From Seattle, WA, USA
by Alex
プロフィール
シアトル在住のAlexです。
ソフトウェアデベロッパーをやっていましたが現在は休憩中。日本にいるときには役者をやってたりしました。歌ったり踊ったり、食べたり飲んだりが大好きです。

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いきなり南アフリカ: 旅の前哨戦…ニューヨークでグルメ

 僕が所属するコーラスのディレクター&指揮者Dennis Colemanが、「希望者だけで南アフリカに行くっていうツアーを作ろうと思ってるんだけど、行く?」と個人的に聞いてきた。南アフリカのいくつかの小さなコーラスグループに会いに行くのが目的。彼らは他のコーラスグループの存在も知らないらしいので、彼ら同士を引き合わせるっていうのも二次目的。Dennisは僕が大の旅行好きだということを知っていたし、彼も美味しいもの大好き人間なので、コーラスでヨーロッパに行ったときには、パリで最高級レストランの一つで一緒に食事したりしてた。でも南アフリカと聞いて驚いた。僕のレーダーから完全に外れていた国だからだ。以前会社の同僚が結婚したときに新婚旅行でアフリカに行ったという話を聞いて、スライドとかも見せてもらったりしていたのだが、そのときには自分では行こうという気は起きなかった。サファリも面白そうだけど、動物園もあまり興味がない方なので、わざわざ見に行くほどのものでもないと考えていたからだ。ところがこの話を聞いてからいろいろと南アフリカについて調べてみて、なんとなく面白そうだということがわかってきた。こういう話でも来ないと、自分では行こうって気にならないしね。というわけで、ツアーの話にオーケーしてしまった。

 ニューヨークからヨハネスバーグまでの直通便があるため、ツアーはニューヨーク集合。僕の大好きな街ニューヨークに行くのに、そこで楽しまないワケにはいかないと、出発を一日早めてニューヨークで一泊する予定を立てる。お目当ては当然レストラン。Zagat Surveyで調べて、最高のレストランの一つとされるDanielに予約を入れた。その次の昼ももしかすると時間があるかもしれないので、一応他のいいレストランの情報もプリントアウトして、いざニューヨークへ向けて出発!

 ニューヨークまでの往復は、マイレージを使ったファーストクラス。実はエコノミーをマイレージで押さえようとしたんだけど、エコノミーは一杯でファーストクラスなら空いているという。マイレージもたくさんあるし、国内線のファーストクラスにもちょっと興味があったので、スパッと使ってしまう。乗ってみての第一印象…「こんなもんなの?」。それまで日本―アメリカ間のビジネスクラスや、アップグレードによるファーストクラスを経験していたもんで、国内線のファーストクラスは予想をはるかに下回ってしまった。まぁニューヨークまで5時間、座席が広めだからゆっくり寝れるってのが唯一の利点かな。食事は確かに少しはいい気がするけど、やっぱり機内食っていう印象は変わらないし。とてもキレイなニューヨークの景色を見ながら、JFK空港には夕方到着。タクシーでダウンタウンまで行って、セントラルパークのすぐ南にあるHelmsley Windsorホテルにチェックイン。ムアッとした暑さと雑踏の匂いが、ニューヨークに来たということを再確認させてくれる。ホテルでちょっと休んだ後、いい服に着替えてから、歩いて約10ブロックのDanielへいざ出発。

