![]() From Seattle, WA, USA
by Alex プロフィール
シアトル在住のAlexです。
ソフトウェアデベロッパーをやっていましたが現在は休憩中。日本にいるときには役者をやってたりしました。歌ったり踊ったり、食べたり飲んだりが大好きです。 ● 詳しいプロフィール ● 旅行記メニュー (個人的に連絡を取りたい方は、メールアドレスの入ったメッセージを非公開コメントとして残していただけると嬉しいです) カテゴリ
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フランス・イタリア食べ歩きの旅: 贅沢な夕涼み 【ヴェネツィア → フィレンツェ】
贅沢な夕涼み 【ヴェネツィア → フィレンツェ】 … 4月21日(水)
10:32分発のフィレンツェ行きの電車に乗るために、9:30頃ホテルを出発。やっぱり予約チケットに座席番号が書いてないのが気になるので、駅のインフォメーションで尋ねることにする。客が入ってきても振り向きもせずコンピュータと格闘している愛想のすごく悪いおじいさんに尋ねると、まるでバカにするかのように、ここが時間でしょ、ここが列車番号でしょ、とか一つ一つ丸をつけてくる。座席のところになると、ちょっと間が開いたものの、“2人分”という意味だろうと思われる02というところに丸をつけて、これが座席番号だという。ホントかよ~とか思いながら電車に乗ったんだけど、案の定02などという座席はない。みんな10以上99以下。仕方ないので電車が出発するまで待ってから、空いた席に座ることにする。他の人のチケットのトラブルを聞いているらしい車掌を捕まえて、どうなってるのと聞いてみると、彼も「これはおかしい。普通なら座席番号が印刷されているはずだ」と言っている。隣の車両に連れて行かれて、ちゃんと空いている座席に座らせてくれたからよかった。あー、でもこれはこのチケット発券会社にクレームをつけなきゃな。フィレンツェからローマに行く電車でも同じことを繰り返さなきゃいけないのか…。 それとね、始点から電車に乗るときには、プラットホーム番号が表示され次第、即効でその車両の入り口に行って一番先に乗車することをオススメする。そうしないと、車両の端についている荷物置き場が一杯になってしまうし、満員の電車なら下手をすると頭上の荷物置き場まで誰かに取られているなんてことになりかねない。僕たちの場合は一番前にいたんだけど、荷物運びのおじさんが横入りしてどんどん荷物を置いていっていた。こりゃアカンというわけで、僕も負けじと乗り込んで、唯一残った荷物置き場に僕のバッグを置くことができた。 ![]() フィレンツェには予定通り午後1時半頃到着。晴天でぽかぽか陽気で、歩いているとはっきりいって暑い。部屋に着いたら着替えなきゃな。予約してあるHotel Parisは駅から徒歩約10分ほどのところにある。僕たちの部屋は4階。…でもなんとここのエレベーター、改装中で使えないらしい! 僕はいいけど、母にとってはここの階段の上り下りは大変だよー。そのせいなのか何なのか、部屋はジュニアスイートみたいなところでデカイ! ベッドも大きいのがちゃんと二つあるし、バスルームも二つある。天井も高くてアーチになってるし、天井の端の方に昔のペイントが見える。たぶん昔はこういうのが書かれていたってのを示すために、改装のときにもそこをワザと残したんだと思う。まさかヨーロッパでこんな広いところに泊まれるとは思ってなかった。スタンダードルームを予約したんだけどな。チェックアウトのときに高い料金を請求されなきゃいいんだけど(ちゃんと大丈夫でした)。 ![]() 荷物を置いて一息ついた後は、ランチ&観光に出かける。ドゥオーモ広場まで歩いて行って、ドゥオーモの壮大さや洗礼堂に感動しながら中に入ろうとすると、母が「お腹空いたよ」とのこと。そういえば興奮してて感じなかったけど、朝食から何も食べてなくて今は2時なんだよな。ってわけで、洗礼堂のすぐ道を渡ったところにあるピザ屋に入って、お腹に何か入れることにする。今日は7時半に夕食の予約をしてあるから、あまり満腹になってもダメなんだけどね。 ![]() さてお腹がふくれた後は、とにかく素晴らしい装飾のドゥオーモ・花の聖母教会(Duomo/Cattedrale, Santa Maria del Fiore)に入ってみることにする。中に入ると、ひんやりとした涼しい空気と、巨大な建物から来る荘厳さが身を包む。『最後の審判』のフレスコ画もスゴかった。たぶんヴァティカンのシスティーナ礼拝堂のヤツはもっとスゴイんだろうけど、これも圧倒的な迫力があって、しばしの間見入ってしまった。しかしこの建築物、外の豪華さと中の質素さの差が激しいかも。その後は洗礼堂(Battistero S. Giovanni)に入ったんだけど、ここの天井にあるモザイクも金色に輝いていてスゴかった。宗教のパワーだぜ。ドゥオーモのクーポラ(丸い天井部分)かジョットの鐘楼(Campanile di Giotto…これもデザインがスゴイ)に上りたかったんだけど、いかんせん68歳の母に500段もの階段を歩いて上れというのは酷な注文。もしかしたら明日美術館巡りをした後に一人で上りにいくかもしれない。 ![]() ![]() ![]() ![]() サンタ・クローチェ教会に向かってドゥオーモ広場を離れたのはいいけど、なんだかクシャミが頻繁に出てしまう。中がヒンヤリしてたから、汗が冷えたのかなとも思ったんだけど、そのうちクシャミが止まらなくなって、鼻水も出て、目も激カユになってきた。…来たよ、また、花粉症が。そういえばパリでは花粉症の症状があったけど、ヴェネツィアではなかったな。一応用心のためにと、アレルギーの薬を毎晩飲んでるんだけど、その効き目を凌駕してしまうくらいの酷さらしい。今これを書いているときも、両目が真っ赤っ赤。パリに着いたときに、花粉症を追いかけてるみたいだなんて冗談で書いてたけど、冗談にならなくなってきたんですけど。これにあの咳を足すと、もうほとんど三重苦状態? もうたまりませーん。出発前の腰の痛みがなくなったのはよかったけどね。 サンタ・クローチェ教会(Santa Croce)は、フィレンツェ最古の広場であるサンタ・クローチェ広場に面している。なんとなくのんびりとしたいい雰囲気。でもやっぱり中に入ると、重鎮な空気に身を包まれる。ここにはミケランジェロやガリレオ・ガリレイなんかの墓が納められているらしいんだけど、それはやっぱり一般公開はされていないのかな、見つからなかった。ここの金色のレリーフ『受胎告知』は有名らしい。このテーマってウッフィツィにも山ほどあるらしいから、明日を期待しちゃおう。この教会には中庭があって、緑と鳥の声に溢れていて、とても平和な情景だった。付属美術館もサッと通り抜けただけなんだけど、歴史に興味のある人には面白い場所なのかも。 ![]() ![]() ![]() ![]() そろそろ歩き疲れてきたので、シニョリーア広場(Piazza della Signoria)を通ってホテルに戻ることにする。シニョリーア広場にはポセイドンの噴水とかがあって、観光客の写真の的になってた。ダヴィデ像のコピーもこのワキにあるんだけど、なんか周りが修復中らしくて鉄のパイプが組まれてた。この広場いいなぁ。明日時間があったら、ここらへんをブラついてみたいもんだ。 ![]() 途中でジェラートなんかを買って食べたりした後、ゼーゼー言いながら階段を上ってやっと部屋に辿り着き、ベッドで少し休んだ。なんだか充電・観光・充電・観光を繰り返してるみたい。年を取った母はともかく、僕まで休憩が必要なのは一体どういうわけだ。それだけ僕も年を取ったってことですか? 今日の夕食はIl Latini。ここでのディナーの詳細は、こちら。 ディナーにすっかり満足して、お土産にVin SantoとCantucciniも買ってからホテルに戻った。部屋がすごく暑かったので、窓を開けて夕涼み。目の前に見えるレンガ色の屋根、その向こうにはサンタ・マリア・ノヴェッラ教会の鐘楼が見える。星もいくつか見えて、とてもいい気持ち。あー、こんなゆったりとした時間、贅沢だよなぁ。 ![]()
by alexsea
| 2004-04-21 00:00
| 旅行記
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