From Seattle, WA, USA
by Alex
プロフィール
シアトル在住のAlexです。
ソフトウェアデベロッパーをやっていましたが現在は休憩中。日本にいるときには役者をやってたりしました。歌ったり踊ったり、食べたり飲んだりが大好きです。

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2004/1
■2004/01/28 (水) 一人ぼっち

母は2週間前に日本に帰ってしまったし、ルームメートはLAの方に出張しているので、先週末から今週末までの1週間は家に一人ぼっち。いや、正確には柴犬のFoxと二人ぼっちなんだけど。

やっぱりねー、なんか寂しいよね。キッチンと自分の部屋を行ったり来たりしてるだけで、なんかこれってアパートに住んでるのと同じような状況かも。リビングルームは使わないし、一人だからダイニングルームも使わないし、テレビは自分のベッドルームで見れるからテレビ室もそんなに行かないし。日本に住んでた頃の団地のユニット全てが僕のベッドルームに入っちゃうじゃん!とか考えると、空間を無駄に使ってるなぁと思うことしきり。まぁそれがアメリカなんだけど、それに慣れてしまった自分をちょっとだけ悲しく思ったり。

隣にも線対称の全く同じ家があるんだけど、そこの夫婦は超リッチで他にもパームスプリングなんかに家を持ってるらしくて、ほとんどこの家にいないし。それもなんか寂しさを増してる感じがするぞ。

Foxが番犬の役目をしてくれるから不安ってことはないんだけど、やっぱり帰ってきたときに人がいて家が明るいと安心するよね。Foxも僕が会社にいる間は一人ぼっちで可哀想。今年の春こそはパンとワインを持って、Foxとピクニックにくりだしたいもんだ。

家って一人ぼっちだと「House」だけど、他の人がいると「Home」になる。この微妙なニュアンスの違い、とても大切かもしれない。

■2004/01/12 (月) あけまして

おめでとうございます…って遅いよね。

8日に南米から帰ってきて、あまりにも体力的に厳しい旅だったので、回復するまでにちょっと時間がかかったりした。風邪をひいたり高山病にかかったり、それにすごく忙しいスケジュールだったし。アンデスの辺りを旅するという昔からの夢が叶った楽しい旅だったけど、もう高い場所には二度と行きたくない感じ。高山病って侮れないよ、ほんと。

んで昨日の夜、旅行記と写真をマッチさせてアップロードしたので、ヒマな時にでも覗いてもらえると嬉しいです。

旅行の間中『アンデス少年ペペロの冒険』のことが頭にあったので昨日ネットで検索してみたら、なんともうすぐDVD発売なんだって?! サンプルとして第一話をダウンロードできたので、懐かしいあのペペロの姿を見ることができたし。こーれはぜひネットで予約しちゃわないと。このアニメ、子供の頃本当に好きだったんだ。いまだにはっきり覚えてるのが、ペペロとアステコが夢に出てきて一緒に冒険してたこと。あれってまだ小学校の頃だよな。あの頃の夢なのによく覚えてるもんだ。

第一話のサンプルを見てて驚いたのが、オープニングソングの作詞が「梅図かず雄」ってなってたこと。これってあの漫画家の梅図かずお? それとも単なる偶然なのか?! もし前者だったら『トリビアの泉』マテリアルだよね(笑)。
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by alexsea | 2004-01-10 00:00 | 過去日記
アンデス少年Alexの冒険: 最低な最終日
最低な最終日 … 1月7日(水)

 …寝る前にいい日でありますようにと祈ったものの、起きてみたら気分は最低最悪。頭はガンガンするし体はだるい。お腹の調子もすごく悪いみたいだ。これって風邪がまた帰ってきたのか? それともお腹に来るインフルエンザ? それとも昨日はしゃぎすぎて高山病がぶりかえした? 要因がたくさんありすぎてどれが本当なのかなんてわからなかったけど、とにかく最低に気分が悪いってことだけはわかってた。なんとかシャワーを浴びて朝食を食べに行ったのはいいけど、部屋に帰ってきたらもう動けるような状態じゃない。午後にリマに向けて飛行機に乗る前にクスコの町の観光をしたいと思ってたのに、この体調じゃとてもそれどころの騒ぎじゃない。今日はリマからその足でロスへの飛行機に乗らなきゃいけない日。無理に観光して完全に体を壊したら帰れなくなっちゃうかもしれない。観光は泣く泣く諦めて、チェックアウトしなければならない12時くらいまでベッドで横になって寝てた。あー、ここまで来てクスコの観光ができないなんて、悲しいよう。

 リマ行きの便はクスコ3時発。ランウェイに出て加速していよいよ飛び立とうというときに、急ブレーキで減速、飛行機はまたターミナルに戻ってしまった。なんでもエンジンの一つが異常加熱してるというセンサーの報告らしいので、客をみんな降ろした後エンジンチェックをしなきゃいけないらしい。当然のようにブーブー言う客たち。僕たちの便がこの日最後のフライトらしいので店はみんな閉まってるし、頭はガンガン痛くて体はだるいし、待ってる時間が地獄に感じた。やっとこの高度から逃れられると思ったのに…。1時間半ほどのチェックの後、幸運なことに2時間遅れでリマへ向けて出発することができた。

 あんなにガンガン痛かった頭なんだけど、飛行機に乗ってるうちに痛みがなくなってきたことに気づいた。リマに着く頃にはあの頭痛はどこへやら。お腹の調子を除いては、全て正常に戻ってしまった。やっぱりすべて高山病の症状だったんだなぁ。僕の体は標高3500mには耐えられないらしい。高山病、恐るべし。リマで“濃い”空気を肺一杯に吸い込めたときには、もう二度と高地には戻るまいと思ったもん。

 今夜のLAまたはNY行きの便にはかなり時間があるので、みんなでレストランで今回のツアー最後のディナーをすることになっていた。僕たちが行ったのは海岸沿いにあるレストランLa Rosa Nautica。桟橋の先端にあるレストランで、すごく雰囲気がいい。着いたときにはもう真っ暗だったんだけど、飛行機が遅れなければ夕日が見えてもっとキレイだっただろうに。最初のエビ入りシーザーサラダはとても美味しかったけど、メインディッシュのSea BassのLa Rosa Nauticaスペシャルは、まあまあ美味しいことは美味しいんだけど、しつこすぎて半分以上残してしまった。シアトルのSalty’sもあることだし、景色のいいレストランって料理のクオリティが高くないってのが定番だからそれを恐れてたんだけど、なんかその通りになっちゃったみたい。「まあまあ」くらいは美味しかったんだけどね。10日間一緒に旅行してきた仲間と別れるのは悲しかったなぁ。

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エビ入りシーザーサラダは最高だったけど

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メインのSea Bassが重すぎる…
半分も食べられなかった

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フェアウェル・ディナー

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苦楽を(?)共にした仲間たち

 食事の後は、NY便の出発までに「dangerously close(危険なほど近い)」だったんで、大慌てでお金を払って(誰がどのレシートかってレストランが全然把握しきれてなかったもんだから大混乱。またもや下がるこのレストランの評価)、バスで空港まで向かい、NY便の人たちを先にチェックインさせた。LA便は午前1:30の出発。落ちるんじゃないかと思うくらい揺れに揺れたフライトだったけど、6時間はゆっくり眠れたからよかったな。LAでは約4時間待ってやっとシアトル行きの飛行機に乗り込み、夕方4時ごろ寒いシアトルに到着。2~3日前に大雪が降って、もし帰るのが前日だったら空港が閉鎖されてたかもしれないんだって。予定通りに帰ることができてよかったけど、雪をミスったのは残念だったなぁ。

