From Seattle, WA, USA
by Alex
プロフィール
シアトル在住のAlexです。
ソフトウェアデベロッパーをやっていましたが現在は休憩中。日本にいるときには役者をやってたりしました。歌ったり踊ったり、食べたり飲んだりが大好きです。

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アンデス少年Alexの冒険: ワインな大晦日
ワインな大晦日 … 12月31日(水)

 朝7時起床。支度をして8時に朝食を食べにホテルのレストランに行く。朝食はごくありきたりなバフェ。これは世界中どこに行っても変わらないのかもしれないな。9:15にバスでホテルを出発。1時間ほどのドライブでConcha y Toroというワイナリーに向かう。本当は9時出発のはずだったんだけど、ツアーコンダクターのAaronが15分も遅れたせいで、遅い出発になってしまった。Aaronは昨日もバスに乗るのが一番最後だった。彼はいいヤツなんだけど、ツアコンが遅れちゃいけないよな。全然悪びれてる様子もないし。ワイナリーに着く20分ほど前に、ガイドのAmarantaがワイナリーと電話で話したらしく、予定の10時に間に合わないしその後のツアーはもう一杯なので、このワイナリーでのツアーはできないと言われる。すんげー悲しかった。Concha y Toroは結構有名なワイナリーだからすごく楽しみにしてたのに…。これでAaronの評価が急落したことは言うまでもない。ワイナリーに着く直前にまた電話がかかってきて、次の時間スロットの客も遅れたらしいので、結局ツアーができることになったんだけどね。まぁ終わりよければなんとやら。

 入り口の所でConcha y Toroの名前の入ったワイングラスを貰って(これは持って帰れるらしい)、いよいよツアーに出発。普通ワイナリーのツアーっていうと、ブドウ畑かワイナリーの醸造所からスタートするんだけど、ここはキレイな中庭からスタート。注いでもらったワインは2003 Trio Sauvignon Blanc。すごくサッパリしたワインでとても夏向きな味だったんだけど、水っぽい後味がちょっと気になった。昨日のランチを食べたレストランでのワインも水っぽい後味だったし、もしかするとこれってチリのSauvignon Blancの特徴なのかな。

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まったりとしていてそれでいてしつこくなく…

 これから屋内に行くのかなと思いきや、この敷地内を散歩するかのようなコースを歩き始めた。ワイナリーは初夏真っ盛り。様々な花が咲き乱れ、晴天の空の下、鳥の声も聞こえて、もう天国のような雰囲気。なんて気持ちいいんだろう。ワインを飲みながらこんな気持ちのいい景色の場所を歩けるなんて、もう最高。このワイナリーの創設者の豪邸の外観を見たり、大きな人造の池を周りを歩いたりしながら、二つ目のポイントに到達。ここはブドウ畑のすぐそば。よく見るとブドウ畑の一つ一つの列の前にはバラが植えてある。これは単に見目をよくするためかと思いきや、ブドウが病気にならないための感知器の役目をしているらしい。昔鉱山で働いてた人が、カナリヤをいつも持っていったのと同じ理由だよな。バラの方が病気や虫には弱いらしいので、もしバラに異常が出たら、ブドウに異常が到達するまでに何らかの手を打つことができる。よく考えてあるよ。ここではブドウの根につく虫がいないらしいので、農薬も肥料も使ってないらしい。宣伝してないけどレッキとした有機栽培なんだって。

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豪邸と素晴らしい庭

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まだ小さいけどブドウがなってた

 ここで試飲したワインは2003 Casillero del Diablo Carmenér。初めて聞くブドウの種類。とてもキレイな赤のワインなんだけど、口に含んだ瞬間土のような風味が口に広がる。タンニンもすごく強い。まるでニュージーランドで飲んだPinot Noirみたいだ。この土のような独特の風味が好きな人もいると思うんだけど、僕はもっとフルーティーなワインが好きな方なので、このワインにはあまり感動しなかった。もちろん残さずに全部飲んだけどね。このワインのタイトルのCasillero del Diabloとは『悪魔の蔵』の意味。ガイドのお姉ちゃんは、なぜこの名前が付いたのかは蔵に入ってから説明しますと意味深な言葉を残して、僕たちをワイン蔵の方に案内した。

