From Seattle, WA, USA
by Alex
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シアトル在住のAlexです。
ソフトウェアデベロッパーをやっていましたが現在は休憩中。日本にいるときには役者をやってたりしました。歌ったり踊ったり、食べたり飲んだりが大好きです。

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アメリカ国立公園めぐり第四弾: どこにこんな景色が隠されてたんだ…Canyonlands
どこにこんな景色が隠されてたんだ…Canyonlands 11月26日(日)

寒い寒い、風が強い強い…Dead Horse Point State Park


 この日はCanyonlandsと、そのすぐ近くのDead Horse Point State Parkに行くことになっている。Dead Horse Point State Parkは曲がりくねった河で有名な場所。Sierra Clubのカレンダーで見て、いつか行ってみたいと思っていた。

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幻想的な日の出

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車をものともしない牛君たち

 さて着いてみると、風がすごく強い! やっぱり風が強いと体感気温も下がるみたいで、とても寒い。それでもこの目で見た実物のDead Horse Pointは感動もの。あんなに風が強くなかったらしばらく風景を眺めていたかったんだけど、ちょっとあまりの寒さにギブアップ。10分くらいいただけで、Canyonlandsに向かうことにしました。風邪でもひいたらイヤだしね。

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Dead Horse Point
なんで「死んだ馬」?


グランドキャニオンにも優るとも劣らない…

 Canyonlandsは「地球の歩き方」で見てみると、オフロードドライブで有名な場所。でもオフロードドライブできるような車も借りてないし、あんまり興味もなかったので(いつかやってみたいけど)、歩いて回れるような場所に行ってみることにする。Canyonlandsは2つの場所に分かれている。北部はIsland in the Skyと呼ばれ、南部はNeedlesと呼ばれているらしい。まずは北部のIsland in the Skyから攻めてみることにする。

 最初のトレイルはMesa Arch Trail。このアーチが見えたときには「なーんだ、たったコレだけ?」って二人とも思ってたんだけど、近づくにつれて、そのアーチの向こう側に見える景色がスゴイことに二人とも開いた口が塞がらない。「すっげー! こえぇー!」ばっかり二人して言ってた。アーチの向こうには地球とは思えないような風景が広がっていて、本当に意表をつかれた感じ。ここでもまたアッキーの「なんでこうなっちゃうかなー?」が出てきた。さっきまで平原みたいなところを走ってたのに、どうしていきなりこういう風景が出てくるのか、僕もすごく疑問。「ひょっとして絵なんじゃないの?」と石を投げてみるアッキー。僕は高所恐怖症だから登れなかったんだけど、アッキーはヒョコヒョコ上に登ってアーチの上を歩いてる! 見てる方が怖かったぜ。でもこのMesa Arch、この旅行でDelicate Archの次に感動した素晴らしい場所だった。ここ、絶対オススメ。

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Mesa Arch

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…の向こうに見える風景!

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アーチの上に登るアッキー

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よいこの皆さんはマネしないように

 Mesa Archの後は、Grand View Pointという場所から風景を眺めてみる。ここに着く頃には雨もポツポツ降ってて、空は雲で覆われてるし、なんかヤな感じ。でも"Grand View"という名に恥じないような、素晴らしい景色がそこにはあった。まるで巨大な鳥がカギ爪で大地を引っかいたかのような景色は圧巻そのもの。ここら辺の風景は、グランドキャニオンに勝るとも劣らないといっても過言ではないと思う。とにかくスゴかったー。雨と風がなければもっとじっくりと見れたんだろうけど、いかんせんこの寒さにはちょっと耐え難い…。ということで、Moabの町に一度戻って食事をした後、今度は南側のCanyonlandsに行ってみることにする。

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Island in the SkyのGrand View Point

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まるでカギ爪で引っかいたような景色


ひーっ、雷に雹?!

 Moabから南にちょっと下ったところを、Needles側のCanyonlandsに向けて車を走らせる。前方には真っ黒な雲。所々で稲妻が走っているのも見える。こんな平原で雷が来たら危ないよなぁとか思いながらも、天気が良くなってくれることを祈りながらひたすらNeedlesを目指す。……と、フロントガラスにバシッバシッと何かがぶつかる音。それがだんだん頻繁になってきて、ついにはガラスをドラムスティックでバシバシ叩いてるかのようになってきた。うひょー、雹だっっ! アメリカに来てから雹に遭遇する確率が多くなったとはいえ、こんなにスゴイのは初めて。このまま車を走らせていたらフロントガラスも危ないと思ったので、運良く道の脇に車を止められるような場所があったので、そこに止まってしばし待ってみることにする。回りには車が一台もいないので、かなり不安だった。車を止めて待っていても、雹はどんどん降り積もるばかり。地面やフロントガラスは5分も経たない内に真っ白になってしまった。待つこと約10分、ようやく雹の降りが弱くなって、雨っぽいものに変わっていった。進むか、それとも道を引き返した方がいいのか? 迷ってるうちに雨も上がって、日は差さないにせよ、空は明るくなってきた。ただの通り雹らしいということで、そろそろと前進してみることにする。途中でNewspaper Rockという、古代の絵文字が書かれた岩を見たりした後、天気も大丈夫そうだということで、オリジナルプラン通りNeedlesに向かって車を走らせた。

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黒い雲、稲妻、イヤーな予感

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雹が降ってきた!

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こんなに大きいのがビシバシ降ってます

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すぐに地面はこのとおり

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フロントガラスもこのとおり

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Newspaper Rock


なんか報われない…

 さて、Needles側のCanyonlands。最初に行ったBig Spring Canyon Overlookは全然つまらなかった。「苦労して来たのに、なんか報われないね」とアッキー。あはは、確かに。やっぱりここはオフロードドライブが観光の主流みたいで、普通のトレイルはそんなに存在してないみたい。でも来たからには観光しなきゃってことで、ちょっとダートロードを走らせた後、Cave Spring Trailというトレイルを歩いてみる。ここはその名前の通り、最初は岩の横がくりぬかれて洞窟みたいになった所を歩いて、その後二つハシゴを登って、岩の上を歩くというもの。最初のうちはあんまり面白くなかったんだけど、岩の上に登ってからは、回りのなんとも不気味な風景を一望することができて、なかなかよかった。空が雲に覆われてたってのも、この不気味さを助長してたんだと思う。とにかく人が一人もいないんだもん。夢の中でとても不気味な場所に一人でいて「なんでこんな場所に来ちゃったんだろう」って思ってるような、本当にそんな感覚。ずっと遠くにはNeedlesの名前の由縁になっているような塔みたいな岩がニョキニョキ立ってるし、下にはマッシュルームみたいな形の岩がたくさんあるしで、なかなか現実離れした世界を楽しめたと思う。

