From Seattle, WA, USA
by Alex
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シアトル在住のAlexです。
ソフトウェアデベロッパーをやっていましたが現在は休憩中。日本にいるときには役者をやってたりしました。歌ったり踊ったり、食べたり飲んだりが大好きです。

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アメリカ国立公園めぐり第二弾: やっぱり壮大さはそのまま…Grand Canyon North Rim
やっぱり壮大さはそのまま…Grand Canyon North Rim 5月29日(日)

おおっ?! Coral Pink Sand Dunes??


 前日Grand Canyonに行くまでの地図を確認していたら、メインの道路からそう遠くない(12マイル)ところにCoral Pink Sand Dunesという名前を発見。”Microsoft Scenes”というキレイな風景を集めたスクリーンセーバーの中に、ここの砂丘の写真があったことを思い出す。これは寄り道しないわけにはいかない。着いてみるとかなり大きな規模の砂丘で、砂は本当にピンク色というかレンガ色。人があまりいなかったので、動物がつけた足跡がよく見えた。砂丘の上では、砂の上を走るジェットスキーみたいなの(名前がわからない!)に乗ってる人達がいて、岩大路さんはすごく乗りたそうだった。

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いくぶん地味なNorth Rim

 植物のコロニーしかないような平原を抜けて、長い道のりをドライブする。途中リスが道に飛び出してきてビックリしたけど、ちょうど車の下に入ったみたいで、轢かずにすんで二人してホッ。South Rimに比べて人も少ないし、景観もちょっとだけ地味なNorth Rimに到着。ビジターセンターからスグのポイントにさっそく見に行く。岩大路さんはこの高さがすごく怖いらしかった(けど高いところには登るんだよね)。キャニオンを隔てた向こう側には、South Rimが見える。Desert ViewのWatch Towerも小さく見えた。ビジターセンターで食事をして、ちょっと休んだ後は、レンジャーによるツアーに参加する。レンジャーツアーは初めてだったから面白かった。15人くらいの小規模ツアーだったんじゃないかな。レンジャーの話もだいぶわかったし。

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くっそー、眠たいぜっ

 夕方帰路に着く。やはり相当疲れていたのか、ひどく眠たかった。最初は僕が運転する番だったので、眠気を抑えるのが大変だったー。おまけに太陽が地平線近くにいて、何も遮るものがないから、眩しいのなんのって。途中でメキシカンレストランに立ち寄って食事をした後(美味しかった!)、一路Cedar Cityのホテルに向けてひたすらドライブ。外はもう真っ暗。途中、昨日立ち寄ったZion Overlookに車を止めて外に出てみる。辺りは真っ暗。満点の星! ずっと見ていると、スッと線を引くように流れ星があちこちに見える。しばし感動しながら流れ星を数える。
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by alexsea | 2001-02-11 03:00 | 旅行記 | Trackback | Comments(0)
アメリカ国立公園めぐり第二弾: 本当にここに来たかった…Bryce Canyon
本当にここに来たかった…Bryce Canyon 5月28日(土)

もう一つのキャニオン、Cedar Breaks National Monument


 さていよいよ観光の始まり。空港からのモーテルまでの道にあったマクドナルドで朝食を済ませて、Bryce Canyonに行く途中にあるCedar Breaks National Monumentに向かう。Cedar Cityの町から一本道を曲がると、そこはもう渓谷の世界! 道一本でどうしてこんなに景色が違ってしまうのか不思議なくらいにガラリと回りの様子が変わってしまう。Cedar Breaksまでは約1時間のドライブ。どんどん渓谷が深くなり、なんだかこれだけで観光できてしまう感じ。途中でZion Overlookという所に車を止めて一大パノラマを眺めてみる。ずっと向こうにZionが見えたりして、かなり雄大な風景を味わえた。Overlookを過ぎてどんどん山道を進んでいくと、まだ雪が残っている所があちこちにあって、深い山の中に来たんだなということを実感させてくれる。

 そうこうしているうちにCedar Breaksに到着。煙突から暖炉の煙を吹き出しているビジターセンターを横目に通り過ぎてビューポイントへ向かうと、目の前には壮大な景色が広がっていた。赤い渓谷にいくつも小さな尖塔のようなものが突き出ている。「地球の歩き方」にCedar BreaksはBryce Canyonの「できかけ」のようだと書いてあったけど、まさにその通りだと思った。雨と雪と風でどんどん谷が削られていって、小さな尖塔もいつかはBryce Canyonのような大きなものへと変わっていくのだろう。冷たい空気の中、目の前の不思議な風景にしばし魅了されてしまった。帰りにビジターセンターに寄ったのだが、スタンプが置いてあるのを目にして、Death Valleyで買ったスタンプブックを車に忘れてきたことに気がついてさっそく走って取りに行った。…のだが、なんだか息がものすごく切れる。最初は最近の運動不足のせいかとも思ったんだけど、よくよく考えてみればここは標高がすごく高いから息が切れてあたりまえ。酸素が薄いっていう状況を改めて認識してしまった。さてビジターセンターでスタンプを押した後、Chessmen Overlookというもう一つのビューポイントからもちょっと眺めた後、Bryce Canyonに向けて出発する。Cedar Breaksの辺りはまだ雪が残っている所が多かったが、ずっと走っていると気持ちの良い高原の道になって、横には湖とかも見えてとてもいい風景。途中でPanguitchというとても小さな町を通り抜けて、高鳴る胸を抑えつつBryce Canyonに向かってひたすら走り続けた。

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なんだ!? あの赤い岩山は!!

 もうそろそろBryce Canyonに到着するかなという頃に、いきなり視界に赤い岩山や尖塔のようなものが飛び込んできた。まるでMonument Valleyに到着する前に見た景色のようだった。「地球の歩き方」によれば、これはRed Canyonと呼ばれる場所でらしい。岩をくりぬいたようなトンネルを2つ抜けて(ハンディカムで録ろうと思ったんだけど1つ目は録り逃がしてしまった。でも2つ目はちゃんと録ったぞ)、Bryce Canyonへの道を進んで行く。公園のゲートまではもうすぐ。

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生まれて初めてのトレイル探検

 Bryce Canyonに入ってからは、お腹が空いたとダダをこねる岩大路さんを押し切って、生まれて初めてのトレイル探検に出かける。やっぱり初めてってだけあって、Navajo Loop Trailって名の如くループになっているトレイルなのに、どっちに行ったらいいのかな?なんて結構悩んでたもん。このトレイルを歩いた後はレストランで昼食。その後はいろいろなポイントを見に行った。中でも気に入ったのがInspiration Point。とにかく壮大な景色だった。Grand Canyonよりも感動する人がいるというのも頷ける。

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恐いよぉ、戻ろうよぉ

 いくつかのトレイルは、道らしい道になっていない。特にこのトレイルは、ちょっと外れると脇にザザザザッと滑り落ちてしまうような場所。あまりの怖さに僕は途中までしか行けなかった。岩大路さんは勇猛果敢に挑戦してたみたいだけど、帰ってきたときには「ちょっとチビった」とか言ってた(笑)。

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by alexsea | 2001-02-11 02:00 | 旅行記 | Trackback | Comments(0)
アメリカ国立公園めぐり第二弾: アメリカ公園巡り パート2
アメリカ公園巡り パート2 5月27日(金)