 蔵の中は年間を通して摂氏14度に設定されてるらしく、入った瞬間にヒヤッとした。樫の樽の匂いがとてもいい。オリジナルの『悪魔の蔵』は、このワイン蔵の奥の奥にある。なんでもこのワイナリーの創設者はとてもマメな人で、毎日自分のワイン蔵のワインの本数を数えてたんだそうな。ある日ちょっと出かけて帰ってみると、ワインが何本か足りないことに気づいた。どの従業員に聞いても知らぬ存ぜぬで犯人は見つからなかったんだって。オーナーはふと思いついて、ワイン蔵には悪魔が棲みついているという噂を流すことにした。その話が従業員に行き渡ってからは、ワインがなくなることはなかったらしい。と、これが『悪魔の蔵』と呼ばれることの始まり。鉄格子で仕切られた向こうに見えた悪魔の影は、怖いっていうよりもコミカルだったけど。でも写真には写らないんだよな、この影。

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ビデオには写ってた

 最後に試飲したワインは2003 Trio Cabernet Sauvignon。これは先ほどのワインに比べて、もっと一般的などっしりとしたカベルネの香りと味。有名なワイナリーだから期待してたんだけど、試飲が終わってみるとなんか普通な感じだったな。最後のワインだけがかろうじて僕の好みにひっかかっただけで。まぁ次のワイナリーに期待することにしよう。

 お次のワイナリーはSanta Rita。ワイナリー見学は特筆することはあまりなかったけど、僕たちはここのワイナリーでランチを食べることになっている。ここのレストランの前には中庭があるんだけど、ここがキレイなことこの上なし。大きな大きな木を抱きしめるかのように咲きまくっているブーゲンビリアは圧巻だったし、初夏に咲き乱れる花々と鳥の声に囲まれて、本当にいい気持ちになってしまった。この中庭を眺めながら、Sauvignon Blancがグラスに注がれ、エンパナーダが配られる。エンパナーダ(ひき肉とか色々入った身をパイ皮のようなもので包んだもの)は美味しいし、Sauvignon Blancもさっきのワイナリーのよりも美味しいし、眺めはいいし…。はぁぁぁ、極楽極楽。本当に来てよかった!

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美しい中庭でエンパナーダを食す

 レストランでの食事自体はまあ美味しかったけど、特筆するほどでもなかったな。アピタイザーはサーモンの乗ったパンケーキ。サーモンはちょっとしょっばすぎる気があったけどなかなかだった。半分くらいの大きさでもよかったな。全部食べられなかったもん。

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パンケーキに乗ったサーモン

 メインディッシュはターキー。このターキーは今まで食べたどのターキーよりもしっとりとしていて全然ドライじゃない。それにアーモンドを主体にしたソースがかかっていて、ちょっと一本調子な感じがしたけどとても美味しかった。

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とってもモイストなターキーと野菜

 デザートはキャラメルソースの上にパリパリのクラストが渦巻状に置いてあって、その上にバニラアイスクリームが乗ってるヤツ。バニラアイスクリームは卵の味がしてとても美味しくて、それとクラストがすごくよく合ってた。惜しむらくはこのキャラメルソース。美味しい美味しいって食べてた人たちもいたけど、このソース僕には超甘すぎ。このソースさえなければかなりなレベルのデザートだったのにな。なるべくソースがつかないように食べるってのは結構至難の技だったぜ。

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ちょっと甘すぎるデザート

 南アフリカのワインカントリーに行ったときにワイナリーで食べたランチがもう最高だったもんだから、ここのランチがどうしても色褪せて見えてしまうのは仕方がない。結果的にはツアーも楽しかったし、景色はすごくキレイだったし、食事も不味くなかったので、文句を言ったらバチがあたるかもしれない。ほとんど飲み放題のワインのせいで、帰りのバスの中ではほとんど寝てた。ホテルに帰り着いてからは、1時間$6のお金を払ってホテルのロビーエリアにあるWi-Fiでネットにアクセスした後は、夕食の時間までダラダラと旅行記を書いたりして過ごしてた。

 今夜は大晦日。DennisがホテルのコンセルジュやガイドのAmarantaとかと必死にレストランを探してたんだけど、ダンスパーティーとパッケージじゃないとか、高すぎないとか、条件に合うレストランが見つけられなかったんだって。ホテルのレストランでも大晦日ディナーがあるらしいんだけど、US$130とものすごく高いし。でも昨日のSidaccionで会ったCarlosにいいレストランがないか聞いたら、彼のルームメートが新しいニュージーランド料理のレストランでバーテンをしていて、彼自身もそこでちょっと手伝ったことがあるらしい。それでそこの料理が美味しいと勧められたもんだから、ホテルのコンセルジュから電話してもらったら、19人という大人数にも関わらず難なく予約が取れてしまった。アピタイザーとメインディッシュ、デザートとコーヒーやシャンペンも付いて一人US$39とお手頃な値段だし。ホテルの近くにあるコミュニケーションタワーから花火が上がるらしいことを聞いたので、早目にディナーを食べてホテルに戻り、タワーが見えるバルコニーが付いているPhilの部屋にみんなで集まって花火を見ようということになった。

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Akaranaはニュージーランド料理の店

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アミューズはシーフードとプルーン

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エビとスパイシーソースのサラダ
超・超・超・美味しかった!!

