From Seattle, WA, USA
by Alex
プロフィール
シアトル在住のAlexです。
ソフトウェアデベロッパーをやっていましたが現在は休憩中。日本にいるときには役者をやってたりしました。歌ったり踊ったり、食べたり飲んだりが大好きです。

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スペイン&パリ2013: 最終結果発表
朝起きてまずPhilippe Gosselinに朝食を買いに行った。ハムとチーズと野菜のサンドイッチとクロワッサン。サンドイッチは新しく作られたヤツがまだ来てないみたいで、ラップされて冷蔵庫に置かれたものしかなくて残念。でも美味しかったけどね。

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Philippe Gosselinのパンでパリ最後の朝食

買い込んだシャツとお土産のマフラーのせいで、荷物がパンパンになってしまった。スーツケースの拡張機能を初めて使わなきゃいけなかったほど。なんとか収めることができたんだけど、バランスが悪いらしくちょっとしたことで前の方にパタンと倒れてしまう。これは気をつけなくちゃ。

12:25発の飛行機に乗るために、ホテルを9時には後にして、地下をちょっと歩いて空港行きの電車に乗り込んだ。空港ではちょっとラウンジでゆっくりする時間があってよかった。パリからロンドンまでは1時間ちょっと。ロンドンでシアトル行きの飛行機に乗り換える。シアトル行きの便では、隣にかなり大きめのサイズの男の人が座って、完全に領域侵犯していたので最後まで眠ることができなかった。まぁ“Man of Steel”と“Iron Man 3”の映画2本を観れたから、それほどイライラはしなかったけど、それでもシアトルまでの飛行時間がとても長く感じた。

シアトルには予定より少し早く、午後5時ちょっと前に到着。家に帰ってFoxに会えて嬉しかった~。それに母がカレーライスを作ってくれていて、日本食に飢えていた僕には最高のディナーだった。素晴らしい旅だったけど、やっぱり家もいいや!

スペインは全て予定通りに順調に進んだけど、パリはもう滅茶苦茶だった(笑)。それでも計画した半分くらいのことはできてよかったかな。

以下がパリの予定の集計表。☆はできたことで、★はできなかったこと。50個のうち28個は実現することができて22個は潰えてしまった。56%の勝率。まぁ病気になったといっても一日半で治ったし、旅行を中止するほど重くもなかったし、楽しいことは楽しかったのでヨシとしなければ!

☆Urfa Dürüm
☆Passage du Grant Cerf
☆Rue Montorgueil
☆Louvre Pyramid
☆Jardin du Tuilleries
☆Place de la Concorde
☆Champs-Elysées
☆Akrame
☆Notre-Dame
☆Île Saint-Louis
★Berthillon
☆Place de la Bastille
☆Le Chocolat Alain Ducasse
★Rino
★Père Lachaise Cemetery
★Viaduc des Arts
★La Tour Paris 13
★Rue Mouffetard
★Le Marché des Enfants Rouges
★Le Chateaubriand
☆Rue Cler
☆Les Cocottes
☆Paris Sewer Tour
★Pont de Bir-Hakeim – “Inception” bridge
★Da Stuzzi Patisserie – “Inception” café
★Tour Montparnasse
☆53 Place du Panthéon – “Midnight in Paris” steps
☆Les Papilles
☆Philippe Gosselin
☆Marais Walk
★Canal St-Martin / Square des Récollets
★Parc des Buttes Chaumont
★Musée Marmottan Monet
★Bois de Boulogne
☆Terroir Parisien
★70 Rue Doudeauville – where I stayed in 1989
☆Montmartre Walk
☆Palais Royal
☆Le Grand Véfour
☆Galerie Corbert / Galerie Vivienne
★Passage des Panoramas / Passage des Princes
★Passage Jouffroy / Passage Verdeau
☆Palais Garnier
★L'église de la Madeleine
★Rue Portalis – stairs in Paris, je t’aime
★Parc Monceau
☆Vivant Table
☆Jardin du Luxembourg
☆St-Germain des Prés
★Pierre Marcolini
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by alexsea | 2013-10-30 00:00 | 旅行記 | Trackback | Comments(2)
スペイン&パリ2013: パリ最後の一日
今日も体調はOK。パリでの最後の一日だから、気合いを入れて歩き回りたい。

9:30頃、Boulangerie Yhuelでクロワッサンとコーヒーを食べてから観光にでかける。なんだか今朝は朝日がとても気持ちいい。パリの街がやっと抱きしめてくれたような気がして、なんとなく笑顔になってしまう。

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相変わらず美味しいクロワッサン

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朝日が気持ちいい!

もう一度ノートルダム大聖堂に入って、今度は椅子に座って大聖堂の中を見ながら、自分の人生について振り返ってみた。こういう時間って作ろうとしないとできない。たまには自分が通ってきた道、これから進むべき道のことを、こんな風にじっくり考えてみるのもいいんじゃないかな。15分くらいはずっと座っていたと思う。帰りにもう一度ショップに寄ってみる。やっぱりなくしたブローチは売ってないけど、そのミニバージョンのような天使っぽい形のピンを発見。これはクリスマスの時期に、黒いロングコートにでもつけたらいいアクセントになるなぁ。というわけで、いくつか買ってしまった。気に入ったものが見つかってよかった。

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ノートルダム大聖堂で物思いにふけってみた

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このピン、いいアクセントになるよね

この後はまたサン・イル島を通ってBerthillonに行ってみるも、やっぱり閉まっていた。後で知ったんだけど、月曜と火曜は定休日らしい。でもこの間開いてなかったのはなぜだ?? よくよくこの店には今回縁がなかったなぁ。次回パリに来たときの楽しみということで。

サン・ルイ島を抜けてバスティーユ広場まで歩き、フランスのレストラン王Alain Ducasseが最近オープンしたLe Chocolat Manufactureを目指す。ここは彼のチョコレート工場で、Alain Ducasseブランドのチョコレートが買えるらしい。それにしてもスマートフォンにパリの地図をダウンロードしておいて本当によかった。名前では検索できないけど、住所がわかっていれば検索できるので、ネットに繋がっていなくても現在地から目的地までの道のりが一目でわかる。今回の旅ですごく重宝した。Le Chocolat Manufactureもスマートフォンの地図に案内してもらって見つけることができた。周りは結構雑多な感じのする場所なんだけど、やはり店の中は高級感が溢れている。ここでいつくかお土産にチョコレートの詰め合わせを買おうかと思ったんだけど、やっぱりかなり高いし、それに店員はある客に付きっきりで全然こっちの方に注意を向けてもらえなかったので、ギブアップすることにした。美味しいチョコレートなら、以前行ったPierre Marcoliniの店がサン・ジェルマン・デ・プレにあるから、そこでお土産を買えばいいや。

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Alain Ducasse Le Chocolat Manufacture

バスティーユ広場から地下鉄に乗ってLa Tour Paris 13に再挑戦することにする。この間は日曜日だったし、それに開館がお昼の12時らしいから、その前に行けばそんなに待たずに入れるかも……と期待していたんだけど、着いてみるとナニコレー! 以前来た時よりも人が多いんですけど!! まだ12時前だというのに、建物のブロックを完全に一周するように人が並んでいる。無理! 絶対に無理! 並ぶのが大嫌いな僕としては、こんなところで時間をつぶすわけにはいかない。本当にこの場所にもよくよく縁がなかったなぁ。

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この間よりも人が多いんですけど……

La Tour Paris 13の企画はこの建物がメインなんだけど、実は他にもこの企画の一環として、アーティストが壁画を描いたビルがいくつもあることがわかっていた。地図に印をつけておいたので、それを見に行くことにしよう。お昼はなんとなくリュクサンブール公園でサンドイッチでも食べようかと思っていたので、方向的にも悪くない。

Boulevard Vincent AuriolとRue Jeanne d’Arcの交差点で1つ。Rue Jeanne d’Arc上のビルに2つ。Boulevard de l'Hôpitalにあるビルに1つ壁画を見つけた。全てポップな感じで、すごくよかった。関係ないけどRue Jeanne d’Arcを通っているときに、Jeanne d’Arcって英語のJoan of Arcのことだよなとか考えていて、「ん? Jeanne d’Arc? あっ、『ジャンヌダルク』ってJoan of Arcのことだったのか!」と一人で電球点灯状態だったのがおかしかった。

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ポップな壁画

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これと

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これが対になっている。この二つすごく好きだな

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La Tour Paris 13の企画が終わっても壁画は残してほしいな

そこからリュクサンブール公園に行く道をスマートフォンで調べてたんだけど、そういえばキャンセルして行けなかったレストランLes Papillesってリュクサンブール公園の近くだったよなと思い出して、そこにまず行ってみることにした。もし開いてたらそこでランチを食べてもいいな。

Rue Jeanne d’Arc → Avenue des Gobelins → Rue Claude Bernard → Rue Gay-Lussacとスマートフォンの指示に従って歩いて、レストランに着いたのはちょうど12時を過ぎた頃。中を覗くと、店の人がナプキンを折り畳んだりしてるのが見えた。聞いてみるともう開いているらしいので、Les Papillesでランチを食べることができた。一度はキャンセルして諦めたこの店の料理、味わうことができて本当によかった!