 初めての南アメリカ。とても大きな都会の場所もあれば、まだ開発途上国の顔の場所もあるちょっと不思議な場所だった。子供の頃『アンデス少年ペペロの冒険』をテレビで見たときから、いつかアンデスの辺りに行ってみたいとずっと思ってた。その夢が実現して本当に嬉しかった。マチュピチュの遺跡では雨が降ってて遠くの方はよく見えなかったけど、霧と雲に包まれた遺跡はとてもミステリアスだったし。もしかすると晴れてる時よりもいい体験したかもしれないな。また行く機会があるかどうかわからないけど、あのアンデスの山々と人々の笑顔、ずっと忘れないと思う。
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by alexsea | 2004-01-07 00:00 | 旅行記 | Trackback | Comments(0)
アンデス少年Alexの冒険: マチュピチュ、再び
マチュピチュ、再び … 1月6日(火)

 5:30に起きて朝食を食べてると、Tampaコーラスから来たStanもマチュピチュに行くために起きてきたらしく、一緒に行くことになる。マチュピチュ行きのバスは6時から30分おきに出ているらしいので、7:30のバスを捕まえようと7時頃ホテルを出た。途中でまたビニールのポンチョを売ってたので、今は雨は降ってないけどもしものことを考えて一つ買っておいた。10 Soles払って6 Solesお釣りが来たのはいいんだけど、しばらくしたらそのおばちゃん、僕たちを追いかけてきた。なんでも僕の払った10 Solesにテープが貼ってあったり透かしが見えないってのが気に入らなくて偽札だとも言ってきた。このお札は昨日温泉に行ったときにお釣りで貰ったものだし、そんなこと僕たちの知ったこっちゃない。しつこく迫ってくるんだけど、僕はもうSolesは持ってないし、ドルも$20札しかない。うるさく追いかけてくるんで、道の所々に立ってる警官に相談してくれと言ってやった。おばちゃんは警官に事の成り行きを話してたみたいだけど、僕たちはバスの時間があるんでそのまま道を歩いてた。もし偽札だったりしたら警官が追いかけてくるはずだし。バスに乗ってやっと逃れられたとホッとしてると、さっきのおばちゃん、バスの中まで乗り込んできて他の札をくれと迫ってくる。細かいのが全くないことを説明して、マチュピチュで細かいのができたら帰りに払うからってことを言うと帰って行ったんだけど。バスの外の係員にも札を見せて説明してたみたいだし。うーむ、なんだかなぁ。後で聞いた話なんだけど、札にインクの染みがついたお金を使おうとしたら拒否されたってことを、他のグループメンバーから聞いた。なんでもこっちの人たちは銀行に行って取り替えてもらうってことをしないらしい。お釣りで古いお札を貰うときには十分ご注意を。

 マチュピチュの入り口につくと、雨がポツポツと降ってきた。昨日のようなザンザン降りじゃないからいいけど、一応ポンチョを身に着けて入場。もう既にかなりの人出はあるものの、昨日の比じゃない。電車が到着する10時半以降が激混みになるんだろう。最初は昨日人ごみで全体写真を撮ることのできなかったコンドルの祭壇に行って、その後は昨日行かなかった見張り小屋の方に行ってみることにした。かなりの段数を上らなきゃいけなかったから大変だったけど、途中でラマもたくさんいたりして感動。見張り小屋の横からはマチュピチュの全体が見渡せる。雨もポツポツ降っていて霧がかってるんだけど、その霧がなんとも神秘的な雰囲気を作り出していて、この場所から足が動かなかった。霧が急に晴れたり、濃くなって何も見えなくなったりと、刻々と変わりゆくマチュピチュの姿をずっと楽しんでた。主要なポイントは昨日のうちに見てしまったし、また階段を上り下りするのも面倒だったので、今日は一箇所でずっと場所から出るエネルギーを感じていたかった。何百年も前、ここが遺跡になる前はどんな場所だったんだろう? 段々畑にはどんな作物が埋まってたんだろう? 人々はどんな服を着て、どんな風に暮らしてたんだろう? 本当に昔の風景が見たくて見たくてたまらなかった。結局1時間くらい同じ場所にいたんじゃないかな。他のグループメンバーもポツリポツリと顔を見せ始めた頃には、マチュピチュのほとんどが濃い霧に包まれて見えなくなってしまった。あー、朝早く来てあの神秘的な風景を見ることができて本当によかった。電車が着いて人波が押し寄せる前に、この風景を胸に帰ることにしよう。

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本当に幻想的としか言いようがないよね

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葬儀の石

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この日はラマも見ることができた

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子供のラマ…可愛すぎる…

 アグアス・カリエンテスにバスが着いた時には、上りのバスはもう電車からの観光客で賑わってた。ぎりぎりセーフ! お腹も空いてきたの、バス停近くの店でまたピザを食べることにした。ここの店、最初から手作りでピザを作ってるみたいでちょっと時間はかかったけど、素晴らしい美味しさだった。さっきのおっかけおばちゃんがいることを想定して小銭を手に持ってたんだけど、店にはおばちゃんはいなかった。たぶん誰か両替してくれる人がいたんだろう。すごくホッとした。

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このピザは本当に美味しかった!

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Stanとインカコーラ(すんげー色)

 3時半の電車までにはまだ時間があったので、ホテルで足のマッサージを頼んでしまった。ちょっと熱めのお湯の入った洗面器にバスソルトを入れて、それに足を浸して、マッサージ師の男の人がふくらはぎのあたりまで丁寧にお湯をかけてくれる。十分に温まった後は片足ずつタオルで乾かして、足のマッサージ用のスプレーを足の裏にかけて念入りにマッサージしてくれる。ツボを押さえるとかそんなことはない普通のマッサージだったけど、丁寧に時間をかけてのマッサージは本当に気持ちよかった。最後はマッサージ台にうつぶせになって、ふくらはぎのあたりも丁寧にマッサージ。20分っていう時間が本当に短く感じた。あまりにも気持ちよかったから、ギフトショップに行ってマッサージ師の人が使ったのと同じバスソルトとスプレーを買ってきちゃった。家でも試してみることにしよう。ここのホテル、サービスもいいし雰囲気もとてもいい。もしまたマチュピチュに来るようなことがあったら、そのときもぜひここに泊まりたいもんだ。

