From Seattle, WA, USA
by Alex
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シアトル在住のAlexです。
ソフトウェアデベロッパーをやっていましたが現在は休憩中。日本にいるときには役者をやってたりしました。歌ったり踊ったり、食べたり飲んだりが大好きです。

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ポルトガル2016: 霧の中のシントラ

ぐっすりと寝た後は、今日も早起き。7:15頃ホテルを出発して、すぐ近くのパン屋さんのカウンターでサンドイッチとオレンジジュースの朝食。ホテルは朝食付きなんだけど8時からなので、僕たちのスケジュールに合わないのが残念。でもパン屋さんのカウンターだと、地元の人たちに囲まれながらの朝食なので、雰囲気は抜群にいい。

今日は郊外のシントラ(Sintra)を観光する予定なので、5分もかからないRossio駅に歩いて行く。Lisboa Cardでシントラ往復の電車代もカバーされているのが嬉しい。8:01発の電車に乗り込んで、シントラには8:41着。今日は雲が多いなとは思ってたけど、電車に乗ってる途中で雨が降ってるところがあった。観光中に雨が降らないことを祈ろう。

シントラの駅からは主要な観光名所を巡るバスが出ていて、駅に戻ってくるループの間、どこでも乗り降りが可能らしい。最初のバスは9:15なので30分ほど待たなきゃいけなかったけど、観光スポットが開くのは9:30以降なのでしょうがないかな。やっと来たバスに一番で乗りこんで席をゲット。バスはシントラ・ヴィラと呼ばれる中心部を通り抜けた後、山道を上っていく。この山道が狭いこと! 急にストップしたから何事かと思ったら、左側に駐車してある車がギリギリのところらしい。時速5kmくらいのスピードで、ゆっくりゆっくりすり抜けていく。車とバスの間はまさに3cmくらいで、右側の岩壁との間もそのくらい。岩壁から生えている植物が、バスの壁に当たりまくっているのが見えた。すごいなぁ、最近の車みたいに電子的なセンサーもないのに、よくこんなところをぶつからずに通り抜けられるもんだ。まさに熟練の技!

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壁と車の間をぎりぎりで通り抜けるバス。ハラハラしちゃったよ

最初の目的地、ムーアの城跡(Castelo dos Mouros)で降りたのは僕たちだけ。ハイシーズンはペーナ宮殿は混むらしいからどっちにしようか迷ったんだけど、まず人があまりいないであろうムーアの城跡から見ることにした。チケット売り場ではペーナ宮殿とのコンボチケットをゲットしておいた。

開いたばかりなので僕らの他には2カップルくらいしか人がいなくて、ムーアの城跡に続く道を歩いていくのは気持ちよかった。元々曇り空だったんだけど、下界の風景が見えるところでは、雲がどんどん下に降りてきてるみたい。このまま雨が降らないでいてくれるといいんだけどな。

チケットを買った場所から10分ほど歩いたところに、ムーアの城跡の本当のゲートがある。ここでチケットのチェックをしてもらって中に入ると、うわっ、結構規模がスゴイや。城の遺跡だけのことはある。城壁の所々にはウォッチタワーのような塔があるのも見える。これは僕のツボにピッタリだ。

城壁の上に登って歩き始めると、空にはいつの間にか青空が広がっている場所があって、下界に雲の影が流れていくのが見える。これは壮大な景色だ。ベストの瞬間に太陽が出てくれて本当にラッキー。神様ありがと~!

