From Seattle, WA, USA
by Alex
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シアトル在住のAlexです。
ソフトウェアデベロッパーをやっていましたが現在は休憩中。日本にいるときには役者をやってたりしました。歌ったり踊ったり、食べたり飲んだりが大好きです。

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日本2016: 高尾山で心の洗濯

今日は日本での最後の一日。何をしようか直前まで迷ってたんだけど、なんとなくシアトルにいるときから呼ばれている気がした高尾山に、思い切って行ってみることにした。9時すぎにホテルを出ると、青空が広がる気持ちのいい天気! これはいい感じだぞぉ。

9:40発の特急に乗って、1時間弱で高尾山口駅に到着。京王線での長旅は久しぶりなので、ずっと景色を見ていても飽きることがなかった。駅には大きな登山案内図があって、どのコースを使うとどれくらい時間がかかるとかが、事細かく書いてある。僕はもちろん軟弱者なので、迷わずケーブルカーで行くことに決定! ケーブルカーの駅は高尾山口から歩いて10分ほど。まだ朝も早いので、店も開き始めたばかりの感じだった。お昼頃にはもっと賑やかになるんだろうな。

往復券を買ってケーブルカーに乗り込むと……、これ、車体自体が傾いてるんだね。なんだかミステリーハウスに迷い込んでしまったかのような、重力場がおかしくなってしまったかのような、不思議な気分になる。一番後ろの窓のところにはもう人がいたけど、ちゃんと外の景色も見える場所を確保できた。ケーブルカーが動き始めると、どんどん傾きが急になっていくので、手すりにつかまらなきゃいけなかった。アナウンスによると、このケーブルカーの角度は日本で最大らしい。それに、こういう角度が変わるケーブルカーってのも珍しいんじゃないかなぁ? 世界各地でケーブルカーに乗ったけど、みんな同じ角度を上下するだけのものだった。この高尾山のケーブルカーには子供の頃乗ったことがあるかもしれないけど、まるっきり忘れていたので、すごく新鮮に思えた。

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高尾山のケーブルカー

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どんどん傾斜が急になってくる

約6分でケーブルカーは上の駅に到着。外に出て息を吸うと、ああ、これが「空気が美味しい」っていう感覚なんだなぁ。本当に気持ちのいい空気を感じながら、灯篭の並ぶ道を通り抜け、大きな杉の木たちを見たりしながら、どんどん登っていく。確かに坂道なんだけど、舗装されているからか、あまり「登山」しているという気分はない。でも自然からどんどんエネルギーをもらってる感じで、気分は最高だった。途中の長い階段は、さすがに息が切れたけどね。

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本当に空気が美味しい!

薬王院の敷地に入ると、いきなりカッコいい天狗さんたちの像が目に入った。なるほど、ここ高尾山では、木の上に天狗さんがいてもおかしくない気がしてくる。彼らのお蔭で空気が清浄なのかもしれないな。古い本堂にはお線香の匂いが漂っていて、建物の中からは大勢の人の読経の声が聞こえてくる。この青空の下、気持ちのいい高尾山に来れたことを感謝!

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ハンサムな天狗さん

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お線香の匂いが懐かしい

山頂を目指してさらに登って行ったんだけど、ときどき風が木の間を通り抜けるときのザァッという音に呼び止められた気になって、しばし足を止めて木々を眺めたりしてた。所々には雪が残ってるところもあって、ちょっと感動。日本で雪を見るのなんて、もう20年以上ぶりだもん。

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木の根が剥き出てるような場所を進む

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雪が残ってる場所もあって興奮した

山頂には予想よりも早く着いてビックリした。もっとかかると思ってたのにな。やっぱりケーブルカーを使ったから簡単に感じちゃったのかな? 今度来るときには、ちゃんと下から登って来ることも考えてみよう。

高尾山の山頂は標高599m。空気が澄んでいて遠くまで見渡せて、とても気持ちがいい。山々の向こうに、綺麗な富士山が見えて感動した。そういえば今回の日本旅行で、富士山を見たのって初めてだよな。もう本当に気持ちのいい景色で、10分くらい足が動かなかった。この綺麗な景色と美味しい空気に呼ばれて、今日僕はここに来たのかな。

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高尾山の頂上からは素晴らしいパノラマが見渡せる

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ずっと向こうに富士山が綺麗に見えるの、わかるかな?

ずっと景色を見ていたかったけど、そろそろ帰ることにしよう。今度来るときには、誰かとお弁当を持ってきて、この山頂で景色を見ながら食べたいな。お昼は、ケーブルカーの駅のちょっと前にあった『権現茶屋』という店で、自然薯ラーメンを食べた。あっさり風味のスープに、とろりとした自然薯がとけて、とても美味しかった。こんな観光地の店でさえかなりのクオリティなんだから、やっぱり日本の食文化ってスゴイと思う。

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自然薯ラーメンに満足満足!

