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by Alex プロフィール
シアトル在住のAlexです。
ソフトウェアデベロッパーをやっていましたが現在は休憩中。日本にいるときには役者をやってたりしました。歌ったり踊ったり、食べたり飲んだりが大好きです。 ● 詳しいプロフィール ● 旅行記メニュー (個人的に連絡を取りたい方は、メールアドレスの入ったメッセージを非公開コメントとして残していただけると嬉しいです) カテゴリ
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マヤ文明の遺跡たち: 未知なる国へ、いざ出発!
未知なる国へ、いざ出発! 6月26日(土)
事の始まり そもそも旅行ってのは、行きたいと思っていてもなかなか行けないこともある。行けない理由というのは、時間や金がないことだったり、一緒に行く人がいないことだったり様々だけど、今回の旅行もなかなか行けなかったものの最たるものに入るだろう。 メキシコ…というかマヤ文明の遺跡はずっと以前から見に行きたかった。きっかけは今回一緒に旅行したHOBGOBLIN(小橋)と同じ、『太陽の神殿』というアドベンチャーゲームだった。これは僕が大学生の時に日本ファルコムという会社が発売していたもので、メキシコはユカタン半島のチチェン・イツァという遺跡を舞台にして、太陽の鍵というものを探し求めるというゲーム。素晴らしいメロディーラインの音楽と意地悪すぎるストーリーに、僕もかなりハマっていたものである。何故だかわからないが元々遺跡には興味があったので、この時に行きたいという気持ちが芽生えたのだと思う。具体的にアクションを起こしたのは1991年の夏に仕事でサンフランシスコに3ヶ月滞在していた時で、ジャパンタウンにある紀ノ国屋で「地球の歩き方」のメキシコ編を買ったのである。しかしそれから約1年半は一緒に行きたいという人が見つからず、何の行動も起こせなかった。一人で旅行する気にはならなかったし。 1992年の終わり頃だったかな、HOBと遊んでいたときにメキシコの話が出て「それじゃ二人でチチェン・イツァに行こうぜー」ということになったのである。話を更に具体化したのはHOBの方。今年(1993年)の3月くらいにJTBのツアー(『マヤの神秘 ユカタン半島 遺跡のすべて9』という得体の知れない名前のもの)を見つけてきて、僕もそのツアーに異論はなかったし、時間的にも都合がよかったので申し込むことにした。その時に決定したポイントは次の2つ。 * チチェン・イツァの観光が1日あること(半日以下でないこと) * ビーチ・リゾートと抱き合わせでないこと 値段は時期的に一番安いものでも¥473,000とかなり高かったが、やはり一生に一度は行ってみたい場所というわけで、ちょっとフンパツしてしまった。アクションを起こしてから約2年の月日を経て、メキシコの遺跡観光はようやく実現したのである。 出発当日 さて出発当日の6月26日(土)。HOBとは新宿駅南口の小田急線改札口で昼の12時ちょうどに待ち合わせて、成田エクスプレスで空港に向かった。今回は初の成田空港の第2ターミナルからの出発。行ってみると以前の成田空港の雑多な雰囲気とは違って、アメリカなんかの空港とやっと同レベルくらいになったかなという印象を受けた。まず第2ターミナル駅に着いてすぐに旅行保険に加入し、まだ集合までには時間があったので、レストランでとんカツを食べたりして時間をつぶした。 集合時刻に集合場所に行ってみると、そこにはオジサンやオバサンの列がズラリ…。彼らの荷物を見てみると "JTB/MAYA 9" の札がついている。………まぁ若い連中ばかりなワケはないとは思っていたが、まさかこれほどご年配の方々だらけとは思わなかった。これから9日間もこんな環境で生きていけるのだろうかと、ふと不安がよぎる。と、その時、同年代くらいの女の子2人が同じカウンターに来るのを発見。彼女達の荷物にも "MAYA9" の札がついている。なんとなくホッとしたが、やはり不安感は拭い去れなかった。添乗員の人が若い女の人だったので、それもまた少し心を軽くしてくれはしたが。 Mexico Cityまではダイレクトには飛ばず、Los Angelesを経由する。17:05発のDL078便に乗り込…んだのはいいが、天候を関知するシステムに異常があってメンテナンスで少し遅れるという。まあ少しくらいならいいかと待っていると、今度はエンジンに異常があるという。一瞬ざわめく機内。おいおいー、大丈夫なのかよー。3年前にフォトンでアメリカに行ったときに、Seattleで乗り継ぎのフライトがキャンセルされてしまったことを思い出した。フォトンのメンバーと旅行をすると、こういうことがいつも起こるのだろうか? 約1時間後に全ての問題が解決し、何事もなかったように飛行機はLos Angelesへ向けて飛び立った。約10時間のフライト。機内では "Home Alone 2" を上映していたが、酒のせいでとても眠たくて、映画を観るどころではなかった。 順調なフライトの後、予定より約1時間遅れてLos Angeles空港に到着。乗り継ぎまでには時間があるので、ちょっとした市内観光がツアーに盛り込まれている。2年前に一人でLos Angelesに来てはいるが、今回はハンディカムも持っているぞということでとても楽しみだった。ところが税関を通り抜けようとしたときに僕だけ呼び止められ、いろいろと質問されてしまった。 「メキシコに何しに行くんだ?」 えっと、観光です。 「何ドル持ってる?」 (えっ? 