幸せな気分のままリュクサンブール公園まで歩く。ここは秋の雰囲気真っ盛り! 太陽が雲の間をかくれんぼしていて風も結構冷たいんだけど、たくさんの人が公園の椅子に腰かけて、それぞれの時間を過ごしているのが見えた。僕も椅子に座ってちょっと休むことにしよう。太陽が出ているうちは暖かくて気持ちがいいんだけど、雲に隠れると途端に寒くなる。あー、これはピクニックランチにはツライ気温だったなぁ。もう少し暖かかったら、ここでゆっくり本でも読みたかったんだけど、寒い中動かずにいたら風邪をひいてしまう。というわけで、5分ほど座っただけで椅子を離れることにした。

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とても気持ちがいい(けどちょっと寒い)リュクサンブール公園

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秋真っ盛り!

ここからは裏道を通ってサン・シュルピス教会、サン・ジェルマン・デ・プレ教会とまわった。後者は僕は初めて入ったんじゃないかな。どちらもノートルダム大聖堂に比べれば質素な造りだけど、それぞれ味があって、神聖な気持ちのいい空気を楽しめた。

この後は賑やかなBoulevard Saint-Germainを通って、以前行ったことのあるチョコレート屋のPierre Marcoliniを目指す。マシュマロを薄いチョコレートでくるんだヤツが美味しいんだ! いくつかお土産に買って帰ろうと思ってたんだけど……、閉まってる! なんで?! ネットで調べたときには定休日があるようなことは書いてなかったのにー! あーもう、今回の旅行ほど思い通りにいかないのって僕にとってはすごく珍しい(パリだけ。スペインは100%OKだった)。まぁキャンセルしたレストランで結局は食べられたとか、嬉しいサプライズもあることはあったけど、こんなにプラン通りに行かないのは初めてだ。もしかすると、パリでは予定を立てて行動しようとしちゃダメだよというお告げなのかな?

仕方がないのでRue de Seineを通ってセーヌ川の方に歩いて、ホテルへの帰路に就くことにした。この辺りはまたいい雰囲気の場所が多くて、アートギャラリーでは僕好みの絵を展示してたりした。じっくり見ると欲しくなっちゃうかもしれないので、すぐにその場を離れたけど(笑)。

セーヌ川を渡ろうとしたとき、Pont des Arts橋にぎっしりと錠前が付けられているのが見えた。あー、イタリアでも見たけど、パリでもやってるとは知らなかった。愛を誓い合ったカップルがこの橋に錠前をつけて、その鍵はセーヌ川に捨てるんだそうな。えー、セーヌ川が鍵でいっぱいになっちゃうじゃん! パリとしてはあまり好ましくない事態なので、最初の頃は錠前が付けられる度に取り除いていたらしいんだけど、それが追いつかなくなってギブアップしたらしい。んー、これ個人的には好きじゃないなぁ。鍵をセーヌ川に捨てるってのが許せないぞ。

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Pont des Arts橋には錠前がぎっしり

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美観を損ねる感じで個人的には好きじゃないなぁ

ホテルに帰りつく前に、Rivoli通りにあるZaraとCelioで姪と甥のマフラーを母に頼まれて購入した。男のマフラーはわかるけど、女の子のマフラーってどれがいいんだよーってかなり悩んだけど、最終的にそれほど大人っぽくも子供っぽくもないものに決定。こういうギフト購入には、とことん弱い僕だった。

今日のディナーの予約は9:30と遅いので、それまでにお腹が空くといけないから、朝食場所のBoulangerie Yhuelでおやつ代わりのサンドイッチを食べることにしよう。チーズ&野菜サンドにホットチョコレート。このバゲットにはオリーブが入っているらしく、ちょっとしょっぱかった。僕は普通のバゲットの方が好きかなぁ。

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おやつにサンドイッチとホットチョコレート

ホテルで昼寝した後は、6:30に日本人友達のKさんとホテルの前で待ち合わせ。彼が近くのバーに連れていってくれて、そこで友達を紹介してもらったりして、すごく楽しかった。ちょうどハッピーアワーで、ドリンクを一杯頼むと、同じものをもう一杯無料でくれるチケットがもらえた。僕はウォッカソーダを飲んでたんだけど、Kさんの友達との会話も楽しくて、結局4杯飲んでハッピーになってしまった。

あまりにも楽しかったので長居し過ぎて、レストランの予約には10分ほど遅れてしまったけど、FrenchieではKさんと楽しいディナーができてよかった。一人でレストランに行くのが慣れたとはいえ、やっぱり誰かと一緒に食べるっていうのは一番の調味料になる気がする。最後にシェフと話すこともできてよかった。

バーで結構飲んでいた上に、レストランでもワインを飲んだので、ちょっと酔っぱらってしまったみたいだ。着いてすぐパリに往復ビンタをくらった僕だけど、最後の最後にこんなに楽しい時間を過ごせて本当によかった。夜中の12時を過ぎていたせいか、ホテルの入り口のシャッターが下りていて愕然としたけど、呼び鈴を押して開けてもらうことができてホッとした。Kさん、楽しい時間をありがとう!

明日はいよいよ帰国の日だ。
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by alexsea | 2013-10-29 00:00 | 旅行記 | Trackback | Comments(0)
スペイン&パリ2013: 素晴らしいランチと、モンマルトル散策
今日も体調は良さそうだ。よかったー。体力は徐々にしか戻らないけど、一応これで病気は治ったといえるかな。

朝8:30頃、近くのBoulangerie Yhuelでクロワッサンとチョコクロワッサンを買って帰り、ホテルで食べた。どうしてこっちのクロワッサンって、こんなに美味しいんだろう。チョコクロワッサンも甘すぎることはなく、もう一つくらい食べたい感じだった。

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美味しいクロワッサン!

11時前に出発。今日は12:30に、ずっと行きたかったレストランでランチを食べる予約をしてあるので、それまではフリーだ。しばらくルーブル美術館のピラミッドの前の椅子に座って本を読んでたんだけど、なんとなく落ち着かない気がして15分くらいで退散。ランチのレストランはパレ・ロワイヤルにあるので、その近くのカフェに入ろうかなとも思ったんだけど、それだったら近くの観光をしちゃいましょうということで、ギャルリーやパッサージュ巡りで時間をつぶすことにした。

まずはパレ・ロワイヤルからほど近いギャルリー・コルベール(Galerie Colbert)。ここはとても綺麗な場所で、店は全く入っていない。オフィス用のギャルリーなのかな? 一番奥は丸いドームに覆われていて、その下には彫像が置いてあった。ここはまるで美術館みたいだ。

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ギャルリー・コルベールはひっそりとしていて一般用じゃないみたい

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一番奥はまるで美術館のよう

次はその隣のギャルリー・ヴィヴィエンヌ(Galerie Vivienne)。ここにはカフェや小物を売る店、本屋なんかが入っていて、とてもバランスの取れた場所のように思った。

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ギャルリー・ヴィヴィエンヌ

次はパッサージュ・ショワズール(Passage Choiseul)。ここは他の場所とはちょっと性格が違う感じで、カフェやレストランが多く入っていたのが印象的だった。日本食や中華といったアジア系のレストランもあったし。他の場所に比べると、ちょっとだけ庶民的なイメージかな。

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パッサージュ・ショワズールには食べ物屋が多かった

この後はオペラ大通りを上ってパレ・ガルニエを遠くから眺めたり、ラ・ペ通りを下ってヴァンドーム広場を歩いたりした。マドレーヌ教会の方まで行こうかとも思ったけど、あまり疲れて体調が悪くなったら困るので、ここからパレ・ロワイヤルの方に戻ることにした。

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パレ・ガルニエの壮観な姿

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ヴァンドーム広場の記念柱には、どうして板が使ってあるの??

