From Seattle, WA, USA
by Alex
プロフィール
シアトル在住のAlexです。
ソフトウェアデベロッパーをやっていましたが現在は休憩中。日本にいるときには役者をやってたりしました。歌ったり踊ったり、食べたり飲んだりが大好きです。

プロフィールはこちら
レストラン訪問記はこちら
旅行記はこちらからどうぞ。
カテゴリ
全体
[一覧] 旅行記
旅行記
日記
夢日記
エッセイ
過去日記
映画・DVD
レストラン
検索
最新のコメント
>るうこさん お久..
by alexsea at 14:08
お久しぶりです♪日食です..
by るうこ at 12:53
>FIELDSATAN ..
by alexsea at 00:35
おお、シアトルでも見られ..
by FIELDSATAN at 22:49
>amyさん お久..
by alexsea at 12:27
以前の記事
2017年 10月
2017年 08月
2017年 06月
2017年 05月
2017年 04月
2017年 03月
2016年 10月
2016年 08月
2016年 02月
2016年 01月
2015年 11月
2015年 10月
2015年 09月
2015年 08月
2015年 07月
2015年 06月
2015年 04月
2014年 10月
2014年 09月
2014年 08月
2014年 07月
2014年 05月
2014年 04月
2014年 02月
2014年 01月
2013年 12月
2013年 10月
2013年 06月
2013年 05月
2013年 04月
2013年 03月
2013年 02月
2013年 01月
2012年 12月
2012年 11月
2012年 10月
2012年 09月
2012年 08月
2012年 07月
2012年 06月
2012年 05月
2012年 01月
2011年 12月
2011年 11月
2011年 10月
2011年 09月
2011年 08月
2011年 07月
2011年 06月
2011年 05月
2011年 04月
2011年 03月
2011年 02月
2011年 01月
2010年 12月
2010年 11月
2010年 10月
2010年 09月
2010年 08月
2010年 07月
2010年 06月
2010年 05月
2010年 04月
2010年 03月
2010年 02月
2009年 12月
2009年 11月
2009年 10月
2009年 09月
2009年 08月
2009年 06月
2009年 05月
2009年 04月
2009年 03月
2009年 02月
2009年 01月
2008年 12月
2008年 11月
2008年 10月
2008年 09月
2008年 08月
2008年 07月
2008年 06月
2008年 05月
2008年 04月
2008年 03月
2008年 02月
2008年 01月
2007年 12月
2007年 11月
2007年 10月
2007年 09月
2007年 08月
2007年 07月
2007年 06月
2007年 05月
2007年 04月
2007年 03月
2007年 02月
2007年 01月
2006年 12月
2006年 11月
2006年 10月
2006年 09月
2006年 08月
2006年 05月
2006年 04月
2006年 03月
2006年 02月
2006年 01月
2005年 12月
2005年 10月
2005年 08月
2005年 07月
2005年 05月
2005年 03月
2005年 02月
2005年 01月
2004年 12月
2004年 11月
2004年 10月
2004年 09月
2004年 08月
2004年 06月
2004年 05月
2004年 04月
2004年 03月
2004年 02月
2004年 01月
2003年 12月
2003年 11月
2003年 10月
2003年 09月
2003年 08月
2003年 07月
2003年 06月
2003年 05月
2003年 04月
2003年 03月
2003年 02月
2003年 01月
2002年 12月
2002年 11月
2002年 10月
2002年 09月
2002年 08月
2002年 07月
2002年 06月
2002年 05月
2001年 03月
2001年 02月
2001年 01月
ブログジャンル


<   2001年 02月 ( 74 )   > この月の画像一覧
コーラスと行くヨーロッパツアー (1998)
Europe in Harmony
コーラスと行くヨーロッパツアー
July 28, 1998 - August 11, 1998


いざバルセロナへ
大好きなパリ、最低の始まり
混沌と喧騒の街、アムステルダム
暑い暑いロンドン


記事の下の"<<"リンクを辿っていくと、時系列で読めます。
[PR]
by alexsea | 2001-02-16 00:00 | 旅行記 | Trackback | Comments(0)
まるで夢のようなアンギラ (1998)
Caribbean Holiday, Anguilla
まるで夢のようなアンギラ
May 21, 1998 - May 28, 1998


 これはまさかまさかの旅だった。カリブ海はずっと行きたいとは思ってたけど、まさかそれがこんなに早く実現するとは思っても見なかった。

 毎年12月に僕が所属するコーラスSeattle Men’s Chorusはクリスマスコンサートをやるんだけど、そこでラッフルチケットという、いわゆるクジ引きをコーラスの資金集めのために開催する。クジは一枚$5でかなり高めなんだけど、賞品がスゴイ。特賞はいつもクルマ。1等はどこかへの旅行。全部で4等か5等まであるんだけど、内容は毎年変わる。97年の12月に開催されたクジ引きでは、見事僕のルームメイトのKoreyが1等に当選し、カリブ海のアンギラ(Anguilla)で一週間旅費もホテル代もタダっていうとんでもないモノを手に入れた。二人用ということで、僕も誘ってくれた。ヤル気が出ると予習を怠らない僕。アンギラという島は、カリブ海でも隠された宝石のような場所で、大金持ちやスターがよくバケーションに行くところらしい。グルメなレストランもたくさんあるし、ビーチもすごくキレイらしい。今回泊まるAnguilla Great House Beach Resortは、Rendezvous Bayという島の南側に位置するビーチに面していて、1.5マイルくらい何もないとても白い砂浜が続いているんだという。もう調査段階で舞い上がってしまった。こんな場所に「タダ」で行けるの?? 人の少ないオフシーズンで、ハリケーンのシーズンの前の5月のメモリアルデーの連休を入れた日程にした。オフシーズンとはいえ、レストランもちゃんとやってるし、温度も天気もオッケーなので、オフシーズンのカリブ海は狙い目かも。

