From Seattle, WA, USA
by Alex
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シアトル在住のAlexです。
ソフトウェアデベロッパーをやっていましたが現在は休憩中。日本にいるときには役者をやってたりしました。歌ったり踊ったり、食べたり飲んだりが大好きです。

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The Bright Days: オフィシャルトーナメント初体験 …… ROUND 5 (1989年7月15日)

 チームを結成すると、さっそくPSN(Photon System Network)からオフィシャルトーナメントへのお誘いがリーダーとサブリーダーに送られてきた。チーム戦というものもあまり経験していなかったし、僕としてはトーナメントに参戦するのはまだ時期早尚かもしれないと思ったのだが、keiの「負けても0.5ポイント貰えるんだからやろうよ」との呼びかけで、結局参加することになったのである。しかしチーム戦をこなしていくには、初心者集団ゆえの様々な問題があった。

From: games.allround [ Author: pcs26075 (GAKU) ]
Title:HOBBY : PHOTON [Maneuver 2] <>
Date : 7:50am 6/28/89

ALEXさんがみんなでチーム用の作戦を出し合って,討議しようと言って
いたので,作戦ではないですけど,思い当たった事を挙げたいと思います.
皆さんはこの辺をどうお考えでしょうか?

まず,作戦を完璧に,かつ,迅速に行うためにはそれぞれの役割,分担をはっきり
と決めておく必要があります.更に,チーム内で最も決断力があり,
なおかつ瞬時に状況を分析,把握できる人物をコマンダーとして定め,その人物
のもと一糸乱れぬチームワークで戦うことがチーム戦においては絶対に必要だと
思います.極端な話をすればコマンダーに「GAKUは敵のおとりね.うまくひき
つけておいてよ.他のみんなはそれぞれ組になって基地を死守ね.僕はターゲット
を取りに行って来るから.がんばってね.」といわれても,それに対して素直に
従えるようにならなければどんなに素晴らしい作戦を立てたとしてもそれを遂行
させることは出来ないと思うんです.また,そのためには,ある程度の経験と腕が
なければいけないのはもちろんですが,やはり全員が「あくまで自分達は,チーム
として勝つことを目的としており,個人の成績のためにうごくのではない.」
ということを念頭において全ての行動を起こす必要があるとおもいます.
また,作戦といっても,ぼんやりとした輪郭だけを決めてやるのではなく,
だれとだれはどこぞへ,だれはあそこへ,という風に詳細に詳しく順を追って,
その場で取られるであろう敵の行動に応じた作戦をも検討しつつ,それを各自が
しっかりと守りぬいてこその作戦行動だと思うんですよね.そろそろ,僕らも
真剣にその辺を考えないと,いけない時期に来てると思うんです.(特にリーグ
に出るならば)またそうしないと,ただ,だらだらと試合をしているだけになって
しまうんではないでしょうか.
でも,そのためには常に7人がいなくてはならないんですよね.最低でも.
今の構成ではとてもそんな余裕はないし...

うーーん.まあ,僕が言いたかったのは,本当にチームとして勝利を狙うなら,
それなりの覚悟と認識が,最低でも主力メンバー7人になくてはならないでしょう
.と,言いたかったんです.
やはり,もっと,もっと人を呼び込まなければ,だめなんでしょうねー.きっと.
LUNATICとかそのへんはすごそーだもんなあー.

GAKU.


 トーナメント参戦を決めた日から、チーム戦を今までにも増してプレイするようになった。相手チームは、NIFTY-Serveのチーム“TTYF”。同じ『ネットチーム』だということで妙に親近感があって、いつも人数さえ集まればチーム戦を申し込んでいた。こちらの人数が足りないときにはヘルプとして入ってもらうこともあったし、2つのチームを合わせて『ごちゃまぜリーグ』をやった時もあった。この頃、TTYFと同じように合同練習でお世話になったのが“FARANCS”。HOBGOBLINを始めとするこのチームは、今から考えてもこの頃から強かったと思う。GARGOYLEとVAMPIREの正確なポジショニングと射撃に加えて、HOBGOBLINによるプレイ中の指揮など、本能としか思えない動きは本当に驚異に思えたものである。
 とにかく最初の頃は、地形も把握しきれていない上に作戦をどうやって立てたらいいのかもわからずに、チーム戦をやってもボロボロの結果だったことを覚えている。そんな中での『ごちゃまぜリーグ』は、地形や作戦、連携といったものをベテランプレイヤーから吸収するのにはもってこいのトレーニンググラウンドだったといえる。特に、パブリックゲームでは不要だった「味方との連携」を学べたことが後々の発展に結びついたのだと思う。

 ラウンドとは直接関係はないが、僕が初めて2000点以上得点を出したのもこの頃だった。7月2日に2230点をパブリックゲームで獲得したのである。この頃は2000点を越えることが一種のステータスシンボルのような気がしていて、2000点以上出して初めてベテランプレイヤーの仲間入りをすることができると思っていたのだ。この後随分いろいろな人から「鬼畜」とからかわれたが、負けず嫌いの僕としては、チームの中で最初に2000点以上を出せたのが本当に嬉しかった。

 そうそう、「鬼畜」や「ゲット」などの言葉が流行り始めたのもこの頃。GAKUが最初に使い出した言葉がほとんどだが(「ゲット」はHOBGOBLIN)、これらの言葉はαベース中に、またネットワークを通じて様々なフォトニアンにまたたく間に広まっていった。

From: games.allround [ Author: pcs26075 (GAKU) ]
Title:HOBBY : PHOTON [Maneuver 3] <>
Date : 1:39am 7/11/89

フォトン用語講座(その2)
は~い.お待たせしました.用語講座第2弾です.講師はおなじみ,
GAKU(またの名をLV7 NINJA)です.