レストランの予約時間を待っている間、多くの学生らしき人たちがパレ・ロワイヤルの回廊のアーチをスケッチしている姿に気がついた。学校の課題か何かなのかな。

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パレ・ロワイヤルの回廊の雰囲気が大好きだ

12:30に予約してあったLe Grand Véfourで素晴らしいランチを食べた後は、パリでは個人的に絶対に外せないモンマルトルの方に行ってみることにした。

近くのPyramides駅から地下鉄に乗ってPigalle駅で降り、Anvers駅まで歩いて、サクレ・クール聖堂への階段を上がっていく。この白亜のドーム。卒業旅行で初めてパリに来たときに、ここの前の階段に座ってのんびりと音楽を聴いてたりしたなぁ。あれからもう25年近く経っているなんて、本当に信じられない感じがする。日曜は激混みらしいモンマルトルなんだけど、月曜でもかなり人がいた。

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今回も来れた、サクレ・クール聖堂

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ここからのパリの景色は最高!

サクレ・クール聖堂の中は撮影禁止なので残念だったんだけど、体調が良くなったことを感謝しながら、ぐるっと内部を一周した。僕は無宗教なんだけど、教会とか聖堂ではなんとなく心が洗われるように気がするから好きだ。それに感謝の気持ちも忘れたくない。

中は暑いくらいだったんだけど、外に出ると強い風が汗を乾かしてくれて気持ちいい。ここからテルトル広場を抜けて、モンマルトル博物館の方まで歩いてみる。博物館自体には入らなかったけど、周りには秋を感じさせる風景がたくさんあって、歩いているだけで気持ちがいい。昔からあるワインのためのブドウ畑や、ラデの風車、ムーラン・ド・ラ・ギャレットなんかを見たりしながら、モンマルトルの散策を楽しんだ。どこにゴールがあるわけでもない、こういう散策も大好き。特に天気のいい秋の日には最高だ。

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秋の香りのするモンマルトルの景色

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ラデの風車を見るのは初めてだ

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こんな感じのモンマルトルの街並みを、あてもなく散策する

十分にモンマルトルを堪能した後はPigalle駅まで戻り、ホテルへ戻る帰途に着いた。ホテルに到着する直前にはCelioに寄って、いい感じのシャツを3着も買っちゃってホクホク(笑)。Celio、アメリカにも店を出してくれないかなぁ。

今日のディナーの予約は7時。こないだ行ったUrfa Dürümの近くで、地下鉄でも行けるけど、歩いて行ってみることにした。6時半ごろホテルを出て、Rue Montorgueilを通り抜けて北上する。この通りはこの時間はカフェやレストランがものすごい賑わい。チーズ屋では売れ残ったチーズを大放出しているみたいで、買おうかどうか真剣に迷ったほど(買わなかったけど)。途中で明日行く予定のレストランFrenchieを偶然発見した。ここも歩きで全然OKだな。

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Rue Montorgueilの北側の入り口

Vivant Tableで美味しい料理を堪能した後は、来た道を同じ道を帰る。来たときよりも少し静かになっている気はするものの、治安的には全然大丈夫っぽい。地図も使わずに歩き回っているって、なんだか現地に住んでいるかのような気になって、ちょっといい気持だった。今日もいい一日でした!

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帰りに気づいたド派手な映画館

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by alexsea | 2013-10-28 00:00 | 旅行記 | Trackback | Comments(0)
スペイン&パリ2013: 音楽の力
フランスでは夜中に夏時間が終了したので、1時間得をすることになる。朝起きてみると、どうやら熱も下がったみたいだし、気分もいい。体力が落ちていることを除けば、今日はちゃんとパリの街を歩きまわることができそうだ。

外を見ると雨が降っている。まずは朝食を食べなければということで、近くの有名なパン屋Philippe Gosselinまでパンを買いに行くことにした。本来ならばここでランチ用のパンを買って、後で公園でピクニックランチをする予定だったんだけど、雨が降っていてはしょうがない。金曜・土曜と一日半の予定が狂ってしまったので、スケジュールを大幅調整しなければいけない。傘を差してホテルを出ると、歩いているうちに急に豪雨に! 靴はぐしょぐしょになるし、ジーンズの裾もかなり上の方まで濡れてしまった。んー、パリの往復ビンタがまだ続いているみたいだ。Philippe GosselinではEmmental & Cruditésのバゲットサンドイッチを€3.80で購入。ホテルに戻って食べたら、有名なだけあってとても美味しかった。パンを食べているうちに雨も止んだみたい。……なんで買に行くときだけ豪雨になるかなぁ。

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チーズと野菜のバゲットサンドイッチ。美味しかった!

しばらくのんびりと部屋で過ごした後は、11時過ぎにホテルを出発することにした。今日のお昼はピクニックランチの予定がダメになってしまったので、どこで食べてもいい。そういえばまだ日本食を食べたいって意識がうずうずしてるなぁ。ということで、3年前にパリに来たときに行って美味しかったZenという日本食レストランに行こうという気になった。それじゃそっちの方に向かって歩くことにしよう。

Rivoli通りをずっと西の方に進んで、まずはパレ・ロワイヤルに行くことにした。ここは3年前にも来たけど、白と黒のストライプの円柱がたくさんある広場で、なんとなくシュールな感じで好きなんだよな。この間来たときにはもう暗かったから、明るい日の光の下で見るのは初めてだ。その広場を抜けると、今まで来たことがなかったパレ・ロワイヤルの庭園に出た。なんて気持ちいい場所なんだろう! 時代を感じさせる回廊にぐるっと囲まれた庭園には、ずらりと木が並んでいる。緑と黄色の葉のグラデーションがずっと続いていて、秋の日差しを浴びてとても綺麗だ。この庭園、いきなり僕のパリのお気に入りランキングの上位に入りこんできたぞ。この後は、パレ・ロワイヤルのすぐ前のアンドレ・マルロー広場でZenの開店を待っていた。

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パレ・ロワイヤルの庭園

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毎日でもこういう場所でくつろぎたい!

Zenではランチセットで餃子と味噌ラーメンを注文。餃子は美味しかったけど、味噌ラーメンはなんだかちょっと甘くなった気がする。なんとなく白味噌が入ってるような感じ? まぁ美味しかったけど、体調が完全でないせいか、以前ほど美味しく食べられない。結局餃子もラーメンも半分ほど残してしまった。普通の僕だったら考えられない。もったいなかったなぁ。

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ラーメンはちょっと甘かった気がする

この後は地下鉄でBercy駅へ。10月中La Tour Paris 13というアートイベントが開催されていて、13区にある建物の中と外に、アーティストたちがたくさんのアートを描いたらしい。アーチの続くベルシー橋を渡っていくと、壁画に覆われたビルが見えてきた。あれだ! でもなんか下の方にはすごく人がたくさんいるような…? ビルの下まで行くと、数えきれないくらい大勢の人がぐるっと建物を取り囲むように列を作ってる。えーー! この列に入って待たなきゃいけないの?? そりゃ確かに少しは待たなきゃいけないとは思ってたけど、まさかこれほど人気があったとは。見ている間、列が動く気配は全くない。この感じだと、4~5時間待たなきゃいけないだろう。ショックー。そんなに待てるはずもないので、仕方なく諦めることにした。なんか今回の旅は思うようにいかないことが多い。

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ベルシー橋にはアーチが続く

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アートをまとった建物

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…の周りを取り囲む、大勢の人の行列

そこからGare d’Austerlitz駅まで歩いて地下鉄に乗り、Bastille駅に向かう。地下鉄なんだけど、地上に出たまま橋の上を通って川を渡ったのには驚いた。バスティーユ広場からはヴォージュ広場(Place des Vosges)の方に向かう。ここら辺はマレ地区で、時代を感じさせる建物ばかり。ヴォージュ広場はずっと前にレストランL'Ambroisieに行ったときに夜に来ただけなので、昼間来るのは初めて。ここも素晴らしく雰囲気のいい場所で、たくさんの人がベンチに座ってくつろいでいるようだった。僕もベンチに座って、家族連れが子供と遊ぶのを見てたりした。風がちょっと強いけど、いい天気で、やっとパリの往復ビンタが止まったかなって思うくらい気持ちよかった。

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ヴォージュ広場への入り口はとても重鎮な感じ

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本当に気持ちいい日だ!

