From Seattle, WA, USA
by Alex
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シアトル在住のAlexです。
ソフトウェアデベロッパーをやっていましたが現在は休憩中。日本にいるときには役者をやってたりしました。歌ったり踊ったり、食べたり飲んだりが大好きです。

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スカンジナビア2014: 雨に濡れた最後の一日

この旅行で最後の観光日が来てしまった。元気に観光したいところだけど、まだ昨日と同じく体がだるい。また今日もIbuprofenでごまかしながらの観光になっちゃうなぁ。

今日は予定は全く入れていない。やり残したことがあればそれをやればいいと考えていたので、正午の衛兵交代式までは何もない。ゆっくりと起きたので、朝食に行くとランチが食べられなくなっちゃうかもしれない。そういえばいつも通る中央駅の前あたりに中華料理の店があって、そこでビュッフェランチをやってるって書いてあったっけ。そろそろアジア的な食べ物も恋しくなってきた頃なので、そこでランチを食べることにしよう。

10時半過ぎに中央駅前のMBQというレストランに行く。ビュッフェランチは99SEK(=$15)で、取り放題の食べ物に加えて飲み物がついてくる。ビュッフェ形式のレストランには僕はあまりいい印象はないんだけど、ここのレストランは品揃えも豊富でなかなかよさそう。僕はたっぷりのご飯に四川風ビーフと、オイスターソースのビーフ、それに焼きそばを少々取った。最高とは言えないまでも、十分に美味しい!と言えるレベルだったので、ちょっとビックリした。このクオリティでこの値段、しかも物価の高いストックホルムだということも考えると、とてつもない激安に思えてしまう。大満足のランチだった。

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食べ放題なのに、かなりのセレクションにビックリ

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美味しかった! やっぱりアジア人はアジア食だよなぁ

この後は国会議事堂を通り抜けてガムラ・スタンへ向かう。今まで通っていたガムラ・スタンの道とは全く違う、かなり荘厳な雰囲気。行き交う観光客の数も、この道の方が遥かに多かった。

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国会議事堂の通りは、とてもヨーロッパ的な感じがする

昨日入ったレストランKaffegilletでペアサイダーを頼んで、衛兵交代式のちょっと前まで待つことにした。昨日よりも湿気が多く、とても蒸し暑い。それに昨日は効いていたIbuprofenが、今日はあまり効いていない気がする。体が慣れちゃったのかな? まぁまだ動いていられるだけ、よしとしなきゃな。

11:45くらいに王宮の広場に行くと、もうたくさんの人が集まっていた。昨日は12時ちょうどくらいに始まったと思ったんだけど、この日はちょっと遅れているらしい。結局始まったのは12:15くらいになってから。青いユニフォームを着た衛兵が、黒いユニフォームの衛兵と交代するらしい。揃ったマーチにキビキビとした動き、それに鼓笛隊の演奏。30分にも及ぶ一大イベントだった。こんなのを夏は毎日やるなんて、みんな大変だろうなぁ。始まってから30分経ったくらいで、ポツポツと雨が降り始めた。えっ、雨が降るなんて知らなかったから、傘はホテルに置いてきちゃったよ! どんどん降りが激しくなってきたので、仕方なく最後まで見ることを諦めなければならなかった。でも十分に楽しんだから、いいんだ。

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キビキビした動きで観客を楽しませてくれる

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今まで見た中で一番大規模な衛兵交代式だった

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鼓笛隊の演奏も素晴らしい!

傘を持たない観光客は、みんなレストランやカフェに駆け込んでいく。昼時だということもあって元々混んでいる中に大勢の人が駆け込むので、どこもかなり一杯みたいだった。人で一杯のところで雨宿りするよりも、今日この後行こうかと考えていたドイツ教会(Tyska kyrkan)まで行っちゃおうか? 入場は無料のはずだし、雨宿りと観光が一緒にできていいかも。というわけで、かなり濡れながらドイツ教会まで早歩きで行って、「Sanctuary! (聖域にかくまって!)」とか小声で言いながら教会の中に逃げ込んだ。

