From Seattle, WA, USA
by Alex
プロフィール
シアトル在住のAlexです。
ソフトウェアデベロッパーをやっていましたが現在は休憩中。日本にいるときには役者をやってたりしました。歌ったり踊ったり、食べたり飲んだりが大好きです。

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アンデス少年Alexの冒険: 最低な最終日

最低な最終日 … 1月7日(水)

 …寝る前にいい日でありますようにと祈ったものの、起きてみたら気分は最低最悪。頭はガンガンするし体はだるい。お腹の調子もすごく悪いみたいだ。これって風邪がまた帰ってきたのか? それともお腹に来るインフルエンザ? それとも昨日はしゃぎすぎて高山病がぶりかえした? 要因がたくさんありすぎてどれが本当なのかなんてわからなかったけど、とにかく最低に気分が悪いってことだけはわかってた。なんとかシャワーを浴びて朝食を食べに行ったのはいいけど、部屋に帰ってきたらもう動けるような状態じゃない。午後にリマに向けて飛行機に乗る前にクスコの町の観光をしたいと思ってたのに、この体調じゃとてもそれどころの騒ぎじゃない。今日はリマからその足でロスへの飛行機に乗らなきゃいけない日。無理に観光して完全に体を壊したら帰れなくなっちゃうかもしれない。観光は泣く泣く諦めて、チェックアウトしなければならない12時くらいまでベッドで横になって寝てた。あー、ここまで来てクスコの観光ができないなんて、悲しいよう。

 リマ行きの便はクスコ3時発。ランウェイに出て加速していよいよ飛び立とうというときに、急ブレーキで減速、飛行機はまたターミナルに戻ってしまった。なんでもエンジンの一つが異常加熱してるというセンサーの報告らしいので、客をみんな降ろした後エンジンチェックをしなきゃいけないらしい。当然のようにブーブー言う客たち。僕たちの便がこの日最後のフライトらしいので店はみんな閉まってるし、頭はガンガン痛くて体はだるいし、待ってる時間が地獄に感じた。やっとこの高度から逃れられると思ったのに…。1時間半ほどのチェックの後、幸運なことに2時間遅れでリマへ向けて出発することができた。

 あんなにガンガン痛かった頭なんだけど、飛行機に乗ってるうちに痛みがなくなってきたことに気づいた。リマに着く頃にはあの頭痛はどこへやら。お腹の調子を除いては、全て正常に戻ってしまった。やっぱりすべて高山病の症状だったんだなぁ。僕の体は標高3500mには耐えられないらしい。高山病、恐るべし。リマで“濃い”空気を肺一杯に吸い込めたときには、もう二度と高地には戻るまいと思ったもん。

 今夜のLAまたはNY行きの便にはかなり時間があるので、みんなでレストランで今回のツアー最後のディナーをすることになっていた。僕たちが行ったのは海岸沿いにあるレストランLa Rosa Nautica。桟橋の先端にあるレストランで、すごく雰囲気がいい。着いたときにはもう真っ暗だったんだけど、飛行機が遅れなければ夕日が見えてもっとキレイだっただろうに。最初のエビ入りシーザーサラダはとても美味しかったけど、メインディッシュのSea BassのLa Rosa Nauticaスペシャルは、まあまあ美味しいことは美味しいんだけど、しつこすぎて半分以上残してしまった。シアトルのSalty’sもあることだし、景色のいいレストランって料理のクオリティが高くないってのが定番だからそれを恐れてたんだけど、なんかその通りになっちゃったみたい。「まあまあ」くらいは美味しかったんだけどね。10日間一緒に旅行してきた仲間と別れるのは悲しかったなぁ。

アンデス少年Alexの冒険: 最低な最終日_d0113429_1930258.jpg
エビ入りシーザーサラダは最高だったけど

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メインのSea Bassが重すぎる…
半分も食べられなかった

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フェアウェル・ディナー

アンデス少年Alexの冒険: 最低な最終日_d0113429_1930811.jpg
苦楽を(?)共にした仲間たち

 食事の後は、NY便の出発までに「dangerously close(危険なほど近い)」だったんで、大慌てでお金を払って(誰がどのレシートかってレストランが全然把握しきれてなかったもんだから大混乱。またもや下がるこのレストランの評価)、バスで空港まで向かい、NY便の人たちを先にチェックインさせた。LA便は午前1:30の出発。落ちるんじゃないかと思うくらい揺れに揺れたフライトだったけど、6時間はゆっくり眠れたからよかったな。LAでは約4時間待ってやっとシアトル行きの飛行機に乗り込み、夕方4時ごろ寒いシアトルに到着。2~3日前に大雪が降って、もし帰るのが前日だったら空港が閉鎖されてたかもしれないんだって。予定通りに帰ることができてよかったけど、雪をミスったのは残念だったなぁ。

 初めての南アメリカ。とても大きな都会の場所もあれば、まだ開発途上国の顔の場所もあるちょっと不思議な場所だった。子供の頃『アンデス少年ペペロの冒険』をテレビで見たときから、いつかアンデスの辺りに行ってみたいとずっと思ってた。その夢が実現して本当に嬉しかった。マチュピチュの遺跡では雨が降ってて遠くの方はよく見えなかったけど、霧と雲に包まれた遺跡はとてもミステリアスだったし。もしかすると晴れてる時よりもいい体験したかもしれないな。また行く機会があるかどうかわからないけど、あのアンデスの山々と人々の笑顔、ずっと忘れないと思う。
by alexsea | 2004-01-07 00:00 | 旅行記 | Comments(0)
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