From Seattle, WA, USA
by Alex
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シアトル在住のAlexです。
ソフトウェアデベロッパーをやっていましたが現在は休憩中。日本にいるときには役者をやってたりしました。歌ったり踊ったり、食べたり飲んだりが大好きです。

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フランス・イタリア食べ歩きの旅: 至福のランチ 【パリ】

至福のランチ 【パリ】 … 4月16日(金)

 高い朝食をホテルのレストランで食べ(一人€22だって。ボリ過ぎだよね)、9:30にオープンするというエッフェル塔(Tour Eiffel)に向かう。僕は卒業旅行の時に上って以来だから15年ぶり。エッフェル塔に着くと、もう西側のエレベーターへの入り口の前には長い列ができていた。晴れてはいるものの、まだ朝なので気温が低い。それに風が絶え間なく吹いているので結構寒かった。待つこと約20分、いきなり並んでいた人たちが不満の声を上げながら、東側の入り口に移動していく。よく見ると、今まで“Elevator Only”って書いてあった西側の入り口の電光掲示板が“Pillar Closed”に変わってる。…普通ここまで人を待たせておいて、入り口を変更するか~? 仕方ないので、東側の足の下にある入り口に並ぶことにする。一旦列が解体した後だったから、並ぶ列も混乱を極めてたけどね。横入りしようとする韓国人カップルをなんとか押し切り、チケットを買ってエレベーターに乗り込んだ。

フランス・イタリア食べ歩きの旅: 至福のランチ 【パリ】_d0113429_19475520.jpg
激写・エッフェル塔

 エッフェル塔には3つの展望台があり、どこまで行くかによって値段が違う。僕たちはせっかく来たんだからということで、一番上の階まで上ることにする(€10.40)。2層目まではエッフェル塔の足を伝うエレベーターで上り(これが結構揺れて怖い)、そこで中心を上るエレベーターに乗り換えてから最上階まで行く。3層目は外にも出れるんだけど、網が張ってあってなんか開放感があまりなかったんで、ざっと回ってから2層目に戻ることにする。よく覚えてないけど、卒業旅行で来た時には2層目までしか上らなかったんじゃないかな。高さはかなり違うものの、ここには網が張ってないので、のびのびとパリの街を眺めることができる。凱旋門やコンコルド広場、サクレ・クール大聖堂なんかが見渡せて気持ちよかった! ニューヨークの空港で、パリは金曜日に雨が降るなんて予報を見てたもんだから、この晴れの天気に感謝。

フランス・イタリア食べ歩きの旅: 至福のランチ 【パリ】_d0113429_19475946.jpg
凱旋門方向の景色

 エッフェル塔を下りた後は、お約束の、シャイヨー宮(Palais de Chaillot)からエッフェル塔を眺める写真を撮ることにする。この頃になると太陽も大分上がってきて、ポカポカと暖かくなってきてたから嬉しかった。完全に逆光っぽかったけど、やっぱりここからのエッフェル塔の眺めは素晴らしい。

フランス・イタリア食べ歩きの旅: 至福のランチ 【パリ】_d0113429_1948261.jpg
シャイヨー宮からの景色

 その後は地下鉄に乗って、凱旋門(Arc de Triomphe)まで向かうことにする。この頃になると結構足が疲れていたので、「すぐ下まで行って見なくてもいい」という母の言葉が嬉しかった。すぐにシャンゼリゼ大通り(Av. des Champs-Elysées)を歩き始めることにする。シャンゼリゼでは今までショッピングしたことがなかったんだけど、celio*という店でいいシャツが目に入ってしまったので、ここで買い物をしていくことにする。レストランの予約は12時半で、まだ時間があったし。結局この店が個人的なツボにハマっちゃって、最終的に4枚もシャツを買ってしまった。あとシャンゼリゼ大通りにはメルセデス・ベンツのショールームがあって、そこに僕の持ってる車(SLK)の2005年モデルが飾ってあったので、入って興味深く見てしまった。2005年モデルはデザインに大きな変更が加わっていて、すごく気に入ったからもうシアトルで注文しちゃってるんだよね。以前のちょっとレトロな雰囲気のインテリアと違って、今度のインテリアはすごくフューチャリスティック。夏の終わりごろ来るらしいけど、早く乗りたいぜー。

フランス・イタリア食べ歩きの旅: 至福のランチ 【パリ】_d0113429_1948646.jpg
シャンゼリゼ大通りに現れた巨大なバッグ。
ルイ・ヴィトンの改装中のカバーなんだけどやることがデカすぎる

 シャツを買ったり車を見たりしてて時間を使ってしまったので、レストランの予約時間にかなり近くなってしまった。ちょっとだけ早足で歩いて、シャンゼリゼから少し外れたところにあるホテル、ル・ブリストル(Le Bristol)に12時半ちょうどくらいに着いた。