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ビーフステーキはちょっと塩が足りない…

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デザートは…なんだったっけ?

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ハーブティーですっきりさっぱり

 7:30にホテルを出て地下鉄でEl Golfという駅まで行く。ここらへんはラス・コンデス(Las Condes)地区と呼ばれていて。とても高級なショップやレストランがたくさんあるところらしい。駅から出てすぐのレストランAkaranaに8時に着いて、10時過ぎまで美味しいディナーを楽しんだ。今年の“Best New Restaurant in Santiago”賞に輝いただけあって、本当に満足できる味だった。地下鉄が10時半に終わってしまうらしいので最後がちょっと慌しかったけど、なんとかホテルの近くの駅に着いて外に出ると、大通りは車が通行止めになっていて、もう大勢の人たちがタワーの方向に向かっていた。大音量の音楽がタワーの方から聞こえてくるし、なんだか僕も本当にウキウキしてきたぞ。去年のパリでの年越しは結構静かだったんだけど、今年はもうちょっと楽しい年越しができそうだ。

 レストランに行く前に酒屋で買っておいたワインを持ってPhilの部屋に行く。同じ階なのにどうしてこんなに違うんだってくらい立派なPhilの部屋。大通りに臨む大きなバルコニーに出てみると、なるほどタワーがすぐそこに見える。ここなら花火はもちろんのこと、大通りを歩く人たちも見えるし、これ以上望めないくらいベストなロケーション! みんなでワインやシャンペンを飲みながら12時を待つ。大通りにはどんどん人が詰め寄せて来ていて、人ごみが嫌いな僕としてはその中にいないことを感謝するばかりだった。スペイン語でカウントダウンの後は、大歓声と共にタワーから花火が上がる…上がる…上がる………おい、いつまで続くんだよ(笑)。シアトルのスペースニードルからの花火は5分くらいで終わってしまうので、いつまでも続く花火に驚いてしまった。最後の方には見上げる首が疲れてきて、みんなの間で「まだ終わらないの?」って苦笑が上がってたくらいだもん。シアトルの7月4日の花火よりも長いかもしれない。結局30分続いた花火は観客の大歓声と共に終了。僕らはチリの慣習に則って “Happy New Year!”を言いながらみんな一人一人ハグし合った。いっやー本当に楽しかった! パーフェクトな年越しってこういうのを言うんだろう。大好きな仲間に囲まれて新しい土地で新年を迎えられるって、なんて幸せなんだろう。

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Philの部屋のベランダで

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タワーから上がる花火!花火!

 1時にパーティーはお開きになって部屋に戻った。ホテルのレストランが窓のすぐ下でダンスパーティーを開いているらしく大音量の音楽が聞こえてくる。普通なら絶対に寝つけないようなノイズなんだけど、この日ばかりは疲れているのとアルコールのせいですぐに寝てしまった。途中で一回起きたときにはもう音楽は終わってたしね。

 2003年は旅行づいてて本当にいい年だった。神様、2004年もいい年でありますように!
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by alexsea | 2003-12-31 00:00 | 旅行記 | Trackback | Comments(0)
アンデス少年Alexの冒険: 音楽という力
音楽という力 … 2003年12月29日(月)~30日(火)

 これはウチのコーラスの指揮者Dennis Colemanが南アフリカに次いで提案したツアー。チリのコーラスに会うついでに、チリのサンティアゴ近辺とペルーのクスコとマチュピチュを観光しちゃおうというもの。こないだのニュージーランド・オーストラリアツアーとは違って、今回はコンサートがメインではない(スケジュールを見るとちょっとだけ唄うことは唄うらしいけど)。だからツアーの人数ももっと少なく、30~40人を予定しているらしい。今までずっとマチュピチュに行ってみたかったんだけど、日本人に対する治安が悪いらしい話をずっと聞いていたので、行く勇気が出なかった。個人旅行するにはプラニングがちょっとツライ感じだったし。というわけで、この話が出たときにはここぞとばかりに飛びついてしまった。

