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by Alex プロフィール
シアトル在住のAlexです。
ソフトウェアデベロッパーをやっていましたが現在は休憩中。日本にいるときには役者をやってたりしました。歌ったり踊ったり、食べたり飲んだりが大好きです。 ● 詳しいプロフィール ● 旅行記メニュー (個人的に連絡を取りたい方は、メールアドレスの入ったメッセージを非公開コメントとして残していただけると嬉しいです) カテゴリ
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ニューメキシコ州への旅: ちょっと寄り道…ロズウェル
ちょっと寄り道…ロズウェル 5月28日(火)
なんかかわいーUFO博物館 朝7時に起きて、8時前にはチェックアウトし、US-62を北上しCarlsbadの町へ向かう。朝食はマクドナルドのマフィンを食べたかったんだけど、マクドナルドが道の反対側にある上に、中央分離帯まであるという始末。Uターンするのも面倒なので、このまま北上してしまうことにする。しばらく走るとDenny'sが右側にあったのですぐに車を止め、またもやMoons Over My Hammyを注文する。食べながら「あれ?なにやってんだろう、僕」って考えた。今の自分ってなんか安全圏に入ってないかい? 食事をするときはマクドナルドかDenny's。確かにメニューは分かってるから失敗はないんだけど、それ以上の喜びもない。冒険の旅に出てるのにこんなんでいいのかなーって真剣に悩んじゃった。約10年前にカリフォルニアに初めて出張したときには、毎日新しいことをするって心に決めてた。その頃の自分は一体どこに? この3日間、マクドナルドやDenny'sばっかりに行ってた時間が本当に悔やまれた。 まぁ悩んでいても仕方ない。CarlsbadでUS-285に乗り換えてさらに北上。Artesiaの町を通り抜け、Roswellに10時ちょっと前に到着。そういえばUFO博物館の正確な場所なんて調べてきてないけど大丈夫かなーと思い始めた頃に、道の左側に"UFO"の文字が。正確な名前はUFO Museum and Research Center。「研究所」までついちゃってるなんて泣かせるねぇ。早速中に入ってみる。感想は、うーん、こんなもん?だよなぁ…って感じ。どう表現すればいいのか悩んでたら、近くの人が "Corny!" だって。そうそう、それそれ、その言葉!とか自分の中で大爆笑してた。地方の学校の学生の研究発表会みたいな雰囲気(笑)。それなりに面白かったけどね。ロズウェル事件については本当に少ししか知らなかったから、あっちこっちに貼ってある新聞記事とかは面白く読めた。子供連れの家族も来てたんだけど、子供には宇宙人のマスコットが怖いらしくて泣き叫んでたり。せっかくX-Filesが話題になったんだから、ポスターだけじゃなくて、X-Filesのエピソードとそれに関するUFO的考察なんてコーナーがあったらもっと面白かったと思う。UFO博物館で一時間ほど見て回った後、サンタフェへと戻るべく、さらにUS-285を北上した。 ![]() 紫色で不思議な記号が書いてある ![]() (Roswell Alien Life Formの略だって(笑)) ![]() このバーガー、うまいじゃん! Roswellを過ぎると、本当に何もない大地が広がっていた。アリゾナあたりでは植物のコロニーがあっちこっちにある風景をよく見たけど、ここでは見渡す限りの平原。アメリカ、土地余り過ぎ、とか思ってみたり。いやホントに。この一部でも日本の過密エリアに持って行けたら、どんなに有効利用できることだろう。こんなに何もないところを走っているとだんだん眠くなってくる。ラジオのカントリー局ももう入らなくなっちゃったし。窓を開けたり、歌を歌ったり(こればっかし)して眠気を払いながら、なんとか途中の町Vaughn(ヴォーン)まで行く。ここで電車の車両のようなダイナーを道のワキに発見。時間は12時半、お腹も空いたし、マクドナルドでもDenny'sでもない新しい場所だしってことで、早速入ってみる。町はひっそりしてるんだけど、ダイナーの中は昼食時だけあって人で溢れかえってた。僕はカウンターに座ってメニューを広げる。最初はマッシュルームバーガーを頼もうと思ってたんだけど、調理してるのを見ると、なんとコショウをまぶしたようなバーガーを作ってる。メニューを読むと、ハンバーガーの両面にBlack Pepperをまぶして、それに辛いソースとペッパージャックチーズを乗せたBlack Jack Burgerってヤツがある。辛いもの大好き人間な僕は、他のものも見ずにそれに決めちゃった。すごく愛想のいいお姉ちゃんが持ってきたそのバーガーは、本当に美味しかった。