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Needlesの名前の由縁?こんな岩がニョキニョキ

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Cave Spring Trail

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こんなハシゴが二箇所あった

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岩の上は気持ちよかった

 オフロードドライブによる観光が主流なんだったら、そこにはどんな風景が見られるんだろう? ドライブを楽しむだけじゃなくて、やっぱり景観もスゴイのかな? いつまた行けるかわからないけど、そのときはオフロードドライブにぜひ挑戦してみたいと思う。でも自分で運転するのって好きじゃないんだよなぁ。そういうツアーかなんかあるのかな?

 Moabに戻るためにCanyonlandsを離れて、まっすぐな道を走っていたら、ある場所から急に視界が悪くなってる。「あれって雨のカーテンかな?」と思っていたら、やっぱり正解。その場所を過ぎると同時に雨がザーザー降ってきた。しばらくすると雪に変わっちゃったし。最初はかなり不安だったけど、もうMoabも目と鼻の先だったりしたんで、かなり楽観的に見ていた。雪もMoabに入る前にはあがっちゃったしね。

 こうして盛り沢山の国立公園巡り第四弾は終わっていったのだった。次の日は朝早く起きてシアトルに戻り、その足で仕事に行かなければならない(泣)。
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by alexsea | 2001-02-13 04:00 | 旅行記 | Trackback | Comments(0)
アメリカ国立公園めぐり第四弾: アメリカのイメージそのもの…Monument Valley
アメリカのイメージそのもの…Monument Valley 11月25日(土)

次々と現れるアメリカ独特の景色たち


 次の朝はMonument Valleyに向かうべく、マクドナルドで朝食をとったあと、朝8時に出発。以前Monument Valleyに行った時には南側から入ったので、今回の北側からのアプローチは初めて。最初は平原みたいなところを走ってたんだけど、いきなりそれが渓谷の中を走るような道路になったりして、刻々と変わり行く風景がとても面白かった。この荒涼とした絵は、本当にアメリカ独特だよね。

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こんな道を走ってると思ったら…

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5秒後にはこんな感じになったり


おお、あれがMexican Hat Rock!

 事前に地図を見て、Monument Valleyに行くまでにMexican Hatという町があるってことは気づいてた。詳細は知らなかったんだけど、僕が持ってたSierra ClubのカレンダーにMexican Hat Rockの写真があったのを憶えていて、それが見えたらいいなって思ってた。Mexican Hatまであと数マイルってところで、進行方向左側に面白い形をした岩を発見。どんどん近づいてみると、やはりそれがMexican Hat Rockであることが判明。近くに車を止めてしばしこの不思議な岩を観察。回りには人っ子一人いなくて、天気も良かったし、風は涼しいしで、かなり気持ちよかったな。やっぱりこういう奇妙な岩がポンッってあるところが、いかにもアメリカって感じ。

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遠くに見えたMexican Hat Rockらしきもの

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Mexican Hat Rock!


今回はツアーに参加しちゃうもんね

 Monument Valleyに向けてさらに車を走らせ、映画『フォレスト・ガンプ』でも出てきた、真っ直ぐな道が岩山へと続くあの風景が現れた。車もほとんどいなかったりして、とてもいい景色。頭の中にまた「赤い河の谷間」の歌が流れ出す。

 Monument Valleyに入って、まずは昼食ということで、Goldings Lodgeに向かう。ここは以前来た時には入らなかったので、今回初めて。アッキーはビーフサンドイッチ、僕はナバホ・タコを頼んだ。これはナバホの伝統的な揚げパンみたいなのに、キャベツとトマトとソースがかかってるっていう結構スゴイもの。食べ切れなかったけど、変わった味で結構気に入っちゃった。こういうモノは他では食べられないもんね。

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有名な景色

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僕の昼食 ナバホ・タコ

 お腹が一杯になった後は、ビジターセンターの横からジープツアーに参加する。前は自分の車で回ったので、今回はツアーを試してみたかった。古い古いトラックみたいな車に乗り込んで、フランス人っぽい兄ちゃん達と一緒に、ツアーの始まり始まり。以前来た時は寒くて寒くて震えてた感じなんだけど、この日はとても暖かくて軽いジャケットで全然十分。天気も良くて本当によかった。

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この景色は何物にも代え難い

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同乗グループの写真を撮ってあげるアッキー

 やっぱりツアーだといろいろと説明してもらえるんで有難い。教えてもらわなきゃ気づかなかったような岩がたくさん。Sleeping Dragonは、ドラゴンが首を地面につけて寝てるような格好の岩だし、Big Indianはなるほど確かにインディアンの顔に見える岩だし。他にもいろいろな岩を教えてもらった。アーチは見ただけで3つはあったんじゃないかな。Sun's EyeやEar of the Windとか、顔の部位の名前がついてるのばっかりだった。以前来た時に、その壮大な景色をすっかり好きになってしまったArtist's Pointでアクセサリーを買ったりした後、ビジターセンターに向けてトラックは帰っていく。

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Sleeping Dragon(頭を左に向けて寝そべってる)

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Big Indian

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こんなアーチもいくつか。Ear of the Wind

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ここが大好き。Artist's Point

 ビジターセンターに帰る途中では、日本のCM撮影らしきものが行われていた。みんな浴衣を着ていて、「氷」とか書いたセットがあって、なーんか変(笑)。しばらく後に日本にちょっとだけ帰ったときに、テレビでそのCMが流れているのを見た。確か車のコマーシャルだったのかな? 完成されたCMも、とても変だった。ビジターセンター前で、アッキーが犬や猫とたわむれた後、Moabに向けて約2時間半の旅に出発した。