 いやはや、やっぱり遠いよ。ツアーがスタートするのはロスアンジェルスからなので、そこまではツアー料金とは別に自腹で行かなきゃいけない。何人かは前日までに行ってたらしいけど、僕はホテル代が惜しくて、当日朝早くの便で行くことにした。全然寝付けないまま約30分くらいウトウトしただけで朝3時に起きて仕度をして、7時シアトル発の便で約2時間のロスへの飛行。ロスからはランチリという航空会社を使って、まずペルーのリマ(Lima)まで約8時間。そこで1時間の休憩があった後、チリのサンティアゴ(Santiago)まで約3時間。合計2+8+3=13時間も同じ日に飛行機に乗ってたことになる。ガタガタ騒いでも始まらないからじっと我慢してたんだけど、あんなに長時間エコノミークラスで旅をするのってやっぱりツライよ。足は伸ばせないわ、お尻は痛くなるわで、もう最低。前夜眠れなかったのが幸いしてか少しは眠ることができたけど、起きてる時間はPirates of the Caribbeanの映画を観たりとか(結構面白かった!)、Harry Potterの最新巻を読んだりして過ごしてた。やっぱりHarry Potterは面白い。分厚くて重いのに持ってきて本当によかった。

 それはおいといて、サンティアゴに到着したのは30日の朝6時過ぎ。いつもの旅行では朝早くに到着するとすぐにチェックインできないっていう地獄が待ってるのが普通だったんだけど、今回は旅行会社がちゃんとその辺を心得てくれてたみたいで、すぐにHotel Plaza San Franciscoにチェックインすることができて本当によかった。ホテルは旧市街のど真ん中の大通りに面していて、すんげー最高級とは言えないけど、ロビーからしてかなり高級感の溢れるなかなかのホテル。部屋からは大きな柱が邪魔しているとはいえ大通りの風景も見えて、いいんでないかい?

 部屋でシャワーを浴びて新しい服に着替えてスッキリした後は、東海岸グループが到着する午後2時までフリーなので、ガイドブックを片手に近場を歩いてみることにする。天気は快晴! とてもドライでまるでシアトルの夏と同じような陽気! でも今日は30度以上まで上がるようなことをニュースで言ってたから、午後は汗をかくことになるのかもしれないな。まずはホテルのすぐ隣にあるサンフランシスコ教会(Iglesia de San Fransisco)に行ってみる。アーチがたくさんのこの教会は、その雰囲気といい静けさといい、すごく重鎮な感じがした。この隣にはコロニアル芸術博物館(Museo Colonial de San Fransisco)があるんだけど、時間はまだ9時ちょっと過ぎでまだ開いていなかった。

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教会の中のマリア像

 仕方がないので、歩行者天国のPaseo Ahumadaという道を北上してアルマス広場(Plaza de Armas)に向かってみることにする…んだけど、腹が空いて空いてたまらなくなってきた。そういえば飛行機で朝食を食べたのは朝の5時。もうエネルギー切れになっても仕方がないかもしれない。本当はどこか地元の人が入るようなところで何か食べようと思ってたんだけど、腹の空き具合が尋常じゃない。このまま観光も続けられないようなレベルなので、仕方がなく目の前にあったマクドナルドに入ってクォーターパウンダーのセットを頼んでしまった。1950チリペソ(約US$3.30)。普通はこういうどこにでもあるような場所に入るのはやめようと心に決めてるんだけど、緊急事態だからしょうがない。ペロッと平らげた後はPaseo Ahumadaをどんどん北上していく。

 この道、音楽から、飾り付けから、雰囲気からして、まだまだクリスマス全開モード。そういえばカソリックとかではクリスマスってのは12月25日の後12日間も続くんだっけ。アメリカでは終わってしまったクリスマスなんだけど、チリに来てクリスマス音楽のかかる道を歩くってのはなかなか不思議な気がした。人も多いし店も多いし、雰囲気自体は新宿の裏通りって感じかな。結構楽しそうな店がたくさんあったんだけど、なにせ飛行機を降りたすぐ後でいつ極度の疲労に襲われるかわからない状態。見るものだけ見てその後休めばいいってことで、どこにも目をくれずに、市民の憩いの場として知られているアルマス広場に向かった。

 アルマス広場は雰囲気がどことなくメキシコシティのソカロ広場みたい。とても歴史を感じさせる建物に囲まれた正方形の広場には木が植えてあってベンチもたくさん置いてあり、ローカルの人たちがそこに座って喋ったり寝たりしてる。周りの雰囲気が慌しいだけに、この広場のノンビリした感覚がアンバランスに感じてなかなか面白かった。