 さて出発当日。ダラス経由予定だった飛行機が、天候不順のためアトランタに降りなければならなかったため、プエルトリコでの接続を逃してしまった。ちゃんと飛行機会社がプエルトリコでいいホテルを確保してくれたけどね。予定がつまってたワケじゃないから、僕たちもかなり寛容だったし。そもそも僕はプエルトリコは初めてなので、ちょっと興奮ぎみ。ホテルに着いたのが夜の8時頃。ホテルで食事をして、近くのバーに遊びに行ったりした。接続を逃してよかったかもしれない。次の朝、St.Martin島への飛行機に乗り、そこからボートでアンギラ島に行った。

 Anguilla Great House Beach Resortに着くと、すぐ目の前にスカイブルー、サファイア、ターコイズと、この世の全ての青色を集めたような海と空が広がっていた。とにかくこんな青い海を見たのは生まれて初めて。とにかく荷物を部屋に置いて海に飛び込んでみると、まるで温水プールのように水が温かい。海の中には白い小さな魚もいるし。オフシーズンだけあって、ビーチには誰もいない。1.5マイルもの白い砂浜が僕たちだけのもの。こりゃホントに驚いた。

d0113429_4195942.jpg
ホテルに着いて最初に見た風景

d0113429_420183.jpg
誰もいないビーチ!

 とにかくこの一週間、いつもの旅行のようなプランを立てずにのんびりと過ごした。すぐそばのバーでピニアコラーダとかラムパンチを頼んでビーチに寝そべったりとか、ホテルでシュノーケルを無料で貸してくれるので、海の中の魚を見に行ったりとか。ちょっと離れたところに"Sandy Island"っていう小さな小さな島があるので、そこに行ってみたりもした。島で食べるものは売ってるっていうから何も持たずに行ったんだけど、行った日が日曜で、ボートで連れて行ってくれた兄ちゃんは、「ああ、日曜は開いてないよ」だって。…そんなこと着く前に言ってくれよ。おまけに島には僕たち二人だけ。まるで無人島に漂流したかのような感じになってしまった。シュノーケルで魚を見たりして遊んでると、やっぱりお腹が空いてくる。喉も渇くし。そこに救世主登場。ベルギーかどっかからの観光客が家族連れでやってきて、ランチを食べてる。別に物欲しそうな目で見てたわけじゃないんだけど、「ご一緒にどうぞ」って勧めてくれる。いつもなら、いいえ結構ですって断るところなんだけど、飢えと渇きには代えられない。サンドイッチとジュースをありがたく頂戴する。ボートの兄ちゃんには2時間で迎えに来てって言ってあったのに、「2時に」と勘違いされたらしく、延々4時間以上も何もない島で過ごさなきゃならなかった。まぁちょっとスリリングで楽しかったけどね(笑)。

d0113429_420319.jpg
真ん中の小さな島がSandy Island

d0113429_420529.jpg
すんげー速いボートで連れて行ってくれる

d0113429_420785.jpg
だれもいない島。閉まっているレストラン(泣)

 アンギラって、とてもグルメな島なんだよね。高級なレストランが山ほどあって選ぶのに苦労したけど、結局4つくらい行ったんじゃないかな。ベストはMalliouhanaという最高級ホテルの一つにあるレストラン。海に突き出した眺めのいいレストランでは、最高の食べ物と最高のワインを心行くまで堪能した。写真を撮ってこれなかったのが残念。値段はアメリカと変わらないくらい高かったけど、飛行機代とホテル代がタダなんだからこれくらいの出費は喜んで(笑)。

d0113429_4201053.jpg
唯一撮った食べ物の写真
このエビ最高だった!

 グルメなレストランとは別にすごく楽しかったのが、週末のAnguilla Great House Beach Resortでのバーベキュー。たった$3で、すごく美味しいバーベキューを食べさせてくれるので、地元の人たちも食べに来てたみたい。飲み物を売って元を取ってるんだろうね。僕たちゲストはバーで飲み物買いまくり。全部で15人くらいだったかな。みーんないい気持ちになって、バーテンのおじさんがかけてる音楽で踊ったりしてた。とにかくみんな友達って感じで、ハチャメチャな雰囲気がすごく面白かった!

d0113429_4201212.jpg
週末オンリーのバーベキューはたった$3!

d0113429_4201483.jpg
バーテンと踊るお姉ちゃん

d0113429_4201656.jpg
みんないい気持ちで踊ってます
赤い海パンのにーちゃんは
グルメレストランArlo'sのオーナー

 一日だけ、すぐ隣のSt.Martin島に遊びに行ったりしたけど、ショッピングエリアばっかりであんまり面白くなかった。「これだったらビーチでゴロゴロしてた方がよかったね」ってKoreyとも言ってた。

 とにかく一週間はあっという間に過ぎてしまった。カリブ海は夢の場所の一つだったんだけど、思い描いていたよりももっと美しく、もっと楽しい場所だった。このアンギラ島、本当は教えたくないくらいの、素晴らしい穴場。またいつか行って、今度は二週間くらいじっくり遊んで来たいな。
[PR]
by alexsea | 2001-02-15 00:00 | 旅行記 | Trackback | Comments(0)
神話の世界ギリシャ: アテネ、再び & さよならギリシャ
 カランバカから約5時間の車の旅を終え(アテネに入ってからが車が多くて大変だったけど)、車を返し、予約しておいたホテルにチェックインする。今度のホテルはHotel Acropolis。屋上に出ることもできて、前のホテルよりもアクロポリスの眺めがいい。しかーーーし! 夜になると、屋上に飼われている犬たちがうるさく吠えまくってゆっくり寝てられない。大の犬好きなんだけど、この時ばかりは、「頼む、犬たち、おとなしくできないなら死んでくれ」とか思っちゃったもんね。