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ホテルの近くの川

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和やかな風景

 しばらくホテルのロビーで旅行記を書いた後は、電車に乗り込んでクスコへと向かう。オリャンタイタンボくらいまでは何ということもない普通の電車旅行だったのでほとんど寝てたんだけど、オリャンタイタンボを出た後はいきなり車内に音楽が鳴り響いて、白いマスクを被って伝統衣装のようなものを着た人が車内を走り回り始めた。結構コワイ顔してるんだわ、これが。音楽に合わせて踊ったりとかして、奇声を上げながら車内を走り回ってる。なかなか面白かった。最後にはやっぱりチップを集めてたけどね。面白いのがこれから。音楽の後にはナレーションのようなものが入っていて、今の人が着ていたのは昔のインカ・ファッションだという。これから現在のインカ・ファッションをご覧に入れますというアナウンスの後は、女一人、男一人が様々なセーターを着て、音楽に合わせて僕たちの車両を練り歩くというファッションショーの始まり始まり。女の子は可愛かったし(赤毛だったからX-FilesのScullyを思い出しちゃった)、男の子もなかなかのルックス。彼らはモデルとかじゃなくて、この電車の乗組員らしい。ファッションショーっていう唐突さに笑っちゃったけど、結構いい服もあるんだよね。最後には今まで“モデル”が着てた服をカートに乗せて売り歩いてた。全部アルパカ100%なので肌触りがとてもいい。僕は一つのセーターがとても気に入ってしまったので、US$130とちょっと高かったんだけど買うことにしてしまった。アメリカだったら$200以上はするレベルだと思う。カートにはXLサイズしかなく、着てみたらやっぱり大きかったので残念がっていると、ホテルまで届けてくれるという。でもこの夜はDennisたちとクスコの最高級ホテルのレストランに食事に行くことになっていたので、ホテルにはいないかもしれない。そのことを告げるとレストランまで来てくれるという。うん、この商売根性、気に入った(笑)。僕の名前と、僕たちが食べに行くであろうレストランのことを告げて、ポロイの駅で僕たちは下車した。

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奇声をあげながら車内をかけまわる

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Scully似の女性モデルもとい乗務員

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このセーター買っちゃったよ

 4日に泊まった場所と同じホテルにチェックインした後は、ちょっといい服に着替えてHotel Monasterio del Cuscoというホテルにタクシーで向かった。このホテルは元は修道院だったらしく、今は一晩US$400以上もする最高級ホテル。なんでも一つ一つの部屋に酸素が送り込まれているらしく、高山病になった人もここに泊まれば元気になるというシロモノらしい。息を飲むほどキレイな中庭の周りには、コロニアル時代の本物のアートが飾ってある。一つの部屋はまるで博物館みたいな感じ。この中庭の片側に、今回行くレストランRestaurant Illariyがあった。ドアを開けると、さっきの電車でモデルの一人をやった彼がいるじゃないですか! 僕のサイズのセーターを持って来てくれたらしい。いやー、ここまで来てくれて本当にありがとね。カードでセーターのお金を払った後、US$5をチップとしてあげてしまう。

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すごくキレイなホテルの中庭

 このレストランにもコロニアルアートがたくさん飾ってあって、本当に高級感ビシバシ。食べ物も今回の旅行中で一番の美味しさだった。食事が終わった後、部屋を見せてもらえないものかとレセプションデスクに行ったんだけど、あいにく今日は満室でダメなんだという。ちょっとガッカリだな。もし、もしもう一度クスコに来ることがあったら、ここに一泊だけでも泊まってみたいな。素晴らしい食事とワインで最高に幸せになった後は、ホテルに戻ってベッドに入った。今夜は最後のホテル宿泊。明日もいい日でありますように。

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アミューズはポテトかな?
さっぱりしててナイス

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シーフードとペルー風スパイシーソース
シーフードが香ばしくて…もうっ!!

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子羊は全然臭くなくて素晴らしい出来

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洋ナシのデザート
硬いキャンディを挟んであるもんだから歯ざわりがちょっとなぁ…

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by alexsea | 2004-01-06 00:00 | 旅行記 | Trackback | Comments(0)
アンデス少年Alexの冒険: 失われたインカの都市、マチュピチュ
失われたインカの都市、マチュピチュ … 1月5日(月)

 朝6時に集合。マチュピチュ(Machu Picchu)行きの電車は6時にクスコを発つんだけど、僕たちは一駅先のポロイ(Poroy)という駅で電車をつかまえる。クスコからポロイまではスイッチバックばかりで景色もつまらないばかりか、同時刻に出発した僕たちの方が先に駅に着いてしまうらしい。6:40に電車はポロイに着いて、6:50にマチュピチュに向けて出発。目的地であるアグアス・カリエンテス(Aguas Calientes)までは3時間もかかるらしい。出発してみてなるほど、登山電車のためスピードがすごく遅い! 揺れもスゴイし。でも窓から見える景色は結構面白いし、電車の旅ってなんかいいよね。出発して15分ほどすると朝食が配られてきた。スナックとかは車内で買えるんだろうとは思ってたけど、まさか飛行機みたいに全員に配られるとは思ってなかったからビックリ。コカ茶と一緒に、美味しくいただきました。

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「朝一番のホームの冷えた静けさが好きさ」

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空いたお腹にはなんでも美味い

 約3時間のち、電車はアグアス・カリエンテスに到着。……雨が降ってるんですけど。まぁ雨季だってことはわかってたけどさ、やっぱり当日に降るとちょっとメゲるかも。大きな荷物は自動的にホテル(Machu Picchu Pueblo Hotel)に行くようになってるので、僕たちは傘を片手にマチュピチュへのバスへと歩き始める。駅を出てすぐに雨避け用のビニールポンチョの売り子たちがワッと沸いて出てきた。US$1らしい。ガイドのFreddyの勧めもあってほとんどの人たちが買い込んでた。駅からバスまでの道は、ピサックで見たような出店でギッシリ。しきりに声を掛けてくるのを振り切って古い線路の上を歩いていく。もう使われていないらしいけど、線路の上を歩くのってなんだか不思議な気がした。バス乗り場の横には川が流れてるんだけど、これが雨のせいか増水してとてつもない急流になってる。なんだかスゴイぞ。マチュピチュ行きのバスに乗って約25分、雨の中山道をどんどん登っていく。ほとんど一方通行としか思えないような道なんだけど、下りてくるバスがあるとお互いに譲り合ったりとかして対処してた。でももうちょっと道幅が広くならないもんかなぁ。バスとすれ違う度にハラハラしてたもん。

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すんげー激流なんですけど

 待ちに待ったマチュピチュの入り口に着くと、目の前に広がる山のような人ごみ。オフシーズンでコレなんだから、ピークシーズンはとてつもない混み様なのかもしれない。バックパックを背負いその上からポンチョを着て、左手に傘、右手にハンディカムの完全装備で挑む。視界が開けた瞬間に目に入ったとてつもない規模の遺跡は、全身に鳥肌を立たせた。とにかくデカイ! メキシコのチチェン・イツァも大きな規模だけど、ここは山の上に一つの“町”があるんだから。Freddyによると、山を切り出したその石で家々を作ったらしい。奴隷などというものは存在していなくて、みんな自分たちのために喜んで働いていたという。こんなに発達した文化なのになぜか車輪というものが存在せず、みんな切り出した岩を押したり引いたりして運んでいたらしい。それに驚くべきことは彼らの石組みの技術。石で作られたピッタリと隙間のない壁は、地震にも耐えられるように所々で引っ掛かりを作っている。切り出した岩の一つがあったんだけど、ピッタリと組み合わせられるように、壁の表面にいくにしたがって滑らかになるようにちゃんと削ってある。いったい一つの壁を作るのにどのくらいの時間が費やされたことだろう。

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すんげー人ごみ!!

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このクネクネ道を上ってきた

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遥か下を流れる川

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まさかこんなに広い遺跡だとは!