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アルマス広場

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…の石像

 この横にある大聖堂(Catedral)は見所らしいんだけど、2/3の部分が改装工事中で足組みで隠されていたのが残念だった。でもメインの入口は開いてたので中に入ると、サンフランシスコ教会よりももっと重い神々しさを感じた。パリほどじゃないとはいえもちろん観光客はいるんだけど、それにも増してブラッと立ち寄りがてらに祈っていくっていう雰囲気の市民がたくさんいて、この国の人たちの宗教との結びつきがとても強く感じた瞬間だった。十字架がある度に胸に十字架を書いて跪いていくんだよね。宗教そのものはあまり好きじゃないんだけど、こういう場所の人々の“信念”ってものが一番神々しさを感じさせる気がする。いつの時代も政治に悪用されている宗教だけど、中心にある神を崇める心だけはとても美しいのかもしれない。

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大聖堂のてっぺん

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中から出口を見たところ

 大聖堂の後は国立歴史博物館(Museo Histórico Nacional)に入ってみる。ここは植民地時代から現代までのチリの歴史を、色々な調度品や美術品によって説明してある場所。とはいえ全部スペイン語で書いてあるからわからなかったけど(笑)。部屋ごとに時代を変えてあるみたいだったから、その移り変わりが面白かったけどね。

 ちょっとアルマス広場のベンチに座って休憩した後は、ここから3ブロック北にある中央市場(Mercado Central)に行ってみる。アルマス広場を北に向かうとすぐに、店のレベルっていうか雰囲気が一段階落ちた気がした。歩いている人たちも小奇麗な格好をしてる人は少なくなって、むしろ生活感の溢れた汚い格好をしている人が多くなってくる。中央市場の周りになると「え? これってなんか開発途上国の雰囲気?」って感じになっちゃってて、その変貌ぶりにビックリしてしまった。わずか数ブロックの間にこんなに雰囲気が違うなんて、こんな街は珍しいと思う。中央市場は、観光客というよりも地元の人たちが生活に使うもので満載の場所。中に入るとまずムアッとくるのが魚介類の匂い。魚介類から肉類、フルーツなんかまで品揃え豊富で感動。やっぱりその土地の本当の顔を見るのには、市場に行ってみるのがいいのかもしれないな。

 市場を通り抜けた後は、サンタ・ルシアの丘の方まで歩いて行ってみようかとも思ったんだけど、やっぱり疲れが出てきてるのかな。足がだんだん痛くなってきた。仕方ないので、さっきはまだ開いてなかったコロニアル芸術博物館だけに寄った後、ホテルに戻って休むことにする。どんどん人通りが多くなっていく道を歩いていきながら気づいたんだけど、ここってアイスクリーム屋が異様に多い! 1ブロックごとにアイスクリーム屋かジェラート屋があって、どこでもアイスクリームを買えるようになってる。まるでシアトルのスターバックスのノリ。天気は快晴で気温もどんどん上がってたから買ってみようかと思ったんだけど、さっき食べたハンバーガーが食欲を邪魔してたから試すことができなかった。こっちにいる間にぜひ食べてみたいな。

 コロニアル芸術博物館は入った瞬間「失敗か?!」とか思ったんだけど、よくよく見てみると面白い芸術品が一杯。なんかここの芸術品はちょっと不気味さを孕んだものがとても多くて、誰もいない部屋に入るとちょっと怖い感じ。外の天気の良さと気持ちのいい鳥の声が、目の前にあるアートの不気味さを一段と強調してた気がする。こんな不気味なアートが好きなので、見終わって出てくる頃にはすっかりここの博物館のファンになってしまった。もしかしたら帰るまでにもう一度くらい行っちゃうかも。

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なんか不気味でそ? 聖人なんだとさ

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この人形もなんか怖い~

 ホテルには正午頃戻った。目覚ましを1時半にセットしてお昼寝の開始。窓の外の大通りの音がちょっとうるさいけど、都会が好きな僕はその音を子守唄代わりにしてすぐに寝てしまった。時差ボケがあるらしくて、泥のような眠りから起きるのが大変だったけど。

 2時からは東海岸グループも含めて、みんなでバスでベヤビスタ(Bellavista)というエリアに行って昼食を取ることになっている。ここには色々なレストランが集まっていて、そのレベルもかなり高いらしい。ウチのコーラスの指揮者で今回の旅の言いだしっぺであるDennisは、僕が美味しい食べ物が大好きだということを知ってるので、しきりに一緒に来いと誘ってくる。彼のテイストに間違いがないことを知ってるので、もちろん僕も一緒についていくことにした。このエリアはお洒落でかわいいレストランが本当にたくさん集まっていて、道を歩いているだけでも楽しい感じ。ちょうどシアトルのベルタウン近辺の雰囲気かな。僕たちが行ったのはComo Agua Para Chocolateという店。この名前は同名の小説・映画から来ていて、僕も途中まで小説を読んだことがあった。中もかわいかったし、味もかなり高いレベルだったのでとても嬉しかった。他のコーラスの連中が行ったのはAzul Profundoという「深い青」という意味の店。ここも評判は高かったんだけど、後で行った人の一人に聞いてみるとそうでもなかったらしい。違う方に行ってよかったぜい。

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レストラン "Like Water for Chocolate"

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シーフードリゾット、最高!!!

