From Seattle, WA, USA
by Alex
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シアトル在住のAlexです。
ソフトウェアデベロッパーをやっていましたが現在は休憩中。日本にいるときには役者をやってたりしました。歌ったり踊ったり、食べたり飲んだりが大好きです。

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ポルトガル2016: ユーラシア大陸の最西端へ

いよいよ今日はポルトガル最後の日。明日の早朝には飛行機でリスボンを離れなければならない。

ちょっとゆっくりめで起きて、9:20頃チェックアウト。コインブラに別れを告げて、ここから車で20分ほどのコニンブリガの遺跡(Ruínas de Conímbriga)へと車を走らせる。なんでもここはイベリア半島最大の都市遺跡なんだそうな。

入場料を払った後、遺跡の方へ向かう。開館直後なので、僕らの他には年配のカップルが2~3組いるだけだった。遺跡のエリアは思ってたよりも大きくてビックリ。イタリアのポンペイのような巨大規模じゃないとはいえ、保存状態がいいものもたくさんあって、遺跡大好き人間としてはとても見応えがある。中でも床のモザイクは素晴らしい保存状態で、色とりどりのタイルが様々な幾何学模様を描いているモザイクがたくさんあった。壁や柱はかなり朽ちた感じなのに、なぜ床のモザイクだけがこんなにも綺麗に保存されているんだろう? 床のモザイクはギリシャのデロス島でも見た覚えがあるけど、ここのはもっと綺麗な気がする。

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壁や柱はかなり朽ちた感じだけど…

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床のモザイクは見事に保存されている

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遺跡の中には小さな花がたくさん咲いていて綺麗

思っていたよりも大きな遺跡だったけど、それでもコンパクトにまとまってる感じがするな。市場のあった広場とかは当時の姿を再現していて、商人が並ぶ姿を想像してみたりした。どこの遺跡でもそうなんだけど、水まわり、風呂まわりって結構保存度が高いような気がする。水まわりで使うレンガは風化スピードが遅いのかな? お風呂って、どの時代の人にも大切なものだったんだなぁ。

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風呂のエリアはかなり保存状態がいい

順路の最後には『噴水の館』があって、素晴らしいモザイクに囲まれた庭園が見事だった。緑も植えられていて、50セントを入れると噴水が出るようになってる。綺麗だったけど、当時は噴水の技術なんてまだないよね?(笑)

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『噴水の館』はモザイクの床が素晴らしい

一通り遺跡を見てまわった後は、レストランでランチにすることにした。ここのレストランは結構クオリティが高いことを聞いていたので期待してたんだけど、なんと昼過ぎにならないとオープンしないとのこと。えー、そりゃないよー。リスボンのTime Out Marketもそうだったけど、そういう情報はちゃんとウェブサイトに書いておいてほしいなぁ。この後は予定が詰まってるので、開店まで待つことはできないし…。カフェの方で軽食ならできるらしいので、ツナサンドを焼いたやつを注文して、遺跡が見える外のテーブルに座って食べた。美味しかった! レストランの下ごしらえをしているのか、キッチンの方からはすごくいい匂いがしてた。

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焼いたツナサンド。美味しかった!

食事の後は、遺跡に併設されている博物館に入る。ここには遺跡から出た彫刻や陶器なんかが並べられていて、モザイクの床も何種類か展示してあった。当時の文化がうかがえる感じで、歴史に興味のない僕にも面白い場所だった。

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ひっそりとした博物館の中

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かなりの金持ちが住んでいた場所だったのかな

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迷路と悪魔(?)のモザイク。いくつも種類があったけど、なぜ悪魔なんだろう??

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男性のシンボルを模ったお守りらしい

さて、この後はリスボン方面へ車を走らせよう。午後5時頃までに空港で車を返さなきゃいけないんだけど、それまでにちょっと時間があるので、ユーラシア大陸の最西端であるロカ岬(Cabo da Roca)に寄り道してみることにしよう。シアトルから持ってきたGarminのGPSに道案内を任せてたんだけど、途中から高速道路を外れてどんどん山道に入っていってビックリ。スマートフォンの地図で見てみると、ちょっとだけ遠回りになるけど高速を使って行けるらしいのに! でもそれに気づいたときにはもう山道に入ってしまっていて、スマートフォンのGPSもそこからだったら山を越えた方が早いという結論に達しているみたい。このGarminのGPS、本当にダメダメだったなー。ポルトガルの地図データを買ってダウンロードしなきゃいけなかったのに、そのデータがかなり古いらしい。スマートフォンのGPSに任せるべきだったなぁ。対向車が来たらお互いに横に除けなきゃいけないような山道をノロノロ運転しながら、GarminのGPSの悪口ばかり言ってた。

ロカ岬に到着したのは午後3時ちょっと前。駐車場は車でいっぱいで、観光バスもたくさん止まってる。やっぱりかなり人気のある場所みたいだね。最西端の場所には大きな十字架を乗せた塔があるだけで、当たり前だけど普通に海が見える場所。でもやっぱり気持ちいいや! 十字架の塔の前では観光客が写真撮影待ちをしてるんだけど、団体らしい中国人観光客のマナーの悪さには閉口! 列があるにも関わらず塔の前でいきなり写真撮影を始めるし、前で撮影している人を手のジェスチャーと大声でどかせたり、もうやりたい放題。他の人たちはみんな目を丸くして驚いてたもん。あんな人たちと一緒に見られたくないなぁ。同じアジア人として恥ずかしいよ。ガイドはちゃんとマナーの説明をしないのかなぁ?? すごく気持ちのいい場所だったけど、これで一気に気分が悪くなってしまった。

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あの十字架のあるところがユーラシア大陸の最西端!

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かなりの観光客で賑わってた

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横入りするマナー違反の観光客にもめげず、僕らも写真撮影!

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遊歩道もあったけど、僕らはあまり歩かなかった

十分に海の景色を楽しんだ後は、リスボンに向かうことにする。時間があったらカスカイス(Cascais)にも寄ろうかと思ってたんだけど、ちょっと厳しい感じだったので、そのまま空港に向かうことにした。今度はスマートフォンのGPSを使ったんだけど、やっぱりちゃんと大きな道を通って行くことができるじゃん! 観光バスはあんな山道は通れないもんな。空港の直前でガソリンを入れた後、レンタカーの返却口で10日間お世話になった車とお別れ。何の問題もなく、とてもスムーズに返却できた。自分たちのペースであちこち観光できたので、やっぱり車を借りて大正解だったな。

明日の早朝5時のフライトでポルトガルを発たなければいけないので、今夜は空港から歩いて行ける場所に宿を取ってある。TRYP Lisboa Aeroporto Hotelは今までのホテルに比べるとかなり高いけど、背に腹は代えられない。レンタカーの返却口から徒歩10分以内でホテルに到着。かなり新しくて設備もよく、旅の最後を締めくくるにはピッタリだったかな。レストランが開くまではバーで飲みながら旅行記を書いたりして、レストランではタコライス(Aroz de Polvo)をやっと食べることができた。似た料理は二度食べたけど、タコだけってのはここが初めて。かなりのクオリティで、大満足な味だった。

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やっぱり最後は庶民的な味わいで締め!

ポルトガル最後の夜だけど、とにかく朝が早いので、夕食の後は速攻で寝ることにした。午前1時には起きて支度しなきゃいけない!
by alexsea | 2016-10-25 00:00 | 旅行記 | Comments(0)
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