成田で両替したばっかりで何ドルかは忘れちゃったよー) 「何ドル持ってるんだ?」 ちょっと待って。財布を見てみるから。(ゴソゴソ) 「いや、見なくていい。何ドルなんだ?」 (うー、なんだこいつ) 日本円で¥20,000だから、約$180くらいかな。 「(HOBを指差して)お前は行け。(僕に)メキシコでは何を買うつもりだ?」 え? お土産です。 「ドラッグを買うつもりじゃないだろうな?」 (げげっっ) もちろん違いますよ。 「本当か?」 本当です! 「もし買ったとしてもアメリカには持ち込むなよ。いいな」 (!!! ……… なんだこいつぅ) 全く失礼なヤツだった。最初から強気でどんどん質問してくるし。なめんぢゃねぇぞ、このバカ、って感じ。入国するときに仕事と間違われたときもあったけど(フォトンの時)、ドラッグを買いに行くと思われたのは今回が初めて。ツアーのバッヂを付けてなかったからかもしれないけど、あの態度は許せないよなー。 Los Angeles のミニ観光 そんなこんなで僕だけ一波乱あったんだけど無事に全員アメリカに入国し、乗り継ぎのフライトまでの間、Los Angelesのミニ観光が待っていた。 大阪弁を話す、なんとなく面白い雰囲気の吉田さんというガイドさんの案内でバスに乗り、昼食をとるためMarina Del ReyのThe Ritz Carlton Hotelに向かう。やはり最高級なホテルだけあって、雰囲気からして全然違う。オジサンやオバサン達と観光客丸出しで入るのはやっぱり少しためらわれた。そこでビュッフェ形式の昼食をとり、少しだけホテルの回りを散策してみた。2年前にLos Angelesに来た時にもMarina Del Reyには来てるんだけど、場所が違っていたみたいだし地図もなかったので、自分がどこにいるのかさっぱりわからなかった。バスに乗っているときに見た道の名前には見覚えがあったけどね。特に車で間違えて入ってしまった道は鮮明に覚えていた。それと、やっぱりカリフォルニアだけあって、ローラーブレイダーがたくさんいたのが印象に残っている。 昼食後は市内観光。バスはBeverly HillsからRodeo Driveを抜けてHollywoodへと向かう。以前来たときにはちょうど日曜日でRodeo Driveが休みだったのであんなに賑わってるとは知らなかった。“Pretty Woman”を観た後ということもあって、一段と思い入れが強かったし。Hollywoodに行くまでの道もSunset Blvd.だったので、以前その道を車で走ったことを思い出した。前に泊まったホテルが見える前に道を曲がってしまったのでちょっと残念な気はしたが、行った時期も同じだけあって、雰囲気はそのままだったような気がする。Hollywoodではお約束のChinese Theater見学。Tom Cruiseの手型・足型が入る場所がちゃんとリザーブされていたのは驚いた。翌日の正午にTom Cruiseが来て手型・足型を取るんだそうな。見たかったなー。Hollywoodの後はLos Angelesのダウンタウンに向かい、Japan Townへと。Japan Townは初めてだったけど、思ってたより小さかったのが印象的だった。ここでしばしの休憩をしたんだけど、やっぱりツアーだからここらへんの店と提携してて、マージンを貰ってるのかななどと想像してみる。そうじゃなきゃあんなにたくさん時間をとらないよ。買い物に熱中してたオバサン達もいたみたいだけど。 ほとんどがバスの車窓からの観光も終わり、Los Angelesの空港へと向かい、Mexico City行きの飛行機に乗り込む。目的地までは約3時間半のフライト。ちょっとビックリしたのが、この便ではアルコール類が有料なこと。ウォッカが$4なり。国際線と国内線では全然待遇が違うんだよね。$8使ってウォッカソーダを2杯飲んで、ちょっと眠って、目指す地への到着を待ちわびた。Mexico City到着直前に見えた夜景がとても印象的だった。まるでフォトンでアメリカ遠征したときのNew Yorkの夜景のようで、息を飲むほど綺麗だった。 Mexico City 到着! 飛行機は予定通りの時刻にMexico Cityに到着。そこで簡単な入国審査を受け、税関を通り(ここで面白いのが、調べる人を信号機みたいなもので無作為抽出していたこと。これでひっかかったオバサンはかなりブツブツ言っていた)、メキシコでのガイドの宮下さんに連れられてバスに乗り込む。空港の感じは、フィリピンのマニラ空港のそれとほぼ同じ印象を受けた。フィリピンよりももう少し整然としてたけど。 バスは夜のメキシコの街を走りながら、目的地のHotel Nikko Mexicoを目指す。バスの中では宮下さんの諸注意。生水を飲んじゃいけないとか、観光だましに気をつけろとか、一般的な事が多かった。15分ほど走った後、バスはホテルに到着。さすが高いツアーだけあって、ホテルもかなり立派。今まで自由旅行ではこんなにいいホテルに泊まったことはほとんどなかったので、なんとなく無駄遣いをしたような気分になってしまう。HOBと二人分のカードキーを貰って、やっとこさ落ち着ける部屋に到着。この日はかなりのハードスケジュールで結構疲れてしまっていたので(他のオジサンやオバサン達もかわいそうなくらい疲れた顔をしていた)、部屋に入ってすぐに寝てしまった。HOBはシャワーを浴びるだけの余力が残っていたみたいだけど。
by alexsea
| 2001-02-09 01:00
| 旅行記
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