 さてこの後はまたバスに乗り込んで、Sidaccionというエイズの知識をサンティアゴの若者に広めてその感染を防止するというボランティア団体に会いに行く。どうしていきなりこれが日程に組み込まれたのかは不明だけど、ウチのコーラスもシアトルの団体の資金集めに協力してたりするからそういう経路なんだろう。教会の影響力の強いこの国では言い出せない・誰にも相談できないっていう若者が増えているんだそうな。そんな中でボランティアでこういうグループを作ってるってのはすごく立派だと思った。シアトルでもこういう団体に会う機会って滅多にないから、そういう現場で働いている人たちの実際の話が聞けてとても勉強になった。それにみんな若いんだよな~。若いうちからそういう難しい場所で働くって楽じゃないよ。ホントに偉いと思う。

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Sidaccionで働くみんな

 ホテルに戻ってちょっと一休みした後は、またバスに乗ってビクトール・ハラ(Victor Jara)というフォークシンガーの記念グループに会いに行く。本当に初日から予定満載なんだけど、このビクトールって人の未亡人に話を聞いて、その後はちょっとしたパーティーがあるらしい。この人のことは今日まで全然聞いたこともなかったんだけど、フォークシンガーで、貧しい人たちのための歌を書いたり、反政府運動に加わったりしていたため、ピノチェト大統領時代に暗殺された人らしい。これは今からたった30年前のこと。僕が生まれてからそんなことが起こっていたなんて本当に信じられない感じ。ビクトールの未亡人Joanにその事件のバックグラウンドを聞いた後、このVictor Jara Foundationに協力している様々なフォークシンガーの生演奏が聞けた。音楽を通じて人の心を良い方向に動かそうとする目的は、ビクトールもうちのコーラスも同じ。演奏の後はワインを飲みながらちょっとしたパーティーがあったんだけど、向こうの人たちも僕らに会えてよかったって行ってくれたのが印象的だった。音楽って、宗教とは違う方法で人々を動かす大いなる力があると思う。

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有名な人たちによるパフォーマンスもあった

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DennisとJoan

 予定時間を大幅に超過したパーティーは10時半頃終わったんだけど、何人からそれからちょっと食べに行ったらしい。僕はもうかなり疲れてたし、明日の朝も気持ちよく起きたかったからパス。んでこの旅行記を書いているというワケ。明日はワイナリーを二つばかり訪問する予定。楽しみだ~! 時差ボケの影響が出ませんように!
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by alexsea | 2003-12-29 01:00 | 旅行記 | Trackback | Comments(0)
アンデス少年Alexの冒険 (2003-2004)
South American Adventure
アンデス少年Alexの冒険
December 29, 2003 - January 8, 2004


音楽という力 … 2003年12月29日(月)~30日(火)
ワインな大晦日 … 12月31日(水)
「?」な新年の幕開け … 2004年1月1日(木)
気持ちのいい午後 … 1月2日(金)
いざペルーへ! … 1月3日(土)
インカの遺跡 … 1月4日(日)
失われたインカの都市、マチュピチュ … 1月5日(月)
マチュピチュ、再び … 1月6日(火)
最低な最終日 … 1月7日(水)


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by alexsea | 2003-12-29 00:00 | 旅行記 | Trackback | Comments(0)
2003/12
■2003/12/28 (日) いやはや

最近サボり癖がついてしまった日記ですが、みなさんいかがお過ごしでしょうか。コンサートも大盛況のうちに無事に終わり、最近はクリスマスパーティーやらなにやらでとても忙しい毎日でした。

今夜は近くに住んでいる友達のMichaelの家で「クリスマスも終わったぜパーティー」が開かれて行ってきたんだけど、本当に色々な人が来てて楽しかった。Michaelは僕の親友の一人のTimと同級生なんだけど、同じ同級生のDianaのお母さんはジャズピアノプレイヤー。んで、Michaelの家のベビーグランドピアノでずっとジャズの生演奏があって、本当にいい感じだった。そこから見える景色は近所だけあってウチと似たようものなんだけど、1ブロック丘を上がってるもんだから視点が違う。フリーウェイも見えないし、なんか新鮮な感じだったな。

さて、明日からはコーラスの希望者だけで行く南米旅行。LAに集まって、そこからチリのサンティアゴまでダイレクト。そこで何日か過ごした後、ペルーのクスコやマチュピチュに行く予定。特にマチュピチュはずっと前から行きたかっただけあって、本当に嬉しい。でも今になってもまだ旅行だっていう実感が沸いてこないのはなぜなんだろう? まぁ明日の早朝、色々と荷造りをする頃になって初めてそういう気持ちが生まれるのかもしれないな。飛行機の中でガイドブックをしっかり読んで予習しておかなきゃな。

よいお年をお過ごしください!