ヴォージュ広場の周りの回廊には、僕の大好きなレストランL'Ambroisieがあるし、レ・ミゼラブルの作者Victor Hugoが住んでいた家もここにあると後で知った。回廊の下には4人グループのミュージシャンがいて、僕が歩いている間に演奏を始めた。なんだかすごくクオリティが高いんですけど! アコーディオン、ギター×2、ベースのシンプルな構成なんだけど、このヴォージュ広場の雰囲気ととてもマッチしているようで、しばし足を止めて聴き入ってしまった。こういうクオリティのミュージシャンが道端で演奏してるなんて、やっぱりパリってスゴイと思う。病気になったり豪雨に降られたりして、ちょっと曇りがちの心だったけど、こういう音楽を聴いていると心に日が差してくるのがわかる。音楽の力は偉大だ。CDを売っていたので1枚€10で買ってしまった。Borsalinoというグループらしい。後で聞いてみたらやっぱりすごくいい! 3枚とも買っておけばよかったなぁ…。

Borsalinoの演奏

後ろ髪を引かれる感じでそこを離れて、ゆっくりと歩いてRue des Rosiersの方に向かう。ここら辺はユダヤ人街として知られていて、以前来たファラフェルの店L’As du Fallafelがあるところでもある。でもなんだかそれ以外にもファラフェルの店が乱立しているような…?L’As du Fallafelの成功によって乱立が始まったのか、最初からあちこちにあったのか。どこの店にも行列ができていたけど、L’As du Fallafelの行列が一番長かった。

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これ、ずーっとL’As du Fallafelの行列。左の緑の場所が店

日曜日だからかマレ地区は人で溢れかえっていたけど、変にせかせかした感じがしなくて、歩いていてとてもリラックスできる。古い建物と新しい文化が継ぎ目なくミックスしている感じのエリアで、僕は大好きだ。

この後はポンピドゥーセンターの前を通って、ホテルまでゆっくりと歩いて帰った。ポンピドゥーの中には入ったことがないんだけど、それは次回に取っておくことにしよう。

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ポンピドゥーの目の前の噴水は、Howard Jonesの"What is Love?"のビデオを思い出させる

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チップをあげて写真を撮らせてもらった

かなり疲れたけど熱も出てないみたいだし、体力も少しずつ戻ってきているみたいだし、旅が続けられていることを感謝しなくちゃな。ゆっくりとホテルで昼寝して、今晩予約しておいたディナーに備えた。

シャワーを浴びてから6時ごろディナーに出発。サン・ジャック塔がライトアップされていて、とても綺麗だった。後で知ったんだけど、綺麗に改装されてライトアップが始まったのはつい最近のことらしい。

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ライトアップされたサン・ジャック塔。僕の好みにピッタリ!

橋もライトアップされていて、ちょうどクルーズ船が通るところだった。遠くにはエッフェル塔からライトビームが飛び出しているのも見えて、なんて綺麗な風景なんだろう。やっぱりこういう景色が、人を惹きつけてやまない理由の一つなんだろう。

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夜のセーヌ川も素晴らしい

この後はパンテオンの近くのPlace du Panthéonまで歩いていった。ここは映画“Midnight in Paris”に出てきた場所で、“Julie & Julia”でもJulia Childが舌平目のムニエルを食べて感動する店があるところだ。“Midnight in Paris”では、夜中にこの階段に主人公が座っていると、古い車がやってきて、それに乗ると昔のパリにタイムスリップしてしまうっていうストーリーだった。確かに夜のパリには、どこから幻想でどこから現実かわからなくなってしまうような瞬間があるような気がする。

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この場所に来てみたかったんだ!

この後は7時に予約しておいたTerrior Parisienで、なかなか美味しいディナーを体験。その後はライトアップされたノートルダム大聖堂の前を通ってホテルに帰った。今日はいい日だった!
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by alexsea | 2013-10-27 00:00 | 旅行記 | Trackback | Comments(0)
スペイン&パリ2013: 試練、パート2
朝起きてみると、熱は下がったみたいだし、まだ本調子ではないにせよ動ける程度まで回復できたようだ。ぐっすりと眠れたのがよかったのかな。あー、感謝! パリでの貴重な時間がこれ以上潰されたら最低だもん。

Ibuprofenを飲んで、9時すぎくらいにホテルを出て、まずはノートルダム大聖堂へ向かう。ここは観光というよりも、3年前にここで買ったブローチをなくしてしまったので、それをまた買いたかった。スワロフスキーが作ったもので、たくさんの小さな赤いクリスタルで十字架が形どってあって、すごく気に入ってたんだ。ノートルダムの前には大きな階段のようなステージができていてビックリ。大聖堂が建設されてから850周年記念ということなのかな。まだ結構朝早いので空いてると思ってたのに、入り口にはもうかなりの人が並んでいて、中も大勢の人で混雑していた。僕は中で一枚だけ写真を撮った後、お目当てのショップの方に直行。……ないっ、あのブローチが見つからない! 期間限定だったのかなぁ。あーもうガッカリ。

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セーヌ川。これってかなり増水してるよね?

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ノートルダム大聖堂の前には大きな"850"の文字が

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いつもの通り、荘厳な雰囲気

ノートルダム大聖堂を出て、隣のサン・ルイ島に続く橋を渡って、サン・ルイ島をゆっくりと歩く。ここは高級住宅街らしい。この大通りには有名なアイスクリーム屋のBerthillonがあって、今まで食べたことがなかったから食べてみたかったんだけど、なんだか見つからない。住所で調べると、閉まってるみたいだった。えーん、10時から開店だって調べてきたのにー! なんか昨日から今日にかけて、全て裏目裏目に出ているような気がする。でもベッドから出ることができたことは感謝しなくちゃ!

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サン・ルイ島へと続く橋

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ここに住むのは予算的にかなり難しいらしい

とはいえ、やっぱり歩いていると疲れる。熱が出てる感じはないけど、なんだか冷や汗が出てる感じ? 昨日お腹に入れたのは、鶏がらスープの素の水割りだけだもんなぁ。ヒットポイントがかなり低くなってる。ゆっくりゆっくり歩いて、St Paulの駅から地下鉄でEcole Militaire駅まで行った。

ここでのお目当てはRue Cler。食材の店が並ぶ通りで、僕のお気に入りの場所の一つ。パリに暮らしてたら、ここに毎日のように買い物に来てしまうと思う。チーズ屋の前を通ると美味しそうなチーズの香りが流れてきたり、その横にはワインショップがあったり、またマーケットではたくさんのキノコが展示してあって、料理もしないのにドキドキしてしまう。できればいつかここでチーズとバゲットを買って、公園で食べたいなぁ。

その通りのちょうど中ほどにあるCafé du Marchéに入って、ホットチョコレートを二杯飲んだ。甘すぎるのが好きじゃないので、普通はホットチョコレートに砂糖は入れないんだけど、今日は体が甘いものを欲しているみたいで、たくさん砂糖を入れた。Rue Clerを行き交う人々を眺めながらのホットチョコレートは最高! やっぱりパリのカフェは、誰にも真似できない文化が感じられる気がする。

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ここでちょっと休憩

カフェで少し体が温まった後は、そこから5分くらいのところにあるLes Cocottesでランチ。美味しかったけど、体調のせいであまり食べられなかったのがとても残念だった。

その後はボスケ大通りを通って、セーヌ川沿いの下水道博物館へ。ここは今回パリで唯一予定していた博物館。旅行のプラニングをしているとき、最初はルーブルやオルセーなんかの美術館も予定に入れてたんだけど、そういう場所はパリに来る度に行ってるから、今回は美術館・博物館は全く入れないことにした。でも下水道博物館は以前行ったことがなかったし、面白そうだったので予定に入れておいた。

€4.30払って中に入ると……、臭い。下水道臭い。えっ、「博物館」って実際に下水道にあるわけ? 昔のパリでどんな風に下水道が発達していったか、またそれが『レ・ミゼラブル』などの作品にどう影響を与えたかなんていう展示も面白かったけど、こういう普通は来れないような場所を歩くのって個人的に好きだな。匂いは最後までちょっとアレだったけど、こういうところを歩き回るのは嫌いじゃない。とても面白い体験だったと思う。

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こんなんがあったり

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こんな場所があったり

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なかなかこんな雰囲気は体験できない

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なんだかゲームでもやっているような気になってくる

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このクモの巣みたいなのは演出なのか本物なのか

地上に出た後は、体についた匂いを風が吹き飛ばしてくれるように、セーヌ川沿いのベンチに座って一休み。あー、やっぱり体が疲れてる。この後はホテルに戻って休むことにしよう。

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セーヌ川を渡る風が心地よい

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秋にパリに来てみたかったんだ

高級店の並ぶモンターニュ大通りを通って地下鉄に乗り、ホテルに戻る。その前にスーパーで水を半ダース(昨日の水はもう全部飲んでしまったので)と小さなバゲットを買うのも忘れずに。

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ホテルに着いてしばらくすると雨が降ってきた

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雨の後は虹が…!