d0113429_4143033.jpg
夜、ライトアップされたアクロポリス

 次の日はインターネットで知り合ったギリシャ人のBilly(高級ホテルに勤めてるらしい)にちょっと会ってお茶とかした後、前に見ることのできなかったローマン・アゴラとかを見て回る。もう何もすることがないから時間を持て余し気味だったけど、その分ゆっくりした時間を過ごせてよかったと思う。プラカでは酒屋に入って、ウーゾのストレートを飲んでみたりしたし。この日はグリーク・オーソドックスのイースターらしく、プラカの道端で子羊の丸焼きとかを作ってて美味しそうだった。夜になると、ホテルの近くの教会でミサが終わった後、キャンドルを手にぞろぞろと出てくる人たちを屋上から見れた。本当にキリスト教は大勢の人たちの生活に密着してるんだねぇ。

d0113429_4143226.jpg
ナイスガイなBilly

d0113429_4143474.jpg
ウーゾのストレートに挑戦
d0113429_4143616.jpg
…した後のKoreyの顔

d0113429_4143865.jpg
美味しそうな丸焼き

 翌日は早起きして空港に向かい、フランクフルトとシカゴ経由でシアトルに向かう。帰りは行きと違って本当にスムーズな旅だった。予定ではシカゴで7時間も待たなきゃいけなかったんだけど、もっと早い便が空いてたらそれに乗せてくれって頼んで、結局あんまり待たずに乗ることができたんだよね。これはよかった。すごく疲れてて、早く帰りたかったから。

 ギリシャ、小さい頃から行きたかっただけあって、かなり感動的な旅だった。僕たちが行ったのはまだシーズンが始まる前だったんだけど、ハイシーズンにはまた違う顔を見せてくれるんじゃないかな。いつか真夏にまたギリシャに行って、船に乗ってエーゲ海の島めぐりをしたいというのが、今の希望です。
[PR]
by alexsea | 2001-02-14 06:00 | 旅行記 | Trackback | Comments(0)
神話の世界ギリシャ: 奇石群と修道院の奇妙な関係…メテオラ
 デルフィから北に車を走らせること約4時間、不思議な黄色がかった霞の向こうにいきなり奇石群が登場した。その真下が今回のホテルがある町、カランバカ(Kalambaka)だ。ここも「地球の歩き方」の写真を見て決めた場所。空に伸びるように立っている岩の上にちょこんと乗っている修道院たち。007シリーズでも使われたらしいけど、よく憶えてない。そういえば修道院と道路を結ぶ物品運送用のロープウェイかなんかに、ジェームス・ボンドがしがみついている姿を見たような見ないような…。でもこういう地球じゃないような不思議な景色って大好き。写真を見たときにここに来ようと一発で決めてしまった。

 さんざん迷ったあげく、やっと予約しておいたHotel Edelweissを見つけた。ここのベランダからは夜にはライトアップされる奇石群を見ることができる。この日はカランバカの町をちょっと歩いて、次の日の朝から始まるメテオラ(Meteora)の観光に備えることにする。

d0113429_4113734.jpg
霞の向こうから突然現れた奇石群

d0113429_4113993.jpg
ホテルのベランダから見える景色

 早起きして外を見ると、昨日はなんとなく霞みがかっていたような天気だったんだけど、今日は青空にとても澄んだ空気。これなら気持ちのいい観光ができそうである。カランバカの町を出て、メテオラに向かって車を走らせる。すべての修道院で止まって、中を見せてもらう。最初に行った修道院では、修道僧が英語で話しかけてくれたりして、なかなか楽しかった。他に観光客が誰もいない修道院は、やっぱりとても澄んで見えた。まぁ誰もいなかったのは最初の所だけで、他は観光バスの群れがもう来てたけどね(笑)。なんで奇石の上に修道院なんだろう。やっぱり神秘的に見えたからなんだろうか。

d0113429_4114125.jpg
岩の上の修道院

d0113429_4114429.jpg
修道院の中の手動エレベータ

 途中で車を止めて、大きな岩の上に乗っかって写真を撮る。本来は高所恐怖症な僕なんだけど、この時は1m先は断崖絶壁だっていうのに、全然怖くなかった。写真を撮ってるKoreyの方が、僕を見てて怖かったらしいけどね。地面からニョキニョキはえてる奇石群と、眼下に広がるカランバカの町。とても気持ちがよかった。衝動的に来るって決めちゃった場所だけど、本当に来てよかった。残念なことに、007の映画で使われた修道院は、なぜか閉まってて入れなかった。まぁロープウェイは見れたからいっか。でも近々この場所が使われた007の映画を観てみたいな。修道院を見て回った後は、アイコン(キリストや聖母マリアを板に書いて着色したもの)を作っているところに行って、シアトルの友達に頼まれていたアイコンを買ってくる。キリスト教信者にとっては、ここのアイコンは結構有名らしい。山道では横の崖の上に、放牧されている山羊やメェメェいいながら通ってたりとか、とても田舎な雰囲気を味わえた。

d0113429_4114666.jpg
絶壁の僕。不思議に怖くはなかった

d0113429_4114890.jpg
アイコン作成現場

d0113429_4115062.jpg
道路にまで出てくるヤギ君たち

 帰ってきてからはホテルのバーで飲んで、ホテルのレストランで手作りのピザを味わったりして時を過ごした。次の日にはアテネに帰らなければならない。
[PR]
by alexsea | 2001-02-14 05:00 | 旅行記 | Trackback | Comments(0)
神話の世界ギリシャ: とても神聖な雰囲気のデルフィ
 サントリーニから飛行機で約50分、アテネに戻り、そこで車を借りて、アテネの北の方の探検に出発する。目的地はメテオラっていう奇石群がある場所なんだけど、そこに行くまでにデルフィ(Delphi)に泊まり、そこの遺跡も訪問する。車の運転はKoreyにオマカセ。最初は慣れないアテネでの運転ってことで緊張してたみたいだけど、すぐに慣れたみたい。デルフィまでは約112マイルの旅。2時間強と行ったところ。途中でマクドナルドで食事をしたりして、3時くらいにはデルフィに到着したんじゃないかな。泊まったホテルはHotel Varonos。部屋からはオリーブ畑のある渓谷が見えて、とてもいい景色。静かだし、なんとなく霧がかった感じで、すごく神秘的に感じた。遺跡の観光は朝一番の人の少ないときにしたかったので、今日はデルフィ博物館に行って我慢することにする。デルフィ博物館はかなり有名なところらしく、たくさんの人で賑わっていた。「大地のヘソ」や「青銅の御者像」で有名なところ。アテネの博物館と同じで、ここでもかなり満喫してしまった。夕食は町の中の、あまり観光客がいなさそうなレストランで食べることにする。入ったのはとても小さな、地元客しかいかないようなレストラン。僕たちの他に一組くらいしか客がいなくて、店の人はテレビを見てたりした。味はまあまあよかったんじゃないかな、よく憶えてないけど(笑)。