 この日はホテルで「いいレストラン」って教えてもらった場所に行って食べたんじゃなかったっけな。着いてみるとすごく高級なところで、服装チェックがあるんじゃないかと結構不安だったけど、全然大丈夫だったみたい。僕はステーキを食べたと思う。Moabみたいな辺ぴなところで(失礼)、あんな高級なレストランに巡り合えるなんて思ってもみなかった。味の方も、超感動とまではいかなくても、なかなかグーでした。

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日本のCM撮影をやっていた

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猫とたわむれるアッキー

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by alexsea | 2001-02-13 03:00 | 旅行記 | Trackback | Comments(0)
アメリカ国立公園めぐり第四弾: 長年の夢がやっと達成…Arches
長年の夢がやっと達成…Arches 11月24日(金)

Archesでは歩かなきゃだよ


 Arches National Park…昔、地球の歩き方の国立公園編を買ったときに見たデリケートアーチとその周りのなめらかな赤土の写真。それがずっと目に焼き付いて離れず、いつか絶対に行ってみたいと思っていた。去年、岩大路さんとユタ州の国立公園巡りに行ったが、その時はArchesまでは遠すぎてプランに入れることはできなかった。今回はArchesがメインの旅行。期待で胸が弾けそうだった。

 朝6時に起きて、City Marketで水と昼の弁当(サンドイッチ)を買い込み、Denny’sで朝食を済ませた後、Moabから15分も離れていないArches National Parkのゲートへと向かう。ゲートで料金を払い、ビジターセンターでいつものごとく色々な本を買い込み、最初のトレイルの入り口であるPark Avenueというポイントに向かう。Park Avenueはその名の通り、New YorkのPark Avenueのように左右に高い岩山が立ち並ぶ場所。トレイルはその谷底を通っている。まだ朝も早いので観光客は数える程しかいない。またトレイルに入って気づいたのだが、太陽の位置の関係上、トレイルのほとんどが影になってしまっていて、結構寒い。Park Avenueに降りてみると、今までに訪れたどの国立公園とも違う風景。雰囲気的にはBryce Canyonのトレイルにも似ていると言えないこともないが、やっぱり独特の景色を持っていた。左右から見下ろす高い尖塔群。水が流れた跡のような模様を持つ岩肌。まるで巨大なロックガーデンのような場所。次々に出てくる通常では味わえない風景に感動していた。特に大きな岩がゴロゴロとトレイル上に転がっているところは、まるで夢に出てきた場所のようで、不気味でとてもよかった。写真では見たことのあるThree GossipsやSheep Rockなども、やはり実際に見てみると全く印象が違う。抜けるような青空にいくつもの飛行機雲、その空を目指すかのように立ち並ぶ様々な形の岩山。本当にキレイだった。約30分ほどでCourthouse Towersの入り口に着き、今来た道を引き返す。約1時間ほどの最初のトレイル、しょっぱなから歩け歩けで結構大変だったけれど、やっぱりArchesでは歩かなければ良さがわからないという地球の歩き方の言葉に心から賛同してしまった。

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Park Avenueトレイル

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Three Gossipsと飛行機雲


Archesの立役者たち

 Park Avenueを離れて車で約20分、Archesの目玉の一つであるBalanced Rockに向かう。Balanced Rockまでの道も様々な岩の芸術がパノラマで迫ってくる。途中のビューポイントで一度停まって景色を見たが、やっぱりスゴイ。地球が長年かけて作りあげた奇妙な岩の芸術に敬服する思いだった。何も考えずに作られたはずなのに、どうしてこれほどまでに人々の心に訴えかけるのだろう。

 そうこうするうちにBalanced Rockに到着。Balanced Rockの回りには一周30分くらいで廻れるトレイルがつけられているので、何はともあれそのトレイルを歩いてみる。写真で見たのと全く同じ景色、でも近づくにつれ実物は想像以上にデカイことに驚かされた。トレイルにいるときに地震でも起きて上の岩がゴロンと落ちてきたら、もう一巻の終わりだなぁとか思いながら、テクテクと歩いていく。Balanced Rockは左右対称ではないので、当然周囲を廻るとその角度によって全然形が違う。後ろから見るとマッシュルームかきのこ雲のようだし、横から見ると塔のようにも見えた。本当にどうしてこんなところに、ポツンと一つだけこんなものがあるのかが不思議でしょうがなかった。初めて発見した人はどんなにか驚いたことだろう。トレイルを歩き終えて車に戻る前に駐車場にある説明板を読んでみると、Balanced Rockの子供のような小さな岩(これもバランスしていた)がすぐ横に以前はあったのだが、それは崩れてしまったというようなことが書いてあった。写真もあったけど、今はもうそこに子供石があったなんて信じられない感じ。このBalanced Rockもいつか未来に崩れてしまうに違いない。どんどん時間の流れと共に形を変えていく岩たち。大昔はもっと色々な見所があったかもしれないし、遠い未来にもまた違った岩の芸術が生まれているかもしれない。やっぱり自然の営みって人間には太刀打ちできないような凄さがある。

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反対側から見たBalanced Rock(キノコみたい)

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すぐ横にアッキー作、ミニBalanced Rock


すんげー疲れた…

 さてBalanced Rockを見た後は、Windowセクションに行って様々なアーチを見る。次から次へと現れる巨大なアーチは、これでもかってくらいの圧倒的な迫力を持ってる感じ。あー、ここインディージョーンズ3に出てきたよなって、しみじみ思ったりしながら、あっちこっちを見て回った。

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Turret Arch

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メガネ(North Window & South Window)

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インディージョーンズ3を思い出すDouble Arch

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Fiery Furnace

 Windowセクションの後はFiery Furnaceを横目で見た後、Devil's Gardenのトレイルに挑戦するんだけど、これがいかんせん長い! それにLandscape Archのトレイルが落石のため封鎖されてたりしたので、ちょっとだけトレイルを歩いて、すぐに引き返してきてしまった。もうかなり疲れてたし、Delicate Archを見る前に果ててしまいたくなかったからね。


やっぱりこれぞ真打ち…Delicate Arch

 Delicate Archのトレイルヘッドで、買っておいたサンドイッチで昼食。エネルギー充填されたところで、いざ2.4Kmものトレイルに出発することにする。最初のうちはまだなだらかな道が続いてたんだけど、途中からは道なんてなくなっちゃって、所々に置いてある石を積み上げたものを目標に進んでいく。この辺りになってくると、かなり急な勾配になってきて、運動不足の僕たちにはマジでキツかった。帰ってくる人たちもゼーハー言ってるので、結構不安になりながら、登っていった。

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2.4Kmのトレイルにいざ出発!