大聖堂に比べると小さ目。場所によって、椅子の向きが前を向いているところと、左側を向いているところがあって、なんかちょっと変なレイアウトだなって思ってしまった。大きな石の柱が中央にあるので、それを避けてデザインしたらこうなっちゃったのかな? ここにはなぜかパイプオルガンが二つあるんだけど、その一つが金色に輝いていて素晴らしく美しい! 全体的に金色で、天使の装飾が所々にあって、本当にアクセント程度に赤と緑の色が埋め込んである。これはもう芸術品のレベルだ。その美しさに、しばしの間見とれてしまった。

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ドイツ教会の美しいパイプオルガン

外は少しだけ小降りになったみたいなので、ドイツ教会を離れることにした。もう一つガムラ・スタンで訪れたかった場所は、フィンランド教会(Finska kyrkan)。まだ雨がポツポツと降る中フィンランド教会まで行ってみると、なんか閉まっていて入れないみたい? そうこうしているうちにまた本格的な降りになってきたので、その裏庭に組まれている工事の足組の下に逃げ込んで雨宿りをすることにした。しばらくすると、中国人の団体がガイドに連れられてやって来て、庭の一角で何か説明をしているみたい。あっ、そういえばガイドブックに、市内で最も小さな像がここにあるって書いてあったっけ。団体が去った後に見てみると、高さ14cmの小さな可愛い彫像があった。後で調べてみると、この像は「アイアン・ボーイ」という相性の他に、「月を見る少年」とも呼ばれているらしい。なるほど、膝を抱えて空を見上げるこの小さな像は、月を眺めているようにも見える。

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高さ14cmの「月を見る少年」

また雨が小降りになったので、その裏庭を脱出。ストックホルムで最も古い商店街とされるシェップマンガータン通り(Köpmangatan)を歩いた。角のシェップマン広場の近くに人で溢れていないレストランBistro Pastisを発見したので、雨に濡れていない外のテーブルに座って一休みすることにした。白ワインを飲みながら、雨に濡れたガムラ・スタンを眺めるってのは、なかなかオツなものがある。こういう雰囲気はヨーロッパならではだよなぁ。この店ではWi-Fiも使えたので、メールをチェックしたりFacebookにアクセスしたりもできてすごくよかった。結局ここには1時間くらいいたんじゃないかな。

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ワインを飲みながら一息。こういう時間って大好きだ

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彼女たちの美しいハーモニーが、ガムラ・スタンに響き渡る

雨が完全に止んだので、レストランを離れることにした。この時点で時間は2時半頃。今日の夕食のレストランはガムラ・スタンにあるんだけど、予約は6時半。かなり時間があるので、ホテルまで戻ってちょっと休むことにしよう。横になって休めば、風邪も少しは回復するかもしれない。ホテルまで歩いて帰って、シャワーを浴びた後ちょっと昼寝をした。

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帰る途中に見つけた彫像。ホームレスの狐?

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中世博物館の前の彫像は、ストックホルムの素晴らしさを謳歌しているよう

6時過ぎにホテルを出て、北欧最古とも言われるレストランDen Gyldene Freden(訪問記へ)で、最後のディナーに相応しい美味しい食事をした。風通しのいい一階の席を選んだので、「ちょっと地下のダイニングルームも見ていい?」と聞くと、「どうぞどうぞ。なんだったらSwedish Academyが使う2階もお見せしましょうか?」とのこと。違うサーバーに連れられて、プライベートダイニングルームのツアーをすることになった。なんでも1820年以来、部屋のインテリアは変わってないらしい。とても落ち着いた感じの場所で、この建物の歴史の古さを感じさせてくれた。こんなプライベートツアーができるなんて思ってもみなかったので、これはとても感動。この旅行を締めくくるのにピッタリだった。

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2階のダイニングルームの隣には、雰囲気のいいリビングが

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今でも使われているスナップス用のグラス

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この緑色のが昔の暖炉らしい

プライドウィークのお祭りが公園で開かれるというのでErnieは行ってるらしかったんだけど、僕らはもうかなり疲れているし、明日は飛行機に乗らなきゃいけないということで、パスすることにした。近くの公園だったら行ってたかもしれないけど、地図によるとかなり離れたところみたいだし。大人しくホテルに戻って、すぐにベッドに入って寝た。
by alexsea | 2014-07-30 00:00 | 旅行記 | Comments(0)
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