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歩いてる途中で見た霜柱。こんなの見たの、何十年ぶりだろう?

ケーブルカーの駅前では天狗焼なるものを売っていたので、一つ買ってみた。アツアツでサクッとしていて、中の餡はそれほど甘くなくて、とても美味しかった。

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天狗焼も美味しい~!

ケーブルカーも新宿行きの特急も、それほど待たずにスムーズに乗れてラッキー。ホテルまでの帰り道には、またコンビニで肉まんを買っておやつに食べた。天狗焼とか肉まんとか、こういうものばっかり食べてるから太るんだって? 日本でしか食べられないものばかりなんだもん!

ホテルで一休みした後は、15時からマッサージを予約してある。ホテルのだとちょっと割高な気がして、ネットで調べたらすぐ近くによさげなマッサージ師がいたので、そこに連絡しておいたんだ。長時間のフライトや歩き回りで体が悲鳴を上げているようだったので、2時間のマッサージの後は体がすごく軽くなった気がした。特に首まわりが硬いって言われたな。

18時にホテルを出て、またまた紀伊国屋でコミックを購入。Facebookで勧められた『翔んで埼玉』と、電車の中の広告で見た『有名すぎる文学作品をだいたい10ページくらいの漫画で読む』。パタリロ好きだったから『翔んで埼玉』は面白かったけど、『有名すぎる文学作品をだいたい10ページくらいの漫画で読む』の方は絵も好みじゃないし(水木しげるのコピー?)、ストーリーも読んでてすごく疲れる。文学作品を10ページの漫画にまとめるって、やっぱり無茶な話だよ。

この後は『ハングリー・ハンフリー』に再挑戦! オープンの18時半に到着すると、元上司のAさんがもう着いていた。ズブロッカを飲みながら、美味しい料理を食べながら、昔話に花を咲かせていると、昔の会社の社長だった古川さんが20時頃到着。お忙しい方なので無理かなと思いながらお誘いしたら、来てくださって超感動。古川さんにはバイト時代から本社出張させてもらって経験を積ませていただいたんだよなぁ。Aさんは僕の周りで一番頭がいいと僕が思ってる人で、この方にどれだけ影響を受けたかわからない。古川さんにはグローバルなインスピレーションを頂いて、Aさんには技術面で数々のひらめきを頂いた感じかな。とにかく、このお二人あってならではの現在の僕なので、こうして一緒に飲めることが嬉しくて仕方がなかった。こういう風に尊敬できる人たちと一緒に働けたっていうのは、とても幸せだったんだなぁと今更ながらに実感してしまう。それにね、やっぱり場所もいいよ。ハングリー・ハンフリーの『ミートボール カレー味』を食べずには、日本旅行は語れません(笑)。

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古川さんの本にサインをしていただいてます

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日本に来たらこれを食べなきゃ!!

結局、店を出たのは11時を過ぎてから。本当に最高の夜だった。古川さん、Aさん、どうもありがとうございました! たくさん食べたはずなのに、やっぱり日本での「締めのラーメン」を最後に食べたくなって、『博多天神』まで行って食べてしまった。こうして日本最後の夜は終わった。

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締めの豚骨ラーメン。なぜかスルッと入っちゃうんだよねぇ

by alexsea | 2016-02-17 00:00 | 旅行記 | Comments(2)
Commented by やんま at 2016-04-11 09:30 x
こんにちは。高尾山は中学まではよく行きました。私はリフト派です。あの足のぷらぷら感がたまりません。昇りは低空飛行感が良いです。下りはちょっと覚えてないです。(すでに30年行ってないです。)

高尾山は「とろろそば激戦区」ですね(数年前の京王線車内広告より)
青海苔の有無や月見になってるかどうかでどの店がいいか迷うところですが、自然薯ラーメンは初めて聞きました。
とろろ好きなのでいつか食べに行きたいです。

山王院と聞いて、まず「お香」の匂いが思い出されます。
あと烏天狗。奥まった所だったか数体置いてあった記憶がありますが、その中に剣を持ってるやたらにカッコイイのが一体あった気がします。
Commented by alexsea at 2016-04-25 05:45
>やんまさん

リフトですかー。僕は高所恐怖症なのでちょっと怖くて乗れないと思うんですが、この日はリフトはなぜかお休みだったんですよね。とろろそばの広告は見ました! どうしようかと迷ったんですが、ラーメンの写真を見た瞬間に食べたくなってしまって(笑)。でも高尾山、本当に気持ちのいいところですよね。またいつか、今度は30年以上経たないうちに行きたいと思っています。
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