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From Seattle, WA, USA
by Alex
プロフィール
シアトル在住のAlexです。
ソフトウェアデベロッパーをやっていましたが現在は休憩中。日本にいるときには役者をやってたりしました。歌ったり踊ったり、食べたり飲んだりが大好きです。

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世界一周2011: ザグレブの休日 (ザグレブ3)
昨日はあんなに早く寝たっていうのに、朝8時頃までぐっすりと眠れてしまった。やっぱちょっと疲れてたのかな。今日はのんびりするのもいいかなと思って、何も予定を組んでいなかった。朝9時頃にホテルで朝食をとって、ちょっと街に繰り出してみる。

まずはガイドブックに載っていたネクタイの店Croataを訪れる。店が見つからなくて随分迷ったんだけど、結局ビルの中のちょっとしたモールのような場所にあるのを発見してホッ。ここでお土産を買おうと思ったんだけど、選んでいるうちに自分用のネクタイの方が先に見つかってしまってさぁ大変。お土産用のは選ぶのにすごく苦労したけど、結局自分用とお土産用と、ネクタイを二本買った。結構高かった(泣)。

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高級ネクタイの店Croata

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店を出てすぐの広場では、音楽に合わせてとても妙なパフォーマンスをやっていた

その後はこの前使わなかった、旧市街へ上るケーブルカーに乗ってみることにする。とても古い感じのケーブルカーは、超短距離を行き来する。こんなの誰が使うんだよとか思ってたら、たくさんの荷物を抱えた地元の人たちが乗ってきて、あぁなるほどと納得。あんな荷物を抱えてたら、階段の上り下りは大変だよね。

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古ぼけたケーブルカー

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上までほんの30秒ほど

こないだは全く気づかなかったんだけど、旧市街側のケーブルカーの駅はロトルシュチャク塔のすぐ横にあった。ここからまた聖マルコ教会まで歩いていくと、なんか音楽が聴こえてくる。よく見ると、教会の前に4人のミュージシャンが出て、楽器を演奏しながら歌ってる。なんか曲がメキシコのマリアッチっぽいけど、やっぱりちょっと違うみたい。これはクロアチアあたりの伝統音楽なんだろうか? そこで見張りをやってるらしい警官の人もお金を入れてたんで、僕もまずお金を入れてからビデオと写真を撮影させてもらうことにした。聖マルコ教会の前の広場はガラガラだったんだけど、彼らの歌声が響いてすごくいい雰囲気だった。クオリティもかなり高かったし。こういう上手いストリートミュージシャンに出会うと嬉しくなってしまう。

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ストリートミュージシャンたち

この後はザグレブ博物館まで歩いていったんだけど、ここ11時にならないと開かないんだね。まだ11時にはなっていなかったんで、サックリ諦めることにした。今回は縁がなかったということで。その横の階段を下りて、この間のカフェでいっぱいの通りに行ってみることにした。この中の一つのカフェに入って、なんとロングアイランドアイスティーを注文。だってカクテルリストを見たらそれが載ってて、そういう気分になっちゃったんだもん!(笑) というわけでまだ昼前だというのに強いカクテルを飲みながら、ここでしばし旅行記を書いてみることにした。暑くも寒くもなく、ちょうどいい感じの日和。昼が近づくにつれて通りを歩く人の数も増えて、正午になる頃にはどこのカフェも半分以上埋まっている感じだった。こういうのんびりしたカフェって本当にいい。シアトルにもあることはあるけど、やっぱりヨーロッパは雰囲気が違うよね。ゆっくりとした時間を送ると、心の中の冒険エネルギーがリチャージされる感じがする。このエネルギーが空になっちゃうと、いつもと違うことをしてみる勇気がなくなっちゃうんだ。

この後はゆっくりと歩いてホテルに帰る。……と、ホテルよりちょっとイェラチッチ広場寄りのスリンスキー広場から何か音楽が聴こえる。広場の中にあるガゼボも風船なんかで彩られているし。行ってみると、ガゼボには弦楽器の演奏者たちがいてワルツを奏でてる。ガゼボの前では何組かのカップルがワルツを踊ってるし。なんか本当に平和的な光景。何のイベントだかわからなかったけど、ガゼボには赤いハート型の風船があったし、他にも民族衣装的なものを着た人たちもいたから、何かのフェアなんだろうな。人々が踊ってるのを見ると、自然に笑顔になってしまう。いいよね、こういうの。

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演奏している人たちと

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踊っている人たち

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何のイベントだったんだろう?

ホテルに戻る前に、近くのパン屋でパンを買い込む。今日はランチはこれで済ませてしまおう。部屋で大きなチーズパンを食べながらネットを覗いたり、その後は昼寝をしたりして、本当に贅沢な時間の使い方をした。

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チーズパンのこのデカさ!

夕方までのんびりゆったりした後は、ガイドブックにも載っていたイタリア料理屋Bobanに行ってパスタを夕食に食べる。トリュフ入りのタリアテッレを注文。タリアテッレはかなりもちもちした感じで、すごくボリュームがあった。おまけにホワイトソースもどっしりした味なので、全体的にかなり重い印象があったことは否めない。でもまぁトリュフの薄切りはたくさん入ってたし、僕の大好きなあの香りも十分に楽しめた。

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黒トリュフのタリアテッレ

明日はまた朝早い。今日もどこにも出かけないで、部屋でのんびりすることにしよう。

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ザグレブにはトラムの姿が本当によく似合う

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by alexsea | 2011-04-30 00:00 | 旅行記 | Trackback | Comments(0)
世界一周2011: 霧に包まれた桃源郷 (プリトヴィッツェ/ザグレブ2)
朝7:30のバスに乗るために、ホテルを6:30頃出発。ホテルの目の前にあるトラムの駅から、6番のトラムに乗りこむ。さて、チケットを改札機に入れて刻印しなきゃいけないんだけど……、なんか差し込むところがないんですけど! 戸惑っていると、周りの人々がトラムの前や後ろを指差している。あー、前か後ろにそういう改札機があるってことだね。トラムの一番前の改札機にはちゃんと差し込む場所があってホッとした。初めて交通機関を利用するときって、こういう緊張感があるよね。皆さん、教えてくれてありがとう。

バスターミナルはホテルから4駅目。15分もかからなかったんじゃないかな。まだ時間があるので、バスターミナルのビルに入ってるパン屋でパンを2つ買い込んで朝食にする。やっぱりちょっと早く来すぎちゃったな。でもまぁいいやってことで、バスが来るまで乗り場で待っていることにした。

「日本人ですか?」と声をかけられて、一人旅をしている日本人の男性の方と知り合う。彼はプリトヴィッツェに行った後、そのままスプリットの方に向かうらしい。クロアチアを南下していくらしいので、もしかしたらまたどこかで出会うかもしれないな。彼が他のアジア人にも声をかけたんだけど、彼は日本人じゃなくて香港から来た人だった。日本人の彼がトイレに行っている間に、僕は香港の彼とおしゃべり。バスが来て乗り込んでからも、その彼とは偶然席が隣同士だったので、30分くらいはずっと喋ってた。彼の名前はTonyといって、香港で医者をやってるらしい。今回は12日でクロアチアとボズニア・ヘルツェゴビナを周る旅をしているという。昔ここらへんが内戦をやっていた頃、その状況をずっとテレビで見ていたので、来てみたくなったんだそうな。彼はプリトヴィッツェには半日いるだけで、その後またバスでスプリットに行くらしい。スプリットではトロギールとシベニクへのサイドトリップを僕が予定していることを話すと、彼はシベニクのことは知らなかったらしく、ガイドブックを取り出して熱心にリサーチしてた。

しばらく彼と話した後は僕は寝に入ることにする。プリトヴィッツェには9:40頃到着。プリトヴィッツェには入口が二つあって、日本人の彼はこの先の入口2に行くらしくここでお別れ。Tonyもこの入口で下りたけど、彼の旅の無事を祈ってここで別れることにした。

結構高い入場料金を払って中に入る。あのー、雨が降ってるだけじゃなくて、霧がすごく濃いんですけど……。ちょっと先のビューポイントからは、霧の中にうっすらと数々の滝が見える。なんかそれはそれでミステリアスでいいけど、傘を差しながらビデオカメラを持ちながらの観光って結構疲れるかも……。プリトヴィッツェには、時間の制約に合わせていつくかのモデルコースがある。本当は4~6時間のCコースに行きたかったんだけど、この雨と霧の中ではちょっとツライだろう。まぁ途中で変えることもできるけど、とりあえず3~4時間のBコースに行くことにしよう。午後5:50の帰りのバスのチケットももう買ってあるんだけど、もしこの天気に耐えられないようだったら午後12:50のバスで帰ったらいいし。

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モデルコース

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この霧だよ??

歩き出したはいいけど、やっぱりビデオカメラが濡れないように撮影したり歩いたりするのって難しい。でもミステリアスな霧がちょっといい雰囲気で、その中から数々の滝が目の前に現れたときには、うわーって感じだった。特に、この公園の見どころのひとつであるヴェリキ・スラップという滝はやっぱりスケールが大きくて、まさに霧の中の桃源郷といった感じの場所だった。滝のところには僕以外に一人いるだけだったし。天気がよかったらたぶんもっと混雑しているんだろうなぁ。滝もスゴイけど、湖の青さもスゴイ。青さといってもエメラルドグリーン。とても澄んだ水で、たくさんの魚が泳いでいるのが見えた。

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おおっ、なんかすごい景色?

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うおー、あの水の色!