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定員5人の吊り橋

 どれくらい歩いたんだろう。まだかまだかと焦る心がかなり時間を延長して感じさせてるみたいだ。途中からまた道らしい道が現れた。これはひょっとしてもうすぐなんじゃないかという期待が膨らむ。坂を上りきると、人だかりの向こうに、ずっとこの目で見たいと思っていたDelicate Archが荘厳に立っていた。

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こんな道を登っていく

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やったー!ついにDelicate Arch!

 とにかくすごい。アーチの根元まで行ってみると、向こう側はもう断崖絶壁。アッキーが「どうしてこんなことになっちゃったのかなー」とポツリ。確かに。こんなに洗練された形を、地球と風と時間が偶然に作っちゃったわけ? ちょっと信じがたい感じ。「ユタの市役所の人たちが毎晩来て、コンコンコンコンって作ったんじゃないの?」とのアッキーの発言に大爆笑。でもその方が信じやすいかもしれない。とてもキレイなアーチ、その回りの赤土でできている円形劇場のような場所。遠くを見てみるとあっちこっちにアーチのようなものが見える。地球って本当に偉大なアーティストだなって思った。

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大きさ比較。根元に僕を並べてみました

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ここからは色々なアーチが見える

 本当は夕日に染まるアーチを見たかったんだけど、アッキーが帰りたいとのこと。残念だったんだけど、でもこの時帰って正解だったかも。夕暮れを待つと、帰りはどんどん暗くなってくることだし、懐中電灯も何も持っていなかった僕たちにとっては、かなり怖い帰り道だったかも。途中でアッキーが、カメラのレンズキャップを川に落としたりするハプニングがあったけど、無事釣り上げることができたし、ヘロヘロになりながらトレイルヘッドまで戻ってきた。帰りにスーパーでお菓子とビールを買い込んで、モーテルに戻る。

 前日の晩にビールはもう買ってあったんだけど、これがとんでもないクソビールで、不味いの不味くないのって…。口に入れた瞬間はRedhook ESBみたいなとても深みのある苦味が広がるんだけど、後味がすごく水っぽい…っつーか、完全に水の味。こりゃダメだってことで、全部捨てて、ハイネケンとZimaで一日の疲れを癒したのでした。

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川に落としたレンズキャップを拾うアッキー

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この地ビールだけは買っちゃダメ

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by alexsea | 2001-02-13 02:00 | 旅行記 | Trackback | Comments(0)
アメリカ国立公園めぐり第四弾: アメリカ国立公園めぐり パート4
アメリカ国立公園めぐり パート4 11月23日(木)

旅はいつも突然に


 最近になってだんだん「突然でない旅」というものが存在するかどうか疑問に感じてきた。僕のような仕事をしている以上、2ヶ月以上前に旅行を計画することは不可能に近い。またそれができたとしても一緒に行く人を探すのが大変だ。というわけで、今回も御多分に漏れず急に決まった旅行となってしまった。計画したのが約1ヶ月前ということとThanksgivingの連休ということもあって、飛行機のチケットが取れるかどうかわからなかったが、いつものPCS Travelに頼んでなんとかチケットは確保できた。一緒に行くのはSMSの仕事でHQに約一年滞在することになっているアッキーこと野口くん。まだアメリカに来てからあまり旅行をしていないということで、半ば強引に今回の旅行に誘ってしまったのだ。野口くんの了解を取ってから、旅行のプランを立てて実際にチケットを手にするまで3日間。こういった旅行のアレンジはもはやお手の物になってしまった。旅行代理店として働けるかもしれないと真剣に思ってしまう。

11/23 (Thu)Seattle 6:15 -> Denver 10:15 -> Grand Junction 11:25
(UA756/UA7568)
Rent-a-car pick up
Grand Junction, CO -> Colorado National Monument
-> Moab, UT (3:00)
Moab (Red Stone Inn)
11/24(Fri)Moab -> Arches National Park (< 1 hour)
Moab (Red Stone Inn)
11/25(Sat)Moab -> Monument Valley (3:10)
Moab (Red Stone Inn)
11/26(Sun)Moab -> Canyonlands National Park (< 1 hour)
Moab (Red Stone Inn)
11/27(Mon)Moab, UT ➔ Grand Junction, CO (2:10)
Rent-a-car drop off
Grand Junction 8:35 -> Denver 11:25 -> Seattle 13:05
(UA7567/UA449)


とんでもない始まり方

…電話の音が聞こえる…。…あ、留守電になって自分の声が答えてる…。「げ、今何時なんだ? …4時半?!」

目覚しは2時半にセットしていた。

予定としては、朝の4時に会社のビルディング17の前で待ち合わせすることになっていた。そこから野口くんの車で空港まで行き、彼はそのレンタカーを返し、旅行の後レンタカーをまた借りることにすれば、空港での高い駐車料金を払わなくて済むからだ。そもそもの失敗の始まりはその前夜、友達に誘われて家の近所にできた新しいダンスクラブ&ワインバーに行ったことだろう。次の日の朝が早いということであまり長居をするつもりはなかったのだが、ワインを1本以上飲んで気持ち良くなってしまい、結局家に帰り着いたのは午前0時を回ってからだった。午前2:30に目覚しをセットし(いつものラジオでは起きられるかどうか心配だったので、音の大きいアラームをセットした)、倒れるようにベッドに入ってから、次に気がついたのは電話の音だった…。