すごくデカイので半分にナイフで切ってから食べなきゃいけなかったんだけど、口に入れて噛み締めると、黒コショウの辛さとソースの辛さが口いっぱいに広がる。まるでPeppercorn Steakのハンバーガーバージョンって感じ。こりゃマクドナルドでは味わえない代物だわ。すごく満足してお腹一杯になったんだけど、隣の人が飲んでたシェークが美味しそうだったので、チョコレートシェークをお持ち帰りで頼んでしまった。車に帰って、走り出してから飲んでみると、これがまた美味! リッチなチョコレートアイスをそのままシェークした感じで、車の中で大声で「うんめ~!」とかはしゃぐことしきり(笑)。失敗することもあるだろうけど、こういう満足感は冒険しなきゃ味わえないよね。単なるレストラン選びの冒険だけど、この冒険心が他のことにもつながるかもしれないし。チョコレートシェークで充電された僕は、サンタフェまで全然眠気を感じなかった。 続々・グルメなサンタフェ サンタフェに戻ってからは、Plazaあたりをまた一人で歩いてみる。サンタフェ最後の日、この雰囲気を体に憶えこませておきたい。Davidのゲストハウスで7時過ぎまで休んだ後、サンタフェ最後のディナー、Zagat Surveyで26点を獲得していた、 "Santacafé"に向かう。ここではDavidがバーに座りたいというので、バーに座ってバーテンダーのお姉ちゃんとかとお話しながらカクテルを頼み、メニューを熟読。さっき歩いているときにこの店の前を通りかかってメニューを見て、もう食べたいものは決まってた。まずホワイトアスパラガスをアピタイザーに、メインディッシュはHalibut(白身魚の一種)。肉は子牛、子羊、フィレミニオンと食べてきたので、今回はどうしても魚が食べたかった。Davidはカラマリ(いわゆるイカ)とサラダを頼んでた。 最初に出てきたカラマリ。二人でシェアして食べたんだけど、すごく美味しい! 普通は揚げたカラマリをタルタルソースみたいなちょっと重めのソースにつけて食べるんだけど、ここのソースはすごくあっさり風味。たぶんビーフベースのダシ汁にたぶんライムジュース、あとシラントロが入ってて、タイ風ともメキシコ風とも呼べるようなあっさりした味わいを出してた。どことなく日本の天ぷらのつけ汁のような雰囲気もある感じ。タルタルソースがあまり好きじゃない僕は、タルタルソース以外のカラマリの食べ方に感動。これ、家でもやってみたいな。 次は僕のホワイトアスパラガスのアピタイザー。ホワイトアスパラガスを本当にさっと煮てあって(まだコリコリが残ってるくらい)、その下にアルグラとかエンダイブとかの野菜を敷き詰めてあって、その上からトリュフ風味のドレッシングをかけてある。とにかく繊細な味わい。元々トリュフオイルって大好きなんだよね。特に白トリュフ。香りはすごくトリュフトリュフしてるんだけど、上手く使えばそれのかかった食べ物本来の味を最大限に引き出してくれる、不思議なソース。ホワイトアスパラガスはまさに夏の味。コリコリ、シャリシャリした感じで、爽やかな味わい。これにアルグラのゴマみたいな風味が加わって、ピアノとバイオリンの協奏曲を聴いてるような雰囲気。 さて、問題のハリバット。これが期待をはるかに上回る出来! まずナイフを入れてみて気づいたんだけど、中が全然ドライじゃない。どこにナイフを入れても、ツヤツヤしたMoistな白身が現れる。これにオレンジをベースにしたソースがかけてあって、この上ない美味しさ。シアトルのレストランでも、こんなに上手に魚を調理できるところは少ない。こんなに中身がMoistな魚って、The Herbfarmっていうシアトルで一番好きなレストランで食べたCopper River King Salmon(5~6月しか食べられないとても脂の乗った美味しいサーモン)以来かも。魚は普通はあまりレストランでは食べない方なんだけど、この時ばかりはこのハリバットに呼ばれたのかもね。デザートはメニューを見て一目で決めた、コーヒービーン・アイスクリーム。いやー、本当に満足満足。 SantacaféはGeronimoの次にオススメ。すごく美味しかったんだけど、Geronimoに比べると本当に少しだけ輝きが少ないような気がした。Santacaféはとても美味しい料理を出してくれるレストラン。Geronimoはこれでもかってくらいのもてなしをしてくれる、単なるレストランに終わらない感じ。よってSantacaféの総合評価:★★★½。 今回僕が訪れた3つのレストラン(ディナーのみ)を比べると、1位は当然Geronimo。2位Santacafé。3位The Old Houseといった感じ。サンタフェ、本当によく食べ歩いたぜ(笑)。
by alexsea
| 2002-05-28 00:00
| 旅行記
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