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魚もたくさん泳いでる

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水が溢れているような場所に板張りの道が作ってある

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幻想的な風景

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公園内で一番高い滝、ヴェリキ・スラップ

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天気がよかったら気持ちよかっただろうなぁ

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本当に滝だらけ

景色はやっぱりスゴイんだけど、やっぱり歩いていると体がシンシンと冷えてくる。靴ももうドロだらけになっちゃったし。これは素晴らしい景色を楽しめるような感じじゃないなぁと思ったので、やっぱり早めのバスを使って帰ろうと決心した。無理して観光して、その結果悪い思い出ばかりになっちゃったらどうしようもないもん。P3という遊覧船乗り場で船に乗り込んで (団体が待っていたのですごい人ごみだった)ゆっくりとP2へ渡り、そこからまた別の遊覧船に乗り換えてP1へと行く。そこから入口2はスグ。といってもかなり長い階段を上っていかなきゃいけなかったけど。

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遊覧船に乗り込む大勢の人たち

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霧の中を静かに進む遊覧船

公園を出た後は、Jezeroというホテルのカフェでコーヒーとまずいサンドイッチを食べて少し休憩。このサンドイッチが本当にまずかった。大きめの乾燥しかけたパンに、チーズが挟んであるだけ。コーヒーで流し込むように食べた。なんだかこのプリトヴィッツェ訪問、結構散々だなぁ(笑)。普段かなりポジティブな思考の僕も、この天気にはメゲそうになったもん。「なんで今日この天気じゃなきゃいけなかったわけ??」って感じで。でも天気に文句を言っても仕方がない。ゆっくりはできなかったけど、素晴らしい景色は楽しめたから我慢することにする。

入口2の前の土産物屋を物色したりして時間を潰して、まだまだ早いけどバス停で音楽を聴きながら待つことにした。12:50の予定だったんだけど、バスが来たのは1:10を過ぎてから。たぶんイギリスから来たらしい女の子2人と、「やっと来た!」って言いながら喜びあった。バスの中では、『大神』の音楽を聴きながら寝るだけ。ザグレブに着いたのは3時半頃だった。

ホテルではまずベッドに横になって休もうと思ったんだけど、やっぱりずっと寒い中歩いたもんだから全身が冷えてるみたいだ。まずは暖かいお風呂に入りましょうか。その後はちゃんと気持ちよく休めた。

今夜のディナーはどうしようかと、またTripAdvisorで物色。駅の近くの高級ホテルに入ってるレストランZinfandel’sが評判よさそうだ。ということで今夜はここで美味しいディナーを食べた。僕の後に日本人のツアー客のグループが入ってきてた。ツアーコンダクターの女性の気遣いを聞いていて、やっぱり大変な職業だよなぁとか思ってた。

一人でワイン1本飲んでフラフラになったので、まだ8時半だというのにベッドに入って、朝までぐっすりと寝た。
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by alexsea | 2011-04-29 00:00 | Trackback | Comments(0)
世界一周2011: 初めてのクロアチア (ザグレブ1)
ホテルでまずい朝食を済ませた後(パンがなんか乾いてて美味しくない!)、8:15発の電車でクロアチアのザグレブへ。1等車両にはほとんど僕一人だった。途中で何度か同じコンパートメントに人が乗り込んできたけど、検察に来た人にここはファーストクラスだと言われて他の場所に移っていったし。お陰で約2時間半の旅は、とてもゆっくりと過ごすことができた。途中の駅でパスポートコントロールが乗り込んできて、パスポートのチェック。次の駅でもまたパスポートコントロールがあった。たぶん最初のがスロヴェニアの出国チェックで、次のがクロアチアの入国チェックだったんだろう。

電車はザグレブに10:35に到着。ATMでお金を下ろして、シアトルから予約できなかったザグレブからスプリットへの電車の予約をしてしまう。やっぱり座席指定があった方が気が楽でいい。自由席を取り合うのって、個人的にすごく苦手なんだ。

ザグレブ駅の内部はすごく古くて汚い感じだったんだけど、駅の前にはトミスラフ広場がバーンと広がっていて、すごくオープンな雰囲気。トラム(路面電車)がたくさん走っていて結構いい感じ。駅から歩いて5分ほどのPalace Hotelにチェックインするも、まだ部屋は用意できてなかったので、大きな荷物だけ置いて観光に出かけることにする。

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ホテルのすぐ前の景色。道路の上にはトラムの線路がある

ザグレブの中心イェラチッチ広場までは、駅から3つの広場が連なっている。トミスラフ広場、ストロスマエル広場、スリンスキー広場。どれも芝生は青々としていて、色々な花が咲き乱れていて、すごく綺麗な憩いの場所といった感じ。イェラチッチ広場はすごく大きな広場で、中心にはイェラチッチ騎馬像がある。周りはビルに囲まれていて、本当に都会の中心!って感じの場所。でもなんとなくのどかな雰囲気を感じるのは、広場の大きさとトラムたちのせいなんだろうな。

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イェラチッチ広場は大きくて気持ちがいい

イェラチッチ広場から花売り屋台で溢れるスパラフ通りの階段を上がると、新鮮なフルーツの香りが鼻に飛び込んできた。青果市場はフルーツやチーズ、花なんかの屋台で溢れてる。大勢の買い物客でごった返しているってことは、地元の人がよく利用する場所なんだろう。

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いい匂いの青果市場

いい香りに体を包まれながら北東に歩いていくと、聖母被昇天大聖堂の尖塔が見えてきた。右側の尖塔はどうやら修復作業中らしく、工事の枠組みに覆われていてちょっと残念。でもこの大聖堂の前もかなり広くスペースが取ってあって、とても気持ちがいい。近くの花壇には、イースターの残りであろう大きな卵のアートがいくつも置かれていて、すごくほんわかした気持ちにさせてくれた。大聖堂の内部はやっぱり豪華で荘厳。一番奥の祭壇エリアには司教か誰かの棺があって、多くの人たちが祈りを捧げていた。

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聖母被昇天大聖堂

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卵のアートたち

時間はお昼近く。そろそろお腹も空いてきたということで、予定していたレストランに行きましょうか。また青果市場を抜けて、トカルチツェヴァ通りに歩いて行く。ここら辺はカフェの密集地帯。道の両側は数え切れないほどのカフェで溢れていて、みんな外のテーブルに座ってそれぞれの時間を過ごしている。この雰囲気いいなぁ。後でまたここに帰ってきて、カフェでゆっくりしたいな。

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この通りは本当にカフェだらけ!

TripAdvisorでNo.1を獲得していたレストランAgavaは、僕が最初の客だった。トカルチツェヴァ通りを見下ろす感じのレストラン。Fužiというクロアチアの伝統的なパスタにトリュフソースをかけたものはとても美味しかったけど、ところどころパスタがゆで不足で少し硬かったのが気になった。仔牛のスキャロピーネはセロリのソースが利いていてなかなか美味しかったけど、ちゃんと調理されているのにちょっと血の味がした。肉の質の問題なのかな。まぁ美味しいレストランだったけど、No.1ってのはちょっと「?」な感じ。

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Traditional Croatian Pasta "Fuži" with Light Truffle Sauce

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Veal Scalopines with Cream Celery & Lemon Sauce

ランチの後は「石の門」を見に行く。この中には、城門が焼け落ちたときにも奇跡的に無事だった聖母マリア像があって、たくさんの人が熱心に祈りを捧げているようだった。やっぱり信仰心ってすごいな。教会でもなんでもないところなのに、やっぱり神聖な空気が感じられるような気がした。そういう「気」っていうものがあるんだろうな。

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「石の門」で祈りを捧げる人々

ここを抜けてすぐのところには聖マルコ教会がある。これはモザイクの屋根がかわいい教会で、ザグレブが紹介されるときには必ず出てくる映像。横にある扉から中に入れるんだけど、中の鉄格子が閉ざされていて、中はちょっと覗き見ることしかできなかったのが残念。

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かわいい聖マルコ教会のモザイク屋根

この後は、聖マルコ教会の前の道をずっと歩いたところの、ロトルシュチャク塔へ上ってみる。ガイドブックには正午にここで大砲が鳴るということが書いてあったんだけど、今日は鳴らなかった。なんでかなと思ってたんだけど、塔の受付の横の写真を見ると、どうやら大砲の使い手が2010年に亡くなってしまったらしい。次の使い手がまだ見つかってないのかな。木製の螺旋階段をどんどん上っていくんだけど、頂上からの景色はやっぱり素晴らしかった。ここから見ると、やっぱりザグレブってのは都会だなぁ。東京みたいに、四方は全てビルで覆い尽くされてるもん。

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塔の頂上からの眺め

景色を楽しんだ後は、ナイーヴアート美術館とメシュトロヴィッチのアトリエに寄ってみる。ナイーヴアートとはクロアチア独特のガラスに描かれる絵のことで、コミックのようなタッチの作品がたくさんあった。住民の生活に根付いたテーマが多いみたいで、特に僕は秋や冬の情景がすごく好きだった。メシュトロヴィッチはクロアチアを代表する彫刻家。ここは彼のアトリエだった建物らしく、彼の作品で埋め尽くされている。適度にデフォルメされた作品たちは、普通の彫刻にはないオーラを放っているように感じられた。面白かったのが、その中の3品には手で触ることができること。普通は美術品は絶対に触っちゃいけないことになってるけど、この美術館は「触感」も大事な感覚だと捉えて、メシュトロヴィッチの作品から独特の触感のある3品を選んで、ビジターが触れるようにしてある。これは僕にとっては初めての体験。有名なアーティストの作品をこの手で感じることができるっていうのは結構感動した。どちらの美術館も撮影禁止だったのが残念。あと、どっちも僕がたった一人の客だったんだよね。なんか今回の旅ってこういうことが多いなぁ。最近の観光客は、あまり美術館とかには行かないものなのかな?

この後はザグレブ博物館にも行こうかと思ったんだけど、結構疲れてるんで今日はパスすることにした。また土曜日にチャンスがあったら訪れればいいし。聖マルコ教会の横を通るときに、教会の東側の建物の前に報道陣が待ち構えているのが見えた。この建物は一体何なんだろう? 有名な人でも来るのかな?

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一体何があるんだ?