 Le Bristolでの素晴らしいランチの様子は、ここ

 お腹も爆発寸前ですっかり満足した後は、体調もOKということで、地下鉄に乗ってサクレ・クール大聖堂(Basilique du Sacré Cœur)に行ってみることにする。モンマルトルにはこういう春の陽気がすごく合ってる。初めてケーブルカーを使ってサクレ・クールに上ると、目の前に広がるパリの景色と、柔らかで暖かな午後の風景。こりゃ人を惹きつけて止まないワケだ。サクレ・クールの前の階段にはたくさんの人たちが腰掛けて、思い思いの時間を過ごしていた。大聖堂の中ではミサが終わった直後みたいで、コミュニオン(神父の人たちにウェハーみたいなものを一人一人もらいにいくアレ)が行われていた。以前来た時にはものすごく混んでてイモ洗い状態だったんだけど、今回はそれほど混んでいなかったので、もっとじっくりとこのビザンチン様式の建造物を見ることができた。パイプオルガンの曲が流れる中、コミュニオンを受ける人々を見ていると、宗教というものの良い面を心にダイレクトに感じることができる。人の信仰心はとても美しい。その美しいものを悪用する政治と、それと結びついた宗教の悪い面は、なんて醜いんだろうと思ってしまう。

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サクレ・クールから望むパリの街

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モンマルトルの階段

 ランチでかなり休めたものの、もうかなり疲れてきている。今夜はリド(Lido)でショーを観る予定なので、一度ホテルに帰って休むことにする。胃薬を飲んでから昼寝したんだけど、起きてもやっぱりまだお腹がもたれてる。…そりゃそうだよなぁ。あんな大ランチを食べ終わってから、まだそんなに経ってないんだもん。まぁリドでは食事よりもショーがメインなので、あまり食べなくても全然OKだ。ちょっとだけいい服に着替えて、シャンゼリゼ大通りに向かうことにする。

 リドに着くともうかなりの人が並んでいた。僕たちが通されたのは、舞台のレベルよりも二段上がった舞台に向かって左端の席。最高の席とは言えないけど、6人がけのテーブルの一番舞台よりだったし、段差のすぐ上のテーブルだったので、前のテーブルの人たちの頭が邪魔になることもなかったので、結果的になかなかいい場所だったのかもしれない。係の人に言って席を替えてもらっている人たちも何人もいたけどね。僕と母はまずアーティチョークの酢漬けのアピタイザーから始まって、スタッフド・チキンがメイン、デザートはクレム・ブリュレというコースを頼んだ。最初のアピタイザーもメインコースもほとんど食べずに残してしまった。まだ胃がもたれまくりだし、メインのチキンの臭いこと臭いこと。もうちょっといいチキンを使ってくれよって言いたくなるくらい。なもんで、僕たちはメインに付いてきたピラフだけを食べて、シャンペンを飲みながらショーを待った。母は美味しいって食べてたけど、クレム・ブリュレも甘すぎ。まー食事がメインじゃないんだけど、ちょっと金の無駄遣いだったなって感は否めなかった。

 ショーはさすがに良かった! 最初はどうしても以前行ったムーラン・ルージュ(Moulin Rouge)と比べてしまってたんだけど、途中からどうでもよくなって、最後は心から楽しんでた。結果として、リドとムーラン・ルージュはどちらも同じくらいのレベルだと思う。曲芸は全部で4種類。空中ブランコにつかまって、まるで軟体動物のように体をグニャグニャ曲げてしまう女の人。巨大な砂時計の上でバランスを取りながらポーズを取る男の人。天井から垂れている布を体に巻きつけながら、これまたバランスを取ってポーズを取る違う男の人(最後には奈落に落ちそうになる演出も)。アイススケートの男女のカップル。どれも息を呑むような素晴らしさだった。もちろんダンスもスゴかった。メインの女性シンガーは、まるでティナ・ターナーのような豪快な唄い方だったし。でも母にとっては曲芸の方が楽しかったらしく、ダンスシーンでは居眠りをしてしまったらしい。まぁミュージカルとか好きじゃないと、こういうのはダメなのかもね。しっかしこのショーを一晩に2回やるって、全部同じキャストなのかな? これってすんげー重労働だと思うんですけど。このリドのショー、今回のお値段は二人で€280。ショーだけなら一人€80だけど、その分席が悪かったりするらしい。

 リド、来てよかった。これでパリの2大ショーは制覇したことになるぞ。興奮した頭を抱えてホテルに戻り、すぐに寝てしまった。
by alexsea | 2004-04-16 00:00 | 旅行記 | Comments(0)
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