From Seattle, WA, USA
by Alex
プロフィール
シアトル在住のAlexです。
ソフトウェアデベロッパーをやっていましたが現在は休憩中。日本にいるときには役者をやってたりしました。歌ったり踊ったり、食べたり飲んだりが大好きです。

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アンデス少年Alexの冒険: 「?」な新年の幕開け

「?」な新年の幕開け … 2004年1月1日(木)

 朝8時に目覚ましの音で起き…ようとするんだけど、なんだか簡単に起きられない。気づいてみると鼻の奥のほうが炎症を起こしてる感じだし、喉もカサカサしてる。微熱に全身が包まれてる感じがするし。やっばいなー、風邪ひいちゃったみたいだぞ。なんで最近は旅行をする度に旅先で風邪をひいてしまうんだろう? まあ今回は一日目が過酷だったとはいえ、この程度のことでへこたれるような体じゃなかったはずなんだけどな。やっぱり歳取った印なのかな~。きちんと体を鍛えなさいという、神様からの新年に向けての警告かもしれない。ちゃんと健康のこと考えるようにしなきゃな。

 フラフラしながら朝食を食べに行った後は、近くの銀行でお金を下ろした後、10:30に車が迎えに来てBlue Stoneというラピスラズリの宝飾店に希望者を連れて行ってくれることになってる。僕は何を隠そう、ラピスラズリの大ファン。あの青がとてもキレイだし、昔々に日本で手に入れたラピスラズリの丸い石は、今でもちょっとした自分だけのお守りとしていつもポケットに入れてるし。ラピスラズリって、チリとアフガニスタンでしか取れないんだって。だからサンティアゴに来たときから楽しみだったんだ。

 Blue Stoneはラス・コンデス地区の中にある。周りは高級な店ばかりで、まるでロスのロデオ・ドライブにでも来たような雰囲気。同じ街の中に、こんな高級な一角と、中央市場の周りのようなちょっと貧しげな雰囲気を漂わせてる一角が混在するなんて、なんだか不思議な気分だった。中に入るとすぐにチリ独自のお酒ピスコ・サワーを振舞われたりしてすごく気分がよかったんだけど、いかんせん宝飾品店だから女物のアクセサリーが多いんだよね。男物の指輪とかもあったけど、僕は指輪を着けるキャラクターじゃないし。仕方ないからさんざん迷った挙句、ラピスでできた小さいピラミッドを買ってしまった。見た瞬間に「あ、この色好きだな」って思ってなんだか呼ばれる気がしたから。こういう時はその瞬間に買っておかないと後々後悔することがわかってる。まあ男が身に着けられるラピスの品なんてすごく限られてるから、気に入ったものが一つでも見つかってよかったのかもしれない。また同じタクシーでホテルまで送ってもらって、送迎料金は無料。高級店だけのことはあるよな。でもセールスパーソンは店の中でいちいち後をつけてきたりして、なんかちょっと邪魔な感じはしたけど。ああいう店では「何か質問があったら答えますからいつでも言ってくださいね」って、ほといてもらえるのが一番嬉しいんだけどな。まーいいけど。

アンデス少年Alexの冒険: 「?」な新年の幕開け_d0113429_18555090.jpg
ラピスラズリのピラミッド 約US$60

 今日は薬局とかも全部休みってことを聞いてたから風邪薬は絶望的かなと思ってたんだけど、ランチを食べようと思ってホテルの外に出てみると、なんと道路の向かい側の薬局が開いてるじゃないですか。ラッキーってことで、風邪薬をそこで買って、近くのバーガーキング(ここしか開いてない!)でチキンバーガーを食べた後、薬を飲んで、ホテルに帰って集合時間の2時までベッドで寝てた。そのお陰で、起きたときにはだいぶ体調は良くなってた。

