From Seattle, WA, USA
by Alex
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シアトル在住のAlexです。
ソフトウェアデベロッパーをやっていましたが現在は休憩中。日本にいるときには役者をやってたりしました。歌ったり踊ったり、食べたり飲んだりが大好きです。

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イタリア・クロアチア・パリ2015: アドリア海の真珠

今日は朝一でスルジ山(Srđ Mountain)に行こうと計画していた。ガイドブックにはロープウェイは9時からと書いてあったので20分前くらいに乗り場に行くと、もうかなりの人が並んでるじゃん! ロープウェイももう動いてるみたいだし、人が多いときには早くスタートするのかな? 別の時間にまた来ようかと一瞬思ったけど、いつでも混んでいる気がするので、仕方なく待つことにした。結局待ち時間は15分ほどだったのでよかった。ロープウェイから下を眺めると、どんどん待ち行列が長くなっているみたいだったので、並んでおいてよかったと心から思った。やっぱり朝一はツアー団体で混みあうのかな。

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ロープウェイの駅では列がどんどん伸びていく

ロープウェイでスルジ山の上に着いた後は、お腹も空いたことだし、混む前にPanoramaというレストランで朝食を食べることにした。クラブサンドイッチは84Kn(=$13)なり。かなり高めの値段設定だけど、この景色を見ながら食べられるんだから、それだけ払っても惜しくないと思ってしまう。サンドイッチのクオリティもなかなかで、ちょっとビックリした。

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この景色は最高の調味料だ

外に出たら、まず白い十字架のところで記念撮影。雨は降ってないけど、空は雲がかなり多い。その間から日が差して、とてもドラマティックな雰囲気を作り上げてる。その空をバックグラウンドにして荘厳な雰囲気の十字架が立っている姿は、まるで映画のワンシーンのようだった。

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なんか映画音楽でも聞こえてきそう

しばらく景色を楽しんだ後、前に行ったことのない独立戦争展示館に行ってみることにした。ここは戦争の時に破壊された砦を再利用したもので、独立戦争当時の写真やビデオを展示してある。戦争で無残な姿になった旧市街の写真を見ると、こんなことが約20年前に起こっていたなんて信じられない感じ。今はあんなに観光客で一杯で光り輝いているような街なのになぁ。あまり人は入っていないようだったけど、ここは個人的にかなり見応えのある場所だった。

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展示館は、昔の砦を再利用したもの

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戦争中の旧市街の様子。たった20年ちょっと前の事だなんて信じられない

独立戦争展示館から、階段を上って屋上に出ることができる。屋上からは『アドリア海の真珠』ことドゥブロヴニクが、最高に綺麗に見える。4年半前に来たばかりだけど、ここに帰ってくることができて本当によかった。観光客が多い場所だけど、僕が今まで訪れた中で5本の指に入るくらいのお気に入りの場所になってしまった。この美しさには、何か神がかったものすら感じられる気がする。

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アドリア海の真珠

また15分ほどロープウェイのところで並んで下山した後は、War Photo Limitedという展示館へ。ここは日本語のガイドブックには載っていない場所なんだけど、独立戦争展示館と同じような感じで、独立戦争当時の写真が数多く並んでいる場所。ただこっちの方が、もっとアーティスティックな感じかな。常設の独立戦争の写真とは別に、期間限定でその他の展示も行ってるらしい。今回僕らが見ることができたのは“Unholy War”と呼ばれる写真のシリーズで、2013年の中央アフリカの宗教戦争の様子が、一人の写真家によって撮影されたもの。戦争で家族を亡くして泣き叫ぶ人たちの写真とかを見ると、心の中にどうしようもない不安が生まれる。平和な世界に思えても、少し何かが狂えば僕らもこんな状況に飲み込まれてもおかしくはない。以前は性善説を信じていた僕も、近頃は性悪説の方に傾きつつある。人間だって、野生動物の醜い本能を抑えているだけなのかもしれない。

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War Photo Limitedの展示物

さて、ちょっと重くなっちゃった後はランチタイム。リミニで中華を食べたように、ちょっと違った食べ物が食べたくなるだろうと思って、インド料理の場所を事前に調べておいた。Incredible Indiaという店で、仔羊のカレーとチキンのブリアニを注文。アメリカで食べるのと同じくらいの値段だったけど、やっぱり観光名所のドゥブロヴニクだから仕方ないのかな。まぁ美味しかったから、よしとする!