 "Daniel"はUpper East Sideにあるとてもアップスケールな雰囲気のレストラン。有名なスター達や金融業界の大物なんかが足しげく通う場所らしい。ドアを開けてみると、明るくてとてもトラディショナルなインテリアが目に飛び込んできて、まるで高級ホテルのロビーに入ったかのような雰囲気。入ってすぐのバーで予約のテーブルが空くのをしばし待つ。高級感ビシバシの場所なんだけど、サービスはとてもフレンドリーでプロフェッショナル。横でカチンコチンになってたカップルをにこやかに誘導する様は、なるほどニューヨーク最高のレストランの一つだということを感じさせてくれる。メインダイニングルームに通されると、そこは映画に出てくる最高級レストランの世界。高価な花が惜しげもなく飾ってあって、ドレーパリーや壁紙もすごくセンスが良く、まさに「さすが」の世界。ただ一つ気になったのが、他の高級レストランに比べてちょっとだけうるさい。普通こういうClassyな場所はみんなヒソヒソ話をしなきゃいけないような雰囲気なんだけど、ここは照明が明るいせいか、みんな普通の音で話してる。大きな部屋にたくさんテーブルも並んでるしで、これだけの人が同時に喋っているとかなりな音量になる。それに加えて、僕のテーブルのウェイターがフランス語訛りの英語でボソボソと喋るので、聞き取りにくいことこの上ない。まぁ不満といったらこのくらいで、この後の料理は全て素晴らしいの一言に尽きた。…ところがどんなものを頼んだのか憶えてない。やっぱり旅行記を書くくらいだったら、ちゃんとメモ取ってないとダメだよね。ワインを味わいながら、アピタイザーの料理を一口一口噛み締めるようにして楽しんでいると、ワインを注ぎ足しに来たウェイターが「レストラン業界の方ですか?」だって(笑)。にこやかに"No"って答えたけどね。とにかく最高の体験だった。荷物になるっていうのに、ここのシェフ/オーナーDaniel Bouludの料理本も買っちゃったし。あまりにも気持ちがよくて、帰り道を歩いてるときに唄いだしたいくらいだった。唄わなかったけど。

 次の日は、前日からニューヨークに来ている連中だけで、Dennisの泊まっているホテルのレストランで朝食。メニューを見てみると日本食コースもあるみたいなので、興味がてらに頼んでみる。他の人たちもどんなものが出てくるか見たかったらしいし。内容はご飯、味噌汁、漬物、鮭の焼き物…あと何があったかな、とにかく普通の日本食。でもこれが予想に反して美味しかった! アメリカのホテルで日本食とかいうから、普通はご飯はベッチョリ、ぬるい味噌汁ってのを覚悟してたんだけど、ここのご飯はそれほど悪くなかった。漬物も美味しかったし、特に鮭の焼き物が最高だった。そんなに食べられるとは思ってなかったんだけど、全部キレイにたいらげることができたもん。値段は約$30と朝食にしては法外な値段だけどね(笑)。

 さてこの後は、空港で待ち合わせる2時までフリー。それまで市内観光をしましょうかってことで、まずは持ってくるのを忘れた僕ご用達の"Cool Water"っていうコロンを買いに、Davidoffの店まで。その真ん前にあるソニーのショールームにちょっと顔を出した後、飛行機の中で読む本を買いにBarnes&Nobleへ。最初は雑誌を買おうと思ってたんだけど、入ってみるとハリーポッターの本が山積みになってる。そういえばこれって大人が読んでも面白いらしいしなぁ、ということで、とりあえず一巻目を買ってみることにする。時間はまだまだあるので、5th Avenueを南下してEmpire State Building方面に向かう。僕はこの5th Avenueが大好き。すごくニューヨークを肌で感じさせてくれる。以前来たときよりももっと豪華でキレイになってるみたい。あっちこっちの店に入りながら、ニューヨークを上から眺めてみようと、Empire State Buildingに入る。…が、とてもとても長い列ができていたのでサクッと諦め、Rockefeller Centerまで北上し、冬にはスケートリンクができる場所にあるレストランでランチ。調べてきた高級レストランでランチをしようかとも思ったんだけど、朝が遅かったしあんまりお腹が空いていなかったので、今回はパスすることにした。時間もあまりなかったしね。僕はシーザーサラダだけを頼む。味はまぁまぁだったけど、屋外だったので気持ちよかったからグー。アイスティーを飲みながら、ゆっくりとニューヨークの雑踏に耳を傾けて街の雰囲気を満喫した後、タクシーで空港に向かった。

 空港にはツアーに参加する人が集まっていた。今回はシアトルだけではなく、Dennisが呼びかけた、ニューヨーク、ロスアンゼルス、サンフランシスコ、カナダのコーラスからも参加者がいる。シアトルからが一番多くて17人、全部で総勢34人の旅。果たしてどんな旅が待ち受けているのやら。
by alexsea | 2001-02-17 01:00 | 旅行記 | Comments(0)
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