From Seattle, WA, USA
by Alex
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シアトル在住のAlexです。
ソフトウェアデベロッパーをやっていましたが現在は休憩中。日本にいるときには役者をやってたりしました。歌ったり踊ったり、食べたり飲んだりが大好きです。

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イタリア・クロアチア・パリ2015: 青空とサン・マリノ

6時起き。チェックアウトして荷物を預かってもらって、7時にホテルで朝食を食べた。ここのホテル、ロケーションもいいしサービスもいい。朝食だって、セレクションも多くクオリティも高いビュッフェ。他のホテルよりは若干高めだけど、オフシーズンだから信じられないくらい安かったし。リミニのCard International、オススメです。

ホテルから徒歩5分以内の駅前から、サン・マリノ(San Marino)行きのバスに8:10に乗り込んだ。乗るときに一人€5を直接ドライバーに渡す形式。約50分でサン・マリノに到着。昨日とはうってかわって快晴だったので、青空の下、岩山のようなサン・マリノが見えたときには感動した。

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バスの中から、サン・マリノの岩山

サン・マリノには9時に到着。ここは世界で5番目に小さい国で、現存する世界最古の共和国でもあるらしい。人口もわずか3万人ほどらしいし、現在ではほとんど観光で経済が成り立っているんじゃないかな。バスを降りてからはずっと坂を上っていく感じになるんだけど、イタリアのヒル・タウン(Hill Town)と同じような感じで、細い道の両側に石造りの建物が並んでいて、とても雰囲気がいい。まだ朝早いから、たくさんある土産物屋はオープン直前の掃除中って感じだった。

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雰囲気のいい街の中。夏には観光客でごった返すんだろうなぁ

しばらく歩いていくと、クロスボウの競技場か練習場のような場所があった。ここで夏には実演も行われるらしい。クロスボウはサン・マリノの伝統的な武器なのかな。

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ここでクロスボウの実演も行われるらしい

観光案内所が開いていたので、ここで地図をもらうついでにパスポートにスタンプを押してもらった。イタリアとの国境には検問なんてないので、パスポートにスタンプが欲しかったら、ここで€5を払ってやってもらうしかない。サン・マリノの切手を貼ってから、その上に丁寧にスタンプを押してくれた。これはいい記念になると思う。

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国境とは違い、本当に丁寧にスタンプを押してくれたのが印象的だった

サン・マリノでの観光といえば、岩山を護るように建っている3つの城砦がメインらしい。ここで€10.50でマルチパスを購入。第一の砦のグアイタ(Rocca Guaita)は3つの砦で一番古く、11世紀に建てられたものらしい。戦争の後は1975年までずっと牢屋として使われていた場所で、監獄の中を見ることができた。壁には人物像や植物の絵が描かれていたんだけど、これは囚人が描いたものなんだろうか?

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牢屋の中の壁にはたくさんの絵が

ここからの眺めも素晴らしかった! ずっと海の方まで見渡すことができて、ここからの第二の砦の景色もとても綺麗だった。なんかこの景色を見ただけで、サン・マリノ来てよかったー!って気持ちになった。

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第一の砦からの気持ちいい景色! 海まで見渡せる

第一の砦から歩いて10分ほどで、第二の砦チェスタ(Rocca Cesta)に到着。ここの中は中世時代の武器や鎧が展示される博物館になっていて、RPG好きの僕としてはちょっと血が騒いでしまった(笑)。ここの砦はこの岩山の最高点にあるらしく、さすがに景色が素晴らしい! 中でも、ここから見える第一の砦は、サン・マリノの代表的な景色として有名。天気の悪い昨日来なくて本当によかった。砦が青空にとてもよく映えて、最高に綺麗だった。

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第二の砦への道のり

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武器博物館の鎧。プレート・メイル+2って感じ?

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第二の砦から第一の砦を眺める。サン・マリノでは一番有名な景色なんじゃないかな

第三の砦はちょっと地味らしいのでパスして、街の中心まで戻ることにした。途中でたくさんの中国人観光客とすれ違ったのが印象的だった。

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サン・マリノの中心部は坂だらけ

街の中心はリベルタ広場(Piazza della Liberta’)と呼ばれていて、サン・マリノ政庁と自由の女神像がある。ハイシーズン(5月から9月まで)にはここで30分ごとに衛兵交代が行われるらしいんだけど、今はオスシーズンなので残念。でも青空の下の政庁と女神像、息を飲むほど綺麗に見えた。

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青空の下のサン・マリノ政庁と自由の女神像。本当に綺麗だった!