■2003/12/08 (月) 舞台

木曜日のパーティーはどちらも楽しかった。でもThe Chapelでのみんなでの集まりは最高だったなぁ。Ed、Tim、Tom、Betty、僕とあと何人かいたけど、「まるで昔に戻ったみたいだね~!」って四銃士仲間で言ってた。BettyにもAlanっていう彼ができて、なんと次の日はYakimaの方のワイナリーまで彼と行ってくるんだそうな。Alanもとてもいい人っぽかったし、Bettyもすごく幸せそうな笑顔だったし。このままうまくいくことを祈るばかり。あまりにも楽しかったので飲みすぎて次の日は頭が痛かった。最近頭痛が多いなぁ。やっぱ年のせいなにかなぁ…。

日曜日はコーラスのニュージーランド/オーストラリアツアーで僕たちの世話をしてくれたOliverとMichaelがシアトルに来るというんで、昼に希望者だけでRay's Boathouseに集まってみんなでランチ。ブラッディマリーとかミモサとかみんな頼んですごく盛り上がっちゃった。彼らはこの夜の僕らのコンサートを観た後、シカゴの方に行くらしい。あまり話せなかったけど元気そうでよかった。あのツアーからたった9ヶ月だというのに、もう何年も経ってしまったかのように感じるのはなんでだろう。

昼間に盛り上がったせいか夜はバイオリズムが底をついてたみたいで、コンサートでは絶不調。なんか心ここにあらずって感じで、歌詞は間違えちゃうわメロディは間違えちゃうわの大騒ぎ。あの盛り下がり方は一体なんだったんだろう?? まぁ客に気づかれるような失敗はしなかったと思うけど、今度のコンサートは来週の火曜日だから、その日までにもう一度全曲をチェックしておかなきゃな。

あー、でも本当に舞台の上って気持ちいい。観客の反応を直に感じられるっていい。やっぱり観客の前でライトを浴びると血が騒ぐ感じがするってのは、演劇をやってた頃の情熱が体に刻み込まれてるからなんだろうな。これから年を取っても、舞台とはどこかで繋がっているような人生を送りたい。

■2003/12/04 (木) 2003年という年

友達のサイトを見たらこの年にあったことを振り返ってた日記があったので、僕も真似してやってみちゃう。

1月 念願のパリでの年越し。DVDで映画鑑賞三昧の毎日。
2月 腰を痛めて初めてのカイロプラクター通い。コーラスの合宿とニュージーランド/オーストラリアツアー。
3月 雪見。桜見。ひどい花粉症になる。
4月 チューリップフェスティバルとコーラスのオークション。仕事に忙しい日々。
5月 ゲーム(Might&Magic)三昧。行き慣れたカントリーウェスタンバーの閉店。毛虫大発生!
6月 ダイエット作戦展開&失敗。カンクン一人旅行は楽しかったけど寂しかったかも。プライドパレード。
7月 独立記念日パーティー。Saikoさんたちとミュージカル「The Light in the Piazza」。EQ再開。
8月 イエローストーン旅行。会社ではほとんど仕事がなく、まったりとした日々。
9月 充実の日本出張でたくさんの友達と再会。僕のディーバOlivia Newton-Johnのコンサート。
10月 EQでエレメンタル・プレーン到達。
11月 サンフランシスコ旅行。コーラスのホリデーコンサートの始まり。
12月 (ホリデーコンサートとパーティーの日々。南アメリカ旅行。…の予定)

こう書いてみるとなんだか遊んでばっかりみたいだなぁ。まぁ仕事は7月くらいまでは忙しかったんだけど、出荷してからは本当にゆっくりしてたからな。でもなーんかやってることが毎月っていうか毎年一緒のような気がする。旅行行って、パーティー行って、コーラスで歌って。楽しいことは楽しいんだけど、来年はもうちょっとこれにツイストがほしいぞ。どれだけ新しいことができるかな。

今夜はコーラスのDirector's Circleのパーティー。コーラスに高額寄付してくれる人だけが招待される。僕は2月のニュージーランド/オーストラリアツアーのお金が寄付金として扱われたので招待されたみたい。このパーティーはいつもハイソな感じで雰囲気が楽しい。期待しちゃおう。