この後はイェラチッチ広場のビジターセンターに行って、明日のプリトヴィッツェ行きのバスチケットを今日買っておくべきか相談する。明日は金曜日なので、やっぱり前日に買っておいた方がいいとのこと。ホテルに戻り、部屋に入ってちょっとリフレッシュした後、バスターミナルまでチケットを買いに行くことにした。

長距離バスターミナルはちょっと離れた場所にある。トラムに乗っていくのが速いけど、歩いても行ける距離みたいだな。ザグレブの街の雰囲気を知るためにも、歩いて行って見ることにした。片道20分くらいかかったかな。途中にアートがたくさん描いてある壁とかあって、結構面白かった。バスターミナルで、おばさんに明日のプリトヴィッツェ行きのチケットが欲しいと言うと、「今日来たのは正解だったわ」とでも言うように親指を上げてニッコリ。すごくあっさりと買えてしまった。帰りも歩いて帰ったんだけど、駅前のキオスクで、明日のバスターミナルへの往復のためのトラムチケットを2枚購入しておいた。

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アートでいっぱいの壁がずっと続く

さて、ホテルまで戻って、部屋に入ってのんびりすることにしましょうか。ここのホテルは4つ星だけあって部屋もなかなか広いし、設備も整っていて感動。バスタブがあったので、まずお風呂に入ってゆっくりする。ネットにもすぐに繋がったので、今まで書き溜めていた旅行記をアップロードしたりして、のんびりとした午後を過ごした。

今日の夜はPrasacというレストランに行こうと思ってたんだけど、結構人気がスゴイらしく、電話してみると今日は予約でいっぱいだという。それじゃ土曜日はもっと見込みがないな。諦めることにして、ホテルからほど近いVinodolというレストランでディナーを食べることにした。

Vinodolは入ったときの印象はあまり良くなかったんだけど、結構いい体験ができたかな。最初はザグレブ風仔牛のカツレツを頼もうかと思ったんだけど、サーバーのおじちゃんは「こっちの方が伝統的でいいよ」と、他のものを勧めてくれた。美味しそうだったので、それとタコのサラダを頼むことにした。タコのサラダはリュブリャーナで食べたのよりも、もっと味が濃厚だった。何かに漬けおきしてあるのかな。その伝統的な仔牛料理はすごくシンプルだったけど、誰かの家庭のディナーに呼ばれたかのような味わいだった。一緒についてきたポテトも美味しかったし。なんでも何かで包んだ後、熱い灰の中に入れて調理するらしい。乞食鶏みたいな感じなのかな? サーバーのおじちゃんがすごくフレンドリーでよかった。

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Octopus Salad

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Veal Baked Under “Peka” with Potatoes

明日の朝は早いので、この後はどこにも行かずに寝てしまった。
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by alexsea | 2011-04-28 00:00 | 旅行記 | Trackback | Comments(0)
世界一周2011: リラックスのひととき (ブレッド湖/リュブリャーナ2)
今朝はどうしようかやっぱりちょっと迷ったけど、ザルツブルクからハルシュタットに行かなかった分、今日はリュブリャーナから日帰りできるブレッド湖という場所に行ってみることにした。

電車の時間の30分くらい前に出たんだけど、あれ駅ってこんなに遠かったっけ?って感じで、結局チケット売り場に辿り着いたのが、予定していた電車が出発する10分前くらい。そこで速攻Lesce Bledまでのチケットを買って、ホームまで走る走る。チケット売り場から別のホームに行ける階段まで、ほとんどホーム一つ分走らなきゃいけなくて、その後階段の上り下り。電車に飛び乗ったときには、もう汗だく状態だった。しかも検察のときに、これは国際列車だから追加料金€1.70を払わされちゃったし。コンパートメントの中で、自分って汗臭くないかな?ってすごく心配しちゃった。

Lesce Bledまでは電車で50分ほど。そこからバスに乗ってブレッド湖まで行く。今日は祭日だからバスの本数も激減で、でもちょうど10分後くらいのバスがあったからよかった。ブレッド湖まで約15分、€1.30なり。

あまり天気が良くない日なんだけど、やっぱり湖はすごく綺麗だった。岩山にそびえ立つブレッド城と、湖の中の小さなブレッド島にある聖母被昇天教会がアクセントになっていて、のどかでのんびりとした印象を与えてくれた。カラッと晴れた夏の日に来たら最高だろうなー。まずはビジターセンターを目指したんだけど、今日は祝日だからあと30分ほどしないと開かない予定らしい。待ってようかなとも思ったんだけど、特にこれといった情報が欲しいわけでもなかったので、ブレッド島に行くボート乗り場の方に歩いていった。

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天気はあまり良くなかったけど気持ちよかった!

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ブレッド島には聖母被昇天教会が見える

ここの湖では、たぶんモーターボートが禁止されているんだろう。ブレッド島に行くには、おじさんたちが手漕ぎで連れて行ってくれるボートに乗るしかない。ちょうどブレッド島からボートが帰ってきたときで、それにたくさんボートに乗る人たちがいたから、乗って10分ほどで漕ぎ出してくれた。乗る人があまりいないときには、かなり待つことになることもあるらしい。漕ぎ手はなんだか気のいいおじちゃんだった。

手漕ぎだからボートはとてもゆっくり進む。この素晴らしい景色と自然を味わうのにもってこいの時間。片道20分以上かかったんじゃないかな。本当にリラックスできて、自然に笑顔になってしまう感じだった。

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手漕ぎのボートはたぶん20人くらいでフルだと思う

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個人でボートを漕いでいる人も

ブレッド島に着いた後は、約30分の自由時間。同じボートで帰ることになる。さっそく島の上にある聖母被昇天教会に行って、€3を払って中に入る。うわー、キレイ! 祭壇(っていうのかな?)のところには赤ちゃんを抱えたマリア像があるんだけど、その後ろにちょうど窓を作ってあるらしく、後光が差しているように見える。これは素晴らしい演出だと思った。この段階でまだ僕一人だけだったので、静かな雰囲気を思う存分楽しむことができた。

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島に着いてすぐのところに白鳥の巣があった

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聖母被昇天教会

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すごくキレイ!

ふと教会の上からヒモがぶらさがっているのに気がついた。横には注意書きの絵があって、「3回引っ張る」絵と、「このヒモにぶらさがってはいけない」絵。それじゃ鐘を鳴らしてもいいってこと? さすがに怖くてちょっと引っ張れなかったんだけど、入るときにもらったパンフレットをよく読んでみると、「鐘を鳴らすと聖母マリアに敬意を表すこととなり、また、鐘を鳴らしている人の希望が実現されます」とか書いてある! それじゃ鳴らさなきゃ! この時点でもう他の人が鳴らしちゃってたんだけど、僕もその次に思いっきり鐘を鳴らしてきた。僕の周りの人の幸せが続きますようにとの願いを込めて。

教会を出て島をちょっと歩いてみる。本当に小さな島だから5分で全部まわれちゃう感じなんだけど、やっぱりここからの景色も素晴らしい。なるほど、このブレッド湖がスロヴェニアで有名だってのはよくわかる。30分以上島に滞在した後、さっきの漕ぎ手のおじちゃんに一人€12を払って、また岸辺まで連れて行ってもらった。周りの人は会話に夢中だったけど、僕はとても静かなひと時を過ごせた。

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島からの風景も美しい

ボートを降りた後はどうしようか迷った。ブレッド城まで上ってみるのもいいけど、馬車を使わなきゃ上がるの大変そうだし、でも馬車は結構高そうだし。もうボートで完全にリラックスしてしまったので、あまり城からの景色に興味がなかった。というわけで城はパス。ビジターセンターに行って、帰りのバスの時刻表を調べることにした。

電車の駅までのバスのことを聞いたんだけど、ビジターセンターのお姉ちゃんが、リュブリャーナまで戻るんだったら直通のバスが出ているとのことを教えてくれた。それはガイドブックでも読んで知ってたんだけどさ、でもバスは電車よりも時間がかかるから……。と思いかけたところで気がついた。駅までバスで行って駅での待ち時間も考えたら、結局は同じくらいになるじゃん。値段もほとんど違わないし。それだったらバスに乗って、ゆっくりしてった方がいいな。というわけでバスで帰ること、けってー。バスの祝日の時刻表を貰ったので、それまでお昼を食べてゆっくりしてられる。

ガイドブックを開いてみると、目に入ってしまったのが中華料理の店のこと。あー、またチャーハンが食べたくなってきた! こないだのはあまり美味しくなかったし。というわけで、ブレッド湖の周辺では唯一の中華料理店らしい北京飯店で、ビールとチャーハンを頼む。このチャーハン、すごく美味しかった! ご飯が本当に「炒めてある」感じで全部パラッとしていて、キャベツのちょっと焦げたところもとても香ばしくて、それに量も多すぎなかったから(その分値段も安め)、本当に満足できた。あーここに来てよかった!

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このチャーハンは本当に美味しかった!

午後1:30発のバスに乗り込む。結局ブレッド湖には3時間くらいしかいなかったな。でも景色は十分楽しんだし、とてもリラックスした時間を送ったし、あまり思い残すことはなかった。リュブリャーナまでの道のりでは、『おくりびと』や『トトロ』のサントラを聴きながら寝てた。

ホテルに帰り着いてからは、昨日は使えなかったインターネットが今日は使えるようになっていたので、ちょっとウェブサーフ。旅行記を書いたり、昼寝をしたり、ゆっくりした時間を過ごした。外は雨が降ってるし、寒い。昨日観光を終わらせておいてよかった。

夕飯はTripAdvisorお勧めの店に行こうと思って2軒ピックアップしたんだけど、やっぱり祝日だからどちらも閉まってる! 昨日のJulijaは開いてたけど、なんかそういうムードじゃないし。それじゃホテル近くのインド料理にしましょうか。今日はなんだか中華とかインド料理とか、なんか普通の僕の旅行では考えらないような店ばっかり(笑)。インド料理屋Namasteではチキンカレーとナンを注文。トマトの味がちょっと出しゃばってたように感じたけど、予想以上に美味しくて嬉しくなってしまった。

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リュブリャーナでインド料理

その後は雨の降る中、また三本橋の辺りまで行ってみる。やっぱりライトアップされた三本橋やプレシェーレノフ広場は本当に綺麗だ! 橋の下には緑色の照明が取り付けてあって、全体的にとてもミステリアスな雰囲気を醸し出している。手前の橋の下にプロジェクターで映像を映し出していたカフェもあったな。っていうか、この寒い雨の中、まだカフェの外のテーブルで飲んでる人がいるってのは驚きだった。もちろん上に傘がついてる場所だけど、こんな寒い中よく外で飲もうって気になれるな(笑)。

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橋の下にはプロジェクターからの映像が

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ライトアップされたプレシェーレノフ広場

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ヨーロッパの街は本当に照明がスゴイと思う

そんなこんなで、リュブリャーナ最後の夜は更けていった。
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by alexsea | 2011-04-27 00:00 | 旅行記 | Trackback | Comments(0)
世界一周2011: 暑かったり寒かったりのリュブリャーナ (リュブリャーナ1)
さて、いよいよ僕の旅も後半に突入する。日程的にはまだ半分のところには辿り着いていないんだけどね。今までの街は全て行ったことがない場所だったけど(エディンバラを除いて)、国自体は前に訪れたことのある国ばかりだった。今日からは未知の国に突入する。なんだかやっぱり興奮してしまう。

朝は中央駅の近くのマックでソーセージマフィンを食べる。……えっ、味が違う? 卵が入ってなくて、レタスとトマトが入ってて、なんかちょっとピリッと辛い。マックのマフィンで違う味を食べたのは初めてだ。これってザルツブルクだけなのかな?