アメリカにいるうちに…


 国立公園への旅というのは、やっぱり一緒に行く人がほとんどいない分、急に決まるのが常と言えそうだ。今回も前回と同じく、あっという間に決まってしまった。同僚の岩大路さんが7月に日本に帰ってしまうので、帰る前にどこかに旅行しようということを二人で話していて、Bryce Canyonあたりを僕が提案したらすぐにOKが出たというわけ。最初は国立公園なんてマイナーな所は断られるかなとか思っていたので、あまりにすぐ了承してくれたのでちょっと拍子抜けしてしまった。とにかく、これで以前から行きたかった国立公園のいくつかを回れることになる。絶対に行きたかったのはBryce Canyon。『地球の歩き方 アメリカの国立公園編』に、「Grand Canyonよりもずっと感動したという人もたくさんいる」と書いてあったので、ここはまず第一候補だった。それとその近くにあるZion。最初はこの2つだけが今回の旅行の目的地だった。ところが『地球の歩き方』をよく読んでみると、なんと片道3時間ほどでGrand Canyonのこの間行った対岸、North Rimにも行けてしまうことが判明。急遽予定を作り直してBryce Canyon、Grand Canyon North Rim、Zionと3泊4日で回る旅が実現することになったのである。以下がその予定表。かなり駆け足の旅になってしまったが、前回の国立公園巡り(1993年11月)も同じような忙しさだったし、リゾート旅行とも違うので仕方がないのかも。

5/27(Fri)Seattle 16:30 -> Saltlake City 19:50 -> Cedar City 20:50
(Delta 296 / Skywest 5815)
Rent-a-car pick up
Cedar City (Rodeway Inn)
5/28(Sat)-> Cedar Breaks National Monument
-> Bryce Canyon National Park (2 hrs)
Cedar City (Rodeway Inn)
5/29(Sun)Grand Canyon North Rim (3.5 hrs)
Cedar City (Rodeway Inn)
5/30(Mon)-> Zion National Park (1.5 hrs)
Rent-a-car drop off
Cedar City 16:45 -> Saltlake City 18:25 -> Seattle 19:15
(Skywest 5807 / Delta 1735)


嵐を呼ぶ旅の始まり

 さて、問題の出発当日。シアトルはとても良い天気で気温も高く、旅行のスタートとしては絶好の日のように思えた。飛行機に乗ってからも全く揺れずに、快適な空の旅を楽しんでいたのだが、経由地のSalt Lake Cityにいつまで経っても着かない…。どうしたことかと思って機内アナウンスに耳を澄ましていると、空港の上にThunderstormがあって降りられないので、状況が良くなるまで旋回を続けるという。到着時間を30分以上過ぎた後、ものすごい機体の揺れと共にやっと着地。降りるときの揺れは凄まじいものがあって、とても恐かったのだが、乗り継ぎの飛行機に乗れない方がもっと恐く、空港に降り立ってすぐに係員に聞いてみる。「Cedar City行き? それだったらまだゲートにいるよ」とのことなので、重い荷物を抱えてゲートまで走る走る。息を切らしながらゲートに着いてみると、まだ前の便も出発できていない有様で、ゲートの前はまるで難民救済施設のようだった。

 しばらく待つこと30分。やっとCedar City行きの便が出発する。やはり予想通り、以前PhoenixからFlagstaffまで飛んだときと同じような小型プロペラ機だった。さて飛び立ったのはいいんだけど、この辺りの空にはまだ雷雲が立ちこめていて、着陸のときに体験したような揺れがまたプロペラ機を襲う。所々の雲が光っているのがわかるし、機体は大揺れに揺れるしで、本当に生きた心地がしなかった。岩大路さんは結構楽しんでたみたいだけど。約一時間の恐怖のフライトの後、やっとCedar Cityの小さな空港に到着。

 かなり遅れて到着したので、AVISのカウンターはもう閉まっているだろうと思いきや、ちゃんと開いていてくれてよかった。そこで車を借りて、Cedar Cityのダウンタウンにあるモーテル、Rodeway Innまで向かう。Cedar Cityの町は本当に小さいけど、色々なレストランやファーストフードが並んでいて、なんだか便利そう。この日は疲れていたので、Rodeway Innに着いてすぐに、夕食も食べずに寝てしまった。腹は減っていたが、翌日からの旅行の期待が大きくて、結構すぐに眠れてしまったと思う。
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by alexsea | 2001-02-11 01:00 | 旅行記 | Trackback | Comments(0)
アメリカ国立公園めぐり第二弾 (1994)
Canyons of Wonder
アメリカ国立公園めぐり第二弾
May 27, 1994 - May 30, 1994


アメリカ公園巡り パート2 5月27日(金)
本当にここに来たかった…Bryce Canyon 5月28日(土)
やっぱり壮大さはそのまま…Grand Canyon North Rim 5月29日(日)
岩と自然の芸術作品…Zion 5月30日(月)


記事の下の"<<"リンクを辿っていくと、時系列で読めます。
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by alexsea | 2001-02-11 00:00 | 旅行記 | Trackback | Comments(0)
アメリカ国立公園めぐり第一弾: Going Back to Seattle!
Going Back to Seattle! 11月29日(月)

 色々な谷や砂漠巡りも今日で終わり。今日はSeattleに戻り、会社に直行することになっている。ホテルで朝食をとり、空港で車を返して、チェックイン。ここで驚いたのが、空港の中までスロットマシンが置いてあること。そりゃネバダ州はギャンブルがOKだからといって、まさか空港の中までカジノになってるとは思いもよらなかった。飛行機でLas Vegasに来てたらすごく驚いただろうな。約2時間半のフライトの後Seattleに到着。短くて長い4日間の旅が終わり、いつものルーチンワークが戻ってきた。

 思えば詰め込むだけ詰め込んだ4日間だった。Monument ValleyやGrand Canyonでその壮大さに感動し、Death Valleyで地球の創り出す不気味な風景に感激し、Las Vegasでショーとギャンブルを楽しむ…。なんて盛り沢山で贅沢な旅なんだろう。惜しむらくは時間があまりなかったこと。1~2週間あったらアリゾナ州やユタ州の主要な国立公園がたくさん回れたのにな。でもまあ考えようによってはこの位の短い旅でよかったのかもしれない。あまり一度にあちこち行っちゃうと感動が薄れるかもしれないし、また行く楽しみも少なくなるからね。実はもう予定を立ててあるんだけど、1994年5月のMemorial Dayの連休にはBryce CanyonとZion National Park、それにGrand CanyonのNorth Rimに行こうと思っている。地球の歩き方の「アメリカの国立公園編」を読んでると、次々に行きたい所が出てきちゃうから困るよな。Archesには絶対行きたいし、White Sandsもいいし。Bad LandsやDevil's Towerも面白そうだし…。アメリカに長く居るんならまだまだ行く機会があると思うから、あまりアセらないことにしたいと思う。想い出はゆっくりじっくり作らなきゃ。それにしてもハンディカムがあってよかったぜっ。これからもアメリカの自然の驚異を録り続けるぞー!
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by alexsea | 2001-02-10 05:00 | 旅行記 | Trackback | Comments(0)
アメリカ国立公園めぐり第一弾: さすが死の谷…Death Valley
さすが死の谷…Death Valley 11月28日(日)

