From Seattle, WA, USA
by Alex
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シアトル在住のAlexです。
ソフトウェアデベロッパーをやっていましたが現在は休憩中。日本にいるときには役者をやってたりしました。歌ったり踊ったり、食べたり飲んだりが大好きです。

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イタリア・クロアチア・パリ2015: プティット・サンチュールづくし

ぐっすりと眠った後の朝。コーヒーを頂いた後、10時ちょっと前にユージくんとアパートを出た。彼が新しく借りたスタジオをちょっと見せてもらったりした後、いよいよプティット・サンチュール(La Petite Ceinture)の方に行ってみることにした。

そこまではPromnade Plantéeと呼ばれる、昔高架線だったところを緑豊かな遊歩道にした場所を歩く。ここにも昔から来てみたかったけど、今までその機会がなかったんだよな。遊歩道は公園のような感じで、橋もあればトンネルもある。これが12区のプティット・サンチュールの入口までずっと続いてる。ユージくんもそっち方面には歩いたことがなかったらしいので、プティット・サンチュールに到達する直前まで一緒に散歩した。秋の雰囲気が肌で感じられて、すごく綺麗だったなぁ。

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Promnade Plantéeは、こんな風にビルを真っ二つに割るような感じのところもある

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この秋の雰囲気が素晴らしい!

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トンネルも微妙にアーティスティック

遊歩道の終わりの公園からどっちに行くのかちょっと迷ったけど、少し歩いたらプティット・サンチュールの看板が出ていた。どうやらここから始まるらしい。入口には確かに昔ここを電車が走っていたことを示す線路の一部が残されていた。その向こうは植物が生い茂る道がずっと続いていて、色々なものが植えてある庭園のような場所もある。ここは誰が管理している場所なのかな。この12区のプティット・サンチュールは一番短く、たった200mほど。最後は今でも使われているらしい線路わきの小さな公園に到達。ベンチもいくつか置いてあって、天気のいい日にはここでノンビリできる感じ。でもなんとなく閉塞感があるから、ピクニックとかには向かないかもなぁ。

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12区のプティット・サンチュールの入口には、昔の線路が残されている

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途中には庭園があった

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植物のトンネルのような場所も

プティット・サンチュールの基本を抑えた後は、近くの駅から地下鉄に乗って13区のプティット・サンチュールを目指す。ここはつい最近オープンした500mほどの遊歩道。でも橋の上からプティット・サンチュールは見えるのに、入口らしい場所の金網には鍵がしてある。色々と周りを調べてみると、「7月から9月の間クローズ」と書いてある看板の「9月」のところが消されていて「10月30日」と書き直されている。ここも閉まってるの?! またですか…。本当にパリは一筋縄じゃいかないなぁ。

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途中橋から見えた線路。ここには入れないのかな

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13区のプティット・サンチュールは立ち入り禁止でショック!

仕方がない。お腹も空いたことだし、どこかのレストランに入ってランチにすることにしよう。近くの公園のそばを歩いていると、ポタポタッと何かが頭と肩に落ちてきた。…げげっ、鳩のフンだ。なんだか踏んだり蹴ったりだなぁ。でも後でこのことをユージくんに話したら、「それはラッキー!」とのこと。国が違えば鳩のフンの意味も違うものなのか。ハンカチでよく拭き取ったんだけど、なんだかゲンナリしてしまった。ふと見ると、その公園のすぐそばにパン屋があるのを発見。これからレストランを探すのも疲れちゃうから、ここでサンドイッチでも買って公園で食べることにしよう。結果的にそのサンドイッチはとても美味しくて、公園のベンチで食べるランチもなかなかいいもんで、このために鳩が引き留めてくれたのかなと、いい方向に考えることにした。ちょっと疲れていた足も、食べてる間に回復したし。

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鳩に引き留められて公園で食べたサンドイッチ

この後はすぐ近くのSquare des Peupliersにちょっと寄ってみた。ここは車が入れない石畳の一角で、とても雰囲気がよくて、ファッション雑誌の写真撮影とかがよく行われている場所らしい。なるほど、緑いっぱいで建物にも品があって、とても絵になる感じ。

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Square des Peupliersはとても雰囲気がいい

ここからは大通りに出てバスに乗り、15区のプティット・サンチュールを目指すことにした。バスはすぐ来たんだけど、中がすごく混んでて、どこに立っていても落ち着ける状態じゃなかった。停留所で止まる度に人が乗ってきたり降りたり、その度に立ってる乗客全部がシフトして、それで掴まれるところがなくなっちゃったりとか、あんなにバスで疲れたのは初めてだった。降りることができたときには本当にホッとしたもん。

バスから降りて歩くこと10分ちょっと。15区のプティット・サンチュールの入口は、かなりちゃんとした場所だった。ここは公開されてるプティット・サンチュールの中で一番長く、1.3km。板張りの道が線路と並行してずーっと続いている。最初は近代的なマンションやテニスコートの脇を行く感じだったんだけど、途中からはちょっと昔の建物が立ち並ぶ横を歩くようになる。こっちの方が全然古いけど、やっぱりニューヨークのハイラインと雰囲気が似てる。自然と一緒にパリの街も裏側から見ることができるようで、とても気持ちのいい散歩道だった。次回は一人じゃなくて、誰か友達と一緒に散歩したい感じだな。

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15区のプティット・サンチュールの入口

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こういう風景がニューヨークのハイラインを思い出させる

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秋色の遊歩道は本当に気持ちがいい

全部歩いた後は、地下鉄を乗り継いで16区のプティット・サンチュールへ。ここは15区とは雰囲気が全然違って、まるで深い森の中のよう。ええっ、パリ市内にこんな場所があったの?って感じ。1.2kmのプティット・サンチュールを歩いているのは僕一人だけ。アメリカだったらホームレスの人たちのたまり場になっちゃうよなぁなんて考えてた。あまりにも静かで、どこかから誰かが飛び出して来て強盗にでも会いそうな気がして、歩いている間中ずっと緊張してた。自然がいっぱいで綺麗なんだけど、田舎の方の森じゃなくて、すぐ外は都会ってことがあるから余計に怖かったのかもしれない。

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16区のプティット・サンチュールの入口

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ずっとこんな感じで緑に覆われていて、なんだか怖かった

13区は閉まってたから行けなかったけど、その他のプティット・サンチュールはこれで制覇したぞ! この後は近くにあるマルモッタン美術館でモネの作品を数多く見た後、地下鉄でアパートまで戻った。昨日に続いてかなりの距離を歩いたから、もうフラフラになっちゃったよ。

アパートでゆっくりと休んだ後は、ユージくんとAu Passage(訪問記へ)で美味しいディナーを食べた。食後はレストランからマレ地区の方までずっと歩いて、ユージくんの友達と合流。僕を含めて総勢8人。バーのはしごをして最高に楽しかった。みんなで話したり笑ったりしながら他のバーまで歩いて、しかもそれがパリだよ? もうなんか本当にパリに住んでいるかのような気分にさせてくれた。やっぱりみんながフランス語を話してるのを聞くと、すごく羨ましい。羨ましがってるだけではダメだから、これから本腰を入れて勉強するようにしなければ! ユージくん、ヒロラくん、マーシャラ、イチローラくん、レジス、ニノラくん、シャリラさん、楽しい時間を本当にありがとね!

レストランとバーでかなり飲んでいたので、アパートに帰り着いたら速攻で寝てしまった。あーもう最高の一日だった。
by alexsea | 2015-10-23 00:00 | 旅行記 | Comments(0)
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