ベッドに入って寝ていると、なんだか寒気がしてきたことに気づく。えー、またですか! この後は予想通り熱がガーッと上がった感じで、ベッドの中で半分震えながら寝ていた。お腹はもう全然大丈夫なのに、熱がなかなか去ってくれない。仕方ない……。悲しいけど、今晩予定していたレストランLes Papillesも無理だ。ホテルのフロントの不愛想なおじさんに電話をしてもらって、泣く泣くキャンセルした。あーもう、なんだかパリに往復ビンタを食らっているような気になってしまう。こんなに予定通りに行かなかったのは初めてじゃないかなぁ。

明日は元気になっていますように!
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by alexsea | 2013-10-26 00:00 | 旅行記 | Trackback | Comments(0)
スペイン&パリ2013: 試練の一日
……夜中に軽い吐き気を催して目が覚めた。んー、昨日食べ過ぎたかなぁ。しばらく気持ち悪さを我慢していると、今度はお腹の調子が悪いことに気がついた。その時点から朝まで、トイレとの往復を何度したことか。やばいなぁ。食べたものが悪かったか、ギリシャでかかったようなお腹に来る風邪か……。

朝8時過ぎにホテルのフロントで薬局の位置を聞いて下痢止めを買い、ホテルのすぐ裏のスーパーで水を半ダース買い込んだ。水をたくさん飲まないと、脱水症状になっちゃうよ。薬を飲んで本格的に寝ることにする。数時間後、お腹の調子は良くなった感じがするものの、なんだか熱も出てきたような気がする。これはギリシャの二の舞かなぁ。

今晩はパリに住む日本人友達のKさんとレストランLe Chateaubriandに行く予定だったんだけど、どうもこの調子では無理っぽい。このレストランはすごく行きたかったんだよなぁ。彼にお願いして予約を入れてもらったのに、今度はキャンセルしてもらわなきゃいけない。その旨をメールで送るのは本当に気が重かった。今日は昼も食べてないし、夜もこのままじゃ食べられない。いつもだったらどんなに重い風邪でも食欲はあるんだけど、今回は食欲が全くない。これは僕にとってはとても珍しいこと。とにかく今日の予定は全てキャンセルになってしまったので、明日はちゃんと起きられるように早く治さなきゃ。

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今日は全ての予定を泣く泣くキャンセルして、とにかくベッドで休み続けた

外を見ると雨が降ってる。雨の音を聞きながらずーっとベッドで寝ていたら、ドアをノックする音が。始めは隣かと思ってたんだけど、日本人友達のKさんじゃないですか! 薬や鶏がらスープの素や漫画本なんかを、わざわざ雨の中持ってきてくれた。もうこれには感謝感激。本当にありがとう、そして迷惑かけてごめんねー!

Kさんが帰った後、早速鶏がらスープの素を水のボトルに入れて振り、即席チキンスープの出来上がり。そのままグビグビ飲んじゃった。食欲はなかったけど、少しは栄養を摂らないと病気に勝てないかもしれないので、これはとても嬉しかった。ちょっと気分がよかったので、Kさんが持ってきてくれた『パリ愛してるぜ~』という、パリに住んだ日本人が書いた漫画を読み始めることにする。これがすごく面白くて、一気に最後まで読んじゃった。特に「ビズ」(挨拶のときのキス)の章は、アメリカに移住した当時ハグに戸惑ったのと同じ感覚で、ゲラゲラ笑いながら読めた。

それでエネルギーを使ってしまったのか、読み終わった頃には寒気がしてきたので、長袖のシャツを着込んで寝に入る。数時間後に起きたら全身汗びっしょり! シャツを取り換えた後、熱さまし(Ibuprofen)を飲んで本格的に寝に入る。タリファでの足をくじいた後といい、なんだか今回の旅は神頼みが多い気がするけど、明日は良くなっていますように!と祈りながら眠った。
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by alexsea | 2013-10-25 00:00 | 旅行記 | Trackback | Comments(0)
スペイン&パリ2013: 光の街、パリ
朝6:30起床して7:40のシャトルで空港に向かう。Koreyは別のターミナルなので、シャトルでお別れすることになる。

10時発のeasyJetの飛行機(格安€52!)で、パリへと飛ぶ。約2時間の順調な旅だった。空港で荷物が出てくるのを待ったり、電車の切符を買ったりして、結局パリ市内に到着したのは午後1:10頃になってしまった。Châtelet - Les Hallesで電車を降りて、荷物を転がしながらRivoli通り近くのHotel Flor Rivoliを目指す。Googleストリートビューで予習しておいたせいか、すんなりと到着することができた。チェックインして部屋に入ると……やっぱ狭いわ(笑)。でも観光場所にも地下鉄の駅にもすぐのパリのど真ん中で、一日€85ってのはお買い得なんだから我慢しなくちゃ。窓からは賑やかなRivoli通りが見えて、しかもすぐ角には僕が大好きな服の店Celioがあるじゃないですか! パリに来るたびにCelioで服を買ってしまうけど、今回もたくさん買い込んでいくことにしよう。

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部屋の窓からの景色。すぐ外は大通りで、とても賑やか

とにかくお腹が空いたので、ランチを食べに行くことにする。部屋に荷物を置くだけ置いて、地下鉄で5つほど離れたChâteau d’Eau駅で降りた。最初どっち方向に進めばいいのかちょっと迷ったけど、予定していたUrfa Dürümを発見。仔羊のクルド式サンドイッチを買って、食べながらホテルの方向に向かって歩くことにした。

この通りの向こうには、映画“Paris, je t'aime”に出てきた門が見える! 凱旋門のように大きな門が道を塞ぐように建ってるていうのは、なんだかとてもシュールな光景だ。映画を観たときに面白い景色だと思ったのでネットで色々と調べてたんだけど、どこだかわからなかったんだよな。これはサン・ドニ門と呼ばれているらしい。いきなり偶然見つかってしまって、とても嬉しかった。

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映画で観た門が見つかった!

門をくぐり抜けてRue Saint-Denisを南下していく。……なんかこの辺、ちょっとピリピリしたものを感じるなぁ。真昼間だってのに、娼婦らしき人がたくさんいるんですけど。後で調べてみたら、この通りは中世から現在に至るまで売春で有名な場所らしい。全然知らなかったよ! やっぱり光の街パリにも、こういう場所はあるんだなぁ。

さらに南下していくと、パッサージュ・デュ・グラン・セールがあった。ここには11年前に来たことがある。この中の時計を売っている店で、家のリビングルームに飾る時計を買いたかったんだけど、気に入ったものはもう売られちゃってたんだよな。あれは残念だった。今でもリビングルームには時計はない(笑)。

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パッサージュ・デュ・グラン・セールはオシャレな小物の店が多い

パッサージュを横切って、今度はカフェでひしめき合っているRue Montorgueilを南下していく。ここは観光客が多そうだ。その南端のフォーロム・デ・アールは工事中で、大回りしなきゃいけなかった。でもここまで来たらホテルはもうすぐ。ものの30分ほどで帰ってこれたんじゃないかな。

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観光客の多いRue Montorgueil

ホテルではFacebookに写真をアップロードしたり、昼寝でエネルギー充填したりして、のんびりと過ごした。

8時に予約してあるレストランは凱旋門の近く。せっかくだから、そこまでずっと観光しながら歩いて行こう。6:30頃ホテルを出発して、まずはルーブル美術館を目指す。日が暮れかけて、ほんのりと赤くなった空の下のピラミッドはまた格別に綺麗な気がした。そこからカルーゼル凱旋門の向こうに見えるエッフェル塔なんかを見ながら、チュイルリー公園に入る。さすがに公園は人でいっぱい。でも変に忙しい気がしないのは、パリの魔力なんだろうか。

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黄昏時のルーブルのピラミッド

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カルーゼル凱旋門の向こうにはエッフェル塔が見える

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チュイルリー公園は人でいっぱい

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なぜ山羊が?!