街を一歩出るとそこは砂漠


 さて、いよいよ観光は最終日。この日は今回の旅のメインディッシュとも言えるDeath Valleyに行くことができる。ホテルのレストランで朝食を済ませてから、駐車場の車へと向かう。Flagstaffでは朝は強烈に寒かったので、寒くない朝がとても新鮮に感じた。

 運転は最初僕が担当することになる。ホテルを出発してすぐハイウェイに乗ってものの15分も走らないうちに、周りの景色は砂漠に変わってしまう。砂漠といっても日本人がよく頭に想像するような砂丘の風景じゃないけど、とにかく道路以外なんにもない。Las Vegasは砂漠の中に作られた街たとは聞いていたけど、街の外がこんなにすぐ砂漠だとは思わなかった。「シアトルに帰ったら映画「Bugsy」をビデオでも借りて観ないとなー」とか話してた。そういえば道の途中、砂漠の真ん中に刑務所があったな。「刑務所エリア。ヒッチハイク禁止」とかって標識が出てるの。確かにここだったら逃げ場もないよなー。

 さて、どこまでもまっすぐな95号線を北上して、373号線とのジャンクションでちょっとだけ休憩。只埜さんに運転を代わってもらう。一応レストエリアみたいな所なんだけど、見事にそれ以外何もない。レストエリアにも本当に人がいるのか?って感じ。ゴーストタウン化してたなー。ネバダ州とカリフォルニア州の州境を越えて、ひたすらDeath Valley目指して車を飛ばす。Death Valley Junctionあたりからディップの多い道になり、いよいよDeath Valleyの敷地内に入る。バレー内に入る直前にZabriski Pointっていうビューポイントがあったんだけど、まずはビジターセンターに行ってからということで、後回しにした。

 Death ValleyのビジターセンターはFurnace Creek(灼熱地獄の谷)と呼ばれるビレッジの中にある。冬はそんなに熱くは感じないが(当たり前)、真夏には50℃以上(過去最高は57℃らしい)になることもあるという。安全な冬もいいけど、本当に灼熱地獄の夏にもまた来てみたいもんだ。ビジターセンターでお土産と地図を買った後、Bad Waterというポイントに向かう。


あの白いのって全部塩??

 Bad Waterまでの道から見える景色も、何もない砂漠そのもの。はるか彼方の荒涼とした大地に水のように太陽の光を反射しているものがある。最初は小さな湖みたいなものだろうと思って、あまり気にも留めていなかった。なによりもこれからBad Waterを始めとする不気味な景色を見れることが楽しみだったのだ。

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 Bad Waterに到着すると、やはり観光客のグループは何組か来ていたが、Grand Canyonの比ではない。ここは西海岸で一番低い土地で、海抜がマイナス85.2m。塩水湖の地底だったそうで、地面に塩の結晶が浮き出ていて、その塩の道が塩の大平原へと続いている。…じゃあさっき車から見えた湖だと思っていたのって、全部塩の平原だったのか!塩の道をたどって、塩の平原へと歩いて行ってみる。見渡す限りの白い世界! これだけ白くて雪じゃないっていうのがスゴイ。結構感動してしまった。足元の塩を少しだけ舐めてみると、確かにしょっぱいけど、それ以外に苦さもかなり交じっている。はっきり言ってマズイ。色々なミネラルがたくさん含まれているのだろう。しかし静まり返った塩の大平原は不気味この上なかった。ここで日没を迎えたら結構恐いだろうな。

 そんなこんなでBad Waterを十分に満喫した後、今来た道を北上しながらビューポイントを見ていくことにする。次に近いのはNatural Bridgeという場所。これは地球の歩き方には書いてなかったんだけど、駐車場からちょっとしたトレイルがあって、それに沿って歩いて行くと自然に作られた橋(アーチ)のようなものがあるという場所。昼前くらいになって太陽もだいぶ高くなったので、やっぱり熱くなってきた。おまけにトレイルは砂利道だから、体力を使って結構ツライ。10分くらいトレイルを歩くとナチュラルブリッジに到着。自然にできた岩のアーチは予想以上に大きなものだった。もっと奥まで歩くと色々とあったらしいんだけど、これ以上体力も使いたくなかったし、次のビューポイントに行きたいしというわけで、車に戻り、待ち望んでいたDevil's Golf Courseに向かうことにした。


これはスゴイぜ、悪魔のゴルフコース

 Devil's Golf Courseは、Natural Bridgeのすぐ近くから砂利道を車で5分ほど走った場所にあった。ポイントに到着してみると、見渡す限り尖った塩の結晶が広がっている。まるで別世界。本当に「悪魔のゴルフコース」とはよく言ったものだ。人間ならこんなところでゴルフなど出来るわけがないが、悪魔ならこんなゴツゴツした大地でも大丈夫なのかもしれない。途中まで歩いてみたが、地面があまりにデコボコしているのでとても歩きにくい。ともすると足をすぐに挫いてしまいそうだ。とても地球だとは思えない場所で、しばし放心してしまった。だいたい僕は、自然が作った不気味な場所とか現実にはあり得ないような場所が大好きなので、本当にこういう場所に来てみたかったのだ。以前サンフランシスコにいた時に、Yosemiteの後にDeath Valleyにも行こうと思っていたんだけどあまりに遠くて行けなかったもので、「やっと来れた」という感動はひとしおだった。本当ならばこういう現実を忘れてしまうような場所で1~2時間ボーッとしていたかったんだけど、まだ見なければいけない場所がたくさんあったので、かなり後ろ髪を引かれる思いでDevil's Golf Courseを後にした。

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 Devil's Golf Courseを出発した後は、Artist Palette Driveという道に入ることにする。ここは化学物質の反応で様々な色になった岩がたくさん見られる一歩通行の道である。ビューポイントに到着すると、目の前には色々なパステルカラーに染まった岩山がそびえている。銅によって着色された青い岩、コバルトの紫、他にも赤や黄色のたくさんの色がある。本当にまるでアーティストが岩山をパレットにして絵の具を乗せたような感じだ。でも本当にDeath Valleyって、一つの場所で様々なものを見ることができるから感動してしまう。

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 細い上り下りの激しい一方通行の道を抜け出して、ビジターセンターのあったFurnace Creekへと再び向かう。そろそろお腹が空いてきた。昼食の時間だ。


日没に間に合わないっ!