とにかく目が覚めてから支度すればいいやなどと気楽に考えていたため、旅行の用意など何もしていない。慌てて顔を洗い、着替えや洗面用具なんかをバッグに放り込み、家を飛び出した(携帯電話を充電しっぱなしだったことに気がついたのと、薬を忘れたことで2度部屋に戻ることになったが)。まだ酒が少し残っているらしく、用心しないとフラフラ運転になってしまう。大急ぎで空港に到着、Long-term Parkingに車を駐車し(もう金のことなんて考えていられない)、待ち合わせ場所であるUnited Airlineのチェックインカウンター前に行くと、もう野口くんは既に僕を待っていた。チェックインを済ませ、喉がカラカラだったのでゲート近くのレストランでジュースを飲み干し、飛行機に搭乗する。飛行機に乗って一息つくと、今まで急いでいて気がつかなかった二日酔いの症状が出てきた。まず機内で出された朝食は食べられないし(オレンジジュースだけ飲んだけど)、Denverに着く直前くらいには飛行機が揺れるので気持ちが悪くなってしまい、シートベルトサインが点いているにも関わらずトイレに駆け込み、思い切り吐いてしまった。…こんな二日酔いは本当に久しぶりだ。同じ量を飲んでもちゃんと寝れば大丈夫なのだが、今回は睡眠不足に飛行機の揺れも加わってもう大変。Denverからプロペラ機に乗り換えてGrand Junctionに向かう途中でも、揺れで少し酔ってしまった。Grand Junctionに到着してからはだいぶ気分が良くなって、何か食べなければということで空港のレストランでローストビーフサンドイッチなどをお腹に入れる。それでも頭はガンガン痛かった。野口くんによると、かなり酒臭かったらしい。

とにかく、とんでもない旅行の始まりである。

教訓:旅行前夜には深酒するべからず。


これは予想以上だ…Colorado National Monument

さて、Grand Junctionのエアポートで車を借り、ダウンタウンを通りぬけてColorado National Monumentへと向かう。最初はここを予定に入れていなかったのだが、地球の歩き方のGrand Junctionのページを見てみると、このColorado National Monumentはちょっと面白いらしい。これからの旅の予習にもなるということで、Moabに行く前にここを経由することに決めたのだ。車を走らせること約20分、Colorado National Monumentのゲートに到着。冬季だったためかゲートで料金を支払う必要がなく、ちょっとラッキー。車はどんどん急な山道へと入っていく。辺りは見渡す限り岩、岩、岩。あんなにアップダウンがあるとは想像もしていなかったので、いきなりの急な登りにビックリしてしまった。

最初に辿り着いたビューポイントはCold Shivers Pointという場所。「寒さに震えるポイント」という名がどこから来たのかわからないが、名前に似合わず結構キレイな場所だった。ちょうどGrand Canyonを小型にしたような渓谷が目の前に開けていて、とても雄大な景色。この場所に関する前知識がなかった分、感動が大きかった気がする。いくつかのビューポイントで停まりながらColorado National Monumentを通り抜けて行く。すれ違う人も少ない。途中、急な坂道を自転車に乗っている人がいて、野口くんと二人驚いてしまった。やっぱりアメリカ人はヘルス・コンシャスなヤツが多い。

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ボコボコと突き出た岩が面白い

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いい景色!

ビジターセンターに立ち寄ったりしながら、Colorado National Monumentを抜け、I-70に乗り一路ユタ州のMoabへと車を走らせる。Moabに向かうならばI-70から191に乗った方が早いが、地球の歩き方で薦めてあったように128に乗って渓谷の谷底を走るルートを選ぶ。このルートも最初は平原のようなところを走っていたが、そのうちあれよあれよという間に周りを岩山に囲まれてしまった。まるでMonument Valleyの予習をしているよう。途中コロラド川を渡ったりしながら、西部劇そのものの世界を通り抜けながらMoabへと向かった。

Moabに着いたのはGrand Junctionを発ってから約3時間後。Thanksgiving当日なのでレストランが開いていなかったらどうしようという不安があったが、Moabに入ってすぐにDenny’sを発見。ここで空腹を満たして、ホテルRed Stone Innにチェックインした。この日はそれからCity Marketでビール等を買い込んできて、そのままどこにも行かずに寝てしまった。次の日はいよいよ待ちに待ったArches観光だ!

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渓谷の中に入っていく

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西部劇の世界

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by alexsea | 2001-02-13 01:00 | 旅行記 | Trackback | Comments(0)
アメリカ国立公園めぐり第四弾 (1995)
Windows of the Past
アメリカ国立公園めぐり第四弾
November 23, 1995 - November 27, 1995


アメリカ国立公園めぐり パート4 11月23日(木)
長年の夢がやっと達成…Arches 11月24日(金)
アメリカのイメージそのもの…Monument Valley 11月25日(土)
どこにこんな景色が隠されてたんだ…Canyonlands 11月26日(日)
ハプニング続きの旅の終わり 11月27日(月)


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by alexsea | 2001-02-13 00:00 | 旅行記 | Trackback | Comments(0)
アメリカ国立公園めぐり第三弾: マウント・ラシュモア / ウィンドケーブ
Mount Rushmore / Windcave

 まだ全然ダメダメな体調を風邪薬でごまかしながら、次の日はまず歴代大統領の顔で有名なMount Rushmoreに向かう。ここは僕の興味のある「国立公園」スピリットとはちょっと違う場所なんだけど、昔からテレビとかで見たことがあるし、せっかく近くにいるんだからということで予定に組み入れた場所だった。ヒッチコックの"North by Northwest"でも有名だしね。寒波到来で凍りついた地面を注意深く運転する。でもこの程度で済んでよかった。雪が深かったりしたらホテルに缶詰状態になっちゃうもんね。

 Mount Rushmoreは思っていたよりもかなりキレイな場所だった。やっぱり観光名所だけのことはある。いろんな設備が整ってて、店やレストランなんかもちゃんとしてるし。どうやらグルッと一周しながら顔を間近に見れるトレイルがあったらしいんだけど、体調が思わしくない僕はパス。それに自然に出来たものと違うから、角度を変えて見たいとはあまり思わないしね。「いやー、見れて嬉しかった。さぁ次に行きましょう」って感じ。結局アンフィシアターみたいなところまで歩いて、帰りにレストランで暖かいものを飲んで、それでこの場を後にした。僕にとっては「時間があったら行こう」って言ってたWindcaveの方が興味があったし。

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凍りついた路面

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これを見たかった!

