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by Alex プロフィール
シアトル在住のAlexです。
ソフトウェアデベロッパーをやっていましたが現在は休憩中。日本にいるときには役者をやってたりしました。歌ったり踊ったり、食べたり飲んだりが大好きです。 ● 詳しいプロフィール ● 旅行記メニュー (個人的に連絡を取りたい方は、メールアドレスの入ったメッセージを非公開コメントとして残していただけると嬉しいです) カテゴリ
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The Bright Days: 二強の一角を破る …… ROUND 8 (1989年10月22日)
ラウンド7の痛手が逆に闘争心を沸き立て、さらにBackSlashの練習量は増大した。FARANCSやPALPUNTE、BMW325iといった強豪との練習試合は、BackSlashにとって素晴らしいレベルアップにつながったと思う。これらの試合を通じて、今までにも増して、試合中の連携、敵と味方の位置の把握といったことを学んでいった。中でも味方の位置を把握できるようになったというのは特筆すべきことで、これによって、防御または攻撃力が薄いと思われる部分を試合中に補うことができるようになった。今から考えてみても、味方の位置の把握というのは作戦遂行中、最も大事なことの一つだったと思う。
攻撃力をアップすることもさることながら、ラウンド7と8の間にはバラエティに富んだ出来事がいくつかあった。 まず女性アクティブメンバーの参入。BlueFoxの紹介で、MAJE、MIRIAM、PIERROT、YAADOの4人の女性プレイヤーがBackSlash入り。今までアクティブメンバーは男ばかりだったので、なんともいえない清涼感が漂っていたことを記憶している。 GAKUの使い出した「鬼畜」という言葉がいろいろなネットで平然と使われ始めたのもこの頃。最初はBackSlash内だけで使われていたこの言葉を、他のネットで全然知らない人が使っていたのはとても不思議な気がすると同時に、やはりパソコン通信のスゴさを再確認させられた。 あと、BACKSLASHのロゴ(NYAO氏作)をプリントしたオリジナルTシャツ、トレーナー、ポロシャツ、パーカーは、ラウンド8寸前に完成。オリジナルTシャツを作っていたチームは他にもいくつかあったが、やはり着ている人数の多さで結構圧倒できたと思う。BackSlashはこのTシャツを着てラウンド8に臨んだ。 さて問題のラウンド8当日。なんと出場選抜戦は対LUNATIC、今までPALPUNTEにしか負けたことのない相手である。クジを引いた瞬間にメンバーの顔が一様に引きつったのは言うまでもない。しかし落ち込んではいられない。ラウンド7で負けた悔しさをベースに、練習量だけはどこにも引けはとらない自信があった。緊張した面持のままかなり細かく作戦を立て、試合に臨んだ。この試合、最初はBackSlashのリードで始まったものの、一進一退を繰り返すシーソーゲームとなった。後半、レッドサイドの上でかなりの乱戦になり、こちらが不利と思われた瞬間、GAKUの好判断。「向こう側のベースに行こう!」。レッドサイド側からグリーンサイドの上にフロントランプを伝って行くと、グリーンの上にはLUNATICが1人か2人。LUNATIC側は完全にレッドサイドに固まっているのだ。「これは行ける!」と思い、ベース内にいる敵をクリア撃ちの連続。試合の最後の方でレッドからグリーンにLUNATICが何人かなだれ込んで来たが、少し遅すぎた。オブ・デッキから聞こえる怒涛のような歓声とカウントダウンに包まれて、試合終了。8400対7980でBackSlashの勝利が決定した。 「BackSlash勝ったよ!」という声が最初は信じられなかった。試合が終わってステージングエリアから出てみんなの祝福を受け、自分の目でディスプレイに映っている点数を見て、初めて「LUNATICに勝った」ことを実感した。この時、BackSlashのメンバーとフォトンをプレイしていてよかったと今更ながらに強く思った。みんなで力を合わせての勝利、何にも変え難い貴重なものである。 また今回の試合で応援のありがたさを再認識した。ネット系プレイヤーのほとんどがBackSlashを応援してくれていたし、試合最後の足を踏み鳴らしながらのカウントダウンは今でもまだ耳に残っている。人に応援され、祝福されることがあんなに素晴らしいとは思わなかった。
本戦は、第1戦は対PHANTOM、10650対4610で圧勝。しかし第2戦でFARANCSと当たってしまい、7430対8960で負け。悔しいことは悔しかったが、それ以上に対LUNATIC戦での勝利が嬉しかったため、前回のように落ち込んだりはしなかった。FARANCSはこの頃からずっと強力なライバルだった。 今回の勝利によってBackSlashは年間総合ランキングを一気に4ランク上げて、13位。見事アメリカ行きをかけて戦うファイナルラウンドへのチケットを手にしたのである。
by alexsea
| 2001-03-10 00:00
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