From Seattle, WA, USA
by Alex
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シアトル在住のAlexです。
ソフトウェアデベロッパーをやっていましたが現在は休憩中。日本にいるときには役者をやってたりしました。歌ったり踊ったり、食べたり飲んだりが大好きです。

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ブラジル2011: できるかな? 遊覧飛行

今日は朝は何も予定がないんだけど、宿の朝食が9時までということで、7:30に起床。朝食を食べた後は、部屋で旅行記を書いたりしてゆっくりと過ごし、11時過ぎにはランチに出かけることにした。

出かけた場所は、宿のオーナーお勧めでガイドブックにも載っていたBarlaventoという川沿いにあるレストラン。僕たちが着いたときにはガラガラだったんだけど、しばらくすると結構人でいっぱいになってきた。地元の人っぽい人たちも来てるみたい。

僕が頼んだのはPeixada Maranhenseという、マラニャン風の魚料理。ポテトや卵と一緒に魚が煮込まれたもの。魚は鯛とタラの中間みたいな舌触りと味わいで、ソースはとてもやさしい感じ。少しだけココナッツミルクが入ってるのかな? この料理を辛くしてちょっとアレンジしたら、タイの料理になっちゃいそう。二人前くらいが来ちゃって、こんなに食べられないよ!とか思ってたんだけど、結構美味しかったので3/4くらい食べてしまった。

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Peixada Maranhense (R$26)

Koreyが頼んだのは、僕も興味があったエビソースのスパゲッティ。美味しそうに見えるんだけど、なーんか味が弱くて、ちょっと物足りない感じ。パルメザンチーズをかけると、味が大変身して結構美味しく食べられるんだけど、後味の弱さは変わらない。スパゲッティ自体も茹で過ぎだったし。これはあまり感心しなかった。

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Espaguete ao Molho de Camarão (R$20)

ランチを食べている途中に、隣のテーブルに4人のグループが座ってきた。あれ、どっかで見たような? あー、サン・ルイスのDom Franciscoで途中から隣に座ってきたグループじゃん! やっぱりサン・ルイスに来る観光客は、みんな同じようなスケジュールでここに来るのかな。

ランチの後は川沿いを歩いて近くの砂丘に行ってみたけど、上ろうとすると砂だらけになってしまいそうなので、残念ながら諦めて宿に戻った。4時の遊覧飛行の時間までは何もないので、部屋に備えつけてあったハンモックをベランダに吊って、その上でのんびりと昼寝をすることに。慣れてないからぐっすりとは眠れなかったけど、気だるい午後をウトウトと過ごすってのはすごく贅沢だと思った。

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河のすぐそばの砂丘

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ハンモックでのんびり

遊覧飛行のピックアップは4時だったんだけど、昨日のツアーのピックアップも早く来たので、3:45くらいに食堂エリアに下りて待つことした……んだけど、待っても待っても来ないんですけど! 予約した後に、一時キャンセルになるかもしれないって言われたので、もし本当にキャンセルになったらどうしようって心配でたまらなかった。4:30頃にピックアップの車が現れたときにはホッとしたー。

宿から車で5分ほどの飛行場に行くと、セスナ機が一台止まっていた。あー、いよいよレンソイスを上から見ることができるんだ! バランスの関係で、僕が指定された座席は羽根の上で後ろ向き。まー仕方がないかな。フランス人らしき人たちも指定されながらセスナに乗ってきたんだけど、そのグループのおばさんが真ん中の席に座れと言われたときに、「いやよ! 真ん中の席に座るためにお金を払ったんじゃないわ!」みたいなことを言ってダダをこねだした。一緒に来たガイドも「窓際に座れるとは限らないって事前に言ったじゃないですか」と説得を試みたんだけど、結局そのフランス人の一行は乗らないということになったらしい。4人集まらないと遊覧飛行はできないらしいので、キャンセルの危機が! え~、フランス人おばちゃんのワガママで、夢のレンソイス遊覧飛行ができなくなっちゃうわけ??

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遊覧飛行のセスナ

もう泣きそうな顔をしていたら、もうちょっと待ったらあと2人来るかもしれないと言われて、不安ながらもちょっとホッ。5分ほどするとオーストリア人の男性が来て、さらに10分ほど待つとブラジル人の女性が現れて、遊覧飛行は決行されることに! あー、飛ぶ前からこんなにドキドキハラハラしてたんじゃどうするんだよ。でも本当によかったー。

飛行機が飛び立ったのは5時をまわってから。最初は小レンソイスから海岸の方に出て、それから大レンソイスの方を飛んでくれた。「レンソイス」ってのはシーツって意味だけど、本当に白いシーツでばーっと覆ったように白い砂丘がずっと続いていて、その中に風紋と同じような形の湖が無数にある。これこれ、この風景が見たかったんだ! レンソイスのシーズンは7月から9月くらいなんだけど、場所によっては水がなくなり始めている場所もある。7月だったらもっとたくさんの湖が見えるのかな。ちょうど日没時間だったので、Lagoa Azulにツアーで行った人たちが日の入りを見に集まっているのが見えたりとか、途中、砂丘から10mくらいのところを低空飛行してくれたりとか、すごく楽しい30分の飛行だった。キャンセルの可能性があるってのがツライけど、一人R$200払う価値はあると思った。

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レンソイスを上空から!

