From Seattle, WA, USA
by Alex
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シアトル在住のAlexです。
ソフトウェアデベロッパーをやっていましたが現在は休憩中。日本にいるときには役者をやってたりしました。歌ったり踊ったり、食べたり飲んだりが大好きです。

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イタリア・クロアチア・パリ2015: ボスニア・ヘルツェゴビナのツアー

6時に起きて、昨日買っておいたパンを朝食として食べた。やっぱり少しドライになってるけど、まあまあの美味しさだったな。

外に出ると、プラツァ通りにはほとんど人がいない。4年半前に来たとき、早朝のプラツァ通りは人がいなくて映画のセットみたいだと思ったけど、本当にまさにそんな感じ。日中の混雑を知ってるから、余計にそう思うのかもしれないな。日の出直後の朝の光が石畳の道に反射して、本当に綺麗だった。

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まるで映画のセットのような早朝のプラツァ通り

と、気がついたら今朝食べたパンを買ったパン屋がもう開いていた。なんだー、こんなことだったら昨日買うんじゃなかったな。翌日の開店時間だけ聞けばよかった!と思っても後の祭り。

7時半すぎにヒルトンホテルのガレージの前でツアーのピックアップ。他のツアーの人たちも、旧市街に泊まっている人たちはみんなここからのピックアップらしいので、たくさんの人たちが集まっていた。

僕らのツアーは、自分たちを含めて8人。クルカ国立公園に行ったときよりも一回り小さなバンだったので、運転手の隣の真ん中の席に座った僕は、足を開けなくて結構窮屈だった。ドライバー&ガイドは1988年生まれのイヴァン(Ivan)。少し英語が訛ってるし、知識の量もスプリットのダリオに比べたらちょっと少なめ。でも悪いガイドではなかったと思う。

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ドライバー&ガイドのイヴァン

まずドゥブロヴニクの入り口の、モダンな橋がかかっているところでフォトストップ。それからネウムでコーヒーブレイクの後、最初の目的地メジュゴリエ(Medjugorje)へと向かう。国境は1回またぐだけかと思ったら、3回もまたぐルートを行くらしい。その度に検問でパスポートがチェックされてた。まぁざっと見るくらいなので、どの国境でも5分以内だったからよかった。「国境では写真を撮らないで」という注意を忘れた人がいて、カメラを向けようとした瞬間イヴァンに「ダメダメダメ! 刑務所行きになっちゃうよ!!」と注意されてたのがおかしかった。その人は本当に申し訳なさそうに謝ってたけど、やっぱり本当にそんな大事になるのかな?

何カ所か丘のような場所を通過するところがあったけど、ほとんどが平地だったと思う。あちこちにクロアチアワインの看板があったり、葡萄畑もたくさん見えた。ワインにかなり力を注いでるみたいだな。フランスやイタリアのワインに比べたらシンプルな味わいだけど、それはそれで美味しいと思うので、これからクロアチアワインにはもっと頑張って有名になってほしいな。

メジュゴリエには10半頃到着。1981年にここの丘で子供たちが聖母マリアの姿を見たということから、カトリック信者たちの非公式な巡礼の場所となっているらしい。僕は宗教には全く興味がないんだけど、これがツアーに組み込まれているってことは、やっぱりここに来たいと思っている観光客もたくさんいるんだろう。ただ、ツアーではメジュゴリエの教会だけを訪れて、聖母マリアが目撃された丘はかなり遠くらしいので、それでガッカリする人も多いみたいだ。教会は外も中も結構シンプル。別の場所には懺悔室がたくさんあって、ものすごい数の人が並んでいる。一つひとつの懺悔室には赤と緑のランプがあって、それで列に並ぶ人たちをコントロールしているみたいだ。なんだか入国審査みたいな感じで、ちょっと笑ってしまった。あと、外には大きなステージとその前にベンチがたくさん並んでいて、ここで大々的なミサが行われるらしい。横の電光掲示板には、何時にどの言語でミサが行われるかが表示されるようになってる。すごいなぁ。違う意味で感動してしまう。信者じゃない僕としてはちょっと居心地が悪かったので、この後は集合時間まで近くのカフェでカプチーノを飲んだりしてた。