まだまだ時間があったので、公園の西の端、コンコルド広場の近くの噴水のそばに座って、しばし街のリズムを楽しんでいた。スペインと違って、やっぱりじっとしてるとちょっと寒いかも。

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ここに座って、しばしパリの空気に身を任せていた

この後はコンコルド広場を抜け、シャンゼリゼ大通りを凱旋門方向に進む。この頃にはだいぶ空も暗くなってきて、明かりが灯ったシャンゼリゼはとても綺麗だった。ライトアップされた凱旋門の迫力も圧巻。しばらくベンチに腰掛けて、凱旋門を眺めたり本を読んだりしながら、予約までの時間つぶしをしていた。

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だんだんと明かりが灯っていく道

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シャンゼリゼ大通りは光を凝縮したよう

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凱旋門の荘厳な姿

凱旋門から5分ほど歩いたところにあるレストランAkrameで素晴らしいディナーを堪能した後は、クレベール大通りを歩いてトロカデロ広場の向こうのシャイヨー宮に向かう。目の前にそびえ立つライトアップされたエッフェル塔! 考えてみれば、今までのパリでライトアップされたエッフェル塔を、こんなにじっくり見たことってなかったんじゃないかな。毎正時に光り輝く姿は見逃してしまったけど、しばしここでパリのシンボルに見入ってしまっていた。

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ライトアップされたエッフェル塔は「光の街」のシンボル

この後はホテルまで歩いて帰ろうかとも思ったんだけど、治安がちょっと不安だったので地下鉄で帰ることにした。もう11時過ぎだというのに、すごく混雑していてビックリした。今日はよく歩いた。明日も素晴らしい一日でありますように。
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by alexsea | 2013-10-24 00:00 | 旅行記 | Trackback | Comments(0)
スペイン&パリ2013: さよならグラナダ、さよならスペイン
いよいよ来てしまった、グラナダ、いや、スペイン最後の日。今日はバルセロナに飛んで、空港近くのホテルに一泊した後、明日朝の飛行機でKoreyはシアトルに帰り、僕はパリに飛ぶ。

今日は何も予定を入れていないので、思いっきり遅起き。荷造りの後チェックアウトして、空港に出発する時間まで大きな荷物をホテルに預かってもらう。ここのホテルは観光の中心地でロケーションは最高だし、設備もちゃんとしてるし、対応もすごくよかった。でも大きな不満が一つ。「無料インターネット」ということだったのに、一日に100MBまでしかダウンロード/アップロードできないし、接続もすごく遅い。100MBなんて、あちこちサーフしてたらすぐに限界に達しちゃうよ。お金を払うことで、その制限がなくなるし、接続ももっと速くなるらしい。それじゃ「無料」じゃないじゃん! これが一番の不満だったけど、それ以外はとても満足のいくホテルだった。

ホテル裏のパン屋でコーヒーを飲んだりしてブラブラ散歩。歯磨きがなくなったので、近くのスーパーまで買いに行ったりして時間をつぶしていた。11:30になったら、昨日のBodegas Castañedaに入ってランチ。最後の最後に美味しいハモン・イベリコを食べることができて、本当によかった!

お腹が満足した後は、ヌエバ広場から川に沿って上がってみることにした。雨は降っていないけど曇り空で、とても過ごしやすい気温。だからなのか、川沿いの緑が一段と綺麗な気がした。アルハンブラのある丘を見上げながら、途中でコーヒー休憩も入れたりして、ゆっくりと道を上がっていった。

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しっとりと落ち着いた雰囲気の街並み

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スペインはどこに行っても人目をはばからない愛情表現をよく見る

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途中でコーヒーブレーク

とてもなだらかな坂道だからそれほどツラくはなかったけど、ずーっと傾斜が続いているので、やっぱり最後の方は暑くなってジャケットを脱がなきゃいけないほどだった。約20分ちょっと歩いて、サン・ニコラス展望台の近辺に到着。そのすぐ下のEl Huerto de Juan Ranasにまた入って、ビールを飲んだり、トマトのアペタイザーを食べたりして、ここからの景色をじっくりと頭に刻みつけておいた。グラナダは本当に気持ちのいい街だった。またいつかここに来れたらいいな。

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なだらかな坂道をどんどん上っていく

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気がつくとかなり上まで来ていた

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この景色を胸に焼きつけておきたい

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トマトはまあまあだったけど

十分に景色を堪能した後は、この間通った道を下って帰ることにする。

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アルバイシンを下りる……

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下りる……

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下りる

ホテルから荷物を取り出して、そのすぐ前の大通りに止まる空港バスに午後4時半に乗り込んで空港に向かった。7時発のバルセロナ行きは8時過ぎに到着。無料シャトルでTryp Barcelona Aeropuerto Hotelまで乗せてもらってチェックイン。ロビーも部屋もかなりクオリティが高かったけど、ここのレストランは最低だった。かっこいいロビーエリアを抜けてレストランに入ると、明るい蛍光灯を使ったカフェテリアのような場所で、そのデザインの落差に笑ってしまったくらい。「ミニハンバーガー」なるものを頼んだんだけど、パンもない肉のパティの上にベーコンが乗っていて、目玉焼きとポテトフライがついてくるだけ。不味くはないけど、美味しくもない。「なにこれ?」って感じで、半分以上残してしまった。スペイン最後の食事は大失敗だったな(笑)。

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Tryp Barcelona Aeropuerto Hotelのロビーは結構壮観

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でも最後の食事はとても期待外れ

この後は隣のバーでマティーニを飲んで(バーはちゃんとしていたのでホッとした)、明日のフライトに備えて早目にベッドに入った。

スペイン、すごくよかったな。また絶対に訪れたい場所の一つになった。
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by alexsea | 2013-10-23 00:00 | 旅行記 | Trackback | Comments(0)
スペイン&パリ2013: アルハンブラ宮殿とフラメンコと
ホテルの裏のパン屋でサンドイッチとコーヒーをお腹に入れた後、大通りから30番のバスに乗ってアルハンブラ宮殿に向かう。このバスはサン・ニコラス展望台に行ったときと同じような小さなバス。そこに観光客も地元の人もドヤドヤと乗り込むので、かなりな激混み状態だった。細い道をどんどん上がっていって、バスはアルハンブラ宮殿のメインゲートに到着。Rick Stevesのガイドブックには、もうチケットを持っている人は「裁きの門」の近くの停留所で降りれば見どころに近いということが書いてあったので、そこで降りようと思ってたんだけど、アルハンブラではメインゲートにしか止まらなかったので仕方なくそこで降りた。後でわかったんだけど、「裁きの門」の停留所はメインゲートを過ぎた帰り道にあるらしい。

まだ早い時間なのに、チケット売り場にはかなりの人が並んでいた。でも僕らはインターネットで買ったチケットを持っていたので、そこに並ぶ必要はない。そのままゲートを通り抜けた。インターネットでチケットを買うときには、一番の見どころであるナスル朝宮殿に入る時間を指定しなければいけない。僕たちは10:30にしておいた。午前の部なので、開館の8:30からいつでも中に入れるし、ナスル朝宮殿を見終わった後も午後2時までいることができる。

あと1時間弱でナスル朝宮殿に入らなければならないなので、一応別方向にあるヘネラリフェはパスして、見どころの集まっている西側に向かう。まず大きな建物として見えてきたのはカルロス5世宮殿。重鎮な建物はルネッサンス様式で、まるで裁判所か何かのように感じてしまう。ここは後で入ることにして、その向こうにあるアルカサバに行くことにした。