 WindcaveもMount Rushmoreからさほど遠くはない。着いてみると、レンジャーツアーがあるそうなので早速申し込む。客は僕たちだけ。レンジャーのお兄ちゃん、僕たちのためだけに出てきてくれてゴメンねー。ツアーに入る前に、最初にこの洞穴に人が入ったときの穴ってものが道のワキにあった。風が出入りしてるようで、なんだか洞穴が息をしているみたいな気になってしまった。ところがこの穴、とても小さくて、人が入れるような感じじゃないんだよね。でも確かにここから入ったって書いてあるし…。そこで八代さんがポツリ「でも人間って頭が入れば入れるんじゃなかったっけ?」。……八代さん、それは猫です。みんなで大爆笑しながらツアーの入り口に行く。

 レンジャーの引率による、僕たちだけの貸し切りツアーの始まり始まり。洞穴の中は外よりも暖かかった。きっと年中一定の温度に保たれているんだろう。レンジャーの兄ちゃんは色々なことを説明してくれた。中でも興味深かったのが"Box Work"。これは洞穴の天井にできてる箱状のでっぱりで、これがある洞穴はとても珍しいそうな。Box Workで有名な洞穴は世界でたった二箇所、チェコにある洞穴とこのWindcave。ヘーとかホーとかすごく関心しながらレンジャーの話を聞く。このBox Work、どうやってできたかってのはまだハッキリとはわかってないらしい。色々な説はあるらしいんだけど、それを実証するためには百万年くらい観察しなきゃならないわけで、全て憶測の域を出てないそうな。ただ一番有力とされている説は、ここにまだ水が溜まっていた時代に、水と天井の間にちょっとだけ空気が入り込んで、それが動くときに水の泡が長い時間をかけてこれを形成したというもの。なるほどねー、わかる気がする。でも鳥の巣みたいな複雑な形をしたのもあって、こういうのも本当にどうやってできたかってのが不思議だよね。フィルムの早回しみたいな感じで、百万年の年月をすっ飛ばしながら、この洞穴の形成過程を見てみたい気持ちで一杯だった。

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最初に人が入ったといわれる洞穴

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"Box Work"

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このBox Workは鳥の巣みたい

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Box Workがどうやってできるかはまだよくわかっていない

 ツアーの最期の方で、レンジャーが明かりを消して、洞穴本来の姿を体感させてくれた。とにかく真っ暗で何も見えない。何の音もしない。時の感覚を忘れてしまうような感じ。こんな環境でこのWindcaveは育ってきたんだねぇ。本当に興味深いツアーだった。案内してくれたレンジャーの兄ちゃん、ありがとう!

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最初の頃の探検隊が書き残したノート

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湿気のあるところには何かの結晶かな?

 Windcaveの後はカスター州立公園を通ってホテルに戻る。…と、まだWindcaveからそんなに離れていない道路で、バイソンの群れと遭遇! とにかくたくさんのバイソンが道路まで出てきちゃってるんだよね。脅かさなければ大丈夫っぽかったんで、車から出てしばしその群れを遠巻きに観察してた。ちなみにバイソンはバッファローとは違うらしいです。Windcaveのビジターセンターの中にバイソンの模型があって「Don't "Buffalo" me!」っていうサインがついてた。バイソンとバッファローはただ名前が違うだけで同じものだと思ってる人が多いみたいだけど、生物学的に違う動物らしいです。

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バイソン!

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…が車の回りにたくさん!

 カスター州立公園に入ると、もう回りの丘はバイソンで一杯。なんでこんなにいるかね?って思っちゃうくらい、何百匹単位で見えるバイソン。映画”Dances with Wolves”でもこの公園は使われたらしい。だいぶ日が傾いてきた頃だったんで、夕日とバイソンの群れのコントラストがとてもよかった。もっと時間があったらこの公園でゆっくりしてたかったな。

 昼ごはんを食べていなかったので、帰る途中に見つけた中華料理屋に入る。僕はチャーハンを食べた。お腹が空いてたからかどうかわからないけど、これが最高に美味しかった! とてもアメリカな旅をチャーハンで締めくくるって、結構ナンだよね(笑)。

 体調を崩しちゃったとはいえ、この旅に出ることができて本当によかった。Badlandsはもう最高にお気に入りの場所。また絶対に訪れたい。今度はもうちょっと近くに宿をとって、公園の隅々まで見て回りたいな。

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カスター州立公園にはバイソンが数え切れないほどいる

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チャーハン。美味しかった!

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by alexsea | 2001-02-12 03:00 | 旅行記 | Trackback | Comments(0)
アメリカ国立公園めぐり第三弾: バッドランズ
Badlands

 本当ならBadlandsに訪れるのは三日目のはずだったんだけど、テレビで天気予報を見ると、この次の日から寒波が訪れて雪が降るかもしれないとのこと。それだったら一応今回の旅のメインをその前に見ておきたいということで、急遽予定変更してBadlandsに向かうことになった。只埜さんはまだ完全な状態じゃないけど、なんとか起き出して動ける状態だったので、今日は一緒に行動することにする。それとは逆に体調が悪くなってしまったのが僕。朝なかなか起きられずに「あー、僕も只埜さんと同じヤツにかかっちゃったかな」って感じ。まだそれほど気分は悪くないけど、なんとなく熱っぽくって体がだるい。でもそれに負けてはいられない。気力で体力を補っていた。

 I-90を昨日とは逆、東にどんどん進んでいく。Wall Drugの看板がたくさん立ってるって話は聞いたんだけど、まさかあんなに多いとは思わなかった。とにかくイヤってほど続いてる。アメリカでも有名なだけあるなって、変なところで感心してしまった。Wallという町でちょっと小休止、Wall Drugの中を見て回る。普通のドラッグストアっぽいんだけど、いくつかの建物に渡ってずっと続いてる。ドラッグストアに終わらない色々なものを売ってるみたいだったし。無料の水と5セントのコーヒーが有名らしいので、一応コーヒーを一杯買ってみる。だはは、やっぱり薄いー。

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I-90沿いにWall Drugの看板が…

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イヤというほど続く

 Wall Drugを過ぎると、BadlandsのPinnacles Entranceまですぐ。公園のゲートを過ぎると標識があった。「ビジターセンター… えっ? 24マイル??」 確かにビジターセンターは公園の反対側にあるらしいんだけど、そんなに離れているとは思わなかった。まぁビジターセンターは後で訪れることにして、とりあえずPinnaclesのビューポイントに向かう。ビューポイント直前くらいに、進行方向右側のずっと向こうに、まるで月の表面のような景色が広がっているのが見えた。車の中からみんなで「すごーい!」ってワイワイ言ってた。駐車場に着いて外に出てみる…と、寒い! 風がビュービュー吹いてて気温もかなり低い。昨日の温度なんか目じゃないくらい、耳が痛くなってしまうくらいの寒さ。寒さに震えながらもビューポイントまで早足で歩く。目の前には、とても地球とは思えないような風景が地平線まで広がっていた。スタートレックとかSF映画を想像させてくれるような、そんな景色。スタートレックでもここロケに使われたんじゃないの?とか言いながら、あまりのスケールの大きさに感動感激。僕は本当にこういう不気味な風景が好きなんだよねぇ。普通ではあり得ないような景色に大きな感動を覚えてしまう。なんだか自分が映画の中の世界にいるような、そんな気分。寒い中、ちょっとの間呆然と立ち尽くして風景に見入っていた。