マックの前のパン屋で電車の中で食べるためのパンを購入した後、10:12の電車に乗って、スロヴェニアのリュブリャーナへ向かう。でも乗り込んだはいいけど、指定された車両に僕の座席番号が見当たらない! もう一人女の子が同じような場所で席が見つからなくて困っていたし。なんだかなぁ。しかもこの車両、真ん中にガラスのちょっとした仕切りがあるだけで、設備はセカンドクラス。隣はファーストクラスらしく、僕の座席番号もちゃんとあった。でも車両番号は違うし……。まぁ一応そっちに移動しようと荷物を棚から下ろそうとしたとき、車輪のところで指を切ってしまった。最初はそんな深くないかな?とか思ってたけど、車両の移動最中に血がタラッとたれてきたり。トイレに行ってトイレットペーパーを巻きつけて、誰もいないコンパートメントで荷物を開け、化膿止めの塗り薬とバンドエイドを取り出して手当てした。しばらくしたら車掌がやってきたんだけど、この車両はリュブリャーナには行かないから(途中で切り離される)、僕の元いた場所に戻らなきゃいけないらしい。えー、指を切ったのは何のために……。

てなわけで半ファーストクラスみたいな場所に落ち着いて、移り変わる景色を楽しんでた。雪を頂いた高い山々の下に見える村とか、スイスとかあたりで見れそうな風景がいっぱいですごくよかった。

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電車の窓からはこんなパノラマが見えた

電車はちょっと遅れて午後2:45くらいにリュブリャーナ着。アナウンスも何もないから、自分で外をちゃんと見てチェックしておかなきゃならなかった。スロヴェニアに入るとやっぱりこうなのかな。駅ではビジターセンターに行って地図を貰って、今日の5時からのリュブリャーナ城のウォーキングツアーを予約する。ここでチケットを買うと、普通€10のところが€9で買えるのだ。

駅を出てまず最初に感じたのが、なんだか街並みがベルリンみたいだということ。それも共産圏エリアだったベルリン。なんか建物がそういう感じなんだよね。駅からホテルまではやっぱり15分くらい歩くんだけど、やっぱり暑い~。ホテルPri Mrakuに着いてチェックインしてすぐに、汗を洗い流すためにシャワーを浴びなきゃいけなかった。でもいい観光日和だ。

4時くらいにホテルを出て、リュブリャーナの中心地まで川沿いをゆっくりと歩いていく。うん、ここは綺麗な街だね。中心部は全て歩行者天国になっていて、川沿いにはたくさんの店がテーブルを出して、大勢の人がくつろいでる。観光客ももちろんたくさんいるだろうけど、なんか地元の人もたくさんいそうな感じ? それにその多くが20代くらいの若い人たち。体感からして、ベルリンやハイデルベルクと同じくらいの若い年代層だった。残念だったのが、落書きの多さ。中心エリアのほとんどの建物に落書きがしてある。前にプラハに行ったときもこれが残念だったんだよなぁ。落書きアーティストたちは、落書きをして何を得るというんだろう?

プレシェーレノフ広場はすごくゆったりとしていて、大きなピンクのフランシスコ会教会がデーンと構えてるし、そのすぐ横には三本橋トロモストウイエがあって、これがまさにリュブリャーナの名物ショット!みたいな感じだった。三本橋はやっぱりスゴイ。最初は一本だったのが、交通が激しくなったので二本付け足したらしいんだけど、機能的にも美術的にも上手く考えてあるなって思った。

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リュブリャーナの有名な景色、三本橋ロモストウイエ

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ピンクのフランシスコ会教会

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三本橋を別の角度から

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市庁舎

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小路はカフェやレストランのテーブルでいっぱい

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一つの橋にはシースルー部分が!

ツアーの前に一応中心地は自分の足であちこちまわったんだけど、……なんか寒くなってきてません? ツアーまであと30分くらいあるから、ホテルまで帰って長袖のシャツを着てこようかと思ったんだけど、まぁ大丈夫だろうということで中心地に留まることに。でもやっぱり寒くなりすぎちゃ困るので、市庁舎に行くまでの道にあった店で、シャツを一着お買い上げ。でも半袖なんだよね(笑)。これからたぶん他の国に行くと暑くなると思うからいいんだ。

市庁舎の前で5時ジャストにツアーは始まった。なんと参加者は僕を含めて二人だけ! 予約してたのは僕だけで、もう一人のイギリスから来た女の子は、ツアーが始まるのを偶然見てすぐチケットを買うことにしたらしい。まるでプライベートツアーだよ、こりゃ。僕たちのガイドはMartinという青年、っていっても20代後半から30代前半くらいかな。すごく英国風アクセントの英語を話す人なんだけど、リュブリャーナの歴史のことなんか、本当に詳しく知っていてビックリした。ま、そうでなきゃガイドにはなれないかな。

まず市庁舎の前から出る観光トラムみたいなヤツに乗って、リュブリャーナ城へ。昔の城の入口のことを話してくれたり、小さな礼拝堂ではリュブリャーナの歴史のことを詳しく話してくれたりした。礼拝堂では僕ら以外に誰もいなかったから、まるで大学か何かの講義を聞いてるみたいな気になっちゃった。その後は城の塔に上って、リュブリャーナの街を一望した。風が強くて寒かったけど、眺めは素晴らしかったー! Martinがいろいろと解説してくれたので、旧市街と新市街の建築様式の違いとか、ローマ軍に占領されていた時代には街はどこからどこまでだったとか、国立大学図書館の建築様式なんかについても、色々と学ぶことができた。僕にとってはちょっと情報オーバーロード気味だったけど、こういう風に説明してくれる人がいるってのはいい。しかもガイド含めて3人だし!

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リュブリャーナ城の中庭

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塔の上でMartinが色々と説明してくれてる

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天気は悪いけどなかなかの景色

塔を下りた後は、今度は歩いて街まで戻る。途中で教会の鐘が激しく鳴り始めたんだけど、その時間が6:15。僕もイギリスから来た女の子も、なんでこんな中途半端な時間に鳴るの?!って笑ってた。Martinが言うには、昔から教会でのミサは6:30からだったんで、時計なんかを持っていなくても「もうすぐミサの時間だ」ということがわかるためなんだそう。こういうトリビア的知識が一番楽しいね。

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帰りは歩いて下りる

中心部に帰ってからは、ゆっくりと歩きながらまた色々と説明してくれた。フランシスコ会教会はこの街でのゴシック建築の最終地点であり、またそこからアールヌーボー形式の建築が拡がっていく中心地点でもあるってこととか。なるほど、確かに教会の周りにはアールヌーボー建築が多いみたいだ。最後はリュブリャーナ大聖堂に入ってミサをやっているのを見ながら、この街の宗教の歴史についても聞かせてくれたりした。

いやー、盛りだくさんのツアーだった。参加して本当によかった。最後にMartinにはチップとして€10を渡した。ツアー料金よりも高いチップだけど、ほとんどプライベートツアーだったし、それだけの価値は十分にあったと思う。

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マンホールの蓋にもリュブリャーナのシンボルであるドラゴンが彫ってあるなんて、Martinに言われなければ気づかなかった

もうかなり寒くなってしまった街を駆け抜けるように、予定していたレストランJulijaに行ってみた。タコのサラダと”Rumpsteak”を頼んだけど、どちらもかなり美味しかった。タコのサラダは塩とオリーブオイルだけ。ちょっとキツイ味の塩を使ってるみたいで、それが残念だったな。ステーキの方は本当に微かにフルーツの香りのする”Teran”というソースがかかっていて、それとセップ茸がついてて、こっちの方もかなりのレベルだった。感動はあまりなかったけど、とても満足のできるディナーだった。

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タコのサラダ

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ランプステーキ

ディナーの後はすぐホテルに帰ってそのまま寝ようかとも思ったんだけど……、まだ9時前だよ? ということで、暖かい服に着替えてちょっと出かけてみることにした。三本橋あたりまで歩いていってみようかな。でも歩いているうちに雨がポツポツ降ってきて、しばらくしたらかなり降ってきたので、途中で散歩を断念。ただ丘の上のリュブリャーナ城が、赤、青、白と順々にスロヴェニア国旗の色にライトアップされてたのが綺麗だった。明日の夜はあれもビデオに収めたいぞ。

なんかホテルは高校生ぐらいの子たちで溢れてる。修学旅行か何かなのか? うるさくなきゃいいけどな。

明日はスロヴェニアの「抵抗運動記念日」の祝日で、開いている場所が少ないらしい。どうしよっかなー。
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by alexsea | 2011-04-26 00:00 | 旅行記 | Trackback | Comments(0)
世界一周2011: 「きよしこの夜」の生まれた場所 (オーベルンドルフ/ザルツブルク3)
この日は予定ではハルシュタットに行く予定だった。高い山と綺麗な湖があって、すごくいいという話を聞いていたから。でも、なーんか片道2時間もかけて行きたい気分じゃない。やっぱり結構疲れてたのかな。切符を買って、途中で乗り換えて、向こうでは塩鉱に行って、とか考えてるとゲンナリしてしまう。そのかわりガイドブックに書いてあった、もっと近くのオーベルンドルフという町にサイドトリップに行くことにした。

オーベルンドルフは「きよしこの夜」の歌が生まれた場所らしい。クリスマス間近にオルガンが壊れてしまったので、神父が作った詩に小学校の先生が曲をつけ、それをギターで歌ったらしい。本来ならばこの一回で忘れ去られるはずの歌が、春にオルガン修理にやってきた人によって他の地方に伝えられて、それからドイツ各地に広がっていったという話。シアトルで僕が歌うコーラスでも、ホリデーコンサートでは「きよしこの夜」を必ず手話つきで歌うので、僕にとってもとても愛着がある歌だった。

オーベルンドルフは、ザルツブルクからLokalbahnhofというローカル線に乗って約25分の場所。切符をどこで買うのかわからなかったんだけど、電車の中で買えるんだね。たった二両の小さなローカル線は、バスのように自分の降りたい場所でボタンを押して止めてもらう。オーベルンドルフに着くまでに見えた、緑の大地に黄色のたんぽぽが一面に咲いている風景が忘れられない。

