![]() From Seattle, WA, USA
by Alex プロフィール
シアトル在住のAlexです。
ソフトウェアデベロッパーをやっていましたが現在は休憩中。日本にいるときには役者をやってたりしました。歌ったり踊ったり、食べたり飲んだりが大好きです。 ● 詳しいプロフィール ● 旅行記メニュー (個人的に連絡を取りたい方は、メールアドレスの入ったメッセージを非公開コメントとして残していただけると嬉しいです) カテゴリ
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ドイツ&オーストリア2017: アンスバッハからディンケルスビュールへの旅
ホテルで美味しい朝食の後、9時過ぎに出発。快晴だからなのか、今朝はすごく寒い!
ニュルンベルクを9:39出発の電車で、アンスバッハ(Ansbach)に10:06着。最初はニュルンベルクに2泊しようかと思ったけど、結局1泊で十分な気がしたので、この日は他の街の観光に充てることにした。ディンケルスビュール(Dinkelsbühl)へのバスはアンスバッハから出てるし、翌日ローテンブルクに行くにもアンスバッハが便利というわけで、それほど観光の拠点ではないアンスバッハに宿を取ることにした。 駅と街の中心の間にあるホテルDer Platengartenに行くと、14時チェックインなのでやっぱりまだ部屋が用意できていないという。大きな荷物だけ置かせてもらってから、観光に出かけることにしよう。 ホテルの目の前には、マルクグラーフェン城(Markgräfliche Residenz)(レジデンツとも呼ばれる)の大きな建物がある。ディンケルスビュール行きのバスは11:20発なので、この中を見学する時間はないけれど、ちょっとそっちの方まで散歩がてらに歩いて行ってみよう。 ![]() レジデンツの入口から裏の方に抜けると、野菜や果物、肉やチーズなんかを売ってる屋台が並んでいる。どうやらファーマーズマーケットみたいなのをやってるようだ。美味しそうなパンやチーズがあったんだけど、まだ朝食でお腹がいっぱいなので我慢我慢。美味しそうだと、満腹でもつい買いたくなっちゃうよね。 ファーマーズマーケットを一通り見た後は、ゆっくりと駅の方に向かうことにした。バスの時間まで駅前のコーヒーショップで時間をつぶした後、11:15くらいにバスに乗りこんだ。思ったよりも小さなバスだったので、最終的には結構満杯になってビックリ。でも座れてよかった! ディンケルスビュールまでは約1時間の旅。最初は普通だった景色も途中から雪景色に変わって、とても綺麗だった。途中小さな町を通り抜けるときに、小型の観光バスがエンジントラブルらしく、僕らのバスの運転手に助けを求めてきた。運転手がエンジンをちょっと見てみたんだけど、やっぱり彼じゃわからないらしい。僕らは5分ほどで再出発したんだけど、エンジントラブルのバスに乗ってた人は災難だったなぁ。 ![]() ディンケルスビュールには12:20頃到着。まずはヴェルニッツ門を通り抜けて、観光案内所を目指す。今降りた停留所はバスの終点じゃないんだけど、帰りのバスは混むかもしれないので終点から乗った方がいいかなと考えてた。もし案内所の人がそういうことを知ってたら教えてもらおうと思ったんだけど、どうもやっぱり話が通じないので、観光マップだけ貰ってその場を離れた。 ディンケルスビュールは、ロマンチック街道沿いの小さな町。29年前に卒業旅行でドイツに来たとき、ロマンチック街道バスで短時間だけ止まった覚えがある。写真は1枚しか撮らなかったみたいなんだけど、表通り沿いにある土産物屋のショーウィンドウに飾られていたトロル人形を、友達と一緒に笑ってた記憶がある。 石畳の道の両側には可愛い家が立ち並んでいて、とても雰囲気がいい。これで車の通行が禁止されてたら言うことないんだけどなぁ。狭い道の両側にビッシリと駐車された車が、景観レベルを下げてると思う。 ![]() もうお昼過ぎなので、まずは腹ごしらえ。TripAdvisorで人気の高かったLuisというレストランに入って、僕の大好きなシュペッツェルを頼んだんだけど、これがたまらなくしょっぱい! 塩加減以外は結構いい味なので、余計に残念だった。 この後はメインの通りを西の端までゆっくりと歩いた後、町の中心マルクト広場(Marktplatz)まで戻って、聖ゲオルク教会(St. Georgkirche)に入った。この教会、石造りでどっしりとしたオーラが溢れ出てるんだけど、大きな窓にぐるりと囲まれているので、他の教会では感じることのできない明るさがあった。こんな雰囲気の教会もいいなぁ。 ![]() この町にはあまり観光名所がないので、この後はクリスマスマーケットの場所に向かうことにした。普通の街だったら、クリスマスマーケットは中心地にドーンと位置してることが多いんだけど、ディンケルスビュールには歩いていてもマーケットっぽい店が一軒も見えない。どこにあるんだろうと思っていたら、「クリスマスマーケット、こっち」の看板を発見。それに従って北の方に進むと、やっとクリスマスマーケットに到達することができた。この門、なんか記憶にあると思っていたら、29年前に唯一ディンケルスビュールで撮った写真の門だった。偶然とはいえ、こういうの面白いよね。 ![]() クリスマスマーケットは小さな敷地の中にコンパクトにまとめられていて、小規模だけどとても可愛い雰囲気。他のクリスマスマーケットのようなきらびやかさないけど、まるで小さな村のお祭りに来たような感じで、これはこれでよかったと思う。グリューワインを飲んだ後は色々な店を見てまわって、最後には揚げたてのポテトチップを購入。揚げたてでアツアツの上、パプリカのようなスパイスがかかっていて美味しかったー! ![]() ![]() ![]() 小さなマーケットを十分に堪能した後は、町の中を散歩したり、ホテルのバーで休憩したりして、帰りのバスまでの時間をノンビリと過ごした。バーでの休憩のとき、ディンケルスビュールでも有名なホテル、マイザースのバーだから間違いはないだろうと思いきや、プロセッコを頼んだら気が抜けていて不味い不味い。突き返してもあまり状況は変わらないような気がしたので、一口だけ飲んで終わりにした。小さな町のホテルだとはいえ、ちょっとガッカリだったな。 ![]() ![]() もうそろそろバスの時間だ。来たときに降りたバス停が一番近いんだけど、そこは終点じゃないからあまり混んでいると座れない可能性がある。なので町の南端にある終点のGymnasium停留所まで行くことにした。地図で見ただけではわからなかったんだけど、町の南に行く道は結構急な上りの坂道になっていて、町を囲む壁に行き着いたときにはゼーゼー言ってた。壁を抜けるトンネルを通り抜けて町の外に出ると、スマートフォンの地図ではそこにあるはずの道が、学校らしき建物に阻まれて存在しない?! バスの時間は迫ってるし、どうしようと焦っていると、近くの道を年配のドイツ人カップルが散歩しているのを発見。彼らに聞いてみると、建物の横の小さな階段を下りればいいんじゃないかということだったんだけど、「説明するよりも行った方が早いわ。一緒に行きましょう」と案内してくれた。確かに小さな階段を下りて行くと、すぐに建物の向こうの大通り沿いに、たくさんのバス停があるのが見えてきた。あれだー! バス停が見つかったのも嬉しかったけど、見ず知らずの人たちに親切にしてもらったっていうのも本当に嬉しかった。丁寧にお礼を言って、彼らはまた散歩に戻って行った。 僕らの乗る805番のバスはもう来ていて、ドアを開けてくれるをの5分ほど待ってから、早速乗りこんで最前列を確保! 行きのバスよりも大きくて立派な感じだったな。結局、次のバス停で何人か乗りこんできたものの、来たときに使ったバス停では誰も乗ってこなかった。そんなに満員を恐れることはなかったかな。でも安心を買うことができたし、町の南端の壁を通り抜けることもできたし、人の親切に感動することもできたので、これでよかったんだろう。帰途は、だんだんと暗くなっていく景色をずっと音楽を聴きながら眺めていた。たぶん将来この曲をまた聴いたときには、このバスからの風景を思い出すんだろうな。 15:33発のバスは、アンスバッハの中央駅に16:37着。バスから降りる頃には、すっかり暗くなっていた。ホテルに行って部屋にやっとチェックイン。なんだかここ、すごく豪華なんですけど! 部屋はジュニアスイートみたいな感じでベッドルームとリビングエリアに分かれてるし、バスルームもゆったりしてるし、窓からはライトアップされたマルクグラーフェン城が見えるし。この旅では今までで一番のホテルだな。この後は安めのホテルばかりなので、たぶんここを頂点に後は悪くなる一方なのかもしれない(笑)。 Koreyが近くのバーに飲みに行っている間、僕はお風呂に入って足の疲れをほぐして、ベッドに入ってちょっとだけ昼寝。18時ちょっと前にホテルを出発して、夕食を食べに行くことにした。折角だから、アンスバッハのクリスマスマーケットを通り抜けて行くことにしよう。このアンスバッハという街はただの中継地点として考えていたので、あまりクリスマスマーケットには期待していなかったんだけど、行ってみると人手の多さにビックリ! 二つの大きな教会が綺麗にライトアップされていて、その挟まれたエリアにたくさんの出店が並んでる。クリスマスピラミッドも、照らし出された教会の壁の前で輝きながらゆっくりと回っていて、またファンタジーワールドに迷い込んだような気分だった。 ![]() ![]() クリスマスマーケットから10分ほど歩いた場所にあるMaharajaというレストランで美味しいカレーを食べた後、またクリスマスマーケットに戻って、ホットチョコレートにラムとクリームを入れたもので体を温めた。この街のクリスマスマーケットには、若者がとても多い気がした。近くに大学でもあるんだろうか? 若者たちがグリューワインを飲みながらワイワイやってるのを見ると、自分の学生時代を思い出してしまった。そういえば新宿の繁華街も、こんな風にキラキラしてたよなぁ。 ![]() ![]() ![]() もっとゆっくりしていたかったけど、体は疲れていたのでホテルに戻って寝ることにした。でもやっぱり1時間おきに起きる感じで、よく眠れないんだよなぁ。こんなに時差ボケが続くのは、歳のせいなんだろうか?
by alexsea
| 2017-12-02 00:00
| 旅行記
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