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タイミングよく出てきてくれた太陽が、下界に雲の影のアートを作り出す

最初は規模の大きさにビックリしてたんだけど、景色を見ながら歩いてるとそんなに大変じゃない。でもだんだん空は雲に覆われ始めて、ずっと向こうに見えるペーナ宮殿も霧の中に入ってしまった。まだちゃんと見えるんだけど、真っ白な中に浮かぶ色とりどりのペーナ宮殿は、なにかこの世のものではないような、とてもシュールな印象を受けた。そうこうしているうちに、ムーアの城跡にも霧が降りてきた。そんなに濃い霧じゃないんだけど、さっきとは全然印象が違う、やっぱり別世界のような感じ。負け惜しみじゃなくて、本当にこの時に霧が出てきてよかったと思った。一度に二つの顔を楽しめる機会なんて滅多にないもん。ムーアの城跡自体は、最初から最後まで45分ほどで歩くことができた。お昼時に天気がよかったら、ここでピクニックってのもいいかもしれないな。

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風景を眺めながら城壁の上を歩く

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雲が下りてきたー!

さてこの後は、シントラ観光のメインとされるペーナ宮殿(Palácio Nacional da Pena)に向かって山道を歩く。15分ほどだから、いつ来るかわからないバスを待つよりは歩いた方が早い。チケットはもう買ってあるんだけど、門から宮殿までの間を走るシャトルバスのチケットはギフトショップで買わなきゃいけなかった。端境期とはいえ人気スポットなので、シャトルバスを待つ人の行列がやっぱりすごい。二台のバスを見送って、三台目でやっと乗車できた。

宮殿に到着すると、やはり霧の中にすっぽりと包み込まれているみたい。宮殿が見えないことはないけど、トワイライトゾーンのような不思議な感覚を受ける。雨がポツポツと降ってきたんだけど、すぐに宮殿の中に逃げ込むことができたのでよかった。

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霧の中のペーナ宮殿はトワイライトゾーン感覚

宮殿の中は、色とりどりの外壁と同じようになんでもありって感じ。普通に貴族が暮らしていたようなダイニングルームもあれば、不思議な雰囲気の中庭もあったり、いきなりベルサイユ宮殿のような豪華な場所があったり。ゴシックやマヌエル、はたまたイスラムなど、色々な様式がひしめき合ってるみたいだ。まぁ面白いことは面白いんだけど、やっぱり変な感じの和洋折衷みたいで、僕には住めないなって思った(笑)。

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こじんまりしたダイニングルームもあれば

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豪華な調度品でいっぱいの部屋もあったり

ちょっと残念だったのが、宮殿の窓から外を見ても真っ白で何も見えなかったこと。中の見学を終わって外に出ると、雨は止んでくれたものの、さっきよりも濃い霧にすっぽりと包まれている。テラスのカフェみたいなところでカプチーノ休憩したんだけど、まるでこの宮殿が白い雲の中に浮かんでるかのような気になった。天気が良かったらいい景色が見られたんだろうなぁ。でも今朝ペーナ宮殿に先に来てたら、ムーアの城跡であの壮大な景色を見ることができなかっただろうから、今回の経路でよかったのかもしれない。僕としては、ペーナ宮殿よりもムーアの城跡の方が感動したし。

またシャトルバスを待つ行列に並んで、満員バスで入口まで。それからまたさっきのループバスに乗ろうと思ったんだけど、ここもすごい行列だった。仕方ないなぁと思ったところに、トゥクトゥクのようなバイクが人を降ろしているのを発見。聞いてみるとシントラ・ヴィラまで二人で€10だというので、乗ることにした。バスを待つ時間を無駄遣いしたくないもんね。

シントラ・ヴィラではまずランチ。迷路のような路地をGPSを頼りに歩いて、Piriquita IIに到着。お菓子が有名な場所の二号店なんだけど、ここでは軽食も取れるらしい。焼きサンドイッチも美味しかったけど、僕がここで本当に食べたかったのは、デザートとして頼んだケイジャーダ(Queijada)とトラヴェセイロ(Traveseiro)という伝統的なお菓子。ケイジャーダはチーズを使ったお菓子で、あまり甘くない。チーズのような味はそれほどせずに、よくよく味わうと乳製品なのかなとわかる程度。結構地味な味だった。トラヴェセイロというのはポルトガル語で枕のことで、確かに言われてみればそんな形ではある。パイ生地の中にはアーモンドのクリームが入っていて、サクッとした後のアーモンドの風味がとても美味しい。こちらはケイジャーダとは違って、結構甘い。コーヒーと一緒だったら、このくらい甘くてもいいと思うな。どちらも美味しかったけど、アーモンドクリームが個人的に気に入ったので、僕的にはトラヴェセイロの勝ちー。