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こんな風景、いいよねー

さて、オーベルンドルフに着いたものの、どっちに行ったらいいのかさっぱりわからない。どこにもサインは出てないし(帰る頃になって小さなサインがあったことに気がついた)、周りには人もいない。どうしようと思って歩き回っていたら、80歳くらいのおじいちゃんが歩いてきた。地元の人っぽかったので、「”Stille Nacht”のチャペルに行きたい」とガイドブックを見せながらなんとか聞くと、満面の笑顔で僕の腕を引っ張って、案内してくれるみたいな雰囲気。すごくフレンドリーなおじいさんで、自分はセルビアから来たんだとか、胸の手術を二回してるとか(手術跡も見せてくれた)、彼は英語を話せないし僕はドイツ語は話せないから、ほとんど単語の繋ぎ合わせで会話をしながら、ゆっくりと二人で歩いていった。あぁこういう旅の出会い、本当にいい。特におじいちゃんの人のいい笑顔を見ると、やっぱり人間ってこうじゃなくちゃいけないよなって気になる。自分は他の人を、こういう気持ちにさせてあげられているんだろうか? 半分くらいの道のりを一緒に歩いてくれた後、「ここをずっと歩いていって、ピザ屋のところを左に曲がればすぐだよ」と教えてくれて、そこで暖かい握手をして別れた。あのおじいちゃんに、幸ありますように。

チャペルはそこから本当にすぐ、5分くらいしかかからなかった。小さな丘の上に、かわいい礼拝堂が建てられていた。ここにあった教会は以前洪水で流されてしまったらしく、この礼拝堂は後に建てられたものらしい。中は10人も入ったら一杯になってしまいそうなくらい小さい。作曲した教師と作詞した神父の姿がステンドグラスになっていて、本当に「かわいい」という言葉がピッタリの場所だった。

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「きよしこの夜」礼拝堂

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これは作曲者のステンドグラス

礼拝堂のすぐ近くには、「きよしこの夜」博物館を兼ねたギフトショップがあった。博物館といっても、単に民家の中に展示物を並べただけのような場所。僕一人だったから、ゆっくりと見ることができた。各国語バージョンの「きよしこの夜」も、ヘッドセットで聴くことができる。オリジナルの楽譜も見ることができてちょっと感動。他はあまり「きよしこの夜」には関係のなさそうな展示ばかりだったけど、本当に可愛らしい博物館だった。博物館を出てからは、礼拝堂の真ん前のカフェでコーヒーを飲みながら、すごくいい雰囲気をのんびりと楽しんだ。

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オリジナルの楽譜

ローカル線でザルツブルクに戻った後、駅の近くの道を歩いている途中で、中華料理屋に目が行ってしまった。そういえばもうすぐ12時だし、そろそろお腹も空いてきた。チャーハンが食べたい!というわけで、吸い込まれるように入ってチャーハンとビールを頼んでしまった。チャーハンは単にまあまあって感じのクオリティだったけど、チャーハン熱を抑えることができてよかったかな。

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まあまあだったけど僕が食べたいチャーハンとはちょっと……

この後はホテルに一度戻ってもっと涼しい服に着替えた後、カプツィーナーベルクという丘の方に向かってみることにする。途中でハッと気がついた。そういえばメンヒスベルクの方にまだ行ってない! メンヒスベルクとはホーエンザルツブルク城塞の向かい側にある岩山のことで、ここにはエレベーターで上がれるらしい。んで、ここの上の階段は『サウンド・オブ・ミュージック』で、マリアと子供たちが「ドレミの歌」を練習していた場所でもある。思い出してよかった。そっちに行ってみよう!

僕のザルツブルクカードは今日の午後2時半まで有効だったので、それでエレベーターを使うことができた。このエレベーターの中には僕の他に二人。ここで日本語が聞こえてきたので、「あっ、日本の方ですか?」と僕が切り出して会話が始まった。彼らも今日がザルツブルク最後の日なんだそう。そういえば旅が始まってから日本語で会話するのって初めてだな。

上からの景色はやっぱり最高だった。また違った角度からザルツブルクを見ることができる。メンヒスベルクの階段も、『サウンド・オブ・ミュージック』からなんとなく覚えてるし。こういう場所に来るの、ミーハーだけど好きなんだよな。さっきの日本人ご夫妻にお願いして、ここで写真を撮ってもらうことにする。この旅で初めての、僕が入った写真が撮れた(笑)。

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初めて自分が入った写真

ご夫妻にお別れした後は、当初のプラン通り、カプツィーナーベルクに行ってみることにする。ここは新市街の南の小高い丘で、中腹にはカプツィーナー修道院もあるらしい。急な坂道を上りながら、「なんでまた僕はこんな坂を上ることにしちゃったんだろう?」とか自分に悪態をついてみる。それでも足が動かなくなるくらい長い坂道じゃなかったからよかった。展望台も、誰もいない修道院の教会も、すごく落ち着いた雰囲気でよかった。

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ここから坂を上っていく

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展望台からの景色

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修道院の教会の中にあったマリア像

さてホテルに戻って少し休むことにしましょうか。部屋に戻ると、まだ掃除されてない?? もう午後2時過ぎだというのにこれはないでしょう。フロントに苦情を言いに行くと、「だってあなたは今日チェックアウトのはずでしょう?」と言われる。いや3泊のはずだけどと言うと、僕は2泊分と3泊分の二つの予約が入ってるという。確かに最初2泊で予約して、その後予定を変えて3泊することにしたから、2泊分のをキャンセルして3泊の予約を新たに入れたけど、ちゃんとキャンセルしたときには確認のメールも来た。そのことを告げると、Expediaに問い合わせてみるという。困っちゃうなぁ、もう。仕方がないので、新しいタオルだけもらうことにして部屋に戻り、僕の方からもExpediaに問い合わせメールを入れておいた。

シャワーと昼寝の後は、ディナータイム。今日はどうしようか迷ったんだけど、予定通りTripAdvisorで評価の高かったZum Fidelen Affenに行くことにしよう。レストランに歩いていく途中で、ミラベル宮殿の前辺りに大勢の人が集まっているのを発見。あー、原子力反対のデモか! ミラベル宮殿と旧市街の両方でやってるのかなーなんて考えながら通り過ぎた。レストランに辿り着くと、開店時間のはずなのにまだ開いてない? ガラス戸から中を覗くと、25日の月曜日は休みみたいなことが書いてある。えー。イースター後の月曜日はやっぱり閉まってるところが多いのか…。でもいいもんね、第2候補だってちゃんと考えてある。TripAdvisorでやっぱりかなり高人気だった、Alter Fuchsというレストラン。近くだったのですぐ歩いて行けた。ここはちゃんと営業中でホッとした。外のテーブルに座って、ビールを頼んでメニューを眺めると、やっぱりアスパラガス主体の料理が多い。今が旬のアスパラガスは、どこに行ってもひっぱりだこだな。その中で、アスパラガスのカレーってのが目に入った。へー、オーストリア料理の店でカレーを出すのか! 昨日タイカレーを食べたばかりだけど、それがどんなものなのかすごく興味があったので頼んでみることにした。……結果は可もなく不可もなくといった感じ。味付けにオレンジを使ってあって少し非凡だけど、美味しいことは美味しい。粘り気もあって日本のカレーみたい。ただ、ちょっと味に奥行きが足りない気がしたのが残念だったな。

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アスパラガスのカレー

この後は、昨日パスしたAugustiner Bräuでビールを飲むことにしよう。ここはやっぱりザルツブルクでは外せない場所らしい。旧市街に行こうと橋の方に歩いていくと、すごい大きなデモ隊が橋を渡って旧市街の方に向かってる。原子力反対のデモがこんなに大きく! 何百人、もしかしたら何千人というレベルかもしれない。そのために警察が出て、全ての交通がストップしてる。すごいなー。うん、僕も今となっては原子力には反対かもしれない。安全性もあるけど、核廃棄物の問題がねぇ。結局廃棄された核燃料は地球を汚し続けることになるし。もう21世紀なんだし、もっとクリーンなエネルギーにしようよ。

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ザルツブルクで原子力反対のデモ

Augustiner Bräuは、最初の晩行ったEsszimmerのすぐ近くにあった。小さい看板のところから中に入ると、なんとなく教会の中に下りていくような感じ。入口には誰もいなかったから、本当にここでいいのか??とか思いながら進んでいくと、食べ物のブースが現れてホッとした。外に出ると、木々の下でビールを楽しんでいる人の山! あぁ、本場のビアガーデンだ! 一息感動した後は、まずビールを飲むことに。サイズを選んで(僕はまず1リットル)お金を払い、自分で棚からマグを取り出して、それをレシートと共にビール注ぎの人に渡して、なみなみと注いでもらう。さすが慣れてるもんで、受け取った後に泡がぎりぎりでこぼれるくらいの注ぎ方をしてくれる。背の高いテーブルのところに立って、まずビールを飲んでみる。美味いっ! 味は濃すぎもしないし薄すぎもしない。マグでグビグビ飲むと、いかにもビールを飲んでますって感じですごくいい。ここは食べ物は自分で出店に行って買ってくる形式。僕は食べた直後だったので、周りの人たちを眺めながらビールを美味しく飲んでた。

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いいよねいいよね、この雰囲気

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レシートとマグをここに持っていくとビールを注いでくれる

さて帰ろうかもう一杯飲もうかと迷っていると、昼にメンヒスベルクで会ったご夫妻が目の前にいるのを発見! 「またお会いしましたね!」と声をかけて、僕も向こうもビックリ! せっかくだからビールを一緒に飲むことにする。彼らの名前は中平(なかだいら)さん。イタリアを含めた旅も、明日終わるそうな。本当に話のしやすいお二方で、ビールを飲みながら色々な話をしてしまった。こういう旅の出会い、本当に大好きだ。素晴らしい時間を共有してくださってありがとうございました!

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中平さんご夫妻

ビールと中平さんご夫妻のお陰で、最高のザルツブルク最後の夜となった。やっぱり昨日の夜Augustiner Bräuに行く気がしなかったのにはわけがあったんだな。昨日行ってたら、本当に一人で飲むことになってたかもしれないもん。こういう偶然が、とても嬉しい。

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黄昏時のミラベル宮殿&庭園もまた美しい

明日は初めての国、スロヴェニアだ!
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by alexsea | 2011-04-25 00:00 | 旅行記 | Trackback | Comments(0)
世界一周2011: 鐘の鳴り響く街 (ザルツブルク2)
妙な音で目が覚めた。なんだろう、この音は? 最初は工事の音かと思ったんだけど、あー、鐘か! 鐘が反響してちょっと変な音になっちゃってるんだ。この鐘は毎日鳴るんだろうか、それとも今日がイースター(復活祭)だから特別なのかな?