 Pinnaclesの後は、昨日プレイリードッグを見れなかった只埜さんのために、ビジターセンターとは逆方向にあるプレイリードッグタウンを見に行く。途中平原の中に一匹だけバイソンを見つけた。ピクリとも動かないから、あれって本当に生きてる? 作り物じゃない? とかみんなで言ってた。作り物なんか置くわけがないのに(笑)。

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すっげー!!
Pinnaclesからの景色

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足元はこんな感じ

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まさに地球外って感じ

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バイソン
作り物かと思っちゃったり

 思う存分かわいいプレイリードッグを観察した後は、Pinnaclesを通り過ぎ、ビジターセンター方向に向かってあっちこっちのビューポイントで止まってみることにする。一つ一つのビューポイント毎に全く違う世界が広がっているのは驚いた。ずっと平原が見えたり、草原だったり、金色っぽく輝く不気味な丘がいくつもあったり、本当にBadlandsは色々な顔を持っている。僕にとってはBadlandsは「悪い土地」じゃなくて夢の世界だ。体調がどんどん悪くなっていくのを感じてたけど、ずっと気力で押し切ってた。

 ビジターセンターに寄って本とか買った後は、その近くの短そうなトレイルに挑戦してみる。とにかく足を踏み入れた瞬間から、その奇怪な風景に圧倒されっぱなし。みんな「地球じゃないみたい」って言ってた。ボコボコした岩、回りには切り立った小さな山々。月世界とか、他の惑星のイメージ。あーBadlands、来てよかった!

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違うビューポイントからは平原が

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野生の鹿もたくさんいる

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ビジターセンター近くの道路

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短そうなトレイルに挑戦

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回りはずっとこんな感じ

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まるで月世界を探検してるみたい

 Badlandsで映画の中の世界に完全にトリップしちゃった後は、公園の逆の出口から出て、小さな町で食事してからホテルに帰った。この頃には僕もだいぶ疲れてたし、熱も上がってきた感じがあったので、ホテルに帰った後は大人しく寝てた。他の人たちはRapid Cityの回りにある観光ポイントに行ったりしてたみたいだけどね。この夜はホテルで食事。体調は悪かったんだけど、食欲があったのが救いかな。僕はステーキを食べた。美味しかった!
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by alexsea | 2001-02-12 02:00 | 旅行記 | Trackback | Comments(0)
アメリカ国立公園めぐり第三弾: デビルズ・タワー
Devil's Tower

 いつもの如く、アメリカ人家族のいない僕たちにとって、サンクスギビングの週末はとてもヒマになるので、シアトルに出張中の日本人連中でどこかに行こうということになった。ずっとBadlandsには行ってみたかったので、その辺South DakotaのRapid Cityを中心にして動ける、Devil's Tower、Mount Rushmore、Badlands の3つを中心にしてプランを立て、他の人たちの認可を貰う。国立公園に行くのにこんな大人数は僕も初めて。でもいつも遊んでる人たちばかりなので緊張はしなかったけど。

 シアトルを発った飛行機はデンバー経由でRapid Cityに向かう。レンタカーを借りて、町の古株ホテルAlex Johnsonにチェックイン。ここはかなり豪華で伝統的なロビーがあって、一発で気に入ってしまった。おまけにオフシーズンということもあって、一晩なんと$40以下。まるでラスベガスの週末なみの安さに驚いてしまった。部屋もなかなか良かったし、ここはオススメ。サンクスギビングでも開いているDenny'sに感謝しながら夕食をとり、次の日からの観光に備え、この日は早めに就寝。

 僕は只埜さんと一緒の部屋だったんだけど、夜中から明け方近くにかけて、只埜さんがトイレに駆け込む音を聞いてた。朝起きて聞いてみると、熱があるし、すごく気分が悪いらしい。風邪かインフルエンザか、どうもそんなような症状。とてもこの日は観光に行けないというので、只埜さんのビデオカメラだけ八代さんが預かって只埜さんの目となり、4人だけでDevil's Towerに向かうことになった。せっかく来たのに可哀想な只埜さん…。

 Devil's Towerはお隣の州、Wyomingにある。I-90を西に走って(ずっとずっと走っていくとシアトルに行っちゃうんだよね)、州境を越え、途中Sundanceという小さな町で、昼ごはんとなるサンドイッチの材料を買い込む。Rapid Cityを出て約3時間、平原が続く中、遠くの方にデカイ岩がニョッキリ立ってるのが見えてきた。「うおー、未知との遭遇だぁ!」と車の中でみんな騒ぐことしきり。タワーの回りのループトレイルヘッド近辺に車を止めて、外に出て見てみる。…とにかく大きい! インディアンの伝説にあるように、まるで巨大な熊が爪で引っかいたようなタワーの表面。なんでこんなモノがいきなり生えてるのか、すごく不思議に思った。とりあえず回りを歩いてみましょうということで、ループトレイルに入る。トレイルにはかなり雪があった。もう11月も終わりだし、しかもWyomingということで、雪があの程度で済んだって事はラッキーだったのかな。トレイルのあちこちには、このタワーがどうやってできたかとか説明が書いてあるところがある。なんでも地中からマグマが噴き出してそれが固まって、その回りの大地が侵食されて、硬いマグマが残り地面に突き出る形になったんだそうな。だからこのタワーはマグマの塊。表面の引っかいたような跡は、マグマの結晶がそういう形のためらしい。なーるほどねー。わずか30分ほどのループトレイルだったんだけど、なかなか面白かった。裏から見るとまた印象が変わったしね。僕たち以外誰もいなかったってのも、神秘さを増す要因となったんじゃないかな。それに雪のトレイルを歩くってのがオツなものがあった。石井さんは途中すっころんで、カメラのレンズキャップを壊しちゃったんじゃなかったっけ? カメラ自身じゃなくてよかったけど。

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デビルズ・タワー
思ってたよりもデカくて迫力!

