辛くて、すんげー美味しい。周りは地元の人達ばっかりで雰囲気もよかったし。

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美味しかったー!

 次の日は小さな飛行機に乗って、チェンマイに行く。予約しておいたホテルに行って、ホテルのすぐ前の貸し自転車屋で自転車を借りて、チェンマイの街の散策に出かける。印象に残ってるのが、最初に行ったワット・チェディ・ルアン。ここではおばさんが小さなカゴに入った小鳥を売っていて、これを買って逃がすことによって徳が高まるんだそうな。そんじゃ捕まえて売ってるおばさんはどんどん徳が下がっちゃうじゃないかとか思ったけど、ウルティマの世界じゃあるまいし(笑)、まぁいいかっつーことで買って逃がしてあげましたとさ。あと、「まるで体育館のような」と書いてあったワット・スアンドーク。ここの規模の大きさは本当に体育館のような感じなんだけど、中に入ると空気がガラッと違ってとても神聖な雰囲気を楽しめた。どこに行っても、寺院っていうのは本当に独特の空気を持ってる気がする。場所が作り出すものなのか、そこにいる人が作り出すものなのかわからないけど、本当に静かでいい気分になっちゃう感じ。仏教徒なわけじゃないんだけど、やっぱりこういうのは不思議だよなぁ。この日は暑い中、自転車でいろいろな寺院を回ったんでかなり疲れちゃったんだけど、この日の夜はナイトバザールまで行って、食事と買い物も楽しんだ。服を大量に買い込んだりしたんだけど、とにかく安いんだよね。もちろん地元の人にはもっと安く売ってるんだろうけど、それでもまだ安さ爆発ですごく楽しかった。

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徳が高まる小鳥

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ワット・スアンドーク

 さて次の日も満載スケジュール。最初に行った、まるで築地の場外市場のようなワローロット市場はすごく活気があって、おまけに一体何の肉だかわからないようなものも売ってたりして、なかなか楽しめた。欲を言えば、ここには地元の人と一緒に来たかったな。地元の人がどんなものを買って、どんな風に料理するのかとかって、すごく興味があった。

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ワローロット市場

 その後はトゥクトゥクに乗って(これがすげースピード感があって結構怖い)、メオ族っていう山岳民族の村へ。ここは完全に観光地化してる感じだったんだけど、キレイなことはキレイだった。でもそこにいたオジサンが「スモークはいらないか?」って聞いてきたのにはビックリ。これってただのタバコのことじゃなくて、やっぱりアレですよね? やっぱりこういう所で買う人って多いのかな。村をちらっと見て回った後は、ワット・プラタート・ドイ・ステープっていう、海抜1080mの山のてっぺんにある寺院を訪れる。ここはチェンマイを代表する場所らしい。なんかエレベータみたいなケーブルカーみたいなヤツで上に登ることもできるらしかったんだけど、階段は約300段でそれくらいだったら大丈夫だろうってことで、歩いて登ることにした。前日の自転車といい、なんて健康的な僕ら。頂上から見たチェンマイの街は、少しガスがかかってたみたいだけど、なかなか見晴らしがよくて気持ちよかった。ここの寺院も本当にいい雰囲気なんだよね。あっちこっちに鐘みたいなのが置いてあって、時々人がそれを鳴らしてるみたいで、その音が山頂の涼しい風によく合ってた。寺院と展望台を組み合わせたらこうなりましたって感じのところだった(笑)。

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トゥクトゥク

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メオ族の村

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ワット・プラタート・ドイ・ステープの階段

 お昼ごはんは街に戻ってから、「地球の歩き方」に載ってたカウソーイっていうモノを食べさせてくれるところに行った。これは柔らかいうどんみたいな麺の上に揚げた麺が乗ってて、カレーっぽいスープがかかってるもの。なんとなくカールのカレー味を想像させるスープと、この麺の組み合わせが絶妙で、すごく気に入った。ココナッツミルクとかが入ってるらしくて、ちょっと重いんだけど、これかなりオススメです。

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カウソーイ。美味

 午後はホテルでちょっとのんびり過ごして、夜はOld Chiang Mai Cultural Centerに予約を入れて、カントーク・ディナーっていう郷土料理を食べさせてくれるところに行く。ここは本当に観光客のための場所って感じで、世界各国からいろんな人が来てた。7-8個の小皿に盛られた色々なおかずを、もち米と一緒に食べるって寸法。舞台もあって、そこでタイの民族舞踊が見れるって仕掛け。食事自体はそんなに特筆するほどのものでもなかったけど、やっぱここは雰囲気だよね。民族舞踊が見れるってだけで、かなりいい気分になっちゃう。最後には踊ってたおねーさん達が降りてきて、お客を舞台に連れて上がって、みんなで輪になって踊ってた。秋山さんもこれで連れて行かれちゃって、でも楽しそうだったな(笑)。食事の後は、外でも民族舞踊が見れた気がするけど、ここはビデオカメラで撮ってなかったんでよく憶えてません。観光客のための場所とはいえ、なかなか楽しい場所だと思った。チェンマイの文化って、バンコクに比べても随分違うみたいだし。チェンマイに行くときには、一度はここを訪れることをオススメします。

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カントーク・ディナー

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食事をしながら民族舞踊を観る

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by alexsea | 2001-02-07 01:00 | 旅行記 | Trackback | Comments(0)