サンフランシスコのEdがシアトルに来てるので、今夜はコーラスのパーティーの後、みんなでThe Chapelというバーに集まる予定。ここはこないだ初めて行ったバーだけど、なんか雰囲気がLAかNew Yorkっぽくて、とても大人な感じの楽しい場所。昔みたいにみんなでワイワイ騒げるといいな。

■2003/12/02 (火) 自己改革

Cascadiaでのディナーはなかなかよかった。もう無茶苦茶最高!って感じじゃなかったんだけど、どの料理も満足ラインを楽に越えるレベルで安心した。以前は壁にも暗めの木が使ってあったと思うんだけど、昨日行ってみたらそれが全部白く変わっててビックリ。雰囲気が明るくなっていいとは思うんだけど、前のズッシリと重鎮な感じも好きだったんだよなぁ。でも以前ほどビジネスライクじゃなくなった感じ。サービスも行き届いていてとてもグッド。Aちゃんとも話が弾んで、ディナーに3時間半もかけてしまった。でもすごく楽しかったぞ。

なんか最近やっぱり、自己改革の時期だなって思うようになってきた。今の自分ときたらどれを取っても中途半端。太ったから写真に写るのも新しい人に会うのも億劫になってるのに、それを改善しようとしてないし。自分に自信がなくなると、心が縮こまっちゃってダメだね。外見にも磨きをかけて、どんな人にでも心からの笑顔で会えるような自分になりたい。

それと、何か新しいことを始めなきゃ始めなきゃと思いながらも、何も始めてない。安全ゾーンでぬくぬくしてるのもいいけど、このままだとなんだか窒息してしまいそうな気がする。昔からいつも新しいことをやってないとダメな方だった。新しい体験や新しい場所が、いつも僕のエネルギー源になってた気がする。昔は友達に「何か本当にやりたいことを見つけなきゃダメだよー」とか偉そうなことを言ってたくせに、いざ自分がその立場に置かれてみるとどうしていいのかわからない。これじゃいかんね。

昨日のレストランの会話で僕は有言実行派だとAちゃんに言われたけど、今までの自分は本当に運と流れに乗ってきただけにすぎない。自分にはどんなことができるんだろう? 自分の実力ってどんなものなんだろう?

新しいことが大好きなくせに、新しいことに足を踏み入れるのがすごく臆病な僕。その臆病さをどうにかして克服したいもんだ。まずは何か身近なものから始めたいな。『新年の抱負』とは全く関係ないけど、今少しでもやりたいと思うことを今度全部書き出してみようかな。

■2003/12/01 (月) 師走

先週の月・火はBenaroya Hallでリハーサル。やっぱり曲によってはすごく不安定だったから、その週末のコンサートが本当にちゃんとやれるんだろうかってすごく不安だった。

木曜日はサンクスギビング。Koreyのお姉さんKrisの家に僕も母も招待されて、カナダの国境近くまで行ってきた。バカでかいターキーとその他もろもろを食べてもう腹がはちきれそうだった。Lyndenの町のホテルで一泊してその次の日に帰宅。サンクスギビングは楽しいんだけど、あんなに田舎に行くとネットも何もないから困ってしまう。いかに自分の周りのテクノロジーに慣れてしまっているか実感した感じ。家に帰ってきてコンピュータの電源を入れて、やっと「あー、文明のある場所に帰ってきた!」って思ったもん。

土曜日には日本からやってきたAちゃんを空港まで迎えに行って、その後2時にTacomaの劇場入り。7:30のコンサートまでにやることが満載。月・火で感じたバリトンセクションの色々な問題点を書き出して指揮者のDennisに渡した。その全部をリハーサルの時にちゃんと直してくれたからよかった。周りの人って結構アバウトに音楽を覚えるから、細かいところまでキチッとしないとイヤな僕には耐えられなかったんだけど、これで大部分の人がちゃんと書いてある通りに歌ってくれるといいな。コンサートはまあまあだった。

日曜はBenaroya Hallで2時と8時の2回コンサート。前日のTacomaの劇場もなかなかよかったんだけど、Benaroya Hallの音響設備には敵わないな。前日とは比べ物にならないくらい綺麗に聞こえる。どちらのコンサートもさしたる失敗もなく終わって、観客もすごく喜んでくれてよかったよかった。観に来てくれたAちゃんたちもよかったって言ってくれたし。

今夜は、明日もう日本に帰ってしまうAちゃんとCascadiaというレストランに行く予定。ここはオープン当時に足繁く通って以来全然行ってない場所なのでとても楽しみだ~。
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by alexsea | 2003-12-01 00:00 | 過去日記