d0113429_49549.jpg
部屋から見える神秘的な景色

 次の日は早起きして、デルフィの遺跡まで歩いていく。夜に雨が降ったらしいんだけど、車が泥だらけになってる! ホテルの人が言うには、昨日の雨はアフリカの土を含んでいたからで、ここら辺ではよくあることらしい。これにはちょっとビックリ。デルフィの遺跡に行って料金を払うと、後から10人くらいの団体がやってきた。この団体の後でなくて本当によかったと思いながら、遺跡の中にレッツゴー。人気がなく、とても静かで、すごく神聖な雰囲気。鳥のさえずりだけが聞こえて、遠くには山々が霞んで見える。昔の人が、このデルフィが世界の中心だと言ったのもなんとなくわかる気がする。ここには人の心が洗われるような、なにか神がかったものがあるような感じ。ここは絶対にオススメ。アテネから日帰りのツアーも出てるみたいだけど、早朝のこの神々しい雰囲気をぜひとも味わってもらいたい。ほとんどそのまま残っている競技場跡がとてもよかった。鳥の声に身を任せて、昔このスタートラインに並んでいたギリシャのアスリートたちを想像してみる。不思議とイメージがまとまる気がしたのは、やっぱりデルフィの神秘的な力なんだろうか?

d0113429_495645.jpg
静かでとても神々しい雰囲気

d0113429_495883.jpg
競技場跡

 人ごみに飲まれる前に遺跡を跡にし、メテオラの脇の町、カランバカを目指して車をスタートさせた。
[PR]
by alexsea | 2001-02-14 04:00 | 旅行記 | Trackback | Comments(0)
神話の世界ギリシャ: 絵葉書の世界、サントリーニ
 サントリーニという島は、恥ずかしながら、この旅行のリサーチを始めるまで聞いたこともない場所だった。「地球の歩き方」をパラパラとめくっていて目に飛び込んでいた一枚の写真。海を臨む切り立った崖の上に白い建物群がずっと続いてる。一目で恋に落ちてしまった。サントリーニまではミコノスから飛行機で40分。船で行くってのも興味があったけど、アテネからミコノスまでは船だったので、ここは時間の節約を優先してしまう。飛行機を降り、フィラという町の中心までタクシーで行く。今回泊まるホテルはLoucas Hotel。まさに崖っぷちに建っているホテルで、洞窟のような丸い天井の部屋はとてもカワイくて、部屋の外は断崖絶壁、その向こうには海と、火山島が見えている。ここの値段も本当に信じられないくらい安かった。

d0113429_444979.jpg
部屋を出てすぐ見える景色

d0113429_445147.jpg
夕方のホテル

 さて、このホテルの崖っぷちバー(笑)で一息つくことにする。Koreyが気分がすごく悪いという。いつもは酒にめっぽう強い彼なんだけど、なんだか二日酔いのような症状らしい。部屋で少し休むというので、一人で町の探索に出かける。フィラという町自体はそんなに大きくない。30分もあれば全部歩いて回れる感じ。その中で、あるギャラリーがすごく気に入ってしまう。そのときは何も買わなかったんだけど、まだサントリーニにいる間には必ず帰って来ようと心に誓ってた。さて約一時間弱の探検を終えてホテルに帰ると、すごく疲れてしまった。Koreyは気分が良くなったらしいので、僕と交代に町に行くという。ベッドに横になり、約一時間後。ものすごい寒気と冷や汗でガタガタ震え始めた。吐き気も催して、トイレで胃の中をカラッポにしてしまう。一体どうしちゃったんだろう。夕焼けをビデオに収めたいから、日没には起こしてくれってKoreyに頼んでたんだけど、起こしてもらってベッドから出ようとすると、寒気がひどくてとても歩けるような状態じゃない。体温計は持ってなかったからわからないけど、熱がかなりあったと思う。こんな体調で次の日を棒に振るわけにもいかないので、明日は良くなりますようにと祈りながら、ベッドの中で布団に包まって震えながら寝てた。

 次の朝、起き上がるとまだフラフラするし、まだ微熱もあるみたいだけど、寒気も退いたしこれくらいなら歩けそうということで、観光に向かうことにする。Koreyの方が症状が軽かったとはいえ、同じような体験をしたので、なんだったんだろうと二人で話し合う。食中毒だったらもっと早く症状が出てもいいと思うので、結局24-Hour Bug(一日インフルエンザ)だったんじゃないかという結論に達する。でも一日で治って本当に良かった。これで旅の予定がめちゃくちゃになったら悔やんでも悔やみきれない。この日はバスに乗って、アクロティリという遺跡を見に行く。ここは遺跡を掘り出している発掘現場みたいな感じのところで、個人的にはあんまり面白いとは思わなかった。インパクトが少なかったんだよね。客もあまりいなかったみたいだし。バスでフィラに帰ってきてからは、またまた町の探索。昨日僕が寝てる間にKoreyがバーで知り合ったっていうJosephと会ったり、オーストラリアから来たとてつもなく面白いカップルと知り合ったりとかして、ゆっくりと時を過ごした。思ったんだけど、サントリーニではあくせくしちゃダメ。ここはゆったりとくつろぐ場所みたいな気がする。バーでビール飲んだりとか、ギャラリーにアートを見に行ったりとか、すごく当たり前なことを一日中してた。Koreyが人見知りしないタイプで、いろんな人に声をかけるので、僕も友達になれちゃったりして、かなり面白かった。Josephと三人で食事しにいったりとか、オーストラリアのカップルとは四人でお茶しに行ったりして、すごく楽しかった。僕一人だったら絶対に声をかけられないので、ちょっと得した気になっちゃったな。