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こういう道は大好きだ

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途中にあったライオン型ポスト。笑っちゃう

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カルロス5世宮殿はまるで裁判所かなにかのように見える

アルカサバはアルハンブラで最も古い部分の砦。さすがに時代を感じさせる。ここからはグラナダの街とアルバイシンが見渡せて気持ちがいい。昨日ビール休憩でアルハンブラ宮殿を眺めていたときに人がたくさんいる塔が見えたけど、あれはこのアルカサバの塔だったんだな。

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アルカサバから眺めるグラナダの街

さて、あと15分ほどあるけど、もうナスル朝宮殿の入り口には10:30の回の人がもう20人近く並び始めているようなので、僕たちも並ぶことにした。目の前にははしゃぎまわる子供を何人か連れた人たちがいて、ちょっとだけ心配になったりしたけど、中で騒ぐことはなかったようなのでホッとした。

宮殿の入り口でチケットをスキャンして、係員に「バックパックは前に掛けて」と言われる。気づかずに宮殿にダメージを与えないための配慮なんだろうね。僕は肩から掛けたバックパックを前の方にまわして支えてたし、Koreyは完全にお腹の前に掛けてまるで人間カンガルーのようだったんだけど、たくさんの人がそのルールを守らずに平気で背中に掛けてたのを目撃。マナー悪いなぁ。理不尽なルールじゃないんだから、ちゃんと守らなきゃ。

中に入ってからは感嘆のため息ばかり。なるほど、ここが一番の見どころだってのもよくわかる。セビーリャのアルカサルは、これに比べるとミニバージョンって感じだ。壁に施された精巧な彫り物や、天井の幾何学模様。イスラム文化では人間や動物をモチーフにするのは禁止されているので、全て幾何学模様か文字がデザインに使われる。壁という壁、天井という天井が、そういった模様で埋め尽くされているのは、本当に見事としか言いようがない。一番有名なのは、アラヤネスの中庭からはコマレスの塔が水面に映し出されている場所。ここでは多くの人が撮影の順番を待っている感じだった。

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アラヤネスの中庭。アルハンブラで一番有名な景色かも

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人間カンガルーになったKorey

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壁という壁は彫刻で埋め尽くされている

ライオンの中庭には何匹ものライオンの口から水が出る噴水があって、その水は溝を通って他の噴水と連結していたりする。水は命の根源と考えられていたらしく、どこに行っても水がある感じで、宮殿全体にしっとり感を与えているようだった。

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ライオンの中庭

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どこに行っても水が流れている気がする

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精巧な彫り物の一部

いやー、とにかくスゴイ場所だった。人が住んでいたというのが考えられないくらい。巨大な美術品といった印象を受けた。

ナスル朝宮殿を約1時間弱見学した後は、先ほどのカルロス5世宮殿に戻る。イスラム様式の場所からルネッサンス様式の場所に行くと、その文化の違いに目まいがしそうだ。カルロス5世宮殿は、まるで闘牛場のように丸い造り。一角にはアルハンブラ博物館もあって、昔の品々が展示されていてとても興味深かった。写真撮影は禁止だったんだけど、一番面白かったのは昔の椅子。座る場所に皮を使って、しかも折りたためるようになっていて、アルハンブラ版のディレクターチェアーだ!とか言って笑ってた。

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カルロス5世宮殿の内部は、まるで闘牛場のよう

さて、この時点で11時半をまわったところ。これからヘネラリフェの方を見てもいいんだけど、なんだかちょっと観光疲れした感じなんで、そっちはパスして帰ることにした。売店で聞くと、すぐそばに門があるとのこと。あぁそれが「裁きの門」か。そこから出ると目の前にバス停があった。なるほど、街の中心に帰るときに止まる停留所なんだな。そこからバスに乗って、ヌエバ広場の近くで降りた。

もうすぐお昼。やっぱり気分はまだ昨日から引きずっている日本食ムード。ということで昨日は閉店していたZakuroに再トライすることにした。美味しかったけど、期待していたよりはちょっと日本的じゃなかったかな(笑)。

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細い道を走るバス。ここを上がっていくとサン・ニコラス展望台の方に行ける

ランチの後はホテルに帰って、僕は撮った写真を整理したり昼寝したりして、午後をゆっくりと過ごした。

窓の外の屋根に雨粒が当たる音で目が覚めた。えっ、雨?? そんなー、今夜はサン・ニコラス展望台から日没を見てから、その近くの予約しているレストランに行こうと考えてたのに……! こんなことだったら昨日夕陽を見ておくべきだったなぁ。グラナダの夕陽は有名なだけに、これは大失敗だった。

日没時間近くになっても、雨が止む気配はない。仕方がないので、夕食の時間までホテルのすぐそばのBodegas Castañedaで飲むことにした。ここはプランの中にオプションとして入れていたバルで、「これぞ老舗バル」という雰囲気がビシバシだった。僕が持っている日本語と英語のどちらのガイドブックでも紹介されているためか、店内には地元客もいるけど、観光客が大半といった感じ。特に目立ったのが日本人。カップルが3~4組いたんじゃないかな。無料タパスも出てきたけど、ここでお腹いっぱいにすることはできないので、ワインを飲むだけにしておいた。朝は11:30から開くらしいので、明日はここでランチすることにしよう。

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Bodegas Castañedaで時間つぶし

この後は31番のバスでサン・ニコラス展望台のあるアルバイシンに行き、予約しておいたCarmen Mirador de Aixaで8:30からディナー。雨は降っていたけど、料理と景色の素晴らしさを心ゆくまで堪能できて最高だった!

食事の後は、最後にもう一度フラメンコのパフォーマンスを見るために予約しておいたタブラオLos Tarantosに行くことになっている。ここから歩くこともできるらしいけど、夜のアルバイシンは治安が良くないことを聞いているし、暗い中地図を見ながら行くのもためらわれるし、それに何より雨も降っているということで、店の人にタクシーを呼んでもらうことにした。

到着したのは11時開演の10分ほど前。既に大勢の人が、洞窟のような場所をぐるっと囲むように配置された椅子に座っている。この洞窟がそのままフラメンコのステージになる。一番奥に通されたので、あーもっと目の前で見れる横側に座りたかったなーなんて最初は思ってたんだけど、パフォーマンスが始まってみると僕らが真正面という感じで、なんだかVIP席に座っているような気分になれた。それにここのタブラオでは写真・ビデオ撮影すべてOK! 嬉しいよぉ、やっとフラメンコの感動をビデオに収めることができる! 僕の席は撮影には最高の場所で、パフォーマンスを楽しみながら、思う存分ビデオカメラに収めることができて感動モノだった。セビーリャのLos Gallosもよかったけど、やっぱり洞窟ステージは迫力が違うよ。最後の最後にここでフラメンコを見ることに決めて、本当によかった!

Los Tarantosでのフラメンコ

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ベテランダンサーはカスタネットで観客を魅了する

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男性ダンサーはとても激しく動いて、かなりモダンなスタイルという印象を受けた

約1時間のパフォーマンスの後は、シャトルでホテルの近くまで乗せて帰ってくれる。雨が降って夕陽を見ることはできなかったけど、それを差し引いても最高の夜だった!
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by alexsea | 2013-10-22 00:00 | 旅行記 | Trackback | Comments(3)
スペイン&パリ2013: 飲兵衛の天国、グラナダへ
今日は今回の旅一番の早起きだ。朝6:15の電車に乗るために4:45に起床して荷造り。チェックアウトは昨日のうちに済ませておいたので、鍵を部屋に置いたまま荷物を持って駅に向かう。外はまだ真っ暗。駅にカフェがあることを期待していたんだけど、もしあったとしてもこの時間では開いていないだろう。ソーダとスナックの自動販売機があったので、まずファンタを買ってがぶ飲み(喉が渇いてた)。その後ポテトチップと水を朝食代わりに買って、電車に乗り込むことにする。

6:15発の電車はロンダ経由グラナダ行き。一人€29なり。今回の電車の切符は、スペインに発つ前に全てインターネットで買ってプリントアウトしておいた。便利な時代になったよね。

電車の中では、音楽を聴きながらずっと寝てた。ロンダに着く頃には外は明るくなりかけていて、そこからは牧歌的な風景を楽しむことができた。オリーブやオレンジの畑がたくさんあって、朝日が当たってとても綺麗だった。