 今日は街の中はどこも閉まっているということで、Valle Nevadoというアンデス山脈の一角にある、スキーリゾートで有名なホテルに行って、そこでプールに入ったりゆっくり過ごしたりするってのがスケジュールに組み込まれてる。2時に出発したバスはスイッチバックの山道をどんどん登って行って、Valle Nevadoに到着したのはなんと4時。チリ独特とも言える薄茶色のはげ山の風景が珍しくて、外を見ることに熱中してたからあまり長いとは感じなかったけど。しっかし初めてのアンデス山脈、やっぱりデカイよ~。標高3500m以上ってことで、ホテルに着く頃には高山病の症状らしい頭痛がし始めてたもん。さすがスキーリゾートで有名な場所だけあって、ホテルは豪華だし、周りの景色もとてもいい。街中では30度近くあった気温が、ここでは肌寒いくらい。

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スキーリゾートなんだよね、ここ

アンデス少年Alexの冒険: 「?」な新年の幕開け_d0113429_18555984.jpg
だからホテルはなかなか豪華

 ホテルの中に入ってすぐに、Dennisが足裏マッサージの予約を入れてるのを見て、僕もリラクセーション・マッサージの予約を入れてしまった。どうやらマッサージセラピストは一人だけらしく、Dennisと僕で予約が一杯になっちゃった。他の人に悪いことしたなって気がしたけど、みんなはそれぞれプールで泳いだり、山道を散歩したりとかして、結構楽しい時間を過ごしてたみたいで、なんとなくホッとした。時間スロットの関係上、予約を入れてすぐマッサージ開始ということになっちゃってなんか慌しかったけど、旅の疲れを癒してくれるようなマッサージはなかなか気持ちよかった。すごく最高とまではいかないけど、まぁ痒いところに手が届くってレベルには到達してたな。最後には気持ち良くて寝そうになっちゃったくらいだもん。

 マッサージを終えて外に出ると、ガイドのAmarantaがみんなはレストランの外にいるってことを教えてくれたので、早速行ってみた。マッサージが終わったばかりだからか空気が薄いせいかわからないけど、レストランまで辿り着くのにゼーハーしちゃってたのには驚いた。Dennisに貰ったPotassiumの錠剤とコーラを飲んで、やっと落ち着いたけど。天気は快晴。周りはアンデスの山に囲まれていて、肌に冷たい風が吹きぬけていく。その中でシアトルの美味しいレストランの話題にしばし花を咲かせてた。スポーツとかの話題になるとぜんぜんついていけないんだけど、レストランのことなら任せてくれい! 他のコーラスから来た人は僕がすごく静かなヤツだと思ってたらしいんだけど、レストランの会話に目を輝かせて喋りまくってる僕を見てビックリしたらしい。好きな話題には誰だって饒舌になるよね?

 ディナーは8時からだったので、それまで外をちょっと歩いてみたり、旅行記を書いたり、ソファでちょっと昼寝したりしてた。ここのディナーはバフェ形式。セレクションは多かったんだけど、味はまあまあ程度。レストランのレベルによって僕の味の敷居も自動的に上がり下がりするようになってるので、あまり不満はなかったけど。食事の間に日が沈んで、赤い光が当たって影が濃くなった山々がとても印象的だった。まるでグランドキャニオンの底にいるような気がしてた。

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なんとなく美味しかったかな?

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「今はまだ遠いアンデスの山…」

 ディナーが終わってホテルを出たのが9:30頃。もう真っ暗な道をどんどんスイッチバックで下がっていく。途中でちょっと車を止めてみんなで外に出て星を眺めてみた。街は遠いからそこからの光はあまりないんだけど、今日は半月だったもんだから月がすごく明るくて、思ったほど星は見えなかった。それでもシアトルや東京に比べれば100倍以上の星が見えたけどね。逆さまオリオン座も見えたし、南十字星も発見できたしで、みんな結構興奮してたみたい。最近はなかなか星を見る機会ってなくなっちゃったけど、時々こういう時間があると心が洗われる感じでいいよね。

 天文観測休憩の後はホテルまで直行。結局帰り着いたのは11:30を回ってから。いやー本当に今日は長旅だった。でも向こうのホテルでゆったりとした時間を過ごせたから、それでネガティブな面が打ち消された感じでよかった。明日はバルパライソとビーニャ・デル・マルに行く予定。明日までに少しは風邪がよくなってるといいんだけどな。
by alexsea | 2004-01-01 00:00 | 旅行記 | Comments(0)
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