 Furnace Creekは小さな村のような形になっている。ロッジがたくさんあって、そこで人々が生活しているみたい。いわゆるキャンプ村ってところかな。その中のレストランでちょっと遅い昼食を済ませ、近くの土産物屋でお土産をしこたま買い込む。この時既に時計は3時を回っていたと思う。今から考えてみれば、ここでちょっとゆっくりしすぎたんだよなぁ。

 これから北に20マイルほど離れている砂丘と、その近くにあるDevil's Cornfieldという場所を見てから、Dantes Viewで日没を見ようということになっていたので、まずは砂丘に向けて車を走らせる。塩の大平原を車の左側に見ながら、ひたすら北に向かうこと約20分。道路のわきにDevil's Cornfieldの立て札を見つけ、周りを見渡してみる。Devil's Golfcourseに比べれば何の変哲もない平原なんだけど、植物のコロニーがいたるところに生えていて、それがちょっと不気味だからということで、「悪魔のトウモロコシ畑」という名前がついたんだろう(それにしてもDevil'sなんちゃらっていうネーミングが好きだねぇ)。まあ見渡す限りに散在する植物のコロニーは、Monument Valleyに行く途中でみた風景にどこか似ていて、やっぱり少し不気味だった。この不気味さがいいんだよなぁ。

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 さて、そこから5分ほどジャリ道の中を砂煙をあげながら走り、着いた所がSand Dunes、いわゆる砂丘である。Death Valleyなんだからすごく大きな砂丘でほとんど砂漠なのかなーとか思っていたら、ところがどっこい、これが小さくコンパクトにまとまった砂丘。おまけに砂の上には観光客がつけたものらしい足跡がビッチリ。砂丘は自然が作ったものなのに、足跡があるお陰でなんだか人工的なものを感じちゃったよ。ここはあまり不気味さがなかったからちょっと物足りなかったな。

 砂丘にいるうちにだんだん日が傾いて、光が赤みを帯びてくる。え? 日没にはまだ時間があるはずでしょ?との疑問への答は、Dantes Viewへと向かう車の中で思いついた。Monument Valleyのあたりでは5時頃だった日没だが、Monument ValleyとDeath Valleyとでは1時間の時差がある。しかも時間変更線ぎりぎりに位置するDeath Valleyでは、日没時間も早いはずである。こんなことならビジターセンターでちゃんと日没時間も聞いておくんだった…。まだ見ていないポイントはDantes Viewと、一番最初にパスしたZabriski Pointがあったが、二つを比べるとZabriski Pointにはごめんなさいするしかないねということで、Dantes Viewに向けて大急ぎで車を走らせる。でもDantes Viewってすごく高い場所で、そこに行くまでの道のりも山道のような感じなんだよね。急ぐっていっても限界があって、走っているうちにとうとう日没を過ぎ、だんだん暗くなってきてしまう。アセりにアセって、なんとかまだ少し明るいうちにDantes Viewに到着することができた。強い風の中、赤から青へと変わるグラデーションの空の下、Death Valleyの塩の平原が眼下に広がっている。これは本当に感動した。もう少し明るかったらもっと色々細かい所まで見えたんだろうけど、ちょうど黄昏時の不思議な光景っていうのもとてもいいもんだ。Grand Canyonの神々しさとは一味違う、幻想的な感じが漂ってた。そう、月がとても綺麗だった。いろんなカップルが車を止めて、車の中から風景を見てたみたい。うん、本当に来ることができて良かったなって感じた。しばし風景に見入った後、Death Valleyと別れるために車のエンジンをスタートさせた。

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急げや急げ。Back to Las Vegas!

 Dantes Viewへ行くときは只埜さんに運転してもらったけど、帰りは僕が運転することになった。こんなウネウネ道は運転したことがなかったので結構恐かったけど、スリルもあって面白かったかもしれない。夜になると活動し始めるのか、帰る途中に二度ほど車の前を動物が横切ってハッとさせられることもあった。この日はホテルで8時半からのショーを予約してあったので、何としてもそれまでには到着しなければいけない。まぁそんな急ぐ必要もない時間だったんだけど、念には念を入れてということで、アベレージ70~75mphで車を飛ばした。途中、カリフォルニアとネバダの州境を越えてすぐのガソリンスタンド(ここのショップのおばさんがいい人っぽかったなぁ)でガスを補給したくらいで、後はどうということもない帰り道だった。月の光が雲に反射して、とても不思議な立体的な空を作り出していたのを覚えてる。

 Las VegasのホテルExcaliburに戻って、ネクタイなんぞをしめてちょっとはキチンとした服装に着替え(只埜さんはなんとスーツ!)、地下のショーの会場に向かう。ショーの名前は "King Authur's Tournament"。舞台は馬が走り回れるように、大きな楕円形の舞台に土を埋めてある。その回りを取り囲むように客席が配置されていて、ブロックによって旗の色と紋章が違う。たぶん「~家」みたいな感じなんだろうな。ショーが始まる前に飲み物とスープ、それとチキンの丸焼きが出てくる。スープの容器とかも金属の重いスープの椀に取っ手がついたような物で、中世の食器を再現してあるみたい。チキンの丸焼きやポテトとかも洗練された味ではなかったけど、中世の雰囲気を味わうって意味から言えばなかなかだったんじゃないかな(でもサービスはいまいちだったけど)。ショーはレーザー光線あり、スモークあり、騎馬戦ありの超豪華スタイル。こういったショーではお約束の、準観客参加形式で、観客の拍手や反応によってショーの流れを少し変えるみたい。とにかく騎馬戦やモーニングスターと盾を持った騎士の戦いなんかは本当に迫力があって、まるで映画「アーサー王の伝説」を観てるみたいだった。あの太刀(って言うのかな?)もかなり練習するんだろうな。ちょっと観客の拍手とかを頼り過ぎてる所があったのがマイナスといえばマイナスだったけど、全体的にとても楽しめるショーだったことは確実。やっぱり大人のためのディズニーランドっぽいLas Vegasだけあって、楽しませ方を心得てるって感じ。今度Las Vegasに行った時には、他のホテルのショーも渡り歩いてみたいな。

 さてさて、ショーで十分楽しんだ後は、昨日と同じくカジノでギャンブル。この日は昨日の戦果である$80を元手にルーレットをプレイしたんだけど、…昨日のツキはどこへやら、全部スッってしまった。やっぱりギャンブルにはプラスがあればマイナスもあるもんだよね。こんなときにはどんなゲームをしてもダメだと思って、今日はこれでギャンブルは打ち止め。というわけで、今日の戦果はマイナス$80。昨日と合わせてプラスマイナス$0。得もしなかったけど、損もしなかったから、楽しめたぶんだけ得だと思わなきゃな。僕とは逆にツキまくってたのが只埜さん。スロットマシンで777を出して、他にも色々勝ったらしいから、儲けは$100以上になったんじゃないかな。スロットマシンで777が出てるの初めて見ちゃったぜ。

 てなわけで、Las Vegas最後の夜は更けていったのだった。
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by alexsea | 2001-02-10 04:00 | 旅行記 | Trackback | Comments(0)
アメリカ国立公園めぐり第一弾: 壮大すぎて言葉も出ない…Grand Canyon
壮大すぎて言葉も出ない…Grand Canyon 11月27日(土)

早起きは100万ドルの得


 『早起きは三文の得』とはよく言ったものだ。でも場合によってはそれが一万円になったり100万ドルにもなったりすることを、今回しみじみと思ってしまった。

 この日はGrand Canyonの観光。朝日に照らされるキャニオンをどうしても見たかったので、朝4時に起きて5時には出発する。ホテルの外に出ると強烈な寒さの中、空には星が輝いている。どうやら朝日は拝めそうである。ホテルをチェックアウトした後、前日と同じく霜が降りた車のフロントガラスからガリガリと氷を削りとり、Grand Canyonに向かって出発! とにかく早い時間だったので、レストランで朝食をとることは期待できない。出発してすぐのコンビニでパンとコーヒーを買い込み、車の中で食べることにした。凍りつくような寒さの中、熱いコーヒーがとても美味しく感じた。