サン・マリノ政庁にはマルチパスで入ることができる。石造りの大きな建物の中は、重鎮で歴史を感じさせるような凝った造り。建物に不釣り合いなくらい大きなエントランスホールが、とても印象的だった。議会の場所もとても豪華。各席にマイクとスピーカーがあって、部屋の真ん中にはコンピュータのモニターもあったりして、歴史的な建物の中で異色感があったな。

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歴史的な建物の中にもハイテクが一部

さて観光もほとんど終わったことだし、土産物には興味がないし、どこか景色のいいカフェでコーヒーでも飲むことにしましょうか。そう思って探してみたんだけど、開いたばかりのカフェやレストランはどこを見てもピンとくるものがない。値段も高いだろうし。それだったら一本早いバスでリミニに戻って、そこでゆっくりした方がいいかな。ということでサン・マリノの街をゆっくりと見ながら坂道を下って、バス停の方まで歩いて行った。途中で銃を売る店があってビックリ。ここの国でもたぶん免許が必要なんだろうな。途中でジェラートを買って食べながら歩き、11:45のバスに乗って、リミニには12:40に到着した。

さてお腹も空いたことだし、ランチにしよう。リミニでは「ピアディーナ(Piadina)」と呼ばれる食べ物が有名らしいことは、この街のことを調べているときからわかっていた。ホテルの人に、この近くで美味しいピアディーナが食べられるところはどこかない?と聞いて教えてもらったのが、La Piada Del Centroという店。ホテルから徒歩5分くらいのその店は、なんとなくピザ屋か何かのような雰囲気。カウンターのところがショーケースのようになっていて、色々な種類のピアディーナが並んでる。リミニ近辺独特の「カッソーニ(Cassoni)」と呼ばれるものもあって、これはピアディーナを折り畳んだようなものらしい。僕はチーズとトマトソースとピリ辛のサラミが入ったカッソーニを注文。店自体はとても小さいけど、テーブルもいくつかあって、そこで食べて行くこともできる。でも地元の人たちはテイクアウトしていく人が多かったかな。アツアツのカッソーニは、焼きたての香ばしさと、トロトロのチーズの味が見事にマッチして、素晴らしく美味しかった。この地方のファーストフードって感じだけど、レベルはすごく高い。書いてたらまた食べたくなっちゃったよ。

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カッソーニ。美味しかった~!

電車の時間まではまだまだ時間があるので、ヴェネツィアで飲みそこねたベリーニ(桃のカクテル)を近くのカフェで飲みながら時間をつぶした。リミニ、小さい街だけど、とても居心地のいい場所だったな。人でごった返していたヴェネツィアから来たもんだから、余計にそう感じたのかもしれない。偶然にもお祭りを体験することもできて、すごくラッキーだったしね。

15:36発の電車に乗って、アンコナ(Ancona)に16:26に到着。今夜ここでフェリーに乗って、クロアチアのスプリットに向かう予定。アンコナの駅から20番のバスでフェリーのチケット売り場に向かい、ここでインターネットで予約したチケットを発券してもらい、そこから再び20番のバスで11番ポートへ。ちなみにバスは無料。フェリー乗り場への行き方を事前に調べたんだけど、あまり詳しく書いてあるサイトがなかったんだよなぁ。どうなることかと不安だったけど、ちゃんと行くことができてよかった。18:00にパスポートコントロールが開くまで、通りの向かい側にあるカフェに入ってビール休憩してた。

パスポートコントロールを通り抜けた後は、フェリーの真ん前で待つんだけど、待てども待てども乗船許可が出ない! これはイタリア的なルーズさなのかとも思ったけど(失礼!)、地元民らしき人たちも係員にブーブー文句を言ってたので、普通のことじゃないんだろう。辛抱強く待ってたんだけど、もう日も暮れてきたし、コンスタントに風が吹きつける埠頭にずっと立っていたら、どんどん寒くなってきた。ビールのせいかトイレにも行きたくなっちゃったし。結局1時間も待たされて、乗船できたのは19時近くになってからだった。並んでいた客ほとんどが文句を言ってたのは笑ったね。

まずフロントデスクまで上がって、そこでキャビンの鍵をもらい、予約していた部屋にようやく到着! いやはや本当に疲れたよ。キャビンはかなり古びれた感じだったけど、今夜は寝るだけなので、清潔なだけで十分。まずは混み始める前にレストランに行って、不味いパスタをワインで流し込んだ後(いやホントに不味かった)、20:15の出航時間には外のデッキに出た。アンコナの街はなんか工業地帯って感じで雰囲気はあまりよくなかったけど、夜になると建物が照明で照らされて綺麗だったなぁ。

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キャビンはこんな感じ。トイレとシャワーがついて、一人€100

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クロアチアに向けて、いざ出航!

船が動き始めた後は、僕はキャビンに戻ってコンピュータに写真をアップロードしたりして、21時半にはもう寝ることにした。船好きのKoreyは、あっちこっち船の中を探検してたみたい。僕は全然見なかったんだけど、クルーズ船と同じようにカジノとかの設備もあったらしい。夜が明けたら、もうクロアチアだ!
by alexsea | 2015-10-12 00:00 | 旅行記 | Comments(0)
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