今日の観光はホーエンザルツブルク城塞から。ホテルを出ると……、雨が降ってる! げーん、マジですかー? なんとなく止みそうな感じはしたんだけど、後悔しても困るので一度部屋に戻って傘を持っていくことにする。ホーエンザルツブルク城塞に行くケーブルカーが9時からオープンということで、9時ちょっと過ぎにケーブルカーに乗り込んで城塞まで上がっていく。それなりの人出はあるけど、まだまだ空いてる方だ。朝早くに来てよかった。午後だったらかなりの人ごみになってるだろう。上からの眺めは最高! ザルツブルクが一望できる。

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城にはケーブルカーで上がる(歩いて上ることもできるけど)

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城からの絶景!

ここに着いたときは知らなかったんだけど、ホーエンザルツブルク城塞での見所は二つあるらしい。博物館のような場所と、オーディオガイドを聞きながら歩くガイドツアー。僕はまず博物館の方から攻めることにする(そっちのサインの方を先に見ちゃったから)。歩くと床がギシギシと鳴ってうるさいけど、ほとんど人がいなかったので、じっくりと見ることができてよかった。展示の多くは戦争で使われた武器や兵隊のユニフォームなんかだったけど、現在でもクラシック音楽を聴くことのできるホールなんかも見ることができた。このホールの天井がすごい。なんかリベットみたなものがたくさん打ち込まれてるなって思ってたんだけど、なんとこれは全部金らしい。全部で何千個あるんだろう? ホーエンザルツブルク城塞でディナーを食べてクラシック音楽を聴くっていうツアーがあることは知ってたんだけど、ネットで調べたら、そのディナーの内容が好みじゃなかったので申し込まなかった(笑)。「ツアーの」味だろうってのが、なんとなく予想できちゃうメニューだったんだ。

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城の中庭

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金が打ち込まれた天井

博物館を出た後は、ガイドツアーの方へ。ここではオーディオガイドを借りるんだけど、一応「ガイド」ツアーなので、一人でどんどん進んでいくことはできない。みんなのオーディオガイドでの説明が終わるのを待って、ガイドが道を塞ぐロープを外して次のエリアに進むことができるという仕組み。いきなり最初の部屋の説明が長くてゲンナリ! 肖像画がたくさんある部屋なんだけど、一つひとつの肖像画が誰でどういうことをしたかとかずっと説明があるから、興味のない僕は一瞬で飽きてしまった。全部で10分以上の説明だったんじゃないかな。他にもたくさん飽きた人はいたみたいだった。

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オーディオガイドがあるツアーは、シーンとしててなんか妙

ツアーは「拷問部屋」なんかを通り抜けた後、狭い階段を上って塔の上に出ることができる。ここからの眺めがこのツアーのメインイベントだと思う。さすがにこの眺めは素晴らしくて、僕も四方に広がる美しい大地にしばし見入ってしまった。ザルツブルクの街の方は都会っぽいけど、逆方向を見ると『サウンド・オブ・ミュージック』の素晴らしい自然の世界が広がっている。そういえば雨は止んだみたいだ。よかった!

ガイドツアーが終わった後は、速攻でまたケーブルカーに乗って地上へと向かう。ケーブルカー駅のすぐ下にはザンクト・ペーター墓地がある。ここも『サウンド・オブ・ミュージック』に出てきた場所。映画の最後の方で、ナチス軍に追われる家族が隠れたのがこの墓場。でも鉄格子の下りた向こう側に隠れられるような場所はないので、映画ではセットだったのか、撮影のために何か霊廟みたいなものを置いたんだろう。ほとんど全ての墓に綺麗な花が供えられていて、この墓場に眠る家族の人たちの愛の深さを感じた一瞬だった。

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ザンクト・ペーター墓地

ここにはカタコンベなるものもあるらしい。10:30にオープンするらしく僕が最初の客だったみたい。普通カタコンベってのは地下墓地なんだけど、ここは入口から階段で上がっていく……? なんか大昔の墓地跡みたいな感じなのかな。すごくシュールな雰囲気で、しかもたった一人だったもんだから、結構背筋が寒くなってしまった。すごく怖かったわけじゃないけど、なぜかとても息苦しい感じがした。

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カタコンベの中

この後ザンクト・ペーター教会を見学したかったんだけど、イースターの日曜日ということでミサ中だったので後回しにすることにして、レジデンツへ。ここは大司教の宮殿だということで、豪華な部屋や家具が見られるらしく期待していたんだけど、なんでもオークションのようなイベントが執り行われていて部屋の見学ができないらしい。ガッカリ……。仕方がないのでこの上にある、レジデンツギャラリーで絵画鑑賞をすることにした。撮影禁止だったので写真はないんだけど、なかなかよかったと思う。特に印象に残ったのが、『未亡人の寄付』という名の絵。未亡人と子供が盲目の乞食にお金をあげている横で、すごく裕福なカップルが、身なりの整った乞食に寄付をしている。裕福なカップルは、いかに自分たちが慈悲深いかを他人に知ってもらいたいという顔つき。本当の不幸を知っている未亡人の顔と、裕福なカップルの偽善の顔。その対比がとても面白い一品だった。

この後は祝祭劇場に入ってガイドツアーのことを聞こうとしたんだけど、なんと今日は「病気のため」ガイドツアーがないと書いてある。うきゃー、ここも見れないんすか。まぁここはそれほど見たいという場所でもなかったので、いっか。

それにしてもこの街はいつも鐘が鳴り響いている気がする。たぶんイースターだからミサがあちこちであって、それで鐘が鳴ってるんだと思うけど、様々な鐘の音の中にいると、まるで別世界に来たような気になって面白い。毎日鐘の音で起こされちゃたまらないけど、鐘の音っていうのは本当に清涼感があるもんだ。金木犀の香りと一緒で、鳴り始めると、ふと顔をあげて捜してしまう。

この後はこのすぐ近くにあるTriangelというレストランでランチ。口コミサイトで上位にランクインしてた場所。僕はグラーシュを注文。パプリカの味が効いていて美味しかったけど、これがザルツブルク6位かぁ??っていう疑問は否めなかった。

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グラーシュはまあまあ美味しかった

ランチの後はやっとミサの終わったザンクト・ペーター教会へ。ここも中が豪華だったなぁ。内装とかは大聖堂よりもここの方が個人的に好きかもしれない。

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ザンクト・ペーター教会の中は、大聖堂よりも豪華だったり

ミサは様々な大聖堂や様々な教会でも行われているらしく、それにさすがにイースターのミサということもあってか、ちゃんとした服装をしてミサから出てくる家族連れの姿が目立った。みんなオーストリアの民族衣装を着てるから、男の人はみんなゲオルグ大佐に見えてしまう(笑)。でもあの襟の立った、緑色のアクセントの入ったジャケット、僕好みだったので欲しかったなぁ……。

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おばあちゃんも民族衣装でかわいい

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大聖堂前にはマリア像があって、ある位置から撮ると大聖堂の壁についている天使たちがマリアに冠をかぶせる絵になる

またケーブルカーの駅の方にゆっくり歩いていって、今度は駅を通り過ぎてずっと坂を上っていってみる。目指すはノンベルク修道院。ガイドブックにもあまり情報が書いてなかったので、どんなものが見れるかわからないんだけど、暖かくなってきて歩いてるだけでも楽しかった。タンポポの種みたいなものがたくさん飛んでいたのが印象的。修道院では教会だけを見ることができた。とても質素な場所できらびやかさは全くなく、厳かで重鎮な雰囲気だけを感じることができた。出てきてから気づいたんだけど、ここの門も『サウンド・オブ・ミュージック』に使われなかったっけ? マリアが修道院に帰ってしまって、子供たちがマリアと話をしたくて修道院を訪ねるシーン。確かこんな坂だったような気がするんだけど……。帰ったら真っ先にチェックしないとな。

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すぐ右が修道院の入口。こういう道を子供たちが上がっていったような?

いやー、疲れた! 朝からよく観光したよ。ゲトライデガッセでアイスクリームを買って、食べながらホテルまで歩いて帰る。ホテルではシャワーを浴びた後、ちょっと昼寝。こういう休息が僕には必要。そうじゃないと心も体も疲れ果てちゃうよ。

今日のディナーは、予定にはAugustiner Bräuというビアガーデンを入れておいたんだけど、なんとなくビアガーデンな気分じゃないし、そこまで歩く気力もあまりなし。TripAdvisorでホテルの周りに美味しいところはないかと検索したら、Bangkokというタイレストランがヒット。オーストリアでタイフード?とか思ったけど、なんとなくタイカレーが食べたい雰囲気でもある。というわけで、そこに行ってみることにした。ホテルから10分。現地の家族が集まるような感じの場所で、それでも少し高級感が漂っている。僕はタイ風キュウリのサラダとイエローカレーを頼んでみた。キュウリのサラダはちょっとしょっぱいものの、なかなかのお味。イエローカレーは美味しいことは美味しいんだけど、なぜか他人行儀な印象を受けた。タキシードを着てるカレーを食べてるみたいな? 欠けてる味は一つもないと思うんだけど、なんか安心できる味じゃなかったのが不思議だった。

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美味しかったけど、なんか安心できない味のタイカレー

さて、今日はインターネットで予約しておいたミラベル宮殿でのコンサートの夜。ちゃんとした服に着替えてネクタイもして、ミラベル庭園から宮殿の建物に入る。コンサートは2階のマルモアザール(「大理石の間」)で行われるんだけど、そこに続く階段がスゴイ。「天使の階段」と呼ばれるだけあって、階段の脇にはたくさんの天使が様々なポーズで出迎えてくれる。

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「天使の階段」は豪華!

マルモアザールの直前の部屋で予約しておいたチケットをゲット。「なるべく前の中央の席をお願い」とリクエストしておいたせいか、僕の席は最前列で中央よりもちょっと右側なだけ。しかも「大理石の間」と呼ばれているだけあって、会場はとても豪華できらびやか。モーツァルトもここで演奏したことがあるらしい。最高の席ということと、歴史的に著名な人々と同じ空間を共有することができたことに興奮してしまった。

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「大理石の間」は輪をかけて豪華絢爛!

