![]() From Seattle, WA, USA
by Alex プロフィール
シアトル在住のAlexです。
ソフトウェアデベロッパーをやっていましたが現在は休憩中。日本にいるときには役者をやってたりしました。歌ったり踊ったり、食べたり飲んだりが大好きです。 ● 詳しいプロフィール ● 旅行記メニュー (個人的に連絡を取りたい方は、メールアドレスの入ったメッセージを非公開コメントとして残していただけると嬉しいです) カテゴリ
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ポルトガル2016: 車を借りてサレマへ
ホテルのチェックアウトは昼の12時なので、今日はその前までは結構ノンビリできる。朝・昼兼用の食事をマーケットでしようと思ってたので、今朝もホテルでの朝食はパス。結局ホテルで朝食は一度も食べなかったな。
8時半ごろホテルを出て、ここ数日行きたいと思っていても混雑していて行けなかったサンタ・ジュスタのエレベーター(Elevador de Santa Justa)に行くことにした。ホテルからは徒歩2分。この間は人でいっぱいだったエレベーターに到着してみると…、誰もいない?! 7時オープンはずなのに! 日曜だからスケジュールが違うのかと思って表示板を見たんだけど、そんなことは何も書いてない。どうしよう?? 5分ほど入口のところでウロウロしていたら、エレベーターが下りてくる音が! ドアが開くと、お姉さんが招き入れてくれた。なーんだ、単に人が少ない上に、エレベーターは上に行ってたわけね。 ![]() サンタ・ジュスタのエレベーターの外観はとてもゴシック的で、なんとなくバルセロナのグエル邸を彷彿とさせたな。大きなエレベーターで上に着くと、そこから階段でちょっと上ったところに展望台がある。この階段は9時に開くらしくて10分ほど待たなきゃいけなかったけど、お姉さんが9時ちょっと前に開けてくれたので展望台に一番乗りできた。今日はちょっと雲が多くて霞んでるけど、かなりいい景色。リスボンの展望台は色々と行ったけど、それぞれの良さがあるみたいだな。階段は鉄製の細い螺旋階段で、下りていくときにはかなり怖かったー! ![]() エレベーターから出ると、一日目に行ったカルモ教会のすぐ横の路地に抜けるので、そこからバイロ・アルトの方に歩いていく。A Brasileiraに行ったら結構ガラガラだったので、外のテーブルに座ってホットチョコレートを注文して一服した。リスボンの人たちは週末の朝は遅いのかな。夜は繁華街のようだったこの辺りも、あまり人がいなくて気持ちいい。ペソア像の写真はこないだも撮ったけど、今日は人がいないということで、またゆっくりと一緒に写真を撮ることができた。 ![]() この後はこの間見るだけだったケーブルカーのビカ線で坂を下りた後、鉄道の駅カイス・ソドレ駅の方まで歩いていく。目的地は駅のすぐ前のTime Out Mercado Da Ribeiraというマーケット。ここは以前は大きなマーケットだったらしいけど、今ではレストランがたくさん詰まった大きなフードコートになってる。 ![]() 10時オープンのマーケットは、僕のようなレストラン好きにとっては天国! 大きな屋内マーケットの真ん中にはビールやワインバーがあって、テーブルや椅子もたくさん設置されていて、周りをぐるっと囲むように数々のレストランが軒を連ねてる。これはフードコートの高級バージョンだ。 ![]() 僕はもうウキウキしまくりでどれを食べようか悩んだ挙句、二軒のレストランで一つずつ注文することに決定。オーダーを入れようとしたら、今はまだ準備中で12時からだと言われて超ガッカリ。こんなにたくさんレストランがあるのに、12時前に食べ物を買える場所はほんの数軒しかない。なにそれー、ウェブサイトには10時オープンって書いてあったのに! こんなにたくさんのレストランがあるのに、ほとんどで食べられないなんて拷問だよ…。仕方ないので、食べ物がオーダーできる数少ない場所の中からPizza A Pezziというピザ屋を選択。マッシュルームピザとソーセージピザを注文した。悪くはなかったけど、ちょっとしょっぱい感じだったかな。 ![]() ちょっと残念な感じのランチを終えた後は、またケーブルカーでバイロ・アルトに戻って、階段からの景色が綺麗なカルサダ・ド・ドゥケ通りを歩いたりしながら、ホテルまで帰った。11:45くらいにチェックアウト、タクシーを呼んでもらって空港へ向かった。空港のSixtというレンタカー会社で車を予約してある。ラッシュアワーだったのか、カウンターの前はすごい行列! Koreyが会社でも使うのでプレミアムメンバーになってくれていたお蔭で列をスキップすることができたけど、車を借りられたころにはもう午後1時をまわっていた。 ![]() 車に持参のGPSを取りつけて、いざポルトガル最南端のアルガルヴェ地方(Algarve)へと車を走らせる。