From Seattle, WA, USA
by Alex プロフィール
シアトル在住のAlexです。
ソフトウェアデベロッパーをやっていましたが現在は休憩中。日本にいるときには役者をやってたりしました。歌ったり踊ったり、食べたり飲んだりが大好きです。 ● 詳しいプロフィール ● 旅行記メニュー (個人的に連絡を取りたい方は、メールアドレスの入ったメッセージを非公開コメントとして残していただけると嬉しいです) カテゴリ
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日本2015: 大阪での大冒険
朝は結構遅く起床。みゆきちゃんの息子と旦那さんはもう家を出たらしい。『てまりみかん』という、美味しい瓶詰めのシロップ漬けみかんを食べながら、お互いに歳を取ったことや、親の今後のこととかも話したりした。子供の頃はただ無邪気に遊んでいただけの従妹のみゆきちゃんとこんな重い話をしているなんて、なんだかちょっと不思議な気がしたなぁ。
今日はみゆきちゃんと大阪に出て、色々と歩き回る予定。叔父さんの家にちょっと寄って挨拶した後、車で三宮駅まで行って駐車場に入れ、そこから電車で大阪まで向かった。電車に乗ってるのは20分ちょっとじゃなかったかな。神戸と大阪がこんなに近いとは知らなかった。 大阪駅ではパンパンで重いバックパックをコインロッカーに預けてから、地下鉄で動物園前へ。駅から出るとすぐに、有名なジャンジャン横丁があった。ここは食堂や飲み屋が集まる場所で、まだ昼前だから閉まってる店が多いけど、賑わっている時には『思い出横丁』みたいな感じになるんだろうな。ここには串かつで有名な『八重勝』があって、もう店の外には10人以上の列ができるほど賑わっていた。 この店で食べようかとスケジュールに書いておいたんだけど、みゆきちゃんによると『だるま』も美味しいというので、列が短い『だるま』の方で昼食を食べることにした。 実は僕は串かつ屋に来るのは初めて。色々な選択があるみたいだけど、セットメニューがお手軽そう。みゆきちゃんは串9本にどて焼きのついたジャンジャンセット(¥1,300)、僕は串15本+どて焼きの動物園前セット(¥2,000)を注文した。 どて焼きとは牛スジとコンニャクを煮込んだもので、モツ煮込みのような味わいなのに比較的軽い感じで、なかなか美味しかった。 いよいよ串かつ。5種類ずつくらい、セットメニューに書いてある順番で出てくる。串かつ、アスパラ、うずら、餅、天然えび、豚かつ、鳥つくね、ウィンナー、チーズちくわ、チーズ、鶏からあげ、さつまいも、牛ヒレ、たこ、レンコン。「二度漬け禁止!」と大きく書いてある横のソースにドバッと勢いよくつけて、口の中に放り込んでいく。おおっ、美味しい! 見た目ほど重くない。薄くサクサクした衣が、この軽さの秘訣なのかもしれないな。ソースも適度に衣に絡まる感じで、口の中ではとてもいいバランスになってる。最初15種類は多いかなーとか思ったけど、この軽さだったらどんどんいけるな。串かつや豚かつが美味しかったのはもちろんのこと、餅、ウィンナー、チーズなんかも最高だった。こりゃ癖になる味かもしれない。やっぱり最後の方にはかなりお腹がいっぱいになってしまったけど、ちゃんと完食! 大阪ならではの美味しいランチが食べられて、すごくハッピーな気分になった。 さてこの後は、観光客丸出しで通天閣に上ってみることにしよう。大阪には『あべのハルカス』なんかの高いビルがたくさんあるけど、やっぱり最初に観光で上ってみたいのは通天閣。ここの中ではいきなり写真タイム。関西ならではのノリのお姉さんの、「はい、ツーテン!」「確認しまーす! 綺麗に撮れタワー!」とかなりのテンションの撮影に大爆笑。エレベーターを上った後でもビリケンさんの前で記念撮影があって、ここでもテンションの高さは変わらず。もうこのノリだけで両方の写真を買っちゃったよ! 大阪…、おそろしい子…。 撮影してくれた人がどこから来たかと聞いてきたので、今はアメリカに住んでいることを伝えると、「えっ、ビリケンさんはアメリカから来たんですよ!」とのこと。なんでもかなり昔に、アメリカの芸術家が夢で見た神様なんだそうな。セントルイス大学には銅像もあるらしい。笑顔といいポッチャリした体といい、七福神と似たような印象を受ける。 展望台からの眺めもいいけど、都会だからそれほど素晴らしいとはいえないかも。それでも写真撮影のノリとか、グリコのお菓子を売ってる店とか、なんかちょっと庶民的な観光名所という感じで、僕は大好きだったな。景色を見るだけの展望台に上るよりも、何倍も楽しかった。 通天閣で大阪らしさを体験した後は、地下鉄に乗って『こんぶ 土居』へ。ここはコミック『美味しんぼ』で昆布粉のことを読んでから、ずっと行きたかった場所なんだ。