d0113429_445311.jpg
アクロティリ

d0113429_445558.jpg
気さくなJoseph

 さて次の日は、ホテルから予約しておいた火山島のツアーに参加する。まず船に乗って火山島に行き、そこで島を観光。湯気が噴き出してる所とかあって、硫黄の匂いとかもするし、活火山らしい。人は住んでないんじゃなかったかな。その近くに海に温泉が湧き出してるらしく、そこにも船で行って、用意してきたらしいフランス人の女性が水着になって飛び込んでた。海に入った瞬間何かフランス語で叫んだんだけど、それが「冷た~い!!」であろうことは、言葉がわからなくても容易に想像できた(笑)。一人で泳いで温泉の場所まで行って、また泳いで帰ってきてた。船に戻ってきたときにはみんな拍手してた。

d0113429_445755.jpg
果敢にも挑戦するフランス人女性

 その後は、他の小さな島に行って昼食。船を泊めた海岸沿いで食べてもいいし、石で舗装されている坂で島の頂上に行って、そこのレストランで食べてもいいんだという。ほとんどの人は海岸沿いで食べてたみたいだけど、僕たちは頂上まで登ることにした。これ、かなりキツかった。Koreyは朝食を食べなかったので、エネルギー切れでゼーハー言ってた。暑いしね。上まで登りきってレストランに入ると、なんとなく家庭的はバフェ(buffet)形式のところ。僕は皿に山ほどご飯とミートボール、あと他の料理なんかも取って、見晴らしのいい外の席に座って食べた。爽やかな風とビール、美味しい料理はとても感動的。海岸で食べた人たち、残念だったねー、ふふふふふ。

d0113429_445953.jpg
全部ペロッと食べちゃった

 お腹が一杯になった後は、船でフィラの下まで戻って、ロープウェイで町に登る。この後は本当はフィラの北にある、イアっていう町に行こうかとも言ってたんだけど、フィラでゆっくりするのもいいってことで、イアは却下。夕暮れ時がすごくキレイな町らしいんだけどね。僕はこないだ見つけたギャラリーに行って、アートを二つほど購入。一つは昔の家の窓についてたドアに、ここら辺の砂や石をくっつけてアートにしたものでとてもギリシャ風なヤツ。もう一つはもっとモダンな感じのアートで、全然ギリシャっぽくないかもしれないヤツ。この後者の方、何種類かあって、最終的に二つに絞ったんだけど、それから一つだけを選ぶのがすごく難しかった。どっちも好きだったから。後でシアトルに帰ってきてから、どうしてももう一つの方が忘れられなくて、サントリーニまで電話して銀行振り込みもして送ってもらっちゃった(笑)。今では二つ買って本当によかったと思ってる。サントリーニ最後の夜は、Blue Noteっていうバーに行って音楽を楽しんできた。

d0113429_45260.jpg
なかなかな味わい

d0113429_45520.jpg
最初はこっちを買ったんだけど…
d0113429_4578.jpg
後からこっちも送ってもらった

[PR]
by alexsea | 2001-02-14 03:00 | 旅行記 | Trackback | Comments(0)
神話の世界ギリシャ: 青い空と白い建物、ミコノス
 ミコノス(Mykonos)島までは、船で5~6時間の旅。アテネを発ってすぐのときは、朝日に輝くエーゲ海を眺めたり、スニオン岬の遺跡が見えたとかいってはしゃいだりしてたけど、沖に出てしまうとちょっと飽きてしまう。朝からハラハラドキドキした分疲れちゃっていたので、席に戻って寝ることにする。Koreyは船モノが大好きみたいで、最後まで船内をあっちこっち行ったり外に出たりしてたみたいだけど、僕はミコノスのすぐ前の島に着くまでずっとウトウトしていた。

 ミコノスに着いて、ホテルのお迎えの車に乗り込み、Hotel Rohariへと向かう。ここのホテル、ウォーターフロントからちょっとだけ離れてるけど(歩いて15分くらい)、その分静かで、白と青に統一された外観も美しい。まだ肌寒いから使えなかったけどプールもついてるし、各部屋にはバルコニーもあって、そこから見たミコノスの景色も最高。これで一晩$45くらいってんだから、かなり得した気分。プール脇のバーでビールを飲みながら、ミコノスの風景にしばし見入ってました。

d0113429_3574697.jpg
ホテルから臨むミコノスの景色とKorey

 その後はウォーターフロントまで歩いて行って、まずはTaverna Nikosで腹ごしらえ。ここ、絶対オススメ。はっきり言って、「地球の歩き方」に書いてあるくらいだからってことであんまり期待はしてなかったんだけど(笑)、自称美食家な僕が本当に心から楽しめた料理だった。全然気取らない感じで、でも味はすごくはっきりとした主張があって、とってもグー。ミコノスにいる間は毎日行ってた。

d0113429_3574844.jpg
ロブスターとパスタ。安いし美味!