最初GPSが僕らが高架道路にいると勘違いしたせいで、空港を出るのにちょっと手間取っちゃったけど、高速道路に乗ってしまえばもう安心! ポルトガルにはあちこちに有料道路があるんだけど、レンタカー会社に固定料金を払えばいくらでも使えるプランにしたので、何も考えなくていいのが嬉しい。ヴァスコ・ダ・ガマ橋(Ponte Vasco da Gama)という17kmもある海峡にかかる橋を渡った後、どんどん南へと車を走らせた。 ![]() ポルトガル人はかなり車の運転が乱暴という噂も聞いていたのでちょっと身構えてたんだけど、なんのなんの、みんな親切じゃないですか。それに有料道路が数多くあるせいか、すごくよく整備されてるし、それに混んでない。どんどん移り変わる景色を楽しみながらドライブを楽しんでいた。道路の両サイドには、松の木っぽいんだけどチアガールのポンポンのような形をした気がたくさん生えていて、別の土地にいるということを実感させてくれる。二度のトイレ休憩を入れてのドライブ。目的地のサレマに着いたのは、もう4時半頃になっていた。 サレマ(Salema)はアルガルヴェ地方の中でもとても小さな漁村。日本人にはあまり馴染みのない場所だけど、アメリカでは僕の大好きなガイドブックの著者Rick Stevesが紹介していることもあって、最近かなりの人気になっているらしい。昔からアルガルヴェ地方はイギリス人が休暇でよく訪れる場所だったらしいけどね。 Casa Praia Marというホテルにチェックインすると、安い部屋を予約しておいたのに、海側の部屋が空いてるからということでアップグレードしてくれた。これは嬉しいな。ホテルから海までは徒歩3分もかからない。早速荷物を置いて、海の方に行ってみることにしよう。 ![]() サンダルを持ってくるのを忘れてしまったので、海の手前の売店で€19で購入。すごく高いけど、靴じゃ海辺を歩けないから仕方がない。それにしてもこのサンダル、履き心地が悪いぞ。 全体的に雲はあるけど一応太陽は出てるから、海岸の散歩は気持ちいい。海で遊んでる人があまりいないから水が冷たいのかな?と足を漬けてみると、やっぱりすごく冷たい! 散歩する人、犬とキャッチボールをして遊ぶ人、子供を全裸で遊ばせる家族(笑)など、混んでない海岸はノンビリ感が満載。ずっと西の方に海岸を歩いていくと、恐竜の足跡が残る岩を発見。この情報はサレマのことをネットで調べてるときに見つけたんだけど、本当だとしたら面白いな。 ![]() ![]() 戻る途中、もっと水の近くを歩いてみたくて海の方に行ったら、いきなり大きめの波が来て膝の辺りまで濡れてしまった。それと同時にサンダルが砂の中に沈み込んで、足を取られてもうちょっとで水の中に倒れ込んでしまうところだった。いやー、危ない危ない。膝まで濡れたジーンズをどうしようかと考えながら歩いてたら、どうもサンダルを履いた足がヒリヒリすることに気がついた。ちょっと脱いでみたら、サンダルと肌の間に砂が入って、それが擦れて赤くなっちゃってる。うひゃー、サンダルのせいで擦り傷ですか。サンダルなんて買わないで、裸足で歩けばよかったなぁ。僕は海で遊ぶ経験値が低いから、こういうことで失敗しちゃいます。 公衆トイレの手洗い場で砂まみれの足を洗った後は、海岸沿いのバーでワイン休憩。昨日まで押せ押せの観光だったので、こういうノンビリしたひと時がすごく嬉しい。観光にも、こんな風に緩急をつけることが理想だよね。 ![]() この後はホテルの部屋のベランダで風景を見ながら旅行記を書いたりした後、6時半頃食事に出かけた。ビーチに面するBOIAのテラス席に座って食事を注文したんだけど、アペタイザーのガーリックブレッドを食べてる間に陽が沈んでどんどん涼しくなってきた。こりゃ料理を食べる頃には寒いかなということで、室内に移動。タコのサラダも、シンプルなサーディンのグリルも、やっぱり漁村だけあって新鮮で美味しかった! ![]() 食事の後は、もうひっそりとしている村のメインの道を歩いて、近くのAventura Barでエスプレッソ・マティーニをデザートとして頼んだ。小さめのバーだけど、天井の黒板はは格言や客の誕生日記念メッセージとかで埋め尽くされていて、なかなか面白い雰囲気。イギリス人オーナーのKarlも話しやすかったし、エスプレッソ・マティーニも食後にはピッタリの甘さだったし、すごくいいひと時を過ごした。 ![]() ホテルまでの道の間にちょっとビーチに寄って、満月に近い月に照らされる海をちょっとの間見ていた。すごく忙しかったリスボンでの三日間の後なので、人のいないこういう静かな景色がすごく胸に染み入る気がする。リラックスしてホテルに帰った後は、早いけど10時前にはベッドに入って寝てしまったと思う。 ![]()
by alexsea
| 2016-10-16 00:00
| 旅行記
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