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 Grand Canyonまでは約1時間半の道のり。Flaggstaffを離れてから15分くらいはまだ民家があるような所を走ってたんだけど、その後はうっそうとした森に囲まれた一本道。同じ方向に行く車もなければ、対向車もいない。満点の星と明るい月に映しだされた森は、とても不気味な雰囲気をかもしだしていた。「こんな所に一人でほっぽり出されたら恐いよねぇ」とか只埜さんと話しながら走っていた。約1時間走った頃、今まで暗い森だった両脇の景色が、昨日見た植物のコロニーの平原に変わった。急に目の前が開けた感じ。右の方の空がうっすらと黒さを失ってきたような気がする。夜が明けようとしているみたいだ。1時間半きっかり走った頃、Grand Canyonのゲートを抜け(誰もいなかったので料金を払わずに通れた)、日の出を見るのにふさわしいと言われているMather Pointに向かう。僕達が着いた頃には、駐車場には何台かの車が止まっていて、みんな車の中で日の出を待っているようだ。やっぱり日の出と日の入りは有名みたいだ。寒さも忘れて車を飛び降り、ハンディカムを片手にMather Pointへと続く階段を降りる。


スケールの大きさに言葉も出ない

「………っっ。」

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 これがGrand Canyonを目にしたときに最初に思ったことである。超巨大な谷が目の前に口を開けている。わずかに明るい東の空からの光でうっすらと見えるキャニオンからは、凍りつくような空気の中、神々しさすら感じられた。Grand Canyonはテレビで何度となく見てはいたが、こんな感動は絶対にテレビからは感じ取れない。とにかく言葉が出なかった。日の出は7:10頃。6:30頃着いてしまったので寒い中かなり待たなければならなかったが、車の中で日の出を待とうという気には全くなれなかった。たぶんそこに来ていた観光客全てが同じ思いだったんじゃないかな。日の出が近づくにつれてどんどん人が増えてくる。やっぱりちょっと早めに着いておいて正解だったかもしれない。東の方角にはキャニオンの崖があるので、日の出は予定時間よりも少し遅い。その崖がキラッと光り始めると、西の方に見えていたキャニオンに明るい光が当たり、光と陰が幻想的に入り乱れた世界を作る。朝日の赤い光が、キャニオンの赤い地層をもっと濃く見せているようだ。幻想的とか神秘的とかいう言葉が本当にぴったりの景色だ。以前はGrand Canyonには一度は行ってみたいなという程度にしか思っていなかったのだが、この景色を見て、また絶対に来るぞと心に堅く誓ったのだった。

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 Mather Pointで荘厳な日の出を見た後は、同じく日の出が美しいと言われるEast Rimの各ポイントを回ってみることにする。Grand View Pointを経由してDesert Viewに向かうと、空の色は日の出の時のオレンジ色からだいぶ水色に変わってきている。Desert ViewにはWatch Towerと呼ばれる塔が立っており、これがまたいい雰囲気を出している。まるで荒野に立つドルアーガの塔(?)みたいだ。ガイドブックに書かれてあったとおり、Desert Viewからの眺めも素晴らしかった。遥か東の方には砂漠が見え、またコロラド川が流れているのも見ることができる。近くで朝食を取ったり土産物を買ったりしながら時間をつぶして、Watch Towerの開館を待つ。Watch Towerは外に出られるものとばかり思っていたのだが、見えるのはガラス越しの景色ばかり。ちょっとガッカリしたな。でもDesert Viewからの眺めが素晴らしかったので、それでマイナス点を全て吸収してしまった感じ。

 Desert Viewからビレッジに戻る途中でLipan PointやTusayan Ruinsにもちょっと寄ったりしながら帰る。そういえばこの途中で鹿が車の前を横切ったんだよね。あれには驚いたなー。野生の鹿なんて見たことなかったし(奈良の鹿公園は別)、リスなんかそこらじゅうにいるし(普通のリスと違って耳が大きい)、「自然の中にいる」ってことをすごく実感させられた。

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感動で涙したヘリコプターツアー

 さて、一旦Grand Canyonのゲートを出て、予約しておいたヘリコプターツアーのヘリポートのすぐ前で昼食を取ることにする。さっきDesert Viewで朝食を取ったばかりだったし、レストランのメニューもまだ朝食のものばかりだったので、あまり食欲はなかった。ポテトをオレンジジュースで流し込んで、いざヘリコプターツアーへ!

 ヘリポートでは申し込みの時に体重も言わなければいけない。人をうまく配置して、ヘリコプターの左右のバランスを保つためらしい。だから自分で座席は指定できない。なんとかパイロットの隣に乗りたかったんだけど、待合室で待っているときに渡された番号札によると、助手席に背中合わせに座る席。ちょっと残念だったなー。待合室では、ヘリコプターの中に入ってからの行動(シートベルトの絞め方とか、非常の場合の救急箱の位置とか)をビデオでずっと流している。僕達の前に座ってた男5~6人が、すごくアメリカンしてたのが印象的だなー。絶対あのノリはカリフォルニアンだぜ。

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 まぁそうこうしてるうちに、いよいよ搭乗。ヘリコプターに乗るのはこれが初めてだったからちょっと緊張してしまった。僕らの他はオバサンのグループと、パイロットの隣にビデオカメラを持った男の人一人。騒音がすごいんで、パイロットからの声はヘッドフォンから流れてくるんだよね。最初に「君達は英語がわかる?」とか心配されちゃった。プロペラが回りはじめてフワッと飛び立つ。飛行機と違って前後左右に自由に傾くから、最初のうちはちょっと恐かったな。すぐ慣れたけどね。飛び立ってすぐは下を見ても森ばかりで、何も見所はない。パイロットのおじさんは今日は声が出ないらしくて、アナウンスはテープに任せるとか言ってるし。「でもキャニオンに入るときにはOne、Two、Threeって言うから、それに合わせてカメラの準備をしておくんだよ」とのこと。5分くらい森の上空を飛んだ後、パイロットからアナウンスが聞こえてくる。「もうすぐだよ。カメラを用意して。One、Two、Three!!」 その瞬間、僕達の足元の緑色だった景色が消え去り、そこにはGrand Canyonがパックリと口を開けていた。今日2回目の言葉が出ない感動の瞬間。ちょっと恐かったけど、それよりも感動が先に立っていた。涙が出そうになった。とにかく、荘厳とか神秘的とか巨大とか神々しいとかいう言葉を全て並べてもまだ足りないような気持ち。「地球」という存在と「神」の存在を見せつけられた感じ。ヘリコプターが進むにつれて、どんどん変わってくる景色。遥か下の方にはコロラド川が見えている。雪のつもった森が見えたり、神殿のような岩が見えたり、とにかく素晴らしかった。一番高い50分のツアーにしておいてよかったと思った。いつまででも飛んでいたい気持ちだった。ノースリムの方までぐるっと大回りをして、ヘリコプターはウェストリムの方からヘリポートに帰ってくる。ヘリコプターを降りる頃にはもうホワーッとした気持ちで一杯で、なんだか一気に感動をフル充電されたみたい。

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 とにかくこのヘリコプターツアーは、Grand Canyonに来る人は全て参加するべきだと思う。キャニオンのトレイルを降りたりとか、まだまだたくさん楽しみはあるだろうけど、ヘリコプターツアーも最も素晴らしいものの一つに入ると思う。本当に、スゴかった。


