From Seattle, WA, USA
by Alex
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シアトル在住のAlexです。
ソフトウェアデベロッパーをやっていましたが現在は休憩中。日本にいるときには役者をやってたりしました。歌ったり踊ったり、食べたり飲んだりが大好きです。

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日本2015: 人生と命の重さ

昨日ホテルから電話をかけて、劇団時代の西村先生とアポをゲット。お昼頃ホテルを出て、西池袋4丁目の『くすりの福太郎』前で午後1時に待ち合わせ。

4年ぶりに会った先生は、以前に増して小さくなってしまった気がする。かなり痩せてしまって、いくら食べても太らないんだそう。そういえば腕なんかは本当に細くて、先生が自分のことを「骨皮筋右衛門」と呼ぶのもわかる気がする。相変わらず心臓も悪く、もう以前のように長い間歩いていられないんだそうな。今日は先生が外出することができる体調で、本当によかった。

先生のお勧めの店『イタリアンバールJUN』で美味しいピザとスパゲティを食べながら、昔話に花を咲かせた。中でも先生が話す、坂本真綾ちゃんの活躍ぶりの話には熱が入っていて、彼女の大活躍がいかに嬉しいかってことが伝わってくる。僕は真綾ちゃんには確か会ったことがないけど、たぶん入れ違いになったんじゃないかな。僕がこまどりを卒業するくらいのときに、真綾ちゃんが活動し始めたらしい。2万人もの人を集めた彼女のライブにも先生はVIP待遇で行ったらしく、その時にたくさんの人が先生に挨拶に来て、疲れたので本当は座っていたいのに、誰か挨拶に来るたびに立たなきゃいけなくて困ったと笑ってた。劇団こまどりの創立者、武田先生のお墓が京都にあることも以前西村先生に聞いたはずなんだけど、すっかり忘れてしまっていた。詳細を先生に聞いておいて、今度京都に行ったときにはお墓参りをすることにしよう。

日本2015: 人生と命の重さ_d0113429_0058.jpg
『イタリアンバールJUN』で、美味しいランチ

その後は4年前と同じく、先生と一緒に地蔵通り商店街を散歩。この前に比べて、先生の歩くスピードがかなりゆっくりになっていて、少し悲しくなってしまった。昔はどこに仕事に行くにも、みんな先生の後を追うようにしてついていったんだよなぁ。「4の日」には商店街にたくさん出店が出ていて、かなりの賑わいだった。こういう日本の風景が味わえて嬉しかった。

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地蔵通り商店街は「4の日」でお祭り色が濃い

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所々で行列のできてる料理屋を発見。後で調べてみなくちゃ

巣鴨の駅まで歩いて、駅ビルの中のカフェでコーヒーを飲みながら、また先生とお喋り。先生は、自分が逝くときには大げさに騒ぎ立てずに、「そういえば最近先生の話を聞かないな」と思って誰かに聞いてみたら死んでいた、というのが理想なんだそう。昔から「潔さ」をモットーにしている先生らしいなと思った。「体にガタが来ているけど命は捨てるわけにはいかないからね。最後までちゃんと生きなきゃね」と言う先生を目の前にして、その言葉の重さに何も言えなくなった。

巣鴨の駅で先生と別れるときには、先生の目にうるっとしたものが見えて、僕も泣きそうになってしまった。僕も、先生も、誰だって明日は自分の命がどうなっているかなんてわからない。先生が僕の人生を素晴らしい方向に導いてくれたように、僕も死ぬまでに、誰かにそんな影響を与えることができるんだろうか。こまどりのみんなの「第二の母」である西村先生、どうかまだまだ元気でいてください。僕が日本に来たときには、また昔話をしましょうね。

新宿に戻った後は、宴会の時間までにはちょっと時間があったので、丸井メンズ館でちょっとだけショッピング。東京の街を歩いていると、ボタンのところにピンポイントで面白いパターンが入っていたりするシャツをよく見かけた。こういうピンポイントの非凡は、アメリカでの僕のトレードマークのようなものだったんだけど、みんなそういう服を着てるんだったらユニークじゃなくなっちゃったなぁ(笑)。それでもそんな感じのシャツを、ここで一枚買っちゃったけどね。

さて午後5時からは、以前のフォトンの仲間の何人かと飲み会。場所は『鼎(かなえ)』という居酒屋。到着したら、店の前にBlueFoxとPocちゃんとたもんがもう来ていた。お座敷に通されて、ビールで乾杯! 7年前に来たときには大々的なフォトン同窓会をやってくれたけど、あまりにも人が多すぎて、じっくりと話ができなかったのが気にかかっていた。今回は少人数だから色々と話せるぞ。料理もお酒も最高に美味しかったけど、お座敷がやっぱりキツかった~! アメリカに住んでいると、あんな風に座敷に座るなんてことが全くないので、腰は痛くなるわ、股関節は痛くなるわの大騒ぎ。トイレに立ったときには、下半身が痛くて腰を伸ばすこともできず、たもんに「ほらペンギン、ペンギン」とか言われてた。ひどいよー。今度宴会するときには、テーブル席を予約しなければ!

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赤いヘアーのたもんとPocちゃん

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BlueFoxと僕

それにしても3人とも全然変わってない。BlueFoxはこめかみに白髪が見え始めて、いい意味での貫禄が出てきた気がするけど、Pocちゃんはまるで昔のままの、柔らかな美人。どうして女の子は歳を取らないんだろう? たもんも昔から人間離れ、もとい、日本人離れした顔だったけど、そのまま少しだけ大人になった感じで、つんつんヘアもそのままで嬉しかった。一番変わったのは僕なのかもしれないなぁ。それにしてもHOBが来れなかったのは残念だ。今度またじっくりと会いたいぞー! なんか彼は健康のため、飲酒制限もされてるという話を聞いた。僕は精神年齢的には20代くらいで止まっている気がするのに、やっぱりみんな体だけは衰えていくんだよなぁ。なんか悲しいよね。

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ちょっと高めだったけど、『鼎(かなえ)』の料理はどれも素晴らしく美味しかった

あっと言う間に4時間も経ってしまっていてビックリ。みんな遠くから出てきてくれてありがとね。

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最後のセルフィは、二重あごを隠しながらチーズ!

ホテルに戻って早めにベッドに入ったのはいいけれど、なぜか眠りにつけない。ごく軽い吐き気もするみたいだ。お腹もなんか調子がおかしいし。何かに当たっちゃったかなぁ? 胃薬を飲んだけど、時々体のあちこちが痒くなって眠れない。なんだか一種のアレルギー症状のようにも思える。結局朝4時近くまでベッドの中でゴロゴロしてたんじゃないかな。気づいたら眠れていた。
by alexsea | 2015-06-14 00:00 | 旅行記 | Comments(2)
Commented by 夏物語 at 2015-08-07 05:51 x
小生、笠原弘子さんのファンなのですが、他のこまどりメンバーとはお会いにならなかったのですか?
弘子さんとの個人的なエピソード等をいずれブログで書いていただけたら幸いです。
Commented by alexsea at 2015-08-23 15:02
>夏物語さん

残念ながら他のこまどりメンバーとは会わなかったんですよー。弘子ちゃんに会ったのももう10年以上前になっちゃいますね。今度日本に行った時にはぜひみんなで集まりたいと思います!
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