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メジュゴリエの教会

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教会の裏には大規模なステージが

モスタル(Mostar)で他のツアーの客と合流するらしく、その車がちょっと遅れているらしいので、モスタルの直前の丘の上でフォトストップしたりした。結局モスタル到着は12時半頃。他の小ツアーの人たちと合流して、ここからはモスタルの女性ガイドが45分間案内してくれた。最後は土産物屋で、モスタルのシンボルともいえるスターリ・モスト(Stari most)という橋が、戦争中に攻撃されて壊される瞬間を捉えた短いビデオを見せてもらった。言いようのない怒りがこみあげてくる。こんな綺麗な小さな橋を壊して何の意味があったんだろう? これじゃテロと同じじゃないかと思った。

女性ガイドによるツアーの後は、約2時間ちょっとの自由時間。橋が見えるレストランでランチにしましょう。ずっとまた食べたいと思っていたチェバプチチ(ćevapčići)が食べられるぞ! これはボスニア・ヘルツェゴビナの伝統料理で、ちょっと細長い形をしたミートボールといった感じのもの。そのまま食べてもいいし、パンの間に挟んで食べてもいい。僕は刻み玉ねぎや赤いペースト(アイヴァル)と一緒に、全部パンの間に挟み込んでから食べた。元々僕は肉団子好きなんだけど、これは色々なスパイスが効いていて最高に美味しい! また食べることができて本当によかった。シアトルでこれを食べられるところってあるかなあ? 探してみなければ。

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橋が見えるレストランでランチ

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チェバプチチとサラダとビール。美味しかった~!!

食事の後は、観光用のモスクにお金を払って入った(€2.50)。たぶん実際には使われてないんじゃないかな。でも中はちゃんとモスクの様相で、ちょっとした異文化体験ができる。ここの庭からはスターリ・モストがすごく綺麗に見える。なるほど、入口の看板に「橋を見るのに絶好のポイント!」とか書いてあったのが頷ける。

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観光用モスクの中

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その庭からはスターリ・モストがとてもよく見える

この後は橋の下の方まで行って写真を撮ったり、帰り道のカフェでスプライト休憩なんかをした。土産物を買わない僕らとしては、ちょっと時間が余っちゃうんだよね。

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橋の上は滑りやすいので結構歩きにくい

モスタルを離れた後は、そこから車で1時間ほどのポチテリ(Počitelj)で30分の自由時間。あまり見るものはないけど、なんかゆったりとした時間が流れてる場所だったな。

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ポチテリで小休憩

ポチテリから40分ほどの渓谷でちょっとしたフォトストップをした後は、ドゥブロヴニクまでノンストップで帰る。帰り着いたのは18時半。途中で日没が見えて、最高に綺麗だった! 長いツアーだったけど、やっぱりドゥブロヴニクまで来たら、ボスニア・ヘルツェゴビナにも1日は割くべきだと思う。

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途中の渓谷のパノラマ

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ピレ門に帰り着いたとき。夕焼けがまだ少し残っていてとても綺麗

今晩のディナーは、4年半前と同じTaj Mahal。やっぱりボスニア・ヘルツェゴビナに行った後は、そこの料理で締めなくちゃ! 1リットルの白のハウスワインから始まって、僕は仔牛のスープとシシケバブ。仔牛のスープはすごく美味しかったけど、シシケバブが少しだけドライな気がした。Koreyの頼んだ仔羊のケバブはかなりドライで、端の方の肉は硬くて食べられないほど。まぁそれなりに美味しかったけど、4年半前の時の方がよかったなぁ。サーバーが皿を下げにきたときに、Koreyのケバブが硬かったことを一応伝えておいたら、後でサーバーが戻ってきてKoreyのケバブは勘定から外してくれるという。どうやらキッチンで試してみて、あーこりゃ本当に硬いやってことだったらしい。さすがドゥブロヴニクでは有名な店だけのことはある。チップは弾んでしまった。

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肉と野菜のケバブ。ちょっとドライだったけど、まあまあだったかな

お腹がいっぱいになった後は、プラツァ通りを少し散歩した後、ルジャ広場前のカフェでカクテルタイム。ここは最初の晩に、いい生演奏をしてるなーって思ってた場所。3人組のバンドがフォーク&ライトポップ調な音楽を演奏していて、カクテルを飲みながら1時間半もの間、彼らの演奏を楽しんでた。音楽がある街って、本当に僕は大好きだ。

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ドゥブロヴニクの夜は、こんな路地も魅力に溢れている

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カクテルを飲みながら音楽を楽しむ

アパートに帰り着いたのは11時半をまわってから。本当に充実した一日だった!
by alexsea | 2015-10-18 00:00 | 旅行記 | Comments(0)
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