From Seattle, WA, USA
by Alex
プロフィール
シアトル在住のAlexです。
ソフトウェアデベロッパーをやっていましたが現在は休憩中。日本にいるときには役者をやってたりしました。歌ったり踊ったり、食べたり飲んだりが大好きです。

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ニュージーランド・オーストラリア コーラスツアー: クルーズと待ちに待ったTetsuya’s

クルーズと待ちに待ったTetsuya’s … 2月27日(木)

 起きて窓の外を見てみると、抜けるような青空が広がっている。今日は全員でランチクルーズ(Majestic Cruises)に行く予定だったので、この絶好のクルーズ日和に感謝感激。11:30にロビーに集合、バスはDarling Harbour(ダーリングハーバー)のKing Street Wharfに僕たちを連れて行く。このDarling Harbourは1988年に再開発が行われた場所で、僕が以前来たときには観光名所でもなんでもなかった。今はエンターテイメントの中心とまで言われるような場所になってるらしい。水族館やいろいろなレストランが見える。戦艦みたいなのもあるし、小さな潜水艦っぽいのも見えた。今日は時間がないけど、帰るまでにもう一度来てみてもいいかな。

 とてもモダンな感じのカッコいい船に、12時ちょっと前に乗り込む。乗ってすぐダイニングルームがあった。まずは腹ごしらえをってことで、バフェ形式のランチを取りに行く。あまり期待してなかったんだけど、品揃えは思ったよりも豊富だった。生牡蠣はあまり美味しくなかったけど、小さなタコの入ったサラダとかは絶品。同じテーブルに座った4人でワインを一本頼んで、なかなかいいランチタイムを過ごせた。そうこうしているうちに、船が動き出した。ちょうどランチを食べ終わった頃だったので、我先にとばかり外に飛び出す。船の一番先端にはデッキがあって、椅子がいくつか置いてあったので、早速一つ確保。青い青い空の下、心地よい風の中を通り抜けるように船は進んでいく。Harbour Bridgeを通り抜けるときには、この橋に上っていく人たちが見えた。よくやるよなぁ。高所恐怖症の僕にはとてもとてもできない技だ。船は一旦Circular Quayに入る。見ると何人かのコーラスメンバーがCircular Quayで手を振っている。彼らを乗せるためにここに停まったらしい。聞いてみると、彼らは朝Harbour Bridgeのブリッジクライムをやってきたんだそうな。どひーっ。聞いてみるとそんなに怖くはなかったらしい。でも高所恐怖症にはダメだよね。っつーかその前にやりたくないって。

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僕らが乗るボート
かっこいい~!
船に入ってすぐ
ダイニングルーム

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バフェ形式のランチは
なかなかのお味
リゾート気分でくつろぐNolan

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お馴染みHarbour Bridge
…の上に登ってる人達!

 人々を乗せた後はオペラハウスを右側に見ながら、船はどんどん東に向かっていく。途中に小さな島のようなFort Denison(デニソン砦)が見えた。これは20世紀序盤にロシアからの侵略を恐れて造られた砦らしい。けど、あんなに小さい砦で何ができるんだろうって思ってしまうくらい、かわいい島。船から見える場所の説明がスピーカーから流れてたけど、青空と太陽と涼しい風と青い海を楽しむのに忙しかったから、あまり聞いていなかった。船の最先端の椅子に座って流れ行く景色を眺めていると、まるで王様になったような、この土地を全て独占しているかのような気分に襲われる。あー、気持ちいいよー。

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オペラハウスがこんなに近くに
本当に気持ちよかった!