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電車の中から見えた牧歌的な景色

グラナダ到着は11時ちょっと前。ここからバスに乗って中心部まで行くこともできたけど、荷物もあるということで、タクシーを使って今回泊まるホテルNH Inglaterraまで行くことにした。最初は中心地からちょっと離れた場所にあるホテルを予約していたんだけど、やっぱり色々な場所に近い方がいいよなってことで、そこをキャンセルしてこのホテルを予約したんだ。チェックインは午後3時とウェブには書いてあったので心配だったんだけど、もう部屋が用意できているみたいでよかった。お腹が空いていたので、荷物を置いてすぐ、近くのカフェを探すことにした。あと一時間ちょっとでランチタイムだけど、それまで待てそうになかったので、軽いものだけでもお腹に入れておきたかった。少し歩いた場所にある伝統的な感じのカフェに入って、チーズとハムの温かいサンドイッチとコーヒーを食べて、やっとお腹が落ち着いた。

さあ、観光を始めることにしよう。まずはここから歩いてすぐの王室礼拝堂。写真撮影禁止だったので残念だったけど、イザベル女王とフェルナンド2世王の墓と棺を見ることができた。聖具室にはイザベル女王が集めた数々の美術品が並んでいて、まるで美術館のような感じ。カテドラルと同じ建物だけど、実は王室礼拝堂はカテドラルよりも古いんだそうな。

この後はカテドラルへ。とにかくスケールがでかい! イタリアで見たドゥオモを思い出させるなぁ。中ももちろん豪華。太い柱の数々、天井のアーチに彫り込まれた彫刻、あちこち飾ってある数々の美術品……。祭壇の上を見上げると素晴らしい絵画がたくさん並んでいて、まるで祭壇の上に美術館があるみたいだった。

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カテドラルは大きすぎてフレームに収まらない

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祭壇の上にはまるで美術館があるみたい

さっき食べたばかりだけど、お昼の時間になったのでランチに行くことにしよう。目指すはカテドラルの近くのOliverというレストラン。ここの席に着いて、まずは飲み物を頼む。……と、それと一緒にタパスが出てきた。パンの間にハムを挟んだだけの簡単なものとポテトチップ少々。そっか、グラナダでは飲み物と一緒に無料のタパスが出てくるんだった。飲んでるだけで食べ物も自動で出てくるなんて、グラナダって飲兵衛の天国じゃん!

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初の無料タパス!

このままここで食べる予定だったんだけど、今まで食べてきたものと同じようなアイテムが並ぶメニューを見ているうちに、日本食とか中華とかアジア系のものが猛烈に食べたくなってきた。ガイドブックを見てみると、日本食を出すZakuroというレストランがそう遠くないところにあるらしい。Oliverでは一杯飲んだだけで、その日本食レストランに向かうことにした。

カテドラルのすぐ裏にあるアルカイセリアを通り抜ける。ここは昔々にムーア人の市場だったところで、その頃貴重だった塩、スパイス、銀やシルクなんかを売る店が200軒以上あったらしいけど、今では完全にボッてる値段のアクセサリーや土産物屋で溢れている場所で、あまりいい雰囲気じゃなかった。真剣に買い物をしている観光客もたくさんいたけど。

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アルカイセリアは土産物屋で溢れている

大通りに出て、グラナダの中心地であるヌエバ広場に歩いていくと、オレンジ色の服を着たファンキーな人たちが音楽に合わせて歌い踊るのを撮影してる。たぶんミュージックビデオの撮影なんだろうな。楽しそうだったので、しばし足を止めて見入ってしまった。

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楽しそうなミュージックビデオの撮影

そのすぐそばにある観光案内所で地図を貰ったあと、Zakuroを探すんだけど……見つからない?! え、もしかして閉店しちゃってる??とか思ったんだけど、その近くのカフェのおばさんに聞くと、シャッターの下りている建物を指して今日は休みだと言う。えーガイドブックには無休って書いてあったのにー!

仕方がないので、またヌエバ広場まで戻って、通りに出てるレストランの一つLa Hacienda Plazaに入ることにした。ここではミートボールを頼んだけど、クオリティはいまいち。やっぱりこういう人通りの激しい場所に出てるレストランには期待できないか。しばらくそこで食べたり飲んだりしていたら、その店の真ん前の歩道でフラメンコの大道芸が始まった。ギターの演奏に合わせて歌声が聞こえ、若いお姉ちゃんが足を打ちつけながらフラメンコを踊っている。へー、こんなところでフラメンコが見れるとは! この店に入って結局はラッキーだったかな。ダンサーのお姉ちゃんはパフォーマンスの後、レストランのテーブルをまわって寄付を募ってた。僕らもちゃんと€2コインをあげたぞ。

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ミートボールは見るからにまあまあ。不味くはなかったけど

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いきなり始まったフラメンコの大道芸

さあお腹もいっぱいになったことだし、景色がいいというサン・ニコラス展望台の方に向かうことにしよう。観光案内所でバスの番号を聞いて、ヌエバ広場から31番のバスに乗り込む。最初は小さなバスだなと思ったんだけど、バスの幅ぎりぎりの道を進むので、なるほどこのサイズじゃなきゃいけないわけだ。川沿いの道をどんどん上っていって、15分ほどでバスはサン・ニコラス展望台に到着。うっわー、綺麗だー! 丘の上のアルハンブラ宮殿がバーンと見えて、その下にはグラナダの街が広がっている。展望台にいるギタープレイヤーもフラメンコ的な歌を唄っていて、すごく気持ちがよかった。

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サン・ニコラス展望台からアルハンブラ宮殿を望む

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パフォーマンスの写真を撮るときにはチップを忘れずに

しばらくここで写真タイムを楽しんだ後は、そのすぐ下にあるEl Huerto de Juan Ranasというカフェに入ってみた。ここからもいい景色が堪能できるから、ビールタイムにはピッタリだ。普通こういう場所だと値段が高いことが多いけど、ここはそれほど高いとは思わなかった。そういえばここでは無料タパスは出なかったな。それでもビールを飲みながら、最高に素晴らしい景色を十分に楽しんだ。

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素晴らしいビールタイム

この後は歩いてホテルの方まで下りてみることにした。この辺りはアルバイシンと呼ばれていて、グラナダ最古の街並みが残る場所とのこと。なるほど、石畳の両側の建物はとても雰囲気がいい。そんな景色を楽しみながらゆっくりと坂を下の方に進むと、20分くらいで両側に店が立ち並ぶエリアに出た。ここら辺がアラブ街か。皮製品やアクセサリーなんかを売る店でいっぱいだったけど、アルカイセリアよりは雰囲気が良かった気がする。

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石畳がとてもいい雰囲気を出している

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アラブ街は商店街のよう

やっとホテルに着いた後は、いつもの通りお風呂&昼寝。シエスタが習慣になっちゃ困るけど、考えてみればどこに旅行に行っても僕はたくさん昼寝するわな。エネルギー充填という大切な役目があるんだろうな。

ディナーはAnthony Bourdainの番組で紹介されていた店に行こうと計画していた。市庁舎の前を通り、レストランやバルがたくさんあることで有名なNavas通りを抜けたところにLa Tanaはある。ここからバルをはしごするか、La Tanaがよかったらずっとそこで飲み食いするか、どっちでもいいやと考えていたんだけど、結局La Tanaが素晴らしかったので、はしごはなしということになった。お腹がいっぱいだったんだけど、その後はやはり同じ番組で紹介されていたEl Tabernáculoというバルで一杯だけ飲むことに。ここはキリスト教がテーマのバルで、店の中は聖母マリアやキリストの絵で埋め尽くされてる。なんとなくマーチのような音楽もかかっていて、明らかに異色な雰囲気を放ってる。他のバルとは一線を画している感じで、地元の人たちで賑わってるみたいだった。

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Navas通りにはレストランやバルがひしめき合っている

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El Tabernáculoは明らかに異色

いやはや、大満足の夜、いや大満足の一日だった。グラナダ、結構好きかもしれない。無料タパスのせいだけじゃなくて(笑)、なんだかこの街のリズムが自分と合っている気がする。もしスペインに住むとしたら、グラナダを選ぶだろうな。そんなことを考えながらホテルに戻って、盛りだくさんの一日に終わりを告げた。
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by alexsea | 2013-10-21 00:00 | 旅行記 | Trackback | Comments(2)