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伝統的なお菓子、ケイジャーダとトラヴェセイロ

ランチの後は、シントラで僕が一番楽しみにしていたレガレイラ宮殿(Palácio e Quinta da Regaleira)に向かう。徒歩約15分。普段足をあまり使わないせいか、ちょっと足が痛くなってきた。もっといつもから歩くようにしなきゃいけないな。道を歩いていくうちに、左側にレガレイラ宮殿が見えてきた。門があるんだけどそこは出口で、入口は坂の上にあるらしい。結構ツラかったけど、なんとか到着!

ウェブで読んだ情報によると、レガレイラ宮殿は「まるでロールプレイングゲームのような」場所とのこと。最初歩き始めた辺りは普通の公園のようで、このどこがロールプレイングゲームなんだろうとか思ってた。確かに広場のようになったところの端には、物見塔のような石造りの建物があったり、半円状の石の壁の真ん中にはちょっと噴水があったりして、雰囲気はいいんだけどRPGほどじゃないなぁなんて思ってたんだよね。

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普通の噴水っぽいんだけど…

ところがその噴水を写真に撮っているときに、石壁の裏側に通路のようなものがあるのを発見。ちょっと中に入ってみると…、えっっ? 洞窟のようなものがずっと奥まで続いてるんですけど! 足元には電飾があって少しは明るくなってるんだけど、この写真のような明るさじゃない。もっともっと薄暗い。だから奥へ入っていくと、なんだか冒険しているような気になってしまう。なるほど、これはRPG的だわ(笑)。

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その裏には実は洞窟が!

洞窟の中を歩いていくと、地下と地上を結ぶ螺旋階段の塔のような場所に出た。ここは以前イタリアのオルヴィエートで行ったサン・パトリツィオの井戸を連想させる。とても上っていく気にはなれなかったので、僕らは螺旋階段を下に行くことにした。洞窟はその後いくつか枝分かれしてたんだけど、その一つは緑色の藻に覆われた池に続いてた。その上には小さな岩で点々と道が作ってあって渡れるようになってたり、小さな滝があったりで、これもかなり現実離れした場所みたいだった。こういうの大好き!

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螺旋階段の塔があったり

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藻に覆われた池があったり

洞窟を抜けた後は敷地内のあちこちを歩いたんだけど、やっぱりあの洞窟が一番ユニークで面白かったかな。他にも塔みたいな場所とか礼拝堂とかたくさんあるんだけど、一番現実離れしていたのはあの洞窟。ここにはまだ疲れていない朝一番で来て、ゆっくりと楽しんだ方がよかったかな?

「あ、そっか。ここって宮殿もあるんだよね」と気がついて、最後はちゃんと宮殿も見てきた(笑)。入ってすぐに素晴らしいピアノの演奏が聴こえてきて、見学中の雰囲気をとても盛り上げてくれてたんだけど、音楽室のような場所でピアニストがリハーサルしてたらしい。ほんの数分で曲が終わってしまって、その部屋にも鍵をかけてピアニストがどこかに行ってしまったのが残念だった。この部屋でコンサートがあったりするのかな?

この宮殿はペーナ宮殿よりはずっと小規模で、でもかなり統一された造りになっていたからか、すごく上品に思えた。この宮殿の一室に足を踏み入れようとしたとき、思わずビックリして声をあげそうになってしまった。図書室みたいだけど、本棚に囲まれた床が宙に浮いてる?! 薄暗い照明だったからよけいにそう思えたんだけど、よくよく見てみると本棚の前30cmくらいの床が、部屋を囲うようにぐるっと鏡になってる。だから本棚がずっと下の階まで続いてるように見えて、床が浮いてる感覚を作り出してたんだ。最後の最後まで、本当によく驚かさせてくれました。この図書室のアイデア、すごくいいなぁ(笑)。

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宙に浮く図書室!?