「あの空が赤く光ってるのってなんだろうね?」

 ヘリコプターツアーが終わった後は、再びゲートからキャニオンに入り(今回はお金を払って)、West Rimを訪ねてみることにする。West Rimからの景色もだいたいEast Rimと似たようなものだったけど、ちょっと良かったのがPowell Point(だったと思う)。手すりが少なくて崖の端まで行けてしまうから、そこに座ってゆっくりとキャニオンを眺めていたくなる。West Rimの終点のHermits Restには土産物屋があって、観光客で賑わってたな。

 そんなこんなでWest Rimの観光を済ませた後、ゲートを出てすぐの観光案内所の近くのTaco Timeでちょっと軽食を取り、Las Vegasに向かうべくGrand Canyonを後にした(本当は観光案内所で道を確認したかったんだけど休みだったんだよね)。この時点での時間は3時頃。順調に行けば8時過ぎにはLas Vegasに着くはずである。

 運転は最初僕が担当した。まず64号線をWilliamsまでひたすら南下する。時々丘を越えたりするけど、どこまで行ってもまっすぐな道。何ヶ所かで警察がスピードの取り締まりをやっていたので、気をつけながら時速60~70マイルで走る(普通の道なのに)。WilliamsでI-40に乗り、今度はひたすら西に向かう。途中で昨日も見た"Kaibab National Forest"っていう看板があるので、「もしかしてこの辺ってぜーんぶKaibab National Forestの中に入ってるんじゃないの?」とか冗談を言いながら車を飛ばす(後で地図を見たら、これが冗談になってなかった。Kaibab National Forestってすごく広い地域にあるみたい)。途中で日が暮れてきた。全体的に雲に覆われているみたい。Grand Canyonで夕暮れを見るまで待とうと思わなくて本当によかった。日もどっぷり暮れてひたすら走っていると、前方の雲が赤いことを只埜さんが発見。たぶん街の光が雲に反射しているんだろうって予想で、「あれLas Vegasだったりしてねー」「まっさかー」とか言ってたんだよね。だってまだLas Vegasまではまだ2~3時間走らなければならなかったし。Kingmanの街で只埜さんに運転を交代してもらって、今度は93号線を北上する。途中Hoover Damで一度外に出てちょっとだけ休憩。ライトに照らしだされたダムが結構綺麗だった。Hoover Damの辺りまで来てもその赤い雲はまだまだ遠そうだ。方向からいって、冗談じゃなく赤い雲はLas Vegasの上空らしい。Boulderの街に入って、僕達は愕然とした。目の前に見えるのは光の洪水。金色の粉をばらまいたかのような街の景色。これだけの光量があれば、雲にあれほど明るく反射するのも当たり前と納得してしまう。Boulderでガソリンを入れた後、いよいよLas Vegasの街へと車を走らせる。


生まれて初めてのカジノ体験

 Las Vegasの街に入ると、遠くから見た景色とは全く違う世界が目の前に広がってくる。Las Vegas Blvd.沿いに車を走らせると、一本道路を越すごとに、どんどんまわりが明るく賑やかにきらびやかになっていくみたい。きらびやかなホテルはあるわ、巨大な海賊船はあるわ、ピラミッドはあるわ、お城はあるわ…。マクドナルドでさえ、Las Vegasに来るとすっげー派手になっていてびっくりした。ここって本当に大人のための一大行楽地なんだなーって感じてしまった。中心に行けば行くほど激しくなってくる車の渋滞にもめげず、巨大な城の形をしたホテルExcaliburにたどり着く。…が、駐車場も満杯で、フロントまで行ってどこに止めたらいいのかを聞いたりしながら、やっとこさホテルにチェックイン。部屋もなかなかで、結構いいんではないかい?って感じ。さっそく着替えてカジノへと乗り出す。

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 フロントの前からもうすぐにカジノが広がってるんだよね。Las Vegasのカジノは有名だからテレビとかで結構よく見るんだけど、実際に自分がそのカジノの中に入ってみるとその迫力に驚いてしまう。日本のドクター・ジーカンズにあるような単なるコインゲームじゃなくて、本物のお金が行き来してるわけだから、なんといっても真剣勝負って感じがする。カジノでプレイしている人も色々な人がいる。見るからに金持ちな人、貧乏そうな人、出稼ぎっぽい人、普通の観光客っぽい人…。日本人の姿ももちろんだけどちらほらと見かける。カジノって言ったら金持ちばかりが来ているんだと思いきや、意外にそうでもないことがわかってしまった。一攫千金を狙ってる人も多いってことかな。次の日のショーのチケットを買った後、いよいよ僕もプレイしてみることにする。

 まず最初は一番数が多いであろうスロットマシン。ドクター・ジーカンズでもスロットマシンはイヤって程やったから、これは慣れてる。でもスロットマシンって単なる「運」だけだから、あまり面白くない。自分で止める場所を指定できるならともかく、スタートボタンを押したら最後までマシン任せなんてつまらないよね。コンピュータでいくらでも操作できるし。というわけで、これは早々に切り上げて、次はルーレットに挑戦してみることにする。なにせカジノでの正式プレイは今回が初めてなので、まず他の人がプレイしているのをじっくり観察する。一点勝負の人、分散型の人、一人一人ベットの仕方に個性があって面白い。十分に勉強した後、僕も挑戦。40ドル分をチップに替えてもらって、ゲームスタート! 僕のゲームの進め方は、一点勝負と分散型を両方合わせたような、とても無難な方法。あちこちに賭けるけど、必ずどこかの数字(僕の場合は19、誕生日が19日だから)には重みを置くといった方法。そしたらこの日は運がすごく良かったのか、重みを置いた所にはそんなには来ないけど、他の数字がバンバン当たる。あまり毎回当たるから、まわりの人も少し驚いてたみたい。一度は10ドルくらいまで減ったチップがいきなり120ドルまで増えちゃったんだよね。これ以上悪ノリしてもいいことはないと思ったから、ここで切り上げることにした。気分良く終わりたいもんね。

 というわけで、今日の戦果80ドル。いよいよ翌日はDeath Valleyの観光。ハッピーとワクワクが重なったけど、この日はぐっすり眠ることができた。
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by alexsea | 2001-02-10 03:00 | 旅行記 | Trackback | Comments(0)
アメリカ国立公園めぐり第一弾: 西部劇の世界…Monument Valley
西部劇の世界…Monument Valley 11月26日(金)

睡眠不足の1日目


 テレビについているアラームで朝6:30に目を覚ます。いつ眠ったのか覚えていない。観光だからすぐに起きられるが、いつもだったら絶対に起きられないような睡眠不足。その上、あれほど忘れまいとしていたのに、シャンプーを持ってくるのを忘れてしまったらしい。「まいったなー。とんだ旅行の始まりだなぁ」というのが正直な気持ちだった。