 あいにくの雨と大勢の人ごみで思ったように観光できない。ぬかるみで靴はどんどん汚れていくし、階段はとても滑りやすいので気をつけないといけない。それでも雲と霧に覆われたマチュピチュは神秘的そのものだった。雲に包まれているこの古代都市は、どこから地上でどこから空かわからないほど。なるほど空中都市と呼ばれるのも頷ける。ガイドに連れられて(人ごみをかきわけながら)、マチュピチュの色々な面を見て回った。精巧な水汲み場。山の上の氷河を神格化したのではないかという神殿。天文学を正確に把握していたことを示す石。1.5階建ての住居など。インカの人々は星座を模って町を造ったという。昨日見たオリャンタイタンボの遺跡は遠くから見るとラマの形。マチュピチュはコンドルの飛んでいる形。だからコンドルを模った神殿もある。岩の本来の形と加工された形をどちらも賢く使ってある。本当にスゴイなぁ。

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水路があちこちに掘られている

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霧に浮かぶ幻想的な遺跡

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南十字星の形をした石は南を指している

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なぜ人々はここを去ってしまったんだろう?

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三段の階段には意味がある
一番下が内なる世界、真ん中がこの世界
一番上が魂の世界

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コンドルの神殿
頭を手前に両側に広げた翼

 約2時間の見学の後は、お腹も空いたことだし昼食をとるために出口に向かう。もし天気がよかったら明日も来て、今度は自分のペースで見学したい。マチュピチュには食べる場所が三つある。ファーストフードスタンドと、サンクチュアリ・ロッジの中に二つ。僕たちは何人かとサンクチュアリ・ロッジの中にあるTampuというレストランに入ることにした。僕が頼んだのはインカ・スープとスパゲティ。どちらもとても美味しかった! さすがマチュピチュを独占する高級ホテルだけのことはある。もう一つのレストランの方はバフェスタイルの食事ができるらしい。後で行った人に聞いてみたら、そっちの方もなかなかよかったそうな。

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インカ・スープは美味しかった!

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スパゲティもすっきりとした味わいで美味

 帰りのバスに乗って爆睡しながらアグアス・カリエテスの町に向かう。…そういえば『地球の歩き方』には“グッバイ・ボーイ”なるものの存在を書いてあったけど、全然見かけなかったなぁ。まぁ雨も降ってることだし、こんなにたくさんのバスが行き来してる中、一つのバスを追いかけて下まで降りるなんてことできないのかもしれない。でもちょっとだけ期待してたから残念だったな(笑)。

 アグアス・カリエンテスの一番の高級ホテル、Machu Picchu Pueblo Hotelにチェックイン。ここはキャビンタイプのホテルで、僕の部屋は川沿いで、窓を閉めていても川のせせらぎが聞こえてきてとても気持ちいい。敷地もかなり広く、レストランやギフトショップ、スパまであるらしい。時間があったらマッサージでもしてもらいに行ってきたいな。

 部屋に荷物を置いて、“Aguas Calientes”の名の由来の温泉に行ってみることにした。ホテルで貰った地図を頼りに坂を上っていく。クスコよりは標高は低いとはいえやっぱりここも高地。ちょっとの運動でも息が切れてしまう。でもここらへんの人はこの酸素の薄さに慣れてるんだろうな。このメインストリートの坂の両側には土産物屋やレストランが立ち並んでいて、しきりに呼び声がかかる。温泉の近くにはタオルや水着の貸し出しをしてるところがあったので、ここでタオルを借りることにした。3 Soles(=約US$1)。

 温泉は川沿いの、橋を渡ってスグのところにある。橋のところで5 Solesを払って下に下りていくと、板とカーテンで仕切られた更衣室と、その向こうに茶色の温泉プールがあった。本来ならば温泉プールが何個もあるらしいんだけど、ほとんどが改装工事中で一番手前の一つのプールしか開いてなかった。早速服を脱いでプールまで歩いていく…んだけど、下が砂利道だから足が痛い痛い! こんなことならさっきタオルを借りたところで安いビーチサンダルを買ってくるんだった。なんとかプールまで辿り着いて温泉に入ってみる。あまり熱くなく、ちょっとぬるめな感じかな。匂いはなく、ぬるつきもベタつきもしない。透明度は低く水面から10cmくらいまでしか見えない。座るところがないから日本の温泉のようにリラックスはできなかったけど、マチュピチュで足を酷使した後だったから、この暖かな温泉はとても嬉しかった! 地元の人も何人か入ってるみたいだけど、僕が行ったときにはほとんどが観光客で賑わってた。若い男女のグループ6人くらいはパック入りのワインとお菓子を持ってきてて、温泉に入りながら飲んでワイワイやってた。しまった、僕も何か酒を買ってくるんだった(笑)。日本とは情緒が全然違うこの温泉だけど、傍らを流れる川の音、その川の向こうにうっそうと生えているシダ類らしき植物、目の前にそびえ立つ切り立った山と、いつもとは全然違う風景に感動。30分くらいゆっくりとお湯の中で遊んでた。いいなぁ、こういうゆったりとした時間。これまでのスケジュールがかなり行け行けだったもんだから、余計にこんな何もしない時間が嬉しい。

 お湯から上がってホテルに帰る途中に、レストランに寄って小さいピザを食べることにした。8時にDennisや他の人たちとホテルのレストランでディナーの予約をしてあるんだけど、それまであと2時間…とうてい我慢できない。たくさんあるピザレストランの一つを選んで、一番小さいペパロニピザと、クスコのビール『クスケーニャ』を頼んだ。このクスケーニャ、あるビールコンテストでドイツのビールに次いで二位に輝いたってガイドブックに書いてあったけど、なるほど本当に美味しいや。日本のエビスビールのような感じで、ホップの後味がとても心地いい。ピザはあまり美味しくなかったけど、このクスケーニャですっかり気持ちよくなっちゃった。あとホテルに帰るまでの店で、度々店先に見かけててすごく興味があった『インカコーラ』なるものを買ってみた。黄色の透き通った液体。一口飲んでみて「んー、これってなんかバニラコークみたい」って友達に言ったら、道に座ってた観光客の女の子が「あたしは液体バブルガムだと思うわ」と言ってきて、まさにその通りと思い切り頷いてしまった。本当にバブルガムをジュースにしたらこうなりましたって感じの味。甘いからあまり好みじゃないけど、いたる所に売ってるところを見ると、かなりの人気商品なのかもしれない。

 ホテルで1時間ちょっとグッスリ昼寝した後はレストランでディナー。僕はフレンチスタイルのオニオンスープとマスを注文。オニオンスープは想像以上の出来。シアトルで大好きなLe Pichetのオニオンスープには敵わないけど、かなりの水準の美味しさでビックリ。マスにはガーリックの薄切りを揚げたヤツがついてて、これが身の味とよく合うんだわ。ワインも6人で2本空けて気持ちよくなっちゃったし、4人のミュージシャンがペルー音楽の生演奏してるし、最高の気分。色々とペルー音楽の生演奏はあちこちで聴いたけど、この彼らは本当に上手くて、初めてCDを買おうって気になっちゃった。演奏も上手いけど、何人かで声を重ねる歌声もバランスが良くて、ウチらのコーラスディレクターのDennisもしきりにいいって頷いてた。

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オニオンスープは予想以上の出来

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マスはさっぱりした味付けでグー

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このグループはInkañanというらしい

 明日またマチュピチュに行こうかどうか迷ってたんだけど、このディナー中に行くことに決めて、ツアコンのAaronからチケットを買ってしまった(US$29)。またもう一度来ることができるかどうかわからないし、たとえ天気が悪くても、自分のペースであの遺跡をもう一度見てみたい。となるとクスコからの電車が到着して激混みになる前に行かなきゃいけないので、明日の朝も早起きしなきゃならない。部屋に戻ってすぐにベッドに入ってしまった。川のせせらぎの音が子守唄になって、昼寝をした後だというのに、すぐに眠りについてしまった。
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by alexsea | 2004-01-05 00:00 | 旅行記 | Trackback | Comments(0)
アンデス少年Alexの冒険: インカの遺跡
インカの遺跡 … 1月4日(日)