 満腹になった後は町の散策。ミコノスのシーズンが始まるのは、グリーク・オーソドックスのイースター(4月末)が終わった後。僕たちが行ったのはその約2週間前ってことで、観光客もあんまりいなくて、ひっそりした雰囲気だった。でもシーズンを目前に控えてるので、ドアを直したり、建物のペンキを塗りなおしたりしてて、なんとなく舞台裏が見れた感じ。本当に全ての建物が真っ白に塗られていて、それに青のアクセントがあるってのは壮観の一言。あー、これが僕の見たかったギリシャなんだって感じだった。ホテルに戻って、ビールを飲みながら、バルコニーからエーゲ海に沈む夕日を眺めてた。いやー、極楽極楽。見上げてみると、なんとうっすらと尾を引いた星が見える。おー、これがヘール・ボップ彗星かぁ。話題にはなってたんだけど、シアトルでは見たことがなかったから、これも見れてもう一つ感動。

 次の日は朝早くからボートに乗って、隣の島、デロスに行くことにする。ここはまさに遺跡しかない島。着いてみて思ったのが、栄えていた都市を映画みたいに2000年早送りしたらこうなりましたって感じ。青い空の下、花に溢れた緑の草むらが広がっていて、朽ち果てた建物の跡があっちこっちに散らばっている。爽やかな風に吹かれて、鳥の声を聞きながら、しばし放心状態になってしまった。まさにここは感動の一言。朽ち果てて雨に洗われたライオン像、アポロンとアルテミスが生まれたとされる神話の湖。超能力かなんかで過去の風景を見ることができたらどんなに面白いだろうって、マジに思ってしまった。博物館にちょっと立ち寄ってコーヒーブレイクなんかもした後、キントス山に登ってみる。頂上から見た、エーゲ海をバックにしたデロスは本当に最高だった。360度の大パノラマ。あー、本当に来てよかった。

d0113429_3575036.jpg
有名なデロスのライオン像

d0113429_3575340.jpg
気持ちいー!!

 ミコノスに昼過ぎに帰ってからは、またTaverna Nikosで食事をした後、ミコノスの博物館なんかを見て回った。夜は食事の後、「地球の歩き方」に載っていたThomas Barに行ってみる。ここのご主人も奥さんもすごく話しやすくていい人たちで、客は僕たちだけみたいだったもんで、かなり長時間ここで飲んでた気がする。奥さんはハワイ生まれで、アーティストなんだそうな。本当に温かいお二人に感動した僕たちは、ここに毎晩通うことになる。

d0113429_3575536.jpg
Nikosで、僕のスパゲティと、
d0113429_3575892.jpg
Koreyのカラマリ

d0113429_3575977.jpg
沈む夕日

 さて、次の日はバイク(原付)を借りて、島を回ってみることにする。日本で原付に乗ったことがあるとはいえ、もう10年以上も前の話で、ちゃんと運転できるかどうか不安だったんだけど、なんとかなるもんだね。最初に、ミコノスでも有名なスーパーパラダイスビーチに行ってみる。予想はしてたけど、4月中旬ってことで人が誰一人いない。僕たちだけ(笑)。ここは夏になるとかなりの人で埋め尽くされるらしい。しかもclothing optionalらしいので、かなりショッキングな風景が見られるんじゃないだろうか。ビーチ自体はとても良さそげな砂浜で、思ってたよりも小さな規模だった。でもエーゲ海の水は水色がかった透明で、すごくキレイ。手を入れてみるとやっぱり冷たい。水着を持ってこなくてよかった。

d0113429_358338.jpg
スーパーパラダイスビーチ

 その後は島の中ほどにあるアノ・メラ(Áno Méra)という小さな町に行ってみる。別にそこに見所があるわけでもないんだけど、せっかくバイクを借りてることだし、観光名所じゃないところも見たいってのがきっかけ。山羊の放牧をしてるところとかあって、かなり田舎な雰囲気。でもミコノスタウンとは全然感じが違って、よかったな。バイクに乗ってると太陽が照りつけて日焼けしてきてるので、この小さな町でランチを食べに入ったレストランで日焼け止めを塗りまくってたのを憶えてる(笑)。

 他にもいろいろとバイクでまわる予定だったんだけど、バイクってかなり疲れるんだよね。オープンカーで長時間走ってると疲れるってのと同じ理由で、風を全身に受けてるってのが原因なのかもしれない。夜まで借りてあったバイクを3時くらいには返しに行って、後はホテルで景色を見ながらビールを飲んだりしてゆっくりと過ごしてた。行け行けの観光もいいけど、こういうゆったりとしたリゾート的な時間の過ごし方もとてもいい。

 次の日はミコノス島で丸一日過ごすことのできる最後の日。この日は特にプランも立てずに、気の赴くままぶらぶらしてた。ウォーターフロントにある博物館に行ってみたりとか、ホテルまでの道に見つけたアクセサリー屋で、僕と、シアトルにいる3人の親友にそれぞれペンダントを買ったりとかしてた。

d0113429_358510.jpg
くつろぐ老夫婦

d0113429_358759.jpg
アクセサリー屋
僕の買ったペンダントを磨いてくれてる

 かなり風の強い日で、ウォーターフロントのバーに入ったときには、かなりの波が海岸に打ちつけてた。夕方にはまたまたThomas Barに行って、そこのお二人と話し込んでた。夕飯がまだだったから、どこかいい場所がないかってマスターに聞くと、彼のオススメの場所に案内してくれた(名前忘れちゃったけど)。わざわざマスターがそこのレストランの主人になんか言ってくれてて、かなり豪華な料理が出てきた。ギリシャ独特の酒、ウーゾを飲んだのもここでが初めて。このウーゾ、透明な色をしてるんだけど、水を加えると白く濁る。そのままだとかなり香りがキツイけど、水割りにするといい感じ。美味しい白身の魚が出たのも憶えてる。あれだけ食べてもかなり安い値段だったので、Thomas Barのマスターが、サービスしてやってくれとでも頼んでくれたのかな。すっかりほろ酔いでご機嫌になった後は、ホテルに歩いて帰る。と、昼間入ったアクセサリー屋になにやら人が集まってる。ちょっと覗いてみると、そこで働いている人たちが友人を集めて、ワインを飲みながらブズーキ(ギリシャ版ウクレレみたいなヤツ)を弾いたり歌を歌ったりしてる。昼間応対してくれた兄ちゃんが僕たちのことを憶えてて、「入ってきなよ!」って言って、ワインを注いでくれる。これは感動!内輪の集まりに僕たちも入れてくれるなんて思いもよらなかった。みんな笑顔で迎えてくれたし。30分以上、ワインを飲みながらブズーキ音楽を聴いてたんじゃないかな。ギリシャ語ばっかりでわからなかったけど、本当にいい時間を過ごせた。ミコノス島最後の夜、最高の時間を過ごせてよかった。
[PR]
by alexsea | 2001-02-14 02:00 | 旅行記 | Trackback | Comments(0)
神話の世界ギリシャ: トラブルまたトラブルの旅の始まり
 ギリシャっていう国には、ギリシャ神話とかに興味があったから昔から行ってみたいとは思ってたんだけど、いつか行けたらいいかなってくらいの気持ちだった。96年の終わりくらいに、どっか海外旅行したいなって急に思い始めて、行ったことのない場所で行きたいと思ってたところといえば…ギリシャかな? って感じで決定した旅行だった。遺跡大好き人間だし、映画とかでよく見たエーゲ海の青い海と、白と青の建物群も、この目で見てみたかったし。シアトルのルームメイトのKoreyに言ってみると、彼も行ってみたいとのこと。早速、いつものように「地球の歩き方」ギリシャ編を買い込んで、計画を立て始めた。