 電話でタクシーを呼び、レンタカーを借りるべくFlagstaffの空港に向かう。AVISで借りた車は白いSunbird。HQに来て最初の車が同じくSunbirdだったので、なんとなく安心する。キーを受け取りパーキングロットに出てみると、フロントガラスからなにから全て凍り付いている。車の中にはなにやらヘラのようなものがあって、これで氷をガリガリ削るらしい。エンジンをかけ、Defrostのエアコンを入れて約15分、だいぶ前が普通に見えるようになってきたので、やっとこさMonument Valleyへ向けて出発! しかしこんなに「寒さ」に悩まされることになろうとは全く考えていなかった。やっぱり事前に気温とかは確かめておくべきだったなぁ。地球の歩き方にはFlagstaffの気温なんて書いてなかったからね。

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 途中McDonald'sで朝食をとり、その隣のSafewayでシャンプーと眠気ざましのミント、それとサングラスを購入(日差しがものすごく強い)。その後はひたすらドライブ、目的地までは約4時間のドライブだそうである。町を抜けると、どこまでも続く一本道が目の前に伸びている。はるか地平線のかなたには赤い岩山のようなものが見え、道の横には背の低い植物のコロニーが散りばめたように広がっている。僕はこの風景がとても気に入ってしまった。植物のコロニーはどことなく不気味な感じをかもしだしていて、いつか夢で見た風景のようだった。最初の1時間くらいは目に入る景色全てが珍しく、騒いだり感動したりしていたのだが、それを過ぎると同じような景色ばかりになり、ちょっと物足りなくなってしまった。1時間半か2時間ドライブしたところで、只埜さんに運転を代わってもらう。Seattleではこんなに長く運転することはないので、結構疲れてしまっていた。Monument Valleyへの入り口であるKayentaという小さな町で昼食(僕はFrench Dipを食べた)を済ませ、いよいよ目的地へと車を走らせる。あと30分もしないうちに到着するはずだ。


あの岩山はもしかして…

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 Kayentaを過ぎると、まわりは赤い世界に変わってきた。とても妙な形をした岩があちらこちらに見え始める。なんだか少しずつMonument Valleyの世界に入っていく感じ。結構感動して景色に見入っていると、ずっと向こうの方に赤いメーサやビュートが見えてきた。最初はあまり気に留めなかったのだが、もしかするとあれがMonument Valleyではないかい? 車が進むにつれ、やはりそれがMonument Valleyの一部であることがはっきりしてきた。大地にいきなりそびえ立つメーサの群れはスゴイ迫力がある。Monument Valleyの入り口で$5の入場料を払い、ビジターセンターへ向かう。地球の歩き方にはここからの眺めが一番と書いてあった。車を降りてから展望台まで向かう間の心の高鳴りは今でも記憶に新しい。ビジターセンター横の展望台に出ると、目の前にはMonument Valleyの壮大な景色が広がっていた。真っ赤な大地と真っ青な空、その間の空に向かって伸びているビュート。とにかく写真では絶対に味わうことのできない臨場感と迫力に飲み込まれてしまった。「すっげー!」としか言葉にならなかった。下の方には、車が土煙をあげながらゆっくりと走っているのが見えた。Monument Valleyの中を走る17マイルドライブである。地球の歩き方にも「絶対に行かなきゃ損」と書いてあったし、もちろん行ってみたかったので、ツアーバスを断って(ツアーバスってなんかゆっくりできそうにないんだもん)自分達の車で17マイルドライブに挑戦した。

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車は大丈夫かなぁ?

 17マイルドライブは時速15マイルが制限速度。入る前は「げー、そんなにノロノロ? でもゆっくり見られるから、いっか」みたいに思っていたのだが、ドライブルートに突入した瞬間からその制限速度の意味が良くわかった。とにかく想像以上にガタガタ道なので、車が右に左に揺れっぱなしなのだ。ハンディカムを片手にあちこちの景色を撮ってはみるが、あまりのガタガタに手振れ補正が全然効かない! Sunbirdはこんな道を普通に走るようには造られていないはずだから、結構心配だった。観光初日からエンコじゃ笑い話にもならないもんね。でもなんとかゆっくりゆっくり進んで、全てのビューポイントで止まってみることにする。17マイルドライブには10個以上のビューポイントがあるが、中でも僕が特に気に入ったのがJohn Ford PointとArtist's Point。John Ford Pointは映画監督のJohn Fordにちなんで作られたビューポイントで、突き出した道の端からは一番近くにある3つの尖塔を持つThree Sistersはもちろんのこと、Monument Valleyの赤い世界が映画のように迫ってくる。こういう赤い岩山だらけの世界に立っていると、「赤い河の谷間」っていう唄を思い出してしまう。哀愁を帯びたメロディがこの荒涼とした世界にピッタリ。ここのポイントには日本人のカップルも来てて、そのガイドさんが「John Ford監督って知ってる?」とか色々と話しかけて来てくれたんだよね。でも最初はガイドさんだとはわからずに、「きっとこのまま説明を聞いていたら後でお金を払わなきゃいけなくなるに違いない」とか思って、あまり話さなかったんだよな。たぶん親切で話しかけてきてくれたんだろうに、悪いことしちゃったかな。もう一つのお気に入りのArtist's Pointは、到着したときにはなんということもないポイントだと思ってた。ところがそこは崖のようになっていて、その崖っぷちに行くと赤い岩山に囲まれた大平原が一望できるというわけ。只埜さんと崖の端に近づいて行ってその広大な景色が見えたときには、二人して「おおー!」とか感動しちゃったもんな。とにかく、真っ青な空と赤い荒野。この組み合わせが素晴らしくて、しばし言葉を失ってしまったくらい。本当にここに来ることができてよかったとまたまた感動してしまった。

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やっぱりサンセット

 そんなこんなでのんびりと17マイルドライブを回ってきて、ビジターセンターに帰ってきた。「地球の歩き方」には、夕陽に染まるビュート群が素晴らしいと書いてある。これを見ずして帰るわけにはいくまい、というわけでしばしビジターセンターで時間をつぶして日の入りを待つことにした。ちょっと残念だったのが、ビジターセンターの売店が開いていなかったこと。Thanksgiving当日だから仕方ないのかもしれないけど、もし開いてたらいいお土産が変えたかもしれないのに…。外の気温はかなり低い。照りつける太陽のお陰で我慢できないほど寒くはなかったのだが、日没近くなるとその太陽の光も弱くなってきて、急に寒さが襲ってくる。ビジターセンターの中は暖房が効いていたのでよかったが、一旦外に出ると身を切るような冷たい風が体を包んでしまう。でもせっかくの夕陽をガラス越しに見るつもりはない。我慢して外で陽が傾いていくのを見ていると、やはり同じような観光客がどんどんビジターセンターに集まってくる。この日は全く雲がなかったので夕焼けを見ることはできなかったが、深い青からだんだん赤に変わっていくグラデーションの空、その前にそびえる夕陽を浴びて赤く輝くビュートの群れが、アメリカの壮大さを教えてくれた。地平線の彼方に赤く輝く山々と、West Mitten Butteの上に輝く月も印象的だった。只埜さんは寒いのを我慢して、刻々と変わっていくバレーの姿をビデオに撮ってたな。