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トレイルには雪が結構あった

 トレイルを歩き終えた後は、駐車場横のベンチに座って、サンドイッチの昼食。食べるものを買ってきておいてよかった。この回りには何もないしね。気温自体は低いんだけど、日差しが暖かかったから、外で食べられてまるでピクニック気分。とても楽しかった。

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昼食・ハムチーズサンドイッチ

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おいしーおいしー

 昼食の後は、Devil's Towerからの帰り道にあるちょっとした平原みたいなところで、プレイリードックの観察。これって初めて見たんだけど、愛嬌があってカワイイことこの上なし。プレイリー「ドッグ」というよりも、巨大なリスといった感じかな。かなり近くまで近づいても逃げ出さなかった。ただ穴を守ってるようなヤツがいて、そいつに近づくとちょっとだけ威嚇してたみたいだけど。中に子供でもいたのかな。とにかくたくさんいる。時々キーキーっていう声を上げて何かを仲間に知らせてるみたい。中には自分の両手を舐めて、それで毛づくろいしてるヤツとかもいて、もーこのまま持って帰っちゃいたいって思えるくらい、とてもラブリーでキュートだった。

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デビルズ・タワー近辺のプレイリードッグ

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毛づくろい、毛づくろい

 全部で30分くらいここに居たんじゃないかな。十分に観察をした後、帰途につく。帰り道の途中South Dakotaへの州境を越えた後に、Jewel Caveというナショナルモニュメントがあるというので、行ってみることにする。…が、行った時にはもう4時半くらいで、最後のツアーは3時に終わってしまったんだという。うぅ、時間を調べて来なかった僕が悪ぅございました。そりゃそうだよなー。冬はオフシーズンだから早く閉まるよね。仕方がないので、ホテルまで一路戻ることにする。

 ホテルに戻ってみると、只埜さんがまだかなり調子が悪いらしく、すごく青い顔をしている。このままずっと寝ているわけにもいかないので、とりあえずみんなで只埜さんを近くの救急病院まで連れて行く。いやーER (Emergency Room)って初めて入ったよ。ERだからってすぐに診てもらえるわけじゃないんだよね。病状が重い人からってことだったんで、死ぬほどでもない只埜さんはかなり待たなきゃいけなかった。診察にも一応通訳として付き合ったんだけど(すげー緊張した)、他に気になる症状がないということで、やはり風邪の類らしいと診断される。日本だったら普通注射の一本くらい打ってくれるんだけど、こっちは全然注射は使わないんだよね。また気持ちが悪くなったときのために薬を二種類くらい貰って、水分を十分摂るようにと言われただけだった。まぁ医者に診てもらったんだからちょっとは安心。只埜さんがゆっくり休めるようにってことで、僕は僕でシングルの部屋を頼んで、そっちで寝ることにした。

 そうそう、ホテルに帰ったときに、ちょうどホテルの外でクリスマスツリーの点灯式が行われてて、部屋の窓からそれが見えた。面白かったのがテレビでもその様子が放送されてたこと。クリスマスツリーは小さな町らしくちょっと貧弱(失礼)だったけど、サンクスギビングが終わった今、公式にクリスマスシーズンの到来なんだねって感じで、なんとなく感慨深かった。

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帰りの夕焼け
途中Jewels Caveに寄ったんだけど閉まってた…

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ホテルのすぐ外でクリスマスツリーの点灯

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by alexsea | 2001-02-12 01:00 | 旅行記 | Trackback | Comments(0)
アメリカ国立公園めぐり第三弾 (1994)
Unearthly Badlands
アメリカ国立公園めぐり第三弾
November 24, 1994 - November 28, 1994


デビルズ・タワー
バッドランズ
マウント・ラシュモア / ウィンドケーブ


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by alexsea | 2001-02-12 00:00 | 旅行記 | Trackback | Comments(0)
アメリカ国立公園めぐり第二弾: 岩と自然の芸術作品…Zion
岩と自然の芸術作品…Zion 5月30日(月)

朝5時起き…


 まだ薄暗い頃起きてモーテルをチェックアウトして、Zionに向かう。朝の空気はすがすがしいけど、さすがに眠かったのを憶えてる。Zionに着いてすぐ、開いたばかりのビジターセンターに行って、馬のツアーに申し込んで、レストランで朝食をとる。

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馬に揺られて

 僕の乗った馬は”2 o’clock”という名前、岩大路さんの馬は”Thunder”。乗馬を習ったことなんてないから結構不安だったんだけど、馬を走らせるわけでもないので、結構簡単に乗れた。どうも馬にバカにされてたみたいで、僕の馬は所々で立ち止まって草ばかり食べてる。それでも浅い川を馬で渡ったり、Zionの風景を馬から見るってのはすごく楽しかった。いい経験になったと思う。


Gateway to the Narrows!!

 馬の後は、Gateway to the Narrowsというトレイルを歩く。これはその名の如く、Narrowsという川の中を歩くトレイルの入り口まで行くという道。川沿いを歩いて、両側の渓谷を見上げるような感じ。この日は水の温度が15度くらいしかなく、Narrowsの「危険度」がHighだったので、Narrowsに入るのは諦めた。ビーチサンダルみたいなのも持ってなかったしね。車まで戻って、Checkerboard Mesaを見に行く。途中に通るトンネルから見えた、山の斜面にできたアーチは、なかなかビッグスケールで感動。

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えー、もう間に合わないよぉ

 本当はもっとZionを歩き回りたかったんだけど、飛行機の時間があるってので、泣く泣く諦めて空港に向かう。Zionでは登り系トレイルが有名なんだけど、高所恐怖症だからそういう場所にはいけないし。でもすごく大きな国立公園だから、もっといろんな所を見たかったな。ピクニックもできたら最高なのに。Zionにはまた戻ってきて、川の中を歩くNarrowsにぜひ挑戦したいと心の中に決めたのだった。
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by alexsea | 2001-02-11 04:00 | 旅行記 | Trackback | Comments(0)