 朝5:30に起きて7時にはホテルを出た。さすがに5時間睡眠はこたえるわ。みんなもだいぶ疲れているらしく口数が少ない。リマからクスコ(Cusco)までは約1時間の順調なフライト。空港に出ると同時に、ホテルやタクシーなんかの勧誘がすごく激しくてビックリしてしまった。

 僕たちが泊まるHotel Jose Antonioは、クスコの中心地であるアルマス広場からはちょっと外れているからか、部屋も広くて結構快適な場所。チェックインした後、荷物を部屋において、ロビーエリアにあるコカ茶をみんなで飲む。クスコの標高は約3500m。富士山の頂上近くに街があるようなものなので、当然空気が薄い。当然みんな頭痛など高山病の初期症状が現れ始めている。このコカ茶は麻薬のコカインの原料なんだけど、そのコカの葉を使ったコカ茶は高山病の予防・治療の特効薬なんだそうな。恐々飲んでみたいんだけど、まるでアロエのような苦っぽい匂いとは裏腹に、味は普通のお茶と変わりない。後味にほんのりと甘みも感じられて、どちらかというと美味しいかも。みんなもこの味が気に入ったみたいで、ガブガブ飲んでた。…あれ? そういえば、鈍い頭痛はあるものの、チリで感じたあの風邪のだるさがあまりないなぁ。この程度まで回復してよかったよかった。

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空港の中でいきなりペルー音楽

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コカ茶…なかなか

 お茶で一休みした後はまたバスに乗り込んで、ピサック(Pisac)という場所までバスで向かう。約1時間のドライブ。赤土の泥で造ったような家々は、ここは全く違う文化の土地なんだということを感じさせてくれる。所々の家の屋根の上には、十字架とそれをはさむように二匹の牡牛が飾ってある。ガイドのFreddyに聞くと、これはキリスト教を押し付けられて昔からの宗教を手放さなければならなかった頃からの風習なんだそうな。十字架はキリスト教を信仰していますという印。牡牛は田畑を耕すときに使われることから“母なる地球(Mother Earth)”のシンボル。十字架を飾りはしても、母なる地球を崇めることは忘れなかった人々の信仰心の現われなんだそうな。宗教を押し付けられるって、とても不本意なことだったんだろうな。

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十字架と二匹の雄牛

 ピサックはインカの“聖なる谷”の中にある。なんでも、この谷はとても温暖な気候で摂氏約13度以下になることはないんだそうな。土壌がとてもいいので一年に二回作物ができるらしい。それに、場所場所によって気候が少しずつ違うので(Micro Climate)、作物を賢く植えることによって、一年に三回も刈り入れをすることができるらしい。“聖なる”と呼ばれるのも頷ける気がする。

 ピサックはとても小さな村だけど市場で有名な場所。毎週火・木・日曜日に、村の中心にある広場の周りに様々な出店が立つ。観光客目当ての店がほとんどだけど、広場の辺りには村の人々のための食材や食べ物なんかの店もあって、とても活気があった。ただ店にある品物を見ているのがわかると、すぐに店の人が飛び出してきて色々とセールスを始めてしまうので、ゆっくりショッピングをしている雰囲気じゃない。あれさえなければじっくりと時間をかけて品物を見て回ることができるのに。でもどの店も同じようなものばかりなんだけどね。僕はここでインカっぽいシャツ二着を購入。一着US$6。なかなかいい買い物をしたと思ってたんだけど、バスに戻ってみると全く同じシャツをUS$4で買ったヤツがいて愕然。…い、いいんだいっ! アメリカよりもずっと安いのには変わりないんだから!と強がりを言ってみても始まらない。

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野菜や果物が所狭しと並んでる

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色鮮やかな民族衣装!

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観光客のためのアクセサリーも

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こんなシャツを買っちゃった

 ちょっと買い物タイムを楽しんだ後は、バスに乗り込んでランチに向かう。この頃にはもうお腹ペコペコだったので嬉しかった! ピサックから約30分バスに乗って、Tunupaというレストランに着く。ここは他の家々とは明らかに格が違う感じで、まるで宮殿のような大きな建物。バフェスタイルのランチが置いてあるキッチンエリアを通り抜けると、川を望む花いっぱいの中庭に出る。まるでオアシスのような場所で感動してしまった。料理の種類も豊富! 僕は特に子羊のシチューみたいなのには脱帽。それとビックリしたのが、アルパカ(ラマの小さいバージョン)のシチューのようなものもあること。アルパカって毛を使うだけじゃなくて食べることもできるのか! 興味があったので食べてみたんだけど、なんとなく食感はポークのような舌触り。でもポークよりももうちょっと深い味わいと、ほんのちょっとだけ野生の香りがする。なんだかあの可愛らしい姿を思い浮かべるとちょっと残酷な気がしたけど、日本の鯨と同じで文化によって食べるものが違うんだから、それは受け入れなきゃならないよね。

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ポテトスープとアピタイザー

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左がアルパカの肉、右は子羊

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中庭は本当に気持ちよかった!

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坂の下には花畑と川も見える

 ランチの後はコカ茶を飲んで中庭の風景を楽しんでたんだけど、ここで大事件が発生。グループの中の一人、DickというLAからのおじいちゃんがレストランの入り口あたりでつまづいて転倒、頭を切ってしまって血だらけになったらしい。騒ぎが収まるまで邪魔になると思ってそこには行かなかったんだけど、ちょっと経ってから行ってみるとちょうどDickが担架に乗せられて運ばれていく途中だった。自分でタオルを頭にあてがって押さえているから意識はハッキリしてるんだろうと思うけど、入り口付近はもう血の海。頭の傷って血がかなり出るらしいからね。オーナーの夫婦や子供たちもオロオロしちゃってる。なんでもここから車で5分ほどのところに病院があるらしいので、そこにグループのリーダーAaronとDennis、それとガイドのFreddyがついていって診てもらうらしいので、1時間ほどレストランで待機しているよう言われる。すごく心配だったけど仕方がない。川の方に下りていったり、レストランにある大きなリビングルームのようなところで昼寝したりと、みんな思い思いの時間を過ごしてたみたい。約1時間ほど経った頃Dennisが帰ってきた。脳震盪とかの症状はなくて意識もハッキリしてるらしいけど、約10cmの切り傷を縫わなきゃいけなかったらしい。頭蓋骨にもちょっとヒビが入ってるみたいなので、救急車でクスコの病院まで運ばれたらしい。医者はたぶん大丈夫だろうと言ってたらしいけど、一晩入院して様子を見るらしい。大事にならなくて本当によかった。Dennisも、何度もコーラスグループの旅行を企画したけど、こんなことは初めてだと怖がってた。

 予定が1時間ずれてしまったので、時間はこの時点で午後4:20。本当ならこの後オリャンタイタンボ(Ollantaytambo)の遺跡に行く予定だったんだけど、バスでここから45分はかかるところで、入り口は5時で閉まってしまうらしい。「Freddyの話によると入り口の人に頼めばたぶん大丈夫らしいけど行ってみる?」とのDennisの問いには、バスに乗ってる全員が「Yes!」。

 オリャンタイタンボに着いたときには5時を回ってたんだけど、入り口はまだ開いていて結局心配しなくても大丈夫だった。ペルーで初めて見る本格的な遺跡に超感動。ずっと続いている高山病の鈍い頭痛も忘れてしまうほど。段々畑のようなものがずっと続いている風景。高山病を悪化させないように、ずっと続く階段をゆっくりゆっくり上る。でもすぐに息が上がっちゃうんだけどね。正面に見える山の横には月が昇って、とても幻想的な雰囲気を作り出していた。反対側にも聖なる谷が続いていてとても広大な景色。遥か下には明日マチュピチュに行くのに使う電車のレールが見える。あー、ペルーの遺跡に来ることができたんだなぁ。神様ありがとう!