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 日が沈むと同時に観光客は散ってしまった。夜は星が綺麗だろうなとか思いながら、僕達も帰路につくことにする。黄昏時の紫の空の下を走るというのはとても気持ちがよかった。帰りに食事ができるかどうか不安だったが、Kayentaの町にBurger Kingがあったので、「変にレストランを探して、なくてガッカリするのもイヤだからここにしよう」ということで、夕食はハンバーガーになってしまった。でもお腹はペコペコだったので美味しかったー。満腹になったところで約4時間のドライブに再び出かける。Flagstaffに入ってからガソリンを入れたのだが、あまりに気温が低いせいか、ポンプから出るガソリンの勢いがない…。風はないんだけど、ちょっとでも動くと冷たい空気が体を切りそうなくらい、すごく寒かった。てな感じでホテルに戻り、翌日のGrand Canyonのために早めに寝ることにする。明日は4:00起きだ!
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by alexsea | 2001-02-10 02:00 | 旅行記 | Trackback | Comments(0)
アメリカ国立公園めぐり第一弾: 野心的な旅の始まり
野心的な旅の始まり 11月25日(木)

ぎりぎりセーフで航空券入手


 以前San Franciscoに出張で滞在していたときに、Yosemite National Parkに行こうと思って買った「地球の歩き方」の「アメリカの国立公園」編を読んで、その時からDeath Valleyには行ってみたいと思っていた。Yosemiteを訪れたときにDeath Valleyまで足を伸ばそうと思っていたが、Yosemiteから車で10時間もかかると聞いて、仕方なく諦めたのだった。しかし本に載っていたDeath Valleyの不気味な風景は頭を離れず、いつかこんな風景を見てみたいとずっと思っていたのだった。

 とにかく、今回の旅は急に決まった。「Thanksgivingのあたりは連休だから、今のうちにどこに行くか決めておきなさい」と英会話の先生であるAnyaが一ヶ月ほど前に言ったことから始まった。4連休という日数を考えたときから、ピッタリとはまる予定が頭に浮かんだ。それが今回の旅である。最初はDeath ValleyとGrand Canyonに行こうとだけ考えていたが、地球の歩き方をよく読んでみると、Grand CanyonのベースポイントとなるFlagstaffという町からはMonument Valleyにもそんなに遠くないらしい。というわけで、この3つのポイントを訪れる旅をスケジューリングしたのである。テスティングチームの一員としてHQに来ている只埜(ただの)さんを誘ってみるとOKとのこと。一人で寂しい旅にはならずにすみそうである。

 さて問題は航空券。以前9月にSan Franciscoに行ったときの旅行代理店に頼めばすぐに取れるだろうと簡単に考えていたが、電話をしてみてそれが甘かったことを思い知らされた。「この連休のあたりは、みんな夏が終わるとすぐに予定を入れちゃうんですよねー」。つまり日本のゴールデンウィークのようなものなのかな。最初に考えていた水曜日の午後にSeattleを発って日曜日に帰ってくるというプランは、航空券が全く取れないため考え直さざるを得なかった。いろいろ聞いてみると、木曜日(Thanksgiving当日)に出て月曜日の午前に戻ってくるようなチケットならなんとか取れるそうだ。ホテルは旅行代理店からは満杯で取れないそうなので、自分で電話して予約した(FlagstaffもLas Vegasも最初に電話したところでOKだったのでよかった!)。レンタカーも電話で予約したが、本当は木曜日の夜に空港で借りようと思っていたのだが、祭日のため休みだという。仕方なく次の日の朝に借りることにした(Thanksgivingやクリスマスあたりはいろいろと面倒なことが多い)。また地球の歩き方をよく読んでいると、Grand Canyonのヘリコプターツアーがかなり良いらしいので、それも電話で予約しておいた。今回の旅で「英語を使った電話での予約」というスキルがちょっとは上がったかもしれない。

 これで旅の準備は全て完了。Flagstaffに2泊して、Monument ValleyとGrand Canyonを訪れる。その後Las Vegasまで約5時間車を飛ばし、そこに2泊して、Death Valleyとカジノとホテルのショーを楽しむという寸法。最初はカジノのことなど頭になかったのだが、Las Vegasに泊まるということになったときから、それなら楽しまなきゃ損だという気持ちも強くなってきた。今になって考えてみると、都会のLas Vegasを交えたことによって、今回の旅が一層面白いものになったみたいだ。以下が今回の旅行日程。

11/25(Thu)Seattle 13:25 -> Phoenix 17:30 -> Flagstaff 18:10
(AmericaWest#583 / AmericaWest#5147)
Flagstaff (Rodeway Inn West)
11/26(Fri)Rent-a-car pick up
Flagstaff -> Monument Valley (4 hrs)
Flagstaff (Rodeway Inn West)
11/27(Sat)Flagstaff -> Grand Canyon (1.5 hrs)
The Imperial Flight (Check-in: 11:40am)
Flagstaff -> Las Vegas (5 hrs)
Las Vegas (Excalibur)
11/28(Sun)Las Vegas -> Death Valley (3 hrs)
Las Vegas (Excalibur)
11/29(Mon)Rent-a-car drop off
Las Vegas 10:35 -> Seattle 13:00
(Alaska#621)



え? 華氏22度??

 さて、果てしない期待を胸にSeattleの空港を飛び立つ。途中Phoenixという町を経由するのだが、そこに向かう途中に飛行機の窓からGrand Canyonが見えるということがアナウンスされた。見てみると赤い大地に亀裂が入ったような所がある。空から見ていてもその巨大さは感じ取られた。この感動がこれからの旅への期待に一層輪をかける。Phoenixは砂漠の中の結構小さな街。そこからとても小さなプロペラ機でFlagstaffへと向かう。その機内でパイロットのアナウンスが入る。「コートを用意しておいてください。Flagstaffは22゚Fだそうです」。ちょっと待て。22゚Fっていうともの凄く寒いんじゃないか?(22゚F = -5.5゚C) 予想通り、プロペラ機を降りてみて、全身が切れるような寒さを体験してしまった。げーー、こんなに寒いものだったの?十分な防寒具を用意してこなかった僕は、これからの旅がかなり厳しいものになるだろうことを身をもって予感してしまった。とにかくシアトルよりも寒いのだから。タクシーを利用してホテル(というより普通のモーテルですね)まで行き、そこから夕食をとるべく外に出たが、本当に凍えるような寒さだった。Phoenixでは暖かかったのに、それから30分ほど飛行機で飛んだ所がこんなに寒いなんて…。やっぱり地球ってスゴイ。

 ホテルに戻って、HBOでDustin Hoffman主演の映画 "HERO" を観てから、次の日に備えて眠りに……つけない…。気持ちが昂ぶっているせいなのだろうか。とにかく全然寝付けない。ベッドに入ってから3時間以上モゾモゾしていた。頭の中では、今観た映画のシーンと次の日の観光地であるMonument Valleyのことが渦を巻いていた。
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by alexsea | 2001-02-10 01:00 | 旅行記 | Trackback | Comments(0)
アメリカ国立公園めぐり第一弾 (1993)
Wonders of Earth
アメリカ国立公園めぐり第一弾
November 25, 1993 - November 29, 1993


野心的な旅の始まり 11月25日(木)
西部劇の世界…Monument Valley 11月26日(金)
壮大すぎて言葉も出ない…Grand Canyon 11月27日(土)
さすが死の谷…Death Valley 11月28日(日)
Going Back to Seattle! 11月29日(月)


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by alexsea | 2001-02-10 00:00 | 旅行記 | Trackback | Comments(0)