 約2時間のクルーズの後、船はまたKing Street Wharfに戻ってきた。名残惜しいけど、2時間くらいが長すぎも短すぎもせず、ちょうどいいのかもしれないな。この後はバスでGeorge Street沿いにあるCostellosっていうオパールの店に連れて行ってもらう。このツアーで初めての抱き合わせ販売みたいな感じ(笑)。でも母にオパールを買おうと思っていたのでちょうどよかった。何よりMelbourneに着いたときに、Careリボンの真ん中に小さなオパールが入ってるピンを全員にプレゼントしてくれてたし。Costellosに入ると、いきなり洞窟からオパールを掘り出しているような場所を通り抜け、シアターのような所に通された。そこでCostellosのオーナーの説明の後、オパールについての10分ほどの説明ビデオを見た。ただのオパールショップだろうと思ってたもんだからビックリ。この演出はちょっとクサイけどなかなか面白かったかも。その後全員にスパークリングワインが配られて、原石からオパールを削り出す作業の実演も見ることができるし、それに興味がない人はショップの方に行くこともできる。僕はスパークリングワインのグラスを持って早速ショップへ。こういう場所で酒を配るってのは、商業的にとても上手い方法。オークションのような場所でもそうだけど、客を酔わせてバリアを下げさせて物を売るってのは、あっちこっちでやってる方法。普通の店でやってるのを見るのは初めてだったけどね。それに乗ってかどうかわからないけど、母にオパールのネックレス、あとキレイな十字架の真ん中にオパールが埋め込まれたヤツも安く売ってたので、敬虔なクリスチャンの友達のBettyにお土産に買って行くことにした。

 この後バスはホテルまでみんなを乗せて行くことになってたけど、僕はGeorge Streetをまた歩きたかったのでここでみんなとは別れて、Queen Victoria Building(QVB)まで一人で歩いていった。QVBはとても歴史のある建物の中にショッピングモールが入っている場所。ここは絶対に行かなきゃダメとまで言われていたんでかなり期待してたんだけど、単なる普通のショッピングモールであることには変わりなかった。一つ面白かったのが、天井から吊り下げられている大きな時計。アボリジニの人形が秒針の役目をして、時計の周りをゆっくりと回ってる。なかなかよくできた時計だった。その他はとりたててこれといった目玉はなかった気がするな。たぶんショッピングに一日あてて、物を買ったりカフェに入ってくつろいだりするんだったら、QVBはとてもいい場所だと思う。

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Costellosでは
オパール削りだしの実演
QVBの中の巨大な時計

 QVBを離れた後はホテルまで歩いて帰って、お風呂に入ってさっぱりした後、ちょっとだけ横になって休んだ。今夜はオーストラリア一のレストランと言われている“Tetsuya's”に行く時。体調をしっかり整えておかなければ。午後6:30にロビーに集合。Bob Cook、Bob Jackson、Fritz King、僕の4人。ツアコンのMichaelにホテルからの距離を聞いてみると、歩いて10分くらいで行けてしまうことが判明。ちょうどホテルのレストランでワインのテイスティングをやってたので、ワインを飲みながら時間を潰すことにする。6:45にホテルを出て、7時前にはTetsuya'sに到着。…なんだかスゴイ場所だぞ。前には看板があって“Judge's House”って書いてある。昔は裁判官の家だったらしい建物の向こう側にTetsuya'sはある。すごく日本的な建物で大きな看板も出ていないので、たぶん道行く人たちはここをレストランだとは思わないだろう。門は閉まってるんだけど、中の人が僕たちの姿を見てリモコンで開けてくれた。中に入るとちょうど京都の「俵屋」で感じたような、とても静かで落ち着いた純日本的な雰囲気が僕たちを包む。まさに洗練された上品さという感じ。とにかく一品一品心の底から楽しめた。さすがオーストラリア1と言われるだけのことはある。おまけに行った連中がみんな美味しい料理好きなので、シアトルから始まって、世界各国の美味しいレストランの話で盛り上がることしきり。あと、Fritzはホタテにアレルギーがあって、Bob Jacksonは完全に生なものは食べたくないって最初に言っておいたら、彼らの分だけちゃんとそれを避けるようにメニューが組み立てられていた。この細やかな気配り、感服の思い。本当はこの後どっかのバーに行こうかと食事の前は考えてたんだけど、ディナーが終わったのはなんと夜中の0時。素晴らしい料理と美味しいワインでもう体中心地よい疲れに包まれていたので、すぐにベッドに入って寝た。Tetsuya's、スゴすぎ。本当に行ってよかった。
by alexsea | 2003-02-27 00:00 | 旅行記 | Comments(0)
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