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まるで風紋のような形の湖がたくさん

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こういう景色が見たかったんだー!

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コックピットからの景色はよく見えなかった

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Lagoa Azulの側には夕日を見に集まった人たちが見えた

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パイロットはにこやかなナイスガイ


レンソイス遊覧飛行のビデオ


地上に下りた後、オーストリア人男性についてきたガイドに聞いたんだけど、例のフランス人団体は僕たちが飛び立った後、やっぱり飛びたいと言ったらしい。たぶん僕とKoreyがいなければ真ん中の座席に座ることはないと思ったんじゃないかな。でももう暗くなってしまって危険なので、今日のフライトは僕たちのが最後ということになったらしい。残念だったねー。ワガママ言うからだよ。今日の早い時間にも、別のフランス人がダダをこねるという事件があったらしい。まぁ同じ値段を払って狭い真ん中の席に乗らなきゃいけないのが納得できないってのはわかるけど、それでそのフライトをキャンセルして他の人の夢を奪っていいのかって感じだよね。紆余曲折があったけど、結果オーライで本当によかった!

宿に戻った後は、着替えてからブラジル旅行で最後のディナーへ。昨日のレンソイスツアーで一緒だったブラジル人カップルが、彼らが泊まっているホテルのレストランがすごく美味しかったと教えてくれたので、そこに行くことにした。どこに連れて行かれちゃうんだ?!って感じのローカルな道を通って、タクシーで20分ほど。レストランBambaêは、川沿いのリゾート地のような場所にあった。どうやら僕らが今夜最初の客らしい。すごく雰囲気のいい場所なんだけど、半屋外のような場所なので、虫がブンブン飛んでるのが難点といえば難点。こんなことなら虫除けスプレーをしてくるんだった。

まずアペタイザーとして頼んだのは、リオでも食べたカスキーニャ。美味しいことは美味しいんだけど、カニの殻というか筋みたいなのが結構入っていて、口あたりがかなり悪い。口の中でそういうものを選り分けるのも大変なので、半分以上残してしまった。

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Casquinha De Caranguejo (R$10)

サーバーが結構いいヤツで、途中でサービスとしてチキーラ(Tiquira)というお酒を出してくれた。これは「マンジオーカ」という山芋のようなものから作った蒸留酒。アルコール分が50%とすごく高くて胸がカッと熱くなるけど、イタリアのグラッパと味も香りもそっくり! もう一つはチキーラにパイナップルを漬け込んであったもので、これにはほのかなパイナップルの香りがついてて面白かった。Koreyにはどちらも強すぎたみたいだけど、僕は二つとも美味しくいただいてしまった。

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サービスのチキーラ

メインはBambaê風のエビ。ブラジル風チャーハンみたいなヤツも一緒についてくる。エビはシンプルながらどっしりとした味で最高! マッシュドポテトとフルーツソースの上に乗ってきて、好みによってつけて食べることもできる。ライスの方はレーズンが入っているのに違和感を感じてしまったけど、なんといってもやっぱりチャーハン! エビよりも喜びながら食べてしまった。

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Camarão à Bambaê (R$50/二人前)

食べていると、さっき遊覧飛行で一緒だったブラジル人女性が友達と入ってきて挨拶。もう帰る頃になって、ここのレストランを勧めてくれたブラジル人カップルが入ってきて挨拶。タクシーまで歩いていく途中で、サン・ルイスと昼のレストランで一緒だったグループとすれ違った。あはは、この辺りの世界、狭すぎです。

宿に帰ると、川沿いでライブ音楽をやっているとのこと。明日の朝は早いけど、ブラジル最後の夜だということで、ちょっと見に行ってみることにした。このイベントは川沿いのレストランが何軒も協力しあってやっているものらしい。マンゴーのカイピリーニャを飲みながら、セルタニア(Sertania)と呼ばれるジャンルの音楽をバンドが演奏するのを見てた。昼間は暑かった気温も、夜になると過ごしやすい温度になっていて、夜風がとても気持ちよかった。うん、最初はあまり興味のなかったブラジルだけど、箱を開けてみたら素晴らしく楽しめる国だった。またいつか帰ってきたい国だな。

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川沿いのライブ音楽で締め!

by alexsea | 2011-08-24 00:00 | 旅行記 | Comments(0)
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