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オリャンタイタンボの遺跡

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ガイドのFreddy
上から見えるとラマの形だと説明してくれる

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幻想的な月が見えた

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遺跡は『聖なる谷』の中ほどにある

 1時間ほど見学した後は、だんだん暗くなってくる景色の中、クスコのホテルへと車を走らせる。途中から稲光も見えたりしてたんだけど、クスコではかなり雨が降ったらしく道路がみんな川のようになっていた。長い一日で疲れていたし、これからクスコの中心地に食べに行くのは面倒だということで、ホテルのレストランで夕食を済ませてしまった。なかなか美味しかったけどどれもしつこかったなぁ。高山病予防のために、ワインかビールを飲みたいのをグッと堪えてた。明日はいよいよマチュピチュ。万全の体調で備えなきゃ!

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シーフード入りのクレープ
しつこすぎて一口しか食べられなかった

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鳥の「シチュー」
これも重かったよう、大失敗

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by alexsea | 2004-01-04 00:00 | 旅行記 | Trackback | Comments(0)
アンデス少年Alexの冒険: いざペルーへ!
いざペルーへ! … 1月3日(土)

 今日はサンティアゴ最後の日。9:30から市内観光ツアーが始まることになっている。こういう観光ツアーって初日にあるのが普通なんだけど、今回はスケジュールの関係で最後の日になってしまったらしい。でもサンティアゴの街の復習ができるから、これでもいいのかな。

 バスはサンティアゴのあちこちの道を走りながら、最初は競馬場にストップ。なんで競馬場?とか思ったけど、気持ちのいい天気の下、よく手入れされた馬を見るのは結構すがすがしい気分だった。その後は偶然衛兵交代をバスの中から見ることができてラッキー。まるでロンドンのバッキンガム宮殿のような衛兵交代にバスの中は騒然。昔は“儀式”だったのかもしれないけど、今はもうパフォーマンスだよね。その後バスはアルマス広場に止まり、そこで約20分の観光。僕はもう初日にアルマス広場とか大聖堂は行ったので、今回はおさらいって感じでさらっと大聖堂の中を見て回った。

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なにゆえ競馬場を観光??

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衛兵交代はバスの中からちっちゃく…

 その後はサン・クリストバルの丘(Cerro San Cristóbal)のケーブルカー発着場にバスは止まって、みんなでケーブルカーで上ることになる。この丘、サンティアゴのシンボルともいえる場所なんだけど、思ってたよりもずっと高かったのには驚いた。ケーブルカーがいつになっても止まらないんだもん。頂上には手を広げた大きなマリア像が立っていて、その中にはキリストの像が祭られている。その前に跪いて祈りを捧げている人たちを見ると、いかにキリスト教がこの国に浸透しているかを思い知らされる気がする。祈りを捧げている人たちの邪魔にならないように静かに写真やビデオを撮っているとはいえ、祈りのためにそこにいるわけではない自分がちょっと恥ずかしくなった瞬間だった。

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ケーブルカーで上っていく

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頂上からの景色は最高!

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頂上には教会もある

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サンティアゴのシンボル、マリア像

 丘の頂上で一休みした後は、今度はテレフェリコと呼ばれるロープウェイで下りてみることにする。二人乗りのこのテレフェリコ、乗ってから谷の上に飛び出すまでがすごく怖かったけど、それから後は高所恐怖症の僕でも全然大丈夫だった。風がまるで入ってこないもんだから暑かったけど、サンティアゴの街を眺めながらひと時の空中散歩、とても楽しかった。

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最初は怖かったよ~!

 この後はバスはワインショップに行きたい人のために大きなワインショップの前に止まったんだけど、道路の向かい側にあったスターバックスに行った人の方が多かったみたい。みんな美味しいコーヒーに飢えてたみたいで、スターバックスの看板を見た瞬間「There *is* God!(神は本当にいるんだ!)」って叫んだヤツとかいたもん(笑)。僕はどちらにも興味なかったし、風邪のせいで体がすごくだるかったので、バスの中で座席を倒して休んでた。今日が一番体調が悪いみたいだ。マチュピチュに行くまでに絶対に治したい。バスツアーの最後はハンドクラフトを売っている小さなマーケットエリアへ。かわいいマーケットだったんだけど何も買うものはみつからなかった。ここで買って食べたアイスクリームは、外が暑いだけあって美味しかったけどね。

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やっぱりスタバがあるとホッとする(笑)

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マーケットエリア

 バスがホテルに戻ってからはみんな三々五々ランチを食べに行ってたみたいだけど、僕はあまりにも体調が悪かったので、薬局でガイドに勧められたビタミンCの錠剤を買って、バーガーキングでチキンバーガーを買った後部屋に戻った。部屋の中でランチを食べて薬を飲んで、本格的に約2時間の寝に入る。6時にはホテルを出て空港に行き、今日中にペルーのリマまで行かなきゃならない。寝る前までは体がだるくてだるくてしょうがなかったんだけど、おとなしく寝て汗をかいた後はたいぶ気分がスッキリした気がした。

 リマまでのフライトは約3時間。空港に着いて入管審査と関税を通り抜けると、山のような人だかりが待っていた。サンティアゴに比べてペルーはだいぶ危険な場所らしいので、みんな財布を隠すとかして自己防衛。バスで20分ほどのホテルMelia Limaに着くと、荷物も紐解かずに寝てしまった。リマはただの経由地。明日の朝はクスコへのフライトが待っている。早起きしなきゃいけないんだけど、この体調だし、耐えられるかな~。
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by alexsea | 2004-01-03 00:00 | 旅行記 | Trackback | Comments(0)
アンデス少年Alexの冒険: 気持ちのいい午後
気持ちのいい午後 … 1月2日(金)

 今日は11時まではフリータイムなので、朝食の後、初日に行きたいと思って行けなかったサンタ・ルシアの丘(Cerro Santa Lucía)に行くことにした。この丘はサンティアゴ発祥の場所として知られていて、最初はただの岩しかなかったらしいんだけど、今は公園になっていて市民の憩いの場所となっている。ホテルから4ブロックほど歩くと、うっそうとした緑に囲まれた丘が現れた。入り口で名前を書いて(セキュリティのためなのかな?)、上に行く階段を登りはじめる。まだ暑くない朝の風を肌で感じながら、緑の多い公園を散歩するのは本当に気持ちがいい。途中で子犬がわんさかいる場所があって、心の底までほのぼのすることしきり。それにしてもサンティアゴって野良犬や野良猫が多い。完全に人に慣れてるみたいで、死んでるように寝てるすぐ横を通っても目を開けもしない。彼らはそれはそれで幸せなのかもしれないけど、汚れた毛並みを見るとちょっと悲しくなってしまう。

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サンタ・ルシアの丘の入り口

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子犬がわんさか!