 まずアテネとミコノス島はなんとなくデフォルトで決まってた。「地球の歩き方」の写真で心を惹かれたのが、サントリーニ島の写真と、アテネからずっと北にあるメテオラってところの奇石群の写真。サントリーニ島は切り立った崖のようなところに群がる白い建物がとても印象的だったし、メテオラは天を突くように伸びている奇石の上にある修道院ってのがとてもミステリアスな感じだった。そんじゃこの4つの場所をポイントにしてギリシャを回りましょうってのが、今回の旅。

 今までにいろいろな旅のトラブルを経験したけれど、今回ほどトラブル続きの旅は初めてだった。予定ではシアトルを発った後、シカゴでフランクフルト行きの便に乗り換え、フランクフルトからアテネに入るはずだった。ところがシアトルで飛行機のトラブルがあり、シカゴ到着が遅れたため乗り継ぎに間に合わず、大モメにもめた後、パリ経由でアテネに入ることが決定した。これでトラブルが終わったと思いきや、アテネに着くと案の定チェックインした荷物が届いていない。調べてもらったんだけど、どこに行ったのかわからないそうな。おいおいー、21世紀も間近だってのに、わからないってことはないだろうってすごく不満に思ったんだけど、そこで怒りを爆発させてもどうしようもない。とりあえず歯ブラシとかの入ったトイレタリーキットだけもらって、ホテルの名前を告げ、荷物の行方が分かり次第届けてもらうことにする(今から考えてみたら、アメリカンエクスプレスのカードでは、こういう事態のときに荷物が届くまで必要なものを無料で買えるっていうサービスがあるんだった。使えばよかったなー)。やっぱり旅の最初からトラブルがあると、ちょっと悲しくなっちゃうよね。ホテルはアメリカの旅行代理店で予約してくれたHerodionっていうホテル。なんとなく高級な感じだし、部屋からはアクロポリスが見えるしで、なかなか。昼ごろに着いたので、とりあえずプラカに行って昼食でも食べようということになる。

 プラカ地区はホテルから歩いて10分ほどのところにある、まるで迷路のような場所。ここには色々な土産物屋とかレストランとかがひしめきあっていて、すごく観光地化されてるっぽかった。でもなんとなくヨーロッパのバンコク(の縮小版)って感じで、なんでもありの感じが結構好きだったな。道の脇にテーブルを出してるレストランに入ってギリシャ風ミートボールを食べたりして、プラカ地区を端から端まで見て回った。

d0113429_3522819.jpg
プラカ地区

d0113429_3523130.jpg
ギリシャ風ミートボール

 さて次の日は朝から全開観光モード(荷物はまだ届かない)。ホテルから歩いてゼウス神殿に向かう。初めて間近に見るギリシャ風の遺跡。とにかくスケールがでかい。朝日に輝くゼウス神殿の柱たちがすごく荘厳に見えた。その次はシンタグマ・スクエアを通り、図書館跡の壁を横目に見ながら、ローマン・アゴラに向かうが、なぜか閉まってて入れないので仕方なく古代アゴラの方に向かう。ここは本当に気持ちのいいところだった。すごく遺跡らしくて、朽ち果てた建物のわきには花が咲いていたりして、いい気分。向こうの丘の上にはアクロポリスが見えるし。全盛期の頃にはさぞかし人で賑わっていたんだろうなと想像したりしてみる。

d0113429_3523322.jpg
国会議事堂前の衛兵

d0113429_3523558.jpg
古代アゴラ、上に見えるのがアクロポリス

 ここにある博物館にちょっと立ち寄った後は、アクロポリスへと向かう。丘の下から見たアクロポリスの入り口の階段はものすごい数の人でごった返してるみたいだったから心配したんだけど、僕たちが行ったときにはそれほどでもなかった。アテネでの観光の目玉とも言えるアクロポリスは、とにかくすごいスケールでビックリ。巨大な神殿跡はアテネの町を一望できる丘の上にあって、そこを渡る風がとても気持ちよかった。歴史のことは全く興味がない僕も、こういう場所に来ると、その当時の人々の姿を頭の中に思い描いてしまう。今僕たちが住んでいる都市も、例えば千年後くらいには朽ち果てていて、観光客が来て現在の僕たちの生活を思い描いたりするんだろうか。アクロポリスは、また絶対に訪れたいと思う場所の一つになった。その後は、神殿の脇にある博物館や、丘の下にある円形劇場跡なんかを見て回った後、ホテルに戻った。夜はプラカで服を買ったりした(同じ服をずっと着てるわけにもいかないし)。