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ランチはインド料理

長旅で体も疲れているので、ドゥブロヴニクにいる間にマッサージでも受けようかな。ということで、ネットで調べたマッサージ屋の場所を確認することにした。予約を取りたかったんだけど、一階の旅行代理店みたいなところで聞いてみたら、「(マッサージ師は)上でマッサージ中だから、テキストかメールで予約を取るといいよ」と教えてくれた。それじゃテキストを送っておくことにしましょうか。

城壁の時間もついでに調べると、17:30までらしい。今はまだ人がいっぱいいるから、もっと後で来ることにしよう。フランシスコ会修道院はなんとなくパスして、プラツァ通りをぶらぶらしながらアイスクリームを買って食べたりした。聖母被昇天大聖堂の前では、また新郎新婦の撮影会が行われていた。ドゥブロヴニクで結婚式をする人、すごく多いんだろうなぁ。

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ドゥブロヴニクで一番と評判の、Dolce Vitaのアイスクリーム

この後は以前行ったことのない総督邸へ。チケットはなんと100Kn(=$15)。高いけど、まぁいくつかの博物館との共通チケットだからしょうがないかな。総督邸は、ゴシックとルネッサンスとが融合したユニークな建物らしい。一階に置いてある美術品や牢屋のような場所も面白かったけど、やっぱり目玉は二階の部屋に並べてある家具や絵画だろうな。撮影は禁止だったから写真はないんだけど、昔のリッチ層の生活感を感じることができてとてもよかったと思う。

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総督邸の階段は吹き抜けになっている

この後は共通チケットで入れる海洋博物館に入ってみたり、旧港から埠頭の方まで歩いて、ベンチに座ってちょっと休憩したりした。海洋博物館は、船や昔の海図に興味のある人は面白いかもしれないけど、僕にはちょっとベクトルが違う感じだったな。今日は昨日と違ってとてもいい天気になったので、埠頭で波の音を聞きながら休むってのは最高だった。

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観光客で溢れたプラツァ通りと違って、埠頭はのんびりとしたリズム

さて、天気もいいことだし、ドゥブロヴニク観光のメインと言ってもいいくらいの城壁に行くことにしましょうか。ピレ門のところから城壁に上がると、旧市街のオレンジ色の屋根とアドリア海の青が素晴らしく調和して、ため息が出るくらい綺麗。また体験することができて本当によかった。この景色は何度見ても飽きないよ。ブラジル人らしき女性軍団がちょっと歩くごとに集合写真を撮りまくっていたので、その度に歩く足を止めなきゃいけなかったけど、思い切って彼女たちを追い越してからは、景色を思う存分楽しみながら歩くことができてよかった。一番空いているといわれる15時過ぎでもかなりの人がいたので、クルーズ客とかが押し寄せる午前中は芋洗い状態なのかもしれない。

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これこれ、この風景!

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なんて美しい街なんだろう

もうすぐで城壁を一周という頃、スプリットのバスターミナルで出会ったオーストラリア人のおばさんたちとバッタリ遭遇! 思わず記念写真を撮ってしまった。旅先でのこういう出会い、大切にしたいよね。

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オーストラリア人のおばさんたちと記念撮影

ドゥブロヴニクの景色を思う存分堪能した後は、プラツァ通りのパン屋で明日の朝食を買い込むことにした。明日はまたツアーで早いので、朝食のレストランはまだ開いてないだろうと思ったんだ。その後は夕食の時間までアパートで昼寝することにした。元気なKoreyは、どこかのバーに行ってテレビでスポーツ観戦していたらしい。

Restaurant 360°(訪問記へ)でのディナーは素晴らしいものだった。さすがにドゥブロヴニクで一番景色のいいレストランの一つだけのことはある。ディナーでかなりワインを飲んだので、この後はもうどこにも行かずアパートに帰って寝てしまった。明日はボスニア・ヘルツェゴビナのツアーだ!

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旧港を望むRestaurant 360°では、素晴らしい景色を見ながら食事できる

by alexsea | 2015-10-17 00:00 | 旅行記 | Comments(0)
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