 途中からかなり急な階段を登りきると要塞のような頂上に辿り着く。ここからのサンティアゴの風景は最高! 真下に見える旧市街、ちょっと遠くに見える新市街とサン・クリストバルの丘。ずっと遠くには霞んだアンデスの山並みも見えるし。街のど真ん中にこんな場所があるなんてちょっと不思議な気持ちだ。午後になるとたぶん暑くなってくるだろうから、朝のまだひんやりした時に来て正解だったな。風邪で体はだるかったけど、緑に囲まれてちょっとエネルギーを充電できた感じだ。

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要塞のような場所を上っていく…

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サンティアゴの街並み

 ホテルに戻って11時にバスでバルパライソ(Valparaíso)に向けて出発。サンタルシアの丘への散歩でまたちょっと体がだるくなってしまったので、座席を倒せるだけ倒して本格的に寝に入った。このバスはかなり高級っぽくて、レッグサポートやフットレストまで付いてたので楽に休むことができた。約2時間のドライブの後、バルパライソに到着。ここはチリのメインの港町として知られているところ。サンティアゴと違って、裕福な家も貧しい家も同じ地域に隣り合うようにして存在するんだそうな。たくさんの丘があって、そこに立ち並ぶ家は壁が様々な色に塗られていて、とてもユニークな景観を作り出している。この丘を歩いて上るのはすごく大変だけど、所々にアセンソールというケーブルカーがあって、人々はそれを使って丘を上り下りしてるらしい。

 まず僕たちが訪れたのは、チリ出身のノーベル文学賞受賞者パブロ・ネルーダ(Pablo Neruda)の家。バスの中でDennisが彼のバイオグラフィを聞かせてくれたんだけど、詩を書きながら政治にもかなり力を入れていた人らしい。彼は70年代に死んだらしいんだけど、この家はほとんど彼が住んでいた時の状態のまま保存されていて結構楽しかった。面積自体はすごく小さくて、階段の上り下りも他の人を待たなきゃいけないくらい狭いんだけど、5階建てで、窓から見える港の景色は本当に最高だった。チリに来るまで全然知らない人の家なんだけど、食器やアートなんかに生活感が溢れていて、不思議に身近な人のように感じてしまった。

 この後はバスでダウンタウンまで行って、アセンソールで丘を上る。アセンソールは今まで乗ったどのケーブルカーよりも小さかったし、上る時間も約20秒くらいとすごく短かった。かなり昔から使われているものなので古くてガタが来てる感じで結構怖かったし。でもこれが市民の足として使われてるんだよね。乗ってる時間は短いけど、この急な坂を足で上ろうと思ったらやっぱ大変だよな。

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真ん中にアセンソールが見える

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アセンソール内から下を見下ろしたところ

 アセンソールを降りてすぐのCafé Turriというレストランでランチ。ここは港を始めバルパライソの町を一望できる場所で、本当に気持ちよかった。ギリシャに行ったとき感じたみたいな爽やかさ! 食べ物もなかなかだったし、ここはちょっとオススメかな。でも僕たちのテーブルはよかったんだけど、他のテーブルでは頼んだ食べ物が出てこなかったり、間違ったものが出てきたりして、結構大変だったみたい。ラッキーなサーバーに当たったのかな。

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Café Turriはまるでギリシャのレストランのよう

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Sea Bassにエビが山ほど乗ってて美味しい!
ウェイターに聞いたお勧め料理だった

 ランチとワインで気持ちよくなった後は、Muralと呼ばれる壁に描かれたアートを色々見ることのできる青空美術館に行った。でもDennisと僕は途中の小さな小さなアートギャラリーに引っ掛かっちゃった。Dennisはここで3つもアートを買って、僕も青を基調にした小さな絵を瞬間的に気に入っちゃったんで購入することに。35,000ペソ=約US$58。このギャラリーで時間を食っちゃったから青空美術館には結局行けなかった(笑)。でもお気に入りのアートを買うことができて、気分的にはホクホク~。

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レストランからの景色…気持ちいい~

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こんな絵を買ってみた

 長い階段を歩いて下りた後は、バスに乗り込みビーニャ・デル・マル(Viña del Mar)へ。ここはビーチで有名な場所らしい。ところが金曜の午後遅い時間だけあってラッシュアワーに思いっきりぶつかってしまい、ビーチエリアに着いた頃には45分ほどしか時間がない状態に。まぁ外に出てみると風が冷たくてすごく寒いから、ゆっくりしようって気にもならなかったんだけどね。それでもビーチは本当にたくさんの人で溢れてたのにはビックリ。あんな寒い風が吹いてる中で裸でいるなんて、どういう神経してるんだよ~。冷たい海に入ってる人もいるし。見てるこっちが凍えそうだった。みんなで近くのピザ屋に入って、僕はホットチョコレートを飲んで体を温める。薬と気力でなんとか抑えているとはいえ、体の中ではまだ風邪が猛威をふるっている状態なので、この暖かいチョコレートはとても嬉しかった。

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ビーチはものすごい人出!

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Hello young lovers...

 45分の休憩の後は、バスに乗り込んでサンティアゴまで戻ることに。行きと同じく帰りも座席を倒してずっと寝てた。ホテルに帰りついたのは9時少し前。本当は9時にDennisがレストランを予約してくれてたんだけど、9:30に予約をずらさなきゃならなかった。顔を洗って服を着替えていざサンティアゴ最後のディナーに出発。タクシーでベヤビスタ地区にあるKilomètre 11680というDennisオススメのレストランに行った。ここは初日に行ったレストランComo Agua Para Chocolateのすぐそば。昼間来た時も軒並ぶレストランを見ていいエリアだと思ったんだけど、夜来てみると本当にたくさんのレストランやバーがオープンしていて、ちょっとシックな若者たちが集う場所といった雰囲気で本当に楽しそう。もうちょっと時間があったらここのレストランやバーを一つ一つ制覇してやるところだったのに。

 Kilomètre 11680はすごくインテリアがカッコイイ場所。黄色と青のライトをよくアレンジして使ってある。フランス料理の店ってことだったけど、メニューはいたって普通だったのがちょっとアレかな。でもまあまあ美味しくて、一緒にテーブルに着いたLAから来たPhilとも大好きなレストランの会話ができて楽しかった! ワインを飲みながら、美味しい食事を食べながら、こういう会話を楽しめるって本当に極楽至極。心の底から“Life is good”って言いたくなる瞬間だよね。

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Dennisのお気に入りレストラン

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ホタテにベーコンを巻いたアピタイザー
う~ん、どこにでもあるような味

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ステーキに特製ソースがかかったもの
まぁ美味しかったけど特筆するほどは…

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ラズベリーアイスクリーム
量多すぎ(笑)

 結局食事が終わったのは12時を回ってから。タクシーでホテルに戻ってすぐに寝たんだけど、風邪のせいであまりよく眠れなかった。んー、この風邪さえどうにかなればもう最高なんだけどなぁ…。
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by alexsea | 2004-01-02 00:00 | 旅行記 | Trackback | Comments(0)
アンデス少年Alexの冒険: 「?」な新年の幕開け
「?」な新年の幕開け … 2004年1月1日(木)