さて、レガレイラ宮殿の見学が終わったのが3時ちょっと前。まだ時間があったんだけど、結構今日は歩け歩けだったのでかなり疲れてしまった。ということで、一応はスケジュールに入れておいた王宮(Palácio Nacional de Sintra)はパスすることにした。ポルトガルは気に入っちゃったから、王宮はまた今度来たときにでも行くことにしましょう。

シントラ・ヴィラまでまたのんびり歩いて帰って、そこから朝使ったループバスに乗って駅まで戻る。まだ電車の時間までには間があったので、バス停の前の売店の外に出てたテーブルに座ってしばしサイダー休憩。今日は変わりやすい天気だったとはいえ、重要なところで雨が降らなくて本当によかった。感謝感謝!

3:50発の電車に乗って4:29にリスボン着。景色を見ていたかったんだけど、体は疲れてたから道中眠かったー! ホテルに着いたらすぐにシャワーを浴びて、その後はもちろん昼寝。今夜はリスボン最後の夜だから、ちゃんと疲労回復しておかなきゃ!

6:30頃ホテルでタクシーを呼んでもらって、7時に予約していたレストランCantinho Lusitano(訪問記へ)へ向かう。リスボン最後の晩にどこで食べようか随分悩んだんだけど、ポルトガル料理にあまりヒネリを入れ過ぎない、でも美味しい場所ってことで見つかったのがこの場所。Trip Advisorでかなりの上位にランクインしているし、訪問者のコメントにも頷けるものが多かったので予約しておいた。ホテルから徒歩で20分ほどのところなんだけど、迷いやすい場所らしかったのでタクシーで行くことにした。帰りはどこかバーにでも寄りながら歩いて帰ればいいし。結果的にCantinho Lusitanoでのディナーは最高だった! 昨日のように最先端のダイニング経験もいいけど、今夜の食事はポルトガル料理の真髄を確かめられた感じ。珍しいだけじゃなくて、どの料理も輝いた味で感動だった。

さてホテルまでの帰り道。途中で酔い覚ましにバーに寄ったり(笑)しながら、満月が出てる空を見ながらホテルの方向にゆっくりと歩いていった。そういえばリスボンの夜景をまだ見てないなぁ、ということでサン・ペドロ・デ・アルカンタラ展望台に行くと…、なんだかすごい人ごみなんですけど! 出店が出てるし、テーブルもたくさん並べられていてみんな飲んだり食べたりしてる。Koreyが店の人に聞いてみると、シーズン中の週末は結構こんな感じでお祭りっぽくなるらしい。旅はとことん予習しつくすタイプの僕でも知らなかったよ! 去年のリミニのお祭りもそうだけど、こんな予期せぬサプライズがあると心から嬉しくなっちゃう。僕らも出店でイベリコ豚の生ハムとワインを買って、テーブルに座ってしばらく風景と雰囲気を楽しんでた。満月は綺麗だし、リスボンの夜景は最高だし、イベリコ豚は超美味しくていくらでも食べられちゃうし、このビヤガーデンみたいな雰囲気もすごくいいし、もう神様本当にありがとー!!って心の中で叫ぶ感じだった。

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まるでビアガーデンみたいな雰囲気で、みんな週末の夜を楽しんでる

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リスボンの夜景も満月も最高に綺麗

リスボン最後の夜を心から堪能した後は、ケーブルカーのグロリア線に乗ってバイシャ地区まで降りて、ホテルに戻った。本当に楽しい一日だった。明日もこんな気持ちになれますように!
by alexsea | 2016-10-15 00:00 | 旅行記 | Comments(0)
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