昆布粉は、最高の昆布をすりおろして粉にしたもの。旨み成分の一つであるグルタミン酸を豊富に含んだこの粉は、まさに天然の味の素と言えるだろう。どんなものなのか体験してみたかったんだ~。自分用に一つと、シアトルで尊敬するシェフのJerry Traunfeld氏にもお土産として一つ買っていくことにした。 この後はまた地下鉄で、日本橋まで行く。ここから外に出て、道頓堀を難波まで歩くことにしよう。雨がポツポツ降ってはいるけど、それほど気にならない。道頓堀は、いわゆる大阪の歌舞伎町かな。かなりの人で賑わってはいるけど、みゆきちゃんに言わせると昼間だからまだ全然静かだとのこと。夜になると様々なネオンに灯が点り、最大級の歓楽街になるんだろう。 ここではお約束の『くいだおれ太郎』と記念撮影した後、アイスコーヒーでちょっと休憩。天気がよかったら、とんぼりリバークルーズっていう20分のクルーズを体験したかったんだけど、このポツポツ降りの中ではやっているかどうかも不明だし(でも休憩中に川を見たらちゃんと運行してた)。 グリコの看板の前では、お約束のセルフィ。これ、何度やっても慣れないんだよなぁ。特に背景にあるものをちゃんと入れようとすると、すごく難しい。最初はランドスケープで撮ったけど、そうすると顔もグリコの看板も半分になってしまったので大爆笑。ポートレートで撮ることでちゃんと収まったぞ。 この後は難波駅の方に歩いていって、地下道にある『会津屋』でたこ焼きをおやつとして食べることにした。ここはたこ焼きの元祖とも言われている店で、生地にだしが入っていて、ソースをつけずに食べることができる。カリッとした表面はとても香ばしい匂いがして、サクッとした歯触りとトロッとした内側との対比がいい。タコもちゃんと味がある。ソースがないからか、上品な感じでとても美味しい。ネギつきを頼んだけど、これには好みで酢醤油とかをつけて食べるらしい。ネギがあると口の中がサッパリするので、食べ飽きない感じ。ここのたこ焼きが食べられて満足満足! 観光自体はこれでおしまい。本当は夕食もみゆきちゃんと一緒に食べたかったんだけど、今さっきたこ焼きを食べたばかりだし、昼の串かつもまだお腹に残っている感じなので、お腹が空くにはかなり時間がかかりそう。というわけで、みゆきちゃんとは大阪駅で別れて、僕はコインロッカーから荷物を取り出して、ホテルにチェックインすることにした。 ホテルではお風呂に入ってじっくり体を休めた後、昼寝したりしてリラックス。それでもなかなかお腹が空きそうにないけど、どうしても食べたいものがあったので午後7時半ごろ夕食に出ることにした。 食べたいものとは、旅行のプラニングをしているときに偶然日本の新聞記事で見つけた、『ペペ飯』なるもの。これはダシが多めのペペロンチーノをご飯にかけてあるものらしい。炭水化物のダブルパンチだけど、元々ペペロンチーノは大好きなので、これは見た瞬間に食べたいと思った。『和魂ほむら』という店を中心に、谷町の辺りでこれを流行らせようとしているらしい。 地下鉄で谷町四丁目まで行って、いざ『和魂ほむら』へ。普通の居酒屋のような感じの場所で、一人で入るのがちょっと躊躇われたけど、ここで怯むわけにはいかない。カウンターに座ってペペ飯を注文。出てきたものは、つゆだくのペペロンチーノの上に鶏肉、海苔、梅干しが乗ったもので、下にはご飯が隠れてる。ダシのせいか海苔と梅干しのせいか、食べてみるとなんとなく和風な感じ。重すぎず軽すぎず、いい感じに材料がバランスしてる。鶏肉がちょっとだけ冷たかったのが気になったけど、他は不満は一切なし。これは美味しいぞー。こんなのを出す店が近くにあったら、毎週のように通っちゃうかもしれないな。ちょっと遠かったけど、足を伸ばして来てよかった! 本降りになってしまった雨の中ホテルまで戻り、近くのバーに入ってジンのロックを注文。バーテンが若い子であまり慣れていないのか、グラスになみなみとジンが注がれてビックリ。これ、マティーニ3杯くらいあるんですけど!(笑) すっかりいい気分になっちゃったけど、あまりここでは会話はできなかったので、別のバーに移動することにした。中に入ると、月曜の夜だからか客は一人もいない。オーナーらしい人が慌ててカウンターの中に入ってくれた。なんと彼はトロントから来たカナダ人で、最近この店のオーナーになったらしい。彼と英語で話していると、ペルーから来た若い子も登場。まるで旧知の友のように、3人でずっと話をしていた。いやはや、楽しかった! ここには2時間近くいたんじゃないかな。いい気持ちでホテルまで歩いて帰って、すぐに眠りについた。
by alexsea
| 2015-06-08 00:00
| 旅行記
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