 朝8時に目覚ましの音で起き…ようとするんだけど、なんだか簡単に起きられない。気づいてみると鼻の奥のほうが炎症を起こしてる感じだし、喉もカサカサしてる。微熱に全身が包まれてる感じがするし。やっばいなー、風邪ひいちゃったみたいだぞ。なんで最近は旅行をする度に旅先で風邪をひいてしまうんだろう? まあ今回は一日目が過酷だったとはいえ、この程度のことでへこたれるような体じゃなかったはずなんだけどな。やっぱり歳取った印なのかな~。きちんと体を鍛えなさいという、神様からの新年に向けての警告かもしれない。ちゃんと健康のこと考えるようにしなきゃな。

 フラフラしながら朝食を食べに行った後は、近くの銀行でお金を下ろした後、10:30に車が迎えに来てBlue Stoneというラピスラズリの宝飾店に希望者を連れて行ってくれることになってる。僕は何を隠そう、ラピスラズリの大ファン。あの青がとてもキレイだし、昔々に日本で手に入れたラピスラズリの丸い石は、今でもちょっとした自分だけのお守りとしていつもポケットに入れてるし。ラピスラズリって、チリとアフガニスタンでしか取れないんだって。だからサンティアゴに来たときから楽しみだったんだ。

 Blue Stoneはラス・コンデス地区の中にある。周りは高級な店ばかりで、まるでロスのロデオ・ドライブにでも来たような雰囲気。同じ街の中に、こんな高級な一角と、中央市場の周りのようなちょっと貧しげな雰囲気を漂わせてる一角が混在するなんて、なんだか不思議な気分だった。中に入るとすぐにチリ独自のお酒ピスコ・サワーを振舞われたりしてすごく気分がよかったんだけど、いかんせん宝飾品店だから女物のアクセサリーが多いんだよね。男物の指輪とかもあったけど、僕は指輪を着けるキャラクターじゃないし。仕方ないからさんざん迷った挙句、ラピスでできた小さいピラミッドを買ってしまった。見た瞬間に「あ、この色好きだな」って思ってなんだか呼ばれる気がしたから。こういう時はその瞬間に買っておかないと後々後悔することがわかってる。まあ男が身に着けられるラピスの品なんてすごく限られてるから、気に入ったものが一つでも見つかってよかったのかもしれない。また同じタクシーでホテルまで送ってもらって、送迎料金は無料。高級店だけのことはあるよな。でもセールスパーソンは店の中でいちいち後をつけてきたりして、なんかちょっと邪魔な感じはしたけど。ああいう店では「何か質問があったら答えますからいつでも言ってくださいね」って、ほといてもらえるのが一番嬉しいんだけどな。まーいいけど。

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ラピスラズリのピラミッド 約US$60

 今日は薬局とかも全部休みってことを聞いてたから風邪薬は絶望的かなと思ってたんだけど、ランチを食べようと思ってホテルの外に出てみると、なんと道路の向かい側の薬局が開いてるじゃないですか。ラッキーってことで、風邪薬をそこで買って、近くのバーガーキング(ここしか開いてない!)でチキンバーガーを食べた後、薬を飲んで、ホテルに帰って集合時間の2時までベッドで寝てた。そのお陰で、起きたときにはだいぶ体調は良くなってた。

 今日は街の中はどこも閉まっているということで、Valle Nevadoというアンデス山脈の一角にある、スキーリゾートで有名なホテルに行って、そこでプールに入ったりゆっくり過ごしたりするってのがスケジュールに組み込まれてる。2時に出発したバスはスイッチバックの山道をどんどん登って行って、Valle Nevadoに到着したのはなんと4時。チリ独特とも言える薄茶色のはげ山の風景が珍しくて、外を見ることに熱中してたからあまり長いとは感じなかったけど。しっかし初めてのアンデス山脈、やっぱりデカイよ~。標高3500m以上ってことで、ホテルに着く頃には高山病の症状らしい頭痛がし始めてたもん。さすがスキーリゾートで有名な場所だけあって、ホテルは豪華だし、周りの景色もとてもいい。街中では30度近くあった気温が、ここでは肌寒いくらい。

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スキーリゾートなんだよね、ここ

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だからホテルはなかなか豪華

 ホテルの中に入ってすぐに、Dennisが足裏マッサージの予約を入れてるのを見て、僕もリラクセーション・マッサージの予約を入れてしまった。どうやらマッサージセラピストは一人だけらしく、Dennisと僕で予約が一杯になっちゃった。他の人に悪いことしたなって気がしたけど、みんなはそれぞれプールで泳いだり、山道を散歩したりとかして、結構楽しい時間を過ごしてたみたいで、なんとなくホッとした。時間スロットの関係上、予約を入れてすぐマッサージ開始ということになっちゃってなんか慌しかったけど、旅の疲れを癒してくれるようなマッサージはなかなか気持ちよかった。すごく最高とまではいかないけど、まぁ痒いところに手が届くってレベルには到達してたな。最後には気持ち良くて寝そうになっちゃったくらいだもん。

 マッサージを終えて外に出ると、ガイドのAmarantaがみんなはレストランの外にいるってことを教えてくれたので、早速行ってみた。マッサージが終わったばかりだからか空気が薄いせいかわからないけど、レストランまで辿り着くのにゼーハーしちゃってたのには驚いた。Dennisに貰ったPotassiumの錠剤とコーラを飲んで、やっと落ち着いたけど。天気は快晴。周りはアンデスの山に囲まれていて、肌に冷たい風が吹きぬけていく。その中でシアトルの美味しいレストランの話題にしばし花を咲かせてた。スポーツとかの話題になるとぜんぜんついていけないんだけど、レストランのことなら任せてくれい! 他のコーラスから来た人は僕がすごく静かなヤツだと思ってたらしいんだけど、レストランの会話に目を輝かせて喋りまくってる僕を見てビックリしたらしい。好きな話題には誰だって饒舌になるよね?

 ディナーは8時からだったので、それまで外をちょっと歩いてみたり、旅行記を書いたり、ソファでちょっと昼寝したりしてた。ここのディナーはバフェ形式。セレクションは多かったんだけど、味はまあまあ程度。レストランのレベルによって僕の味の敷居も自動的に上がり下がりするようになってるので、あまり不満はなかったけど。食事の間に日が沈んで、赤い光が当たって影が濃くなった山々がとても印象的だった。まるでグランドキャニオンの底にいるような気がしてた。

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なんとなく美味しかったかな?

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「今はまだ遠いアンデスの山…」

 ディナーが終わってホテルを出たのが9:30頃。もう真っ暗な道をどんどんスイッチバックで下がっていく。途中でちょっと車を止めてみんなで外に出て星を眺めてみた。街は遠いからそこからの光はあまりないんだけど、今日は半月だったもんだから月がすごく明るくて、思ったほど星は見えなかった。それでもシアトルや東京に比べれば100倍以上の星が見えたけどね。逆さまオリオン座も見えたし、南十字星も発見できたしで、みんな結構興奮してたみたい。最近はなかなか星を見る機会ってなくなっちゃったけど、時々こういう時間があると心が洗われる感じでいいよね。

 天文観測休憩の後はホテルまで直行。結局帰り着いたのは11:30を回ってから。いやー本当に今日は長旅だった。でも向こうのホテルでゆったりとした時間を過ごせたから、それでネガティブな面が打ち消された感じでよかった。明日はバルパライソとビーニャ・デル・マルに行く予定。明日までに少しは風邪がよくなってるといいんだけどな。
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by alexsea | 2004-01-01 00:00 | 旅行記 | Trackback | Comments(0)