さよなら、僕の最初のカンクン … 6月24日(火)
5日間のバケーションも終わり、今日はシアトルに帰って即効で会社に行かなければならない日(泣)。早朝2:45に起床して荷造り。ほとんどのパッキングは前夜のうちに終えてあるので、あまり急がなくていい。朝4時に空港への車がピックアップの予定。早朝だっていうのに、フロントには人が並んでるのには驚いた。思えばこのホテル、フロントに人が並んでないところを見たことがない。もうちょっとフロントの人数を増やした方がいいんじゃないかなぁ。
真っ暗な中、車は他のホテルで人を乗せたりしながら空港へ向かう。普通なら帰るのがイヤだと感じるところなんだけど、今回に限ってはシアトルに帰れるのが嬉しい感じ。やっぱり僕には蒸し暑い天候は合わないや。本当にすぐバテちゃうんだよね。カンクン自体も予想してたのとちょっと違って、観光客で溢れたパーティータウンだったし。ラスベガスのビーチリゾートバージョンっていう印象を受けたな。同じビーチリゾートだったら、以前行ったアンギラとか、人のいないひっそりとした場所で静かに過ごすのが性に合ってると思う(年寄りくさい?)。頭まで海に浸かることは最後までなかったけど、それでも青い海を楽しんだのは事実だし、チチェン・イツァやトゥルムの遺跡は本当に楽しかったし、天気予報は全部外れて、真っ黒になって帰ってこれたってのも嬉しかったし。でも結論から言うと、カンクンって一人で行く場所じゃない。賑やかなバーや、シェルハなんかの遊びの施設を見る度に、一人の寂しさを感じてしまっていた。去年ニューメキシコ州に旅したときにはこんなことなかったのに。また今度カンクンに来るとしたら、仲のいい友達みんなで来てワイワイやりたいな。
そうそう。日本人観光客をあまり見なかったってのも意外といえば意外だった。アメリカ人とメキシコ人がほとんどだったかな。日本人は食べに行った高級レストランで何度か見たくらい。やっぱりカンクンってのは遠いよな。日本からだとサウスパシフィックの辺りの島々とかハワイの方がずっと近いもんね。あの辺の島々もカンクンと似たような雰囲気なんだろうか?
帰りの飛行機は全然トラブルもなく、予定通り順調に午後2:30頃シアトルに到着。ヒューストンを飛び立つときに、飛行機のキャプテンが「シアトルは所々曇り、気温はとても暖かく摂氏10度だそうです」って言った時には乗客みんな笑ってたけど、着いた時には摂氏20度を超えていた。やっぱりドライな空気を感じるとホッとする。
旅は大好きだけど、やっぱりもう僕のホームタウンとなってしまったシアトルが一番だ。