ここで演奏するのはSalzburger Solistenと呼ばれるグループ。一人の高齢の紳士Luz Leskowitzと、四人の若い女性奏者たち。Leskowitz氏がこのグループのリーダーらしい。彼はプログラムによると、若く才能のある弦楽奏者を育てるために、かなり前にこのグループを結成したらしい。

最初はヴィヴァルディの「四季」から「春」。出だしからその音に圧倒されてしまった。とにかく真ん前で奏でられる音楽が、電子的に拡声されることなく、部屋中に響いてサラウンドで迫ってくる。これはレーゲンスブルクで聴いた聖歌隊とは全く違った音の洗礼だ。時に激しく、時に静かに、彼らの音のダイナミックレンジに制限はない。バイオリンの音が全身を愛撫してくる。曲が終わったときにはもうボーッとなっちゃってた。いい意味で音に「酔った」感じ。

2時間たっぷり、全部で6曲+アンコールを演奏してくれたんだけど、個人的にはTelemannのG-Major コンツェルトのPrestoが一番好きだったな。すごく好きなテーマが何度も出てきて、その度に顔が笑顔になる感じ。大きいオーケストラのコンサートももちろんいいけど、こういうチェンバーミュージックも本当に素晴らしい。昔の人々と感動を共有できた感じがして、このコンサートに来て本当によかったと思った。

この後はどこにも行かず、まだ冷めやらぬ感動を胸に眠りについた。
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by alexsea | 2011-04-24 00:00 | 旅行記 | Trackback | Comments(0)
世界一周2011: モーツァルト一色の一日 (ザルツブルク1)
朝9:30頃の電車でレーゲンスブルクを発つ。途中Welsを経由して、ザルツブルクに着いたのは午後1時近くになってから。それにしても暑い。蒸し暑さはないけど、強い日差しで、歩いていると確実に汗が出てくる。もうジャケットは着れなくなっちゃったな。

駅前のビジターセンターに行って、まずザルツブルクカードを買う。これはほとんどの博物館や美術館が無料になる上、バスなんかの市内交通にも乗り放題になるというお得なもの。僕は48時間用を€30で買った。

ホテルは駅から歩いて10分のHotel Markus Sittikus。チェックインは2時なので、まだ部屋が用意できていないという。ひー、この暑さでこの格好で出歩くのはちょっと勘弁。荷物置き場で速攻Tシャツに着替えて、1ブロック離れたイタリアンレストランで時間つぶしのためにブルスケッタを食べた。朝食以来何も食べてなかったから、お腹が空いてた。でも今日はディナーの予約があるので食べ過ぎるわけにはいかない。3つ出てきた大きなブルスケッタを2つだけ平らげて、2時になったらホテルに戻りチェックインした。建物は古いけど、まぁなかなかの設備なんじゃないかな。

身軽になってまず最初に向かったのが、ホテルからすぐ近くのミラベル庭園。ちょっと高台の丘に登って振り返ると……、すごいっ、絶景っ! 噴水と色とりどりの花が咲き乱れる庭園、その向こう側には高台にホーエンザルツブルク城塞も見える。ザルツブルク、のっけからすごいパンチを繰り出してきてくれた。こんなに綺麗な庭園、メンテするのは並の努力じゃないだろう。

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いきなりこの景色!

写真を撮りながらゆっくりと庭園内を歩いて、バロック美術館へと向かう。ここでザルツブルクカードに名前と日付、時間を書き込む。これから48時間このカードは有効。バロック美術館はすごく小さな場所で、四角い建物の内側にぐるっと展示品があるだけ。しかも1階の真ん中では、スライドショーによって絵の説明みたいなことが行われていた。最初はこの美術館失敗かもとか思ったんだけど、美術品をよく見てみるとRPGを思い出させるような感じの絵ばかりで、なかなか気に入っちゃった。スライドショーに参加している人たち以外は、鑑賞をしているのは僕だけだった。

外に出てみたら、クラシック音楽が聴こえていて人だかりがしている場所がある。高校生か大学生くらいの若い人々が、ちゃんと正装をして庭園の真ん中で音楽を演奏していた。いやはや、この風景にクラシックはとてもよく似合う。プロフェッショナルなレベルまで届いてはいないとはいえ、十分楽しめるクオリティの音楽だった。特にクラリネットのソロ奏者は素晴らしかったと思う。

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学生のクラシック演奏

ここ、映画『サウンド・オブ・ミュージック』の中の「ドレミの歌」のシーンで使われたんじゃなかったっけ?と記憶にあったミラベル庭園の正面玄関を抜けて、今度は道を挟んだ向かい側のモーツァルトの住居へ。モーツァルトの一家が14年間ここに住んでいたらしい。以前火災で大部分が破損したそうだけど、今では当時の姿に再建されて公開されている。撮影禁止だったから写真はないけど、色々な楽器が並んでいて、オーディオガイドからはその説明と共に音楽も聴けて、なかなか面白い展示だったと思う。

さてこの後は、ザルツァッハ川沿いを歩いてモーツァルト小橋を目指す。このザルツァッハ川を含んだ景色、ため息が出るほど美しい。とてものんびりとした雰囲気が漂っていて、青い空、緑の木々、向こうに見えるザルツブルクの旧市街の風景が一体となって溶け込んでいて、僕の心を揺さぶってくる。この川と遠くに見える緑の森、何故だかわからないけど、小さい頃『ガキ大将行進曲』を撮影するために行った山梨の田舎の方の景色とイメージがだぶった。のんびり感覚が似てたのかな? モーツァルト小橋も『サウンド・オブ・ミュージック』に出てきた場所。歩行者専用の橋で、ここからの旧市街の眺めも素晴らしい。

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ザルツァッハ川沿いは本当にのどか

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モーツァルト小橋を渡るとすぐに旧市街

旧市街に入ってすぐのところにはモーツァルト広場があって、ここにはモーツァルトの像が立っている。しっかしすごいな、やっぱりモーツァルトとザルツブルクは切っても切れない関係なんだろうな。どこにいってもモーツァルトだらけで、他の作曲者がちょっとかわいそうな感じがした(笑)。

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モーツァルトがいなかったらこの街はどうなってたんだろう?

モーツァルト広場に入ってすぐのところには、たぶん原子力反対のモニュメントがあったのが印象的だった。チェルノブイリと福島の名前が書かれていたのはわかった。月曜日に何かのイベントがあるらしい。

レジテンツ広場の豪華な噴水を見た後は、大聖堂へ。ここもやっぱり素晴らしくスケールが大きいけど、個人的にはレーゲンスブルクの大聖堂の方が好きだったかな。やっぱりあのコーラスを聴けたという感動が、ひいき目になっちゃってる。

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大聖堂内部

大聖堂の裏の方には、地面のチェスボードでチェスをプレイする人たちと、……どでかい金の玉の上に乗っかった人型?! これは一体何?? たぶん何かのアートの展示なんだろうけど、いきなりこういうのがポーンとあるのって、ちょっとビビる。

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金の玉に乗った人……のアート

この後はゲトライデガッセという、本当にたくさんのショップが立ち並んだ細い通りを抜けていく。一つひとつの店が鉄細工の看板をつけていて、それを見ているだけでも楽しい。マクドナルドの看板もなんかちょっと高級な感じになってて笑っちゃった。

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ゲトライデガッセは狭い小道に店がたくさん

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マクドナルドもこんな豪華な看板をつけてる

ゲトライデガッセの中には、モーツァルトが生まれた家がある。ここもザルツブルクカードが使えるから入ってみたんだけど、なんだかモーツァルトを詰め込みすぎて頭が麻痺しちゃってる感じで、まあまあだった印象しか残ってない。「モーツァルトの家」の展示の方が、個人的にはちょっと好きだったかな。

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「モーツァルトの生家」

ここゲトライデガッセの中で、一つだけ入ってみたかった店があった。それはSporerというシュナップスの店。Rick Stevesのビデオで見て、美味しそうだったから行ってみたかったんだよな。店は外にまで人が溢れ出していてゲゲッとか思ったけど、よく見ると友達と一緒で大勢だから外で飲み物を楽しんでる人たちみたい。カウンターだけの狭い店内に入って、シュナップスの注文に成功! これ僕は飲んだことなかったんだけど、なんかグラッパみたい? フルーツっぽい香りのする蒸留酒で、すごく強い。飲むと食道から胃にかけてカッと熱くなる感じ。誰かと一緒だったらもうちょっとここでゆっくりして何杯か飲んでたかもしれないけど、やっぱり一人じゃこういう場所はツライ。でも体験できたから嬉しかった! この店でも他の人が飲んでるのを見かけたし、他のテラス席でもよく見かける、あのオレンジ色の飲み物は何だろう??

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シュナップスで有名なSporer

ゲトライデガッセの終端は巨大な岩山がそびえ立っていて、その風景のミスマッチが面白い。ここを曲がってちょっと歩くと、「馬洗い池」という場所がある。これも『サウンド・オブ・ミュージック』で出てきたのを覚えてる。馬の彫像と馬の壁画。名前からすると、昔はここで馬を洗っていたんだろうか?

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「馬洗い池」

帰途に着く前、ゲトライデガッセの一番端に「フュルスト」を発見。ここはモーツァルト・クーゲルンというお菓子の元祖として有名。モーツァルト・クーゲルンは大好きなんだけど、いつも食べていたヤツが実は元祖じゃないと知ってビックリ。元祖のフュルスト版をいつか食べてみたいと思ってたんだ。中に入って、モーツァルト・クーゲルンを1個だけ€1で購入。味は……あんまり変わらないかな。別バージョンのヤツよりも、もうちょっとシンプルな味わいな気がする。

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フュルストのモーツァルト・クーゲルンは銀と青の包装

いやー疲れた。かなり歩いたってのもあるけど、この人の多さが原因の一つでもある。ここ、すごく都会だよ。「大」都会ほどじゃないけど、特に旧市街の中はものすごい人ごみ。なんか勝手にもうちょっとこじんまりしたところじゃないかなんて思ってたんだけど、これほどとは。なんかやっぱり、個人的に都会を観光するのは好きじゃないかも。住むのは都会じゃなきゃダメなんだけど、観光となるとやっぱりいつもと違う小さな場所がいいかな。ニューヨークやパリみたいに都会を売り物にしているところは好きだけど、ザルツブルクのような場所でも高級ブランド品の店がズラッと並んでるところを見ると、ちょっとゲンナリしてしまう。

まぁそんなこんなで、この後はホテルにゆっくりと歩いて戻って、汗をシャワーで洗い流した。7時15分頃ホテルを出てレストランEsszimmerへと向かう。外のテーブルで素晴らしいディナーを食べた。美味しかった!

この後はザルツブルクの夜景を見ながら川沿いをちょっと歩き、バーに入ってビールを一杯だけ飲んでからホテルに戻った。いやー、今日はよく観光したぞ!