d0113429_3523793.jpg
アクロポリスに向かう人々の群れ
巡礼者みたいだねとか笑ってた

d0113429_3523974.jpg
アテネの目玉、アクロポリス

 次の日は日曜日(荷物はまだ届かない…)。蚤の市が開催されるモナスティラキ広場から見て回る。蚤の市はとにかく混沌の一言。アンティークから古本、レコードやウサギ、なんでも売ってる。すごく面白いんだけど、じっくり見て回って買いたいものが見つかっちゃうと困るから、ここはサラッと流すことにする。その後はタクシーを使って、国立考古学博物館を目指す。ここはとにかく見応えがあった! 僕は普通なら博物館とかって流し見する程度なんだけど、ここは本当にじっくりと楽しめた。二千年も前の彫像が壊れることなくそのまま置いてあって、なんだか時の概念がすっとんじゃう感じ。ゼウス像とか、本当に力強い像でスゴかったなー。この博物館にはぜひともまた行ってみたい。

d0113429_3524110.jpg
ゼウス像

 さて館内を隅々まで歩き回って疲れた後は、博物館の入り口にあるカフェでコーヒーブレイク。またまたタクシーに乗り込み、今度はアテネの街を一望できると言われているリカビトスの丘に向かう。地中を行くケーブルカーで登った頂上。さすがに景色がいい。風が強くて少し寒かったけど、本当に気持ちよかった。ここでレストランに入って昼食にした。

d0113429_352442.jpg
リカビトスの丘からアクロポリスを臨む

 この後はやっぱりアテネの街を足で感じたいよねってことで、歩いてホテルまで戻ることにする。かなり距離があったけど、歩けないほどの距離じゃないし、地のままのアテネを歩きながら感じることができて面白かった。やっぱり観光ポイントじゃない場所を歩くってのもいいよね。夜はまたプラカ地区で、日本食レストランに入った。味はまあまあだったけど、なんかギリシャで日本料理食べてるってのがちょっと面白くてよかったな。食べ終わった後はプラカのいろいろな店に入ってみる。あるギャラリーで、ブロンズかなんかでできたアポロンとポセイドンの花瓶みたいなヤツを見つけて、すごく気に入ってしまった。どっちにしようか迷いに迷ったあげく、結局両方とも買っちゃった。今はその両方とも家の暖炉の上に並んでる。二つとも買ってよかった!

d0113429_3524639.jpg
面白い形でしょ?

 さてホテルに帰ってみると、やっと荷物が届いていた。次の日はミコノス島に向かう予定だったので、この日に届いて本当によかった。しかーし、次の日の早朝、一難去ってまた一難。部屋に電子ロック式の金庫があって、パスポートや航空券なんかの貴重品を全部入れてたんだけど、この金庫がなぜか開かなくなってしまった! これが開かないことにはどこにも行けない…。朝の4時ってことで、ホテルには金庫のことがわかる人がいないため、担当者を電話で叩き起こしてもらって、急いで来てもらった。かなり時間がかかったけど、やっと開けることができて一安心。予定していたミコノス島への高速船には間に合わなくなっちゃったけど、ピレウスの港までタクシーを飛ばして、一つ後の便に乗り込んだ。

 しっかし、旅の始まりからこのトラブルの応酬。この先どうなっちゃうんだろうってかなり不安になってました、マジで。
[PR]
by alexsea | 2001-02-14 01:00 | 旅行記 | Trackback | Comments(0)
神話の世界ギリシャ (1997)
Greek Mythology
神話の世界ギリシャ
April 10, 1997 - April 27, 1997


トラブルまたトラブルの旅の始まり
青い空と白い建物、ミコノス
絵葉書の世界、サントリーニ
とても神聖な雰囲気のデルフィ
奇石群と修道院の奇妙な関係…メテオラ
アテネ、再び & さよならギリシャ


記事の下の"<<"リンクを辿っていくと、時系列で読めます。
[PR]
by alexsea | 2001-02-14 00:00 | 旅行記 | Trackback | Comments(0)
アメリカ国立公園めぐり第四弾: ハプニング続きの旅の終わり
ハプニング続きの旅の終わり 11月27日(月)

この匂いって一体…?


 まだ暗いうちに起きてDenny'sで朝食を済ませ、Grand Junctionまで戻るために車を走らせる。途中道路に動物の死体があって、それがいきなり出てきたもんだから、車で踏んずけちゃったんだよね。するとエアコンから何ともいえない生臭い匂いが…。「どひーっ! 臭ーい! 吐きそー!」と二人で叫んで、窓を全開にして新鮮な空気を入れる。どうも動物の死体が空気の吸引口に当たってしまったらしい。僕は息を止めたから大丈夫だったけど、アッキーはマジで危なかったらしい。5分くらい窓を全開にしてたら臭いは消えたけどね。


ディレイ続きだぜっ

 空が明るくなってきた頃に空港に着いたのは憶えてる。でもその先はすっかり忘れちゃった。「ディレイ続きだぜっ」っていうタイトルが付いてるってことは、やっぱりディレイ続きだったんでしょう(笑)。でも憶えてないから何もコメントできず。ごめんよ~。

 いやーしかしアッキーとの旅行は楽しかった。まだ日本に居たときに、二人とも酒好きなもんでよく二人で飲みに行ったりしてたんだけど、まさかこんなに楽しいヤツだとは思ってもみなかった。時々ボソッというコメントが、狙ってるのか狙ってないのかわからないけど、すごく面白いんだよね。かなりなキャラクターだと思います、はい。

 Archesはずっと行ってみたかっただけあって、本当に感動的だった。あそこは僕の一番のお気に入りの国立公園の一つ。また機会があったらぜひ行ってみたい。そのときにはCanyonlandsでのオフロードドライブにもぜひ挑戦した。それにしてもすごいのは地球と時間の力。こんなにも人の心を惹きつけてやまないアートを創り続けてるんだから。今回たくさん見たアーチやウィンドウ。その向こうに、時を越えた大昔の地球の姿を見たような気がした。
[PR]
by alexsea | 2001-02-13 05:00 | 旅行記 | Trackback | Comments(0)