プロフィール
シアトル在住のAlexです。
ソフトウェアデベロッパーをやっていましたが現在は休憩中。日本にいるときには役者をやってたりしました。歌ったり踊ったり、食べたり飲んだりが大好きです。 ● 詳しいプロフィール ● 旅行記メニュー (個人的に連絡を取りたい方は、メールアドレスの入ったメッセージを非公開コメントとして残していただけると嬉しいです) カテゴリ
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ニューヨーク2005: 至福の体験 “per se”
至福の体験 “per se” … 5月21日(土)
昨日と違って、今日は二日酔いはなし。昨日みたいに昼前にエネルギー切れになるといけないので、スターバックスでクロワッサンを買って、コーヒーと一緒に流し込む。外に出てみるとSixth Avenueが閉鎖されて、たくさんの屋台が出てる。そういえば今日のストリートフェアはSixth Avenueだって誰かが言ってたっけ。屋台では本当に色々なものを売ってる。バッグ、服、食べ物、飲み物…。時間があればもうちょっとゆっくりと見てたかったんだけど、今日はお昼にはリトル・イタリーで食事をする予定なので、そうノンビリもしていられない。地下鉄を使ってグラウンド・ゼロまで行ってしまうことにする。 Ground Zero(グラウンド・ゼロ)は、ご存知の通り、テロで破壊されたWorld Trade Centerの跡地。いまだに壁を修復中のビルがこの周りにいくつもあった。ここには“Freedom Tower”と呼ばれるビルが建設されるらしいんだけど、そのポッカリと開いた工事現場からは、WTCがここに建っていたことが想像できないくらい。それがまたこの事件の残忍さを再確認させてくれる。金網の横の柱には、落書きのような形で様々な人からのメッセージが。“We still remember Sydney + Jenn”。テロで友人を亡くした人のメッセージなのかもしれない。あの9月11日、友達からの電話で起こされてテレビをつけてビックリ。映画でしか見たことのないような景色が広がっていたことを覚えている。ビルが崩れ始めたときの、あのアナウンサーの泣きそうな声も耳について離れない。どうしてこの世界では、こんな想像もつかないようなことが起こってしまうんだろう? この日は本当にいい天気だっただけに、事件の悲惨さがかえって胸にしみた。 グラウンド・ゼロを後にして、市庁舎公園の中を通って、中華街を抜けリトル・イタリーに入る。中華街は拡大している反面、リトル・イタリーは年々縮小しているんだそうな。それでもまだまだイタリアン・レストランと多くのイタリア系アメリカ人で賑わっている場所だった。今日のランチは、このリトル・イタリーの中でも評判がいい、Il Palazzo(イル・パラッツォ)というレストランで。予約を取っていなかったし、この時点で時間は12:30だったので大丈夫かなと心配したんだけど、何の問題もなく、気持ちのいいサン・ウィンドウのあるダイニングルームのテーブルに通された。 Il Palazzoでの食事の感想は、ここ。 さて、お腹が一杯になった後は、SoHoの方に向けてぶらぶらと散歩することにした。本当に気持ちのいい天気で、上着を脱がなきゃ暑くてたまらない。こんな日にニューヨークのダウンタウンを散歩できるってのは本当にいい感じ。リトル・イタリーからSoHoにかけての辺りは、色々な店がたくさんあってとても楽しい。MoMAのショップとか、僕の大好きな時計Movadoの店に入ったりしながら、のんびりと北上する。ここで目に飛び込んだのが、あるギャラリーの中にあった風景画。僕の好きな色遣いで、またまた僕の好きなグラデーションをふんだんに使ってある。引き寄せられるように、このFranklin Bowles Galleries(http://www.franklinbowlesgallery.com)に入ってしまった。どうやらこのアーティストはLarry Horowitzというらしい。どちらかといえばもうちょっとタッチが細かい方が個人的には好きなんだけど、この人の作品も余裕でストライクゾーンに入ってる。じっくりと見ていると、そのギャラリーのシニア・コンサルタントの人が近づいてきて色々と説明してくれた。地下の方にある同じアーティストのパステル画とかも見せてくれたり、売り込みに力がこもってる感じ。その人が言うには、そのアーティストの絵は今日から展示し始めたばかりで、午後6時からアーティストを招いてレセプションが開かれるという。よかったらぜひ来てくださいってことで招待状も貰ってしまった。午後6時かー。今夜の予約は10時だし、もし元気だったら来てみようかな。 ギャラリーを出た後は引き続きどんどん北上してWashington Squareへ。さすがに天気がいいからか、ここは人で溢れていた。大道芸をやっている人もいれば、ブレイク・ダンスのようなことをやってるグループもあって、その周りには大勢の人だかり。噴水のわきに腰掛けて、しばし休むことにする。あー本当に気持ちいい。Fifth Avenue辺りとはまるで違う、ニューヨークのもう一つの顔。将来ニューヨークに何ヶ月か住むのが夢なんだけど、もしそれが叶ったら、天気のいい日にはこういう場所でゆっくりと過ごしたいなって思った。僕が感じるニューヨーク独特のエネルギー。アップタウンだけじゃなくて、こういう場所もそのエネルギーが溢れてる感じがする。 本当に気持ちいい! 昨日も今日も歩き続けて、もう足がビシバシ痛くなってしまっている。たはー、運動不足だなぁ。ちょっと休んだ後は、Greenwich Villageの方に歩いて行ってみることにする。そうそう、その途中で偶然レストランBabbo(http://www.babbonyc.com/)を発見。ここはフード・チャンネルで有名なセレブ・シェフMario Bataliの店。まだ行ったことがないんだけど、彼のお父さんはシアトルでSalumiというレストランを出していて、ここも美味しいと有名な店。今回のニューヨーク旅行では時間がなくてBabboに行くことができなかったんだけど、今度行くときには絶対に行ってみたいと思ってる。ここもper seに負けず劣らず予約が大変らしいけど。 Greenwich Villageでカフェに入ってアイスラテを飲んだ後は、地下鉄に乗ってホテルに戻ることにした。足が痛くて痛くてたまらないので、お風呂で足をマッサージしなければ……。ゆっくりとしたお風呂の後は昼寝タイム。これでだいぶ体力を回復することができたんだけど、これからまたミッドタウンまで戻ってさっきのギャラリーに行きたいかというと、やっぱりそこまでする気力がない。仕方がないので招待されたレセプションはパスすることにする。今から考えると行っとけばよかったなって思うけど、この時点では本当にエネルギー切れだった。今夜のper seで料理を味わう気力は絶対に残しておかなきゃならなかったし。それでもper seの予約時間10時までには間がありすぎるので、ホテルのバーでマティーニを飲んだりして時間をつぶしてた。 さていよいよ今回の旅のメイン・イベントの一つであるレストランper se(パー・セ) (http://www.frenchlaundry.com/perse/perse.htm)に行く時がやってきた。2ヶ月も前に30分以上リダイアルし続けて予約に成功(一番遅い時間しか取れなかったけど)したこの場所。レストラン業界では、あの有名なAlain Ducasseと肩を並べるくらい超セレブなThomas Kellerが2004年に開いたレストラン。一体どんな体験ができるのか、本当に楽しみだった。 per seでの食事の感想は、ここ。 食事の後は、この幸せの余韻を他の場所で壊したくないので、おとなしくホテルに直行して寝ることにした。いやー、もう幸せで幸せでたまりませーん。
by alexsea
| 2005-05-21 00:00
| 旅行記
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