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夜のザルツブルクは、まさにおとぎの国

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by alexsea | 2011-04-23 00:00 | 旅行記 | Trackback | Comments(0)
世界一周2011: 素晴らしい歌声と旅の出会い (レーゲンスブルク2)
今日はそんなに予定が入ってないから、昨日は目覚ましはかけずに寝た。起きたら8時近かった。よく寝たもんだ。ホテルで朝ごはんを食べた後は、まずドナウ河にご挨拶しようかと思ったんだけど、何かに導かれるように大聖堂の中に。

と、ミサをやってるじゃないですか! それにDomspatzen(大聖堂のツバメ)という名前の合唱団も出てる! 日曜日のミサにはこの合唱団が歌うとガイドブックに書いてあったので、あー今回は日曜じゃないから見れなくて残念だなーとか思ってたんだけど、まさか見ることができるとは! たぶんイースター(復活祭)のイベントの一環なんだろう。男の子だけの合唱団だと思ってたんだけど、大人の男性もいるんだね。年齢を問わない男声合唱団って感じ。彼らはミサの途中で5曲ほど歌った。

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Domspatzen(大聖堂のツバメ)という名の合唱団

もう、なんていうか、感動の一言。聖なる音が大聖堂の中に反響して、単なる音じゃなくなる。キラキラした光の粒子を含んだ優しい風が吹き抜ける感じ。その風が体を通り抜けるときに、心や体の中にある汚いものや悪いものを、全部優しく取り除いてくれる感じ。体の中の琴線が同調して震えだして、内側から光で満たされる感じ。自然と涙が溢れ出てしまった。すごい体験をしたと思った。心が洗われるってこんな感じなんだろうと思った。

心から幸せになった後は、大聖堂の裏にあるPorta Praetoriaという場所へ。ここは僕の日本語ガイドブックには書いてなかったんだけど、レーゲンスブルクの中で一番古い建造物らしい。ローマ時代のものとか?

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Porta Praetoria

その後はドナウ河へ。本当はヴァルハラ神殿に行きたかったんだけど、そのクルーズは土日しか運行していないらしい。仕方がないので、Strudelrundfarhrtという遊覧船に乗り込むことにした。11時出発の船は、まずドナウ河を上流にちょっと遡ってからUターン、そして下流に向かってしばらく進んでからレーゲン河に入る。所々でポイントを説明してくれるアナウンスが流される。45分間の船旅だった。ドナウ河のクルーズはブダペストのナイトクルーズに続いて二度目だけど、素晴らしい天気のせいもあって、最高に楽しめた。

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朝一番の遊覧クルーズに乗り込む

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クルーズ船から見た石橋

クルーズの後は、石橋を渡って向こう岸をちょっと探索してみることにする。レーゲンスブルクの旧市街よりももっと整然とした感じで、道の向こうに見える3本の塔を持つ教会が印象的だった。

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石橋の上のおどけた像は大聖堂を見ている

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3本塔の教会

さて、お昼の時間なので、またHistorische Wurstkücheに向かいましょうか。レーゲンスブルクにはここのソーセージが食べたくて来たようなものだから、思いきり楽しまなきゃ。席に着いて昨日のようにソーセージ6本とビールを楽しんでいると、真ん前に男の人が座ってきた。彼の名前はMaximo。ペルー人でドイツに来て6年ほど。機械のエンジニアの仕事をしていて、今は休暇を取ってドイツをあちこち一人で旅行してるんだそうな。僕は自分からはなかなか話しかけられないシャイな性格なんだけど、彼がとてもにこやかに話しかけてくれたもんだから、食事の間中話し込んでしまった。人生に対してすごくポジティブなアウトルックを持った人で、話していてすごく共感してしまうようなことばかり。たぶん彼の方が少し年下なんじゃないかな。でもなんだか教えられるようなことばかりで、この出会いに心から感謝してしまった。こういう出会いを経験すると、心が拡がる思いがする。

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気さくなMaximo

Maximoと別れた後は、レーゲンスブルクの街の探索にでかける。聖エメラム教会は観光客があまりいないせいかすごく重鎮な感じがした。トゥルン・ウント・タクシス城はガイドツアーでしか入ることができないらしく、ちょうどその時間を逃してしまったので今回は入らなかった。まぁ縁がなかったということで。その後はハイトプラッツという、ヨーロッパでも珍しい三角形の形をした広場を通ったりして、大聖堂の近くまで帰ってきた。

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この街はどこに行っても絵になる

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聖エメラム教会

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ハイトプラッツの三角形の広場

大聖堂の近くをよく見てみると、復活祭のミサのことが書いてあるじゃないですか。今日はこの後午後3時からもミサがあるらしい! 今朝のあの素晴らしい歌声が聴けるなら!とミサに参加したんだけど、結局今回は3人の男声合唱+コーラスが30分以上続いて、その後は司教(?)の説教が20分ほど続いた。
3人合唱はグレゴリオ聖歌みたいなもので、かなり延々と続いたものだから飽きてしまった。しかもその後は言葉がわからないお説教。この間でかなりの脱落者がいたみたいだった。僕も司教の説教が終わったすぐ後に大聖堂を後にした。やっぱり今朝のあの体験は、何物にも変えがたい。

大聖堂の中でちょっと寒くなった後は、ホテルの前にある大聖堂が見えるバーに座ってのんびりすることにした。こういう、何物にも縛られない時間って結構いいもんだ。

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素晴らしい時間だったけど、ラップトップの画面がみるみる花粉だらけに(笑)

その後はホテルの部屋で一休み。夕食はL’Osteriaというイタリアンレストランに食べに行った。ここはやっぱり口コミサイトで見つけた場所なんだけど、市庁舎を見に行ったときに満杯のレストランがあって、そこがL’Osteriaだったと後で知ったんだ。市庁舎の時計が見える外に座って、ワインを半リットルとスパゲティ・ミートソースを注文。不味くはなかったけど、感動するってほどでもなかったな。スッキリとした味わいはなく、なんとなく濁った感じだった。でも若者で溢れている場所で、かなり人気があるみたいだった。

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L'Osteriaのテーブルから見た街の風景

最後の夜だということで、ちょっとバーにも行ってみましょうか。近くのバーに入ったんだけど、なんかシーンとしてる。バーテンが言うことには、今日は復活祭の前なので、ババリア地方では夜中の12時までは音楽を鳴らしてはいけないという決まりがあるらしい。まぁ個人的に音楽はどうでもいいんだけど、復活祭って嬉しい楽しい系の祭日じゃなかったっけ?? 他に二人くらいしかいないシーンとしたバーで、ビールを一杯だけ飲んで帰ってきた。

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ドナウ河の夕景

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ライトアップされた街も最高にキレイ

そっか、思いのほか復活祭ってのはスケジュールに影響を与えるものなんだな。明日行くザルツブルクでは、それが足かせにならないことを祈りたい。
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by alexsea | 2011-04-22 00:00 | 旅行記 | Trackback | Comments(2)
世界一周2011: ちょっと都会かな? (レーゲンスブルク1)
午前8:06の電車をつかまえるために、7時半にはホテルを出た。ローテンブルク、なんだか離れがたい気がしたな。でも2日くらいがちょうどいいのかもしれない。もっといて退屈したら、ローテンブルクの良さが減っちゃう気がするし。

また3本の電車を乗り継いでレーゲンスブルクへと向かう。ニュルンベルクからレーゲンスブルクの間に何かがあったらしく、しばらくの間電車が止まってしまって、結局レーゲンスブルクに到着するのが1時間近く遅れてしまった。乗り継ぎのない電車が遅れたんでよかった。これで乗り継ぎしなきゃいけなかったらかなり焦っていただろう。あ、そうそう。電車の中で寝てたら、いきなり3人の警官らしい人に起こされて、パスポートを見せろと言われた。パスポートを見ながら何かちょっと3人で話して、パスポートは返してくれてそのままどっか行っちゃったんだけど、あれは何だったんだろう? 僕って謎のアジア人だった?

レーゲンスブルクは思っていたよりもずっと都会でビックリした。もっと田舎のようなところを想像していたんだけど、駅から旧市街の中心に向かう道は完全なショッピングストリート。もっと何もない道を想像していた僕としては、ちょっと面食らってしまった。

今回泊まったHotel Kaiserhof am Domは、旧市街にあるどでかい大聖堂の真ん前にある。なんでも14世紀の礼拝堂を改修した場所だとか? 部屋はシンプルだけど、今までで一番大きい感じかな。素晴らしい場所に建っているので、あまり細かいところに文句は言えない。

朝から何も食べてなくてお腹がペコペコなので、荷物を置いてすぐにランチを食べにでかけることにする。目的地は、ドナウ河のほとりのHistorische Wurstkücheというソーセージ屋さん。なんでもここはドイツで一番古いソーセージ屋らしい。ここでは素晴らしいソーセージと景色を思う存分堪能した。

その後は石橋の上から、レーゲンスブルクで有名な風景を楽しんでみる。天気がすごくいいからとても気持ちがいい。っていうか、ちょっと暑いんですけど(笑)。後でニュースで見たんだけど、ヨーロッパには熱波が訪れていて、ほとんどの場所で夏並みの気温なんだそうな。でもドライだからとても心地よくていい。

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石橋の上から旧市街を振り返る

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石橋の門

旧市庁舎に入っているビジターセンターで遊覧船の情報なんかを聞いた後は、そこからクラムガッセという狭い狭い道を通って大聖堂の前の広場に抜ける。いよいよ大聖堂にご挨拶。外は暑いんだけど、中はまるで冷房をガンガンに効かせている感じに涼しい。高い天井、豪華なステンドグラス、素晴らしい彫刻の数々。このスケールの大きさはイタリアの大聖堂なみだ。大聖堂の中の宝物館に入ったんだけど、ここはきらびやかな宝石をまとった宝物の数々や、昔の司教のローブなんかが飾ってあって、思いのほか楽しめた。

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細い細いクラムガッセの向こうには、大聖堂の尖塔が

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旧市街の真ん中にそびえ立つ大聖堂

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中はすごいスケール

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すごく神聖な雰囲気

結構疲れてしまったので、ホテルに戻ってひと寝入り。ディナーの予約のちょっと前に部屋を出て、またドナウ河まで出て日没前の景色を楽しんでみる。なんかこの街ちょっと予想よりも都会っぽかったけど、都会と田舎が妙に上手く融合した感じで、すごく居心地はいい。うん、来てよかったな。

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クラムガッセに沈む夕日

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ドナウ河にも夕日が沈む

素晴らしいディナーをHistorisches Eckで食べた後は、ヘロヘロに酔っ払った上に眠たくて瞼が閉じそうだったので、すぐに部屋に戻って寝てしまった。あー、いい一日だった。

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ライトアップされた大聖堂

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by alexsea | 2011-04-21 00:00 | 旅行記 | Trackback | Comments(0)