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by Alex プロフィール
シアトル在住のAlexです。
ソフトウェアデベロッパーをやっていましたが現在は休憩中。日本にいるときには役者をやってたりしました。歌ったり踊ったり、食べたり飲んだりが大好きです。 ● 詳しいプロフィール ● 旅行記メニュー (個人的に連絡を取りたい方は、メールアドレスの入ったメッセージを非公開コメントとして残していただけると嬉しいです) カテゴリ
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The Bright Days: フォトン初体験
何はともあれまずゲームをしてみなければ…ということで、レセプションカウンターにチケットを出しに行く。チケットと交換にもらったバーコードつきのステージングカードは、なんだかコンピュータに組み込むメモリカードのような感じがして、もうその時から雰囲気に飲まれていたような気がする。
ステージングボードに番号が表示され、ステージングエリアには“ALERT”のサインが点滅する。いよいよステージングだ。どんどん緊張してくる。いままでこういった遊びでこれほどまでに緊張したことがあっただろうか? まずはフォトンのユニット装着。衛生キャップを頭にかぶり、パワーパックを腰に巻きつけ、コントロールポッドとヘルメットを身に付ける。最後にフェーザーを手に持ち、ユニット装着完了。総重量10kgもあると聞いていたユニットは、パワーパックを腰に巻きつけてしまうせいか、それほどの重みがあるとは思えなかった。しかし体にズッシリとくるその重量感は、とてもリアリティのあるものだったことを記憶している。 コマンダーからフォトンの説明を受ける。ゲームはレッドとグリーンの2つのチームに分かれて行なわれる。最初の持ち点は1000点。敵を撃つ毎に+10点、敵に撃たれる毎に-10点、味方を撃ってしまうと-30点。敵に撃たれるか、味方を撃ってしまうと、自分のユニットが5秒間停止してしまうので、逃げるなり隠れるなりして、撃たれ続けないようにしなければならない。点数はフィールドの外のディスプレイにリアルタイムに表示される。ユニット音は敵を撃った時、外した時、味方を撃った時、敵に撃たれた時で全て違うが、この4つの音さえ覚えていればOKなので、なんとなく安心した。 説明を受けた後、みんなでフィールドに入っていく。ラウンジよりももっと暗く、まるで迷路のようなフィールド。様々な光が明滅していて、とてもいつもの世界とは思えない。コマンダーが説明してくれたベースターゲットも、「こりゃー恐くて絶対に取りに行けないなー」などと、ゲームが開始される前から弱気になっていた。 “Welcome Photon Warriors...” ゲーム開始のアナウンスが始まる…。全身に鳥肌が立ってくるのがわかる。 “Commence your strategic maneuvers at audible command signal.” “Five, four, three, two, one... Begin!!” 八方に散ってゲームを開始する味方たち。僕はどうしていいのかわからずにウロウロするばかり。エンジンルームの中でしばらく戸惑っていたら敵が2~3人入ってきた。撃たれるのが恐くて恐くて、そのままカタコンベ方向に逃げ出したと思う。……そのゲームに関してはそれ以上覚えていない。出てきたときの点数は1000点をほんの僅か割っていた。 最初のゲームこそわけがわからず逃げることのみを考えていたが、二度三度とプレイするうちに、どういう場所で敵を撃てばいいのかがなんとなくわかってきて、撃たれても逃げながら反撃できるようになってきた。敵に追われてロワーレベルのエンジンルームを通るときに、頭上の赤色のライトがグルグル回っていて、まさに『エイリアン』の宇宙船の中で追いかけられてるみたいだと、悠長にトリップしていたことも記憶にある。 気に入ったのは雰囲気ばかりではない。もともと負けず嫌いの性格のため、高校や大学では得意科目のテストの点数を友人と競い合っていたものだが、フォトンのプレイ後にディスプレイに表示されているスコアも例外ではなかった。経験者とは差がつくのは当然としても、同じ日に始めた仲間に自分より高い点数をとられたくない…、その一心でひたすら敵を撃ち続けた。結果から言えば、頑張った割りには今から考えると悲惨なスコアだったが。 こうして僕は、一発でフォトンの魅力にとりつかれてしまったのである。逃げ出す術はもはや存在しない。あとはズブズブと深みにはまっていくのみである。結局この後、デフォルトで土曜と日曜はフォトンに行くことになってしまった。そしてこれから2年間のほとんどの土曜日は、フォトンのためだけに拘束されてしまうことになったのである。
by alexsea
| 2001-03-04 00:00
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