「げっとぉ,げっとぉ」=ホブゴブリン氏が,よく叫ぶ言葉です.最近は
あまり叫びませんが,昔はよく叫んでました.
ちなみに,敵を撃つことを「げっと」といいますが,
語源はここです.ほぶは,他にもいろいろ奇声をあげま
す.見つけたらよく観察しましょう.

*鬼畜=おまちかね,鬼畜です.一般に鬼畜=AOOX(伏せ字を使ってもすでに誰
にでも分かってしまうあたり,恐い.)といわれていますが,隠れ鬼畜も
 た~っくさんいます.よーするに,なにも分からない初心者を追い回して
 撃ちまくったり,あまつさえ,クリアー撃ち(後述)で暴利をむさぼって
 高スコアをマークし,「点が高ければいいも~ん.」とか,「悔しかったら
ぬいてみな~.へん」とか言ってしまう人の事をさします.
「いっやっだっよ~~ん」とか言っていたら,完璧ですね.あんまり書くと
 怒られるからやめとこ.

クリアー撃ち=フォトンでは,同じ敵を撃つ場合3回までしか撃てません.しかし
 ベースターゲットをうつとカウントがクリアーされて,更にもう
 3発撃てるようになります.鬼畜になる為の常套手段ですから早め
 にマスターしましょう.これを意識しないで出来るようになれば,
鬼畜にまであと一歩と言えるでしょう.

THE PHOTON WARRIORS
=別名,鬼畜殺しといわれる,悪魔の様に強い集団です.
店員のチームですが,撃たれても逃げない,当てれば当て返す
(おまけ付き!),怒ると追っかける,目線があったら最後
絶対に「うにょにょにょ~ん,ぶー.」が聞こえる,という
 恐るべき特性を持っています.そのため,彼らが対戦チームに
入っていたりすると,鬼畜はとても悲しがります.
 「やなやつ」って感じですね.うん.

KING,CYBORG=PHOTON WARRIORSの中核を成すふたりのサイバーネーム.
げり強です.むちゃくちゃ.特にKINGは鬼ね.
ほぶでさえ1200しかいかないところを,1600
だもんね.しかも,フリーフォール(ホールか?)5人
制なので,ターゲットは無効.であるにもかかわらず,
これだもん.基本的に私はウオリアーズといえど一応
同じ人間だと思ってたけど,この人は別.鬼畜なんて
もんじゃない.実際.
彼らを見つけたら,まず逃げろ.これですね,これ.

ごきげんくん=フェーザーステーションで,1クレジット上がっていたりすると,
すかさずその前に行って,あたかもこの1クレジットは自分で
いれたものだよ~ん.みたく振舞って,ごきげんになっている子達
 の事をいう.たいてい,ゲームが始まる頃になって,
 「これ俺が入れたんだけど.」とかいわれて,
 「あ,そなんですか」と去って行く.
 まさに,ごきげんくんである.

「ふぉとんど」=「ふぉとんど点いかねー.」とか「ふぉとんどぼこぼこ.」等と
使う.

BGM=フォトンをやっているとき,流れる音楽.「いい音楽」,「あんまし
良くない音楽」,「変な音楽」の3種類がある.ちなみに,BACK SLASH
のメンバーは「いい音楽」が好きなようである.(当り前か.)

「いい音楽」=「でぇでぇっ,でぇ・でぇでぇっ,でぇでぇっ,
でぇ・でぇでぇっ」
 とゆー感じの曲.(わかんないだろーなー)
「あんまし良くない音楽」=曲と言うより,効果音に近い.静かな感じ.
「変な音楽」=みょー.はっきしいって,みょー.後半ちかくになると,
 「ぜっ,はっ」とか,人の呼吸音がはいったりする.



今回はここまでです.また機会があったら,開講します.
その時まで,ばいびー.

gaku.


 ラウンド5当日、1989年7月15日、僕はこの日はラジオ短波の『パソパソワールド』の収録があったので最初からトーナメントに参加することができなかったのだが、keiの友達のKIMKOくんが助っ人として参加してくれたので、チームとして予備予選に参加することができた。やはり初のトーナメント参加ということで、番組収録中もフォトンのことが気がかりで仕方がなかった。最初から勝てるとは思っていなかったので(もちろんそうなったらいいなとは思ってたけど)、負けたときにチームのメンバーをどうやって慰めようかとそればかりを考えて、収録後電車に飛び乗った。
 αベースに到着すると、メンバーが外のテラスに座っている。TSUさんの「ごめんね、負けちゃったよ」という言葉を聞いて、やはりショックは大きかったが、「あ、そっか…。でも初めてだから仕方ないよね」などと言いながら、トーナメントのスコア表を見せてもらった。対するは“OJYOUSANS”。「弱い」と定評だった“OJYOUSANS2”の2軍である。スコア表を見ると勝っている! みんなが大爆笑するまでTSUさんの言葉が嘘だとわからなかった。BackSlashは出場選抜戦をクリアし、見事ラウンド初出場を成し遂げたのである。
 結局このラウンドは1回戦でFARANCSと当たってしまい、7060対9010で負けてしまった。しかしこのラウンドの出場選抜戦をクリアできたことは、BackSlashにとって、かけがえのない大きな一歩を踏み出せたことになったのである。
by alexsea | 2001-03-07 00:00 | Comments(0)
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